JP2021149290A - 電子制御装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

電子制御装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】記憶部に対する書き込み回数を減らすことで記憶部の容量を小さくすることの可能な電子制御装置を提供する。【解決手段】駆動装置9、9a、9bのメンテナンスに関する情報を処理するECU1は、演算を行う演算部2と、情報を記憶する記憶部4と、時間を計測するタイマー3とを備える。ECU1は、駆動装置9、9a、9bを駆動する信号を出力している駆動時間と、前回までに駆動装置9、9a、9bが駆動した駆動時間とを合算した時間を、基準タイマ時間として記憶部4の中の基準タイマ用記憶領域5に所定時間間隔で記憶する。そして、ECU1は、駆動装置9、9a、9bの有する所定の部品11、12がメンテナンス作業された情報が入力されたときに基準タイマ用記憶領域5に記憶されている基準タイマ時間を、その所定の部品のメンテナンス実施時間として記憶部4の中の所定部品用記憶領域6、7に記憶する。【選択図】図2

Description

本発明は、電子制御装置、その電子制御装置を用いた情報処理方法、および、情報処理に用いるプログラムに関するものである。
従来、1個または複数個の駆動装置の駆動を制御すると共に、その駆動装置が有する複数の部品のメンテナンスに関する情報を処理する電子制御装置が知られている。以下、電子制御装置をECU(Electronic Control Unitの略)ということがある。
一般に、ECUが駆動を制御する1個または複数個の駆動装置が備える複数の部品にはそれぞれメンテナンス時期が定められていることがある。その場合、従来のECUは、駆動装置が備える複数の部品が稼働した時間を、部品ごとにECUの記憶部に書き込みむように構成されている。また、その複数の部品に対するメンテナンス作業が行われた場合には、メンテナンス作業が行われた後に部品が稼働した時間を、部品ごとにECUの記憶部に書き込むように構成されている。
しかしながら、上記の構成によれば、複数の部品それぞれの稼働時間に応じた書き込みが行われる。例えば、6分毎に1回の書き込みを行うとすれば、1個の部品でも1万時間に10万回といった書き込み回数となる。その書き込みを複数の部品に対して行うと書き込み回数が大量なものとなる。一般に、ECUが備える記憶部(例えばフラッシュメモリ)の各領域の書き込み可能回数には上限がある。そのため、書き込み回数が大量になると、書き込み可能回数の上限を超えない様に書き込みを複数の領域に分散する必要があり、大容量の記憶領域を有する記憶部を用意しなくてはならないといった問題がある。
なお、本件の出願時において出願人は、駆動装置が有する複数の部品のメンテナンスに関する情報を処理するECUに関連する文献を知らない。
本発明は、上記問題に鑑みて、記憶部に対する書き込み回数を減らすことで記憶部の容量を小さくすることの可能な電子制御装置、情報処理方法、および、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、駆動装置(9、9a、9b)のメンテナンスに関する情報を処理する電子制御装置において、演算を行う演算部(2)と、情報を記憶する記憶部(4)と、時間を計測するタイマー(3)とを備えている。この電子制御装置は、駆動装置を駆動する信号を出力している駆動時間と、前回までに駆動装置が駆動した駆動時間とを合算した時間を、基準タイマ時間として記憶部の中の基準タイマ用記憶領域(5)に所定時間間隔で記憶する。そして、駆動装置の有する所定の部品(11、12)がメンテナンス作業された情報が入力されたときに基準タイマ用記憶領域に記憶されている基準タイマ時間を、所定の部品のメンテナンス実施時間として記憶部の中の所定部品用記憶領域(6、7)に記憶するように構成されている。
これによれば、電子制御装置の記憶部には、基準タイマ時間と、所定の部品のメンテナンス実施時間とが記憶される。所定の部品のメンテナンス実施時間の書き込み回数は、基準タイマ時間の書き込み回数に比べて非常に少ない。そのため、駆動装置が備える複数の部品がメンテナンス作業された後に稼働する時間を部品ごとに記憶してゆく必要がないので、記憶部に対する書き込み回数を減らすことが可能である。したがって、この電子制御装置は、所定の部品のメンテナンス実施時間に関しては書き込みデータを複数の領域に分散して確保する必要が殆ど無くなるので、記憶部の容量を小さくすることが可能となり、製造コストを低減することができる。
請求項2に係る発明における電子制御装置は、基準タイマ時間から所定の部品のメンテナンス実施時間を減算した時間を、所定の部品がメンテナンス作業された後に稼働した時間として出力するように構成されている。
