JPH0677753A - Ａｌｃ回路 - Google Patents
Ａｌｃ回路Info
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- JPH0677753A JPH0677753A JP22680292A JP22680292A JPH0677753A JP H0677753 A JPH0677753 A JP H0677753A JP 22680292 A JP22680292 A JP 22680292A JP 22680292 A JP22680292 A JP 22680292A JP H0677753 A JPH0677753 A JP H0677753A
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-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G3/00—Gain control in amplifiers or frequency changers
- H03G3/20—Automatic control
- H03G3/30—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
- H03G3/3052—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in bandpass amplifiers (H.F. or I.F.) or in frequency-changers used in a (super)heterodyne receiver
Landscapes
- Transmitters (AREA)
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】送信装置におけるＡＬＣ回路に関し、キャリア
数がバースト的に変化するシステムに対して好適なＡＬ
Ｃ回路を提供することを目的とする。 【構成】１以上のキャリアからなる送信出力を発生する
送信部１に対して、利得可変部５を設けて、入力信号を
可変利得で増幅して送信部１に供給し、検出部制御回路
６を設けて、キャリア数情報に応じて異なる制御電圧を
発生し、検出部２を設けて、この制御電圧に応じて異な
る検出可能レベル範囲で送信部１の送信出力を検波して
送信出力レベルに応じた検出電圧を発生し、基準電圧発
生回路３を設けて、キャリア数情報と検出部制御回路６
における制御電圧発生の区分とに応じて大きさが変化す
る基準電圧を発生し、制御回路４を設けて、検出電圧を
基準電圧と比較して検出電圧が基準電圧と等しくなるよ
うに利得可変部５の利得を制御することで構成する。
数がバースト的に変化するシステムに対して好適なＡＬ
Ｃ回路を提供することを目的とする。 【構成】１以上のキャリアからなる送信出力を発生する
送信部１に対して、利得可変部５を設けて、入力信号を
可変利得で増幅して送信部１に供給し、検出部制御回路
６を設けて、キャリア数情報に応じて異なる制御電圧を
発生し、検出部２を設けて、この制御電圧に応じて異な
る検出可能レベル範囲で送信部１の送信出力を検波して
送信出力レベルに応じた検出電圧を発生し、基準電圧発
生回路３を設けて、キャリア数情報と検出部制御回路６
における制御電圧発生の区分とに応じて大きさが変化す
る基準電圧を発生し、制御回路４を設けて、検出電圧を
基準電圧と比較して検出電圧が基準電圧と等しくなるよ
うに利得可変部５の利得を制御することで構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、無線衛星通信の送信装
置等におけるＡＬＣ回路に関し、特にＤＡＭＡやボイス
アクティベーション等によって、キャリア数がバースト
的に変化するシステムに対して好適な、ＡＬＣ回路に関
するものである。
置等におけるＡＬＣ回路に関し、特にＤＡＭＡやボイス
アクティベーション等によって、キャリア数がバースト
的に変化するシステムに対して好適な、ＡＬＣ回路に関
するものである。
【０００２】無線衛星通信システムや加入者無線システ
ムにおいては、例えばＤＡＭＡ方式の場合は、子局は親
局から回線（すなわちキャリア周波数）の割り当てを受
けてからキャリアを送出する。またボイスアクティベー
ション（またはキャリアオン，オフ）方式の場合は、音
声入力が存在する間だけキャリアを送出する。
ムにおいては、例えばＤＡＭＡ方式の場合は、子局は親
局から回線（すなわちキャリア周波数）の割り当てを受
けてからキャリアを送出する。またボイスアクティベー
ション（またはキャリアオン，オフ）方式の場合は、音
声入力が存在する間だけキャリアを送出する。
【０００３】このような方式の場合、送出するキャリア
数が時間的に変動するので、ＡＬＣを行う際の制御目標
となるトータルパワーも時間的に変化する。そのため、
出力レベルの検出を行う際に、キャリア数の変化範囲に
対応する広いダイナミックレンジを持つことが要求され
る。
数が時間的に変動するので、ＡＬＣを行う際の制御目標
となるトータルパワーも時間的に変化する。そのため、
出力レベルの検出を行う際に、キャリア数の変化範囲に
