JP3933165B2 - 送信電力制御装置及びその方法、送信電力制御装置のためのコンピュータ・プログラム、並びに無線送信機 - Google Patents

送信電力制御装置及びその方法、送信電力制御装置のためのコンピュータ・プログラム、並びに無線送信機 Download PDF

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Description

本発明は、移動端末等の無線通信機器(無線送信機)における送信電力の制御技術の分野に関する。
移動端末等の無線通信機器において、無線信号の送信に必要な送信電力は、内蔵される無線通信回路(無線送信機)を構成する部品のバラツキ、温度特性等の要因によって変動する。そのため、係る無線通信回路には、一般にAPC(Automatic Power Control)回路が採用されている。
図10は、APC機能を有する従来の無線送信機の回路構成を示すブロック図である。
同図において、I,Q信号は、送信されるべき直交信号を表す。直交変調器101は、入力されたI,Q信号に直交変調処理を施した後、ドライバアンプ102に供給する。ドライバアンプ102は、直交変調器101の出力信号を、ベースバンド回路107より指定されたゲイン設定値に従って増幅する。ドライバアンプ102の増幅出力は、バンドパスフィルタ103において帯域制限された後、パワーアンプ104へ入力される。パワーアンプ104にて増幅された信号は、カプラ110、アイソレータ105、並びにバンドパスフィルタ113を介して、アンテナ112から無線信号として送出される。
尚、アイソレータ105は、パワーアンプ104の出力信号の一部がアンテナ112において反射したことに起因して、パワーアンプ104の特性劣化を引き起こすことを抑制する。
カプラ110は、パワーアンプ104の出力信号を、APC用の信号と、送信波生成用の信号とに分離する。係るAPC用の信号は、検波回路111へ入力される。検波回路111は、入力されたAPC用の信号を、ダイオードなどを用いた検波器(不図示)によって検波及び平滑化することによって電圧値に変換する。検波回路111における検波結果(電圧値)は、ベースバンド回路107を介してCPU(Central Processing Unit) 108に通知される。
メモリ109には、APCを行うための送信パワー対検波テーブル(APCテーブル:不図示)が予め格納されている。そこで、CPU108は、通知された検波結果を基に当該APCテーブルを参照することによって比較処理を行う。この比較処理において、CPU108は、自装置が本来必要とする送信パワー(目標送信電力)と、当該検波結果が表す現在の送信パワーとを比較する。
そして、CPU108は、この比較処理の結果、目標送信電力に対して現在の送信パワーが小さい場合に、ベースバンド回路107を介して、ゲインを上げるようにドライバアンプ102に指示する。一方、目標送信電力に対して現在の送信パワーの方が大きい場合に、CPU108は、ベースバンド回路107を介して、ゲインを下げるようにドライバアンプ102に指示する。
APC機能を有する従来の無線送信機においては、上記のような構成により、送信パワーを、予め設定された目標送信電力に維持している。
しかしながら、上述した従来の無線送信機(図10)においては、現在の送信パワーを検出すべく、送信信号ライン中にカプラ110が設けられている。係るカプラ110は、上述したように、パワーアンプ104の出力信号を、APC用の信号と、送信波生成用の信号とに分離する回路構成である。このため、図10に示す回路構成では、このカプラ110が送信信号ラインに挿入されているため、損失が発生する。即ち、図10に示す従来の無線送信機においては、カプラ110が送信信号ラインに挿入されていることに起因して、RF(Radio Frequency)特性の劣化を招来するという欠点がある。
ところで、特開平11−55131号公報(特許文献1)及び特開2002−176368号公報(特許文献2)には、移動通信システムの移動端末に搭載されるAPC機能について開示されている。
係る特許文献1及び2において、移動端末は、APC機能を実現すべく当該移動端末の現在の送信パワーを検出するに際して、パワーアンプの電流検出を行う。そして、同文献では、係る電流検出の結果に応じて、当該パワーアンプ自身のバイアス制御を行う。このため、特許文献1及び2に係る回路構成では、係るバイアス制御を実現するための制御信号を、当該パワーアンプに対して設定するための端子(バイアス制御端子)が必要である(特許文献1及び2の図1に示される可変利得IF増幅器11参照)。