これにより、電子制御装置に接続される表示部に対し、所定の部品がメンテナンス作業された後に稼働した時間を表示することができる。
請求項3に係る発明における電子制御装置は、1個または複数個の駆動装置のメンテナンスに関する情報を処理することが可能である。
請求項4に係る発明は、電子制御装置(1)を用いて駆動装置(9、9a、9b)のメンテナンスに関する情報を処理する情報処理方法に関する発明である。この情報処理方法は、次の処理工程を含んでいる。すなわち、駆動装置を駆動する信号を出力している駆動時間と、前回までに駆動装置が駆動した駆動時間とを合算した時間を、基準タイマ時間として電子制御装置が備える記憶部(4)の中の基準タイマ用記憶領域(5)に所定時間間隔で記憶する。そして、駆動装置の有する所定の部品(11、12)がメンテナンス作業された情報が入力されたときに基準タイマ用記憶領域に記憶されている基準タイマ時間を、所定の部品のメンテナンス実施時間として記憶部の中の所定部品用記憶領域(6、7)に記憶する。
この情報処理方法によれば、上述した請求項1に係る発明と同様に、電子制御装置が有する記憶部の容量を小さくすることができる。
請求項5に係る発明における情報処理方法は、基準タイマ時間から所定の部品のメンテナンス実施時間を減算した時間を、所定の部品がメンテナンス作業された後に稼働した時間として出力することを含む。
請求項6に係る発明における情報処理方法は、電子制御装置を用いて1個または複数個の駆動装置のメンテナンスに関する情報を処理することが可能である。
請求項7に係る発明は、駆動装置(9、9a、9b)のメンテナンスに関する情報を電子制御装置が備える記憶部(4)に記憶する処理を行うプログラムに関する発明である。このプログラムは、駆動装置を駆動する信号を出力している駆動時間と、前回までに駆動装置が駆動した駆動時間とを合算した時間を、基準タイマ時間として記憶部の中の基準タイマ用記憶領域(5)に所定時間間隔で記憶する。そして、駆動装置の有する所定の部品(11、12)がメンテナンス作業された情報が入力されたときに基準タイマ用記憶領域に記憶されている基準タイマ時間を、所定の部品のメンテナンス実施時間として記憶部の中の所定部品用記憶領域(6、7)に記憶するように構成されている。
このプログラムによれば、上述した請求項1または請求項3に係る発明と同様に、電子制御装置が有する記憶部の容量を小さくすることができる。
請求項8に係る発明におけるプログラムは、基準タイマ時間から所定の部品のメンテナンス実施時間を減算した時間を、所定の部品がメンテナンス作業された後に稼働した時間として出力するように構成されている。
請求項9に係る発明におけるプログラムは、1個または複数個の駆動装置のメンテナンスに関する情報を記憶部に記憶する処理を行うことが可能である。
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態に係るECUとそのECUに接続される機器の概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係るECUの記憶部に記憶される時間情報、表示部に表示される時間情報、および記憶部への書き込み回数などを示す表である。 第1実施形態に係るECUが実行する制御処理を説明するためのフローチャートである。 比較例のECUとそのECUに接続される機器の概略構成を示すブロック図である。 比較例のECUの記憶部に記憶される時間情報、表示部に表示される時間情報、および記憶部への書き込み回数などを示す表である。 第2実施形態に係るECUとそのECUに接続される機器の概略構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の各実施形態および比較例において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
(第1実施形態)
第1実施形態について説明する。図1に示すように、本実施形態の電子制御装置(以下、「ECU1」という)は、操作部8からの信号などに基づき駆動装置9を駆動する機能を有すると共に、駆動装置9が有する複数の部品11、12のメンテナンスに関する情報を処理する機能を有するものである。なお、第1実施形態では、ECU1が駆動および情報処理を行う駆動装置9の数を1個として説明するが、ECU1は、複数の駆動装置9の駆動および情報処理を行うことが可能である。
まず、本実施形態のECU1とその周辺機器の構成について説明する。
ECU1は、演算部としてのCPU2(Central Processing Unit)、タイマー3、記憶部4などを備えている。CPU2は、記憶部4に格納されたプログラムを実行し、各種制御処理や演算処理を行う部位である。