対応する広いダイナミックレンジを持つことが要求され
る。
【０００４】
【従来の技術】図１１は、従来のＡＬＣ回路の構成例を
示したものである。１は送信部であって、中間周波（Ｉ
Ｆ）信号から高周波（ＲＦ）信号に変換する周波数変換
部や、高出力増幅器等を含み、励振信号に応じて、送信
出力を発生する。２は検出部であって、送信出力レベル
を検出して、レベルに応じた直流（ＤＣ）電圧からなる
検出信号ＶD を出力する。
示したものである。１は送信部であって、中間周波（Ｉ
Ｆ）信号から高周波（ＲＦ）信号に変換する周波数変換
部や、高出力増幅器等を含み、励振信号に応じて、送信
出力を発生する。２は検出部であって、送信出力レベル
を検出して、レベルに応じた直流（ＤＣ）電圧からなる
検出信号ＶD を出力する。
【０００５】３は基準電圧発生回路であって、外部から
のキャリア数の情報に応じて、大きさの変化する基準電
圧ＶR を発生する。４は制御回路であって、基準電圧Ｖ
R と検出電圧ＶD との誤差電圧を検出して、この誤差電
圧が０に近づくように制御を行う。５は利得可変部であ
って、制御回路４からの誤差電圧に対応する可変利得で
入力信号を増幅して、送信部１に対する励振信号を発生
する。
のキャリア数の情報に応じて、大きさの変化する基準電
圧ＶR を発生する。４は制御回路であって、基準電圧Ｖ
R と検出電圧ＶD との誤差電圧を検出して、この誤差電
圧が０に近づくように制御を行う。５は利得可変部であ
って、制御回路４からの誤差電圧に対応する可変利得で
入力信号を増幅して、送信部１に対する励振信号を発生
する。
【０００６】図１１において、検出部２はキャリア数に
応じて変化する検出電圧ＶD を発生する。一方、基準電
圧発生回路３では、ＭＯＤ（変調器）を含む端局から受
けたキャリア数の情報に応じて、制御目標となる基準電
圧ＶR の設定を変える。制御回路４は、基準電圧ＶR と
検出信号ＶD とを比較して、比較結果に基づいて利得可
変部５の利得を制御することによって、１キャリア当た
りの送信出力を適正な値に保つ。
応じて変化する検出電圧ＶD を発生する。一方、基準電
圧発生回路３では、ＭＯＤ（変調器）を含む端局から受
けたキャリア数の情報に応じて、制御目標となる基準電
圧ＶR の設定を変える。制御回路４は、基準電圧ＶR と
検出信号ＶD とを比較して、比較結果に基づいて利得可
変部５の利得を制御することによって、１キャリア当た
りの送信出力を適正な値に保つ。
【０００７】図１２は、基準電圧の設定を説明するもの
であって、基準電圧ＶR は、キャリア数の増加に応じて
増大することが示されている。
であって、基準電圧ＶR は、キャリア数の増加に応じて
増大することが示されている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】ＡＬＣ回路において、
キャリア数が変化する場合には、検出部２におけるダイ
ナミックレンジが問題となる。検出部２において観測し
ているのは、トータルレベルであるため、例えば１キャ
リアだけが送信されている場合と、６キャリアが送信さ
れている場合とでは、適正な送信レベルは、 １０ｌｏｇ（６／１）＝７．７８ｄＢ 異なる。すなわち、１キャリア当たりの電力が同一であ
っても、６キャリアの場合のトータル電力は、１キャリ
アの場合より７．７８ｄＢ高くなる。
キャリア数が変化する場合には、検出部２におけるダイ
ナミックレンジが問題となる。検出部２において観測し
ているのは、トータルレベルであるため、例えば１キャ
リアだけが送信されている場合と、６キャリアが送信さ
れている場合とでは、適正な送信レベルは、 １０ｌｏｇ（６／１）＝７．７８ｄＢ 異なる。すなわち、１キャリア当たりの電力が同一であ
っても、６キャリアの場合のトータル電力は、１キャリ
アの場合より７．７８ｄＢ高くなる。
【０００９】検出部２には、一般にダイオードを使用し
た検波器が用いられるが、電力測定に使用できる二乗特
性の範囲は限られており、従って検出可能なレベルには
上限，下限があって、これによって検出部２のダイナミ
ックレンジが定まる。現状では、このダイナミックレン
ジは高々１５ｄＢであるに過ぎない。
た検波器が用いられるが、電力測定に使用できる二乗特
性の範囲は限られており、従って検出可能なレベルには
上限，下限があって、これによって検出部２のダイナミ
ックレンジが定まる。現状では、このダイナミックレン
ジは高々１５ｄＢであるに過ぎない。
【００１０】一方、システム的にＡＬＣで補償しなけれ
ばならないレベル範囲は、送信部１の利得の温度変動を
主として、ケーブル長の変化や各コンポーネントのばら
つき等を合わせると、１０ｄＢを超えることも珍しくな
い。
ばならないレベル範囲は、送信部１の利得の温度変動を
主として、ケーブル長の変化や各コンポーネントのばら
つき等を合わせると、１０ｄＢを超えることも珍しくな
い。
【００１１】図１３は、検出部のダイナミックレンジの
配分の例を示したものであって、ＡＬＣで補償すべきレ
ベル変動範囲を１０ｄＢとした場合、６キャリアのシス
テムでは、検出部２のダイナミックレンジが１５ｄＢの
場合、変化範囲が約３ｄＢ不足することになる。
