JP2001189667A - 送信電力制御回路および送信電力制御方法 - Google Patents
送信電力制御回路および送信電力制御方法Info
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- JP2001189667A JP2001189667A JP37229999A JP37229999A JP2001189667A JP 2001189667 A JP2001189667 A JP 2001189667A JP 37229999 A JP37229999 A JP 37229999A JP 37229999 A JP37229999 A JP 37229999A JP 2001189667 A JP2001189667 A JP 2001189667A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電力制御が多段となり電力制御幅が大きくな
った場合であっても、低レベル出力時において電力制御
の精度が良好であり、高レベル出力時において高周波増
幅回路2の消費電力の低減を図ることができる送信電力
制御回路または送信電力制御方法を提供する。 【解決手段】 電力制御のレベルに応じて可変抵抗値ま
たは可変容量値を可変することにより分配比率等を切り
替えることができるため、電力制御幅が大きくなった場
合であっても、低レベル出力時において電力制御の精度
を良好にすることができる。さらに、高レベル出力時に
おいて分配比率等を低くすることができるため、高周波
増幅回路2の消費電力の低減を図ることができる。高周
波増幅回路2のゲート電圧を直接制御することにり、低
レベル出力時には高レベル出力時より高周波増幅回路2
の消費電力の削減を図ることができる。
った場合であっても、低レベル出力時において電力制御
の精度が良好であり、高レベル出力時において高周波増
幅回路2の消費電力の低減を図ることができる送信電力
制御回路または送信電力制御方法を提供する。 【解決手段】 電力制御のレベルに応じて可変抵抗値ま
たは可変容量値を可変することにより分配比率等を切り
替えることができるため、電力制御幅が大きくなった場
合であっても、低レベル出力時において電力制御の精度
を良好にすることができる。さらに、高レベル出力時に
おいて分配比率等を低くすることができるため、高周波
増幅回路2の消費電力の低減を図ることができる。高周
波増幅回路2のゲート電圧を直接制御することにり、低
レベル出力時には高レベル出力時より高周波増幅回路2
の消費電力の削減を図ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信電力制御回路
および送信電力制御方法に関し、特に自動車電話または
携帯電話等の無線通信機回路で用いられる送信電力制御
回路および送信電力制御方法に関する。
および送信電力制御方法に関し、特に自動車電話または
携帯電話等の無線通信機回路で用いられる送信電力制御
回路および送信電力制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の送信電力制御回路の概略
構成のブロック図を示す。図5において、符号1は入力
端子20から入力された高周波信号31を可変に減衰す
る可変減衰回路、2は可変減衰回路1の出力を増幅する
高周波増幅回路、11は高周波増幅回路2の出力の一部
を固定の分配比率または結合度により抽出する固定分配
回路、4は固定分配回路11により抽出された信号を整
流する検波回路、5は入力端子22から入力された電力
制御信号34に応じた可変レベルの基準電圧を生成する
基準電圧生成回路、6は検波回路4からの出力と基準電
圧生成回路4からの出力とを比較する比較演算回路、7
は比較演算回路6による比較結果に基づいて、可変減衰
回路1を制御する電力制御回路である。分配比率または
結合度とは、高周波増幅回路2の出力を固定分配回路1
1に結合されている検波回路4側へ抽出する割合を示す
ものである。固定分配回路11内には固定した分配比率
または結合度(以下、「分配比率等」という)で高周波
増幅回路2の出力を抽出する固定素子部11aが含まれ
ている。
構成のブロック図を示す。図5において、符号1は入力
端子20から入力された高周波信号31を可変に減衰す
る可変減衰回路、2は可変減衰回路1の出力を増幅する
高周波増幅回路、11は高周波増幅回路2の出力の一部
を固定の分配比率または結合度により抽出する固定分配
回路、4は固定分配回路11により抽出された信号を整
流する検波回路、5は入力端子22から入力された電力
制御信号34に応じた可変レベルの基準電圧を生成する
基準電圧生成回路、6は検波回路4からの出力と基準電
圧生成回路4からの出力とを比較する比較演算回路、7
は比較演算回路6による比較結果に基づいて、可変減衰
回路1を制御する電力制御回路である。分配比率または
結合度とは、高周波増幅回路2の出力を固定分配回路1
1に結合されている検波回路4側へ抽出する割合を示す
ものである。固定分配回路11内には固定した分配比率
または結合度(以下、「分配比率等」という)で高周波
増幅回路2の出力を抽出する固定素子部11aが含まれ
ている。
【0003】次に動作について説明する。図5に示され
るように、可変減衰回路1の出力は高周波増幅回路2で
増幅され、固定分配回路11内の固定素子部11aで固
定の分配比率により一部の電力が分配信号35として抽
出され、その他の電力は出力信号32として出力端子2
6に出力される。固定分配回路11で抽出された分配信
号35は検波回路4で直流(DC)成分に変換される。
一方、基準電圧生成回路5は入力端子22から入力され
た電力制御信号34により複数段階のレベル制御が報告
され、各レベル段階において検波回路4の出力として出
力されるべき値を生成し出力する。比較演算回路6は検
波回路4の出力と基準電圧生成回路5の出力とを比較
し、両出力間に差が生じている間は、可変減衰回路1へ
電力制御回路7から出力されている制御電圧に補正をか
ける。上述の一連の動作を繰り返すことにより、可変減
衰回路1への電力制御回路7からの入力、高周波増幅回
路2の利得量の温度変化または環境変化による出力レベ
ルの補正さらに複数段階のレベル制御を行って所望の値
の出力信号32のレベルを得ている。
るように、可変減衰回路1の出力は高周波増幅回路2で
増幅され、固定分配回路11内の固定素子部11aで固
定の分配比率により一部の電力が分配信号35として抽
出され、その他の電力は出力信号32として出力端子2
6に出力される。固定分配回路11で抽出された分配信
号35は検波回路4で直流(DC)成分に変換される。
一方、基準電圧生成回路5は入力端子22から入力され
た電力制御信号34により複数段階のレベル制御が報告
され、各レベル段階において検波回路4の出力として出
力されるべき値を生成し出力する。比較演算回路6は検
波回路4の出力と基準電圧生成回路5の出力とを比較
し、両出力間に差が生じている間は、可変減衰回路1へ
電力制御回路7から出力されている制御電圧に補正をか
ける。上述の一連の動作を繰り返すことにより、可変減
衰回路1への電力制御回路7からの入力、高周波増幅回
路2の利得量の温度変化または環境変化による出力レベ
ルの補正さらに複数段階のレベル制御を行って所望の値
の出力信号32のレベルを得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述された従来の送信
