JPH07202602A - 自動利得制御回路 - Google Patents

自動利得制御回路

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JPH07202602A
JPH07202602A JP7094A JP7094A JPH07202602A JP H07202602 A JPH07202602 A JP H07202602A JP 7094 A JP7094 A JP 7094A JP 7094 A JP7094 A JP 7094A JP H07202602 A JPH07202602 A JP H07202602A
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JP7094A
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Fumihiko Kobayashi
文彦 小林
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Fujitsu Ltd
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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば、自動車電話システムで使用される自
動利得制御回路に関し、回路規模の小さな自動利得制御
回路の提供を図ることを目的とする。 【構成】 可変減衰部分と増幅部分とを有する増幅手段
1と、入力信号を検波して入力検波電圧を送出する入力
検波手段2と、出力信号を検波するが、増幅手段が標準
利得の時、入力検波電圧と同一の出力検波電圧を送出す
る出力検波手段3とからなる増幅回路において、入出力
検波電圧の差を取って差分検波電圧を送出する差分検出
手段4と、増幅手段の利得を標準利得より変化する時、
利得変化量と印加する入力検波電圧を用いて予め設定し
た可変基準値を生成して送出する可変基準値生成手段5
と、増幅手段の利得が標準利得から変化する時は対応す
る可変基準値を基準値として印加して差分検波電圧との
差分を求め、差分が最小となる様な減衰量制御信号を可
変減衰部分に送出する制御手段6と有するように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、自動車電話シ
ステムで使用される自動利得制御回路に関するものであ
る。
【0002】近年、自動車電話システムのデイジタル化
に伴い、基地局に設置される増幅回路は複数のキャリア
を共通に増幅する方式が採用されているが、増幅回路に
入力するそれぞれのキャリアレベルは通信を行っている
移動機との距離によってまちまちであり、ダイナミック
に変化している為、増幅回路の利得を温度変化及び経年
変化に対しても一定に保つ必要がある。
【0003】また、自動利得制御回路の動作異常によっ
て増幅回路の利得が規定値以上になった時/混変調歪の
異常や機器障害などにより増幅特性が異常になった時/
増幅回路への入力が過大となった時は回線や機器保護の
為、増幅回路の利得を減少させる必要がある。更に、セ
ルの大きさにより基地局送信出力が異なる場合、同じ増
幅回路でも対応する利得に設定できる様にしなければな
らない。
【0004】一方、装置は小型化の傾向にあるので、上
記の条件を満足し、且つ、回路規模の小さな自動利得制
御回路の提供を図ることを目的とする。
【0005】
【従来の技術】図6は従来例の構成図で、(a) は従来例
の構成図、(b)は別の従来例の構成図、図7は図6
(b) の動作説明図( その1 )で、(a) は増幅回路の利得
が標準利得の場合の検波器入力電力対検波器出力電圧特
性図、(b) は増幅回路の利得をXdB増加させる場合の検
波器入力電力対検波器出力電圧特性図、図8は図6(b)
の動作説明図( その2)である。
【0006】以下、図6,図7,図8の説明をする。先
ず、図6(a) に示す様に、増幅回路は可変減衰器11と増
幅器12で構成さており、増幅器12は可変減衰器を介して
入力した高周波信号を増幅して出力する。
【0007】ここで、スイッチSW1 でタップ位置を切り
替えることにより、減衰量制御電圧V1が、例えば、3段
階に変化するが、減衰量制御電圧V1が高い程、可変減衰
器11の減衰量が小となる。
【0008】また、抵抗R1は直列接続したダイオードD
1, D2を介して接地しているが、このダイオードの端子
間電圧の温度変動を利用して可変減衰器11の減衰量を変
化させ、増幅器12の温度特性を補償している。しかし、
この構成では増幅回路の入出力間の利得の監視がない