特開平11−55131号公報(段落番号33、45、図1) 特開2002−176368号公報(段落番号33、45、図1)
ところで、上述した図10に示す従来の回路構成では、APC機能を実現すべく現在の送信パワーを検出するために、送信信号ラインにカプラ110を挿入した。係る従来の回路構成(図10)において問題となった損失の発生は、カプラ110によるものである。
そこで、上述した図10に示す従来の回路構成において、カプラ110の代わりに、上記特許文献1及び2に開示されているAPC方式を採用する場合について考える。この場合、上記特許文献1及び2に開示されているパワーアンプ(可変利得IF増幅器11)は、図10に示すパワーアンプ104に対応する。
但し、上述した図10に示す従来の回路構成において、ベースバンド回路107からドライバアンプ102に設定される制御信号は、APC機能を実現するためだけのものではない。即ち、係る制御信号は、APC機能の実現の他に、AGC(Auto Gain Control)機能を実現すべくドライバアンプ102に設定される。このAGC機能は、基地局との無線通信時の電界強度に応じて、自装置のゲインを最適に制御するためのものである。このため、上記特許文献1及び2に開示されているAPC方式を採用する場合であっても、係るAGC機能を残すためには、ベースバンド回路107からドライバアンプ102の入力端子(制御端子)に対して、AGC用の制御信号を供給するラインが必要である。このことを換言すれば、カプラ110を利用する代わりに、パワーアンプを利用するAPC方式を採用する場合には、ベースバンド回路107からパワーアンプ104に対して、APC用の制御信号を供給する新たなラインが必要であることを意味する。
従って、図10に示す従来の無線送信機の回路構成に対して、上記特許文献1及び2に記載されているAPC方式を適用しようとする場合には、APC用の制御信号をパワーアンプ104に供給すべく、係るパワーアンプ104に、上述したバイアス制御端子を新たに追加する必要がある。このことは、図10に示す従来の無線送信機の回路構成において設計変更を招くことになるため、コスト的にも得策ではない。
本発明は、上述した従来の課題を鑑みてなされたものである。本発明は、APC機能に伴って送信信号に生じる損失を極小化することが可能な送信電力制御装置及びその方法、送信電力制御装置のためのコンピュータ・プログラム、並びに無線送信機の提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明に係る送信電力制御装置は、以下の構成を備えることを特徴とする。
即ち、送信信号の電力を、第1アンプ(ドライバアンプ2)及びその出力が入力される第2アンプ(パワーアンプ4)によって増幅することにより、所定の目標送信電力に調整する送信電力制御装置であって、
電源から前記第2アンプ(4)に流れる電流に基づいて、前記第1アンプ(2)のゲインを制御する制御手段(CPU(制御回路)8)を備える
ことを特徴とする。
好適な実施形態において、前記送信電力制御装置は、
前記第2アンプ(4)に流れる電流と、該第2アンプの出力電力との間の特性が格納された第1テーブル(APCテーブル9A)を更に備え、
前記制御手段(8)は、
前記第2アンプ(4)に流れる電流を基に前記第1テーブル(9A)を参照した結果に従って、前記第1アンプ(2)のゲインを制御する。
また、上記構成において更に好ましくは、前記送信電力制御装置は、
前記第2アンプ(4)の出力電力と、自装置のゲインを制御するために前記第1アンプ(2)に設定する制御電圧との間の特性が格納された第2テーブル(AGCテーブル9B)を更に備え
前記制御手段(8)は、
前記第1テーブル(9A)の参照結果と、前記目標送信電力とを比較すると共に、その比較結果を基に前記第2テーブル(9B)を参照した結果に従って、前記第1アンプ(2)のゲインを制御すると良い。
尚、上記の同目的は、上記の各構成の送信電力制御装置に対応する方法によっても達成される。
また、上記の同目的は、上記の各構成の送信電力制御装置を備える無線送信機によっても達成される。
