JP5612455B2 - 乗客コンベア - Google Patents

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本発明は傾斜区間において隣接する踏板間に段差が生じるエスカレーターや、平坦地や傾斜地に設置され隣接する踏板間に段差が生じない電動道路を含む乗客コンベアに係り、特に、鋼板の折り曲げにより左右の側枠体を形成した主枠を備えた乗客コンベアに関する。
主枠を構成する左右の側枠体を、鋼板を断面コ字状に折り曲げて形成した乗客コンベアは、例えば特許文献1に開示のように、既に提案されている。また、鋼板をプレス加工や曲げ加工によりトラス状に側枠体を形成する技術も特許文献2で提案されている。このほか、H型鋼材を利用して側枠体とする技術も特許文献3に示すように存在する。
上記各特許文献に示された主枠は、製作上や輸送上、さらには据付現場への搬入を考慮して長手方向に分割されている。そして、分割された主枠は、据付現場に搬入後、分割部を連結ボルトなどで連結して一体化している。
そして、枠体は離れた支持部に対して架け渡され、枠体内に循環移動する複数の踏板や移動手すり、さらにはこれらを駆動するための駆動機や案内部材を収納して支持している。
実開昭56−92658号公報 特表2004−528252号公報 特開昭52−137880号公報
各特許文献に示された乗客コンベアの枠体は、枠体自身の自重や収納機材の重量、さらには乗客荷重によって支持部を支点として曲げ荷重が作用する。この曲げ荷重により、枠体を構成する側枠体の上辺部には圧縮応力が作用し、下辺部には引張応力が作用する。
特許文献1に示す乗客コンベアの枠体は、図9に示すように、鋼板を断面コ字状に曲げて側面板2aとその上下に上辺部(図示せず)と下辺部2cを形成した側枠体2を形成し、この側枠体2を長手方向に分割して側枠体2A,2Bを形成している。そして、分割された側枠体2A,2Bの端部に、夫々連結部材9A,9Bを固定し、この連結部材9A,9Bを側枠体2の長手方向に沿う連結ボルト4及びナット5によって締結して連結している。
このように、連結部材9A,9Bを側枠体2の長手方向に沿う連結ボルト4及びナット5によって締結した場合、下辺部2c側においては引張応力が作用するので、連結ボルト4には引張応力が作用する。しかしながら、側枠体2の引張応力が作用する部分の図心10に対し、連結ボルト4のボルト軸4Rがずれているので、図心に沿って引張応力が作用した場合、図10に示すように、連結部材9A,9B及びこれと一体の側枠体2A,2Bが連結ボルト4及びナットの締結部を支点とする曲げモーメントにより広げられて変形する。そのために、側枠体2や連結部材9A,9Bをこれらに耐え得るように機械的強度を向上させなければならず、枠体の重量増加や枠体の組み立て作業性の低下を招いていた。
また、特許文献2に示す乗客コンベアの枠体は、分割部を連結する連結ボルトのボルト軸が発生する引張応力に直交して配置されているので、ボルト軸がせん断応力を受けることになる。そのために、連結部におけるボルト穴を精密に加工しなければならず、また、連結ボルトのボルト穴への挿入を慎重に行わねばならないので、据付現場での作業性を低下させる問題がある。
さらに、特許文献3に示す乗客コンベアの枠体は、H型鋼材で形成されているので、枠体の重量が重くなると共に、重量物であるH型鋼材を連結するために、縦板材の両側に多数の連結ボルトを用いて連結しなければならず、据付現場での組み立てに多大な労力と時間を費やして作業性を低下させる問題がある。
本発明の目的は、枠体を構成する側枠体の板厚を厚くすることなく、作業性を低下させることなく側枠体の連結部の広がりを抑制できる乗客コンベアを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、枠体を構成する左右の側枠体を鋼板により断面コ字状に形成し、この側枠体の連結部端に連結面が対向するように連結部材を夫々固定し、対向する連結部材を枠体の長手方向に沿連結ボルトとナットにより締結すると共に、前記連結ボルトのボルト軸を側枠体の引張応力が作用する部分の図心に対して平面的に重ねたのである。