タイマー3は、クロックを数えることで時間を計測する機能を有する部位である。
記憶部4は、例えばフラッシュメモリまたはEPPROMなど、書き換え可能な不揮発性メモリーにより構成され、プログラムやデータを記憶する部位である。なお、本実施形態では、記憶部4の中に、基準タイマ用記憶領域5、第1部品用記憶領域6、第2部品用記憶領域7などが割り当てられている。なお、第1部品用記憶領域6および第2部品用記憶領域7は、基準タイマ用記憶領域5よりも小さい領域が割り当てられる。第1部品用記憶領域6および第2部品用記憶領域7は、特許請求の範囲に記載の「所定部品用記憶領域」の一例に相当する。
ECU1の入力ポートには、操作部8からの信号が入力されるようになっている。操作部8は人が操作することの可能な機器である。操作部8として、例えば、エアコン操作パネル、カーナビゲーション操作パネル、またはディーラーなどで使用される検査機器などが挙げられる。なお、エアコンやカーナビゲーションの操作パネルは、表示パネルと一体に構成されたタッチパネルであってもよい。操作部8からECU1に対し、駆動装置9を駆動するためのオンオフ信号や、駆動装置9の有する部品のメンテナンスを行ったことを知らせる信号などが入力される。
ECU1の出力ポートから出力される信号は、駆動装置9および表示部10に伝送されるようになっている。駆動装置9は、ECU1から出力される信号に基づいて駆動制御される。駆動装置9として、例えば、車両用空調装置が備えるコンプレッサ、ファンモータ、アクチュエータなど、種々の動力装置が挙げられる。駆動装置9は、複数の部品を有している。複数の部品にはそれぞれ、メンテナンス作業を行うことが義務付けまたは推奨されるメンテナンス時期が定められている。本実施形態では、駆動装置9は、複数の部品として第1部品11および第2部品12などを備えており、その第1部品11のメンテナンス時期と第2部品12のメンテナンス時期とは異なっているものとする。なお、メンテナンス作業には、例えば、部品交換作業、部品清浄作業または分解目視確認作業などが含まれる。第1部品11および第2部品12は、特許請求の範囲に記載の「所定の部品」の一例に相当する。
表示部10として、例えば、エアコン表示パネル、カーナビゲーション表示パネル、またはディーラーなどで使用される検査機器の表示パネルなどが挙げられる。表示部10には、駆動装置9の有する複数の部品のメンテナンス時期に関する情報(具体的には、各部品がメンテナンス作業後に稼働した時間情報)を表示させることが可能である。具体的には、部品のメンテナンス時期に関する情報として、駆動装置9の初期駆動開始から第1部品11および第2部品12のメンテナンス作業が一度も行われていない場合には、駆動装置9が初期駆動開始から駆動した時間がそれに相当する。また、部品のメンテナンス時期に関する情報として、第1部品11または第2部品12のメンテナンス作業が行われた後には、そのメンテナンス作業が行われた後にその部品が稼働した時間がそれに相当する。駆動装置9の使用者またはディーラーなどは、表示部10に表示される情報から、第1部品11および第2部品12のメンテナンス時期に関する情報(具体的には、各部品がメンテナンス作業後に稼働した時間情報)を知ることが可能である。
次に、本実施形態のECU1が実行する情報処理方法について、図2の表を参照して説明する。
図2の表および以下の説明において、「基準タイマ処理」とは、駆動装置9の全体構成に紐付けられたプログラムをCPU2が実行する処理をいう。「第1タイマ処理」とは、第1部品11に紐付けられたタイマプログラムをCPU2が実行する処理をいう。「第2タイマ処理」とは、第2部品12に紐付けられたタイマプログラムをCPU2が実行する処理をいう。
図2の上段の実線矢印は、基準タイマ処理により、駆動装置9の駆動時間がカウントされ、記憶部4の中の基準タイマ用記憶領域5への書き込み(すなわち記憶)が所定時間間隔で実施され続けることを表している。なお、本実施形態では、所定時間間隔は6分に設定されており、基準タイマ処理は6分毎に1回の書き込みを実施するものとする。
また、上から2段目の破線矢印は、第1タイマ処理による第1部品用記憶領域6への書き込みがされていないことを表している。本実施形態では、第1部品11のメンテナンス時期は7万時間よりも長い時間に設定されているものとする。そのため、第1タイマ処理による第1部品用記憶領域6への書き込みは、図2の表の中では一度も実施されていない。
上から3段目の破線矢印とその途中の黒点は、第2タイマ処理による第2部品用記憶領域7への書き込みが1回のみされることを表している。本実施形態では、第2部品12のメンテナンス時期は4万時間に設定されているものとする。そのため、第2タイマ処理による第2部品用記憶領域7への書き込みは、4万時間毎に1回実施される。
