JP2021152653A - 画像形成装置、画像形成方法および画像形成システム - Google Patents

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一臣 大西
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Abstract

【課題】多種多様な特性を持つ記録媒体に柔軟に適応して画像を形成する。【解決手段】測定された記録媒体の特徴情報を取得する特徴情報取得部と、前記特徴情報に、あらかじめ設定された算出基準を適用して、画像形成条件を算出する算出部と、前記算出部によって算出された前記画像形成条件に基づいて、前記記録媒体に画像を形成する画像形成部と、を備える画像形成装置である。【選択図】図14

Description

本発明は、画像形成装置および画像形成システムに関する。
画像形成装置が画像を形成する対象となる記録紙等の記録媒体として、表面の状態や厚さ、素材等の種類が様々な記録媒体が流通している。そこで、画像や搬送品質に異常が発生しないようにするため、記録媒体の種類や状態に応じて、転写、定着、搬送等の各種の設定条件を変更する画像形成装置が開発されている。
例えば、様々な記録媒体の種類を判別するため、記録媒体の表面に光を照射し、照射された光の反射光量を測定して、記録媒体の銘柄等を識別する方法が開示されている。
しかし、上述した従来の技術では、あらかじめ記録媒体の銘柄ごとの反射光量をデータベースに格納しておく必要があり、データベースに類似のデータが無い場合には、銘柄を判別できない。近年では世界中で多種多様な特性を持つ記録媒体が使用されており、銘柄が無数に存在することから、あらかじめ銘柄ごとの反射光量をデータベースに網羅しておくことは現実的ではない。
開示の技術は、多種多様な特性を持つ記録媒体に柔軟に適応して画像を形成することを目的とする。
開示の技術は、測定された記録媒体の特徴情報を取得する特徴情報取得部と、前記特徴情報に、あらかじめ設定された算出基準を適用して、画像形成条件を算出する算出部と、前記算出部によって算出された前記画像形成条件に基づいて、前記記録媒体に画像を形成する画像形成部と、を備える画像形成装置である。
多種多様な特性を持つ記録媒体に柔軟に適応して画像を形成することができる。
画像形成システムの概略の一例を示す図である。 画像形成装置の概略の一例を示す図である。 (a)測定装置の一例を示す断面図である。(b)測定装置の別の一例を示す断面図である。 測定装置の機能の一例を示す図である。 面発光レーザーアレイの概略の一例を示す図である。 光源から記録媒体への光の入射角を説明するための図である。 受光器で受光される光の角度を説明するための図である。 (a)表面正反射光を説明するための図である。(b)表面拡散反射光を説明するための図である。(c)内部反射光を説明するための図である。 偏光フィルタに入射する光を説明するための図である。 偏光フィルタを透過する光を説明するための図である。 測定装置の一例を示す断面図である。 測定装置の下部の一例を示す斜視図である。 (a)厚さ検知センサの動作を説明するための第一の図である。(b)厚さ検知センサの動作を説明するための第二の図である。 画像形成装置の機能の一例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 画像形成処理の処理フローの一例を示す図である。 記録媒体情報の一例を示す図である。 表示部の表示の一例を示す図である。
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、画像形成システムの概略の一例を示す図である。
画像形成システム1は、測定装置10と、記録媒体後処理装置20と、画像形成装置30と、を備える。
測定装置10は、記録媒体の特徴情報を測定する装置である。特徴情報は、記録媒体の特徴を示す情報であって、例えば、記録媒体に照射された光の正反射光量、拡散反射光量、内部反射光量、透過光量、厚さ等の値を含む。
測定装置10は、通信ケーブル60を介して画像形成装置30と通信可能に接続されている。また、測定装置10は、図示しないPCとの間において、USB、LANケーブル等の、有線または無線の通信手段によって通信可能な構成となっていても良い。
画像形成装置30と記録媒体後処理装置20とは、相互に通信可能に接続されている。画像形成システム1では、画像形成装置30が記録媒体Pに画像を形成した後、記録媒体後処理装置20が画像形成装置30から記録媒体Pを受け入れ、受け入れた記録媒体Pに各種の後処理を施す。
具体的には、記録媒体後処理装置20は、例えば、端部綴じ処理、中折り処理等を行う。なお、中折り処理は、中綴じ処理を含む。記録媒体後処理装置20は、動作モードとして、排出モードと、端部綴じモードと、中折りモードと、を有している。
