JP2021151834A - 車両の盗難防止構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】新たな部品を追加することなく、既存の部品を利用して簡単且つ確実に車両の盗難を防ぐことができる車両の盗難防止構造を提供すること。【解決手段】アクチュエータ2による回動部材の回動によってパーキングロック状態またはパーキングアンロック状態とするロック機構と、前記回動部材の回動方向を検知するポジションセンサ(位置検知手段)16を備えるパーキングロック機構1が設けられた車両の盗難防止構造を、前記ポジションセンサ16を嵌め込んで固定するトランスミッッションケース3の取付孔3aに工具(直線状部材)Tが差し込まれた場合であっても、該工具Tの前記取付孔3a内での可動範囲では前記回動部材(被検知部材)14のパーキングアンロック位置までの回動が阻止されるように構成する。【選択図】図4

Description

本発明は、車両の盗難を目的として他人がパーキング機構を故意にアンロックすることができないようにした車両の盗難防止構造に関する。
車両にはパーキング機構が設けられており、このようなパーキング機構には、運転者がシフトレバーを操作してこれをP(パーキング)へとシフトさせると、電動モータなどによって構成されたアクチュエータを駆動してロック機構をパーキングロック状態とするものがある(例えば、特許文献1参照)。このようなパーキング機構においては、アクチュエータによって回動されるディテントプレートなどの回動部材の位置を検出する位置検出センサなどの位置検知手段が設けられており、この位置検知手段によって回動部材の位置を検知することによってパーキング機構がパーキングロック状態にあるかパーキングアンロック状態にあるかを検知している。
ここで、位置検出センサなどの位置検知手段は、例えばトランスミッションケースに形成された取付孔に嵌め込まれて固定されており、この位置検知手段には、回動部材に取り付けられた被検知部材の位置を例えば磁気的に検知する被接触式のポジションセンサなどが用いられている。
ところで、車両の盗難を目的として他人がパーキング機構を故意に操作してパーキングロック状態を解除する不正行為が行われる場合がある。具体的には、位置検知手段を取り外し、ケースに開口する取付孔からドライバなど棒状の工具を差し込んで被検知部材をアンロック位置へと回動させることによってパーキング機構によるパーキングロック状態を解除することが行われる可能性がある。
上記のような不正行為を防ぐために、例えば特許文献2には、パーキングロック機構の締結部位を故意の破損にも耐え得るように強固なカバーで覆う構成が提案されている。
他方、パーキング機構のパーキングロック状態を不正に解除することができるまでに要する時間が所定時間以上となることが英国保険協会によって規定されており、このための対策として(いわゆるサッチャム準拠)、パーキング機構のアクチュエータを取り付けるためのブラケットの一部を延長し、この延長した部分で位置検知手段(ポジションセンサ)を覆い、位置検知手段を短時間で取り外すことができないような構成が採用されている。
特開2017−185960号公報 特開2009−092134号公報
しかしながら、特許文献2において提案された構成では、カバーを新たに設計する必要があり、コスト及び重量面で不利である。また、パーキングロック機構のアクチュエータ取付ブラケットの一部で位置検知手段を覆う構成では、盗難までの時間を稼ぐことはできても、盗難自体を確実に防ぐことはできない。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、その目的は、新たな部品を追加することなく、既存の部品を利用して簡単且つ確実に車両の盗難を防ぐことができる車両の盗難防止構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、アクチュエータ(2)による回動部材の回動によってパーキングロック状態またはパーキングアンロック状態とするロック機構と、前記回動部材の回動方向と回動位置を検知する位置検知手段(16)を備えるパーキング機構(1)が設けられた車両の盗難防止構造であって、前記位置検知手段(16)を嵌め込んで固定する取付孔(3a)に直線状部材(T)が差し込まれた場合であっても、該直線状部材(T)の前記取付孔(3a)内での可動範囲では前記回動部材のパーキングアンロック位置までの回動が阻止されるよう構成したことを特徴とする。
本発明によれば、車両の盗難を目的として他人が位置検知手段を取り外してこれを取付孔から抜き取り、開口する取付孔からドライバなどの直線状部材を差し込んで回動部材を操作しても、直線状部材の取付孔内での可動範囲では回動部材のパーキングアンロック位置への回動が阻止されるため、パーキングロック状態を解除することができない。したがって、新たな部品を追加することなく、既存の部品を利用して簡単且つ確実に車両の盗難を防ぐことができる。
