JP2021150369A - レーザー光源モジュール - Google Patents

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優輝 伊藤
Yuuki Ito
優輝 伊藤
健史 松嶌
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【課題】光出射面が大気に曝されることによる半導体レーザー光源の出力の低下を抑えることができる構造であって、半導体レーザー光源として多数の半導体レーザー素子を用いる場合にも適用可能な構造を有するレーザー光源モジュールを提供する。【解決手段】本発明の一態様として、基体10と、基体10上に設置された半導体レーザー光源11と、基体10上に設置された、半導体レーザー光源11から発せられた光を通過させて取り出すレンズ12と、半導体レーザー光源11の光出射面111と、レンズ12の半導体レーザー光源11から発せられた光が入射する光入射面121との間の空間13を埋める封止材14と、を備えた、レーザー光源モジュール1を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、レーザー光源モジュールに関する。
従来、半導体レーザー素子が気密封止された半導体レーザー装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。一般的に、半導体レーザー素子を大気中で使用すると、大気中に含まれるシロキサンや有機物の光射出面への付着などによりその出力が低下することが知られているが、半導体レーザー素子を気密封止して用いることにより、このような出力の低下を抑えることができる。
特許文献1に記載の半導体レーザー装置においては、半導体レーザー素子の前方に対応する位置に開口部を有するキャップと、開口部に設けられた無機材料の透光性板とを用いて、半導体レーザー素子が気密封止されている。
特開2019−79848号公報
しかしながら、特許文献1に記載の半導体レーザー装置に用いられているような、無機材料の透光性板を用いる気密封止構造を多数の半導体レーザー素子を備えた大型のモジュールに適用した場合、長期使用において半導体レーザー素子の劣化を抑えることが難しい。
これは、無機材料の透光性板とそれを接合する金属製の筐体のいずれも大型になるため、これらの接合時の熱膨張量の差も大きくなり、接着性が低くなったり、透光性板が破損したりして、気密性が低下するおそれがあるからである。また、通常、大型のモジュールの筐体は複雑な形状を有するため、内部につながるすべての隙間を塞ぐことは困難であり、無機材料の透光性板を筐体に接合する方法で十分な気密性を得ることは難しい。
本発明の目的は、光出射面が大気に曝されることによる半導体レーザー光源の出力の低下を抑えることができる構造であって、半導体レーザー光源として多数の半導体レーザー素子を用いる場合にも適用可能な構造を有するレーザー光源モジュールを提供することにある。
本発明の一態様は、上記目的を達成するために、下記[1]〜[3]のレーザー光源モジュールを提供する。
[1]基体と、前記基体上に設置された半導体レーザー光源と、前記基体上に設置された、前記半導体レーザー光源から発せられた光を通過させて取り出すレンズと、前記半導体レーザー光源の光出射面と、前記レンズの前記半導体レーザー光源から発せられた光が入射する光入射面との間の空間を埋める封止材と、を備えた、レーザー光源モジュール。
[2]前記半導体レーザー光源が、複数の半導体レーザー素子がリニアアレイ状に配列したレーザーバーである、上記[1]に記載のレーザー光源モジュール。
[3]前記封止材の屈折率が、前記半導体レーザー光源の前記光出射面を含む部分の屈折率よりも高く、前記レンズの前記光入射面を含む部分の屈折率よりも小さい、上記[1]又は[2]に記載のレーザー光源モジュール。
本発明によれば、光出射面が大気に曝されることによる半導体レーザー光源の出力の低下を抑えることができる構造であって、半導体レーザー光源として多数の半導体レーザー素子を用いる場合にも適用可能な構造を有するレーザー光源モジュールを提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るレーザー光源モジュールの垂直断面図である。 図2は、本発明の実施の形態に係るレーザー光源モジュールの分解斜視図である。 図3は、図2の半導体レーザー光源周辺を拡大した図である。
〔実施の形態〕
(発光装置の構成)
図1は、本発明の実施の形態に係るレーザー光源モジュール1の垂直断面図である。図2は、レーザー光源モジュール1の分解斜視図である。図1、2には、レーザー光源モジュール1の構成例として、3Dプリンターの光源モジュールとして用いることのできる構成を示している。
レーザー光源モジュール1は、基体10と、基体10上に設置された半導体レーザー光源11と、基体10上に設置された、半導体レーザー光源11から発せられた光を通過させて取り出すレンズ12と、半導体レーザー光源11の光出射面(光を出射する側の端面)111と、レンズ12の半導体レーザー光源11から発せられた光が入射する光入射面(光が入射する端面)121との間の空間13を埋める封止材14とを備える。
レーザー光源モジュール1において、半導体レーザー光源11から発せられた光は、封止材14、レンズ12を通過して外部に取り出される。
レーザー光源モジュール1においては、封止材14が半導体レーザー光源11の光出射面111と、レンズ12の光入射面121との間の空間13を埋めているため、半導体レーザー光源11の光出射面111が封止材14に覆われている。このため、大気中に含まれるシロキサンや有機物の光出射面111への付着を抑制し、半導体レーザー光源11の出力の低下を抑えることができる。また、封止材14を用いることにより気密封止構造が不要になるため、モジュールの製造コストの低減を図ることができる。
また、レーザー光源モジュール1においては、封止材14が半導体レーザー光源11の光出射面111と、レンズ12の光入射面121との間の空間13を埋めているため、半導体レーザー光源11から発せられた光は空気中に出ることなく封止材14中を通ってレンズ12に達することができる。封止材14は、その材料に依らず空気よりも高い屈折率を有するため、空気中を通る場合よりも光の広がりが小さくなり、レンズ12から取り出される光の出力が向上する。
