JP2834043B2 - 受信電界監視装置 - Google Patents
受信電界監視装置Info
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- JP2834043B2 JP2834043B2 JP7207964A JP20796495A JP2834043B2 JP 2834043 B2 JP2834043 B2 JP 2834043B2 JP 7207964 A JP7207964 A JP 7207964A JP 20796495 A JP20796495 A JP 20796495A JP 2834043 B2 JP2834043 B2 JP 2834043B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は受信電界監視装置に
関し、特に移動通信システムのハンドオフ等のために複
数無線チャネルの高周波数信号の受信電界を監視する受
信電界監視装置に関する。
関し、特に移動通信システムのハンドオフ等のために複
数無線チャネルの高周波数信号の受信電界を監視する受
信電界監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の受信電界監視装置につい
て図4のブロック図を参照して説明する。
て図4のブロック図を参照して説明する。
【0003】この受信電界監視装置は、自動車電話シス
テム等,移動通信システムの無線基地局に内蔵され、移
動体端末が送信する無線信号(高周波数信号)の受信電
界レベルを無線基地局によるハンドオフ等のために監視
する。この移動通信システムは、例えば、900MHz
帯の複数無線チャネルを通信チャネルおよび制御チャネ
ル用に用いる。
テム等,移動通信システムの無線基地局に内蔵され、移
動体端末が送信する無線信号(高周波数信号)の受信電
界レベルを無線基地局によるハンドオフ等のために監視
する。この移動通信システムは、例えば、900MHz
帯の複数無線チャネルを通信チャネルおよび制御チャネ
ル用に用いる。
【0004】アンテナ1は無線基地局が運用中の運用周
波数信号を含む高周波数信号を受信して受信帯域フィル
タ部2に供給する。受信帯域フィルタ部2は供給された
高周波数信号のうちの上記無線基地局が受信する可能性
のある無線チャネルの高周波数信号のみを通過させる。
受信帯域フィルタ部を通過した高周波数信号は、受信増
幅部3にて増幅されたあと、PINダイオードを可変減
衰素子とする可変減衰部5によって制御信号に対応する
減衰量だけ減衰させられる。可変減衰部5を通過した高
周波数信号は電界監視受信部6に供給される。
波数信号を含む高周波数信号を受信して受信帯域フィル
タ部2に供給する。受信帯域フィルタ部2は供給された
高周波数信号のうちの上記無線基地局が受信する可能性
のある無線チャネルの高周波数信号のみを通過させる。
受信帯域フィルタ部を通過した高周波数信号は、受信増
幅部3にて増幅されたあと、PINダイオードを可変減
衰素子とする可変減衰部5によって制御信号に対応する
減衰量だけ減衰させられる。可変減衰部5を通過した高
周波数信号は電界監視受信部6に供給される。
【0005】電界監視受信部6は、運用時には、供給さ
れた上記運用周波数信号のレベルのみを検出し、運用周
波数信号のレベルに対応する電圧であるRSSI電圧を
生じる。なお、電界監視受信部6における運用周波数信
号および運用/休止は、上位装置,例えば交換機により
指定される。上記RSSI電圧はハンドオフ切替に使用
される。また、このRSSI電圧は減衰量制御部7Aに
も供給され、減衰量制御部7AはRSSI電圧に応答す
る電圧の制御信号を可変減衰部5に供給する。従って、
減衰量制御部7Aはアンテナ1が受信した運用周波数信
号のレベル(以下、受信入力レベルという)に対応する
電圧の制御信号を可変減衰部5に供給する。いま、受信
入力レベルが強電界であると可変減衰部7Aは40dB
の減衰量を生じ、受信入力レベルが標準電界であると可
変減衰部7Aは20dBの減衰量を生じる。