電力制御回路は、図5に示されるように電力制御が多段
となるため、電力制御幅が大きくなった場合には検波回
路4におけるダイナミックレンジを大きくする必要があ
る。しかし、検波回路4におけるダイナミックレンジを
大きくした場合であっても、検波回路4の出力は低レベ
ル出力時において直線的な特性を得ることができない。
このため従来の送信電力制御回路では、低レベル出力時
と高レベル出力時とで電力制御の精度に差が生じてしま
うこととなり、低レベル出力時においては充分な電力制
御の精度が得られない場合があるという問題があった。
電力制御回路は、図5に示されるように電力制御が多段
となるため、電力制御幅が大きくなった場合には検波回
路4におけるダイナミックレンジを大きくする必要があ
る。しかし、検波回路4におけるダイナミックレンジを
大きくした場合であっても、検波回路4の出力は低レベ
ル出力時において直線的な特性を得ることができない。
このため従来の送信電力制御回路では、低レベル出力時
と高レベル出力時とで電力制御の精度に差が生じてしま
うこととなり、低レベル出力時においては充分な電力制
御の精度が得られない場合があるという問題があった。
【0005】さらに、固定分配回路11における分配比
率等が固定しているため、低レベル出力時において検波
回路4で充分検波できる電力を固定分配回路11で抽出
する必要がある。この結果、高周波増幅回路2の出力レ
ベルも上げる必要があり、消費電力の増大につながると
いう問題があった。
率等が固定しているため、低レベル出力時において検波
回路4で充分検波できる電力を固定分配回路11で抽出
する必要がある。この結果、高周波増幅回路2の出力レ
ベルも上げる必要があり、消費電力の増大につながると
いう問題があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、上記問題を解決
するためになされたものであり、電力制御が多段となり
電力制御幅が大きくなった場合であっても、低レベル出
力時において電力制御の精度が良好である送信電力制御
回路または送信電力制御方法を提供することにある。さ
らに、高レベル出力時において高周波増幅回路2の消費
電力の低減を図ることができる送信電力制御回路または
送信電力制御方法を提供することにある。
するためになされたものであり、電力制御が多段となり
電力制御幅が大きくなった場合であっても、低レベル出
力時において電力制御の精度が良好である送信電力制御
回路または送信電力制御方法を提供することにある。さ
らに、高レベル出力時において高周波増幅回路2の消費
電力の低減を図ることができる送信電力制御回路または
送信電力制御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の送信電力制御
回路は、入力された高周波信号を可変に減衰する可変減
衰部と、前記可変減衰部の出力を増幅する高周波増幅部
と、前記高周波増幅部の出力を可変の分配比率により抽
出する分配部と、前記分配部により抽出された信号を整
流する検波部と、入力された電力制御信号により可変レ
ベルの基準電圧を生成する基準電圧生成部と、前記検波
部からの出力と前記基準電圧生成部からの出力とを比較
する比較演算部と、前記比較演算部による比較の結果、
前記検波部からの出力と前記基準電圧生成部からの出力
とに差が生じている場合、前記可変減衰部を制御する電
力制御回路とを備えた送信電力制御回路であって、前記
分配部は前記高周波増幅部の出力電力に応じて分配比率
を変化させる手段を含み、前記基準電圧生成部は前記分
配比率と前記電力制御信号とを用いることにより、生成
する基準電圧を変化させるものである。
回路は、入力された高周波信号を可変に減衰する可変減
衰部と、前記可変減衰部の出力を増幅する高周波増幅部
と、前記高周波増幅部の出力を可変の分配比率により抽
出する分配部と、前記分配部により抽出された信号を整
流する検波部と、入力された電力制御信号により可変レ
ベルの基準電圧を生成する基準電圧生成部と、前記検波
部からの出力と前記基準電圧生成部からの出力とを比較
する比較演算部と、前記比較演算部による比較の結果、
前記検波部からの出力と前記基準電圧生成部からの出力
とに差が生じている場合、前記可変減衰部を制御する電
力制御回路とを備えた送信電力制御回路であって、前記
分配部は前記高周波増幅部の出力電力に応じて分配比率
を変化させる手段を含み、前記基準電圧生成部は前記分
配比率と前記電力制御信号とを用いることにより、生成
する基準電圧を変化させるものである。
【0008】この発明の送信電力制御回路は、入力され
た高周波信号を増幅する高周波増幅部と、前記高周波増
幅部の出力を可変の分配比率により抽出する分配部と、
前記分配部により抽出された信号を整流する検波部と、
入力された電力制御信号により可変レベルの基準電圧を
生成する基準電圧生成部と、前記検波部からの出力と前
記基準電圧生成部からの出力とを比較する比較演算部
と、前記比較演算部による比較の結果、前記検波部から
の出力と前記基準電圧生成部からの出力とに差が生じて
いる場合、前記高周波増幅部の利得を制御する電力制御
回路とを備えた送信電力制御回路であって、前記分配部
は前記高周波増幅部の出力電力に応じて分配比率を変化
させる手段を含み、前記基準電圧生成部は前記分配比率
と前記電力制御信号とを用いることにより、生成する基
準電圧を変化させるものである。
た高周波信号を増幅する高周波増幅部と、前記高周波増
幅部の出力を可変の分配比率により抽出する分配部と、
前記分配部により抽出された信号を整流する検波部と、
入力された電力制御信号により可変レベルの基準電圧を
生成する基準電圧生成部と、前記検波部からの出力と前
記基準電圧生成部からの出力とを比較する比較演算部
と、前記比較演算部による比較の結果、前記検波部から
の出力と前記基準電圧生成部からの出力とに差が生じて
いる場合、前記高周波増幅部の利得を制御する電力制御
回路とを備えた送信電力制御回路であって、前記分配部
は前記高周波増幅部の出力電力に応じて分配比率を変化
させる手段を含み、前記基準電圧生成部は前記分配比率
と前記電力制御信号とを用いることにより、生成する基
準電圧を変化させるものである。
【0009】ここで、この発明の送信電力制御回路にお
いて、前記電力制御回路は、前記比較演算部による比較
の結果、前記検波部からの出力と前記基準電圧生成部か
らの出力とに差が生じている場合、前記高周波増幅部の
ゲート電圧を制御することができるものである。
いて、前記電力制御回路は、前記比較演算部による比較
の結果、前記検波部からの出力と前記基準電圧生成部か
らの出力とに差が生じている場合、前記高周波増幅部の
ゲート電圧を制御することができるものである。
【0010】ここで、この発明の送信電力制御回路にお
いて、前記分配部は、分配切替信号によって抵抗値を変
化させる抵抗部または容量値を変化させる容量部を含む
ことができるものである。
いて、前記分配部は、分配切替信号によって抵抗値を変
化させる抵抗部または容量値を変化させる容量部を含む
ことができるものである。
【0011】この発明の送信電力制御方法は、入力され
た高周波信号を可変に減衰する可変減衰ステップと、前
記可変減衰ステップにより得られた出力を増幅する高周
波増幅ステップと、前記高周波増幅ステップにより得ら
れた出力を可変の分配比率により抽出する分配ステップ
と、前記分配ステップにより抽出された信号を整流する
検波ステップと、入力された電力制御信号により可変レ