画像形成装置30は、記録媒体に画像を形成する装置である。具体的には、本体部310と、操作部320と、を備える。本体部310は、記録媒体に画像を形成する。操作部320は、ユーザーの操作を受けて、本体部310に各種の指示を送信する。また、操作部320は、通信ケーブル60を介して測定装置10と通信可能に接続されている。
図2は、画像形成装置の概略の一例を示す図である。
図中の符号「Y」、「C」、「M」、「K」は、それぞれ、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色用の部材であることを示すものである。また、記録媒体Pの搬送経路を破線で示す。
画像形成装置30の本体内部に備えられる給紙トレイ307、もしくは図示しない外付けの給紙装置から給紙された記録媒体Pは、画像形成装置30へ搬送される。給紙トレイ307と外付けの給紙装置は、基本的な構成は同じである。画像形成装置30は、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色のトナー像をそれぞれ生成するための4つのトナー像形成部301Y,301M,301C,301Kを備える。
4つのトナー像形成部301Y,301M,301C,301Kは、画像形成物質として、互いに異なる色のY、C、M、Kトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっている。以下、4つのトナー像形成部301Y,301M,301C,301Kを区別しないときは、トナー像形成部301と呼ぶ。
また、画像形成装置30は、各トナー像形成部301の下方に、中間転写体である中間転写ベルト302と、転写手段である中間転写ユニット303と、定着手段である定着装置304と、2次転写部308と、を備える。
中間転写ユニット303は、複数の張架ローラーによって中間転写ベルト302を張架しながら無端移動させる。各トナー像形成部301により現像されたトナー像は、中間転写ベルト302へ転写され、更に2次転写部308で記録媒体P上に転写される。
定着装置304は、中間転写ユニット303の下方に位置し、トナー画像を記録媒体Pに定着させる。そして、記録媒体Pは、記録媒体後処理装置20へ搬送される。
次に、測定装置10のハードウェア構成について説明する。
図3(a)は、測定装置の一例を示す断面図である。図3(b)は、測定装置の別の一例を示す断面図である。具体的には、図3(a)は、測定装置10の開口部102に記録媒体Pが挿入されているところを表している。また、図3(b)は、測定装置10の開口部102から記録媒体Pが抜き取られているところを表している。
測定装置10は、外装ケース101と、光量測定センサ110と、記録媒体載置台120と、付勢部材150と、厚さ測定センサ170と、を備える。
測定装置10の外装ケース101の内側の上部には、光量測定センサ110が設けられている。また、外装ケース101の内側の下部には、記録媒体載置台120と厚さ測定センサ170とが設けられている。
記録媒体載置台120は、記録媒体Pが挿入される隙間を基準にして、光量測定センサ110と対向する位置に設置されている。厚さ測定センサ170は、光量測定センサ110の測定位置よりも、開口部102への記録媒体Pの挿入方向上流側に位置している。
したがって、光量測定センサ110によって光量を測定できるように、記録媒体Pを少なくとも測定位置まで記録媒体Pを挿入すれば、厚さ測定センサ170によって記録媒体Pの厚さを測定することができる。
なお、厚さ測定センサ170は、外装ケース101の内側の上部に、光量測定センサ110と並べて配設されていても良い。厚さ測定センサ170の位置は、開口部102内に挿入された記録媒体Pの厚さを測定することができれば、他でも良い。
さらに、記録媒体載置台120を基準とする光量測定センサ110の反対側に、バネ等の付勢部材150が設置されている。記録媒体載置台120は、付勢部材150によって図中の矢印方向、すなわち光量測定センサ110側に付勢されている。
図4は、測定装置の機能の一例を示す図である。
測定装置10は、光量測定センサ110と、処理装置130と、厚さ測定センサ170と、制御部180と、通信部190と、を備える。
光量測定センサ110は、光源111、コリメートレンズ112、受光器113,114,115,118,160、偏光フィルタ116,117、及び、これらが収納される暗箱119A,119Bなどを有している。暗箱119A,119Bは、それぞれ、金属製の箱部材、例えば、アルミニウム製の箱部材であって、外乱光、迷光等の影響を低減するため、表面に黒アルマイト処理が施されている。
各受光器は、光源111から照射され、記録媒体Pを反射または透過した光を受光し、それぞれ受光光量を示す電気信号(電流信号)を処理装置130に出力する。
処理装置130は、光源駆動回路131と、電流電圧変換回路132と、AD変換回路133とを備える。処理装置130は、暗箱119Aに固定されている。
