JP6427917B2 - 柱梁接合構造 - Google Patents

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本発明は、鋼構造建築物の梁材などに使用されるH形鋼、およびこのH形鋼からなる梁と柱との柱梁接合構造に関する。
H形鋼を鋼構造建築物の架構を形成する梁材に使用し、同架構にH形断面の柱を使用して、柱フランジに溶接で剛接合する場合において、通常は、梁フランジからの応力を伝達する目的で、柱フランジの内面にスチフナを設置する形態で使用されることが多い(例えば特許文献1および2参照)。
一方で柱フランジの内面にスチフナを設置しない場合は、梁フランジに直交する柱フランジの面外曲げが生じるため、接合部近傍の梁フランジの応力は幅方向で均一にならず、フランジ面外剛性の大きい柱ウェブの中心で最も大きく、柱ウェブから距離のあるフランジ縁端側で小さくなる。
特開2007−327296公報 特開2014−9563号公報
このように梁フランジに応力集中が生じることにより、柱ウェブ位置と梁フランジの接合部の交点である箇所に発生するひずみは、梁フランジ内を一様な応力分布と想定した場合よりも過大となり、地震等の外力を架構が受けた場合に早期の破壊が生じる可能性が考えられる。前述の柱フランジの内面にスチフナを設置する目的の一つはこの応力集中による早期の破壊を回避することであり、現実にもこのような形態で使用される場合が多い。
しかしながら、その一方で、梁フランジと柱の接合部全てにスチフナを設置することは、架構の製作費および製作期間の増大を招き、経済的な課題を内包している。
前述の梁フランジの応力集中を回避する他の方法としては、柱フランジの板厚を厚くして面外曲げに対する剛性を上昇させる手段が考えられるが、当然ながらこの方法は、柱の鋼材量を増加させ架構に要する材料費の上昇を招くので、スチフナを設置する手段と同様に、経済的な課題を解決できない。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、梁フランジと柱の接合部において柱側にスチフナを設置することなく、かつ鋼材量の増加を招かずに、応力集中による接合部近傍の梁フランジの早期の破壊を回避することが可能なH形鋼およびこのH形鋼からなる梁と柱の柱梁接合構造を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明のH形鋼は、上下のフランジの幅方向中央部の板厚が、当該幅方向中央部より外側の両縁端部の板厚よりも厚く形成され、
前記フランジの幅をB、前記両縁端部の板厚をt1、前記幅方向中央部の板厚をt2とすると、
前記幅方向中央部の幅がB/3以下とされ、
前記板厚t2に対する板厚t1の比率(t1/t2)が0.40以上、0.77以下に設定され、
前記フランジの幅方向中央部と両縁端部の板厚差により生じる段差をフランジ内面側に有していることを特徴とする。
本発明においては、H形鋼の上下フランジの幅方向中央部の板厚が、両縁端部の板厚よりも厚く形成されているので、質量増加(断面積の増加)をほとんど伴わずに、強軸回りの曲げ耐力、曲げ剛性を低下させない形状とすることができる。
また、フランジの幅方向中央部と両縁端部の板厚差により生じる段差をフランジ内面側に有しているので、工事施工上の利点が高くなる。
ここで、幅方向中央部の幅がB/3以下とされ、板厚t2に対する板厚t1の比率(t1/t2)が0.40以上0.77以下に設定されているのは、本発明に係るH形鋼からなる梁をH形断面を有する柱に接合した場合において、幅方向中央部の幅がB/3を超え、かつ、板厚t2に対する板厚t1の比率(t1/t2)が0.4未満、また、0.77を超えると、本発明のH形鋼のフランジにおけるひずみ発生量が、フランジの板厚が一様な従来のH形鋼のフランジのひずみ発生量より、梁弾性時、梁降伏時、梁全塑性時のいずれかにおいて、大きくなるからである。
また、本発明の柱梁接合構造は、H形の断面を有する柱の柱フランジに、前記H形鋼からなる梁が前記柱フランジの内面側に応力伝達用のスチフナを設けない状態で接合され、
前記梁の梁ウェブと前記柱の柱ウェブとが同一平面内に位置していることを特徴とする。
ここで、梁ウェブと柱ウェブとが同一平面内に位置しているとは、梁ウェブの厚さの中心の仮想平面と柱ウェブの厚さの中心の仮想平面とが同一平面内に位置することを意味する。