ベルの基準電圧を生成する基準電圧生成ステップと、前
記検波ステップにより得られた出力と前記基準電圧生成
ステップにより得られた出力とを比較する比較演算ステ
ップと、前記比較演算ステップによる比較の結果、前記
検波ステップにより得られた出力と前記基準電圧生成ス
テップにより得られた出力とに差が生じている場合、前
記入力された高周波信号を減衰させる程度を制御する電
力制御ステップとを備えた送信電力制御方法であって、
前記分配ステップは、前記高周波増幅ステップにより得
られた出力電力に応じて分配比率を変化させ、該分配比
率に基づいて前記高周波増幅ステップにより得られた出
力を抽出するものであり、前記基準電圧生成ステップ
は、前記分配比率と前記電力制御信号とを用いることに
より、生成する基準電圧を変化させるものである。
た高周波信号を可変に減衰する可変減衰ステップと、前
記可変減衰ステップにより得られた出力を増幅する高周
波増幅ステップと、前記高周波増幅ステップにより得ら
れた出力を可変の分配比率により抽出する分配ステップ
と、前記分配ステップにより抽出された信号を整流する
検波ステップと、入力された電力制御信号により可変レ
ベルの基準電圧を生成する基準電圧生成ステップと、前
記検波ステップにより得られた出力と前記基準電圧生成
ステップにより得られた出力とを比較する比較演算ステ
ップと、前記比較演算ステップによる比較の結果、前記
検波ステップにより得られた出力と前記基準電圧生成ス
テップにより得られた出力とに差が生じている場合、前
記入力された高周波信号を減衰させる程度を制御する電
力制御ステップとを備えた送信電力制御方法であって、
前記分配ステップは、前記高周波増幅ステップにより得
られた出力電力に応じて分配比率を変化させ、該分配比
率に基づいて前記高周波増幅ステップにより得られた出
力を抽出するものであり、前記基準電圧生成ステップ
は、前記分配比率と前記電力制御信号とを用いることに
より、生成する基準電圧を変化させるものである。
【0012】この発明の送信電力制御方法は、入力され
た高周波信号を増幅する高周波増幅ステップと、前記高
周波増幅ステップにより得られた出力を可変の分配比率
により抽出する分配ステップと、前記分配ステップによ
り抽出された信号を整流する検波ステップと、入力され
た電力制御信号により可変レベルの基準電圧を生成する
基準電圧生成ステップと、前記検波ステップにより得ら
れた出力と前記基準電圧生成ステップにより得られた出
力とを比較する比較演算ステップと、前記比較演算ステ
ップによる比較の結果、前記検波ステップにより得られ
た出力と前記基準電圧生成ステップにより得られた出力
とに差が生じている場合、前記高周波増幅ステップにお
ける利得を制御する電力制御ステップとを備えた送信電
力制御方法であって、前記分配ステップは、前記高周波
増幅ステップにより得られた出力電力に応じて分配比率
を変化させ、該分配比率に基づいて前記高周波増幅ステ
ップにより得られた出力を抽出するものであり、前記基
準電圧生成ステップは、前記分配比率と前記電力制御信
号とを用いることにより、生成する基準電圧を変化させ
るさせるものである。
た高周波信号を増幅する高周波増幅ステップと、前記高
周波増幅ステップにより得られた出力を可変の分配比率
により抽出する分配ステップと、前記分配ステップによ
り抽出された信号を整流する検波ステップと、入力され
た電力制御信号により可変レベルの基準電圧を生成する
基準電圧生成ステップと、前記検波ステップにより得ら
れた出力と前記基準電圧生成ステップにより得られた出
力とを比較する比較演算ステップと、前記比較演算ステ
ップによる比較の結果、前記検波ステップにより得られ
た出力と前記基準電圧生成ステップにより得られた出力
とに差が生じている場合、前記高周波増幅ステップにお
ける利得を制御する電力制御ステップとを備えた送信電
力制御方法であって、前記分配ステップは、前記高周波
増幅ステップにより得られた出力電力に応じて分配比率
を変化させ、該分配比率に基づいて前記高周波増幅ステ
ップにより得られた出力を抽出するものであり、前記基
準電圧生成ステップは、前記分配比率と前記電力制御信
号とを用いることにより、生成する基準電圧を変化させ
るさせるものである。
【0013】ここで、この発明の送信電力制御方法にお
いて、前記電力制御ステップは、前記比較演算ステップ
による比較の結果、前記検波ステップにより得られた出
力と前記基準電圧生成ステップにより得られた出力とに
差が生じている場合、前記高周波増幅ステップにおいて
ゲート電圧を直接制御することができるものである。
いて、前記電力制御ステップは、前記比較演算ステップ
による比較の結果、前記検波ステップにより得られた出
力と前記基準電圧生成ステップにより得られた出力とに
差が生じている場合、前記高周波増幅ステップにおいて
ゲート電圧を直接制御することができるものである。
【0014】ここで、この発明の送信電力制御方法にお
いて、前記分配ステップは、分配切替信号によって抵抗
値または容量値を変化させることができるものである。
いて、前記分配ステップは、分配切替信号によって抵抗
値または容量値を変化させることができるものである。
【0015】この発明の送信電力制御回路は、送信信号
を利得可変に増幅する電力増幅手段と、前記電力増幅手
段からの出力を可変の分配比率により抽出する分配部
と、前記分配部により抽出された信号を整流する検波部
と、所望レベルの基準電圧を生成する基準電圧生成部と
を備え、前記検波部からの出力レベルと前記基準電圧生
成部からの出力レベルとを比較し、該比較結果に基づい
て前記電力増幅手段の利得を制御して所望の電力信号を
出力する送信電力制御回路であって、前記分配部は、前
記電力増幅手段の出力電力に応じて分配比率を変化させ
る比率変化手段を含むものである。
を利得可変に増幅する電力増幅手段と、前記電力増幅手
段からの出力を可変の分配比率により抽出する分配部
と、前記分配部により抽出された信号を整流する検波部
と、所望レベルの基準電圧を生成する基準電圧生成部と
を備え、前記検波部からの出力レベルと前記基準電圧生
成部からの出力レベルとを比較し、該比較結果に基づい
て前記電力増幅手段の利得を制御して所望の電力信号を
出力する送信電力制御回路であって、前記分配部は、前
記電力増幅手段の出力電力に応じて分配比率を変化させ
る比率変化手段を含むものである。
【0016】この発明の送信電力制御方法は、送信信号
を利得可変に増幅する電力増幅ステップと、前記電力増
幅ステップにより得られた出力を可変の分配比率により
抽出する分配ステップと、前記分配ステップにより抽出
された信号を整流する検波ステップと、所望レベルの基
準電圧を生成する基準電圧生成ステップとを備え、前記
検波ステップにより得られた出力と前記基準電圧生成ス
テップにより得られた出力とを比較し、該比較結果に基
づいて前記電力増幅ステップの利得を制御して所望の電
力信号を出力する送信電力制御方法であって、前記分配
ステップは、前記電力増幅ステップにより得られた出力
電力に応じて分配比率を変化させるものである。
を利得可変に増幅する電力増幅ステップと、前記電力増
幅ステップにより得られた出力を可変の分配比率により
抽出する分配ステップと、前記分配ステップにより抽出
された信号を整流する検波ステップと、所望レベルの基
準電圧を生成する基準電圧生成ステップとを備え、前記
検波ステップにより得られた出力と前記基準電圧生成ス