光源駆動回路131は、制御部180の指示に応じて、光源駆動信号を光源111に出力する。電流電圧変換回路132は、各受光器からの電流信号を電圧信号に変換する。AD変換回路133は、電流電圧変換回路132を介して入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換し、変換されたデジタル信号を制御部180に出力する。
光源111は、複数の発光部を有している。各発光部は、垂直共振器型の面発光レーザー(Vertical Cavity Surface Emitting Laser:VCSEL)である。すなわち、光源111は、面発光レーザーアレイ(VCSELアレイ)を備える。
図5は、面発光レーザーアレイの概略の一例を示す図である。
光源111は、一例として図5に示されるように、9個の発光部が2次元配列された面発光レーザーアレイを備える。
図6は、光源から記録媒体への光の入射角を説明するための図である。
光源111は、記録媒体Pに対してS偏光の直線偏光が照射されるように配置されている。また、光源111からの記録媒体Pへの光の入射角θは、例えば80[°]である。光源111は、後述する処理装置130によって、発光または消灯される。
コリメートレンズ112は、光源111から射出された光の光路上に配置され、通過した光を略平行光に屈折させる。コリメートレンズ112を通過した光は、暗箱119Aに設けられている開口部を通過して記録媒体Pを照明する。なお、以下では、記録媒体Pの表面における照明領域の中心を「照明中心」とする。また、コリメートレンズ112を通過した光を「照射光」ともいう。
ところで、光が媒質の境界面に入射するとき、入射光線と入射点に立てた境界面の法線とを含む面は「入射面」と呼ばれている。以下では、照明中心に入射する光線の入射面を、記録媒体Pにおける入射面とする。すなわち、照明中心を含みXZ面に平行な面が記録媒体Pにおける入射面である。
なお、以下では、記録媒体Pへの入射光だけでなく反射光に対してもS偏光及びP偏光という表現を用いる。具体的には、記録媒体Pへの入射光の偏光方向を基準として、入射面内において入射光(ここでは、S偏光)と同一の偏光方向をS偏光、S偏光に直交する偏光方向をP偏光と呼ぶ。
偏光フィルタ116は、照明中心の+Z方向に配置されている。この偏光フィルタ116は、P偏光を透過させ、S偏光を遮光する偏光フィルタである。なお、偏光フィルタ116に代えて、同等の機能を有する偏光ビームスプリッタを用いても良い。
図7は、受光器で受光される光の角度を説明するための図である。
受光器114は、偏光フィルタ116の+Z方向に配置され、偏光フィルタ116を透過した光を受光する。一例として、照明中心と偏光フィルタ116の中心と受光器114の中心とを結ぶ線L1と、記録媒体Pの表面とのなす角度ψ1は90[°]である。
受光器113は、X軸方向に関して、照明中心の−X方向に配置されている。一例として、照明中心と受光器113の中心とを結ぶ線L2と、記録媒体Pの表面とのなす角度ψ2は170[°]である。また、光源111の中心と、照明中心と、偏光フィルタ116の中心と、各受光器の中心は、ほぼ同一平面上に存在する。
ところで、記録媒体Pを照明したときの記録媒体Pからの反射光は、記録媒体Pの表面で反射された反射光と、記録媒体Pの内部で反射された反射光とに分けて考えることができる。また、記録媒体Pの表面で反射された反射光は、正反射された反射光と拡散反射された反射光とに分けて考えることができる。
図8(a)は、表面正反射光を説明するための図である。図8(b)は、表面拡散反射光を説明するための図である。図8(c)は、内部反射光を説明するための図である。
以下では、記録媒体Pの表面で正反射された反射光を「表面正反射光」、記録媒体Pの表面で拡散反射された反射光を「表面拡散反射光」ともいう(図8(a)及び図8(b)参照)。記録媒体Pの表面は、平面部と斜面部とで構成され、その割合で記録媒体表面の平滑性が決定される。
平面部で反射された光は表面正反射光となり、斜面部で反射された光は表面拡散反射光となる。表面拡散反射光は、完全に散乱反射された反射光であり、その反射方向は等方性があると考えられる。そして、平滑性が高くなるほど表面正反射光の光量が増加する。
また、記録媒体Pの内部からの反射光は、記録媒体Pが一般的な印刷用紙である場合、その内部の繊維中で多重散乱するため拡散反射光のみとなる。以下では、記録媒体Pの内部からの反射光を「内部反射光」ともいう(図8(c)参照)。この内部反射光も、表面拡散反射光と同様に、完全に散乱反射された反射光であり、その反射方向は等方性があると考えられる。
受光器113,114,115,118,160に向かう表面正反射光及び表面拡散反射光の偏光方向は、入射光の偏光方向と同じである。ところで、入射光は、記録媒体Pの表面に含まれる、入射方向に対して傾斜した面で反射されると、偏光方向が回転する。
