JP2001320288A - 電源電圧制御装置及び電源電圧制御方法 - Google Patents

電源電圧制御装置及び電源電圧制御方法

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JP2001320288A
JP2001320288A JP2001050153A JP2001050153A JP2001320288A JP 2001320288 A JP2001320288 A JP 2001320288A JP 2001050153 A JP2001050153 A JP 2001050153A JP 2001050153 A JP2001050153 A JP 2001050153A JP 2001320288 A JP2001320288 A JP 2001320288A
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JP
Japan
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power supply
supply voltage
power
value
transmission
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Application number
JP2001050153A
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English (en)
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Yoshiharu Ishihara
由晴 石原
Eishin Kato
英信 加藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信電力の高低に係わらず電源が常に低
電力損失となるように電力増幅手段に印加される電源電
圧を制御すること。 【解決手段】 電力増幅手段108での増幅時に電力損
失が一定以上生じない送信電力と電力損失が生じる送信
電力との境界を示す送信電力基準値と、送信電力指定値
とを比較手段102で比較する。この結果、指定値が基
準値以下の場合、即ち増幅時に電力損失が生じる送信電
力である場合に、電源106の電源電圧をDC/DCコ
ンバータ105で低く変換して電力増幅手段108に印
加する。これで電源106から電力増幅手段108に無
駄な電源電圧が印加されることがなくなる。また指定値
が基準値を越える場合、即ち増幅時に電力損失が一定以
上生じない送信電力である場合は、電源電圧が直接電力
増幅手段108に印加され、この時コンバータ105は
オフとなるのでコンバータ105による電力消費が無く
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動体通信システム
における携帯電話機や通信機能及びコンピュータ機能を
備えた情報通信端末装置等の移動局装置及び、この移動
局装置と無線通信を行う基地局装置等に適用され、電力
増幅手段の電源電圧を制御する電源電圧制御装置及び電
源電圧制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、電力増幅手段において電力増幅用
電源電圧は電源より一律に使用していた。しかしこの方
法では、送信電力(送信信号の電力)が低い時にロスが
大きくなり、必要以上の電流が流れることにより消費電
流が嵩む問題がある。そこで、従来から電源電圧制御装
置には、例えば特開昭63−155904号公報(RF
発生装置)に記載されているようなものが知られてい
る。
【0003】この公報に記載された装置では、電力増幅
手段(パワーアンプ)に印加される電源電圧のレベルを制
御するコンバータが、電力増幅手段の出力電力設定値に
応じて電源電圧を可変する。これによって、高負荷とな
る初期運転時及び低負荷時のそれぞれの負荷に応じて電
力増幅手段の消費電力が小さくなるように制御してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置においては、送信電力の高低に係わらず常時コンバ
ータが電力増幅手段の印加電圧制御を行っているので、
必要以外にもコンバータを使用することになる。その
分、装置全体では消費電力が大きくなり、電源の電力損
失が大きくなってしまうという問題がある。
【0005】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、送信電力の高低に係わらず電源が常に低電力損失
となるように電力増幅手段に印加される電源電圧を制御
することができる電源電圧制御装置及び電源電圧制御方
法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電源電圧制御装
置は、送信信号を増幅する増幅手段に電源電圧を印加す
る電源手段と、前記電源電圧を変換する変換手段と、前
記電源電圧を前記増幅手段に直接印加する状態及び、前
記電源電圧を前記変換手段を介して前記増幅手段に印加
する状態の何れかに切り替えるスイッチ手段と、前記増
幅手段での増幅時に電力損失が一定以上生じない送信電
力とこの送信電力よりも低く電力損失が生じる送信電力
との境界を示す基準値と、送信電力の指定値とを比較す
る比較手段と、この手段での比較結果、前記指定値が前
記基準値を越える場合、前記スイッチ手段を前記電源電
圧が直接前記増幅手段に印加されるように切り替え、前
記基準値以下の場合、前記電源電圧が前記変換手段を介
して前記増幅手段に印加されるように切り替える第1制
御手段と、を具備する構成を採る。
【0007】この構成によれば、指定値が基準値以下の
場合、即ち増幅時に電力損失が生じる送信電力である場
合に、電源電圧を変換手段で低く変換して増幅手段に印
加すれば、電源手段から無駄な電源電圧が印加されるこ
とがなくなる。また、指定値が基準値を越える場合、即
ち増幅時に電力損失が一定以上生じない送信電力である
場合は、電源電圧が直接増幅手段に印加され、この時変
換手段はオフとなるので、変換手段による電力消費が無
くなる。以上のことから、送信電力の高低に係わらず電
源手段が常に低電力損失となるように増幅手段を制御す
ることができる。
【0008】本発明の電源電圧制御装置は、上記構成に
おいて、電源電圧が変換手段を介して増幅手段に印加さ
れる場合に、前記変換手段が前記電源電圧を増幅歪みが
生じにくい一定の傾きで減衰するように制御する第2制
御手段を具備する構成を採る。
【0009】この構成によれば、増幅手段に印加される
電源電圧が変換手段で減衰される過程において、送信信
号に歪みが生じないようになる。