テップにより得られた出力とを比較し、該比較結果に基
づいて前記電力増幅ステップの利得を制御して所望の電
力信号を出力する送信電力制御方法であって、前記分配
ステップは、前記電力増幅ステップにより得られた出力
電力に応じて分配比率を変化させるものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
実施の形態を詳細に説明する。
【0018】実施の形態1.図1は、本発明の実施の形
態1における送信電力制御回路の概略構成のブロック図
を示す。図1において、符号1は入力端子20から入力
された高周波信号31を可変に減衰する可変減衰回路、
2は可変減衰回路1の出力を増幅する高周波増幅回路、
3は高周波増幅回路2の出力の一部を可変の分配比率等
を用いて分配信号36として抽出する分配回路、4は分
配回路11により抽出された信号を整流する検波回路、
5は入力端子22から入力された電力制御信号34に応
じた可変レベルの基準電圧を生成する基準電圧生成回
路、6は検波回路4からの出力と基準電圧生成回路4か
らの出力とを比較する比較演算回路、7は比較演算回路
6による比較結果に基づいて、可変減衰回路1を制御す
る電力制御回路である。分配回路3内は、固定した分配
比率等で高周波増幅回路2の出力を抽出する固定素子部
11aに、結合された検波回路4側にある可変抵抗R3
aが接続されている。この可変抵抗R3aの抵抗値を可
変することにより、分配回路3の分配比率等を可変とす
ることができる。
態1における送信電力制御回路の概略構成のブロック図
を示す。図1において、符号1は入力端子20から入力
された高周波信号31を可変に減衰する可変減衰回路、
2は可変減衰回路1の出力を増幅する高周波増幅回路、
3は高周波増幅回路2の出力の一部を可変の分配比率等
を用いて分配信号36として抽出する分配回路、4は分
配回路11により抽出された信号を整流する検波回路、
5は入力端子22から入力された電力制御信号34に応
じた可変レベルの基準電圧を生成する基準電圧生成回
路、6は検波回路4からの出力と基準電圧生成回路4か
らの出力とを比較する比較演算回路、7は比較演算回路
6による比較結果に基づいて、可変減衰回路1を制御す
る電力制御回路である。分配回路3内は、固定した分配
比率等で高周波増幅回路2の出力を抽出する固定素子部
11aに、結合された検波回路4側にある可変抵抗R3
aが接続されている。この可変抵抗R3aの抵抗値を可
変することにより、分配回路3の分配比率等を可変とす
ることができる。
【0019】次に動作について説明する。図1に示され
るように、可変減衰回路1の出力は高周波増幅回路2で
増幅され分配回路3内の固定素子部11aを通り、この
後、可変抵抗R3aの抵抗値を制御する分配切替信号3
3により数段階の分配比率等に切り替えられて一部の電
力が分配信号36として抽出される。その他の電力は出
力信号32として出力端子26から出力される。分配比
率等の切替のための回路は、電力制御のダイナミックレ
ンジ幅に応じてON/OFFにて抵抗値を切替可能な回
路を1段または2段設けることにより構成することがで
きる。分配回路3で抽出された分配信号36は検波回路
4で直流(DC)成分に変換される。一方、基準電圧生
成回路5は入力端子22から入力された電力制御信号3
4により複数段階のレベル制御が報告され、これと共に
分配切替信号33により分配回路3の分配比率が報告さ
れ、両者に基づき各レベル段階において検波回路4の出
力と比較されるべき値の基準電圧を生成し出力する。比
較演算回路6は検波回路4の出力と基準電圧生成回路5
の出力とを比較し、両出力間に差が生じている間は、可
変減衰回路1へ電力制御回路7から出力されている制御
電圧に補正をかける。上述の一連の動作を繰り返すこと
により、可変減衰回路1への電力制御回路7からの入
力、高周波増幅回路2の利得量の温度変化または環境変
化による出力レベルの補正さらに複数段階のレベル制御
を行って所望の値の出力信号32のレベルを得ることが
できる。以上のようにして、比較演算回路6の比較結果
を基に高周波増幅回路2の出力電力を制御することがで
きる。
るように、可変減衰回路1の出力は高周波増幅回路2で
増幅され分配回路3内の固定素子部11aを通り、この
後、可変抵抗R3aの抵抗値を制御する分配切替信号3
3により数段階の分配比率等に切り替えられて一部の電
力が分配信号36として抽出される。その他の電力は出
力信号32として出力端子26から出力される。分配比
率等の切替のための回路は、電力制御のダイナミックレ
ンジ幅に応じてON/OFFにて抵抗値を切替可能な回
路を1段または2段設けることにより構成することがで
きる。分配回路3で抽出された分配信号36は検波回路
4で直流(DC)成分に変換される。一方、基準電圧生
成回路5は入力端子22から入力された電力制御信号3
4により複数段階のレベル制御が報告され、これと共に
分配切替信号33により分配回路3の分配比率が報告さ
れ、両者に基づき各レベル段階において検波回路4の出
力と比較されるべき値の基準電圧を生成し出力する。比
較演算回路6は検波回路4の出力と基準電圧生成回路5
の出力とを比較し、両出力間に差が生じている間は、可
変減衰回路1へ電力制御回路7から出力されている制御
電圧に補正をかける。上述の一連の動作を繰り返すこと
により、可変減衰回路1への電力制御回路7からの入
力、高周波増幅回路2の利得量の温度変化または環境変
化による出力レベルの補正さらに複数段階のレベル制御
を行って所望の値の出力信号32のレベルを得ることが
できる。以上のようにして、比較演算回路6の比較結果
を基に高周波増幅回路2の出力電力を制御することがで
きる。
【0020】上述の送信電力制御回路では、高周波増幅
回路2の出力が高レベル出力時において高周波増幅回路
2の出力電力を極力低く抑えられるように、分配切替信
号33により分配比率等を低くすることができる。逆
に、高周波増幅回路2の出力が低レベル出力時において
検波回路4の出力特性の直線性が充分得られるだけの分
配信号36が得られるように、分配切替信号33により
分配比率等を高くすることができる。
回路2の出力が高レベル出力時において高周波増幅回路
2の出力電力を極力低く抑えられるように、分配切替信
号33により分配比率等を低くすることができる。逆
に、高周波増幅回路2の出力が低レベル出力時において
検波回路4の出力特性の直線性が充分得られるだけの分
配信号36が得られるように、分配切替信号33により
分配比率等を高くすることができる。
【0021】以上より、実施の形態1によれば、電力制
御のレベルに応じて可変抵抗値R3aを可変することに
より分配比率等を切り替えることができるため、電力制
御幅が大きくなった場合であっても、低レベル出力時に
おいて電力制御の精度を良好にすることができる。さら
に、高レベル出力時において分配比率等を低くすること
ができるため、高周波増幅回路2の消費電力の低減を図
ることができる。
御のレベルに応じて可変抵抗値R3aを可変することに
より分配比率等を切り替えることができるため、電力制
御幅が大きくなった場合であっても、低レベル出力時に
おいて電力制御の精度を良好にすることができる。さら
に、高レベル出力時において分配比率等を低くすること
ができるため、高周波増幅回路2の消費電力の低減を図
ることができる。
【0022】実施の形態2.図2は、本発明の実施の形
態2における送信電力制御回路の概略構成のブロック図
を示す。図2で図1と同じ符号を付した部分は同じ機能
