JP2021156115A - 梁接合構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】H形断面梁の上フランジを支持部材に直接的に接合しない梁接合構造において、機能性を損なうことなく経済的な施工を可能にする。【解決手段】第1の上フランジ、第1の下フランジおよび第1のウェブを有する第1のH形断面梁と、第1のウェブにボルト接合される第1の部分、および第1の下フランジに作用する圧縮力が第1の圧縮力伝達手段によって伝達される第2の部分を含み、第1の上フランジに直接的に接合される部分を含まない支持部材とを備え、第1の圧縮力伝達手段の圧縮耐力は、第1の下フランジの断面圧縮耐力よりも小さい、梁接合構造が提供される。【選択図】図3

Description

本発明は、梁接合構造に関する。
例えばRC梁または壁と大梁との間、または大梁と小梁との間のような梁端接合部は、一般的に剛接合またはピン接合として設計される。支持部材を大梁とした例でいうと、剛接合の場合には小梁の上下フランジを大梁に溶接またはボルト接合し、さらに小梁のウェブを大梁にボルト接合する。ピン接合の場合、小梁のウェブを大梁に取り付けたフィンプレート(シアプレート、ガセットプレート等ともいう)にボルト接合し、小梁の上下フランジは大梁に接合しない。
これに対して、非特許文献1には、水平力を負担しないグラビティフレームや、水平力が小さく逆対称曲げにならない場合のモーメントフレームなど、接合部のモーメントが逆転しない荷重条件下において梁と床スラブとをシアコネクタで一体化した合成構造が記載されている。この場合、小梁の上フランジは大梁に直接的には接合されないが、床スラブの中の鉄筋を介して引張力が伝達されるため、容易に接合部の剛性を高めることができる。接合部の剛性を高めることによって、梁のたわみや梁中央の曲げモーメントが低減され、設計の余裕度を高めたり、梁断面をより小さくしたりできる。
EUROPEAN COMMITTEE FOR STANDARDIZATION、「Eurocode 4: Design of composite steel and concrete structures Part 1-1: General rules and rules for buildings」、2009年4月
しかしながら、上記の非特許文献1に記載されたような接合部の場合、施工中に床スラブのコンクリートが硬化する前の状態では小梁の上フランジを介した引張力の伝達がされないため、下フランジを大梁に接合しない場合には実質的にピン接合と同等の剛性しか発揮されない。一方、非特許文献1には接触部材を用いて小梁の下フランジから大梁に圧縮力を伝達することも記載されているが、下フランジと大梁との間の接合部を全強接合、すなわち下フランジの母材が降伏するまで接合部が破壊しない接合とする場合、下フランジの全幅にわたる完全溶け込み溶接や下フランジの断面積よりも大きい接触部材が必要になるが、溶接部の施工延長が長くなったり、接触部材が大型化したりすることは施工の経済性を低下させる。
そこで、本発明は、H形断面梁の上フランジを支持部材に直接的に接合しない梁接合構造において、機能性を損なうことなく経済的な施工を可能にする梁接合構造を提供することを目的とする。
[1]第1の上フランジ、第1の下フランジおよび第1のウェブを有する第1のH形断面梁と、第1のウェブにボルト接合される第1の部分、および第1の下フランジに作用する圧縮力が第1の圧縮力伝達手段によって伝達される第2の部分を含み、第1の上フランジに直接的に接合される部分を含まない支持部材とを備え、第1の圧縮力伝達手段の圧縮耐力は、第1の下フランジの断面圧縮耐力よりも小さい、梁接合構造。
[2]第1の下フランジの幅方向における第1の圧縮力伝達手段の合計寸法は、第1の下フランジの幅よりも短い、[1]に記載の梁接合構造。
[3]合計寸法は、第1の下フランジの幅の20%以上80%以下である、[2]に記載の梁接合構造。
[4]第1の圧縮力伝達手段の材料強度は、第1の下フランジの材料強度よりも小さい、[1]から[3]のいずれか1項に記載の梁接合構造。
[5]第1の圧縮力伝達手段は、第1のウェブと第1の下フランジとの交差部分を除く部分にのみ配置される、[1]から[4]のいずれか1項に記載の梁接合構造。