配分の例を示したものであって、ＡＬＣで補償すべきレ
ベル変動範囲を１０ｄＢとした場合、６キャリアのシス
テムでは、検出部２のダイナミックレンジが１５ｄＢの
場合、変化範囲が約３ｄＢ不足することになる。
【００１２】このような場合、補償すべきレベル変動要
素を圧縮するために、コンポーネントごとにレベル補償
を行うか、または、ＡＬＣを２段に分割してかけるよう
にする方法がある。
素を圧縮するために、コンポーネントごとにレベル補償
を行うか、または、ＡＬＣを２段に分割してかけるよう
にする方法がある。
【００１３】図１４は、２段構成のＡＬＣ回路を例示す
るものであって、１1,１2 は送信部、２1,２2 は検出
部、３1,３2 は基準電圧発生回路、４1,４2 は制御回
路、５1,５2 は利得可変部であって、これらはそれぞれ
図１１に示された、送信部１，検出部２，基準電圧発生
回路３，制御回路４，利得可変部５に対応している。
るものであって、１1,１2 は送信部、２1,２2 は検出
部、３1,３2 は基準電圧発生回路、４1,４2 は制御回
路、５1,５2 は利得可変部であって、これらはそれぞれ
図１１に示された、送信部１，検出部２，基準電圧発生
回路３，制御回路４，利得可変部５に対応している。
【００１４】図１４においては、送信部を送信部１1 と
送信部１2 の２段に分割して、所要の増幅等を行うよう
にし、各送信部に対応して検出部２1,２2 を設けて出力
レベルを検出し、、それぞれの制御回路４1,４2 におい
て基準電圧発生回路３1,３2の基準電圧と比較して誤差
電圧を求め、利得可変部５1,５2 において利得を制御し
てＡＬＣを行う。
送信部１2 の２段に分割して、所要の増幅等を行うよう
にし、各送信部に対応して検出部２1,２2 を設けて出力
レベルを検出し、、それぞれの制御回路４1,４2 におい
て基準電圧発生回路３1,３2の基準電圧と比較して誤差
電圧を求め、利得可変部５1,５2 において利得を制御し
てＡＬＣを行う。
【００１５】従って、図１４に示されたＡＬＣ回路によ
れば、検出部２1,２2 がそれぞれ有するダイナミックレ
ンジの和に等しいダイナミックレンジを有する、ＡＬＣ
回路を実現することができる。
れば、検出部２1,２2 がそれぞれ有するダイナミックレ
ンジの和に等しいダイナミックレンジを有する、ＡＬＣ
回路を実現することができる。
【００１６】しかしながら、コンポーネントごとにレベ
ル補償を行う場合でも、または２段構成のＡＬＣ回路と
する場合でも、ハードウェア規模が増大するため、コス
トアップになることを避けられないという問題がある。
ル補償を行う場合でも、または２段構成のＡＬＣ回路と
する場合でも、ハードウェア規模が増大するため、コス
トアップになることを避けられないという問題がある。
【００１７】本発明は、このような従来技術の問題点を
解決しようとするものであって、キャリア数が変化する
マルチキャリア方式の送信装置において、出力レベルの
検出部におけるダイナミックレンジを拡大することがで
きるとともに、構成が簡単で安価なＡＬＣ回路を提供す
ることを目的としている。
解決しようとするものであって、キャリア数が変化する
マルチキャリア方式の送信装置において、出力レベルの
検出部におけるダイナミックレンジを拡大することがで
きるとともに、構成が簡単で安価なＡＬＣ回路を提供す
ることを目的としている。
【００１８】
【課題を解決するための手段】(1) 本発明のＡＬＣ回路
は、１以上のキャリアからなる送信出力を発生する送信
部１に対して、入力信号を可変利得で増幅して送信部１
に供給する利得可変部５と、キャリア数情報に応じて異
なる制御電圧を発生する検出部制御回路６と、この制御
電圧に応じて異なる検出可能レベル範囲で送信部１の送
信出力を検波して送信出力レベルに応じた検出電圧を発
生する検出部２と、キャリア数情報と検出部制御回路６
における制御電圧発生の区分とに応じて大きさが変化す
る基準電圧を発生する基準電圧発生回路３と、検出電圧
を基準電圧と比較して検出電圧が基準電圧と等しくなる
ように利得可変部５の利得を制御する制御回路４とを備
えたものである。 (2) また本発明のＡＬＣ回路は、１以上のキャリアから
なる送信出力を発生する送信部１に対して、入力信号を
可変利得で増幅して送信部１に供給する利得可変部５
と、異なる検出可能レベル範囲で送信部１の送信出力を
検波して送信出力レベルに応じた検出電圧をそれぞれ発
生する複数の検出部２Ａ，２Ｂと、キャリア数情報に応
じて該複数の検出電圧から選択して出力する検出部制御
回路６’と、キャリア数情報と検出部制御回路６’にお
ける検出電圧選択の区分に応じて大きさが変化する基準
電圧を発生する基準電圧発生回路３と、選択された検出
電圧を基準電圧と比較して検出電圧が基準電圧と等しく
なるように利得可変部５の利得を制御する制御回路４と
を備えたものである。
は、１以上のキャリアからなる送信出力を発生する送信
部１に対して、入力信号を可変利得で増幅して送信部１
に供給する利得可変部５と、キャリア数情報に応じて異
なる制御電圧を発生する検出部制御回路６と、この制御
電圧に応じて異なる検出可能レベル範囲で送信部１の送
信出力を検波して送信出力レベルに応じた検出電圧を発