更に、上記の同目的は、上記の各構成の送信電力制御装置または方法を、コンピュータによって実現するコンピュータ・プログラム、及びそのコンピュータ・プログラムが格納されている、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体によっても達成される。
上記の本発明によれば、APC機能に伴って送信信号に生じる損失を極小化することが可能な送信電力制御装置及びその方法、送信電力制御装置のためのコンピュータ・プログラム、並びに無線送信機の提供が実現する。
即ち、本発明は、送信信号の電力を所定の目標送信電力に調整する、所謂APC機能を有する送信電力制御装置において、当該所定の目標送信電力を実現すべく、送信信号の電力を、第1アンプ及びその出力が入力される第2アンプによって増幅するに際して、電源から当該第2アンプに流れる電流に基づいて当該第1アンプのゲインを制御する。
係る本発明の構成によれば、当該第2アンプの出力状態を、同アンプに流れる電流を基に検出している。よって、本発明によれば、APC用の信号分岐のための回路を必要としないため、APC機能の実行に伴う送信信号の損失を極小化することができる。更に、本発明によれば、損失が生じた場合であっても、その損失が加味された最適なゲインによって当該第1アンプを制御する構成であるから、装置全体として当該所定の目標送信電力を確実に実現することができる。
以下、本実施形態に係る送信電力制御装置を、移動端末等の無線送信機に適用した実施形態により、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態における無線送信機の回路構成を示すブロック図である。本実施形態に係る無線送信機50は、APC(Automatic Power Control)機能と、AGC機能(Auto Gain Control)とを実現する。ここで、APC機能は、当該回路に起因して生じる送信電力の変動を、後述するAPCテーブルに基づいて規定値に調整する機能である。一方、AGC機能は、無線送信機50と基地局との無線通信に際しての電界強度を、後述するAGCテーブルに基づいて規定値に調整する機能である。
即ち、図1に示す回路構成において、I,Q信号は、送信されるべき直交信号を表す。直交変調器1は、入力されたI,Q信号に直交変調処理を施した後、ドライバアンプ2に供給する。ドライバアンプ2(第1のアンプ)は、直交変調器1の出力信号を、ベースバンド回路7より指定されたゲイン設定値に従って増幅する。
ドライバアンプ2の増幅出力は、バンドパスフィルタ3において帯域制限された後、パワーアンプ4(第2のアンプ)へ入力される。パワーアンプ4にて増幅された信号は、アイソレータ5及びバンドパスフィルタ13を介して、アンテナ10から送出される。アイソレータ5は、パワーアンプ4の出力信号の一部が、アンテナ10において反射したことに起因して、パワーアンプ4の特性劣化を引き起こすことを抑制する。本実施形態では、APC機能を有する従来の無線送信機(図10)とは異なり、パワーアンプ4と、アイソレータ5との間には、カプラは設けられていない。
また、本実施形態に係る無線送信機(図1)は、APC機能を実現するための信号検出を行うべく、電流検出回路6を備える。電流検出回路6は、パワーアンプ4に流れる電流を検出する。電流検出回路6の検出結果(検出電流)は、パワーアンプ4の現在の送信パワーを表す。この検出結果は、ベースバンド回路7を介してCPU(Central Processing Unit:制御回路)8に通知される。
図2は、本実施形態に係る無線送信機(図1)が備える電流検出回路6の回路構成を例示する図である。
同図に示す電流検出回路6において、パワーアンプ4の電源端子Tpと、電源電圧Vccとの間には、抵抗Rが挿入されている。本実施形態では、この抵抗Rの両端電圧を利用することにより、当該電源からパワーアンプ4に流れる電流を検出する。パワーアンプ4に流れる電流Iccは、
Icc=(Vcc−Vpa)/R ・・・・・・・(1),
なる式によって表すことができる。ここで、電圧Vpaは、抵抗Rを利用して検出したところの、パワーアンプ4の現在の送信パワー(電流Icc)に応じた電圧(電流検出値)である。
なお、Cは、ノイズ除去用のコンデンサである。また、図2に示した電流検出回路6は一例であって、例えば、電流検出素子を用いる構成であっても良い。或いは、電流検出回路6を、パワーアンプ4内に内蔵する回路構成であっても良い。