本発明においては、柱フランジに前記H形鋼からなる梁が、梁ウェブと柱ウェブとが同一平面内に位置するようにして接合されているので、柱ウェブ中心付近に発生する梁フランジ軸方向のひずみを低下させ、早期破壊を回避できる。
本発明によれば、鋼材量の増加を招かずに、応力集中による接合部近傍の梁フランジの早期の破壊を回避することができる。
本発明に係るH形鋼の一例を示す断面図である。 従来のH形鋼の一例を示す断面図である。 本発明に係る柱梁接合構造の一例を示す斜視図である。 本発明の実施形態における数値解析のモデル図であり、(a)は斜視図、(b)は梁フランジの断面図である。 本発明の実施形態における数値解析における梁フランジの載荷荷重と載荷点変位を無次元化した履歴を示すグラフである。 図5の荷重−変形履歴における梁フランジの板厚比とひずみ発生量を無次元化した値をとの関係を示すグラフであり、(a)は梁弾性時、(b)は梁降伏時、(c)は梁全塑性時におけるものである。 本発明に係るH形鋼の梁フランジどうしを添接板を用いて摩擦接合した場合の接合部の断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1は本実施の形態に係るH形鋼1の断面図、図2は従来の通常のH形鋼10の断面図である。
H形鋼1は、上下のフランジ2,2と、これら上下のフランジ2,2を接続するウェブ3とを有している。また、H形鋼1では、上下のフランジ2,2の幅方向中央部4の板厚が、当該幅方向中央部4より外側の両縁端部5の板厚よりも厚く形成されている。また、この幅方向中央部4はフランジ2の長手方向(図1において紙面と直交する方向)において連続して形成されている。
そして、フランジ2の幅をB、両縁端部5の板厚をt1、幅方向中央部4の板厚をt2とすると、幅方向中央部4の幅B2がB/3以下とされており、板厚t2に対する板厚t1の比率(t1/t2)が0.40以上0.77以下に設定されている。
このように、H形鋼1は、図2に示す従来のH形鋼10に比して、フランジ2の幅方向中央部4の板厚t2が増加しており、両縁端部5の板厚t1は等しくなっている。なお、従来のH形鋼10は、上下のフランジ2,2と、これら上下のフランジ2,2を接続するウェブ3とを有しており、フランジ2の板厚はt1となっており、高さHはH形鋼1と同じ高さHとなっている。
図3は、H形鋼1からなる梁1を柱11に接合した状態を示す斜視図である。
柱11はH形の断面を有しており、柱フランジ12,12と、これら柱フランジ12,12を接続する柱ウェブ13とを有している。
そして、柱フランジ12に、梁(H形鋼)1が柱フランジ12の内面側に応力伝達用のスチフナを設けない状態で接合されている。つまり、柱フランジ12の外面に、梁フランジ2および梁ウェブ3の端面が溶接よって接合されており、柱フランジ12の内面側に応力伝達用のスチフナが設けられていない。
また、柱11と梁1とは、柱ウェブ13と梁ウェブ3とが同一平面内に位置するようにして接合されている。つまり、柱11と梁1とは、柱ウェブ13の梁1の長手方向における延長線上に梁ウェブ3が位置するようにして接合されている。なお、本実施の形態では梁ウェブ3より柱ウェブ13の方が厚いので、梁ウェブ3と柱ウェブ13とが同一平面内に位置しているとは、梁ウェブ3の厚さの中心の仮想平面と柱ウェブ13の厚さの中心の仮想平面とが同一平面内に位置することを意味する。
また、梁フランジ2の幅は柱フランジ12の幅より小さくなっている。例えば、梁フランジ2の幅は柱フランジ12の幅の1/2程度となっている。
このような柱梁接合構造において、接合部近傍の梁1の梁フランジ2に発生するひずみの大きさについて、幅方向中央部4の板厚t2、両縁端部5の板厚t1、幅方向中央部4の幅B2をパラメータとして、数値解析(FEM数値解析)を行った。
すなわち、図4(a)に示すように、柱フランジ12の内面側(図4(a)において下側)にスチフナを有しない形態で、柱フランジ12の外面(図4(a)において上面)に梁フランジ2が垂直に接合されており、梁フランジ2の端部で引張力Fを梁フランジ2の軸方向に与えた場合の、柱中心面状の接合部近傍の代表点(ここでは柱フランジ12の外面から距離10mmの位置)であるA点において、引張力Fと同一方向に発生するひずみ発生量εAについて、本発明の実施の形態に係る柱梁接合構造と従来の柱梁接合構造とを比較する。なお、梁ウェブの厚さの中心(梁フランジ2の幅方向の中心)の仮想平面と柱ウェブ13の厚さの中心の仮想平面とは同一平面内に位置している。