生する検出部２と、キャリア数情報と検出部制御回路６
における制御電圧発生の区分とに応じて大きさが変化す
る基準電圧を発生する基準電圧発生回路３と、検出電圧
を基準電圧と比較して検出電圧が基準電圧と等しくなる
ように利得可変部５の利得を制御する制御回路４とを備
えたものである。 (2) また本発明のＡＬＣ回路は、１以上のキャリアから
なる送信出力を発生する送信部１に対して、入力信号を
可変利得で増幅して送信部１に供給する利得可変部５
と、異なる検出可能レベル範囲で送信部１の送信出力を
検波して送信出力レベルに応じた検出電圧をそれぞれ発
生する複数の検出部２Ａ，２Ｂと、キャリア数情報に応
じて該複数の検出電圧から選択して出力する検出部制御
回路６’と、キャリア数情報と検出部制御回路６’にお
ける検出電圧選択の区分に応じて大きさが変化する基準
電圧を発生する基準電圧発生回路３と、選択された検出
電圧を基準電圧と比較して検出電圧が基準電圧と等しく
なるように利得可変部５の利得を制御する制御回路４と
を備えたものである。
【００１９】
【作用】図１は、本発明の原理的構成（１）を示したも
のであって、図１１におけると同じものを同じ番号で示
し、６は検出部制御回路であって、キャリア数情報を受
け取って、これに対応した制御電圧Ｖ0 を検出部２へ送
出する。
のであって、図１１におけると同じものを同じ番号で示
し、６は検出部制御回路であって、キャリア数情報を受
け取って、これに対応した制御電圧Ｖ0 を検出部２へ送
出する。
【００２０】図１に示された回路におけるＡＬＣの動作
は、図１１に示された従来の場合と同様である。検出部
制御回路６は、キャリア数の変化に応じてステップ状に
変化する直流電圧からなる制御電圧Ｖ0 を、検出部２に
対して与える。これによって、検出部２における検出レ
ベルの範囲が、制御電圧Ｖ0 の大きさに応じてシフトす
る。
は、図１１に示された従来の場合と同様である。検出部
制御回路６は、キャリア数の変化に応じてステップ状に
変化する直流電圧からなる制御電圧Ｖ0 を、検出部２に
対して与える。これによって、検出部２における検出レ
ベルの範囲が、制御電圧Ｖ0 の大きさに応じてシフトす
る。
【００２１】図２は、制御電圧と検出レベル範囲との関
係を示したものであって、検出部２における検出可能レ
ベル範囲ａ−ｂが同一の場合でも、検出部制御回路６か
らの制御電圧Ｖ0 の大きさが変わることによって、全体
としての検出レベル範囲が変化することが示されてい
る。
係を示したものであって、検出部２における検出可能レ
ベル範囲ａ−ｂが同一の場合でも、検出部制御回路６か
らの制御電圧Ｖ0 の大きさが変わることによって、全体
としての検出レベル範囲が変化することが示されてい
る。
【００２２】図３は、キャリア数と制御電圧値の設定と
を例示したものであって、２段階設定の場合を示し、制
御電圧Ｖ0 の値を、キャリア０〜２に対してＶ01とし、
キャリア数３〜６に対してＶ02とすることが示されてい
る。
を例示したものであって、２段階設定の場合を示し、制
御電圧Ｖ0 の値を、キャリア０〜２に対してＶ01とし、
キャリア数３〜６に対してＶ02とすることが示されてい
る。
【００２３】図４は、制御電圧を２段階に切り替える場
合の検出電圧特性を示したものであって、出力レベルに
対する検出電圧ＶD が、制御電圧Ｖ0 ＝Ｖ01の場合と、
制御電圧Ｖ0 ＝Ｖ02の場合とで、それぞれ２段階に変化
して、検出可能なレベル範囲が拡大することが示されて
いる。
合の検出電圧特性を示したものであって、出力レベルに
対する検出電圧ＶD が、制御電圧Ｖ0 ＝Ｖ01の場合と、
制御電圧Ｖ0 ＝Ｖ02の場合とで、それぞれ２段階に変化
して、検出可能なレベル範囲が拡大することが示されて
いる。
【００２４】一方、基準電圧発生回路３においては、各
キャリア数に対応するトータルレベルを与える基準電圧
ＶR を、制御回路４に対して出力するように、予めセッ
トされている。
キャリア数に対応するトータルレベルを与える基準電圧
ＶR を、制御回路４に対して出力するように、予めセッ
トされている。
【００２５】図５は、キャリア数と基準電圧との関係を
示したものであって、検出可能レベル範囲ａ−ｂに対し
て、キャリア１〜２の場合と、キャリア数３〜６の場合
とで、それぞれキャリア数に応じて変化する基準電圧Ｖ
R が発生することが示されている。
示したものであって、検出可能レベル範囲ａ−ｂに対し
て、キャリア１〜２の場合と、キャリア数３〜６の場合
とで、それぞれキャリア数に応じて変化する基準電圧Ｖ
R が発生することが示されている。
【００２６】従って、図１に示されたＡＬＣ回路の構成
によれば、このような動作によって、広い出力レベル範
囲（ダイナミックレンジ）にわたって、キャリア数を反
映したＡＬＣ動作を実現することができる。
によれば、このような動作によって、広い出力レベル範
囲（ダイナミックレンジ）にわたって、キャリア数を反
映したＡＬＣ動作を実現することができる。
【００２７】図６は、本発明の原理的構成（２）を示し
たものであって、図１１におけると同じものを同じ番号
で示し、２Ａ，２Ｂはそれぞれ検出部であって、同一送
信出力レベルに対して異なる検出レベル範囲を有し、そ
