JP2021150661A - 信号発生装置及び信号発生方法 - Google Patents
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Abstract
Description
試験用のデジタルベースバンド信号をIF(Intermediate Frequency)信号に変換して出力するRFベースモジュール(12)と、制御部(18)と、を備える信号発生装置において、
前記RFベースモジュールは、前記IF信号が入力され、前記IF信号が周波数変換されたアナログRF信号を出力するRFコンバータ(20)に接続され、
前記制御部は、前記RFコンバータから出力される前記アナログRF信号の出力レベルに基づいて、前記IF信号をクリップするように前記RFベースモジュールを制御することを特徴とする。
試験用のデジタルベースバンド信号をIF(Intermediate Frequency)信号に変換して出力するRFベースモジュール(12)と、制御部(18)と、を備える信号発生装置が実行する信号発生方法において、
前記RFベースモジュールは、前記IF信号が入力され、前記IF信号が周波数変換されたアナログRF信号を出力するRFコンバータ(20)に接続され、
前記制御部は、前記RFコンバータから出力される前記アナログRF信号の出力レベルに基づいて、前記RFベースモジュールから出力される前記IF信号をクリップすることを特徴とする。
図1に、本実施形態に係るシステム構成の一例を示す。本実施形態に係るシステムは、試験用のアナログRF信号を生成するための構成を備える。具体的には、本実施形態に係るシステムは、中間周波数帯のアナログ信号(以下、IF(Intermediate Frequency)信号と称することがある。)を生成する信号源10、IF信号を変調してアナログRF信号を生成するRFコンバータ20、RFコンバータ20において生成するアナログRF信号の設定、あるいは周波数キャリブレーションの操作を行う試験インタフェース40を備える。なお、一例ではあるが、中間周波数帯のアナログ信号の周波数は4.5GHzであり、アナログRF信号の周波数は24.25GHz〜29.5GHzである。
(数1)
Y=X+W+Γ+Δ+ε (1)
(数2)
Δ=T・ΔT+ΔC (2)
(数3)
ε=g−r (3)
で表される。
(数4)
ε=g+10 (4)
となる。g=rの条件下では(4)式はε=0となる。
(数5)
M=Ymax (5)
(数6)
M=Xmax+W+Γ+Δ+ε (6)
が成立する。ここで、Xmaxは設定可能なSG出力信号の最大値であり、例えばXmax=+5である。
(数7)
27≦5+10+Γ+Δ+ε (7)
すなわち、
(数8)
Γ+Δ+ε≧12 (8)
が成立するとき、PASW25に過大な負荷がかかる過大入力状態となる。
・ステップ1
試験インタフェース40から出力したいアナログRF信号のレベルすなわちSG出力レベルが設定される。
・ステップ2
CTM18は参照テーブルに従って、ステップ1で設定されたアナログRF信号のレベルと、それに対応したクリッピングの有無及びクリッピング有りのときにはクリッピング量に応じてクリッピングするパワーの閾値を算出する。そして、クリッピングの有無、及びクリッピングするパワーの閾値をRFベースモジュール12に設定する。この設定後、信号源10でのアナログ信号の生成が開始される。
・ステップ3
信号源10でのアナログ信号の生成開始後、RFベースモジュール12に入力されたデジタルベースバンド信号のパワーが閾値を超えていた場合に、RFベースモジュール12はクリッピングを行う。
(数10)
I2+Q2>PClip (10)
の場合、クリッピング処理を実行する。
(数12)
PFullScale=(IFullScale)2+(QFullScale)2 (12)
である。
CTM18は、RFコンバータ20からSG出力レベルXの情報を受信すると、SG出力レベルからクリッピング量を算出しRFベースモジュール12に書き込む。これにより、RFベースモジュール12がSG出力レベルXに基づいて、RFベースモジュール12から出力されるIF信号がクリップされる。
図3に、本実施形態に係るシステム構成の一例を示す。本実施形態の信号源10は、信号源10の電源のON/OFFを検出する起動センサ17を備える。本実施形態のRFコンバータ20は、RFケーブル30の接続/接続断を検出するケーブルセンサ28を備える。
(数21)
Δ≧9 (21)
が成立するとき、RFコンバータ20への過大入力状態S102となる。
(数22)
Y=X+W+Γ+Δ+ε
=+10+10+3+(3+1+α)+0
=+27+α (22)
であったことが判る。ただし、α[dB]は個体差による誤差である。結果として、最大入力レベルを超える信号がPASW25に入力されたと考えられる。
・高温で周波数キャリブレーションを実行後、低温で周波数キャリブレーションを実行しない場合、
・信号源10とRFコンバータ20を損失が大きいRFケーブル30で接続して周波数キャリブレーションを実行し、その後に損失の少ないRFケーブル30に交換して周波数キャリブレーションを実行しない場合、
の少なくともいずれかの場合に過大入力状態S102となりうる。
11:BBM
12:RFベースモジュール
17:起動センサ
18:CTM(制御部)
19:参照テーブル記憶部
20:RFコンバータ
21:PA
22、23:経路
24:SW
25:PASW
26:ATT
27:温度センサ
28:ケーブルセンサ
29:出力端
30:RFケーブル
31:RFコンバータ制御部
32:温度記憶部
33:周波数キャリブレーション実行部
40:試験インタフェース
Claims (5)
- 試験用のデジタルベースバンド信号をIF(Intermediate Frequency)信号に変換して出力するRFベースモジュール(12)と、制御部(18)と、を備える信号発生装置において、
前記RFベースモジュールは、前記IF信号が入力され、前記IF信号が周波数変換されたアナログRF信号を出力するRFコンバータ(20)に接続され、
前記制御部は、前記RFコンバータから出力される前記アナログRF信号の出力レベルに基づいて、前記IF信号をクリップするように前記RFベースモジュールを制御することを特徴とする、
信号発生装置。 - 前記アナログRF信号の出力レベルに応じたクリッピング量を定める参照テーブルをさらに備え、
前記制御部は、前記アナログRF信号の出力レベルが設定されると、前記参照テーブルに基づいてクリッピングするパワーの閾値を算出し、
前記RFベースモジュールは、前記デジタルベースバンド信号のパワーが前記閾値を超えていた場合に、前記参照テーブルで定められたクリッピング量のクリッピングを行う、
請求項1に記載の信号発生装置。 - 前記デジタルベースバンド信号を発生させ、前記RFベースモジュールに出力するベースバンドモジュール(11)と、
前記RFコンバータ(20)と、
をさらに備えることを特徴とする、
請求項1又は2に記載の信号発生装置。 - 前記RFコンバータは、パワーアンプ(21)と、前記パワーアンプを経由する経路と前記パワーアンプをバイパスする経路とを切り替えるスイッチ(24、25)と、を備えることを特徴とする、
請求項1から3のいずれかに記載の信号発生装置。 - 試験用のデジタルベースバンド信号をIF(Intermediate Frequency)信号に変換して出力するRFベースモジュール(12)と、制御部(18)と、を備える信号発生装置が実行する信号発生方法において、
前記RFベースモジュールは、前記IF信号が入力され、前記IF信号が周波数変換されたアナログRF信号を出力するRFコンバータ(20)に接続され、
前記制御部は、前記RFコンバータから出力される前記アナログRF信号の出力レベルに基づいて、前記RFベースモジュールから出力される前記IF信号をクリップすることを特徴とする、
信号発生方法。
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2020
- 2020-03-16 JP JP2020044949A patent/JP7194706B2/ja active Active
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