で、増幅器の経年利得変動の検出ができない。
【0009】次に、図6(b) において、増幅器12は入力
側方向性結合器21, 可変減衰器11を介して入力した高周
波信号を、増幅して出力側方向性結合器31を通して出力
する。 なお、入力側方向性結合器21は、ここを通過す
る高周波信号の一部を分岐して入力検波器22に加える。
そこで、入力検波器は入力した高周波信号を検波して入
力検波電圧を取り出した後、アナログ/ デイジタル変換
器( 以下、A/D 変換器と省略する)71 でデイジタル信号
に変換してマイクロプロセッサ( 以下、MPU と省略す
る)73 に加える。
【0010】また、出力側方向性結合器31も入力側方向
性結合器と同様に、ここを通過する高周波信号の一部を
分岐し、減衰器32で高周波電力を所定量だけ減衰する。
そして、減衰器の出力を出力検波器33で検波して出力検
波電圧を取り出した後、A/D変換器を介してMPU 73に加
える。
【0011】MPU 73はA/D 変換器71の出力とA/D 変換器
72の出力の差を求め、差が所定値となる様な減衰量制御
信号をD/A 変換器75を介して可変減衰器11に送出する。
これにより、増幅回路の利得( 入力する高周波電力と出
力する高周波電力の比) が一定に保たれる。
【0012】なお、ROM 74にはMPU が実行すべきプログ
ラムが格納されている。ここで、上記の入力検波器及び
出力検波器は同じ回路を使用し、増幅回路の利得が標準
値( 例えば、40dB) の時、これら2つの検波器に入力す
る高周波信号の電力が同じになる様に減衰器32の減衰量
を選ぶので、双方の検波器の出力電力は図7(a) に示す
様に重なる。
【0013】この様な状態の時、図6(b) のMPU 73はA/
D 変換器71の出力とA/D 変換器72の出力の差が常に0(
即ち、0が基準値となる)となる様な減衰量制御信号を
可変減衰器11に送出するので、増幅回路の入力ダイナミ
ックレンジ内において増幅回路利得が一定になる。
【0014】次に、増幅回路の利得を標準値よりx dBだ
け高くする場合、図7(b) に示す様に、出力検波器の検
波電圧特性を点線の様に右側にxdBだけシフトすると、
入力検波器の検波電圧と出力検波器の検波電圧の関係は
図6(b) に示す様に、検波器入力電力の増加に伴って入
出力検波器の出力電圧の差が大きくなる。
【0015】ここで、増幅回路の利得を( 標準値+x d
B) となる様にする為、増幅回路の入力ダイナミックレ
ンジの範囲を、例えば、, , の3つの領域に分割
し、各領域のほぼ中心付近からx dBの幅を取り、x dBの
点における入力検波器と出力検波器の出力電圧差を求め
た時、領域ではy1, 領域ではy2, 領域ではy3が得
られたとする。
【0016】そこで、図6(b) のMPU 73は、例えば、検
波器入力電力が領域のほぼ中心付近の時、出力検波器
の出力電圧がy2だけ増加する様な減衰量制御信号をD/A
15を介して可変減衰器11に加える。これにより、入出力
検波器の出力電圧は一致して増幅回路の利得がx dB増加
したことになる。
【0017】しかし、図7(b) に示す様に、領域内の中
心付近, 以外の各点における入出力検波器の出力差は上
記の値と異なるので、図8に示す様に、増幅回路の入力
電力対出力電力の関係が滑らかにならず不連続になる。
そこで、分割数を数十に増加すると、比較的, 滑らかに
はなるが、演算時間が多くなる。また、図6(b) に示す
様に、演算に必要なD/A 変換器, A/D 変換器, ROM, MPU
などの機能部分が必要となる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】即ち、利得を変化した
時、増幅器の入力電力対出力電力の関係をできる丈、滑
らかにする為に分割数を多くしたので、演算時間が長く
なって利得制御が演算時間によって制約された。また、
回路規模も大きいと云う問題があった。
【0019】本発明は回路規模の小さな自動利得制御回
路の提供を図ることを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】図1は第1,第2の本発
明の原理構成図である。図中、1は減衰量制御信号に対
応する減衰量を入力信号に与える可変減衰部分と、可変
減衰部分の出力を増幅して出力信号として送出する増幅
部分とを有する増幅手段、2は入力信号を検波して入力
検波電圧を送出する入力検波手段、3は出力信号を検波
するが、増幅手段が標準利得の時、入力検波電圧と同一
の出力検波電圧を送出する出力検波手段である。
【0021】また、4は入力検波電圧と出力検波電圧と
の差を取って差分検波電圧を送出する差分検出手段、5