[6]第1の圧縮力伝達手段は、第1の下フランジの端面と第2の部分との間に介挿される接触部材である、[1]から[5]のいずれか1項に記載の梁接合構造。
[7]接触部材は、一様な断面形状を有する、[6]に記載の梁接合構造。
[8]第2の部分は、第1の下フランジに平行な板状部分であり、第1の圧縮力伝達手段は、第1の下フランジの端面と板状部分の端面との間に形成される突合せ溶接部である、[1]から[5]のいずれか1項に記載の梁接合構造。
[9]第2の部分は、第1の下フランジに平行な板状部分であり、第1の圧縮力伝達手段は、第1の下フランジまたは板状部分のいずれか一方の端面と他方の上面との間に形成される隅肉溶接部である、[1]から[5]のいずれか1項に記載の梁接合構造。
[10]コンクリート、およびコンクリートに埋設され少なくとも第1のH形断面梁の材軸方向に延びる引張力伝達部材を含み、第1のH形断面梁および支持部材の上方に配置されるRCスラブまたはデッキ合成スラブと、第1の上フランジおよび支持部材にそれぞれ接合されるとともに、RCスラブまたはデッキ合成スラブを構成するコンクリートに定着させられる係止部材とをさらに備える、[1]から[9]のいずれか1項に記載の梁接合構造。
[11]第1の圧縮力伝達手段の圧縮耐力は、梁接合構造におけるRCスラブまたはデッキ合成スラブの有効幅領域内に配置された引張力伝達部材の引張耐力、および第1のH形断面梁の負曲げ領域内に配置された係止部材のせん断耐力のうち小さい方の耐力以上である、[10]に記載の梁接合構造。
[12]支持部材に対して第1のH形断面梁の反対側に配置され、第2の上フランジ、第2の下フランジおよび第2のウェブを有する第2のH形断面梁をさらに備え、支持部材は、第2のウェブにボルト接合される第3の部分、および第2の下フランジに作用する圧縮力が第2の圧縮力伝達手段によって伝達される第4の部分をさらに含み、第2の上フランジに直接的に接合される部分を含まず、第2の圧縮力伝達手段の圧縮耐力は、第2の下フランジの断面圧縮耐力よりも小さい、[1]から[11]のいずれか1項に記載の梁接合構造。
[13]支持部材は、第3の上フランジ、第3の下フランジおよび第3のウェブを有する第3のH形断面梁であり、第2の部分は、第3の下フランジの側端面であり、第1のH形断面梁と第3のH形断面梁との断面高さが等しい、[1]から[12]のいずれか1項に記載の梁接合構造。
上記の構成によれば、例えば接触部材のサイズが小さくなったり、溶接部の施工延長が短くなったりすることによって、経済的な施工が可能になる。梁接合構造における必要十分な曲げ耐力を考慮した場合、圧縮力伝達手段が下フランジの断面圧縮耐力と同等の圧縮耐力を有する必要は必ずしもないため、上記の構成とする場合も梁接合構造の機能性は損なわれない。
本発明の第1の実施形態に係る梁接合構造の断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る梁接合構造の斜視図である。 図2の拡大図である。 接触部材の別の例を示す図である。 接触部材のさらに別の例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る梁接合構造の構造解析の条件について説明するための図である。 図6に示した解析において接合部で発生するモーメントの大きさを示すグラフである。 図6に示した解析において接合部で発生するモーメントの大きさを示すグラフである。 図6に示した解析における曲げ耐力に関する特徴値を下フランジの幅に対する接触部材の寸法比ごとに示すグラフである。 図6に示した解析における曲げ耐力に関する特徴値を下フランジの幅に対する接触部材の寸法比ごとに示すグラフである。 図6に示した解析における曲げ耐力に関する特徴値を下フランジの幅に対する接触部材の寸法比ごとに示すグラフである。 