れぞれの検出レベルに応じた検出電圧ＶD1, ＶD2を発生
する。６’は検出部制御回路であって、キャリア数情報
に応じて、検出部２Ａ，２Ｂの検出信号からいずれか一
つを選択して、選択された検出電圧に対して、キャリア
数と選択した検出部の組み合わせに応じた補正を行っ
て、制御回路４へ送る。
たものであって、図１１におけると同じものを同じ番号
で示し、２Ａ，２Ｂはそれぞれ検出部であって、同一送
信出力レベルに対して異なる検出レベル範囲を有し、そ
れぞれの検出レベルに応じた検出電圧ＶD1, ＶD2を発生
する。６’は検出部制御回路であって、キャリア数情報
に応じて、検出部２Ａ，２Ｂの検出信号からいずれか一
つを選択して、選択された検出電圧に対して、キャリア
数と選択した検出部の組み合わせに応じた補正を行っ
て、制御回路４へ送る。
【００２８】図７は、検出部２Ａ，２Ｂの動作を説明す
るものであって、検出可能レベル範囲ａ−ｂに対して、
検出部２Ａは、キャリア数１〜２に対応する範囲で、検
出電圧ＶD1を発生し、検出部２Ｂは、キャリア数３〜６
に対応する範囲で、検出電圧ＶD2を発生することが示さ
れている。
るものであって、検出可能レベル範囲ａ−ｂに対して、
検出部２Ａは、キャリア数１〜２に対応する範囲で、検
出電圧ＶD1を発生し、検出部２Ｂは、キャリア数３〜６
に対応する範囲で、検出電圧ＶD2を発生することが示さ
れている。
【００２９】検出部制御回路６’は、外部からのキャリ
ア数の情報に応じて、検出電圧ＶD1 . ＶD2のうち、適当
なものを選択して、検出信号ＶD として制御回路４へ送
る。図７の場合は、キャリア数１〜２のとき、検出電圧
ＶD1を選択し、キャリア数３〜６のとき、検出電圧ＶD2
を選択する。
ア数の情報に応じて、検出電圧ＶD1 . ＶD2のうち、適当
なものを選択して、検出信号ＶD として制御回路４へ送
る。図７の場合は、キャリア数１〜２のとき、検出電圧
ＶD1を選択し、キャリア数３〜６のとき、検出電圧ＶD2
を選択する。
【００３０】一方、基準電圧発生回路３からは、図５に
示されたように、キャリア数と検出器の違いの両方を反
映した基準電圧ＶR を発生して、制御回路４に対して送
出する。
示されたように、キャリア数と検出器の違いの両方を反
映した基準電圧ＶR を発生して、制御回路４に対して送
出する。
【００３１】従って、図６に示されたＡＬＣ回路の構成
によれば、広い出力レベル範囲（ダイナミックレンジ）
にわたって、キャリア数を反映したＡＬＣ動作を実現す
ることができる。
によれば、広い出力レベル範囲（ダイナミックレンジ）
にわたって、キャリア数を反映したＡＬＣ動作を実現す
ることができる。
【００３２】
【実施例】図８は、本発明の一実施例を示したものであ
って、図１におけると同じものを同じ番号で示してい
る。検出部２において、２１は検波器、２２はフィルタ
部である。基準電圧発生回路３において、３１はリード
オンリーメモリ（ＲＯＭ）、３２はディジタルアナログ
（Ｄ／Ａ）変換器である。検出部制御回路６において、
６１はディジタルアナログ（Ｄ／Ａ）変換器、６２は比
較器、６３は直流（ＤＣ）アンプである。また、７１は
検波部２に対して送信出力を分岐するための分配器
（Ｈ）である。
って、図１におけると同じものを同じ番号で示してい
る。検出部２において、２１は検波器、２２はフィルタ
部である。基準電圧発生回路３において、３１はリード
オンリーメモリ（ＲＯＭ）、３２はディジタルアナログ
（Ｄ／Ａ）変換器である。検出部制御回路６において、
６１はディジタルアナログ（Ｄ／Ａ）変換器、６２は比
較器、６３は直流（ＤＣ）アンプである。また、７１は
検波部２に対して送信出力を分岐するための分配器
（Ｈ）である。
【００３３】キャリア数情報は、Ｎビットのパラレルデ
ータとして与えられている。この場合のビット数は、例
えば６キャリアのシステムであれば、３ビットで足り
る。このパラレルデータは、ＲＯＭ３１において変換さ
れて、キャリア数と検波回路の制御電圧Ｖ0 との両方の
値によって定まる、ディジタル値が得られる。Ｄ／Ａ変
換器３２は、このディジタル値をアナログ電圧に変換し
て、図５に示すような基準電圧ＶR を発生して、制御回
路４へ供給する。
ータとして与えられている。この場合のビット数は、例
えば６キャリアのシステムであれば、３ビットで足り
る。このパラレルデータは、ＲＯＭ３１において変換さ
れて、キャリア数と検波回路の制御電圧Ｖ0 との両方の
値によって定まる、ディジタル値が得られる。Ｄ／Ａ変
換器３２は、このディジタル値をアナログ電圧に変換し
て、図５に示すような基準電圧ＶR を発生して、制御回
路４へ供給する。
【００３４】またこのパラレルデータは、Ｄ／Ａ変換器
６１においてアナログ電圧に変換され、比較器６２にお
いて２値の電圧出力に変換される。この２値の電圧出力
は、ＤＣアンプ６３を経て適当な利得で増幅され、制御
電圧Ｖ0 として検出部２に供給される。
６１においてアナログ電圧に変換され、比較器６２にお
いて２値の電圧出力に変換される。この２値の電圧出力
は、ＤＣアンプ６３を経て適当な利得で増幅され、制御
電圧Ｖ0 として検出部２に供給される。
【００３５】ＤＣアンプ６３からの制御電圧Ｖ0 は、フ