ここでは、光源の中心と照明中心と各受光器の中心とが同一平面上にあるため、記録媒体Pの表面で偏光方向が回転した反射光は、いずれの受光器の方向にも反射されない。それに対して、記録媒体Pの内部に侵入した光は、繊維中を透過し、多重散乱される間に旋光し、偏光方向が回転すると考えられる。したがって、内部反射光の偏光方向は、入射光の偏光方向に対して回転する。
図9は、偏光フィルタに入射する光を説明するための図である。
偏光フィルタ116には、表面拡散反射光と内部反射光とが混在する反射光が入射する。表面拡散反射光は入射光と同じS偏光であるため、偏光フィルタ116で遮光される。それに対して、内部反射光はS偏光とP偏光とが混在しているため、内部反射光のP偏光成分が偏光フィルタ116を透過する。
図10は、偏光フィルタを透過する光を説明するための図である。
内部反射光に含まれるP偏光成分が受光器114で受光される。なお、以下では、内部反射光に含まれるP偏光成分を「P偏光内部反射光」ともいう。また、内部反射光に含まれるS偏光成分を「S偏光内部反射光」ともいう。
図9に戻り、受光器113には、表面正反射光と表面拡散反射光と内部反射光とが混在する反射光が入射する。この受光位置では、表面正反射光の光量に比べて表面拡散反射光及び内部反射光の光量は非常に小さいので、受光器113の受光光量を、表面正反射光の光量として扱う。
受光器115は、表面拡散反射光及び内部反射光を受光する位置に配置されている。例えば、図7に示す照明中心と受光器115の中心とを結ぶ線L3と、記録媒体Pの表面とのなす角度ψ3は120[°]である。光源111の中心と、照明中心と、受光器115の中心は、ほぼ同一平面上に存在する。
偏光フィルタ117は、表面拡散反射光及び内部反射光の光路上に配置されている。偏光フィルタ117は、P偏光を透過させ、S偏光を遮光する偏光フィルタである。受光器118は、偏光フィルタ117を透過した光の光路上に配置されている。そこで、受光器118は、内部反射光に含まれるP偏光成分を受光する。
例えば、図7に示す照明中心と偏光フィルタ117の中心と受光器118の中心とを結ぶ線L4と、記録媒体Pの表面とのなす角度ψ4は150[°]である。光源111の中心と、照明中心と、偏光フィルタ117の中心と、各受光器の中心は、ほぼ同一平面上に存在する。
図4に戻り、受光器160は、光源111から記録媒体Pに照射された光のうち、記録媒体Pを透過する透過光を受光する位置に配置されている。反射光を受光する受光器113,114,115,118からの情報に加え、透過光を受光する受光器160からの情報も含めることによって、記録媒体Pの特徴情報の高精度な測定が可能になる。
例えば、受光器160で受光した透過光の受光量に基づいて得られる記録媒体Pの特徴情報としては、記録媒体Pの厚さが挙げられる。測定装置10の開口部102に記録媒体Pが挿入されておらず、光源111と受光器160との間に記録媒体Pがないときには、光源111からの光を受光器160で一定量受光している状態である。
そして、開口部102に記録媒体Pを挿入し光源111と受光器160との間に記録媒体Pが位置すると、記録媒体Pの厚さに応じて受光器160の受光量が変化する。このときの受光量に基づいて、受光量を厚み量に変換する予め設定された変換式や変換テーブルなどにより、制御部180が記録媒体Pの厚さを求めることが可能となっている。
さらに、測定装置10は、光量測定センサ110とは別に、開口部102に挿入された記録媒体Pの厚さを検知する厚さ測定センサ170を備える。
図11は、測定装置の一例を示す断面図である。具体的には、図11は、記録媒体載置台120に形成されたスリット120aの位置で切断した測定装置10の断面図である。なお、図11においては、記録媒体載置台120を付勢する付勢部材150(図3参照)の図示を省略している。
厚さ測定センサ170は、厚さに応じた変位量を検出する変位量検出手段としてのエンコーダである。厚さ測定センサ170は、一定の角度のピッチで複数のスリット171bが形成されたフィラー171と、このフィラー171のスリット171bを検知する透過型の光学センサ172と、を備える。
図12は、測定装置の下部の一例を示す斜視図である。
厚さ測定センサ170のフィラー171の上部は、開口部102に挿入された記録媒体Pの挿入経路上に位置するように、記録媒体載置台120に形成されたスリット120aから外部に露出している。フィラー171は、開口部102に記録媒体Pが挿入されていないときには、フィラー171の上端171aが光量測定センサ110の下面110aに接触した初期位置に位置している。
初期位置にフィラー171が位置しているときには、フィラー171と光量測定センサ110との間に記録媒体Pが挟まれていないので、厚さ測定センサ170によって記録媒体Pの厚さが「0」と測定されるようになっている。
図13(a)は、厚さ検知センサの動作を説明するための第一の図である。図13(b)は、厚さ検知センサの動作を説明するための第二の図である。