経過時間は、駆動装置9の製品完成後における初期駆動開始から、駆動装置9が駆動した累計時間を表しており、その単位は1万時間である。
図2の表において、「基準タイマ処理(記憶されている時間)」は、基準タイマ処理により基準タイマ用記憶領域5に記憶されている時間を、一定の経過時間ごと(具体的には、1万時間ごと)に示したものである。上述したように本実施形態では、基準タイマ処理が、基準タイマ用記憶領域5への書き込みを所定時間間隔で実施し続けている。そのため、基準タイマ用記憶領域5に記憶されている時間は、例えば、経過時間が1万時間の時には10000であり、経過時間が2万時間の時には20000であり、その後も経過時間と共に増加している。なお、以下の説明では、基準タイマ用記憶領域5に記憶されている時間を、「基準タイマ時間」ということとする。
表において、「第1タイマ処理(記憶されている時間)」は、第1タイマ処理により第1部品用記憶領域6に記憶されている時間を、一定の経過時間ごとに示したものである。上述したように本実施形態では、第1部品11のメンテナンス時期は7万時間よりも長い時間に設定されており、第1タイマ処理の第1部品用記憶領域6への書き込みは、図2の表の中で一度も実施されていない。そのため、第1部品用記憶領域6に記憶されている時間は、いずれも0である。なお、以下の説明では、第1部品用記憶領域6に記憶されている時間を、「第1部品メンテナンス実施時間」ということとする。「第1部品メンテナンス実施時間」は、特許請求の範囲に記載の「所定の部品のメンテナンス実施時間」の一例に相当する。
表において、「第1タイマ処理(表示されている時間)」は、第1タイマ処理により表示部10に表示される時間を、一定の経過時間ごとに示したものである。第1タイマ処理は、基準タイマ用記憶領域5に記憶されている基準タイマ時間と、第1部品用記憶領域6に記憶されている第1部品メンテナンス実施時間とをそれぞれ読み出す。そして、第1タイマ処理は、基準タイマ時間から第1部品メンテナンス実施時間を減算した時間を、表示部10に表示するように構成されている。この表では、第1部品メンテナンス実施時間はいずれも0であるので、表示部10には、基準タイマ時間と同じ時間が表示される。
なお、基準タイマ時間<第1部品メンテナンス実施時間 の場合には、表示部10には0を表示する。
表において、「第2タイマ処理(記憶されている時間)」は、第2タイマ処理により第2部品用記憶領域7に記憶されている時間を、一定の経過時間ごとに示したものである。本実施形態では、第2部品12のメンテナンス作業は、経過時間が4万時間のときに実施されたものとする。第2部品12のメンテナンスを行ったことを知らせる信号が操作部8からECU1に伝送されると、第2タイマ処理は、そのときに基準タイマ用記憶領域5に記憶されている基準タイマ時間を読み出し、その時間を第2部品用記憶領域7に書き込む処理を行う。そのため、第2部品用記憶領域7に記憶されている時間は、経過時間が0〜3万時間の時には0であり、経過時間が4万時間の時に40000と記憶され、それ以降も40000が維持されている。なお、以下の説明では、第2部品用記憶領域に記憶されている時間を、「第2部品メンテナンス実施時間」ということとする。「第2部品メンテナンス実施時間」も、特許請求の範囲に記載の「所定の部品のメンテナンス実施時間」の一例に相当する。
表において、「第2タイマ処理(表示されている時間)」は、第2タイマ処理により表示部10に表示される時間を、一定の経過時間ごとに示したものである。第2タイマ処理は、基準タイマ用記憶領域5に記憶されている基準タイマ時間と、第2部品用記憶領域に記憶されている第2部品メンテナンス実施時間とをそれぞれ読み出す。そして、第2タイマ処理は、基準タイマ時間から第2部品メンテナンス実施時間を減算した時間を、表示部10に表示するように構成されている。上述したように本実施形態では、第2部品メンテナンス実施時間は、経過時間が0〜3万時間の時には0であり、経過時間が4万時間の時に40000と記憶され、それ以降も40000が維持されている。そのため、表示部10には、経過時間が0〜3万時間の時には基準タイマ時間と同じ時間が表示され、経過時間が4万時間の時に0が表示され、それ以降、表示時間は0から基準タイマ時間の増加と共に基準タイマ時間と一定の差を維持しながら増加する。
なお、基準タイマ時間<第2部品メンテナンス実施時間 の場合には、表示部10には0を表示する。