は増幅手段の利得を該標準利得より変化する時、利得変
化量と印加する入力検波電圧を用いて予め設定した可変
基準値を生成して送出する可変基準値生成手段、6は制
御手段である。第1の本発明は、制御部分が、増幅手段
の利得が標準利得の時は固定基準値を、標準利得から変
化する時は対応する可変基準値を、それぞれ基準値とし
て印加して、差分検波電圧との差分を求め、該差分が最
小となる様な減衰量制御信号を可変減衰部分に送出する
様にした。
【0022】第2の本発明は、上記の差分検出手段を演
算増幅器を用いた差動増幅器で、可変基準値生成手段及
び制御手段を演算増幅器を用いた反転増幅器で構成し
た。第3の本発明は、上記の利得変化量が複数種類の
時、それぞれの利得変化量に対応する可変基準値生成手
段とスイッチ手段を設け、該スイッチ手段で所望の可変
基準値生成手段を選択する構成にした。
【0023】第4の本発明は、上記の利得変化量が複数
種類の時、それぞれの利得変化量に対応した可変基準値
生成動作を、可変基準値生成手段に行わせる為の動作状
態設定データが格納された記憶手段と、読み出しアドレ
スを生成するスイッチ手段とを設け、スイッチ手段を用
いて記憶手段から所望の動作状態設定データを読み出し
て可変基準値生成手段に加える構成にした。
【0024】
【作用】図2は図1の動作説明図である。第1,第2の
本発明は、増幅手段と入力検波手段と出力側検波手段と
からなる増幅回路の利得を制御する為、入力検波電圧と
出力検波電圧との差を取って差分検波電圧を送出する差
分検出手段と、増幅手段の利得を標準利得より変化する
時、利得変化量と印加する入力検波電圧を用いて予め設
定した可変基準値を生成して送出する可変基準値生成手
段と制御手段とを設ける。
【0025】そして、制御手段は、増幅手段の利得が標
準利得の時、基準値を内蔵の固定基準値(接地電位)に
切り替えて、差分検出手段からの差分検波電圧が固定基
準値と一致する様な減衰量制御信号を可変減衰部分に送
出する。これにより、増幅手段の利得は標準利得に保た
れる。
【0026】次に、増幅手段の利得を標準利得から、例
えば、X dBだけ増加すると、図7(b) で説明した様に、
入力電力の増加に伴って入出力検波器の出力電圧の差が
y1,y2, ・・と大きくなる。図2は図7(b) を転記する
と共に、入出力検波器の出力電力の差( 図中のy のカー
ブ) を一点鎖線で示した。
【0027】さて、第1,第2の本発明は、可変基準値
生成手段で図2中の入力検波電圧のカーブを yの検波電
圧カーブとほぼ同じ形状になる様に変換して可変基準値
として送出する様にした。
【0028】例えば、可変基準値生成手段が演算増幅器
を用いた反転増幅器で構成されていて、上記の変換を折
れ線で近似する場合、検波電圧カーブのA 点より左側に
ついては反転増幅器の利得を図2の傾斜とほぼ一致する
まで下げ、且つオフセット電圧を↓の様に下げる。
【0029】また、A 点より右側について利得を右側よ
りを所定量だけ高くすれば yの検波電圧カーブとほぼ同
じ形状にすることが可能で、これを可変基準値とする。
そこで、制御手段は差分検出手段からの差分が可変基準
値に一致する様に可変減衰部分の減衰量を制御するの
で、増幅手段の利得がx dBだけ増加する。
【0030】なお、増幅手段の利得を標準利得よりx dB
だけ低下する場合、図7(a) の出力検波器の検波電圧を
左側にx dBだけシフトし、可変基準値を−y1, −y2・・
にすればよい。これにより、無段階に基準値を変えるこ
とができる。
【0031】第3の本発明は、利得変化量が複数種類の
時、それぞれの利得変化量に対応する可変基準値生成手
段とスイッチ手段を設ける。そして、スイッチ手段で所
定の利得変化量に対応する可変基準値生成手段を選択す
る様にした。
【0032】第4の本発明は、利得変化量が複数種類の
時、それぞれの利得変化量に対応した可変基準値生成動
作を、可変基準値生成手段に行わせる為の動作状態設定
データが格納された記憶手段と、読み出しアドレスを生
成するスイッチ手段とを設ける。
【0033】そして、スイッチ手段を用いて該記憶手段
から所望の動作状態設定データを読み出して可変基準値
生成手段に加えることにより、可変基準生成手段から対
応する可変基準値を出力する様にした。
【0034】つまり、可変基準値生成手段として、例え
ば、演算増幅器を用いた反転増幅器で構成しているので
回路構成が小さくできると共に、検波器入力電力の変化
に対応してダイナミックに利得制御が可能となる。ま
た、ハードウェアのみで構成している為、回路規模の小
さな自動利得制御回路の提供が図れる。
【0035】
【実施例】図3は第1,第2の本発明の実施例の構成
図、図4は第3の本発明の実施例の構成図、図5は第4