本実施形態において、メモリ9には、APCテーブル9Aと、AGCテーブル9Bとが予め格納されている。APCテーブル9Aは、パワーアンプ4の検出電流と、パワーアンプ4の送信パワーとの間の特性が記述されたテーブルである。AGCテーブル9Bは、送信パワーと、ドライバアンプ2のAGC(Auto Gain Control)電圧との間の特性が記述されたテーブルである。
図3は、本実施形態に係る無線送信機(図1)が備えるパワーアンプ4の出力(Pout)対電流(Icc)特性を例示する図である。そして、図4は、パワーアンプ4の出力(Pout)対電流(Icc)特性を表すAPCテーブル9Aを例示する図である。
また、図7は、パワーアンプ4の出力電力(Pout)と、無線送信機(図1)のゲインを制御するためにドライバアンプ2に設定する制御電圧(AGC電圧)との間のAGC特性を例示する図である。メモリ9に予め格納されているAGCテーブル9Bには、図7に示すAGC特性を表す数値が予め記述されている。
パワーアンプ4には、例えば、図3に実線31で示す如く、出力パワーに応じた電流が流れる。本実施形態では、実線31で表される出力対電流特性を基に、図4に示す如きAPCテーブル9Aをメモリ9に予め格納する。即ち、APCテーブル9Aには、パワーアンプ4に流れる電流と、パワーアンプ4の出力電力との間の特性が記述されている。
そして、本実施形態において、CPU8は、パワーアンプ4の検出電流を基にして、APCテーブル9A及びAGCテーブル9Bを参照することにより、ドライバアンプ2の制御端子に設定すべきゲインを決定する。
CPU8は、パワーアンプ4の現在の送信パワーが、本来必要とする送信パワーより低い場合に、AGCテーブル9Bから求めたAGC電圧を基にして、ベースバンド回路7を介して、ドライバアンプ2のゲインを上げる指示を実行する。反対に、CPU8は、パワーアンプ4の現在の送信パワーが本来必要とする送信パワーより高い場合に、AGCテーブル9Bから求めたAGC電圧を基にして、ベースバンド回路7を介して、ドライバアンプ2のゲインを下げる指示を実行する。
より具体的に、例えば、無線送信機50の本来必要とする送信パワー(目標送信電力)が、例えば24.0dBmであり、電流検出回路6による検出電流値が、例えば135.0mAである場合を考える。この場合、CPU8は、検出電流値である135.0mAを基に図4に示すAPCテーブルを参照することにより、現在の送信パワーが23.0dBmであることを検出する。そして、この場合、CPU8は、係る現在の送信パワー(23.0dBm)と、目標送信電力(24.0dBm)との比較を行う。これにより、CPU8は、係る現在の送信パワー(23.0dBm)が、目標送信電力(24.0dBm)に対して、1.0dBだけ不足している(低い)ことを認識する。そこで、CPU8は、ベースバンド回路7を介して、ドライバアンプ2のゲインを1.0dBだけ上げるような指示を生成する。その際、CPU8は、ドライバアンプ2の制御端子に具体的に設定すべき制御電圧(AGC電圧)を、図7に例示するAGC特性が記述されたAGCテーブル9Bを参照することによって決定する。
即ち、前記の例の場合、CPU8は、AGCテーブル9B(図7に示すAGC特性)を参照することにより、原則として、目標送信電力(24.0dBm)をパワーアンプ4において実現するためのAGC電圧(約1.7V)を、ドライバアンプ2の制御端子に設定している。しかしながら、実際に検出された現在の送信パワーは、自装置及び周囲の様々な条件に起因して、23.0dBmである。従ってこの場合、CPU8は、まず、上記差分である1.0dBだけ送信パワーが増大するために必要なAGC電圧のオフセット量を、AGCテーブル9Bを基に決定する。そして、CPU8は、決定したオフセット量を、パワーアンプ4に現在まで設定していたAGC電圧(この場合、約1.7V)に加算する。より具体的には、図7に示すAGC特性において、縦軸Poutが23.0dBmの場合、横軸AGC電圧は約1.6Vであって、パワーアンプ4に現在まで設定していたAGC電圧(約1.7V)より約0.1V小さい値である。そこで、CPU8は、係る0.1Vの差分を上記オフセット量と決定し、決定したオフセット量を、パワーアンプ4に新たに設定すべきAGC電圧(約1.8V=1.7+0.1)と決定する。