図8Aから図8Cに示される特徴値の算出方法を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る梁接合構造の別の例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る梁接合構造のさらに別の例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る梁接合構造のさらに別の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る梁接合構造を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る梁接合構造の別の例を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1および図2は、本発明の第1の実施形態に係る梁接合構造を示す図である。図1に示される梁接合構造は、小梁1と、大梁2と、フィンプレート31と、リブ32と、接触部材4と、RCスラブ5と、シアコネクタ6とを含む。なお、図2ではRCスラブの図示を省略している。小梁1は、上フランジ11と、下フランジ12と、ウェブ13とを含むH形断面梁である。大梁2は、小梁1の材軸方向に直交する方向に延び、上フランジ21と、下フランジ22と、ウェブ23とを含む別のH形断面梁である。
本実施形態では、大梁2、フィンプレート31およびリブ32によって構成される支持部材が小梁1を支持する。具体的には、フィンプレート31は大梁2の上フランジ21、下フランジ22、およびウェブ23にそれぞれ溶接され、小梁1のウェブ13にボルト33を用いて接合される板状部分である。リブ32は、フィンプレート31およびウェブ23に溶接され、接触部材4を介して小梁1の下フランジ12に接触する板状部分である。接触部材4は、小梁1の下フランジ12とリブ32との間の隙間に介挿され、隙間の大きさに合わせて寸法が可変であることによって、隙間の大きさにかかわらず下フランジ12とリブ32との間の接触を維持し、圧縮力伝達手段として機能する。
一方、小梁1の上フランジ11は直接的には支持部材に接合されない。小梁1の上フランジ11および大梁2の上フランジ21からそれぞれ突出する係止部材であるシアコネクタ6がRCスラブ5に定着することによって、上フランジ11に作用する小梁1の材軸方向の引張力が上フランジ11と支持部材との間で伝達される。より具体的には、RCスラブ5は、コンクリート51と、コンクリート51に埋設され少なくとも小梁1の材軸方向に延びる鉄筋52と、デッキプレート53とを含み、鉄筋52が引張力伝達部材として機能する。RCスラブに代えて、デッキ合成スラブを用いてもよい。この場合は、鉄筋52を含むデッキ合成スラブが引張力伝達部材として機能する。
図3は、図2の拡大図である。図示されているように、支持部材を構成するリブ32と小梁1の下フランジ12とは接触部材を介して互いに接触し、これによって下フランジ12と支持部材との間で、下フランジ12に作用する小梁1の材軸方向の圧縮力が伝達される。本実施形態において、下フランジ12とリブ32との間には、ウェブ13の両側に1つずつ、合わせて2つの接触部材4A,4Bが介挿される。つまり、図示された例において、接触部材4A,4Bはウェブ13と下フランジ12との交差部分を除く部分にのみ配置される。また、接触部材4A,4Bは、下フランジ12の幅方向端部には配置されていない。
本実施形態では、上記のような接触部材4A,4Bの配置によって、下フランジ12の幅方向における接触部材4A,4Bの合計寸法wcp1+wcp2が、下フランジ12の幅Bよりも短くなる(wcp1+wcp2<B)。従って、下フランジ12とリブ32との間の接触部材4A,4Bを介した接触面積Scpは下フランジ12の断面積Sよりも小さい(Scp<S)。これによって、接触部材4A,4Bと下フランジ12との間で材料強度が同程度である場合、接触部材4A,4Bの圧縮耐力Ycpが下フランジ12の断面圧縮耐力Yよりも小さくなる。後述するように、接触部材4A,4Bの圧縮耐力Ycpが下フランジ12の断面圧縮耐力Yよりも小さいことには利点があるため、上記のような寸法差をもたせるとともに、あるいは寸法差がない場合(wcp1+wcp2=B)であっても、接触部材4A,4Bの材料強度を下フランジ12の材料強度よりも小さくしてもよい。