【0010】本発明の電源電圧制御装置は、上記構成に
おいて、電源電圧を監視する監視手段を具備し、第2制
御手段は、指定値が基準値以下で且つ前記監視される電
源電圧が前記基準値以下となった場合、増幅手段に印加
される電源電圧が一定となるように、変換手段の電源電
圧変換動作を制御する構成を採る。
【0011】この構成によれば、指定値が基準値以下の
場合に、電源電圧が消耗等で低下しても増幅手段に安定
的に電源電圧を印加することができる。
【0012】本発明の電源電圧制御装置は、上記構成に
おいて、送信電力指定値、監視手段による電源電圧監視
値、及び増幅手段に印加する電源電圧を設定するための
電源電圧設定値が対応付けられて記憶されたテーブル手
段を具備し、指定値が前記基準値以下で且つ前記電源電
圧が前記基準値以下となった場合、第2制御手段は、前
記テーブル手段において、監視手段の電源電圧の監視値
に対応する前記電源電圧監視値と、前記指定値に対応す
る前記送信電力指定値を検索し、この検索された双方の
値に対応付けられた電源電圧設定値を求め、増幅手段に
印加される電源電圧が前記求められた電源電圧設定値と
なるように、変換手段の電源電圧変換動作を制御する構
成を採る。
【0013】この構成によれば、送信電力指定値が送信
電力基準値以下の場合に、電源電圧が消耗等によって低
下しても、増幅手段に、より安定的に電源電圧を供給す
ることができる。
【0014】本発明の電源電圧制御装置は、上記構成に
おいて、増幅手段から出力される送信信号を検出する検
波手段と、前記増幅手段の前段で入力送信信号を増幅す
る第2増幅手段とを具備し、第1制御手段は、前記送信
電力が指定値と一致するように、前記検波の電圧に応じ
て、前記第2増幅手段での前記入力送信信号の増幅を制
御する構成を採る。
【0015】この構成によれば、増幅手段の前段に設け
られた第2増幅手段で、送信電力が指定値の電力となる
ように微調整的に増幅されるので、送信電力を指定値
に、より精度良く適合させることができる。
【0016】本発明の電源電圧制御装置は、上記構成に
おいて、増幅手段の他の端子電圧として第2電源電圧を
印加する第2電源手段と、前記第2電源電圧を変換する
第2変換手段と、前記第2電源電圧を前記増幅手段に直
接印加する状態及び、前記第2電源電圧を前記第2変換
手段を介して前記増幅手段に印加する状態の何れかに切
り替える第2スイッチ手段とを具備し、第1制御手段
は、比較手段の比較結果、指定値が基準値を越える場
合、前記第2スイッチ手段を前記第2電源電圧が直接前
記増幅手段に印加されるように切り替え、前記基準値以
下の場合、前記第2電源電圧が前記第2変換手段を介し
て前記増幅手段に印加されるように切り替える構成を採
る。
【0017】この構成によれば、送信電力の高低に係わ
らず第2電源手段が常に低電力損失となるように増幅手
段を制御することができる。
【0018】本発明の電源電圧制御装置は、上記構成に
おいて、第2電源電圧が第2変換手段を介して増幅手段
に印加される場合に、前記第2変換手段が前記第2電源
電圧を増幅歪みが生じにくい一定の傾きで減衰するよう
に制御する第3制御手段を具備する構成を採る。
【0019】この構成によれば、増幅手段に印加される
第2電源電圧が第2変換手段で減衰される過程におい
て、送信信号に歪みが生じないようになる。
【0020】本発明の電源電圧制御装置は、上記構成に
おいて、第3制御手段は、指定値が基準値以下で且つ監
視手段で監視される第2電源電圧が前記基準値以下とな
った場合、増幅手段に印加される第2電源電圧が一定と
なるように、第2変換手段の電源電圧変換動作を制御す
る構成を採る。
【0021】この構成によれば、指定値が基準値以下の
場合に、第2電源電圧が消耗等で低下しても増幅手段に
安定的に第2電源電圧を印加することができる。
【0022】本発明の電源電圧制御装置は、上記構成に
おいて、送信電力指定値、監視手段による電源電圧監視
値、及び増幅手段に印加する第2電源電圧を設定するた
めの第2電源電圧設定値が対応付けられて記憶された第
2テーブル手段を具備し、指定値が前記基準値以下で且
つ前記第2電源電圧が前記基準値以下となった場合、第
3制御手段は、前記第2テーブル手段において、監視手
段の第2電源電圧の監視値に対応する前記第2電源電圧
監視値と、前記指定値に対応する前記送信電力指定値と
を検索し、この検索された双方の値に対応付けられた第
2電源電圧設定値を求め、増幅手段に印加される第2電
源電圧が前記求められた第2電源電圧設定値となるよう
に、第2変換手段の第2電源電圧変換動作を制御する構
成を採る。
【0023】この構成によれば、送信電力指定値が送信
電力基準値以下の場合に、第2電源電圧が消耗等によっ
て低下しても、増幅手段に、より安定的に第2電源電圧
を供給することができる。
【0024】本発明の電源電圧制御装置は、上記構成に
おいて、テーブル手段に記憶された電源電圧監視値に特
定電圧を設定し、送信電力が基準値を越え且つ監視手段
の電源電圧の監視値が前記特定電圧よりも大きい場合、
第2制御手段は、前記特定電圧に対応付けられた電源電
圧設定値を求め、増幅手段に印加される電源電圧が前記
求められた電源電圧設定値となるように、変換手段の電
源電圧変換動作を制御する構成を採る。
【0025】この構成によれば、送信電力が送信電力基
準値を越える場合に、電源電圧が消耗等によって低下し
ても、増幅手段に、より安定的に電源電圧を供給するこ
とができる。
【0026】本発明の電源電圧制御装置は、上記構成に
おいて、第2テーブル手段に記憶された電源電圧監視値
に特定電圧を設定し、送信電力が基準値を越え且つ監視
手段の電源電圧の監視値が前記特定電圧よりも大きい場
合、第3制御手段は、前記特定電圧に対応付けられた電
源電圧設定値を求め、増幅手段に印加される第2電源電
圧が前記求められた電源電圧設定値となるように、第2
変換手段の電源電圧変換動作を制御する構成を採る。
【0027】この構成によれば、送信電力が送信電力基
準値を越える場合に、第2電源電圧が消耗等によって低
下しても、増幅手段に、より安定的に第2電源電圧を供
給することができる。
【0028】本発明の電源電圧制御装置は、上記構成に
おいて、移動通信システムに最大送信電力が異なる複数
モードが存在する場合に、最大送信電力をしきい値と比
較して前記最大送信電力のモードを判定するモード判定
手段を具備し、前記モード判定手段で、前記最大送信電
力がしきい値以下のモードと判定された場合に、第1又
は第2テーブル手段を参照する電源電圧変換制御を行
い、前記最大送信電力がしきい値を越えるモードと判定
された場合に、特定電圧が設定された第1又は第2テー
ブル手段を参照する電源電圧変換制御を行う構成を採
る。