れた上記運用周波数信号のレベルのみを検出し、運用周
波数信号のレベルに対応する電圧であるRSSI電圧を
生じる。なお、電界監視受信部6における運用周波数信
号および運用/休止は、上位装置,例えば交換機により
指定される。上記RSSI電圧はハンドオフ切替に使用
される。また、このRSSI電圧は減衰量制御部7Aに
も供給され、減衰量制御部7AはRSSI電圧に応答す
る電圧の制御信号を可変減衰部5に供給する。従って、
減衰量制御部7Aはアンテナ1が受信した運用周波数信
号のレベル(以下、受信入力レベルという)に対応する
電圧の制御信号を可変減衰部5に供給する。いま、受信
入力レベルが強電界であると可変減衰部7Aは40dB
の減衰量を生じ、受信入力レベルが標準電界であると可
変減衰部7Aは20dBの減衰量を生じる。
【0006】従って、この受信電界監視装置は、運用周
波数信号の受信入力レベルが強電界であると、この強電
界に応じた減衰量を可変減衰部5に与えるので、電界監
視受信部6には過大レベルの運用周波数信号が供給され
ることがなく、この電界監視受信部6の損傷を防ぐこと
ができる。例えば、電界監視受信部6に供給された運用
周波数信号が弱電界相当のレベルから強電界相当のレベ
ルに変化すると、減衰量制御部6は、強電界に相当する
RSSI電圧を検出し、このRSSI電圧に対応する制
御信号を出力して可変減衰部5に大きな減衰量(40d
B)を生じさせる。この結果、電界監視受信部6には一
定レベル以上の運用周波数信号の供給が防がれる。
波数信号の受信入力レベルが強電界であると、この強電
界に応じた減衰量を可変減衰部5に与えるので、電界監
視受信部6には過大レベルの運用周波数信号が供給され
ることがなく、この電界監視受信部6の損傷を防ぐこと
ができる。例えば、電界監視受信部6に供給された運用
周波数信号が弱電界相当のレベルから強電界相当のレベ
ルに変化すると、減衰量制御部6は、強電界に相当する
RSSI電圧を検出し、このRSSI電圧に対応する制
御信号を出力して可変減衰部5に大きな減衰量(40d
B)を生じさせる。この結果、電界監視受信部6には一
定レベル以上の運用周波数信号の供給が防がれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の受信電
界監視装置は、運用時には、電界監視受信部への一定レ
ベル以上,つまり強電界レベル相当の大きな運用周波数
信号の供給による,上記電界監視受信部の増幅回路等に
損傷を防いでいる。
界監視装置は、運用時には、電界監視受信部への一定レ
ベル以上,つまり強電界レベル相当の大きな運用周波数
信号の供給による,上記電界監視受信部の増幅回路等に
損傷を防いでいる。
【0008】しかし、上記無線基地局では、通信チャネ
ルや制御チャネルをハンドオフのために変更する場合な
ど,局部発振信号を発生するシンセサイザのアンロック
中には、上記電界監視受信部による運用周波数信号のレ
ベル検出を休止させるので、RSSI電圧は0レベルと
なる。このとき可変減衰部の減衰量は最小に設定されて
いるので、この受信電界監視装置が休止状態から運用状
態に変化するとき強電界の高周波数信号が入力される
と、上記電界監視受信部に過大な高周波数信号が入力さ
れ、上記電界監視受信部の増幅回路の損傷やバイアス設
定の変動を生じたりするという問題があった。
ルや制御チャネルをハンドオフのために変更する場合な
ど,局部発振信号を発生するシンセサイザのアンロック
中には、上記電界監視受信部による運用周波数信号のレ
ベル検出を休止させるので、RSSI電圧は0レベルと
なる。このとき可変減衰部の減衰量は最小に設定されて
いるので、この受信電界監視装置が休止状態から運用状
態に変化するとき強電界の高周波数信号が入力される
と、上記電界監視受信部に過大な高周波数信号が入力さ
れ、上記電界監視受信部の増幅回路の損傷やバイアス設
定の変動を生じたりするという問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による受信電界監