特に小梁1のスパンが長い(例えば8m以上の)ような場合、たわみ量の制限を満たすように小梁1の断面を設計すると曲げ耐力やせん断耐力には余裕があり、実際の存在応力は小梁1の断面耐力、具体的には降伏応力よりも小さくなる。従って、上記の接触部材の圧縮耐力Ycpを下フランジ12の断面圧縮耐力Yよりも小さくしても、実際の存在応力に対してなおも余裕があると考えられる。また、RCスラブ5のコンクリート51が硬化した後は、鉄筋52を介して伝達される引張力と接触部材4A,4Bを介して伝達される圧縮力とが釣り合いの系を形成することによって接合部の曲げ耐力が発揮されるため、接触部材の圧縮耐力Ycpを下フランジ12の断面圧縮耐力Yほど大きくしなくても、接合部の曲げ耐力は変わらない。
具体的には、上記のように接合部の曲げ耐力を考慮した場合、接触部材の圧縮耐力Ycpは、大梁2に小梁1を接合する梁接合構造におけるRCスラブ5の有効幅領域内に配置された鉄筋52の引張耐力の総和、および小梁1の負曲げ領域内に配置されたシアコネクタ6のせん断耐力のうち小さい方の耐力以上であれば十分である。なお、RCスラブ5の有効幅領域については、日本建築学会発行の「各種合成構造設計指針・同解説」、またはEUROPEAN COMMITTEE FOR STANDARDIZATION、「Eurocode 4: Design of composite steel and concrete structures Part 1-1:General rules and rules for buildings」に規定された合成梁のスラブ有効幅の算出方法によって決定することができる。また、小梁1の負曲げ領域は、大梁2との接合部から小梁1の材軸方向中央に向かって曲げモーメントの反曲点位置までの領域、すなわち小梁1に作用する曲げモーメントが上フランジ11側で引張、下フランジ12側が圧縮になる領域である。
上記のような知見に基づき、本実施形態では、接触部材を下フランジ12の全幅に配置せず、接触部材4A,4Bの合計寸法を下フランジ12の幅よりも小さくしている。これによって、接触部材4A,4Bのサイズが小さくなり、施工性が向上する。また、接触部材4A,4Bに用いられる鋼材量も削減することができる。
一方、梁接合構造の施工中にRCスラブ5のコンクリート51が硬化する前の状態では、小梁1の上フランジ11を介した引張力の伝達がされない。この状態において、小梁1および未硬化のRCスラブ5に作用する鉛直荷重(主に小梁1及びRCスラブ5の自重)に対しては、小梁1のウェブ13をフィンプレート31に接合するボルト33のすべり抵抗と、接触部材4A,4Bを介して伝達される圧縮力とが釣り合いの系を形成することによって曲げ耐力が発揮される。この場合において、上記の接触部材の圧縮耐力Ycpが必要以上に大きいと、接合部の回転中心が下フランジ12に近づき、回転中心から遠いボルト33にかかる力が大きくなる。これによってボルト33とウェブ13およびフィンプレート31との間が早期にすべり、曲げ耐力が小さくなることによって小梁1のたわみが大きくなる可能性がある。本実施形態では、機能性を損なわない範囲で圧縮耐力Ycpを小さくすることによって、接合部の回転中心を下フランジ12から遠ざけ、ボルト33と回転中心とを近づけることでボルト33にかかる力を小さくし、すべりを抑制することによって曲げ耐力を維持し、小梁1のたわみを小さくすることができる。
このようにして、本実施形態では、小梁1の上フランジ11を支持部材に直接的に接合しない梁接合構造において、機能性を損なうことなく経済的な施工が可能になる。なお、接触部材の構成は図示された例には限られず、例えば特許第6635175号公報や特許第6631679号公報などに記載されたような各種の接触部材を用いることができる。本実施形態に係る接触部材4、および上記の文献に記載された他の接触部材は、いずれも一様な断面形状を有するため、例えば押出成形によって容易に製造することができる。また、上記の例では小梁1のウェブ13の両側に1つずつ、合わせて2つの接触部材が介挿されたが、例えばウェブ13にスカラップを形成するなどして、ウェブ13を貫通する単一の接触部材を介挿してもよい。あるいは、3つ以上の接触部材を小梁1とリブ32との間に介挿してもよい。