上記構成により、連結ボルトのボルト軸が、側枠体の引張応力が作用する部分の図心に平面的に重なることになるので、引張応力が側枠体に作用してもその引張応力による図心とボルト軸のずれによって生じる曲げモーメントを抑制することができ、その結果、側枠体や連結部材の機械的強度を向上させる必要はなくなり、枠体の重量増加や枠体の組み立て作業性の低下をなくすことができる。
また、連結ボルトは引張応力の作用する方向に配置されているので、連結ボルトにせん断応力を作用させることはなく、その結果、連結部におけるボルト穴の精密な加工は不要となり、したがって、連結ボルトのボルト穴への挿入も容易になって据付現場での作業性は向上することになる。
このほか、枠体を構成する側枠体として重量物であるH型鋼材を用いずに、折り曲げ鋼板を用いているので、枠体の重量が重くなることはなく、重量物であるH型鋼材を連結するために、縦板材の両側に多数の連結ボルトを用いて連結する必要もなく、したがって、据付現場での組み立てに多大な労力と時間を費やして作業性を低下させると云う問題を一掃することができる。
本発明による乗客コンベアの側枠体の連結部の第1の実施の形態を示す一部拡大側面図。 図1の平面図。 図1の連結部を有する乗客コンベアの枠体の全体を示す側面図。 本発明による乗客コンベアの側枠体の連結部の第2の実施の形態を示す図1相当図。 図4の平面図。 本発明による乗客コンベアの側枠体の連結部の第3の実施の形態を示す図1相当図。 図6の平面図。 本発明による乗客コンベアの側枠体の連結部の第4の実施の形態を示す図1相当図。 従来の乗客コンベアの側枠体の連結部を示す図2相当図。 図9の変形状態を示す平面図。
以下、本発明による乗客コンベアの枠体の連結部の第1の実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。
乗客コンベア、例えばエスカレーターの枠体1は、左右一対の側枠体2を図示しない横桁や底部材で連結して断面が略U字状に形成されている。そして左右の側枠体2は、鋼板により断面コ字状に折り曲げ加工されたものであり、縦部材である側面板2aと、その上下にほぼ直角に折り曲げられた上辺部2bと下辺部2cを有する。
このように形成された側枠体2は、取り扱いが容易なように、長手方向に側枠体2A,2Bに分割され、この分割された端部に夫々連結部材である連結板3A,3Bを溶接などの周知に手段によって直接固定している。勿論、対向する連結板3A,3Bの連結面3Sは平行になるように固定されている。
そして、これら連結板3A,3Bの連結面3Sを貫通してボルト穴が側枠体2の長手方向に沿って設けられており、このボルト穴を通して連結ボルト4のボルト軸4Rを貫通させ、ボルト軸4Rの貫通端にナット5をねじ込んで締結している。尚、これら連結ボルト4とナット5は、図2に示すように、下辺部2cの幅内、云い代えれば、側枠体2A,2Bの幅内に設置されていることは云うまでもない。
ここで重要なことは、側枠体2に引張応力が作用する下辺部2c側に位置する連結ボルト4のボルト軸4Rを、側枠体2の引張応力が作用する部分の図心10と平面的に重なる、望ましくは、連結ボルト4のボルト軸4Rの軸心が図心10と平面的に一致するように配置することである。さらに望ましくは、連結ボルト4のボルト軸4Rの軸心が側枠体2の下辺部2cに近接した位置で、図心10と平面的に一致するように配置することである。
上記構成において、側枠体2に曲げが作用した場合、側枠体2の下辺部2cは図心10に沿って曲げによる引張応力が作用する。しかしながら、連結ボルト4のボルト軸4Rが図心10と平面的に一致しているので、ボルト連結部を支点とした曲げモーメントは発生せず、したがって、連結板3A,3Bを含む側枠体2A,2Bの端部を広げようとする力は発生せず、側枠体2の連結部での変形はなくなる。さらに、連結ボルト4のボルト軸4Rが側枠体2の下辺部2cに近接しているので、側枠体2に曲げが作用した場合に、図1の矢印で示すような連結板3A,3Bの下端部を広げようとする力を効率よく抑え込むことができる。