表において、「基準タイマ処理(書き込み回数)」は、基準タイマ処理により基準タイマ用記憶領域5に書き込まれる累計回数を、一定の経過時間ごとに示したものである。上述したように本実施形態では、基準タイマ処理は6分毎に1回の書き込みを実施する。そのため、基準タイマ処理により基準タイマ用記憶領域5に書き込まれる累計回数は、例えば、経過時間が1万時間の時には10万回であり、経過時間が2万時間の時には20万回であり、その後も経過時間と共に増加している。
表において、「第1タイマ処理(書き込み回数)」は、第1タイマ処理により第1部品用記憶領域6に書き込まれる累計回数を、一定の経過時間ごとに示したものである。この表では、第1タイマ処理による第1部品用記憶領域6への書き込みは一度も実施されていないので0である。
表において、「第2タイマ処理(書き込み回数)」は、第2タイマ処理により第2部品用記憶領域7に書き込まれる累計回数を、一定の経過時間ごとに示したものである。この表では、第2タイマ処理による第2部品用記憶領域7への書き込みは、経過時間が4万時間の時に1回実施されるのみである。
続いて、本実施形態のECU1が実行する情報処理方法について、図3のフローチャートを参照して説明する。
まず、図3のステップS10で、駆動装置9の駆動条件が成立したか否かが判定される。
具体的には、ECU1が備えるCPU2は、操作部8から入力されるオンオフ信号、または、図示しない各種センサから入力される情報などに基づき、駆動装置9の駆動条件が成立したか否かを判定する。
ステップS10で駆動装置9の駆動条件が成立していないと判定されると、処理はステップS20に移行する。そして、ステップS20では、駆動装置9が停止する。
一方、ステップS10で駆動装置9の駆動条件が成立したことが判定されると、処理はステップS30に移行する。そして、ステップS30では、ECU1から駆動装置9に対して駆動信号が出力され、駆動装置9が駆動する。
続いて、ステップS40で、ECU1は、基準タイマ処理により駆動装置9の駆動時間をカウントし、所定時間毎(例えば6分毎)に基準タイマ用記憶領域5に記憶する。詳細には、基準タイマ処理は、ステップS30で駆動信号の出力を開始してから経過した時間(以下、「今回の駆動時間」という)をカウントする。また、基準タイマ処理は、基準タイマ用記憶領域5に記憶されている基準タイマ時間(以下、「前回までの駆動時間」という)を読み出す。そして、基準タイマ処理は、今回の駆動時間と前回までの駆動時間とを合算し、その合算した時間を、基準タイマ時間として基準タイマ用記憶領域5に所定時間間隔で書き込む処理を行う。これにより、基準タイマ用記憶領域5には、駆動装置9の初期駆動開始から駆動装置9が駆動した累計時間が、基準タイマ時間として記憶される。
次に、ステップS50で、駆動装置9が有する所定の部品のメンテナンス作業が実行されたか否かが判定される。具体的には、ECU1が備えるCPU2は、操作部8からECU1に入力される信号に基づいて判定する。
ステップS50で、所定の部品のメンテナンス作業が実行されていないことをCPU2が判定すると、処理はステップS70に移行する。そのステップS70の処理については後述する。
一方、ステップS50で、所定の部品のメンテナンスを行ったことを知らせる信号が操作部8からECU1に入力され、所定の部品のメンテナンス作業が実行されたことをCPU2が判定すると、処理はステップS60に移行する。なお、以下の説明では、メンテナンス作業が実行された所定の部品を第2部品12として説明する。
ステップS60で、ECU1は、メンテナンス作業されたときの基準タイマ時間を記憶する。詳細には、メンテナンス作業がされた第2部品12に紐付く第2タイマ処理は、そのメンテナンス作業がされたときに基準タイマ用記憶領域に記憶されている基準タイマ時間を読み出す。そして、その読み出した時間を、第2部品メンテナンス実施時間として、第2部品用記憶領域7に書き込む処理を行う。これにより、第2部品用記憶領域7には、第2部品12がメンテンナンス作業されたときの基準タイマ時間が、第2部品メンテナンス実施時間として記憶される。
続いて、ステップS70で、ECU1は、駆動装置9が有する所定の部品がメンテナンス作業された後に、その部品が稼働した時間を表示部10に表示する。詳細には、第2タイマ処理は、基準タイマ用記憶領域5に記憶されている基準タイマ時間と、第2部品用記憶領域に記憶されている第2部品メンテナンス実施時間とをそれぞれ読み出す。そして、第2タイマ処理は、基準タイマ時間から第2部品メンテナンス実施時間を減算した時間を表示部10に表示する。これにより、表示部10には、第2部品12がメンテンナンス作業された後に、その第2部品12が稼働した時間が表示される。