視装置は、運用周波数信号を含む高周波数信号の受信入
力レベルを検出する検出部と、前記高周波数信号を制御
信号に対応するレベルに減衰させる可変減衰部と、運用
時には前記可変減衰部を通過後の前記運用周波数号に対
応するレベルのRSSI電圧を生じ,休止時には前記R
SSI電圧を0レベルにする電界監視受信部と、前記R
SSI電圧と検出された前記受信入力レベルとに応答す
る前記制御信号を生じる減衰量制御部とを備える。
視装置は、運用周波数信号を含む高周波数信号の受信入
力レベルを検出する検出部と、前記高周波数信号を制御
信号に対応するレベルに減衰させる可変減衰部と、運用
時には前記可変減衰部を通過後の前記運用周波数号に対
応するレベルのRSSI電圧を生じ,休止時には前記R
SSI電圧を0レベルにする電界監視受信部と、前記R
SSI電圧と検出された前記受信入力レベルとに応答す
る前記制御信号を生じる減衰量制御部とを備える。
【0010】前記受信電界監視装置は、前記減衰量制御
部が、前記RSSI電圧が0レベル以外の場合には前記
RSSI電圧に応答する前記制御信号を生じ、前記RS
SI電圧が0レベルの場合には検出された前記受信入力
レベルに対応する前記制御信号を生じる構成をとること
ができる。
部が、前記RSSI電圧が0レベル以外の場合には前記
RSSI電圧に応答する前記制御信号を生じ、前記RS
SI電圧が0レベルの場合には検出された前記受信入力
レベルに対応する前記制御信号を生じる構成をとること
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0012】図1は、本発明による受信電界監視装置の
一実施の形態を示すブロック図である。
一実施の形態を示すブロック図である。
【0013】図1の受信電界監視装置は、図4の受信電
界監視装置の受信増幅部3と可変減衰部5との間に検出
部4を挿入し、また、図4の減衰量制御部7Aを減衰量
制御部7に代えたものである。従って、図4の受信電界
監視装置にも用いているアンテナ1,受信帯域フィルタ
部2,受信増幅部3,可変減衰部5および電界監視受信
部6についての同じ説明は省略する。なお、電界監視受
信部6は、上述のとおり、運用時には可変減衰部5を通
過後の運用周波数信号に対応するレベルのRSSI電圧
rを生じ、休止時にはRSSI電圧rを0レベルにす
る。
界監視装置の受信増幅部3と可変減衰部5との間に検出
部4を挿入し、また、図4の減衰量制御部7Aを減衰量
制御部7に代えたものである。従って、図4の受信電界
監視装置にも用いているアンテナ1,受信帯域フィルタ
部2,受信増幅部3,可変減衰部5および電界監視受信
部6についての同じ説明は省略する。なお、電界監視受
信部6は、上述のとおり、運用時には可変減衰部5を通
過後の運用周波数信号に対応するレベルのRSSI電圧
rを生じ、休止時にはRSSI電圧rを0レベルにす
る。
【0014】検波部4は受信増幅部3からの高周波数信
号の大部分を可変減衰部5に通過させる。また検波部4
は、上記高周波数信号の一部を低結合度の方向性結合器
等によって分岐し、そのレベルをレベル検出器で検出し
て検波電圧dを生じる。上記高周波数信号のダイナミッ
クレンジは広いので、上記レベル検出器の検出素子に
は、ゼロバイアスダイオード(例えば、アルファインダ
ストリー社のDDCシリーズなど)を用いるのが適切で
ある。
号の大部分を可変減衰部5に通過させる。また検波部4
は、上記高周波数信号の一部を低結合度の方向性結合器
等によって分岐し、そのレベルをレベル検出器で検出し
て検波電圧dを生じる。上記高周波数信号のダイナミッ
クレンジは広いので、上記レベル検出器の検出素子に
は、ゼロバイアスダイオード(例えば、アルファインダ
ストリー社のDDCシリーズなど)を用いるのが適切で
ある。
【0015】減衰量制御部7は、電界監視受信部6の運
用時であるRSSI電圧rが0レベル以外の場合には、
RSSI電圧rに応答する制御信号sを生じる。従っ
て、電界監視受信部6の運用時には、可変減衰部5は自