数値解析においては、従来の通常断面(フランジの板厚が一様)の場合をケース1とし、その他(ケース2〜9)は、ケース1と梁フランジの断面積(幅方向中央部のフランジ内面側に突出している部分を除く梁フランジの断面積)と梁フランジの幅Bを等しくして、本発明の実施の形態に係る梁フランジの幅方向中央部の板厚t2と両縁端部の板厚t1の比率、幅方向中央部の厚く形成されている幅B2と梁フランジの全幅Bの比率をパラメータとして、計9通りの形状について、数値解析(FEM数値解析)を行った。また、接合される柱フランジの幅Bcは、梁フランジの幅Bの2倍とした。
図5は、数値解析結果によるフランジの載荷点における荷重と荷重方向の変形をそれぞれ降伏荷重と降伏変位で無次元化した履歴を示している。
また、表1は、前記パラメータの各条件と、各解析条件下での図5の荷重−変形履歴上の、梁弾性時、梁降伏時、および梁全塑性時の各時点における、A点のひずみ発生量εAnを、フランジの板厚が一様な条件のケース1におけるひずみ発生量εA1で無次元化した値の計算結果を示したものである。なお、nはケースナンバーを示す。
Figure 0006427917
図6は表1の結果、すなわち前記数値解析結果をグラフ化したものである。つまり、図5の荷重−変形履歴上の、梁弾性時、梁降伏時、および梁全塑性時の各時点における、各解析ケースのA点のひずみ発生量εAnを、フランジの板厚が一様な場合のケース1におけるひずみ発生量εA1で無次元化した値を縦軸とし、板厚比t1/t2を横軸として、両者の関係を示したグラフである。なお、図6は表1に示すケースナンバーのうち6〜9の値を抜粋して示している。
表1に示すように、εAn/εA1の値が1以下となる条件(表1の網掛け部分)であれば、本実施形態によるH形鋼は、従来の一様板厚のフランジを有するH形鋼よりも、ひずみ発生量が低減できるものといえる。
また、ケース1〜6では、梁弾性時においては、ひずみ発生量(εAn/εA1)がいずれも1.0を超えており、ケース7〜9では、弾性時、降伏時、および梁全塑性時のいずれにおいても、ひずみ発生量が1.0未満である。
図6(a)に示すように、梁弾性時において、t1/t2=0.25で、εAn/εA1=1.01(ケース6)、t1/t2=0.40でεAn/εA1=0.92(ケース7)となる。
また、図6(b)に示すように、梁降伏時において、全ての範囲でεAn/εA1≦1.0となる。
また、図6(c)に示すように、梁全塑性時において、t1/t2=0.25でεAn/εA1=1.13(ケース6)、t1/t2=0.40でεAn/εA1=0.95(ケース7)となる。
したがって、0.25<t1/t2<0.40の範囲にεAn/εA1=1.0となる閾値(t1/t2の閾値)が存在するものと推測できる。
よって、少なくとも0.40≦t1/t2でεAn/εA1≦1.0であることは明らかである。
図6(a)に示すように、梁弾性時において、t1/t2=0.77でεAn/εA1=0.99(ケース9)となる。
また、図6(b)に示すように、梁降伏時において、全ての範囲でεAn/εA1≦1.0となる。
また、図6(c)に示すように、梁全塑性時において、t1/t2=0.77でεAn/εA1=0.96(ケース9)となる。
したがって、梁弾性時、梁全塑性時でεAn/εA1=1.0となる閾値は、図6(a)〜(c)から工学的にt1/t2>0.77の範囲にあると判断できる。
よって、0.77≦t1/t2の範囲でεAn/εA1≦1.0であることは明らかである。
したがって、表1および図6から、図5に示す荷重−変形履歴上の各時点において、上記の条件を満足する梁フランジ形状の条件は、B2/Bの値が1/3以下で、かつt1/t2の値が0.40以上0.77以下の範囲となる。
上記の結果は、フランジ断面積を一定とした条件で確認したものであり、H形断面はフランジ断面積と図1に示すH形鋼1の断面せいHにより、ほぼ曲げ耐力および曲げ剛性が定まるので、前記条件の梁フランジ形状とすることにより、これらの値に影響を与えずに、柱ウェブ中心面上で発生する梁フランジ軸方向のひずみ発生量を低下させ、早期破壊の確率を低減できる。