を有するため説明は省略する。図2において、符号10
は高周波増幅回路2の出力の一部を可変の分配比率等を
用いて分配信号37として抽出する分配回路である。分
配回路10内は、固定した分配比率等で高周波増幅回路
2の出力を抽出する固定素子部11aに、結合された検
波回路4側にある可変容量10aが接続されている。こ
の可変容量10aの容量値を可変することにより、分配
回路3の分配比率等を可変とすることができる。
態2における送信電力制御回路の概略構成のブロック図
を示す。図2で図1と同じ符号を付した部分は同じ機能
を有するため説明は省略する。図2において、符号10
は高周波増幅回路2の出力の一部を可変の分配比率等を
用いて分配信号37として抽出する分配回路である。分
配回路10内は、固定した分配比率等で高周波増幅回路
2の出力を抽出する固定素子部11aに、結合された検
波回路4側にある可変容量10aが接続されている。こ
の可変容量10aの容量値を可変することにより、分配
回路3の分配比率等を可変とすることができる。
【0023】次に動作について説明する。図2に示され
るように、可変減衰回路1の出力は高周波増幅回路2で
増幅され分配回路10内の固定素子部11aを通り、こ
の後、可変容量10aの容量値を制御する分配切替信号
33により数段階の分配比率等に切り替えられて一部の
電力が分配信号37として抽出される。その他の電力は
出力信号32として出力端子26から出力される。分配
比率等の切替のための回路は、電力制御のダイナミック
レンジ幅に応じてON/OFFにて抵抗値を切替可能な
回路を1段または2段設けることにより構成することが
できる。分配回路10で抽出された分配信号37は検波
回路4で直流(DC)成分に変換される。一方、基準電
圧生成回路5は入力端子22から入力された電力制御信
号34により複数段階のレベル制御が報告され、これと
共に分配切替信号33により分配回路10の分配比率が
報告され、両者に基づき各レベル段階において検波回路
4の出力と比較されるべき値の基準電圧を生成し出力す
る。比較演算回路6は検波回路4の出力と基準電圧生成
回路5の出力とを比較し、両出力間に差が生じている間
は、可変減衰回路1へ電力制御回路7から出力されてい
る制御電圧に補正をかける。上述の一連の動作を繰り返
すことにより、可変減衰回路1への電力制御回路7から
の入力、高周波増幅回路2の利得量の温度変化または環
境変化による出力レベルの補正さらに複数段階のレベル
制御を行って所望の値の出力信号32のレベルを得るこ
とができる。以上のようにして、比較演算回路6の比較
結果を基に高周波増幅回路2の出力電力を制御すること
ができる。
るように、可変減衰回路1の出力は高周波増幅回路2で
増幅され分配回路10内の固定素子部11aを通り、こ
の後、可変容量10aの容量値を制御する分配切替信号
33により数段階の分配比率等に切り替えられて一部の
電力が分配信号37として抽出される。その他の電力は
出力信号32として出力端子26から出力される。分配
比率等の切替のための回路は、電力制御のダイナミック
レンジ幅に応じてON/OFFにて抵抗値を切替可能な
回路を1段または2段設けることにより構成することが
できる。分配回路10で抽出された分配信号37は検波
回路4で直流(DC)成分に変換される。一方、基準電
圧生成回路5は入力端子22から入力された電力制御信
号34により複数段階のレベル制御が報告され、これと
共に分配切替信号33により分配回路10の分配比率が
報告され、両者に基づき各レベル段階において検波回路
4の出力と比較されるべき値の基準電圧を生成し出力す
る。比較演算回路6は検波回路4の出力と基準電圧生成
回路5の出力とを比較し、両出力間に差が生じている間
は、可変減衰回路1へ電力制御回路7から出力されてい
る制御電圧に補正をかける。上述の一連の動作を繰り返
すことにより、可変減衰回路1への電力制御回路7から
の入力、高周波増幅回路2の利得量の温度変化または環
境変化による出力レベルの補正さらに複数段階のレベル
制御を行って所望の値の出力信号32のレベルを得るこ
とができる。以上のようにして、比較演算回路6の比較
結果を基に高周波増幅回路2の出力電力を制御すること
ができる。
【0024】上述の送信電力制御回路では、実施の形態
1における送信電力制御回路と同様に、高周波増幅回路
2の出力が高レベル出力時において高周波増幅回路2の
出力電力を極力低く抑えられるように、分配切替信号3
3により分配比率等を低くすることができる。逆に、高
周波増幅回路2の出力が低レベル出力時において検波回
路4の出力特性の直線性が充分得られるだけの分配信号
37が得られるように、分配切替信号33により分配比
率等を高くすることができる。
1における送信電力制御回路と同様に、高周波増幅回路
2の出力が高レベル出力時において高周波増幅回路2の
出力電力を極力低く抑えられるように、分配切替信号3
3により分配比率等を低くすることができる。逆に、高
周波増幅回路2の出力が低レベル出力時において検波回
路4の出力特性の直線性が充分得られるだけの分配信号
37が得られるように、分配切替信号33により分配比
率等を高くすることができる。
【0025】以上より、実施の形態2によれば、電力制
御のレベルに応じて可変容量値10aを可変することに
より分配比率等を切り替えることができるため、電力制
御幅が大きくなった場合であっても、低レベル出力時に
おいて電力制御の精度を良好にすることができる。さら
に、高レベル出力時において分配比率等を低くすること
ができるため、高周波増幅回路2の消費電力の低減を図
ることができる。
御のレベルに応じて可変容量値10aを可変することに
より分配比率等を切り替えることができるため、電力制
御幅が大きくなった場合であっても、低レベル出力時に
おいて電力制御の精度を良好にすることができる。さら
に、高レベル出力時において分配比率等を低くすること
ができるため、高周波増幅回路2の消費電力の低減を図
ることができる。
【0026】実施の形態3.図3は、本発明の実施の形
態3における送信電力制御回路の概略構成のブロック図
を示す。図3で図1と同じ符号を付した部分は同じ機能
を有するため説明は省略する。本実施の形態3の送信電
力制御回路は、図1で示される実施の形態1の送信電力
制御回路と比較して可変減衰回路1がない点が異なる。
態3における送信電力制御回路の概略構成のブロック図
を示す。図3で図1と同じ符号を付した部分は同じ機能
を有するため説明は省略する。本実施の形態3の送信電
力制御回路は、図1で示される実施の形態1の送信電力
制御回路と比較して可変減衰回路1がない点が異なる。
【0027】次に動作について説明する。図3に示され
るように、入力した高周波信号31は高周波増幅回路2
で増幅され分配回路3内の固定素子部11aを通り、こ
の後、可変抵抗R3aの抵抗値を制御する分配切替信号
33により数段階の分配比率等に切り替えられて一部の
電力が分配信号36として抽出される。その他の電力は
出力信号32として出力端子26から出力される。分配
回路3で抽出された分配信号36は検波回路4で直流
(DC)成分に変換される。一方、基準電圧生成回路5
は入力端子22から入力された電力制御信号34により
複数段階のレベル制御が報告され、これと共に分配切替
信号33により分配回路3の分配比率が報告され、両者
に基づき各レベル段階において検波回路4の出力と比較
されるべき値の基準電圧を生成し出力する。比較演算回