ィルタ部２２を経て検波ダイオード２１に与えられて
る。検波ダイオード２１の検波範囲は、制御電圧Ｖ0 の
値によって、変化する。
ィルタ部２２を経て検波ダイオード２１に与えられて
る。検波ダイオード２１の検波範囲は、制御電圧Ｖ0 の
値によって、変化する。
【００３６】図９は、検波入力電圧と検波出力電流との
関係を示したものであって、検波入力電圧Ｖ（Ｖ2 が出
力レベルに比例する）と検波出力電流Ｉとは、ある範囲
で二乗特性となるが、その範囲は、（１）に示す制御電
圧Ｖ0 ＝Ｖ01のときと、（２）に示すＶ0 ＝Ｖ02のとき
とでは、変化するので、検出可能なレベル範囲が拡大さ
れることになる。
関係を示したものであって、検波入力電圧Ｖ（Ｖ2 が出
力レベルに比例する）と検波出力電流Ｉとは、ある範囲
で二乗特性となるが、その範囲は、（１）に示す制御電
圧Ｖ0 ＝Ｖ01のときと、（２）に示すＶ0 ＝Ｖ02のとき
とでは、変化するので、検出可能なレベル範囲が拡大さ
れることになる。
【００３７】図１０は、本発明の他の実施例を示したも
のであって、図８におけると同じものを同じ番号で示
し、２Ａ，２Ｂは検出部、６’は検出部制御回路であ
る。検出部２Ａ，２Ｂは、図８に示された検出部２とほ
ぼ同様な構成を有しているが、例えば内部的に異なるバ
イアス電圧を与えて、その検波特性にオフセットを付与
することによって、異なる検出可能レベル範囲を有して
いる。
のであって、図８におけると同じものを同じ番号で示
し、２Ａ，２Ｂは検出部、６’は検出部制御回路であ
る。検出部２Ａ，２Ｂは、図８に示された検出部２とほ
ぼ同様な構成を有しているが、例えば内部的に異なるバ
イアス電圧を与えて、その検波特性にオフセットを付与
することによって、異なる検出可能レベル範囲を有して
いる。
【００３８】検出部制御回路６’において、Ｄ／Ａ変換
器６１，比較器６２は図１の場合と同じであり、６４は
アナログスイッチである。また、７２は分配器（Ｈ）で
あって、分配器７１で分岐された送信出力を、さらに分
岐して検出部２Ａ，２Ｂに供給する。
器６１，比較器６２は図１の場合と同じであり、６４は
アナログスイッチである。また、７２は分配器（Ｈ）で
あって、分配器７１で分岐された送信出力を、さらに分
岐して検出部２Ａ，２Ｂに供給する。
【００３９】図１０に示された回路において、基準電圧
発生回路３の構成および動作は、図８の場合と同じなの
で、説明を省略する。送信出力は、分配器７１，７２を
経て取り出され、検波部２Ａ，２Ｂに加えられる。
発生回路３の構成および動作は、図８の場合と同じなの
で、説明を省略する。送信出力は、分配器７１，７２を
経て取り出され、検波部２Ａ，２Ｂに加えられる。
【００４０】一方、パラレルデータからなるキャリア数
情報は、Ｄ／Ａ変換器６１でアナログ電圧に変換された
のち、比較器６２に入力される。比較器６２では、Ｄ／
Ａ変換器６１からの入力電圧があるキャリア数に対応す
る値以下の場合と、それ以上のキャリア数に対応する値
の場合とで、“Ｈ”，“Ｌ”の２値からなる信号を、ア
ナログスイッチ６４へ送る。アナログスイッチ６４で
は、この２値信号に従って、検出部２Ａと２Ｂとを選択
して、選択した側の検出部の検波出力を制御回路４へ送
る。
情報は、Ｄ／Ａ変換器６１でアナログ電圧に変換された
のち、比較器６２に入力される。比較器６２では、Ｄ／
Ａ変換器６１からの入力電圧があるキャリア数に対応す
る値以下の場合と、それ以上のキャリア数に対応する値
の場合とで、“Ｈ”，“Ｌ”の２値からなる信号を、ア
ナログスイッチ６４へ送る。アナログスイッチ６４で
は、この２値信号に従って、検出部２Ａと２Ｂとを選択
して、選択した側の検出部の検波出力を制御回路４へ送
る。
【００４１】このような方法によって、検出可能レベル
範囲の異なる検出部を切り替えて使用することができ、
従って送信出力レベル検出時のダイナミックレンジを拡
大することができる。
範囲の異なる検出部を切り替えて使用することができ、
従って送信出力レベル検出時のダイナミックレンジを拡
大することができる。
【００４２】なお、本実施例では、検出部を２個とした
が、これに限るものでなく、比較器６２をウィンドウに
することによって、３個以上の検出部を切り替えて使用
することも、勿論可能である。
が、これに限るものでなく、比較器６２をウィンドウに
することによって、３個以上の検出部を切り替えて使用
することも、勿論可能である。
【００４３】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、送
信キャリア数の変動に適応して、レベル検出のダイナミ
ックレンジを拡大することができ、ＡＬＣ回路の適用範
囲を広くすることが可能となる。
信キャリア数の変動に適応して、レベル検出のダイナミ
ックレンジを拡大することができ、ＡＬＣ回路の適用範
囲を広くすることが可能となる。
【図１】本発明の原理的構成（１）を示す図である。
【図２】制御電圧と検出レベル範囲との関係を示す図で
ある。
ある。
【図３】キャリア数と制御電圧値の設定とを例示する図
である。
である。
【図４】制御電圧を２段階に切り替える場合の検出電圧
特性を示す図である。