上述したCPU8の動作は、以下に説明する送信電力制御処理によって実現される。図8は、本実施形態に係る無線送信機における送信電力制御処理を示すフローチャートである。係るフローチャートは、図1に示す無線送信機50においてCPU8が実行するソフトウェア・プログラム(送信電力制御機能8A)の処理手順を表す。
図8において、CPU8は、まず、通知された検出結果(電圧Vpa)を基に、上記(1)式によって電流値Iccを算出する(ステップS1)。次に、CPU8は、電流値Iccを基にAPCテーブル9Aを参照することにより、パワーアンプ4の現在の送信パワーを検出する(ステップS2)。
CPU8は、自装置が本来必要とする送信パワー(目標送信電力)と、ステップS2にて求めた現在の送信パワーとを比較する(ステップS3)。
次に、CPU8は、係る比較処理の結果に基づいてAGCテーブル9Bを参照する。これにより、CPU8は、パワーアンプ4が必要とする送信パワー(目標送信電力)に調整するためのドライバアンプ2のAGC電圧を上述した手順で決定する(ステップS4)。
次に、CPU8は、決定したAGC電圧を、ベースバンド回路7を介して、ドライバアンプ2の制御端子に設定する(ステップS5)。
そして、CPU8は、無線送信機50の動作中において、上述したステップS1乃至ステップS3の動作を繰り返し実行する。
<実施形態の効果>
以上説明した装置構成により、本実施形態に係る無線送信機50は、送信パワーを、予め設定された目標送信電力に維持する送信電力制御を実現する。
即ち、本実施形態によれば、無線送信機50の現在の送信パワーを表すパラメータとして、パワーアンプ4に流れる電流を検出する。このため、上述した従来の回路構成(図10)とは異なり、パワーアンプ4とアイソレータ5との間に、カプラ等のAPC用の信号分岐のための回路を挿入する必要がない。従って、本実施形態によれば、係る信号分岐用の回路を信号送信ラインに挿入することによる信号損失が生じない。よって、本実施形態によれば、RF特性の劣化を招くことは無いので好適である。
上述した特許文献1及び2に記載されたAPC方式では、パワーアンプの状態を検出すると共に、検出結果に基づく制御信号を、当該パワーアンプ自体に帰還する回路構成であった。これに対して、本実施形態に係る無線送信機(図1)は、送信パワーの調整制御(送信電力制御)を行うに際して、パワーアンプ4のゲインを制御するのではなく、ドライバアンプ2のAGC電圧を調整することによって自装置全体としてのゲインを制御する、という特徴的な回路構成である。そして、係る回路構成により、本実施形態では、APC機能と、AGC機能とを実現している。
即ち、本実施形態では、APC機能の実現に際して、当該特許文献1及び2に係るAPC方式の如くパワーアンプ自体に制御信号を設定するための端子を設ける必用は無い。換言すれば、本実施形態に係るAPC機能及びAGC機能実現のための回路構成は、同じく当該両機能の実現が要求される従来の回路構成(図10)の基本的な回路構成との親和性が高い。
従って、例えば新たな無線送信機の設計に際して、係る従来の回路構成を基礎として本実施形態に係る回路構成(図1)を実現しようとする場合には、係る従来の回路構成においてドライバアンプ(102)の制御端子をそのまま利用することができる。よって、本実施形態に係る回路構成によれば、迅速な製品設計を実現することができ、且つ設計及び製造に関するコストを低減することができる。
更に、本実施形態において、電流検出回路6によるパワーアンプ4の送信パワー検出のための回路構成は、電流検出用の抵抗Rを設けるだけの極めて簡単なものである。そして、係る電流検出回路6の回路構成は、他の回路ブロック(例えば、電源回路用の集積回路)と共に集積化することも容易である。このため、図10に示した従来の無線送信機と比較して、回路構成を格段に簡素化することができるので、コスト面及び小型軽量化の観点からも好適である。
更に、本実施形態によれば、パワーアンプ4単体のAPC特性を測定することにより、APCテーブル9Aを容易に作成できるという効果もある。
<実施形態の変形例>
(第1の変形例)
図9は、本実施形態の第1の変形例における無線送信機の回路構成を示すブロック図である。本実施形態に係る無線送信機50Aの回路構成は、上述した無線送信機50(図1)と同様な構成を備えるのに加えて、更に、温度センサ11とA(アナログ)/D(デジタル)変換回路12とを備える。温度センサ11は、自装置及び周囲の温度を検出する。