路6は検波回路4の出力と基準電圧生成回路5の出力と
を比較し、両出力間に差が生じている間は、高周波増幅
回路2のゲート電圧を介して供給される電力制御回路7
の出力電圧に補正をかける。上述の一連の動作を繰り返
すことにより、高周波増幅回路2への電力制御回路7か
らの電圧、高周波増幅回路2の利得量の温度変化または
環境変化による出力レベルの補正さらに複数段階のレベ
ル制御を行って所望の値の出力信号32のレベルを得る
ことができる。以上のようにして、比較演算回路6の比
較結果を基に高周波増幅回路2の出力電力を制御するこ
とができる。
るように、入力した高周波信号31は高周波増幅回路2
で増幅され分配回路3内の固定素子部11aを通り、こ
の後、可変抵抗R3aの抵抗値を制御する分配切替信号
33により数段階の分配比率等に切り替えられて一部の
電力が分配信号36として抽出される。その他の電力は
出力信号32として出力端子26から出力される。分配
回路3で抽出された分配信号36は検波回路4で直流
(DC)成分に変換される。一方、基準電圧生成回路5
は入力端子22から入力された電力制御信号34により
複数段階のレベル制御が報告され、これと共に分配切替
信号33により分配回路3の分配比率が報告され、両者
に基づき各レベル段階において検波回路4の出力と比較
されるべき値の基準電圧を生成し出力する。比較演算回
路6は検波回路4の出力と基準電圧生成回路5の出力と
を比較し、両出力間に差が生じている間は、高周波増幅
回路2のゲート電圧を介して供給される電力制御回路7
の出力電圧に補正をかける。上述の一連の動作を繰り返
すことにより、高周波増幅回路2への電力制御回路7か
らの電圧、高周波増幅回路2の利得量の温度変化または
環境変化による出力レベルの補正さらに複数段階のレベ
ル制御を行って所望の値の出力信号32のレベルを得る
ことができる。以上のようにして、比較演算回路6の比
較結果を基に高周波増幅回路2の出力電力を制御するこ
とができる。
【0028】上述の送信電力制御回路では、実施の形態
1における送信電力制御回路と同様に、高周波増幅回路
2の出力が高レベル出力時において高周波増幅回路2の
出力電力を極力低く抑えられるように、分配切替信号3
3により分配比率等を低くすることができる。逆に、高
周波増幅回路2の出力が低レベル出力時において検波回
路4の出力特性の直線性が充分得られるだけの分配信号
37が得られるように、分配切替信号33により分配比
率等を高くすることができる。
1における送信電力制御回路と同様に、高周波増幅回路
2の出力が高レベル出力時において高周波増幅回路2の
出力電力を極力低く抑えられるように、分配切替信号3
3により分配比率等を低くすることができる。逆に、高
周波増幅回路2の出力が低レベル出力時において検波回
路4の出力特性の直線性が充分得られるだけの分配信号
37が得られるように、分配切替信号33により分配比
率等を高くすることができる。
【0029】以上より、実施の形態3によれば、高周波
増幅回路2のゲート電圧を直接制御することができるた
め、低レベル出力時には高レベル出力時より高周波増幅
回路2の消費電力の削減を図ることができる。実施の形
態1と同様に、電力制御のレベルに応じて可変抵抗値R
3aを可変することにより分配比率等を切り替えること
ができるため、電力制御幅が大きくなった場合であって
も、低レベル出力時において電力制御の精度を良好にす
ることができる。さらに、高レベル出力時において分配
比率等を低くすることができるため、高周波増幅回路2
の消費電力の低減を図ることができる。
増幅回路2のゲート電圧を直接制御することができるた
め、低レベル出力時には高レベル出力時より高周波増幅
回路2の消費電力の削減を図ることができる。実施の形
態1と同様に、電力制御のレベルに応じて可変抵抗値R
3aを可変することにより分配比率等を切り替えること
ができるため、電力制御幅が大きくなった場合であって
も、低レベル出力時において電力制御の精度を良好にす
ることができる。さらに、高レベル出力時において分配
比率等を低くすることができるため、高周波増幅回路2
の消費電力の低減を図ることができる。
【0030】実施の形態4.図4は、本発明の実施の形
態4における送信電力制御回路の概略構成のブロック図
を示す。図4で図2と同じ符号を付した部分は同じ機能
を有するため説明は省略する。本実施の形態4の送信電
力制御回路は、図2で示される実施の形態2の送信電力
制御回路と比較して可変減衰回路1がない点が異なる。
態4における送信電力制御回路の概略構成のブロック図
を示す。図4で図2と同じ符号を付した部分は同じ機能
を有するため説明は省略する。本実施の形態4の送信電
力制御回路は、図2で示される実施の形態2の送信電力
制御回路と比較して可変減衰回路1がない点が異なる。
【0031】次に動作について説明する。図4に示され
るように、入力した高周波信号31は高周波増幅回路2
で増幅され分配回路10内の固定素子部11aを通り、
この後、可変容量10aの容量値を制御する分配切替信
号33により数段階の分配比率等に切り替えられて一部
の電力が分配信号37として抽出される。その他の電力
は出力信号32として出力端子26から出力される。分
配回路10で抽出された分配信号37は検波回路4で直
流(DC)成分に変換される。一方、基準電圧生成回路
5は入力端子22から入力された電力制御信号34によ
り複数段階のレベル制御が報告され、これと共に分配切
替信号33により分配回路10の分配比率が報告され、
両者に基づき各レベル段階において検波回路4の出力と
比較されるべき値の基準電圧を生成し出力する。比較演
算回路6は検波回路4の出力と基準電圧生成回路5の出
力とを比較し、両出力間に差が生じている間は、高周波
増幅回路2のゲート電圧を介して供給される電力制御回
路7の出力電圧に補正をかける。上述の一連の動作を繰
り返すことにより、高周波増幅回路2への電力制御回路
7からの電圧、高周波増幅回路2の利得量の温度変化ま
たは環境変化による出力レベルの補正さらに複数段階の
レベル制御を行って所望の値の出力信号32のレベルを
得ることができる。以上のようにして、比較演算回路6
の比較結果を基に高周波増幅回路2の出力電力を制御す
ることができる。
るように、入力した高周波信号31は高周波増幅回路2
で増幅され分配回路10内の固定素子部11aを通り、
この後、可変容量10aの容量値を制御する分配切替信
号33により数段階の分配比率等に切り替えられて一部
の電力が分配信号37として抽出される。その他の電力
は出力信号32として出力端子26から出力される。分
配回路10で抽出された分配信号37は検波回路4で直
流(DC)成分に変換される。一方、基準電圧生成回路
5は入力端子22から入力された電力制御信号34によ
り複数段階のレベル制御が報告され、これと共に分配切
替信号33により分配回路10の分配比率が報告され、
両者に基づき各レベル段階において検波回路4の出力と
比較されるべき値の基準電圧を生成し出力する。比較演
算回路6は検波回路4の出力と基準電圧生成回路5の出
力とを比較し、両出力間に差が生じている間は、高周波
増幅回路2のゲート電圧を介して供給される電力制御回
路7の出力電圧に補正をかける。上述の一連の動作を繰
り返すことにより、高周波増幅回路2への電力制御回路
7からの電圧、高周波増幅回路2の利得量の温度変化ま
たは環境変化による出力レベルの補正さらに複数段階の
レベル制御を行って所望の値の出力信号32のレベルを