【0029】この構成によれば、移動通信システムの異
なる伝送レート等により、最大出力電力が異なる複数モ
ードが存在する移動通信システムにおいても、電源が常
に低電力損失となるように増幅手段を制御することがで
きる。
【0030】本発明の送信装置は、上記いずれかと同構
成の電源電圧制御装置を具備し、前記電源電圧制御装置
によって送信信号を増幅する電力増幅手段への印加電源
電圧が制御される構成を採る。
【0031】この構成によれば、送信電力の高低に係わ
らず送信装置の電源が常に低電力損失となるように電力
増幅手段に印加される電源電圧を制御することができ
る。
【0032】本発明の移動局装置は、上記構成の送信装
置を具備する構成を採る。
【0033】この構成によれば、移動局装置において、
上記送信装置と同様の作用効果を得ることができる。
【0034】本発明の基地局装置は、上記構成の送信装
置を具備する構成を採る。
【0035】この構成によれば、基地局装置において、
上記送信装置と同様の作用効果を得ることができる。
【0036】本発明の電源電圧制御方法は、送信信号を
増幅する増幅手段での増幅時に電力損失が一定以上生じ
ない送信電力とこの送信電力よりも低く電力損失が生じ
る送信電力との境界を示す基準値と、送信電力の指定値
とを比較し、この比較結果、前記指定値が前記基準値を
越える場合、電源電圧が直接前記増幅手段に印加される
ように制御し、前記基準値以下の場合、前記電源電圧が
低く変換されて前記増幅手段に印加されるように制御す
るようにした。
【0037】この方法によれば、指定値が基準値以下の
場合、即ち増幅時に電力損失が生じる送信電力である場
合に、電源電圧を変換手段で低く変換して増幅手段に印
加すれば、電源手段から無駄な電源電圧が印加されるこ
とがなくなる。また、指定値が基準値を越える場合、即
ち増幅時に電力損失が一定以上生じない送信電力である
場合は、電源電圧が直接増幅手段に印加され、この時変
換手段はオフとなるので、変換手段による電力消費が無
くなる。以上のことから、送信電力の高低に係わらず電
源電圧の供給源である電源が常に低電力損失となるよう
に増幅手段を制御することができる。
【0038】本発明の電源電圧制御方法は、上記方法に
おいて、電源電圧を監視し、指定値が基準値以下の場合
に、前記監視される電源電圧が前記基準値以下となった
場合、増幅手段に印加される電源電圧が一定となるよう
に、前記電源電圧の変換動作を制御するようにした。
【0039】この方法によれば、指定値が基準値以下の
場合に、電源電圧が消耗等で低下しても増幅手段に安定
的に電源電圧を印加することができる。
【0040】本発明の電源電圧制御方法は、上記方法に
おいて、増幅手段から出力される送信信号の送信電力を
検波し、この検波電圧に応じて、前記送信電力が指定値
と一致するように、前記増幅手段の前段で送信信号を増
幅するようにした。
【0041】この方法によれば、増幅手段の前段で、送
信電力が指定値の電力となるように微調整的に増幅され
るので、送信電力を指定値に、より精度良く適合させる
ことができる。
【0042】本発明の電源電圧制御方法は、上記方法に
おいて、基準値と指定値との比較結果、前記指定値が前
記基準値を越える場合、増幅手段の他の端子電圧として
印加される第2電源電圧が直接前記増幅手段に印加され
るように制御し、前記基準値以下の場合、前記第2電源
電圧が低く変換されて前記増幅手段に印加されるように
制御するようにした。
【0043】この方法によれば、送信電力の高低に係わ
らず第2電源手段が常に低電力損失となるように増幅手
段を制御することができる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0045】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る電源電圧制御装置の構成を示すブロック図
である。
【0046】図1に示す電源電圧制御装置100は、送
信電力基準源101と、比較手段102と、第1制御手
段103と、第2制御手段104と、DC/DCコンバ
ータ(直流電圧/直流電圧変換器)105と、電源10
6と、バイパススイッチ107とを備えて構成され、電
源106から電力増幅手段108に印加される電圧を制
御するものである。
【0047】比較手段102は、送信電力基準源101
から出力される送信電力基準値(後述で説明)と、第1
制御手段103から出力される送信電力指定値(後述で
説明)との高低の比較を行い、この比較結果を第1制御
手段103へ出力するものである。
【0048】送信電力指定値とは、送信電力を指定する
値であり、例えば通信相手装置からの送信電力制御信号
に応じた値である。つまり、相手装置が近くの場合は送
信電力を低く、遠くの場合は高くするように送信電力制
御信号によって指示が送られてくるので、送信電力指定
値も、それら指示に応じた値となる。
【0049】送信電力基準値とは、図2にFVAで示す
値であり、電力増幅手段108での増幅時に電力損失が
一定以上生じない送信電力の領域E1と、電力損失が生
じる送信電力の領域E2との境界の電力値である。
【0050】第1制御手段103は、上記の送信電力指
定値を比較手段102へ出力すると共に、比較手段10
2の比較結果、送信電力指定値が送信電力基準値FVA
を越えることを示す場合、電源106の電圧(電源電
圧)が直接電力増幅手段108に印加されるようにバイ
パススイッチ107を切り替え、送信電力指定値が送信
電力基準値FVA以下であることを示す場合、電源10
6の電圧がDC/DCコンバータ105を介して電力増
幅手段108に印加されるようにバイパススイッチ10
7を切り替える制御を行うものである。
【0051】第2制御手段104は、第1制御手段10
3が電源106の電圧をDC/DCコンバータ105を
介して電力増幅手段108に印加する制御を行う際に、
DC/DCコンバータ105の電圧変換動作を制御する
ものである。
【0052】このような構成の電源電圧制御装置100
の動作を説明する。
【0053】比較手段102によって、送信電力基準源
101から出力される送信電力基準値FVAと、第1制
御手段103から出力される送信電力指定値とが比較さ
れる。
【0054】この比較結果、送信電力指定値が送信電力
基準値FVAを越えることを示す場合、第1制御手段1
03によって、電源106の電圧が直接電力増幅手段1
08に印加されるようにバイパススイッチ107が切り
替えられる。
【0055】一方、送信電力指定値が送信電力基準値F
VA以下であることを示す場合、電源106の電圧がD
C/DCコンバータ105を介して電力増幅手段108
に印加されるようにバイパススイッチ107が切り替え
られる。
【0056】この切り替えによってDC/DCコンバー