己が電界監視受信部6に供給する運用周波数信号のレベ
ルにのみ対応する減衰量を設定する。また、減衰量制御
部7は、電界監視受信部6の休止時であるRSSI電圧
rが0レベルの場合には検出部4からの検波電圧d,つ
まりアンテナ1への高周波数信号の受信入力レベルに対
応する前記制御信号sを生じる。従って、電界監視受信
部6の休止時には、可変減衰部5は検波電圧dにのみ対
応する減衰量を設定する。
用時であるRSSI電圧rが0レベル以外の場合には、
RSSI電圧rに応答する制御信号sを生じる。従っ
て、電界監視受信部6の運用時には、可変減衰部5は自
己が電界監視受信部6に供給する運用周波数信号のレベ
ルにのみ対応する減衰量を設定する。また、減衰量制御
部7は、電界監視受信部6の休止時であるRSSI電圧
rが0レベルの場合には検出部4からの検波電圧d,つ
まりアンテナ1への高周波数信号の受信入力レベルに対
応する前記制御信号sを生じる。従って、電界監視受信
部6の休止時には、可変減衰部5は検波電圧dにのみ対
応する減衰量を設定する。
【0016】図2は図1の受信電界監視装置における受
信入力レベルとRSSI電圧rおよび検波電圧dの関係
を示す図である。図3はこの受信電界監視装置の動作を
説明するための図である。
信入力レベルとRSSI電圧rおよび検波電圧dの関係
を示す図である。図3はこの受信電界監視装置の動作を
説明するための図である。
【0017】以下、図1,図2および図3を併せ参照し
て本実施の形態による受信電界監視装置の動作を説明す
る。なお、図2では検出部4および電界監視受信部6に
よる電界レベル検出特性をLog−Liner特性であ
るとしている。また、標準電界を受信入力レベルが0d
Bから+20dBの範囲、強電界を+20dB以上の範
囲、弱電界を0dB以下の範囲としている(いずれも相
対値)。
て本実施の形態による受信電界監視装置の動作を説明す
る。なお、図2では検出部4および電界監視受信部6に
よる電界レベル検出特性をLog−Liner特性であ
るとしている。また、標準電界を受信入力レベルが0d
Bから+20dBの範囲、強電界を+20dB以上の範
囲、弱電界を0dB以下の範囲としている(いずれも相
対値)。
【0018】減衰量制御部7は、RSSI電圧rがQ
(V)を越えると一段階上の減衰量を可変減衰器5に設
定する制御信号sを出力し、RSSI電圧rがP(V)
を下回ると一段階下の減衰量を可変減衰器5に設定する
制御信号sを出力する。従って、制御信号sは、電界監
視受信部6の運用時において、受信入力レベルの弱電界
時にはC(V)の電圧を出力して可変減衰部5に0dB
の減衰量を与え、標準電界時にはA(V)の電圧を出力
して可変減衰部5に20dBの減衰量を与え、強電界時
にはB(V)の電圧を出力して可変減衰部5に40dB
の減衰量を与える。
(V)を越えると一段階上の減衰量を可変減衰器5に設
定する制御信号sを出力し、RSSI電圧rがP(V)
を下回ると一段階下の減衰量を可変減衰器5に設定する
制御信号sを出力する。従って、制御信号sは、電界監
視受信部6の運用時において、受信入力レベルの弱電界
時にはC(V)の電圧を出力して可変減衰部5に0dB
の減衰量を与え、標準電界時にはA(V)の電圧を出力
して可変減衰部5に20dBの減衰量を与え、強電界時
にはB(V)の電圧を出力して可変減衰部5に40dB
の減衰量を与える。
【0019】一方、減衰量制御部7は、電界監視受信部
6が休止中であるRSSI電圧rが0Vのときには、検
波電圧dに対応する電圧の制御信号sを出力する。つま
り、検波電圧dが標準電界を示すときにはA(V),弱
電界のときにはC(V),強電界のときには可変減衰部
5に50dBの減衰量を与えるD(V)を出力する。従
って、電界監視受信部6が休止中であっても、電界監視
受信部6に過大レベルの高周波数信号が入力される恐れ
がない。
6が休止中であるRSSI電圧rが0Vのときには、検
波電圧dに対応する電圧の制御信号sを出力する。つま
り、検波電圧dが標準電界を示すときにはA(V),弱