図4は、本実施形態を適用可能な接触部材の別の例を示す図である。図4に示された例において、接触部材4Pは、第1の接触面、および第1の接触面の反対側に位置する第2の接触面によって形成されるテーパー形状の断面を有する本体部41と、本体部41におけるテーパー形状の先端側から第1の接触面および第2の接触面の両方に交差する方向に突出し、第1の接触面または第1の接触面の延長面に交差する軸線に沿って貫通孔が形成される腕部42とを含む。腕部42の貫通孔にはボルト43のような棒状の締結手段が挿通される。図示された例において、本体部41の第1および第2の接触面は、それぞれ小梁1の下フランジ12の端面12E、およびリブ32の端面32Eに接触する。また、ボルト43の先端はリブ32の上面32Uに当接される。
図5は、図1から図3の例に示された接触部材の拡大図である。図5に示された例において、接触部材4Qは、第1後接触面411、および第1後接触面411に対して傾斜した第1前接触面412を有する第1部材41Qと、第2後接触面421、第2後接触面421に対して傾斜し第1前接触面412に接触する第2前接触面422を有する第2部材42Qとを含む。図1から図3の例に示された例において、第1後接触面411は小梁1の下フランジ12の端面に接触し、第2後接触面421はリブ32の端面に接触する。第2部材42Qには、下フランジ12およびリブ32の端面の少なくともいずれかに直交する軸に沿った方向に延びる部分を含む形状の貫通孔424が形成される。接触部材4Qは、さらに、第1部材41Qに固定され、第2部材42Qの貫通孔424に挿通される棒状部材、具体的にはボルト43Qを含む。
図示された例において、第1部材41Qには下フランジ12が挿入される溝部413が形成され、第1後接触面411は溝部413の底面413Bを形成する。ボルト43Qは頭部431を除く全長にわたってねじ溝を有し、貫通ねじ孔414に螺合することによって第1部材41Qに固定される。また、ナット44Qがボルト43Qに螺合し、第1部材41Qとは反対側から第2部材42Qに向かって締め付けることが可能なように配置される。ボルト43Qは第1部材41Qの貫通ねじ孔414を貫通して溝部413の側面413Sから突出する。これによって、溝部413に下フランジ12が挿入された場合にボルト43Qの端部を下フランジ12の板面に接触させ、対向する溝部113の側面との間で下フランジ12を締め付けることができる。なお、接触部材4Qが図1から図3の例とは逆に配置され、リブ32が溝部413に挿入されてもよい。
図6は、本発明の第1の実施形態に係る梁接合構造の構造解析の条件について説明するための図である。図6に示すような寸法の梁接合構造で、施工中、すなわちRCスラブのコンクリートが未硬化の状態における接触部材の挙動を評価するために、大梁の幅方向中心(対称面)から1500mmの位置で小梁の50mmの鉛直変位δを与えた場合について有限要素解析(FEA)を実施した。小梁1のウェブとフィンプレートとの間は、6本のボルト(F10T 6−M20)で接合する。解析は、実施例として図3に示した接触部材の幅wcp(=wcp1=wcp2)を20mm、40mmおよび80mmの間で変化させるとともに、以下で表1に示すように小梁のウェブとフィンプレートとの間の摩擦係数μを0.45と0.80との間で変化させた(接触部材と小梁の下フランジおよびリブとの間の摩擦係数μは0.45で固定)6通りのケース(No.1〜No.6)を行った。比較例として接触部材を配置しないケース(No.7)と、下フランジとリブとの間を下フランジの幅方向全域にわたって接合し、小梁のウェブとフィンプレートとの間の摩擦係数μを0.45と0.80との間で変化させた2通りのケース(No.8、No.9)で行った。実施例と比較例あわせて合計9通りのケースで解析を実施した。
Figure 2021156115
図7Aおよび図7Bは、図6に示した解析において接合部で発生するモーメントの大きさを示すグラフである。グラフに示された接合部のモーメントMは、大梁の幅方向中心(対称面)からの距離Lの位置で小梁に鉛直変位δが発生しているときに、この位置に加えられている荷重の大きさPと接合部までの距離Lとの積として算出される(M=P・L)。図7Aには小梁のウェブとフィンプレートとの間の摩擦係数μが0.45のケース(No.1、No.3およびNo.5)の結果が比較例(No.7、No.8)とともに示され、図7Bには同様に摩擦係数μが0.80のケース(No.2、No.4およびNo.6)の結果が比較例(No.9)とともに示されている。いずれのグラフでも、同じ鉛直変位δに対して、接触部材の幅wcpの合計がフランジ幅より小さいケースの方がモーメントM、すなわち曲げ耐力が大きい。これは、上記で説明したように、上フランジ側で引張力が伝達されない場合、接触部材の圧縮耐力Ycpが小さいほど、接合部の回転中心が下フランジから遠ざかってフィンプレートと小梁のウェブとの間のボルト接合部にかかる力が小さくなり、ボルト接合部のすべりが抑制されることによって曲げ耐力が維持されることを示している。