タ105がオンとされ、同時に第2制御手段104によ
って、DC/DCコンバータ105の電圧変換動作が制
御される。
【0057】この制御は、図2にV2で示すように、電
源電圧値を増幅歪みが問題にならない一定の傾きで減衰
させるように行われる。即ち、同図に示すように送信電
力が送信電力基準値FVAを越える領域E1では、例え
ば電力増幅手段108のドレイン電圧Vdd(又はコレ
クタ電圧Vcc)を電源106から取るため、電源電圧
値V1となる。
【0058】送信電力基準値FVA以下の領域E2で
は、Vdd(又はVcc)が制御されるため、一定の傾き
で減少する。言い換えれば、送信電力が低い場合は、電
力増幅手段108に余分な電源電圧が印加されないよう
に制御される。
【0059】このように、実施の形態1の電源電圧制御
装置100によれば、電力増幅手段108での増幅時に
電力損失が一定以上生じない送信電力と電力損失が生じ
る送信電力との境界を示す送信電力基準値FVAと、送
信電力指定値とを比較手段102で比較する。
【0060】この比較結果、送信電力指定値が送信電力
基準値FVA以下の場合、即ち増幅時に電力損失が生じ
る送信電力である場合に、電源106の電源電圧をDC
/DCコンバータ105で低く変換して電力増幅手段1
08に印加する。
【0061】これによって、電源106から電力増幅手
段108に無駄な電源電圧が印加されることがなくな
る。
【0062】また、送信電力指定値が送信電力基準値F
VAを越える場合、即ち増幅時に電力損失が一定以上生
じない送信電力である場合は、電源電圧が直接電力増幅
手段108に印加され、この時DC/DCコンバータ1
05はオフとなるので、DC/DCコンバータ105に
よる電力消費が無くなる。
【0063】以上のことから、送信電力の高低に係わら
ず電源106が常に低電力損失となるように電力増幅手
段108を制御することができる。
【0064】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2に係る電源電圧制御装置の構成を示すブロック図
である。但し、この図3に示す実施の形態2において図
1と共通する部分には同一符号を付し、その説明を省略
する。
【0065】図3に示す電源電圧制御装置300が、図
1に示した電源電圧制御装置100と異なる点は、監視
手段301を追加して備えたことにある。
【0066】監視手段301は、電源106の電圧(電
源電圧)を監視し、電源106の消耗によって電源電圧
が送信電力基準値FVA以下となった場合に、その送信
電力基準値FVA以下となったことを第1制御手段10
3に通知するものである。
【0067】このような構成の電源電圧制御装置300
の動作を説明する。
【0068】比較手段102の比較結果が、送信電力指
定値が送信電力基準値FVA以下であることを示す場
合、電源電圧がDC/DCコンバータ105を介して電
力増幅手段108に印加されるようにバイパススイッチ
107が切り替えられる。
【0069】この切り替えによってDC/DCコンバー
タ105がオンとされ、同時に第2制御手段104によ
って、DC/DCコンバータ105の電圧変換動作が制
御される。
【0070】この際、監視手段301の監視によって、
電源電圧が送信電力基準値FVA以下であることが第1
制御手段103に通知されたとする。この通知を受けた
第1制御手段103は、電源電圧が送信電力基準値FV
A以下となったことを第2制御手段104へ通知する。
【0071】これを受けた第2制御手段104は、その
後、図4に示すように、電源電圧値401が経過時間s
に応じて徐々に減少しても、電力増幅手段108のVd
d(又はVcc)に印加される印加電源電圧402が一定
となるように、DC/DCコンバータ105の電源電圧
変換動作を制御する。
【0072】このように、実施の形態2の電源電圧制御
装置300によれば、監視手段301によって電源電圧
を監視し、この結果をDC/DCコンバータ105の電
源電圧変換動作に反映するようにした。
【0073】即ち、送信電力指定値が送信電力基準値F
VA以下の場合に、電源電圧が消耗等によって送信電力
基準値FVA以下となっても、電力増幅手段108に印
加される電源電圧が一定となるように、DC/DCコン
バータ105の電源電圧変換動作が制御される。
【0074】従って、送信電力指定値が送信電力基準値
FVA以下の場合に、電源電圧が消耗等によって低下し
ても、電力増幅手段108に安定的に電源電圧を供給す
ることができる。
【0075】(実施の形態3)図5は、本発明の実施の
形態3に係る電源電圧制御装置の構成を示すブロック図
である。但し、この図5に示す実施の形態3において図
3と共通する部分には同一符号を付し、その説明を省略
する。
【0076】図5に示す電源電圧制御装置500が、図
3に示した電源電圧制御装置300と異なる点は、電源
電圧テーブル501を追加して備えたことにある。
【0077】電源電圧テーブル501は、上記実施の形
態2で説明したように第2制御手段104がDC/DC
コンバータ105の電源電圧変換動作を制御する際に、
参照するものであり、図6に示すように構成されてい
る。
【0078】即ち、送信電力指定値が送信電力基準値F
VA以下の場合に、電源電圧が送信電力基準値FVA以
下となった場合、監視手段301から第1制御手段10
3へ電源電圧監視値が通知され、これを受けた第1制御
手段103から第2制御手段104へ電源電圧監視値及
び送信電力指定値が通知される。
【0079】この通知を受けた第2制御手段104は、
電源電圧テーブル501を参照して、通知された電源電
圧監視値及び送信電力指定値に対応する指定送信電力6
00(例えば20dBm)及び電源電圧監視値601
(例えば3.6V)を検索し、この検索された双方の値
に対応付けられたPA電源電圧設定値602(この場合
3.0V)を検索して読み込む。
【0080】この後、第2制御手段104は、電力増幅
手段108に印加される電源電圧がPA電源電圧設定値
602の3.0Vとなるように、DC/DCコンバータ
105の電源電圧変換動作を制御する。
【0081】このように、実施の形態3の電源電圧制御
装置500によれば、送信電力指定値が送信電力基準値
FVA以下の場合に、電源電圧が送信電力基準値FVA
以下となった場合、電力増幅手段108に印加される電
源電圧が一定となるように、DC/DCコンバータ10
5の電源電圧変換動作を制御する。
【0082】この制御の際、電源電圧テーブル501を
参照することによって、電源電圧を一定とする制御をよ
り精度良く行うことができる。
【0083】従って、送信電力指定値が送信電力基準値
FVA以下の場合に、電源電圧が消耗等によって低下し