の本発明の実施例の構成図である。
【0036】ここで、演算増幅器を用いた差動増幅器4
1, 抵抗R4〜R6は差分検出手段4の構成部分、演算増幅
器を用いた反転増幅器51, 抵抗R4, R13 〜R17 は可変基
準値生成手段5の構成部分、演算増幅器を用いた反転増
幅器61, スイッチ62, 抵抗R8〜R12 は制御手段6の構成
部分である。
【0037】なお、全図を通じて同一符号は同一対象物
を示す。また、以下の説明では演算増幅器を用いた差動
増幅器等を差動増幅器等と省略する。以下、図3〜図5
の動作を説明するが、従来例で詳細に説明した部分につ
いては概略説明し、本発明の部分について詳細説明す
る。
【0038】図3において、増幅器12は入力側方向性結
合器21, 可変減衰器11を介して入力した高周波信号を、
増幅して出力側方向性結合器31を通して出力する。な
お、入力側方向性結合器21は、ここを通過する高周波信
号の一部を分岐して入力検波器22に加える。そこで、入
力検波器は入力した高周波信号を検波して入力検波電圧
を取り出した後、差動増幅器41と反転増幅器51に加え
る。
【0039】一方、出力側方向性結合器31もここを通過
する高周波信号の一部を分岐し、減衰器32を介して出力
検波器33に加えるので、この検波器は出力検波電圧を取
り出して差動増幅器41に加える。そこで、差動増幅器は
(R5/R4)( Va − Vb ) の差分検波電圧を抵抗R8を介して
反転増幅器61に加える。
【0040】また、反転増幅器51の動作状態は、利得が
(R14/ R13)で、電圧V を抵抗R16 とR17で分圧したオフ
セット電圧が加えられているので、入力検波電圧を用い
て動作状態に対応する可変基準値を生成して送出する。
【0041】ここで、可変減衰器11と増幅器12で構成さ
れる増幅手段の利得が標準利得の場合、スイッチ62を0
V(接地電位) 側に倒しているので、反転増幅器61は差分
検波電圧と接地電圧との差を求め、差が最小となる様な
減衰量制御信号を可変減衰器11に送出するので、増幅手
段は標準利得の状態を保持する。
【0042】しかし、増幅手段の利得を標準利得よりx
dB高くする場合、上記の様に、反転増幅器51から利得変
化量と印加する入力検波電圧を用いて予め設定した可変
基準値を生成しているので、スイッチ62を反転増幅器51
側に切り替えて、可変基準値を反転増幅器61に加える。
【0043】そこで、反転増幅器61は差分検波電圧と可
変基準値との差を求め、差が0となる様な減衰量制御信
号を可変減衰器11に送出するので、増幅手段は標準利得
よりx dBだけ利得が高い状態に保持される。
【0044】なお、可変基準値生成手段に反転増幅器を
使用しているのて、入力検波電圧に対する倍率を1以下
にすることができ、倍率の設定範囲についての自由度が
大きい。また、オフセット電圧も設定可能な為、入力ダ
イナミックレンジにおいて、可変基準値を容易に設定す
ることができる。
【0045】図4において、増幅手段の利得を標準利得
よりx1dB,x2dB ・・と高くする場合、それぞれの利得
変化量に対応する可変基準値を生成する反転増幅器521,
522・・と、これら反転増幅器の出力を選択するスイッ
チ63を設ける。
【0046】そして、利得変化量が決まれば、例えば、
スイッチ63で対応する反転増幅器521 の出力を選択し
て、反転増幅器61に加える。そこで、この増幅器61は差
分検波電圧と可変基準値との差を求め、差が0となる様
な減衰量制御信号を可変減衰器11に送出するので、増幅
手段は標準利得よりx1 dB だけ利得が高い状態に保持さ
れる。なお、抵抗R18 とコンデンサC1は低域通過フイル
タを構成しているが、制御の時定数を与える部分であ
る。
【0047】図5において、図中のROM 55には図4中の
各反転増幅器の動作状態設定データが格納されており、
スイッチ56, 57は読み出しアドレスを発生する部分であ
る。今、増幅手段の利得を標準利得からxdB高くする場
合、スイッチ56, 57を対応する位置にセットして読み出
しアドレスを発生し、ROM 55から対応する動作状態設定
データを読み出しD/A 変換器54を介して一次関数可変手
段53に印加する。一次関数可変手段は、プログラマブル
抵抗器 RV 、抵抗R19, R20と演算増幅器53で構成されて
おり、上記の様に基準電圧を折れ線近似、即ち、ax+b
のa ,bを変化して近似するが、D/A 変換器からはb の値
を演算増幅器の (+) 端子に、ROMから読み出したa の
値をプログラマブル抵抗器に加える。
【0048】これにより、反転増幅器53は標準利得から
利得をxdB高くする為の可変基準値を生成できる動作状