ここで、前記取付孔(3a)は前記パーキング機構(1)の前記回動部材が収容されたケース(3)に形成され、前記位置検知手段(16)は、前記回動部材に取り付けられた被検知部材(14)の位置を検知するものであって、前記被検知部材(14)には開口部(14a)が形成されており、該開口部(14a)は、当該開口部(14a)と前記取付孔(3a)に前記直線状部材(T)が差し込まれた場合に、前記直線状部材(T)の可動範囲では前記被検知部材(14)のパーキングアンロック位置までの回動が阻止される位置に形成されているようにしてもよい。
また、この場合、前記直線状部材(T)が、前記取付孔(3a)における前記パーキングアンロック側かつ前記ケース(3)の外面(3c)側の端部(P1)と、前記取付孔(3a)における前記パーキングアンロック側かつ前記ケース(3)の内面(3d)側の端部(P2)と、前記被検知部材(14)の前記開口部(14a)における前記パーキングアンロック側の端部(P3)とのいずれにも当接する状態で、前記被検知部材(14)が前記パーキングアンロック位置よりも前記パーキングロック位置側の位置にあるように構成するとよい。
上記構成によれば、被検知部材に開口部を形成したため、該被検知部材の軽量化が図られるとともに、当該被検知部材への金属粉などの異物の付着(コンタミネーション)が防がれ、位置検知手段による被検知部材の位置、つまり、パーキング機構がパーキングロック状態にあるかパーキングアンロック状態にあるかの検知を高精度に行うことができる。また、開口部は、当該開口部と取付孔に差し込まれた直線状部材の可動範囲では被検知部材のパーキングアンロック位置への回動が阻止される位置に形成されているため、パーキング機構のパーキングロック状態が不正に解除されることがなく、車両の盗難が確実に防がれる。
本発明によれば、新たな部品を追加することなく、既存の部品を利用して簡単且つ確実に車両の盗難を防ぐことができるという効果が得られる。
パーキング機構要部の構成を示す部分正面図である。 (a)は被検知部材がパーキングロック位置にある状態を示す部分斜視図、(b)は同被検知部材がパーキングアンロック位置にある状態を示す部分斜視図である。 車両の盗難を目的としてドライバをセンサ取付孔からミッションケース内に差し込んで被検知部材を操作している状態を示す部分斜視図である。 センサ取付孔の位置とこれに差し込まれたドライバ及び被検知部材の位置との関係を示す図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1はパーキング機構要部の構成を示す部分正面図、図2(a)は被検知部材がパーキングロック位置にある状態を示す部分斜視図、同図(b)は同被検知部材がパーキングアンロック位置にある状態を示す部分斜視図、図3は車両の盗難を目的としてドライバをセンサ取付孔からミッションケース内に差し込んで被検知部材を操作している状態を示す部分斜視図、図4はセンサ取付孔とこれに差し込まれたドライバ及び被検知部材の位置との関係を示す図である。
車両に設けられたパーキング機構1は、図1に示すように、駆動源である電動モータ(例えば、ステッピングモータ)などのアクチュエータ2を備えており、このアクチュエータ2は、車両のトランスミッションケース3の外部に複数本のボルト(図1には1本のみ図示)4によって取り付けられている。このアクチュエータ2から延びる不図示の出力軸は、トランスミッションケース3の内部へと臨み、その端部には不図示のディテントプレートが取り付けられている。そして、ディテントプレートには、ホルダ5によって車幅方向(図1の紙面垂直方向)に往復動可能に支持されたパーキングロッド6の一端が連結されている。なお、ホルダ5は、2本のボルト7によってトランスミッションケース3に取り付けられている。
また、トランスミッションケース3内には、軸8によって回動可能に軸支されたパーキングポール9と、車幅方向に沿って配置された回転可能な動力伝達軸10に取り付けられたパーキングギヤ11が配置されている。ここで、パーキングギヤ11の外周には、6つの係合溝11aが周方向に等角度ピッチ(60°ピッチ)で形成されている。なお、パーキングギヤ11と該パーキングギヤ11の係合溝11aに選択的に係脱するパーキングポール9は、当該パーキング機構1のロック機構を構成している。
上記パーキングポール9の一端(図1の右端)には、パーキングギヤ11の係合溝11aに選択的に係合可能な係合爪9aが一体に形成されており、同パーキングポール9の他端(図1の左端)には、パーキングロッド6の先端に設けられた円錐台状のカム12が係合している。そして、このパーキングポール9は、軸8に巻装されたリターンスプリング13によって図示矢印R1方向(係合爪9aがパーキングギヤ11の係合溝11aから外れる方向(パーキングアンロック方向))に常時に付勢されている。