ても、電力増幅手段108に、より安定的に電源電圧を
供給することができる。
【0084】(実施の形態4)図7は、本発明の実施の
形態4に係る電源電圧制御装置の構成を示すブロック図
である。但し、この図7に示す実施の形態4において図
5と共通する部分には同一符号を付し、その説明を省略
する。
【0085】図7に示す電源電圧制御装置700が、図
5に示した電源電圧制御装置500と異なる点は、検波
回路701及びレベル可変回路702を追加して備えた
ことにある。
【0086】検波回路701は、電力増幅手段108か
ら出力される送信信号を検波し、この検波電圧を第1制
御手段103へ出力するものである。
【0087】レベル可変回路702は、第1制御手段1
03が検波電圧に応じて制御する増幅率でRF(Radio F
requency)の入力送信信号を増幅するものである。
【0088】この構成によれば、検波回路701によっ
て、電力増幅手段108から出力される送信信号が検波
され、この検波電圧が第1制御手段103へ出力され
る。
【0089】第1制御手段103では、その検波電圧に
応じて電力増幅手段108から出力される送信信号の送
信電力が送信電力指定値となるように、入力送信信号を
増幅するための増幅率が定められ、これがレベル可変回
路702へ出力される。レベル可変回路702では、そ
の増幅率に応じて入力送信信号が増幅される。
【0090】このように、実施の形態4の電源電圧制御
装置700によれば、電力増幅手段108の前段に設け
られたレベル可変回路702で、送信電力が送信電力指
定値の電力となるように微調整的に増幅されるので、送
信電力を送信電力指定値に、より精度良く適合させるこ
とができる。
【0091】(実施の形態5)図8は、本発明の実施の
形態5に係る電源電圧制御装置の構成を示すブロック図
である。但し、この図8に示す実施の形態5において図
7と共通する部分には同一符号を付し、その説明を省略
する。
【0092】図8に示す電源電圧制御装置800が、図
7に示した電源電圧制御装置700と異なる点は、第3
制御手段804と、DC/DCコンバータ805と、電
源806と、バイパススイッチ807と、電源電圧テー
ブル810とを追加して備えたことにある。
【0093】また、第1制御手段103は、比較手段1
02の比較結果、送信電力指定値が送信電力基準値FV
Aを越えることを示す場合、電源806の電圧(電源電
圧)が直接電力増幅手段108に印加されるようにバイ
パススイッチ807を切り替え、送信電力指定値が送信
電力基準値FVA以下であることを示す場合、電源80
6の電圧がDC/DCコンバータ805を介して電力増
幅手段108に印加されるようにバイパススイッチ80
7を切り替える制御を行う。
【0094】第3制御手段804は、第1制御手段10
3が電源806の電圧をDC/DCコンバータ805を
介して電力増幅手段108に印加する制御を行う際に、
DC/DCコンバータ805の電圧変換動作を制御する
ものである。
【0095】このような構成の電源電圧制御装置700
における追加要素の動作を説明する。
【0096】比較手段102の比較結果、送信電力指定
値が送信電力基準値FVAを越えることを示す場合、第
1制御手段103によって、電源806の電圧が直接電
力増幅手段108に印加されるようにバイパススイッチ
807が切り替えられる。
【0097】一方、送信電力指定値が送信電力基準値F
VA以下であることを示す場合、電源806の電圧がD
C/DCコンバータ805を介して電力増幅手段108
に印加されるようにバイパススイッチ807が切り替え
られる。この切り替えによってDC/DCコンバータ8
05がオンとされ、同時に第3制御手段804によっ
て、DC/DCコンバータ805の電圧変換動作が制御
される。
【0098】この制御は、図2にV2で示すように、電
源電圧値を増幅歪みが問題にならない一定の傾きで減衰
させるように行われる。即ち、同図に示すように送信電
力が送信電力基準値FVAを越える領域E1では、例え
ば電力増幅手段108のゲート電圧Vgg(又はベース
電圧Vbb)を電源806から取るため、電源電圧値V
1となる。
【0099】送信電力基準値FVA以下の領域E2で
は、Vgg(又はVbb)が制御されるため、一定の傾き
で減少する。言い換えれば、送信電力が低い場合は、電
力増幅手段108に余分な電源電圧が印加されないよう
に制御される。
【0100】次に、監視手段301を含む動作を説明す
る。
【0101】監視手段301は、電源806の電圧(電
源電圧)を監視し、電源806の消耗によって電源電圧
が送信電力基準値FVA以下となった場合に、その送信
電力基準値FVA以下となったことを第1制御手段10
3に通知する。この通知を受けた第1制御手段103
は、電源電圧が送信電力基準値FVA以下となったこと
を第3制御手段804へ通知する。
【0102】これを受けた第3制御手段804は、その
後、図4に示すと同様に、電源電圧値401が経過時間
sに応じて徐々に減少しても、電力増幅手段108のV
gg(又はVbb)に印加される印加電源電圧402が一
定となるように、DC/DCコンバータ805の電源電
圧変換動作を制御する。
【0103】次に、電源電圧テーブル810を含む動作
を説明する。
【0104】電源電圧テーブル810は、電源電圧テー
ブル501と同様に構成されている。但し、電源電圧テ
ーブル501では、電力増幅手段108のVdd(又は
Vcc)電圧のPA電源電圧設定値602が割り当てら
れていたが、電源電圧テーブル810では、Vgg(又
はVbb)電圧のPA電源電圧設定値が割り当てられて
いるものとする。
【0105】送信電力指定値が送信電力基準値FVA以
下の場合に、電源電圧が送信電力基準値FVA以下とな
った場合、監視手段301から第1制御手段103へ電
源電圧監視値が通知され、これを受けた第1制御手段1
03から第2制御手段104へ電源電圧監視値及び送信
電力指定値が通知される。
【0106】この通知を受けた第3制御手段804は、
電源電圧テーブル810を参照して、通知された電源電
圧監視値及び送信電力指定値に対応する指定送信電力及
び電源電圧監視値を検索し、この検索された双方の値に
対応付けられたPA電源電圧設定値を検索して読み込
む。
【0107】この後、第3制御手段804は、電力増幅
手段108のVgg(又はVbb)として印加される電源
電圧がPA電源電圧設定値となるように、DC/DCコ
ンバータ805の電源電圧変換動作を制御する。
【0108】このように、実施の形態5の電源電圧制御
装置700によれば、電力増幅手段108のVdd(又
はVcc)及びVgg(又はVbb)として印加される2
つの電源106,806からの電源電圧から、電力増幅
手段108に無駄な電源電圧が印加されることがなくな