図8Aから図8Cは、図6に示した解析における曲げ耐力に関する特徴値を下フランジの幅に対する接触部材の寸法比Σwcp/Bごとに示すグラフである。特徴値は、いずれも、摩擦係数μが0.45、0.80のそれぞれのケースごとに、接触部材の幅が下フランジの幅に等しいケース(No.8、No.9)の解析結果を1として正規化して示されている。図8Aには初期回転剛性Sが、図8Bには降伏モーメント抵抗Mj,yが、図8Cには塑性モーメント抵抗Mj,plが、それぞれ示されている。これらの特徴値の算出方法は、図9に示されている。なお、図9のグラフにおいて、φは接合部における小梁の大梁に対する回転角度である。いずれのグラフでも、寸法比Σwcp/Bが0.2以上0.8以下、すなわち接触部材の合計寸法Σwcpが小梁の下フランジの幅の20%以上80%以下になる範囲で、曲げ耐力に関する特徴値が寸法比Σwcp/Bが0(接触部材なし)の場合に比べて大きく向上し、寸法比Σwcp/Bが1の場合に比べても同等以上の値になっている。なお、図6に示した例の場合、小梁の下フランジの幅Bは200mmであり、安定した応力の伝達のためには接触部材1つあたりの幅wcpが20mm以上であることが好ましい。この場合、寸法比Σwcp/Bは20×2/200=0.2以上になる。
図10は、本発明の第1の実施形態に係る梁接合構造の別の例を示す図である。図示された例では、2つの小梁1が、大梁2を幅方向の両側から挟んで対向するように配置され、大梁2とともに支持部材を構成するフィンプレート31およびリブ32、ならびに接触部材4も、大梁2の両側にそれぞれ配置される。つまり、図示された例では、梁接合構造が第1のH形断面梁、および支持部材に対して第1のH形断面梁の反対側に配置される第2のH形断面梁を含み、支持部材が第1および第2のH形断面梁のそれぞれのウェブ13にボルト接合される1対のフィンプレート31と、それぞれの下フランジ12から接触部材4によって圧縮力が伝達される1対のリブ32とを含む。一方、支持部材は、第1および第2のH形断面梁のそれぞれの上フランジ11に直接的に接合される部分を含まない。図示された例において、RCスラブ5は、2つの小梁1およびそれらの間の大梁2の上方に配置され、それぞれの小梁1の上フランジ11、および大梁2の上フランジ21は、シアコネクタ6を用いてRCスラブ5に接合される。この例でも、上記の例と同様に、それぞれの小梁1について、下フランジ12の幅方向についてリブ32との間の接触部材の合計寸法を下フランジ12の幅よりも小さくすることによって、機能性を損なうことなく経済的な施工が可能になる。
図11は、本発明の第1の実施形態に係る梁接合構造のさらに別の例を示す図である。図示された例では、小梁1の下フランジ12およびウェブ13が大梁2のウェブ23付近まで延び、小梁1の上フランジ11およびウェブ13の一部が大梁2の上フランジ21と干渉する部分において切り欠かれている。これによって、小梁1の下フランジ12の端面は大梁2のウェブ23に対向し、接触部材4は小梁1の下フランジ12と大梁2のウェブ23との間に介挿される。従って、図示された例では大梁2とフィンプレート31とが支持部材を構成し、大梁2のウェブ23に小梁1の下フランジ12から接触部材4を介して圧縮力が伝達される。この例でも、上記の例と同様に、小梁1の下フランジ12の幅方向について、大梁2のウェブ23との間に介挿される接触部材4の合計寸法を下フランジ12の幅よりも小さくすることによって、機能性を損なうことなく経済的な施工が可能になる。