図13(a)に示すように、開口部102に記録媒体Pを挿入して、フィラー171の上端171aおよび光量測定センサ110の下面110aとの接触位置を記録媒体Pが通過するときには、フィラー171が記録媒体Pによって下方に押される。これにより、図13(b)に示すように、フィラー171が回動軸173を中心に図中の時計回りに回動して、フィラー171と光量測定センサ110との間に記録媒体Pが挟み込まれる。
厚さ測定センサ170は、光学センサ172のセンサ部172aとの対向位置を通過するスリット171bを光学センサ172によって検出することによって、フィラー171の回動量を測定する。そして、厚さ測定センサ170は、このようにして測定された回動量を、所定の演算式などにより厚みを示す値に変換することによって、記録媒体Pの厚さを得る。
なお、厚さ測定センサ170は、上述した構成に限らず、記録媒体Pの厚さを測定できる変位センサであれば良い。
次に、画像形成装置30の機能について説明する。
図14は、画像形成装置の機能の一例を示す図である。また、図15は、画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
画像形成装置30は、操作部320と、本体部310と、を備える。
操作部320は、特徴情報取得部321と、判定部322と、種別候補決定部323と、表示部324と、選択結果情報取得部325と、算出部326と、変更受付部327と、を備える。本実施形態において、特徴情報取得部321と、判定部322と、種別候補決定部323と、選択結果情報取得部325と、算出部326は、図15に示すCPU223によりプログラムが実行されることによって実現される。あるいは、特徴情報取得部321と、判定部322と、種別候補決定部323と、選択結果情報取得部325と、算出部326が、例えば、ASICによって実現されてもよい。例えば、図15に示されているように、CPU223は、RAM222を作業領域として利用して、ROM221に格納されたプログラムを実行し、以下に記載するような各部の機能を実現する。
特徴情報取得部321は、測定された記録媒体の特徴情報を取得する。具体的には、特徴情報取得部321は、測定装置10から記録媒体Pの特徴情報を受信する。
判定部322は、本体部310の記憶部311から記録媒体情報314を取得して、特徴情報取得部321が取得した特徴情報と、記録媒体情報314に含まれる特徴情報との適合の度合いを示す適合率を算出する。そして、判定部322は、算出された適合率に基づいて、記録媒体Pに適合する種別が記録媒体情報314に含まれているか否かを判定する。
なお、記録媒体情報314は、記録媒体の種別を示す種別情報と、特徴情報と、画像形成条件を示す画像形成条件情報と、が関連付けられた情報である。記録媒体情報314の具体例については後述する。
種別候補決定部323は、判定部322が、特徴情報に適合する種別が記録媒体情報314に含まれていると判定した場合に、算出された適合率に基づいて、使用する記録媒体の種別の候補を示す種別候補を決定する。
表示部324は、図15に示すI/O装置224によって実現され、種別候補決定部323が2つ以上の種別候補を決定した場合に、種別候補ごとの適合率を表示する。表示される情報の具体例については後述する。
選択結果情報取得部325は、使用する種別の選択の結果を示す選択結果情報を取得する。具体的には、選択結果情報取得部325は、表示部324に表示された適合率等の情報を見たユーザーによって選択された、画像形成に使用する記録媒体の種別を示す情報を取得する。
また、選択結果情報取得部325は、取得した選択結果に示される記録媒体情報に含まれる種別情報、特徴情報、画像形成条件情報等を、一時記憶部312に格納する。
算出部326は、特徴情報取得部321が取得した特徴情報に、あらかじめ設定された算出基準を適用して、画像形成条件を算出する。具体的には、算出部326は、判定部322が、特徴情報に適合する種別が記録媒体情報314に含まれていないと判定した場合に、特徴情報、あらかじめ設定された算出基準を適用して、画像形成条件を算出する。算出基準の具体例については後述する。
また、算出部326は、特徴情報取得部321が取得した特徴情報と、算出した画像形成条件を示す画像形成条件情報とを、一時記憶部312に格納する。
変更受付部327は、ユーザーから画像形成条件を変更する操作を受ける。具体的には、後述するように、本体部310の一時記憶部312には、画像形成条件情報が格納される。変更受付部327は、ユーザーの操作を受けて、一時記憶部312に格納された画像形成条件情報を変更する。変更受付部327は、図15に示すI/O装置224によって実現される。
本体部310は、記憶部311と、一時記憶部312と、画像形成部313と、を備える。
記憶部311は、画像形成に必要な各種情報を記憶する。具体的には、記憶部311は、記録媒体情報314を記憶する。記憶部311は、図15に示すHDD211によって実現される。