る。
【0109】また、送信電力指定値が送信電力基準値F
VA以下の場合に、電源電圧が消耗等によって送信電力
基準値FVA以下となっても、電力増幅手段108にV
gg(又はVbb)電圧として印加される電源806から
の電圧が一定となるように、DC/DCコンバータ80
5の電源電圧変換動作が制御される。
【0110】従って、送信電力指定値が送信電力基準値
FVA以下の場合に、電源電圧が消耗等によって低下し
ても、電力増幅手段108に安定的に電源電圧を供給す
ることができる。
【0111】また、電源電圧テーブル810を参照した
場合、Vgg(又はVbb)の電源電圧を一定とする制御
をより精度良く行うことができる。
【0112】(実施の形態6)図9は、本発明の実施の
形態6に係る電源電圧制御装置の構成を示すブロック図
である。但し、この図9に示す実施の形態6において図
8と共通する部分には同一符号を付し、その説明を省略
する。
【0113】図9に示す電源電圧制御装置900が、図
8に示した電源電圧制御装置800と異なる点は、電源
電圧テーブル501を他の電源電圧テーブル901に、
電源電圧テーブル810を他の電源電圧テーブル910
に置き換えたことにある。
【0114】電源電圧テーブル901は、図10に示す
ように構成されている。この電源電圧テーブル901
は、第2制御手段104がDC/DCコンバータ105
の電源電圧変換動作を制御する際に参照するものであ
る。
【0115】この電源電圧変換動作の制御(電源電圧変
換制御)を、図11に示すフロー図を参照して説明す
る。
【0116】ステップST1101において、まず検波
回路11で送信電力を検出し、ステップST1102に
おいて、比較手段102で送信電力基準値FVAと比較
する。この比較結果、送信電力が送信電力基準値FVA
以下の場合は、ステップST1103において、第2制
御手段104が、電源電圧テーブル901を参照して、
実施の形態3で説明したと同様に、電力増幅手段108
の出力変調歪み特性を劣化させないように電源電圧が一
定となるように、DC/DCコンバータ105を制御す
る。
【0117】一方、ステップST1102の比較結果、
送信電力が送信電力基準値FVAを越える場合は、ステ
ップST1104において、第1制御手段103が電源
電圧監視信号から現在の電源電圧を検出し、第2制御手
段104へ出力する。
【0118】ステップST1105において、第2制御
手段104が、電源電圧テーブル501を参照して、そ
の検出電源電圧がVMよりも大きいと判断した場合は、
ステップST1106において、電力増幅手段108の
Vdd(又はVcc)電源電圧を、VMに対応付けられた
PA電源電圧設定値1002(3.6V)に変換するよ
うに、DC/DCコンバータ105を電源電圧変換制御
する。
【0119】一方、VM以下と判定した場合は、ステッ
プST1107において、第1制御手段103が、バイ
パススイッチ107を電源電圧が直接電力増幅手段10
8に印加されるように切り替える。
【0120】また、第3制御手段804が参照する電源
電圧テーブル910も、電源電圧テーブル901と同様
に構成されている。但し、電源電圧テーブル901で
は、電力増幅手段108のVdd(又はVcc)電圧のP
A電源電圧設定値1002が割り当てられていたが、電
源電圧テーブル910では、Vgg(又はVbb)電圧の
PA電源電圧設定値が割り当てられているものとする。
【0121】第3制御手段804は、電源電圧テーブル
910を参照して、上記第2制御手段104が行ったと
同様にDC/DCコンバータ805の電源電圧変換制御
を行う。この場合、Vgg(又はVbb)の電源電圧に対
して行われる。
【0122】このように、実施の形態6の電源電圧制御
装置900によれば、送信電力が送信電力基準値FVA
を越える場合に、電源電圧監視値が予め定められた電圧
VMよりも大きい場合、電力増幅手段のVdd(又はV
cc)及びVgg(又はVbb)の電源電圧を、VMに対
応付けられたPA電源電圧設定値1002に変換するよ
うに、DC/DCコンバータ105及び805を電源電
圧変換制御するようにした。
【0123】これによって、送信電力が送信電力基準値
FVAを越える場合に、電源電圧が消耗等によって低下
しても、電力増幅手段108に、より安定的に電源電圧
を供給することができる。
【0124】(実施の形態7)図12は、本発明の実施
の形態7に係る電源電圧制御装置の動作を説明するため
のフロー図である。
【0125】実施の形態7の特徴は、移動通信システム
の異なる伝送レート等により、最大送信電力が異なる複
数モードが存在する移動通信システムに対してそれぞれ
電源電圧を制御することを可能とすることにある。
【0126】但し、この図12に示す実施の形態7の構
成は、図8に示した実施の形態5の電源電圧制御装置8
00の構成に、最大送信電力のモードを判定するモード
判定手段(図示せず)を備えたものである。
【0127】実施の形態7の電源電圧変換制御を、図1
2に示すフロー図を参照して説明する。ここでは簡単の
ため上記モードは2つであるとする。
【0128】まず、モード判定手段で、ステップST1
201に示す最大送信電力がしきい値よりも高いモード
1(最大送信電力が高い)であると判定された場合、ス
テップST1202〜1208の処理が行われる。この
処理は、実施の形態6で図11のフロー図を参照して説
明したと同様である。
【0129】一方、ステップST1209に示す最大送
信電力がしきい値よりも低いモード2(最大送信電力が
低い)であると判定された場合、ステップST1204
の処理が行われる。
【0130】このように、実施の形態7の電源電圧制御
装置によれば、移動通信システムの異なる伝送レート等
により、最大出力電力が異なる複数モードが存在する移
動通信システムにおいても、電源106,806が常に
低電力損失となるように電力増幅手段108を制御する
ことができる。
【0131】(実施の形態8)図13は、本発明の実施
の形態8に係る電源電圧制御装置を用いた送信装置の構
成を示すブロック図である。
【0132】図13に示す送信装置1300は、送信信
号処理回路1301と、変調器1302と、レベル可変
回路1303と、電力増幅手段1304と、送信帯域フ
ィルタ1305と、アンテナ1306と、電源電圧制御
装置1307とを備えて構成されている。但し、電源電
圧制御装置1307は、上述した電源電圧制御装置10
0,300,500,700,800,900の何れか
が用いられているものとする。
【0133】送信信号処理回路1301は、送信信号を
波形整形するものである。
【0134】変調器1302は、送信信号処理回路13
01で波形整形された送信信号の周波数を、無線周波数