電界のときにはC(V),強電界のときには可変減衰部
5に50dBの減衰量を与えるD(V)を出力する。従
って、電界監視受信部6が休止中であっても、電界監視
受信部6に過大レベルの高周波数信号が入力される恐れ
がない。
【0020】いま、電界監視受信部6の運用中にアンテ
ナ1の受けた運用周波数信号の受信入力レベルが+5d
Bである場合、運用周波数信号の受信入力レベルおよび
この装置の受信帯域内の高周波数信号のレベルがともに
標準電界である。従って、減衰量制御部7は、RSSI
電圧rに応答してA(V)の制御信号rを出力し、可変
減衰部5にアンテナ1への運用周波数信号の入力レベル
が標準電界である場合の減衰量20dBを設定してい
る。即ち、電界監視受信部6への運用周波数信号のレベ
ルは20dB抑制されている。この結果、受信入力レベ
ルが+5dBのときには、検出部4からの検波電圧dは
Y(V)(=1V)であるが、電界監視受信部7からの
RSSI電圧rは運用周波数信号のレベルが20dB抑
圧されたZ(V)(=2V)となっている。
ナ1の受けた運用周波数信号の受信入力レベルが+5d
Bである場合、運用周波数信号の受信入力レベルおよび
この装置の受信帯域内の高周波数信号のレベルがともに
標準電界である。従って、減衰量制御部7は、RSSI
電圧rに応答してA(V)の制御信号rを出力し、可変
減衰部5にアンテナ1への運用周波数信号の入力レベル
が標準電界である場合の減衰量20dBを設定してい
る。即ち、電界監視受信部6への運用周波数信号のレベ
ルは20dB抑制されている。この結果、受信入力レベ
ルが+5dBのときには、検出部4からの検波電圧dは
Y(V)(=1V)であるが、電界監視受信部7からの
RSSI電圧rは運用周波数信号のレベルが20dB抑
圧されたZ(V)(=2V)となっている。
【0021】次に、運用周波数信号のレベルが標準電界
の+5dBから強電界の+25dBに変化すると、検出
部4からの検波電圧dが標準電界のY(V)から強電界
のX(V)(=3V)に変化する。一方、電界監視制御
部6からのRSSI電圧rが標準電界のZ(V)から電
圧Q(V)を越えて強電界のW(V)(=4V)に変化
する。従って、減衰量制御部7は、RSSI電圧rに応
答してB(V)の制御信号rを出力し、可変減衰部5に
アンテナ1への運用周波数信号の入力レベルが強電界で
ある場合の減衰量40dBを設定する。この結果、電界
監視受信部6への運用周波数信号のレベルはさらに20
dB,併せて40dB抑制され、電界監視受信部6への
過入力が防止される。このとき、RSSI電圧rはZ
(V)に低下する。
の+5dBから強電界の+25dBに変化すると、検出
部4からの検波電圧dが標準電界のY(V)から強電界
のX(V)(=3V)に変化する。一方、電界監視制御
部6からのRSSI電圧rが標準電界のZ(V)から電
圧Q(V)を越えて強電界のW(V)(=4V)に変化
する。従って、減衰量制御部7は、RSSI電圧rに応
答してB(V)の制御信号rを出力し、可変減衰部5に
アンテナ1への運用周波数信号の入力レベルが強電界で
ある場合の減衰量40dBを設定する。この結果、電界
監視受信部6への運用周波数信号のレベルはさらに20
dB,併せて40dB抑制され、電界監視受信部6への
過入力が防止される。このとき、RSSI電圧rはZ
(V)に低下する。
【0022】一方、運用周波数信号がが+25dBの強
電界のまま電界監視受信部6が休止に入ると、検出部4
からの検波電圧dはX(V)のまま維持され、電界監視
受信部7からのRSSI電圧rは0(V)に変化する。
この場合、減衰量制御部7は、RSSI電圧rが0レべ
ル状態にあるので、高周波数信号の強電界を示す検波電
圧dに応答してD(V)の制御信号rを出力し、休止時
に可変減衰部5にアンテナ1への高周波数信号の入力レ
ベルが強電界である場合の減衰量50dBを設定する。
この結果、電界監視受信部6への運用周波数信号の入力
レベルは50dB抑制され、電界監視受信部6への過入
力が防止される。
電界のまま電界監視受信部6が休止に入ると、検出部4