A/D変換回路12は、温度センサ11によって検出された検出信号を、デジタルデータに変換する。CPU8は、本変形例に係る送信電力制御機能8Bを実行するに際して、温度センサ11による検出結果を、A/D変換回路12を介して入手する。
尚、図9に示す回路構成において、上述した実施形態と同様な構成については、同一の参照番号を付すことにより、重複する説明は省略する。
上述した実施形態では、図3に例示した特性曲線(APCテーブル9Aの内容に相当)に変化が無いことを前提としている。しかしながら、実際には、係る特性曲線は、例えば図5に示す如く、常温の特性31が、温度変化等の影響によって特性51に示す如く変化する。このため、想定される無線送信機50の使用温度範囲において、最適なAPC機能を実現するためには、好ましくは、複数のAPCテーブルを予め用意する必用がある。
より具体的には、例えば、常温時には図4に示すAPCテーブル、高温時には図6Aに例示するAPCテーブル、そして低温時には図6Bに例示するAPCテーブルを用意し、これらのAPCテーブルを予めメモリ9に格納する必用がある。ここで、本変形例における各温度域の大小関係は、一例として、(低温)<(常温)<(高温)である。
そして、この場合、CPU8は、検出した温度に応じて、参照すべきAPCテーブルを適宜切り替える処理を行うことになる。しかしながら、携帯端末等の無線送信機に内蔵されるメモリは、一般に記憶容量が制限される。よって、この場合においても、係る複数のAPCテーブルを全てメモリ9に格納する構成は好ましいものではない。
そこで、本変形例では、常温域における特性31に基づくAPCテーブル(図4)を構成する各値に対して、温度毎にオフセット値を予め用意する。即ち、本変形例では、温度変化に伴ってパワーアンプ4に生じる特性変化を、温度センサ11によって検出し得る温度毎に、前記第1テーブル(9A)に記述した電流値に対応するオフセット値として、メモリ9に予め格納する。これにより、本変形例では、メモリ9に必用な記憶容量を増大させること無く、温度変化にも充分に対応できるようにする。
例えば、27.0dBmの出力パワー(目標送信電力)を得たい場合を考える。この場合、各温度において27.0dBmなる出力パワーを得る場合の電流は、
・高温度時には299.0mA(図6A参照)、
・常温時には284.0mA(図4参照)、
・低温時には269.0mA(図6B参照)
である。
本変形例において、CPU8は、送信電力制御機能8Bを実行する。この送信電力制御機能8Bは、上述した送信電力制御処理(図8)と略同様な処理構成であり、上述した温度補償を実現する関係から、ステップS2における処理内容が異なる。
即ち、本変形例において、CPU8は、ステップS2においてAPCテーブル9Aを参照するに際して、温度センサ11(A/D変換回路12)による検出温度も参照する。そして、CPU8は、APCテーブル(図4)より基準値として取得した電流値Iccに対して、検出した温度に応じたオフセット量を加える。そして、この場合、CPU8は、係るオフセット量が付加された電流値を、現在の送信パワーを表す値と判断する。
例えば、検出した温度が高温の場合、CPU8は、APCテーブル(図4)より取得した電流値Iccに対して、オフセット量として+15mA(299.0−284.0=15mA)を加算する。一方、検出した温度が低温の場合、APCテーブル(図4)より取得した電流値Iccに対して、オフセット量として−15mA(269.0−284.0=−15mA:オフセット量)を加算する。
このような本変形例によれば、上述した実施形態と同様な効果を得られるだけでなく、更に、温度補償されたより精度の高いAPC機能を実現することができる。即ち、本変形例によれば、検出温度毎に予め設定したオフセット量を、APCテーブル9Aから入手した電流値に加算するという簡単な処理構成により、温度変化等によって生じたパワーアンプ4の特性変化に柔軟に対応することができる。
(第2の変形例)
本変形例では、パワーアンプ4のためのAPCテーブル9Aと、ドライバアンプ2のためのAGCテーブル9Bとに対して線形補間を行う。係る線形補間を行うことにより、非線形部分においてもきめ細やかな送信電力制御を実現することができる。
より具体的に、APCテーブル9A及びAGCテーブル9Bの線形補間とは、線形(リニア)に変化する領域では当該テーブルに記述する標本値の間隔を間引き、非線形領域では、当該テーブルに記述する標本値の間隔細かく設定することを意味する。