図12は、本発明の第1の実施形態に係る梁接合構造のさらに別の例を示す図である。図示された例では、小梁1の断面高さ(梁せい)と、大梁2の断面高さ(梁せい)とが等しい。これによって、小梁1の下フランジ12の材軸方向の端面は大梁2の下フランジ22の幅方向の側端面に対向し、接触部材4は小梁1の下フランジと大梁2の下フランジ22との間に介挿される。従って、図示された例では大梁2とフィンプレート31とが支持部材を構成し、大梁2の下フランジ22に小梁1の下フランジ12から接触部材4を介して圧縮力が伝達される。この例でも、上記の例と同様に、小梁1の下フランジ12の幅方向について、大梁2の下フランジ22との間に介挿される接触部材の合計寸法を下フランジ12の幅よりも小さくすることによって、機能性を損なうことなく経済的な施工が可能になる。
(第2の実施形態)
図13は、本発明の第2の実施形態に係る梁接合構造を示す図である。図13に示される梁接合構造は、小梁1と、大梁2と、フィンプレート31と、リブ32と、RCスラブ5と、シアコネクタ6とを含む。上記の各部材の構成は第1の実施形態と同様であるが、本実施形態では接触部材が配置されず、代わりに小梁1の下フランジ12とリブ32との間に形成される突合せ溶接部7Aが圧縮力伝達手段として機能する。具体的には、突合せ溶接部7Aは、小梁1の下フランジ12の端面と、支持部材を構成し下フランジ12に平行な板状部分であるリブ32の端面との間に、裏当金71を用いて形成される。
本実施形態では、下フランジ12の幅方向における突合せ溶接部7Aの合計寸法が、下フランジ12の幅よりも短い。具体的には、例えば、突合せ溶接部7Aはウェブ13と下フランジ12との交差部分を除く部分にのみ形成され、また突合せ溶接部7Aは下フランジ12の幅方向端部には形成されない。これによって、突合せ溶接部7Aを形成する溶接金属と下フランジ12との間で材料強度が同程度である場合、突合せ溶接部7Aの圧縮耐力は下フランジ12の断面圧縮耐力よりも小さくなる。上記の第1の実施形態の例と同様に、突合せ溶接部7Aの圧縮耐力が下フランジ12の断面圧縮耐力よりも小さいことには利点があるため、上記のような寸法差をもたせるとともに、あるいは寸法差がない場合(突合せ溶接部が下フランジの全幅に形成される場合)であっても、突合せ溶接部7Aを形成する溶接金属の材料強度を下フランジ12の材料強度よりも小さくしてもよい。
本実施形態では、突合せ溶接を下フランジ12の全幅に形成せず、突合せ溶接部7Aの合計長さを下フランジ12の幅よりも小さくすることによって、溶接部の施工延長が短くなり、機能性を損なうことなく経済的な施工が可能になる。また、突合せ溶接部7Aを形成するための溶接金属の使用量も削減することができる。
図14は、本発明の第2の実施形態に係る梁接合構造の別の例を示す図である。図示された例では、小梁1の下フランジ12が、リブ32の上面に載せかけられるように配置されており、載せかけられた下フランジ12の端面とリブ32の上面との間に隅肉溶接部7Bが形成される。この場合も、支持部材を構成するリブ32と小梁1との間で隅肉溶接部7Bを介して圧縮力が伝達される。従って、下フランジ12の幅方向について、隅肉溶接部7Bの合計寸法を下フランジ12の幅よりも短くすることによって、機能性を損なうことなく経済的な施工が可能になる。なお、例えば上記で図11および図12に示されたような小梁1と大梁2との接合部においても、接触部材を図13または図14に示されたような溶接部に置き換えることが可能である。また、図14に示された例とは逆にリブが下フランジの上面に載せかけられ、リブの端面と下フランジの上面との間に隅肉溶接部が形成されてもよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1…小梁、11…上フランジ、12…下フランジ、13…ウェブ、2…大梁、21…上フランジ、22…下フランジ、23…ウェブ、31…フィンプレート、32…リブ、33…ボルト、4,4A,4B,4P,4Q…接触部材、5…RCスラブ、51…コンクリート、52…鉄筋、53…デッキプレート、6…シアコネクタ、7A…突合せ溶接部、7B…隅肉溶接部、71…裏当金。

Claims (13)

  1. 第1の上フランジ、第1の下フランジおよび第1のウェブを有する第1のH形断面梁と、
    前記第1のウェブにボルト接合される第1の部分、および前記第1の下フランジに作用する圧縮力が第1の圧縮力伝達手段によって伝達される第2の部分を含み、前記第1の上フランジに直接的に接合される部分を含まない支持部材と