また、第1タイマ処理は、基準タイマ用記憶領域5に記憶されている基準タイマ時間と、第1部品用記憶領域に記憶されている第1部品メンテナンス実施時間とをそれぞれ読み出す。そして、第1タイマ処理は、基準タイマ時間から第1部品メンテナンス実施時間を減算した時間を表示部10に表示する。これにより、表示部10には、第1部品11が稼働した時間が表示される。
ここで、上述した第1実施形態のECU1と比較するため、比較例のECU100について説明する。
図4に示すように、比較例のECU100も、CPU2、タイマー3、記憶部4などを備えている。そして、比較例では、記憶部4の中に、第1部品用記憶領域600、第2部品用記憶領域700などが割り当てられている。なお、比較例では、第1部品用記憶領域600、第2部品用記憶領域700として、上述した第1実施形態で説明した第1部品用記憶領域6および第2部品用記憶領域7よりも大きい領域が割り当てられている。
比較例のECU100が実行する情報処理方法について、図5の表を参照して説明する。
図5の上段の実線矢印は、第1タイマ処理により、第1部品11の稼動時間がカウントされ、記憶部4の中の第1部品用記憶領域600への書き込みが所定時間間隔で実施され続けることを表している。なお、比較例でも、所定時間間隔は6分に設定されており、第1タイマ処理は6分毎に1回の書き込みを実施するものとする。また、比較例でも、第1部品11のメンテナンス時期は7万時間よりも長い時間に設定されているものとする。
上から2段目の実線矢印は、第2タイマ処理により、第2部品12の稼動時間がカウントされ、記憶部4の中の第2部品用記憶領域700への書き込みが所定時間間隔で実施され続けることを表している。比較例でも、実線矢印の途中に黒点で示したように、第2部品12のメンテナンス時期は4万時間に設定されているものとする。
経過時間は、駆動装置9の製品完成後における初期駆動開始から、駆動装置9が駆動した累計時間を表しており、その単位は1万時間である。
図5の表において、「第1タイマ処理(記憶されている時間)」は、第1タイマ処理により第1部品用記憶領域600に記憶されている時間を、一定の経過時間ごとに示したものである。上述したように比較例でも、第1部品11のメンテナンス時期は7万時間よりも長い時間に設定されているので、図5の表の中では第1部品11のメンテナンス作業は実施されていない。しかし、比較例では、第1タイマ処理が、第1部品用記憶領域600への書き込みを所定時間間隔(例えば6分間隔)で実施し続けている。そのため、第1部品用記憶領域600に記憶されている時間は、例えば、経過時間が1万時間の時には10000であり、経過時間が2万時間の時には20000であり、その後も経過時間と共に増加している。
表において、「第1タイマ処理(表示されている時間)」は、第1タイマ処理により表示部10に表示される時間を、一定の経過時間ごとに示したものである。第1タイマ処理は、第1部品用記憶領域600に記憶されている時間を読み出し、その時間を表示部10に表示するように構成されている。したがって、表示部10には、第1部品用記憶領域600に記憶されている時間と同じ時間が表示される。
表において、「第2タイマ処理(記憶されている時間)」は、第2タイマ処理により第2部品用記憶領域700に記憶されている時間を、一定の経過時間ごとに示したものである。上述したように比較例でも、第2部品12のメンテナンス時期は4万時間に設定されており、図5の表の中では第2部品12のメンテナンス作業は40000時間のときに1回のみ実施されている。しかし、比較例では、第2タイマ処理が、第2部品用記憶領域700への書き込みを所定時間間隔(例えば6分間隔)で実施し続けている。そのため、第2部品用記憶領域700に記憶されている時間は、経過時間が0〜3万時間の時には、基準タイマ時間の増加と共に増加する。そして、経過時間が4万時間の時にメンテナンスを行ったことを知らせる信号が操作部8からECU1に伝送されると、第2部品用記憶領域700に記憶されている時間は0となる。そして、それ以降、第2部品用記憶領域700に記憶されている時間は0から基準タイマ時間の増加と共に基準タイマ時間と一定の差を維持しながら増加する。
表において、「第2タイマ処理(表示されている時間)」は、第2タイマ処理により表示部10に表示される時間を、一定の経過時間ごとに示したものである。第2タイマ処理は、第2部品用記憶領域700に記憶されている時間を読み出し、その時間を表示部10に表示するように構成されている。したがって、表示部10には、第2部品用記憶領域700に記憶されている時間と同じ時間が表示される。
表において、「第1タイマ処理(書き込み回数)」は、第1タイマ処理により第1部品用記憶領域600に書き込まれる累計回数を、一定の経過時間ごとに示したものである。上述したように比較例では、第1タイマ処理は6分毎に1回の書き込みを実施する。そのため、第1タイマ処理により第1部品用記憶領域600に書き込まれる累計回数は、例えば、経過時間が1万時間の時には10万回であり、経過時間が2万時間の時には20万回であり、その後も経過時間と共に増加している。