からの検波電圧dはX(V)のまま維持され、電界監視
受信部7からのRSSI電圧rは0(V)に変化する。
この場合、減衰量制御部7は、RSSI電圧rが0レべ
ル状態にあるので、高周波数信号の強電界を示す検波電
圧dに応答してD(V)の制御信号rを出力し、休止時
に可変減衰部5にアンテナ1への高周波数信号の入力レ
ベルが強電界である場合の減衰量50dBを設定する。
この結果、電界監視受信部6への運用周波数信号の入力
レベルは50dB抑制され、電界監視受信部6への過入
力が防止される。
【0023】また、検波電圧dが高周波数信号が標準電
界であるY(V),RSSI電圧rが0Vのときに電界
監視受信部6が休止に入ると、減衰量制御部7は検波電
圧dに応答して高周波数信号の入力レベルが標準電界で
ある場合の減衰量20dBを設定する。この結果、電界
監視受信部6への高周波数信号の入力レベルは20dB
抑制される。
界であるY(V),RSSI電圧rが0Vのときに電界
監視受信部6が休止に入ると、減衰量制御部7は検波電
圧dに応答して高周波数信号の入力レベルが標準電界で
ある場合の減衰量20dBを設定する。この結果、電界
監視受信部6への高周波数信号の入力レベルは20dB
抑制される。
【0024】なお、高周波数信号および運用周波数信号
の入力レベルが弱電界の場合には、運用時および休止時
ともに電界監視受信部6に損傷を与える可能性はないの
で、減衰量制御部7は可変減衰部5に減衰量を設定しな
い。
の入力レベルが弱電界の場合には、運用時および休止時
ともに電界監視受信部6に損傷を与える可能性はないの
で、減衰量制御部7は可変減衰部5に減衰量を設定しな
い。
【0025】上述のとおり、減衰量制御部7は、検出部
4からの検波電圧dと電界監視受信部6からのRSSI
電圧rとからこの受信電界監視装置が受信する高周波数
信号全ての受信電界と運用周波数信号の受信電界とを別
々に検出し、これら検出された高周波数信号の受信電界
と運用周波数信号の受信電界とに応答して電界監視受信
部7への高周波数信号の入力レベルを抑制するので、電
界監視受信部7の休止時においても、高周波数信号の過
入力を防止することができる。
4からの検波電圧dと電界監視受信部6からのRSSI
電圧rとからこの受信電界監視装置が受信する高周波数
信号全ての受信電界と運用周波数信号の受信電界とを別
々に検出し、これら検出された高周波数信号の受信電界
と運用周波数信号の受信電界とに応答して電界監視受信
部7への高周波数信号の入力レベルを抑制するので、電
界監視受信部7の休止時においても、高周波数信号の過
入力を防止することができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、高周波数
信号の受信入力レベルを検出する検出部と、前記高周波
数信号を制御信号に対応するレベルに減衰させる可変減
衰部と、運用時には前記可変減衰部を通過後の前記運用
周波数信号に対応するレベルのRSSI電圧を生じ,休
止時には前記RSSI電圧を0レベルにする電界監視受
信部と、前記RSSI電圧と検出された前記受信入力レ
ベルとに対応する前記制御信号を生じる減衰量制御部と
を備えるので、前記電界監視受信部の休止時において
も、前記電界監視部への前記高周波数信号の過入力を防
止することができ、前記前回監視受信部の損傷あるいは
設定状態変化を防止することができるという効果があ
る。
信号の受信入力レベルを検出する検出部と、前記高周波
数信号を制御信号に対応するレベルに減衰させる可変減
衰部と、運用時には前記可変減衰部を通過後の前記運用
周波数信号に対応するレベルのRSSI電圧を生じ,休
止時には前記RSSI電圧を0レベルにする電界監視受
信部と、前記RSSI電圧と検出された前記受信入力レ
ベルとに対応する前記制御信号を生じる減衰量制御部と
を備えるので、前記電界監視受信部の休止時において
も、前記電界監視部への前記高周波数信号の過入力を防
止することができ、前記前回監視受信部の損傷あるいは