    を備え、
    前記第1の圧縮力伝達手段の圧縮耐力は、前記第1の下フランジの断面圧縮耐力よりも小さい、梁接合構造。
  2. 前記第1の下フランジの幅方向における前記第1の圧縮力伝達手段の合計寸法は、前記第1の下フランジの幅よりも短い、請求項1に記載の梁接合構造。
  3. 前記合計寸法は、前記第1の下フランジの幅の20%以上80%以下である、請求項2に記載の梁接合構造。
  4. 前記第1の圧縮力伝達手段の材料強度は、前記第1の下フランジの材料強度よりも小さい、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の梁接合構造。
  5. 前記第1の圧縮力伝達手段は、前記第1のウェブと前記第1の下フランジとの交差部分を除く部分にのみ配置される、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の梁接合構造。
  6. 前記第1の圧縮力伝達手段は、前記第1の下フランジの端面と前記第2の部分との間に介挿される接触部材である、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の梁接合構造。
  7. 前記接触部材は、一様な断面形状を有する、請求項6に記載の梁接合構造。
  8. 前記第2の部分は、前記第1の下フランジに平行な板状部分であり、
    前記第1の圧縮力伝達手段は、前記第1の下フランジの端面と前記板状部分の端面との間に形成される突合せ溶接部である、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の梁接合構造。
  9. 前記第2の部分は、前記第1の下フランジに平行な板状部分であり、
    前記第1の圧縮力伝達手段は、前記第1の下フランジまたは前記板状部分のいずれか一方の端面と他方の上面との間に形成される隅肉溶接部である、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の梁接合構造。
  10. コンクリート、および前記コンクリートに埋設され少なくとも前記第1のH形断面梁の材軸方向に延びる引張力伝達部材を含み、前記第1のH形断面梁および前記支持部材の上方に配置されるRCスラブまたはデッキ合成スラブと、
    前記第1の上フランジおよび前記支持部材にそれぞれ接合されるとともに、前記RCスラブまたは前記デッキ合成スラブを構成するコンクリートに定着させられる係止部材と
    をさらに備える、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の梁接合構造。
  11. 前記第1の圧縮力伝達手段の圧縮耐力は、前記梁接合構造における前記RCスラブまたは前記デッキ合成スラブの有効幅領域内に配置された前記引張力伝達部材の引張耐力、および前記第1のH形断面梁の負曲げ領域内に配置された前記係止部材のせん断耐力のうち小さい方の耐力以上である、請求項10に記載の梁接合構造。
  12. 前記支持部材に対して前記第1のH形断面梁の反対側に配置され、第2の上フランジ、第2の下フランジおよび第2のウェブを有する第2のH形断面梁をさらに備え、
    前記支持部材は、前記第2のウェブにボルト接合される第3の部分、および前記第2の下フランジに作用する圧縮力が第2の圧縮力伝達手段によって伝達される第4の部分をさらに含み、前記第2の上フランジに直接的に接合される部分を含まず、
    前記第2の圧縮力伝達手段の圧縮耐力は、前記第2の下フランジの断面圧縮耐力よりも小さい、請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の梁接合構造。
  13. 前記支持部材は、第3の上フランジ、第3の下フランジおよび第3のウェブを有する第3のH形断面梁であり、
    前記第2の部分は、前記第3の下フランジの側端面であり、
    前記第1のH形断面梁と前記第3のH形断面梁との断面高さが等しい、請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の梁接合構造。
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