帯域に変換するものである。
【0135】レベル可変回路1303は、変調器130
2からの送信信号のレベルを可変(増幅)するものであ
る。
【0136】電力増幅手段1304は、送信信号を増幅
するものである。
【0137】送信帯域フィルタ1305は、電力増幅手
段1304で増幅された送信信号を帯域制限、即ち送信
帯域以外の帯域信号を減衰させてアンテナ1306へ出
力するものである。
【0138】電源電圧制御装置1307は、電力増幅手
段1304に対して、上述した電源電圧制御装置10
0,300,500,700,800,900の何れか
が行う制御を実行するものである。
【0139】このような構成の送信装置1300の動作
を説明する。
【0140】まず、送信信号処理回路1301で波形が
整形された送信信号は、変調器1302で無線周波数帯
域の信号に変換される。この変換された送信信号は、レ
ベル可変回路1303で増幅された後、更に電力増幅手
段1304で増幅される。この増幅時に、電源電圧制御
装置1307で上記制御が行われる。
【0141】電力増幅手段1304で増幅された送信信
号は、送信帯域フィルタ1305で送信帯域以外の帯域
信号が減衰されたのちアンテナ1306から電波送信さ
れる。
【0142】このように、実施の形態8の送信装置13
00によれば、送信電力の高低に係わらず送信装置13
00の電源が常に低電力損失となるように電力増幅手段
に印加される電源電圧を制御することができる。
【0143】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送信電力の高低に係わらず電源が常に低電力損失となる
ように電力増幅手段に印加される電源電圧を制御するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る電源電圧制御装置
の構成を示すブロック図
【図2】実施の形態1に係る電源電圧制御装置により制
御される電力増幅手段への印加電源電圧値と送信電力と
の特性図
【図3】本発明の実施の形態2に係る電源電圧制御装置
の構成を示すブロック図
【図4】実施の形態2に係る電源電圧制御装置において
送信電力指定値が送信電力基準値以下の場合における電
源の電圧と電力増幅手段に印加される電源電圧との特性
【図5】本発明の実施の形態3に係る電源電圧制御装置
の構成を示すブロック図
【図6】実施の形態3に係る電源電圧制御装置の電源電
圧テーブルの構成図
【図7】本発明の実施の形態4に係る電源電圧制御装置
の構成を示すブロック図
【図8】本発明の実施の形態5に係る電源電圧制御装置
の構成を示すブロック図
【図9】本発明の実施の形態6に係る電源電圧制御装置
の構成を示すブロック図
【図10】実施の形態6に係る電源電圧制御装置の電源
電圧テーブルの構成図
【図11】実施の形態6に係る電源電圧制御装置による
電源電圧変換制御処理の動作を説明するためのフロー図
【図12】本発明の実施の形態7に係る電源電圧制御装
置の動作を説明するためのフロー図
【図13】本発明の実施の形態8に係る電源電圧制御装
置を用いた送信装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
100,300,500,700,800,900,1
307 電源電圧制御装置 101 送信電力基準源 102 比較手段 103 第1制御手段 104 第2制御手段 105,806 DC/DCコンバータ 106,806 電源 107,807 バイパススイッチ 108,1304 電力増幅手段 301 監視手段 501,810,901,910 電源電圧テーブル 701 検波回路 702,1303 レベル可変回路 1300 送信装置 1301 送信信号処理回路 1302 変調器 1305 送信帯域フィルタ 1306 アンテナ

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信信号を増幅する増幅手段に電源電圧
    を印加する電源手段と、前記電源電圧を変換する変換手
    段と、前記電源電圧を前記増幅手段に直接印加する状態
    及び、前記電源電圧を前記変換手段を介して前記増幅手
    段に印加する状態の何れかに切り替えるスイッチ手段
    と、前記増幅手段での増幅時に電力損失が一定以上生じ
    ない送信電力とこの送信電力よりも低く電力損失が生じ
    る送信電力との境界を示す基準値と、送信電力の指定値
    とを比較する比較手段と、この手段での比較結果、前記
    指定値が前記基準値を越える場合、前記スイッチ手段を
    前記電源電圧が直接前記増幅手段に印加されるように切
    り替え、前記基準値以下の場合、前記電源電圧が前記変
    換手段を介して前記増幅手段に印加されるように切り替
    える第1制御手段と、を具備することを特徴とする電源
    電圧制御装置。
  2. 【請求項2】 電源電圧が変換手段を介して増幅手段に
    印加される場合に、前記変換手段が前記電源電圧を増幅
    歪みが生じにくい一定の傾きで減衰するように制御する
    第2制御手段を具備することを特徴とする請求項1記載
    の電源電圧制御装置。
  3. 【請求項3】 電源電圧を監視する監視手段を具備し、
    第2制御手段は、指定値が基準値以下で且つ前記監視さ
    れる電源電圧が前記基準値以下となった場合、増幅手段
    に印加される電源電圧が一定となるように、変換手段の
    電源電圧変換動作を制御することを特徴とする請求項2
    記載の電源電圧制御装置。
  4. 【請求項4】 送信電力指定値、監視手段による電源電
    圧監視値、及び増幅手段に印加する電源電圧を設定する
    ための電源電圧設定値が対応付けられて記憶されたテー
    ブル手段を具備し、指定値が前記基準値以下で且つ前記
    電源電圧が前記基準値以下となった場合、第2制御手段
    は、前記テーブル手段において、監視手段の電源電圧の
    監視値に対応する前記電源電圧監視値と、前記指定値に
    対応する前記送信電力指定値を検索し、この検索された
    双方の値に対応付けられた電源電圧設定値を求め、増幅
    手段に印加される電源電圧が前記求められた電源電圧設
    定値となるように、変換手段の電源電圧変換動作を制御
    することを特徴とする請求項3記載の電源電圧制御装
    置。
  5. 【請求項5】 増幅手段から出力される送信信号を検出
    する検波手段と、前記増幅手段の前段で入力送信信号を
    増幅する第2増幅手段とを具備し、第1制御手段は、前
    記送信電力が指定値と一致するように、前記検波の電圧
    に応じて、前記第2増幅手段での前記入力送信信号の増