得ることができる。以上のようにして、比較演算回路6
の比較結果を基に高周波増幅回路2の出力電力を制御す
ることができる。
【0032】上述の送信電力制御回路では、実施の形態
2における送信電力制御回路と同様に、高周波増幅回路
2の出力が高レベル出力時において高周波増幅回路2の
出力電力を極力低く抑えられるように、分配切替信号3
3により分配比率等を低くすることができる。逆に、高
周波増幅回路2の出力が低レベル出力時において検波回
路4の出力特性の直線性が充分得られるだけの分配信号
37が得られるように、分配切替信号33により分配比
率等を高くすることができる。
2における送信電力制御回路と同様に、高周波増幅回路
2の出力が高レベル出力時において高周波増幅回路2の
出力電力を極力低く抑えられるように、分配切替信号3
3により分配比率等を低くすることができる。逆に、高
周波増幅回路2の出力が低レベル出力時において検波回
路4の出力特性の直線性が充分得られるだけの分配信号
37が得られるように、分配切替信号33により分配比
率等を高くすることができる。
【0033】以上より、実施の形態4によれば、高周波
増幅回路2のゲート電圧を直接制御することができるた
め、低レベル出力時には高レベル出力時より高周波増幅
回路2の消費電力の削減を図ることができる。実施の形
態2と同様に、電力制御のレベルに応じて可変抵抗値R
3aを可変することにより分配比率等を切り替えること
ができるため、電力制御幅が大きくなった場合であって
も、低レベル出力時において電力制御の精度を良好にす
ることができる。さらに、高レベル出力時において分配
比率等を低くすることができるため、高周波増幅回路2
の消費電力の低減を図ることができる。
増幅回路2のゲート電圧を直接制御することができるた
め、低レベル出力時には高レベル出力時より高周波増幅
回路2の消費電力の削減を図ることができる。実施の形
態2と同様に、電力制御のレベルに応じて可変抵抗値R
3aを可変することにより分配比率等を切り替えること
ができるため、電力制御幅が大きくなった場合であって
も、低レベル出力時において電力制御の精度を良好にす
ることができる。さらに、高レベル出力時において分配
比率等を低くすることができるため、高周波増幅回路2
の消費電力の低減を図ることができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の送信電力
制御回路および送信電力制御方法によれば、分配回路に
おける分配比率を可変にしたことにより、電力制御が多
段となり電力制御幅が大きくなった場合であっても、低
レベル出力時において電力制御の精度が良好である送信
電力制御回路または送信電力制御方法を提供することに
ある。さらに、高レベル出力時において分配回路におけ
る分配比率をを低くすることにより、高周波増幅回路2
の消費電力の低減を図ることができる。高周波増幅回路
2のゲート電圧を直接制御することにり、低レベル出力
時には高レベル出力時より高周波増幅回路2の消費電力
の削減を図ることができる送信電力制御回路または送信
電力制御方法を提供することができる。
制御回路および送信電力制御方法によれば、分配回路に
おける分配比率を可変にしたことにより、電力制御が多
段となり電力制御幅が大きくなった場合であっても、低
レベル出力時において電力制御の精度が良好である送信
電力制御回路または送信電力制御方法を提供することに
ある。さらに、高レベル出力時において分配回路におけ
る分配比率をを低くすることにより、高周波増幅回路2
の消費電力の低減を図ることができる。高周波増幅回路
2のゲート電圧を直接制御することにり、低レベル出力
時には高レベル出力時より高周波増幅回路2の消費電力
の削減を図ることができる送信電力制御回路または送信
電力制御方法を提供することができる。
【図1】 本発明の実施の形態1における送信電力制御
回路の概略構成を示すブロック図である。
回路の概略構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態2における送信電力制御
回路の概略構成を示すブロック図である。
回路の概略構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態3における送信電力制御
回路の概略構成を示すブロック図である。
回路の概略構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の実施の形態4における送信電力制御
回路の概略構成を示すブロック図である。
回路の概略構成を示すブロック図である。
【図5】 従来の送信電力制御回路の概略構成を示すブ
ロック図である
ロック図である
1 可変減衰回路、 2 高周波増幅回路、 3 抵抗
値可変分配回路、 3a 可変抵抗、 4 検波回路、
5 基準電圧生成回路、 6 比較演算回路、 7
電力制御回路、 10 容量値可変分配回路、 10a
可変容量、11 固定分配回路、 11a 固定素子
部、 31 高周波信号、 32 出力信号、 33
分配切替信号、 34 電力制御信号、 35、36、
37分配信号。
値可変分配回路、 3a 可変抵抗、 4 検波回路、
5 基準電圧生成回路、 6 比較演算回路、 7
電力制御回路、 10 容量値可変分配回路、 10a
可変容量、11 固定分配回路、 11a 固定素子
部、 31 高周波信号、 32 出力信号、 33
分配切替信号、 34 電力制御信号、 35、36、
37分配信号。
Claims (10)
- 【請求項1】 入力された高周波信号を可変に減衰する
可変減衰部と、 前記可変減衰部の出力を増幅する高周波増幅部と、 前記高周波増幅部の出力を可変の分配比率により抽出す
る分配部と、 前記分配部により抽出された信号を整流する検波部と、 入力された電力制御信号により可変レベルの基準電圧を
生成する基準電圧生成部と、 前記検波部からの出力と前記基準電圧生成部からの出力
とを比較する比較演算部と、 前記比較演算部による比較の結果、前記検波部からの出
力と前記基準電圧生成部からの出力とに差が生じている
場合、前記可変減衰部を制御する電力制御回路とを備え
た送信電力制御回路であって、 前記分配部は前記高周波増幅部の出力電力に応じて分配
比率を変化させる手段を含み、前記基準電圧生成部は前
記分配比率と前記電力制御信号とを用いることにより、
生成する基準電圧を変化させることを特徴とする送信電
力制御回路。 - 【請求項2】 入力された高周波信号を増幅する高周波
増幅部と、 前記高周波増幅部の出力を可変の分配比率により抽出す
る分配部と、 前記分配部により抽出された信号を整流する検波部と、 入力された電力制御信号により可変レベルの基準電圧を
生成する基準電圧生成部と、 前記検波部からの出力と前記基準電圧生成部からの出力
とを比較する比較演算部と、 前記比較演算部による比較の結果、前記検波部からの出
力と前記基準電圧生成部からの出力とに差が生じている
場合、前記高周波増幅部の利得を制御する電力制御回路
とを備えた送信電力制御回路であって、 前記分配部は前記高周波増幅部の出力電力に応じて分配
比率を変化させる手段を含み、前記基準電圧生成部は前
記分配比率と前記電力制御信号とを用いることにより、
生成する基準電圧を変化させることを特徴とする送信電
力制御回路。 - 【請求項3】 前記電力制御回路は、前記比較演算部に
よる比較の結果、前記検波部からの出力と前記基準電圧
生成部からの出力とに差が生じている場合、前記高周波