ところで、不図示のディテントプレートには、矩形プレート状の被検知部材14が取り付けられており、この被検知部材14は、軸15を中心としてディテントプレートと共に一体に回転する。そして、この被検知部材14の位置が位置検知手段であるポジションセンサ16によって検知されることによって、パーキング機構1がパーキングロック状態にあるかパーキングアンロック状態にあるかが検知される。なお、図2及び図3に示すように、被検知部材14の先端部には、矩形孔状の開口部14aが形成されている。
ここで、ポジションセンサ16は、被検知部材14の位置(ロック位置とアンロック位置)を磁気的に検知する非接触式の近接センサなどによって構成されており、次のようにトランスミッションケース3に取り付けられている。すなわち、トランスミッションケース3に形成された円孔状のセンサ取付孔3a(図3参照)からポジションセンサ16の先端の検知部を差し込み、図1に示すように、トランスミッションケース3の外面に一体に突設された2つのネジボス3A(図1には1つのみ図示)に、ポジションセンサ16の取付ブラケット16Aに挿通するボルト17をねじ込むことによって当該ポジションセンサ16がトランスミッションケース3に取り付けられる。このようにしてポジションセンサ16がトランスミッションケース3に取り付けられた状態においては、該ポジションセンサ16の先端部は、図1及び図2に示すように、被検知部材14との間に僅かな隙間を保った状態で対向している。
而して、運転者が車両を停止させて不図示のシフトレバーをP(パーキング)レンジへとシフトさせる(あるいは不図示のパーキングボタンを押下する)と、そのシフト信号を受信したアクチュエータ2が駆動され、このアクチュエータ2によってディテントプレートと被検知部材14が図2(a)の矢印R3方向に回動する。すると、パーキングロッド6が図1の紙面垂直方向手前側へと移動し、このパーキングロッド6の先端に設けられたカム12がパーキングポール9の一端に作用して該パーキングポール9をリターンスプリング13の付勢力に抗して図1の矢印R2方向へと回動させる。
そして、被検知部材14が図2(a)に示すようにトランスミッションケース3のリブ3bの端面に当接した状態では、パーキングポール9の係合爪9aが図1に示すようにパーキングギヤ11の係合溝11aの1つに係合してパーキングギヤ11と該パーキングギヤ11が取り付けられた動力伝達軸10の回転を阻止するため、パーキング機構1がパーキングロック状態となって車両の移動が阻止される。
上記状態から運転者がシフトレバーをPレンジ以外のレンジ(例えば、D(ドライブ)レンジ)へとシフトさせる(あるいは不図示のパーキング解除ボタンを押下する)と、このシフト信号を受信したアクチュエータ2によってディテントプレートと被検知部材14が図2(b)の矢印R4方向に回動する。すると、パーキングロッド6が図1の紙面垂直方向奥側へと移動し、このパーキングロッド6の先端に設けられたカム12がパーキングポール9の一端(図1の左端)にから退くために該パーキングポール9がリターンスプリング13の付勢力によって図1の矢印R1方向へと回動する。
そして、被検知部材14が図2(b)に示すようにホルダ5の端面に当接した状態では、パーキングポール9の係合爪9aがパーキングギヤ11の係合溝11aから外れて両者の係合が解除されるため、パーキング機構1は、パーキングアンロック状態となる。このパーキングアンロック状態においては、パーキングギヤ11と該パーキングギヤ11が取り付けられた動力伝達軸10の回転が許容されるため、車両の走行が可能となる。
ところで、駐車中の車両の盗難を目的として、他人がパーキングロック状態にあるパーキング機構1を操作してパーキングロック状態を不正に解除することが考えられる。具体的には、図3に示すように、ポジションセンサ16をトランスミッションケース3から取り外し、トランスミッションケース3に開口するセンサ取付孔3aからドライバなどの工具(直線状部材)Tをトランスミッションケース3内に差し込み、その先にある被検知部材14にアクセスしてこれをアンロック方向に回動させることが考えられる。
そこで、本実施の形態では、上述のようにトランスミッションケース3に開口するセンサ取付孔3aにドライバなどの工具Tを差し込んだ場合であっても、該工具Tのセンサ取付孔3a内での可動範囲では被検知部材14のパーキングアンロック位置への回動が阻止されるようにパーキング機構1が構成されている。具体的には、被検知部材14の開口部14aは、当該開口部14aとトランスミッションケース3のセンサ取付孔3aに差し込まれたドライバなどの工具Tの可動範囲では被検知部材14のアンロック位置への回動が阻止される位置に形成されている。このことを図4に基づいて以下に説明する。