一時記憶部312は、画像形成部313が画像形成を実行するたびに、画像形成の制御に必要な制御値等を一時的に記憶する。具体的には、一時記憶部312には、上述の通り、判定部322の判定結果によって、選択結果情報取得部325が取得した選択結果に示される記録媒体情報に含まれる種別情報、特徴情報、画像形成条件情報等が格納されるか、または、特徴情報取得部321が取得した特徴情報と、算出部326が算出した画像形成条件を示す画像形成情報とが格納される。一時記憶部312は、図15に示すRAM212によって実現される。
一時記憶部312に、特徴情報取得部321が取得した特徴情報と、算出部326が算出した画像形成条件を示す画像形成情報とが格納された場合は、本体部310は、記憶部311に格納された記録媒体情報314に、一時記憶部312に格納された特徴情報と画像形成情報とを追加しても良い。その際、本体部310は、種別情報として、あらかじめ格納された種別情報と区別できる情報を補完すれば良い。
画像形成部313は、一時記憶部312に格納された画像形成条件情報に基づいて、記録媒体Pに画像を形成する。具体的には、画像形成部313は、図15に示すCPU213がRAM212を作業領域として利用して、HDD211に格納されたプログラムを読み込むことによって実現され、トナー像形成部301等を制御して上記画像の形成を行う。
なお、記憶部311と一時記憶部312とをそれぞれ別個の記憶手段で構成しているが、記憶部311と一時記憶部312とを単一の記憶手段として構成してもよい。これにより、画像形成装置30に設ける記憶手段の数を減らすことができる分、省スペース化や低コスト化などを図ることが可能となる。一方で、記憶部311と一時記憶部312とを別個の記憶手段とすることで、記憶部311および一時記憶部312に記憶させる各種情報に異常が生じた場合などに、どちらか一方に記憶させた情報だけを復元すれば良いため、情報の復元性を高めることができる。
次に、画像形成装置30の動作について、図面を参照して説明する。
図16は、画像形成処理の処理フローの一例を示す図である。
ユーザーが印刷を行う記録媒体Pを測定装置10にセットすると、測定装置10は、記録媒体Pの特徴情報を測定して、測定された特徴情報を画像形成装置30に送信する。その後、画像形成装置30は、ユーザーによる操作を受けて、図16に示される画像形成処理を開始する。
操作部320の特徴情報取得部321は、測定装置10から特徴情報を取得する(ステップS1)。次に、判定部322は、適合率を算出する(ステップS2)。具体的には、判定部322は、本体部310の記憶部311から記録媒体情報314を取得して、取得した記録媒体情報314に含まれる特徴情報と、ステップS1で取得した特徴情報との適合率を、種別ごとに算出する。
図17は、記録媒体情報の一例を示す図である。
記録媒体情報314は、大項目として、種別情報と、特徴情報と、画像形成条件情報と、を有する。また、種別情報は、小項目として、例えば、種別名称、サイズ、坪量、分類、コート有無などを含む。
項目「種別名称」の値は、種別の名称を示すテキストであって、例えば、記録媒体が印刷用紙の場合、「普通紙B」等の用紙の種別を示す名称である。
項目「サイズ」の値は、サイズを示すテキストであって、例えば、記録媒体が印刷用紙の場合、用紙のサイズを示す名称である。
項目「坪量」の値は、厚さを示すテキストであって、例えば、記録媒体が印刷用紙の場合、用紙の厚さを示す数値である。
項目「分類」の値は、分類を示すテキストであって、例えば、記録媒体が印刷用紙の場合、「普通紙」等の用紙の大まかな分類を示すテキストである。
項目「コート有無」の値は、コーティングの種別を示すテキストであって、例えば、記録媒体が印刷用紙の場合、「グロスコート」等の用紙の表面に塗布された塗料の種別を示すテキストである。
特徴情報は、種別情報が示す記録媒体が有する特徴を示す情報である。具体的には、特徴情報は、小項目A−Fとして、前述した正反射光、表面拡散光等の光量や、記録媒体の厚さを含む。
画像形成条件情報は、種別情報が示す記録媒体に画像を形成する条件を示す情報である。具体的には、画像形成条件情報は、小項目として、例えば、転写電圧値、定着温度などを含む。
画像形成条件情報に含まれる項目「転写電圧値」、「定着温度」等の値は、あらかじめ適切な画像形成条件として設定された値である。
図16に戻り、ステップS2において、判定部322は、記録媒体情報314に含まれる特徴情報と、ステップS1で取得した特徴情報を比較して、例えば、各項目の差分の二乗和等を比較することによって、適合率を算出する。
そして、判定部322は、適合率が閾値T1以上の種別が存在するか否かを判定する(ステップS3)。閾値T1は、例えば、80%等のように、あらかじめ設定されている。
判定部322は、適合率が閾値T1以上の種別が存在すると判定すると(ステップS3:Yes)、さらに、適合率が閾値T1以上の種別が1つであるか否かを判定する(ステップS4)。