    幅を制御することを特徴とする請求項1から請求項4い
    ずれかに記載の電源電圧制御装置。
  6. 【請求項6】 増幅手段の他の端子電圧として第2電源
    電圧を印加する第2電源手段と、前記第2電源電圧を変
    換する第2変換手段と、前記第2電源電圧を前記増幅手
    段に直接印加する状態及び、前記第2電源電圧を前記第
    2変換手段を介して前記増幅手段に印加する状態の何れ
    かに切り替える第2スイッチ手段とを具備し、第1制御
    手段は、比較手段の比較結果、指定値が基準値を越える
    場合、前記第2スイッチ手段を前記第2電源電圧が直接
    前記増幅手段に印加されるように切り替え、前記基準値
    以下の場合、前記第2電源電圧が前記第2変換手段を介
    して前記増幅手段に印加されるように切り替えることを
    特徴とする請求項1から請求項5いずれかに記載の電源
    電圧制御装置。
  7. 【請求項7】 第2電源電圧が第2変換手段を介して増
    幅手段に印加される場合に、前記第2変換手段が前記第
    2電源電圧を増幅歪みが生じにくい一定の傾きで減衰す
    るように制御する第3制御手段を具備することを特徴と
    する請求項6記載の電源電圧制御装置。
  8. 【請求項8】 第3制御手段は、指定値が基準値以下で
    且つ監視手段で監視される第2電源電圧が前記基準値以
    下となった場合、増幅手段に印加される第2電源電圧が
    一定となるように、第2変換手段の電源電圧変換動作を
    制御することを特徴とする請求項7記載の電源電圧制御
    装置。
  9. 【請求項9】 送信電力指定値、監視手段による電源電
    圧監視値、及び増幅手段に印加する第2電源電圧を設定
    するための第2電源電圧設定値が対応付けられて記憶さ
    れた第2テーブル手段を具備し、指定値が前記基準値以
    下で且つ前記第2電源電圧が前記基準値以下となった場
    合、第3制御手段は、前記第2テーブル手段において、
    監視手段の第2電源電圧の監視値に対応する前記第2電
    源電圧監視値と、前記指定値に対応する前記送信電力指
    定値とを検索し、この検索された双方の値に対応付けら
    れた第2電源電圧設定値を求め、増幅手段に印加される
    第2電源電圧が前記求められた第2電源電圧設定値とな
    るように、第2変換手段の第2電源電圧変換動作を制御
    することを特徴とする請求項8記載の電源電圧制御装
    置。
  10. 【請求項10】 テーブル手段に記憶された電源電圧監
    視値に特定電圧を設定し、送信電力が基準値を越え且つ
    監視手段の電源電圧の監視値が前記特定電圧よりも大き
    い場合、第2制御手段は、前記特定電圧に対応付けられ
    た電源電圧設定値を求め、増幅手段に印加される電源電
    圧が前記求められた電源電圧設定値となるように、変換
    手段の電源電圧変換動作を制御することを特徴とする請
    求項3記載の電源電圧制御装置。
  11. 【請求項11】 第2テーブル手段に記憶された電源電
    圧監視値に特定電圧を設定し、送信電力が基準値を越え
    且つ監視手段の電源電圧の監視値が前記特定電圧よりも
    大きい場合、第3制御手段は、前記特定電圧に対応付け
    られた電源電圧設定値を求め、増幅手段に印加される第
    2電源電圧が前記求められた電源電圧設定値となるよう
    に、第2変換手段の電源電圧変換動作を制御することを
    特徴とする請求項8記載の電源電圧制御装置。
  12. 【請求項12】 移動通信システムに最大送信電力が異
    なる複数モードが存在する場合に、最大送信電力をしき
    い値と比較して前記最大送信電力のモードを判定するモ
    ード判定手段を具備し、前記モード判定手段で、前記最
    大送信電力がしきい値以下のモードと判定された場合
    に、第1又は第2テーブル手段を参照する電源電圧変換
    制御を行い、前記最大送信電力がしきい値を越えるモー
    ドと判定された場合に、特定電圧が設定された第1又は
    第2テーブル手段を参照する電源電圧変換制御を行うこ
    とを特徴とする請求項4,9,10,11のいずれかに
    記載の電源電圧制御装置。
  13. 【請求項13】 請求項1から請求項12いずれかに記
    載の電源電圧制御装置を具備し、前記電源電圧制御装置
    によって送信信号を増幅する電力増幅手段への印加電源
    電圧が制御されることを特徴とする送信装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の送信装置を具備する
    ことを特徴とする移動局装置。
  15. 【請求項15】 請求項13記載の送信装置を具備する
    ことを特徴とする基地局装置。
  16. 【請求項16】 送信信号を増幅する増幅手段での増幅
    時に電力損失が一定以上生じない送信電力とこの送信電
    力よりも低く電力損失が生じる送信電力との境界を示す
    基準値と、送信電力の指定値とを比較し、この比較結
    果、前記指定値が前記基準値を越える場合、電源電圧が
    直接前記増幅手段に印加されるように制御し、前記基準
    値以下の場合、前記電源電圧が低く変換されて前記増幅
    手段に印加されるように制御することを特徴とする電源
    電圧制御方法。
  17. 【請求項17】 電源電圧を監視し、指定値が基準値以
    下の場合に、前記監視される電源電圧が前記基準値以下
    となった場合、増幅手段に印加される電源電圧が一定と
    なるように、前記電源電圧の変換動作を制御することを
    特徴とする請求項16記載の電源電圧制御方法。
  18. 【請求項18】 増幅手段から出力される送信信号の送
    信電力を検波し、この検波電圧に応じて、前記送信電力
    が指定値と一致するように、前記増幅手段の前段で送信
    信号を増幅することを特徴とする請求項16又は請求項
    17記載の電源電圧制御方法。
  19. 【請求項19】 基準値と指定値との比較結果、前記指
    定値が前記基準値を越える場合、増幅手段の他の端子電
    圧として印加される第2電源電圧が直接前記増幅手段に
    印加されるように制御し、前記基準値以下の場合、前記
    第2電源電圧が低く変換されて前記増幅手段に印加され
    るように制御することを特徴とする請求項16から請求
    項18いずれかに記載の電源電圧制御方法。
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