ここで、本変形例におけるAPCテーブル9Aの線形補間の一例について説明する。図3に例示する特性31において、5.0dBmから20.0dBmの間の領域は、明らかに非線形となっている。但し、この領域においても、短い区間(例えば、1〜4dBm間隔)で見れば、線形とみなすことができる。そこで本変形例では、係る非線形区間をAPCテーブル9Aに記述するに際して、線形とみなし得る間隔(1〜4dBm間隔)とする。一方、−60.0dBmから5.0dBmの間の領域では、線形区間とみなすことができる。そこで本変形例では、係る線形区間をAPCテーブル9Aに記述する際にはより大きな間隔(4dBmよりも大きなステップ)とする。
一方、AGCテーブル9Bについても上記と同様な手順で設定することができる。即ち、本変形例では、AGCテーブル9Bの元となるドライバアンプ2のAGC特性(図7)において、線形区間では大きな間隔、非線形区間ではより細かな間隔で、同テーブルに記述すべき標本値を選択する。本変形例では、このような手順で記述したAGCテーブル9Bを、送信電力制御に際して参照する。これにより、きめ細かなAGC機能を実現することができると共に、AGCテーブル9Bがメモリ9において専有する記憶領域を低減することができる。
尚、上述した実施形態及びその変形例に係る無線送信機は、移動通信システムにおける携帯端末の他、一般の無線通信機の送信回路に広く適用して好適である。
また、上述した実施形態及びその変形例を例として説明した本発明は、上述した無線送信機の回路構成(図1、図9)に対して、その説明において参照したフローチャート(図8)の機能を実現可能なコンピュータ・プログラムを供給した後、そのコンピュータ・プログラムを、当該装置のCPU8に読み出して実行することによって達成される。また、当該装置内に供給されたコンピュータ・プログラムは、メモリ9または不図示の記憶デバイスに格納すれば良い。
本発明の一実施形態における無線送信機の回路構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る無線送信機(図1)が備える電流検出回路6の回路構成を例示する図である。 本実施形態に係る無線送信機(図1)が備えるパワーアンプ4の出力(Pout)対電流(Icc)特性を例示する図である。 パワーアンプ4の出力(Pout)対電流(Icc)特性を表すAPCテーブル9Aを例示する図である。 パワーアンプ4の出力対電流特性の温度変化を示す図である。 高温時に参照すべきAPCテーブルを例示する図である。 低温時に参照すべきAPCテーブルを例示する図である。 パワーアンプ4の出力電力(Pout)と、無線送信機(図1)のゲインを制御するためにドライバアンプ2に設定する制御電圧(AGC電圧)との間のAGC特性を例示する図である。 本実施形態に係る無線送信機における送信電力制御処理を示すフローチャートである。 本実施形態の第1の変形例における無線送信機の回路構成を示すブロック図である。 APC機能を有する従来の無線送信機の回路構成を示すブロック図である。
符号の説明
1,101 直交変調器
2,102 ドライバアンプ
3,103 バンドパスフィルタ
4,104 パワーアンプ
5,105 アイソレータ
6 電流検出回路
7,107 ベースバンド回路
8,108 CPU
8A,8B 送信電力制御機能
9,109 メモリ
9A APCテーブル
9B AGCテーブル
10,112 アンテナ
11 温度センサ
12 A/D変換回路
13,113 バンドパスフィルタ
50,50A 無線送信機
110 カプラ
111 検波回路

Claims (12)

  1. 送信信号の電力を、第1アンプ及びその出力が入力される第2アンプによって増幅することにより、所定の目標送信電力に調整し、
    電源から前記第2アンプに流れる電流に基づいて、前記第1アンプのゲインを制御する制御手段を備える送信電力制御装置であって、
    前記第2アンプに流れる電流と、該第2アンプの出力電力との間の特性が格納された第1テーブルを更に備え、
    前記制御手段は、
    前記第2アンプに流れる電流を基に前記第1テーブルを参照した結果に従って、前記第1アンプのゲインを制御する
    ことを特徴とする送信電力制御装置。
  2. 前記第2アンプの出力電力と、自装置のゲインを制御するために前記第1アンプに設定する制御電圧との間の特性が格納された第2テーブルを更に備え、
    前記制御手段は、