そして、判定部322が、適合率が閾値T1以上の種別が1つでないと判定すると(ステップS4:No)、種別候補決定部323は、種別候補を決定する(ステップS5)。具体的には、種別候補決定部323は、算出された適合率が閾値T2以上の種別を、使用する記録媒体の種別の候補を示す種別候補として決定する。閾値T2は、あらかじめ設定され、閾値T1と同じでも良いし、例えば、90%等のように、閾値T1よりも大きい値でも良い。
次に、表示部324は、決定された種別候補を表示する(ステップS6)。
図18は、表示部の表示の一例を示す図である。
表示部324は、種別候補の種別情報と、種別候補ごとに算出された適合率とを表示する。なお、表示部324は、適合率が高い種別候補から順に表示しても良い。
図16に戻り、次に、選択結果情報取得部325は、選択結果情報を取得する(ステップS7)。具体的には、ユーザーが、表示部324に表示された種別候補から、使用する種別を選択する操作を行うと、選択結果情報取得部325は、ユーザーによる選択結果を示す選択結果情報を取得する。
選択結果情報取得部325は、一時記憶部312に、画像形成条件情報等を格納する(ステップS9)。具体的には、選択結果情報取得部325は、選択された種別の記録媒体情報314に含まれる種別情報、特徴情報および画像形成条件情報を一時記憶部312に格納する。
なお、この場合に一時記憶部312に格納される情報は、記憶部311に格納されているため、選択結果情報取得部325は、記憶部311に格納された記録媒体情報314のレコードを識別するための、レコードID等の識別子を、一時記憶部312に格納しても良い。
また、ステップS4において、判定部322は、適合率が閾値T1以上の種別が1つであると判定すると(ステップS4:Yes)、ステップS9の処理に進む。具体的には、判定部322は、適合率が閾値T1以上の種別の記録媒体情報314に含まれる種別情報、特徴情報および画像形成条件情報を一時記憶部312に格納する。
ステップS3において、判定部322が、適合率が閾値T1以上の種別が存在しないと判定すると(ステップS3:No)、算出部326は、画像形成条件を算出する(ステップS8)。
具体的には、算出部326は、ステップS1で取得された特徴情報に、あらかじめ設定された算出基準を適用して、画像形成条件を算出する。算出基準は、具体的には、特徴情報に含まれる各測定値から画像形成条件に含まれる各種制御値を算出する計算式である。
例えば、正反射光の光量をX、表面拡散光の光量をX、表面多重拡散光の光量をX、内部拡散光の光量をX、透過光の光量をX、厚さをXとすると、算出基準は、各制御値Yを以下の式(1)で示される計算式である。
=(a×X)+(b×X)+(c×X)+(d×X)+(e×X)+(f×X)+Z・・・式(1)
係数a,b,c,d,e,fおよび切片Zは、回帰分析等によって、テストを行った結果を分析することによって、あらかじめ設定される。
例えば、定着温度Yについての係数と切片が、a=−0.0518、b=0、c=0、d=0、e=0.04671、f=001844、Z=150であるとすると、Yを算出するための計算式は、以下の式(2)のようになる。
=(−0.0518×X)+(0×X)+(0×X)+(0×X)+(0.04671×X)+(0.01844×X)+150・・・式(2)
そして、ステップS1で取得された特徴情報が、X=83、X=944、X=2009、X=2386、X=674、X=332である場合、算出部326は、この特徴情報を式(2)に適用して、定着温度をY=(−0.0518×83)+(0×944)+(0×2009)+(0×2386)+(0.04671×674)+(0.01844×332)+150によって、約183(℃)と算出する。
同様に、算出部326は、画像形成条件として、転写バイアス、搬送速度等を算出する。式(1)は、特徴情報に含まれる測定値に係数を乗じた一次式の一例である。
ステップS8に続いて、算出部326は、ステップS9に進み、ステップS1で取得された特徴情報と、算出した画像形成条件を示す画像形成条件情報と、を一時記憶部312に格納する。
次に、本体部310は、記録媒体Pを給紙トレイ307に搬送する(ステップS10)。操作部320は、ユーザーによる給紙トレイ307の選択を受ける(ステップS11)。そして、画像形成部313は、選択された給紙トレイ307の記録媒体Pに、画像を形成する(ステップS12)。
本実施形態に係る画像形成システム1によれば、測定装置10が測定した記録媒体Pの特徴情報に基づいて、画像形成装置30は、画像形成条件を算出して、算出された画像形成条件に基づいて記録媒体Pに画像を形成する。したがって、多種多様な特性を持つ記録媒体に柔軟に適応して画像を形成することができる。
また、画像形成装置30は、あらかじめ格納された記録媒体情報314に、記録媒体Pに適合する種別があるか否かを判定する。これによって、画像形成装置30は、使用頻度の高い銘柄の印刷用紙を使用する場合のように、すでに適切な画像形成条件が設定されている場合には、設定された画像形成条件を使用することができるため、より高い精度の画像形成を実現できる。