すなわち、図4において、被検知部材14のロック位置Aは破線にて示す位置であり、アンロック位置Bは鎖線にて示す位置である。このような状態において、トランスミッションケース3のセンサ取付孔3aにドライバなどの工具Tを不正に差し込んでこれをセンサ取付孔3aの範囲内で最大限回動させることができるのは、該工具Tがトランスミッションケース3のセンサ取付孔3aの開口部周縁の図示の点P1と点P2において当接するときであり、図示の角度αが工具Tをセンサ取付孔3a内で回動させることができる最大角度である。このように工具Tがセンサ取付孔3a内で最大角度αだけ回動させた状態では、該工具Tは、被検知部材14の開口部14aの周縁の図示の点P3に当接するが、このとき、被検知部材14は、図4に鎖線にて示すアンロック位置Bまで移動することができない。
図4において、点P1は、センサ取付孔3aにおけるロック側(図の上側)かつトランスミッションケース3の外面3c側の端部(壁部)であり、点P2は、センサ取付孔3aにおけるアンロック側(図の下側)かつトランスミッションケース3の内面3d側の端部(壁部)である。また、点P3は、被検知部材14の開口部14aにおけるアンロック側(図の下側)の端部(壁部)である。そして、直線状の工具Tがこれら点P1と点P2と点P3の三点に同時に当接する位置、あるいは、これら点P1と点P2と点P3の三点が略直線状に並ぶ位置では、被検知部材14はいまだアンロック位置Bには移動せず、アンロック位置Bよりもロック側の位置にある。
したがって、駐車中の車両の盗難を目的として工具Tをセンサ取付孔3aに差し込んでこれを如何に操作しても、被検知部材14をアンロック位置へと移動させることができず、パーキング機構1による車両のパーキングロック状態を解除することができない。このため、車両の盗難が確実に防がれる。そして、このような効果は、新たな部品を追加することなく、既存の部品を利用して得られるため、重量増加やコストアップを招くことがない。
また、本実施の形態においては、被検知部材14に開口部14aを形成したため、該被検知部材14の軽量化が図られるとともに、当該被検知部材14への異物(コンタミネーション)の付着が防がれ、ポジションセンサ16による被検知部材14の位置、つまり、パーキング機構1がパーキングロック状態にあるかパーキングアンロック状態にあるかの検知を高精度に行うことができる。そして、被検知部材14の開口部14aは、当該開口部14aとトランスミッションケース3のセンサ取付孔3aに差し込まれた工具Tの可動範囲では被検知部材14のアンロック位置への回動が阻止される位置に形成されているため、パーキング機構1のパーキングロック状態が不正に解除されることがなく、車両の盗難が確実に防がれる。
なお、本発明は、以上説明した実施の形態に適用が限定されるものではなく、特許請求の範囲および明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内で種々の変形が可能である。
1 パーキング機構
2 アクチュエータ
3 トランスミッションケース(ケース)
3a トランスミッションケースのセンサ取付孔
9 パーキングポール
11 パーキングギヤ
14 被検知部材
14a 被検知部材の開口部
16 ポジションセンサ(位置検知手段)
T 工具(直線状部材)

Claims (3)

  1. アクチュエータによる回動部材の回動によってパーキングロック状態またはパーキングアンロック状態とするロック機構と、前記回動部材の回動方向と回動位置を検知する位置検知手段を備えるパーキング機構が設けられた車両の盗難防止構造であって、
    前記位置検知手段を嵌め込んで固定する取付孔に直線状部材が差し込まれた場合であっても、該直線状部材の前記取付孔内での可動範囲では前記回動部材のパーキングアンロック位置までの回動が阻止されるよう構成したことを特徴とする車両の盗難防止構造。
  2. 前記取付孔は前記パーキング機構の前記回動部材が収容されたケースに形成され、
    前記位置検知手段は、前記回動部材に取り付けられた被検知部材の位置を検知するものであって、前記被検知部材には開口部が形成されており、
    前記開口部は、当該開口部と前記取付孔に前記直線状部材が差し込まれた場合に、前記直線状部材の可動範囲では前記被検知部材のパーキングアンロック位置までの回動が阻止される位置に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の盗難防止構造。
  3. 前記直線状部材が、前記取付孔における前記パーキングアンロック側かつ前記ケースの外面側の端部と、前記取付孔における前記パーキングアンロック側かつ前記ケースの内面側の端部と、前記被検知部材の前記開口部における前記パーキングアンロック側の端部とのいずれにも当接する状態で、前記被検知部材が前記パーキングアンロック位置よりも前記パーキングロック位置側の位置にあることを特徴とする請求項2に記載の車両の盗難防止構造。
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