    前記第1テーブルの参照結果と、前記目標送信電力とを比較すると共に、その比較結果を基に前記第2テーブルを参照した結果に従って、前記第1アンプのゲインを制御する
    ことを特徴とする請求項記載の送信電力制御装置。
  3. 前記制御手段は、
    温度変化に伴って前記第2アンプに生じる特性変化を表すところの、前記第1テーブルに記述した電流値に対応するオフセット値を、検出し得る温度毎に参照可能であって、
    前記第2アンプに流れる電流を基に前記第1テーブルを参照した際、その参照結果に、検出温度に応じた前記オフセット値を付加し、そのオフセット値が付加された参照結果に従って、前記第1アンプのゲインを制御する
    ことを特徴とする請求項または請求項記載の送信電力制御装置。
  4. 前記第2アンプに流れる電流を検出する電流検出手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項の何れかに記載の送信電力制御装置。
  5. 請求項1乃至請求項の何れかに記載の送信電力制御装置を備える
    ことを特徴とする無線送信機。
  6. 送信信号の電力を、第1アンプ及びその出力が入力される第2アンプによって増幅することにより、所定の目標送信電力に調整し、
    電源から前記第2アンプに流れる電流を検出し、
    検出した電流に基づいて、前記第1アンプのゲインを制御する送信電力制御方法であって、
    前記第2アンプに流れる電流と、該第2アンプの出力電力との間の特性を記述した第1テーブルを予め用意し、
    前記第2アンプに流れる電流を基に前記第1テーブルを参照すると共に、その参照結果に従って、前記第1アンプのゲインを制御する
    ことを特徴とする送信電力制御方法。
  7. 前記第2アンプの出力電力と、自装置のゲインを制御するために前記第1アンプに設定する制御電圧との間の特性を記述した第2テーブルを予め用意し、
    前記第1テーブルの参照結果と、前記目標送信電力とを比較し、
    その比較結果を基に前記第2テーブルを参照すると共に、その参照結果に従って、前記第1アンプのゲインを制御する
    ことを特徴とする請求項記載の送信電力制御方法。
  8. 温度変化に伴って前記第2アンプに生じる特性変化を、検出し得る温度毎に、前記第1テーブルに記述した電流値に対応するオフセット値として予め用意し、
    前記第2アンプに流れる電流を基に前記第1テーブルを参照した際、その参照結果に、検出温度に応じた前記オフセット値を付加し、そのオフセット値が付加された参照結果に従って、前記第1アンプのゲインを制御する
    ことを特徴とする請求項または請求項記載の送信電力制御方法。
  9. 前記第1テーブルに記述する特性を、予め線形補間する
    ことを特徴とする請求項乃至請求項の何れかに記載の送信電力制御方法。
  10. 前記第2テーブルに記述する特性を、予め線形補間する
    ことを特徴とする請求項乃至請求項の何れかに記載の送信電力制御方法。
  11. 送信信号の電力を、第1アンプ及びその出力が入力される第2アンプによって増幅することにより、所定の目標送信電力に調整する送信電力制御装置の動作制御のためのコンピュータ・プログラムであって、そのコンピュータ・プログラムにより、
    電源から前記第2アンプに流れる電流に基づいて、前記第1アンプのゲインを制御する制御機能と、
    前記第2アンプに流れる電流と、該第2アンプの出力電力との間の特性が格納された第1テーブルを、前記第2アンプに流れる電流を基に参照する参照機能と、
    を実現させ、
    前記参照機能による参照結果に従って、前記第1アンプのゲインを制御する制御機能をコンピュータに実現させる
    ことを特徴とするコンピュータ・プログラム。
  12. 前記参照機能は、
    前記第1テーブルの参照結果と、前記目標送信電力とを比較する機能と、
    前記第2アンプの出力電力と、自装置のゲインを制御するために前記第1アンプに設定する制御電圧との間の特性が格納された第2テーブルを、前記比較の結果を基に参照する機能とを含み、
    前記制御機能により、
    前記第2テーブルの参照結果に従って、前記第1アンプのゲインを制御する
    ことを特徴とする請求項11記載のコンピュータ・プログラム。
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