態となり、入力検波電圧を用いて予め設定した可変基準
値を生成し、スイッチ66を介して反転増幅器65に基準電
圧として送出する。
【0049】即ち、ハードウェアのみで構成している
為、自動利得制御回路の回路規模の縮小が図れる。
【0050】
【発明の効果】上記で詳細に説明した様に本発明では、
ハードウェアのみで構成している為、回路規模の小さな
自動利得制御回路の提供が図れると云う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1,第2の本発明の原理構成図である。
【図2】図1の動作説明図である。
【図3】第1,第2の本発明の実施例の構成図である。
【図4】第3の本発明の実施例の構成図である。
【図5】第4の本発明の実施例の構成図である。
【図6】従来例の構成図で、(a) は従来例の構成図、
(b)は別の従来例の構成図である。
【図7】図6(b) の動作説明図( その1 )で、(a) は増
幅回路の利得が標準利得の場合の検波器入力電力対検波
器出力電圧特性図、(b) は増幅回路の利得をX dB増加さ
せる場合の検波器入力電力対検波器出力電力特性図であ
る。
【図8】図6(b) の動作説明図( その2)である。
【符号の説明】
1 増幅手段 2 入力検波手段 3 出力検波手段 4 差分検出手段 5 可変基準値生成手段 6 制御手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 減衰量制御信号に対応する減衰量を入力
    信号に与える可変減衰部分と、該可変減衰部分の出力を
    増幅して出力信号として送出する増幅部分とを有する増
    幅手段(1) と、該入力信号を検波して入力検波電圧を送
    出する入力検波手段(2) と、該出力信号を検波するが、
    該増幅手段が標準利得の時、該入力検波電圧と同一の出
    力検波電圧を送出する出力検波手段(3) とからなる増幅
    回路において、 該入力検波電圧と出力検波電圧との差を取って差分検波
    電圧を送出する差分検出手段(4) と、該増幅手段の利得
    を該標準利得より変化する時、利得変化量と印加する入
    力検波電圧を用いて予め設定した可変基準値を生成して
    送出する可変基準値生成手段(5) と、 該増幅手段の利得が該標準利得の時は固定基準値を、該
    標準利得から変化する時は対応する可変基準値を、それ
    ぞれ基準値として印加して、差分検波電圧との差分を求
    め、該差分が最小となる様な減衰量制御信号を該可変減
    衰部分に送出する制御手段(6) と有することを特徴とす
    る自動利得制御回路。
  2. 【請求項2】 上記差分検出手段を演算増幅器を用いた
    差動増幅器で、可変基準値生成手段及び制御手段を演算
    増幅器を用いた反転増幅器で構成したことを特徴とする
    請求項1の自動利得制御回路。
  3. 【請求項3】 上記利得変化量が複数種類の時、それぞ
    れの利得変化量と印加する入力検波電圧を用いて、予め
    設定した複数種類の可変基準値を生成して送出する複数
    個の可変基準値生成手段とスイッチ手段を設け、該スイ
    ッチ手段で所望の可変基準値生成手段を選択する構成に
    した請求項1の自動利得制御回路。
  4. 【請求項4】 上記の利得変化が複数種類の時、予め設
    定した複数種類の可変基準値を生成できる様な動作状態
    設定データが格納された記憶手段と、読み出しアドレス
    を生成するスイッチ手段と設け、該スイッチ手段を用い
    て該記憶手段から所望の動作状態設定データを読み出し
    て該可変基準値生成手段に加える構成にした請求項1の
    自動利得制御回路。
JP7094A 1994-01-05 1994-01-05 自動利得制御回路 Withdrawn JPH07202602A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4988658A (en) * 1989-07-17 1991-01-29 Phillips Petroleum Company Dimerization process and catalysts therefor
US5057639A (en) * 1989-07-17 1991-10-15 Phillips Petroleum Company Dimerization process with supported elemental sodium catalyst

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