したがって、本実施の形態によれば、側枠体2の板厚を増加させずに曲げに耐え得ることができ、その結果、枠体1の重量を増加させる必要はなくなるので、枠体1の組み立て作業性を向上させることができる。また、連結ボルト4は引張応力の作用する方向に配置されているので、連結ボルト4にせん断応力を作用させることはなく、したがって、連結板3A,3Bにおけるボルト穴の精密加工は不要となり、連結ボルト4のボルト穴への挿入も容易になって据付現場での作業性は向上することになる。このほか、枠体1を構成する側枠体2として重量物であるH型鋼材を用いずに、曲げに耐え得ることができるので、枠体1の重量を増大させることはなく、したがって重量物であるH型鋼材を連結するのに比べて、連結ボルト4の本数を低減したり、ボルト軸径の小さい連結ボルトを採用したりすることが可能となる。
ところで、上記実施の形態において、図心10が平面的にみて図2に示すように、側面板2aにかなり近接して位置する場合には、連結ボルト4やナット5が側面板2aと干渉して連結板3A,3Bの締結ができない可能性がある。
そのような場合には、側面板2aの連結ボルト4及びナット5に対向する部分に作業窓6を開口させることで、連結作業を容易にすることができる。
尚、上記実施の形態においては、連結ボルト4のボルト軸4Rの軸心を平面的にみて図心10と一致させたものであるが、必ずしも一致させる必要はなく、従来に比べて効果が期待できるのであれば、連結ボルト4のボルト軸4Rの軸心を平面的にみて図心10に対して多少ずらしてもよい。しかしながら、連結ボルト4のボルト軸4Rの軸心と図心10とを、あまりずらしたのでは効果が低減するので、連結ボルト4のボルト軸4Rが図心10と平面的に重なるようにすればよい。これにより、連結ボルト4のボルト軸4Rが図心10に非常に近くなるので、ボルト連結部を支点とした曲げモーメントは小さくなり、したがって、連結板3A,3Bを含む側枠体2A,2Bの端部を広げようとする力はあまり発生せず、側枠体2の連結部での変形を抑えることができる。
また、連結ボルト4及びナット5の大きさにもよるが、図2に示すように、連結ボルト4の頭部やナット5の一部を作業窓6内に配置し、軸方向に見たときに連結ボルト4の頭部やナット5が側枠体2の側面板2aに平面的に重なるように、云い代えれば、連結ボルト4の軸方向の投影面が側面板2aに重なるようにすることもでき、そのような構成とすることで、図心10が側面板2aに非常に近い場合でも連結ボルト4のボルト軸4Rを図心10に平面的に重ねることができる。
次に、図4及び図5を用いて本発明による乗客コンベアの枠体の連結部の第2の実施の形態を説明する。尚、図1〜図3と同符号は同一構造物を示すので、再度の詳細な説明は省略する。
第1の実施の形態においては、側枠体2A,2Bの端部全体に亘って連結板3A,3Bを取り付け、さらに側枠体2A,2Bの端部に作業窓6を設けた構成であるが、第2の実施の形態においては、作業窓6を設けた連結具11A,11Bを標準化しておき、側枠体2A,2Bには大きな加工を施さないようにしたものである。
即ち、第2の実施の形態において、連結部材である連結具11A,11Bは、鋼板をL型に折り曲げて側枠体2A,2Bの下辺部2cと面接触する下辺部12cと、側枠体2A,2Bの側面板2aと面接触する側面板12aとを形成しており、さらに、側面板12aと下辺部12cとの端部には連結板13A,13Bを周知の手段により固定している。また、側面板12aの下辺部12cと連結板13A,13Bに近接する側には連結ボルト4とナット5に対向する作業窓6を形成している。