このように本実施の形態によれば、フランジの幅をB、フランジの両縁端部の板厚をt1、幅方向中央部の板厚をt2とすると、幅方向中央部の幅がB/3以下とされ、板厚t2に対する板厚t1の比率(t1/t2)が0.40以上0.77以下に設定されているので、通常断面のH形鋼と同等質量で、柱フランジの内面側に応力伝達用のスチフナを設けないH形断面の柱フランジと接合する場合において、梁フランジ幅方向中央において発生するひずみ量を低減することが可能となる。したがって、地震等の外力を架構が受けた場合の梁フランジの早期破断を防止することが可能となる。
これにより、例えば、接合するH形断面の柱11の柱フランジ12の板厚を増やすことなくスチフナを省略することが可能となり、より経済的な架構を実現できる。
また、本実施の形態では、図3に示すように、梁フランジ2の幅方向中央部4と両縁端部5の板厚差により生じる段差を梁フランジ2の内面側に有しているので、フランジ外面側を平坦とし、フランジ内面側に段差を有することで、工事施工上の利点が高くなる。
図7は、本実施形態におけるH形鋼1からなる梁1の梁フランジ2どうしを接合してなる接合構造を示す要部の断面図である。なお、図7においては、梁1の一方の梁フランジ2と梁ウェブ3の一部のみを図示し、他方の梁フランジと残りの一部の梁ウェブは図示を省略している。
梁フランジ2の接合部における梁フランジ2の上面には添接板8が設けられている。この添接板8の幅方向両端部にはそれぞれ貫通孔8aが形成されている。
一方、梁フランジ2の幅方向両端部にはそれぞれ貫通孔2aが前記貫通孔8aとほぼ同軸に形成されている。
また、梁フランジ2の接合部における梁フランジ2の下面には、梁フランジ2の幅方向中央部4の両側においてフィラープレート7が設けられている。つまり、フィラープレート7,7は下側に突出している幅方向中央部4を挟むようにして梁フランジ2の下面に設けられている。このフィラープレート7には、貫通孔7aが貫通孔8a,2aとほぼ同軸に形成されている。フィラープレート7の板厚は、幅方向中央部4の板厚と両縁端部5の板厚との板厚差(t2−t1)と等しくなっている。したがって、フィラープレート7の下面は幅方向中央部4の下面とほぼ面一となっている。
また、フィラープレート7の下面と幅方向中央部4の下面には、添接板9が設けられている。この添接板9には貫通孔9aが貫通孔8a,2a,7aとほぼ同軸に形成されている。
そして、これら貫通孔8a,2a,7a,9aに高力ボルト6が挿通され、この高力ボルト6にナット6aが螺合されて締め付けられることによって、梁フランジ2どうしが摩擦接合されている。
このような梁フランジの接合構造によれば、梁フランジ2の幅方向中央部4と両縁端部5との板厚差(t2−t1)に等しいフィラープレート7を梁フランジ2の縁端側に設置し、断面内の段差を吸収することで、従来の一様板厚を有するフランジと同様に添接板8,9による摩擦接合部を実現させることができる。
なお、本実施の形態では、H形鋼1を梁1として使用する場合を例にとって説明したが、H形鋼1は、梁1に限らず、柱やその他の構造部材として使用してもよい。
1 H形鋼
2 フランジ(梁フランジ)
3 ウェブ(梁ウェブ)
4 幅方向中央部
5 両縁端部
11 柱
12 柱フランジ
13 柱ウェブ

Claims (1)

  1. H形の断面を有する柱の柱フランジに、H形鋼からなる梁が前記柱フランジの内面側に応力伝達用のスチフナを設けない状態で接合された鋼構造建築物における柱梁接合構造であって、
    前記梁の梁ウェブと前記柱の柱ウェブとが同一平面内に位置し、
    前記梁の梁フランジの幅が、前記柱フランジの幅より小さく、かつ前記柱フランジの幅の1/2以上であり、
    前記H形鋼は、
    上下のフランジの幅方向中央部の板厚が、当該幅方向中央部より外側の両縁端部の板厚よりも厚く形成され、
    前記フランジの幅をB、前記両縁端部の板厚をt1、前記幅方向中央部の板厚をt2とすると、
    前記幅方向中央部の幅がB/3以下とされ、
    前記板厚t2に対する板厚t1の比率(t1/t2)が0.40以上、0.77以下に設定され、
    前記フランジの幅方向中央部と両縁端部の板厚差により生じる段差をフランジ内面側に有しているものであることを特徴とする柱梁接合構造。
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