表において、「第2タイマ処理(書き込み回数)」は、第2タイマ処理により第2部品用記憶領域700に書き込まれる累計回数を、一定の経過時間ごとに示したものである。上述したように比較例では、第2タイマ処理は6分毎に1回の書き込みを実施する。そのため、第2タイマ処理により第2部品用記憶領域700に書き込まれる累計回数は、例えば、経過時間が1万時間の時には10万回であり、経過時間が2万時間の時には20万回であり、その後も経過時間と共に増加している。
ところで、一般に、ECU1が備える記憶部4(例えばフラッシュメモリ)の各領域の書き込み可能回数には上限があるので、記憶データを複数の領域に分散して記憶する必要が有り、そのため、比較例のECU100は、駆動装置9が備える複数の部品ごとに、大容量の記憶領域を用意しなければならず、その結果、記憶部4の容量が大型化するといった問題がある。
このような比較例のECU100に対し、本実施形態のECU1は、次の作用効果を奏する。
(1)本実施形態のECU1は、駆動装置9の有する所定の部品がメンテナンス作業された情報が入力されたときの基準タイマ時間を、その所定の部品のメンテナンス実施時間として記憶部4の中の所定部品用記憶領域6、7に記憶する。
これによれば、本実施形態において所定の部品のメンテナンス実施時間の書き込み回数(すなわち、第1タイマ処理および第2タイマ処理による書き込み回数)は、比較例の第1タイマ処理および第2タイマ処理による書き込み回数に比べて非常に少ないものとなる。そのため、本実施形態のECU1は、記憶部4に対する書き込み回数を減らすことが可能である。したがって、このECU1は、所定の部品のメンテナンス実施時間に関しては書き込みデータを複数の領域に分散して確保する必要が殆ど無くなるので、記憶部4の容量を小さくすることが可能となり、製造コストを低減することができる。
(2)本実施形態のECU1は、基準タイマ時間から所定の部品のメンテナンス実施時間を減算した時間を、所定の部品がメンテナンス作業された後に稼働した時間として表示部10に出力する。
これによれば、本実施形態の表示部10と比較例の表示部10とは、同一の表示がされることになる。したがって、駆動装置9の使用者またはディーラーなどは、表示部10に表示されている情報から、駆動装置9が備える所定の部品のメンテナンス時期に関する情報(具体的には、各部品がメンテナンス作業後に稼働した時間情報)を知ることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態について説明する。第2実施形態は、第1実施形態に対して駆動装置9の個数を変更したものである。
図6に示すように、第2実施形態のECU1は、操作部8からの信号などに基づき複数個の駆動装置9a、9bを駆動すると共に、その複数個の駆動装置9a、9bがそれぞれ有する複数の部品11、12のメンテナンスに関する情報を処理するものである。
なお、図6では、2個の駆動装置9a、9bを記載しているが、ECU1が駆動および情報処理を行う駆動装置9の数は、それに限らず、1個又は2個以上としてもよい。また、駆動装置9a、9bがそれぞれ備える部品の数も、図6に示した個数に限るものでなく、1個又は2個以上であってもよい。
(他の実施形態)
上記実施形態では、ECU1は、駆動装置9の有する所定の部品のメンテナンスに関する情報を処理するものとして説明したが、これに限るものではない。ECU1は、駆動装置9の全体構成のメンテナンスに関する情報を処理するものであってもよい。その場合、駆動装置9の全体構成のメンテナンスに関する情報として、基準タイマ用記憶領域5に記憶されている「基準タイマ時間」が表示部10に表示される。また、駆動装置9の全体構成(全ての部品を含む)のメンテナンスが実施されたことを知らせる信号が操作部8からECU1に伝送されると、ECU1は「基準タイマ時間」および「全ての部品のメンテナンス実施時間」をいずれも0とする。
また、上記実施形態では、ECU1は、基準タイマ時間から所定の部品のメンテナンス実施時間を減算した時間を、所定の部品がメンテナンス作業された後に稼働した時間として表示部10に出力するものとして説明したが、これに限るものでなない。例えば、基準タイマ時間から所定の部品のメンテナンス実施時間を減算する演算処理は、表示部10側に設けたマイコンで行ってもよい。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。