そして、このように構成された連結具11A,11Bの側面板12aと下辺部12cとを、周知の手段によって、側枠体2A,2Bの端部の側面板2aと下辺部12cとに固定している。このとき、隣接する連結板13A,13Bの連結面13Sが平行になるように連結具11A,11Bを側枠体2A,2Bの端部に固定する。
勿論、連結板13A,13Bの連結面13Sには、連結ボルト4のボルト軸4Rを貫通させるボルト穴が側枠体2A,2Bの長手方向に沿って設けられており、このボルト穴を通して連結ボルト4のボルト軸4Rを貫通させ、ボルト軸4Rの貫通端にナット5をねじ込んで連結具11A,11B同士を締結するのは第1の実施の形態と同じである。また、貫通する連結ボルト4のボルト軸4Rが側枠体2(2A,2B)の引張応力が作用する部分の図心10と平面的に重なること、望ましくは、連結ボルト4のボルト軸4Rの軸心が図心10と平面的に一致するように配置すること、さらに望ましくは、連結ボルト4のボルト軸4Rの軸心が側枠体2の下辺部2cに近接した位置で、図心10と平面的に一致するように配置することは第1の実施の形態と同じである。また、連結ボルト4の頭部やナット5の一部を作業窓6内に配置し、連結ボルト4の軸方向の投影面が側面板2aに重なるようにすることもできることも第1の実施の形態と同じである。
尚、以上の説明は、引張応力が作用する側枠体2(2A,2B)の下辺部12c側の端部における連結具11A,11Bのみ説明したが、図示しない圧縮応力が作用する上辺部側の端部においても連結具11A,11Bと同様な構成の連結具を用いてもよく、圧縮応力に耐え得る別の連結具を用いてもよい。
このように構成したので、第2の実施の形態においても第1の実施の形態と同じ連結作業を行うことができると共に、第1の実施の形態と同じ効果を奏することができる。このほか、本実施の形態においては次のような効果を奏することができる。
即ち、第1の実施の形態においては、側枠体2A,2Bに連結部材である連結板3A,3Bを溶接などの周知に手段によって固定しているので、これら溶接により、側枠体2A,2Bを構成する鋼板が溶接熱歪により変形して連結部における側枠体2A,2Bの直線度が狂う場合があり、その修正作業を必要とする場合がある。しかし、第2の実施の形態においては、予め連結板13A,13Bを備えた連結具11A,11Bを用意しておき、それを側枠体2A,2Bの端部にボルトナット等の周知の固定手段で取付ける構成のため、側枠体2A,2Bの熱歪による変形は抑制され、溶接熱歪による変形を修正する作業を少なくすることができる。
図6及び図7は、本発明による乗客コンベアの枠体の連結部の第3の実施の形態を示すものであり、基本構成は図4及び図5に示す第2の実施の形態と同じである。したがって、図4及び図5と同一符号は同一構成部材を示すので、再度の説明は省略する。
本第3の実施の形態において、第2の実施の形態と異なる構成は、連結部材である連結具14A,14Bの構成である。即ち、本実施の形態における連結具14A,14Bは、夫々2つの側面板12a1,12a2と下辺部12c1,12c2とを有し、これら側面板12a1,12a2と下辺部12c1,12c2とが側枠体2A,2Bの側面板2aと下辺部2cとに両面側から面接触するように構成されているのである。
このように構成した連結具14A,14B用いて側枠体2A,2Bの連結を行うことにより、常時各実施の形態と同じ効果を奏するほか、側枠体2(2A,2B)の引張応力が作用する部分の図心10に対する連結具14A,14Bの図心(図示せず)のずれを極力少なくすることができるので、図心のずれによる曲げモーメントを抑制して、効率よく側枠体2(2A,2B)の連結部の広がりを抑制することができる。さらに、連結具14A,14Bの下辺部12c1,12c2の幅寸法(図7において上下方向寸法)を調整して図心のずれを極力少なくして、連結具14A,14Bの疲労強度を低下させ、連結具14A,14Bの軽量化を図ってもよい。
図8は、本発明による乗客コンベアの枠体の連結部の第4の実施の形態を示すものであり、基本構成は図4及び図5に示す第2の実施の形態と同じである。したがって、図4及び図5と同一符号は同一構成部材を示すので、再度の説明は省略する。