また、画像形成装置30は、適合率の算出結果を表示して、ユーザーの選択結果を受けることによって、ユーザーの意図を反映した画像形成を実現できる。
上述した算出部326による画像形成条件の算出基準は、一例であって、他の基準でも良い。例えば、算出基準として、機械学習によって生成された学習モデルを使用しても良い。具体的には、測定装置10によって測定された特徴情報を入力値とし、画像形成条件に含まれる各種制御値を出力値とする学習モデルであっても良い。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1 画像形成システム
10 測定装置
20 記録媒体後処理装置
30 画像形成装置
60 通信ケーブル
310 本体部
311 記憶部
312 一時記憶部
313 画像形成部
314 記録媒体情報
320 操作部
321 特徴情報取得部
322 判定部
323 種別候補決定部
324 表示部
325 選択結果情報取得部
326 算出部
327 変更受付部
特許第5953671号公報

Claims (8)

  1. 測定された記録媒体の特徴情報を取得する特徴情報取得部と、
    前記特徴情報に、あらかじめ設定された算出基準を適用して、画像形成条件を算出する算出部と、
    前記算出部によって算出された前記画像形成条件に基づいて、前記記録媒体に画像を形成する画像形成部と、を備える、
    画像形成装置。
  2. 記録媒体の種別を示す種別情報と、特徴情報と、画像形成条件を示す画像形成条件情報と、が関連付けられた記録媒体情報を記憶する記憶部と、
    前記特徴情報取得部が取得した前記特徴情報と、前記記録媒体情報に含まれる前記特徴情報との適合の度合いを示す適合率を算出し、算出された前記適合率に基づいて、前記記録媒体に適合する種別が前記記録媒体情報に含まれているか否かを判定する判定部と、をさらに備え、
    前記画像形成部は、前記判定部が前記特徴情報に適合する種別が前記記録媒体情報に含まれていると判定した場合には、前記記録媒体情報に含まれる前記画像形成条件情報に基づいて、前記記録媒体に画像を形成し、前記判定部が前記特徴情報に適合する種別が前記記録媒体情報に含まれていないと判定した場合には、前記算出部によって算出された前記画像形成条件に基づいて、前記記録媒体に画像を形成する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記判定部が、前記特徴情報に適合する種別が前記記録媒体情報に含まれていると判定した場合に、前記適合率に基づいて、使用する記録媒体の種別の候補を示す種別候補を決定する種別候補決定部と、
    前記種別候補決定部が2つ以上の前記種別候補を決定した場合に、前記種別候補ごとの前記適合率を表示する表示部と、
    使用する種別の選択の結果を示す選択結果情報を取得する選択結果情報取得部と、をさらに備え、
    前記画像形成部は、前記選択結果情報に示される種別を示す種別情報に関連付けられた画像形成条件情報に基づいて、前記記録媒体に画像を形成する、
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記特徴情報は、前記記録媒体に照射された光の正反射光量、拡散反射光量、内部反射光量、透過光量、および厚さのうちの2つ以上の測定値を含む、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記算出基準は、前記特徴情報に含まれる測定値に係数を乗じた一次式によって前記画像形成条件を示す値を算出する基準である、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成条件は、定着温度、転写バイアスまたは搬送速度を示す値である、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 測定された記録媒体の特徴情報を取得し、
    前記特徴情報に、あらかじめ設定された算出基準を適用して、画像形成条件を算出し、
    算出された前記画像形成条件に基づいて、前記記録媒体に画像を形成する、
    画像形成方法。
  8. 測定装置と画像形成装置とを備える画像形成システムであって、
    前記測定装置は、
    記録媒体の特徴情報を測定して、測定された前記特徴情報を前記画像形成装置に送信し、
    前記画像形成装置は、
    前記測定装置から前記特徴情報を取得する特徴情報取得部と
    前記特徴情報に、あらかじめ設定された算出基準を適用して、画像形成条件を算出する算出部と、
    前記算出部によって算出された前記画像形成条件に基づいて、前記記録媒体に画像を形成する画像形成部と、を備える、
    画像形成システム。
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