本発明に記載の制御部及びその手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリーを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。あるいは、本発明に記載の制御部及びその手法は、一つ以上の専用ハードウエア論理回路によってプロセッサを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。もしくは、本発明に記載の制御部及びその手法は、一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリーと一つ以上のハードウエア論理回路によって構成されたプロセッサとの組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されていてもよい。
1 :電子制御装置(ECU)
2 :演算部(CPU)
3 :タイマー
4 :記憶部
5 :基準タイマ用記憶領域
6 :第1部品用記憶領域(所定部品用記憶領域)
7 :第2部品用記憶領域(所定部品用記憶領域)
9 :駆動装置
11:第1部品(所定の部品)
12:第2部品(所定の部品)

Claims (9)

  1. 駆動装置(9、9a、9b)のメンテナンスに関する情報を処理する電子制御装置であって、
    演算を行う演算部(2)と、情報を記憶する記憶部(4)と、時間を計測するタイマー(3)とを備え、
    前記駆動装置を駆動する信号を出力している駆動時間と、前回までに前記駆動装置が駆動した駆動時間とを合算した時間を、基準タイマ時間として前記記憶部の中の基準タイマ用記憶領域(5)に所定時間間隔で記憶し、
    前記駆動装置の有する所定の部品(11、12)がメンテナンス作業された情報が入力されたときに前記基準タイマ用記憶領域に記憶されている基準タイマ時間を、前記所定の部品のメンテナンス実施時間として前記記憶部の中の所定部品用記憶領域(6、7)に記憶するように構成されている電子制御装置。
  2. 前記基準タイマ時間から前記所定の部品のメンテナンス実施時間を減算した時間を、前記所定の部品がメンテナンス作業された後に稼働した時間として出力するように構成されている請求項1に記載の電子制御装置。
  3. 前記電子制御装置は、1個または複数個の前記駆動装置のメンテナンスに関する情報を処理することが可能である、請求項1または2に記載の電子制御装置。
  4. 電子制御装置(1)を用いて駆動装置(9、9a、9b)のメンテナンスに関する情報を処理する情報処理方法において、
    前記駆動装置を駆動する信号を出力している駆動時間と、前回までに前記駆動装置が駆動した駆動時間とを合算した時間を、基準タイマ時間として前記電子制御装置が備える記憶部(4)の中の基準タイマ用記憶領域(5)に所定時間間隔で記憶することと、
    前記駆動装置の有する所定の部品(11、12)がメンテナンス作業された情報が入力されたときに前記基準タイマ用記憶領域に記憶されている基準タイマ時間を、前記所定の部品のメンテナンス実施時間として前記記憶部の中の所定部品用記憶領域(6、7)に記憶することを含む情報処理方法。
  5. 基準タイマ時間から前記所定の部品のメンテナンス実施時間を減算した時間を、前記所定の部品がメンテナンス作業された後に稼働した時間として出力することを含む請求項4に記載の情報処理方法。
  6. 前記電子制御装置を用いて1個または複数個の前記駆動装置のメンテナンスに関する情報を処理することが可能である、請求項4または5に記載の情報処理方法。
  7. 駆動装置(9、9a、9b)のメンテナンスに関する情報を電子制御装置が備える記憶部(4)に記憶する処理を行うプログラムにおいて、
    前記駆動装置を駆動する信号を出力している駆動時間と、前回までに前記駆動装置が駆動した駆動時間とを合算した時間を、基準タイマ時間として前記記憶部の中の基準タイマ用記憶領域(5)に所定時間間隔で記憶し、
    前記駆動装置の有する所定の部品(11、12)がメンテナンス作業された情報が入力されたときに前記基準タイマ用記憶領域に記憶されている基準タイマ時間を、前記所定の部品のメンテナンス実施時間として前記記憶部の中の所定部品用記憶領域(6、7)に記憶するように構成されているプログラム。
  8. 基準タイマ時間から前記所定の部品のメンテナンス実施時間を減算した時間を、前記所定の部品がメンテナンス作業された後に稼働した時間として出力するように構成されている請求項7に記載のプログラム。
  9. 1個または複数個の前記駆動装置のメンテナンスに関する情報を前記記憶部に記憶する処理を行うことが可能である、請求項7または8に記載のプログラム。
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