なお、半導体レーザー光源11とレンズ12のサイズが大きい場合であっても、光出射面111と光入射面121との間の空間13を封止材14で埋めることは容易であり、また、特別な問題も生じないため、半導体レーザー光源11とレンズ12のサイズに依らず、上記の封止材14による効果を発揮することができる。
基体10は、例えば、アルミニウムからなる。また、基体10は、図1、2に示されるように、半導体レーザー光源11の温度を下げるための冷却水を流す流路101を内部に有していてもよい。カバー102は、流路101の蓋であり、冷却水を流入又は流出させるための孔103を有する。
半導体レーザー光源11は、プリント回路板15に実装された単数又は複数の半導体レーザー素子112から構成される。半導体レーザー光源11は、例えば、図2に示されるような、複数の半導体レーザー素子112がリニアアレイ状に配列したレーザーバーである。
半導体レーザー光源11の発光波長は、レーザー光源モジュール1の用途に応じて適宜設定される。例えば、レーザー光源モジュール1を3Dプリンターの光源モジュールとして液体樹脂を硬化させるために用いる場合は、420nm未満、例えば365〜405nmの範囲内で設定される。
図3は、図2の半導体レーザー光源11周辺を拡大した図である。半導体レーザー光源11を構成する半導体レーザー素子112は、例えば、上下に電極を有し、下側の電極は、はんだ、銀ペースト、金バンプ、焼結ペーストなどの導電性接合材113によってプリント回路板15の配線151に接続され、上側の電極は、ボンディングワイヤー114によってプリント回路板15の配線151に接続される。この場合、図3に示されるように、ボンディングワイヤーも封止するように封止材14を設けることが好ましい。
レンズ12は、例えば、図1に示されるような、セルフォック(登録商標)レンズアレイ(SLA)に含まれるアレイ状に多数並べられた円柱状のセルフォックレンズである。SLAにおいては、多数のレンズ12としてのセルフォックレンズが2枚のFRP板122の間にアレイ状に配列され、その隙間が黒色樹脂で充たされている。
封止材14は、例えば、フッ素樹脂、低融点ガラス、ポリシラザン、ポリシロキサンなどからなる。封止材14の材料としては、半導体レーザー光源11の発光波長に応じて、その波長の吸収率が低いものを用いることが好ましい。例えば、フッ素樹脂であれば、半導体レーザー光源11の発光波長がUV−C波長域(280nm未満)であっても封止材14の材料として用いることができる。
なお、半導体レーザー光源11の発光波長が短いほど、シロキサンや有機物の光出射面111への付着が出力に及ぼす影響が大きくなるため、封止材14のシロキサンや有機物の光出射面111への付着を抑える効果が重要になる。
封止材14の屈折率を、半導体レーザー光源11の光出射面111を含む部分の屈折率よりも高く、レンズ12の光入射面121を含む部分の屈折率よりも小さくすることにより、光出射面111及び光入射面121での光の反射を抑え、レーザー光源モジュール1の光取り出し効率を向上させることができる。
例えば、半導体レーザー光源11の光射出側の表面が、屈折率が1.47のSiOで覆われていて、光出射面111がそのSiOで構成されており、また、レンズ12の屈折率が1.57である場合、封止材14の材料として、屈折率が1.47よりも大きく、1.57よりも小さいシリコーン樹脂や低融点ガラスを用いることができる。
また、封止材14は、フッ素樹脂などのSiを含まない材料からなることが好ましい。この場合、封止材14からのシロキサンの放出がなくなるため、半導体レーザー光源11の光出射面111へのシロキサンの付着をより効果的に抑えることができる。
レーザー光源モジュール1は、半導体レーザー光源11やレンズ12の保護のため、図1、2に示されるように、基体10上に、半導体レーザー光源11とレンズ12を覆うように設置されるケース16を備えることが好ましい。この場合、図1に示されるように、基体10とケース16の間に封止材14を充填することにより、封止材14を接着材としてケース16を基体10に固定することができる。
(実施の形態の効果)
上記の実施の形態に係るレーザー光源モジュール1によれば、封止材14により、光出射面111が大気に曝されることによる半導体レーザー光源11の出力の低下を抑えることができる。また、この封止材14を用いた構造は、レーザー光源モジュール1が半導体レーザー光源11として多数の半導体レーザー素子112を用いる大型のモジュールである場合にも適用することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されず、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。
また、上記の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
1 レーザー光源モジュール
10 基体
11 半導体レーザー光源
111 光出射面
112 半導体レーザー素子
12 レンズ
121 光入射面
13 空間
14 封止材
16 ケース

Claims (3)

  1. 基体と、
    前記基体上に設置された半導体レーザー光源と、
    前記基体上に設置された、前記半導体レーザー光源から発せられた光を通過させて取り出すレンズと、
    前記半導体レーザー光源の光出射面と、前記レンズの前記半導体レーザー光源から発せられた光が入射する光入射面との間の空間を埋める封止材と、
    を備えた、レーザー光源モジュール。
  2. 前記半導体レーザー光源が、複数の半導体レーザー素子がリニアアレイ状に配列したレーザーバーである、
    請求項1に記載のレーザー光源モジュール。
  3. 前記封止材の屈折率が、前記半導体レーザー光源の前記光出射面を含む部分の屈折率よりも高く、前記レンズの前記光入射面を含む部分の屈折率よりも小さい、
    請求項1又は2に記載のレーザー光源モジュール。
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