設定状態変化を防止することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による受信電界監視装置の一実施の形態
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】図1の受信電界監視装置における受信入力レベ
ルとRSSI電圧および検波電圧の関係を示す図であ
る。
ルとRSSI電圧および検波電圧の関係を示す図であ
る。
【図3】図1の受信電界監視装置の動作を説明するため
の図である。
の図である。
【図4】従来の受信電界監視装置のブロック図である。
1 アンテナ 2 受信帯域フィルタ部 3 受信増幅部 4 検出部 5 可変減衰部 6 電界監視受信部 7 減衰量制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−352527(JP,A) 特開 平5−175865(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 17/00 G01R 29/08 H04B 7/26
Claims (2)
- 【請求項1】 運用周波数信号を含む高周波数信号の受
信入力レベルを検出する検出部と、前記高周波数信号を
制御信号に対応するレベルに減衰させる可変減衰部と、
運用時には前記可変減衰部を通過後の前記運用周波数信
号に対応するレベルのRSSI電圧を生じ,休止時には
前記RSSI電圧を0レベルにする電界監視受信部と、
前記RSSI電圧と検出された前記受信入力レベルとに
応答する前記制御信号を生じる減衰量制御部とを備える
ことを特徴とする受信電界監視装置。 - 【請求項2】 前記減衰量制御部が、前記RSSI電圧
が0レベル以外の場合には前記RSSI電圧に応答する
前記制御信号を生じ、前記RSSI電圧が0レベルの場
合には検出された前記受信入力レベルに対応する前記制
御信号を生じることを特徴とする請求項1記載の受信電
界監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7207964A JP2834043B2 (ja) | 1995-08-15 | 1995-08-15 | 受信電界監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7207964A JP2834043B2 (ja) | 1995-08-15 | 1995-08-15 | 受信電界監視装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0955711A JPH0955711A (ja) | 1997-02-25 |
JP2834043B2 true JP2834043B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=16548445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7207964A Expired - Fee Related JP2834043B2 (ja) | 1995-08-15 | 1995-08-15 | 受信電界監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2834043B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105606905B (zh) * | 2016-04-05 | 2018-11-27 | 北京森馥科技股份有限公司 | 具有计权功能的电磁辐射监测仪 |
-
1995
- 1995-08-15 JP JP7207964A patent/JP2834043B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0955711A (ja) | 1997-02-25 |
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