特性を示す図である。
【図５】キャリア数と基準電圧との関係を示す図であ
る。
る。
【図６】本発明の原理的構成（２）を示す図である。
【図７】検出部２Ａ，２Ｂの動作を説明する図である。
【図８】本発明の一実施例を示す図である。
【図９】検波入力電圧と検波出力電流の関係を示す図で
ある。
ある。
【図１０】本発明の他の実施例を示す図である。
【図１１】従来のＡＬＣ回路の構成例を示す図である。
【図１２】基準電圧の設定を説明する図である。
【図１３】検出部のダイナミックレンジの配分の例を示
す図である。
す図である。
【図１４】２段構成のＡＬＣ回路を例示する図である。
１ 送信部 ２ 検出部 ２Ａ 検出部 ２Ｂ 検出部 ３ 基準電圧発生回路 ４ 制御回路 ５ 利得可変部 ６ 検出部制御回路 ６’ 検出部制御回路
Claims (2)
- 【請求項１】 １以上のキャリアからなる送信出力を発
生する送信部（１）に対して、 入力信号を可変利得で増幅して前記送信部（１）に供給
する利得可変部（５）と、 キャリア数情報に応じて異なる制御電圧を発生する検出
部制御回路（６）と、 該制御電圧に応じて異なる検出可能レベル範囲で前記送
信部（１）の送信出力を検波して送信出力レベルに応じ
た検出電圧を発生する検出部（２）と、 キャリア数情報と前記検出部制御回路（６）における制
御電圧発生の区分とに応じて大きさが変化する基準電圧
を発生する基準電圧発生回路（３）と、 前記検出電圧を該基準電圧と比較して該検出電圧が基準
電圧と等しくなるように前記利得可変部（５）の利得を
制御する制御回路（４）とを備えたことを特徴とするＡ
ＬＣ回路。 - 【請求項２】 １以上のキャリアからなる送信出力を発
生する送信部（１）に対して、 入力信号を可変利得で増幅して前記送信部（１）に供給
する利得可変部（５）と、 異なる検出可能レベル範囲で前記送信部（１）の送信出
力を検波して送信出力レベルに応じた検出電圧をそれぞ
れ発生する複数の検出部（２Ａ，２Ｂ）と、 キャリア数情報に応じて該複数の検出電圧から選択して
出力する検出部制御回路（６’）と、 キャリア数情報と該検出部制御回路（６’）における検
出電圧選択の区分に応じて大きさが変化する基準電圧を
発生する基準電圧発生回路（３）と、 前記選択された検出電圧を該基準電圧と比較して該検出
電圧が基準電圧と等しくなるように前記利得可変部
（５）の利得を制御する制御回路（４）とを備えたこと
を特徴とするＡＬＣ回路。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22680292A JPH0677753A (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | Ａｌｃ回路 |
| US08/112,557 US5410729A (en) | 1992-08-26 | 1993-08-26 | Signal transmission device having an automatic transmission level control circuit used in a multi-carrier transmission terminal equipment and multi-carrier transmission terminal equipment employing the transmission device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22680292A JPH0677753A (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | Ａｌｃ回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0677753A true JPH0677753A (ja) | 1994-03-18 |
Family
ID=16850843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22680292A Withdrawn JPH0677753A (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | Ａｌｃ回路 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5410729A (ja) |
| JP (1) | JPH0677753A (ja) |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR0123205B1 (ko) * | 1994-12-30 | 1997-11-19 | 김주용 | 위성통신 송신기의 자동이득조절회로 |
| US5778307A (en) * | 1996-03-29 | 1998-07-07 | Motorola, Inc. | Amplifier with adaptive output allocation and method thereof |