増幅部のゲート電圧を制御することを特徴とする請求項
2記載の送信電力制御回路。 - 【請求項4】 前記分配部は、分配切替信号によって抵
抗値を変化させる抵抗部または容量値を変化させる容量
部を含むことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
に記載の送信電力制御回路。 - 【請求項5】 入力された高周波信号を可変に減衰する
可変減衰ステップと、 前記可変減衰ステップにより得られた出力を増幅する高
周波増幅ステップと、 前記高周波増幅ステップにより得られた出力を可変の分
配比率により抽出する分配ステップと、 前記分配ステップにより抽出された信号を整流する検波
ステップと、 入力された電力制御信号により可変レベルの基準電圧を
生成する基準電圧生成ステップと、 前記検波ステップにより得られた出力と前記基準電圧生
成ステップにより得られた出力とを比較する比較演算ス
テップと、 前記比較演算ステップによる比較の結果、前記検波ステ
ップにより得られた出力と前記基準電圧生成ステップに
より得られた出力とに差が生じている場合、前記入力さ
れた高周波信号を減衰させる程度を制御する電力制御ス
テップとを備えた送信電力制御方法であって、 前記分配ステップは、前記高周波増幅ステップにより得
られた出力電力に応じて分配比率を変化させ、該分配比
率に基づいて前記高周波増幅ステップにより得られた出
力を抽出するものであり、 前記基準電圧生成ステップは、前記分配比率と前記電力
制御信号とを用いることにより、生成する基準電圧を変
化させることを特徴とする送信電力制御方法。 - 【請求項6】 入力された高周波信号を増幅する高周波
増幅ステップと、 前記高周波増幅ステップにより得られた出力を可変の分
配比率により抽出する分配ステップと、 前記分配ステップにより抽出された信号を整流する検波
ステップと、 入力された電力制御信号により可変レベルの基準電圧を
生成する基準電圧生成ステップと、 前記検波ステップにより得られた出力と前記基準電圧生
成ステップにより得られた出力とを比較する比較演算ス
テップと、 前記比較演算ステップによる比較の結果、前記検波ステ
ップにより得られた出力と前記基準電圧生成ステップに
より得られた出力とに差が生じている場合、前記高周波
増幅ステップにおける利得を制御する電力制御ステップ
とを備えた送信電力制御方法であって、 前記分配ステップは、前記高周波増幅ステップにより得
られた出力電力に応じて分配比率を変化させ、該分配比
率に基づいて前記高周波増幅ステップにより得られた出
力を抽出するものであり、 前記基準電圧生成ステップは、前記分配比率と前記電力
制御信号とを用いることにより、生成する基準電圧を変
化させることを特徴とする送信電力制御方法。 - 【請求項7】 前記電力制御ステップは、前記比較演算
ステップによる比較の結果、前記検波ステップにより得
られた出力と前記基準電圧生成ステップにより得られた
出力とに差が生じている場合、前記高周波増幅ステップ
においてゲート電圧を直接制御することを特徴とする請
求項6記載の送信電力制御方法。 - 【請求項8】 前記分配ステップは、分配切替信号によ
って抵抗値または容量値を変化させることを特徴とする
請求項5ないし7のいずれかに記載の送信電力制御方
法。 - 【請求項9】 送信信号を利得可変に増幅する電力増幅
手段と、 前記電力増幅手段からの出力を可変の分配比率により抽
出する分配部と、 前記分配部により抽出された信号を整流する検波部と、 所望レベルの基準電圧を生成する基準電圧生成部とを備
え、 前記検波部からの出力レベルと前記基準電圧生成部から
の出力レベルとを比較し、該比較結果に基づいて前記電
力増幅手段の利得を制御して所望の電力信号を出力する
送信電力制御回路であって、 前記分配部は、前記電力増幅手段の出力電力に応じて分
配比率を変化させる比率変化手段を含むことを特徴とす
る送信電力制御回路。 - 【請求項10】 送信信号を利得可変に増幅する電力増
幅ステップと、 前記電力増幅ステップにより得られた出力を可変の分配
比率により抽出する分配ステップと、 前記分配ステップにより抽出された信号を整流する検波
ステップと、 所望レベルの基準電圧を生成する基準電圧生成ステップ
とを備え、 前記検波ステップにより得られた出力と前記基準電圧生
成ステップにより得られた出力とを比較し、該比較結果
に基づいて前記電力増幅ステップの利得を制御して所望
の電力信号を出力する送信電力制御方法であって、 前記分配ステップは、前記電力増幅ステップにより得ら
れた出力電力に応じて分配比率を変化させることを特徴
とする送信電力制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37229999A JP2001189667A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 送信電力制御回路および送信電力制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37229999A JP2001189667A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 送信電力制御回路および送信電力制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001189667A true JP2001189667A (ja) | 2001-07-10 |
Family
ID=18500211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37229999A Pending JP2001189667A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 送信電力制御回路および送信電力制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001189667A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003009481A1 (fr) * | 2001-07-17 | 2003-01-30 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Unite de commande de la puissance d'emission |
-
1999
- 1999-12-28 JP JP37229999A patent/JP2001189667A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003009481A1 (fr) * | 2001-07-17 | 2003-01-30 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Unite de commande de la puissance d'emission |
US6788138B2 (en) | 2001-07-17 | 2004-09-07 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Transmission power control circuit |
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