本第4の実施の形態において、第2の実施の形態と異なる構成は、連結部材である連結具15A,15Bの構成である。即ち、本実施の形態における連結具15A,15Bは、連結板13A,13Bが上下に延在されて側枠体2A,2Bの下辺部2cよりも下側に突き出していると共に、上方にも突き出しており、夫々側枠体2A,2Bの下辺部2cよりも下方に延在された連結板13A,13Bの延在部にも連結ボルト4を貫通させてナット5で締結しているのである。
このように構成することで、側枠体2(2A,2B)の下部に作用する曲げによって作用する引張応力による連結具15A,15Bの開きを効率よく抑制することが可能となるのである。さらに、連結ボルト4を複数用いることで、各連結ボルト4を小径化することができるのである。
以上の各実施の形態は、乗客コンベアの枠体として傾斜区間に設置されるエスカレーターの枠体を説明したが、傾斜区間あるいは平坦地に設置される電動道路の枠体についても適用できることは云うまでもない。
1…枠体、2(2A,2B)…側枠体、2aa,12a,12a1,12a2…側枠体、2b…上辺部、2c,12c,12c1,12c2…下辺部、3A,3B,13A,13B…連結板、3S、13S…連結面、4…連結ボルト、4R…ボルト軸、5…ナット、6,6A,6B…作業窓、10…図心、11A,11B,14A,14B,15A,15B…連結具。

Claims (10)

  1. 枠体を構成する左右の側枠体を、鋼板により縦部材である側面板とその上下において折り曲げにより形成された上辺部と下辺部とを有する断面コ字状に形成し、この側枠体の連結部端に連結面が対向するように連結部材を夫々固定し、対向する前記連結部材を前記枠体の長手方向に沿連結ボルトとナットにより締結すると共に、前記連結ボルトのボルト軸を前記側枠体の引張応力が作用する部分の図心に対して平面的に重ねたことを特徴とする乗客コンベア。
  2. 前記連結ボルトの軸方向の投影面が前記側枠体の前記側面板に重なっていることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア。
  3. 前記下辺部に近接する位置において、前記連結ボルトのボルト軸を前記側枠体の引張応力が作用する部分の図心に対して平面的に重ねたことを特徴とする請求項1または2に記載の乗客コンベア。
  4. 前記連結面は、前記側枠体の端部に直接固定された前記連結部材である連結板に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の乗客コンベア。
  5. 前記側面板には、前記連結ボルトとナットに対向する作業窓が開口していることを特徴とする請求項4に記載の乗客コンベア。
  6. 前記連結面は、前記側枠体の端部に直接固定された前記連結部材に設けた連結板に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の乗客コンベア。
  7. 前記連結部材には、前記連結ボルトとナットに対向する作業窓が開口していることを特徴とする請求項6に記載の乗客コンベア。
  8. 前記連結板は、前記下辺部よりも下方に延在されており、下方に延在された連結板を連結ボルトとナットにより連結されていることを特徴とする請求項6または7に記載の乗客コンベア。
  9. 前記連結ボルトとナットは、前記側枠体の幅内に設置されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の乗客コンベア。
  10. 前記連結ボルトのボルト軸の軸心を前記側枠体の引張応力が作用する部分の図心に対して平面的に一致させたことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の乗客コンベア。
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