| KR100193842B1 (ko) * | 1996-09-13 | 1999-06-15 | 윤종용 | 무선통신시스템의 전력조절 회로 및 방법 |
| US6097929A (en) * | 1997-03-03 | 2000-08-01 | Telogy Networks, Inc. | Method and system for monitoring and controlling a single channel per carrier satellite link between two remote earth stations |
| JP3833787B2 (ja) * | 1997-08-07 | 2006-10-18 | 富士通株式会社 | 基地局の送受信装置 |
| JPH11261434A (ja) * | 1998-03-09 | 1999-09-24 | Alps Electric Co Ltd | 変復調装置 |
| US5999052A (en) * | 1998-04-28 | 1999-12-07 | Lucent Technologies Inc. | High speed, fine-resolution gain programmable amplifier |
| JP3322307B2 (ja) * | 1999-08-04 | 2002-09-09 | 日本電気株式会社 | 送信機 |
| US6288611B1 (en) * | 1999-09-17 | 2001-09-11 | Texas Instruments Incorporated | Apparatus and method to trim a programmable low-frequency monolithic high-pass filter |
| GB0012196D0 (en) * | 2000-05-19 | 2000-07-12 | Nokia Networks Oy | Control circuitry |
| KR100456108B1 (ko) * | 2000-07-07 | 2004-11-08 | 엘지전자 주식회사 | 송신기의 이중제어에 의한 자동레벨제어회로 |
| US6420923B1 (en) * | 2000-07-12 | 2002-07-16 | Motorola, Inc. | Low supply, current-controlled FET Pi attenuator |
| US8000274B2 (en) * | 2005-04-05 | 2011-08-16 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Versatile system for transceiver noise reduction in a time-division duplexing wireless network |
| WO2012116802A2 (de) * | 2011-03-01 | 2012-09-07 | As-International Association E.V. | Neuartige kombination von fehlerkorrektur und fehlererkennung für die übertragung digitaler daten |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4574252A (en) * | 1985-03-25 | 1986-03-04 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Constant rise AGC device |
| GB8826918D0 (en) * | 1988-11-17 | 1988-12-21 | Motorola Inc | Power amplifier for radio frequency signal |
| US4991164A (en) * | 1989-03-23 | 1991-02-05 | Telettra-Telefonia Elettronica E Radio S.P.A. | Automatic transmit power level control in radio links |
| US5287555A (en) * | 1991-07-22 | 1994-02-15 | Motorola, Inc. | Power control circuitry for a TDMA radio frequency transmitter |
-
1992
- 1992-08-26 JP JP22680292A patent/JPH0677753A/ja not_active Withdrawn
-
1993
- 1993-08-26 US US08/112,557 patent/US5410729A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5410729A (en) | 1995-04-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991102 |