JP2021146899A - ペダル構造 - Google Patents

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Ryo Goto
遼 後藤
拓 折井
Hiroshi Orii
拓 折井
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【課題】嵩上げ部材を有するペダル構造において、運転者が踏み込み時の違和感を覚えづらくする。【解決手段】ペダル構造Sは、所定の位置Aを中心として回転可能に車両に支持されているアーム部1と、アーム部1に設けられており、踏み込まれるとアーム部1が所定の位置Aを中心として回転することで移動するペダル部2と、ペダル部2の上面21に設けられている嵩上げ部材3と、を有し、ペダル部2が最奥まで踏み込まれた状態における嵩上げ部材3の上面31がペダル部2の上面21の中心211の移動軌跡Rと交わる所定位置311での接線の方向が、ペダル部2の上面21の中心211の位置が、ペダル部2が最奥まで踏み込まれた状態における嵩上げ部材3の上面31の所定位置311の位置にある状態でのペダル部2の上面21の中心211の位置での接線の方向Qと同一である。【選択図】図4

Description

本発明は、車両のペダル構造に関する。
従来、車両には、ペダル構造が設けられている。特許文献1には、アクセルペダルの回動アームから操作パッドにわたって取り付ける装着本体と、操作パッドから運転者側に接近する位置に設けられる延長パッドとからなる構成のペダル延長具が開示されている。
特開2005−293121号公報
運転者の足の長さによっては、ペダル部を最奥まで踏み込めないおそれがあるため、ペダル部の上面に嵩上げ部材が設けられている場合がある。この場合、ペダル部に嵩上げ部材が設けられていることで、運転者が踏み込み時に違和感を覚えるおそれがあるという問題が生じていた。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、嵩上げ部材を有するペダル構造において、運転者が踏み込み時の違和感を覚えづらいペダル構造を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様においては、所定の位置を中心として回転可能に車両に支持されているアーム部と、前記アーム部に設けられており、踏み込まれると前記アーム部が前記所定の位置を中心として回転することで移動するペダル部と、前記ペダル部の上面に設けられている嵩上げ部材と、を有し、前記ペダル部が最奥まで踏み込まれた状態における前記嵩上げ部材の上面が前記ペダル部の上面の中心の移動軌跡と交わる所定位置での接線の方向が、前記ペダル部の上面の中心の位置が、前記ペダル部が最奥まで踏み込まれた状態における前記嵩上げ部材の上面の前記所定位置の位置にある状態での前記ペダル部の上面の中心の位置での接線の方向と同一であることを特徴とするペダル構造を提供する。
また、前記嵩上げ部材の上面は、前記所定位置での接線を含む平面を有していてもよい。また、前記嵩上げ部材の上面は、前記所定位置から前記所定の位置に近い側の端部に向かって延在しており、前記所定位置での接線を含む平面と、前記所定位置から前記所定の位置に近い側の端部とは反対側の端部に向かうにつれて前記所定位置での接線との間の距離が大きくなる曲面と、を有していてもよい。
本発明によれば、嵩上げ部材を有するペダル構造において、運転者が踏み込み時の違和感を覚えづらくなるという効果を奏する。
本実施形態に係るペダル構造が車両に設けられている状態を示す。 ペダル部が最奥まで踏み込まれた状態を示す。 比較例のペダル構造において、ペダル部が最奥まで踏み込まれた状態を示す。 ペダル部が最奥まで踏み込まれた状態における嵩上げ部材付近の構造を示す。
[ペダル構造Sの周辺構成]
図1は、本実施形態に係るペダル構造Sが車両に設けられている状態を示す図である。図1において、実線で示すペダル構造Sは、ペダル部2が初期位置にある状態におけるペダル構造Sである。図1において、点線で示すペダル構造Sは、ペダル部2が最奥まで踏み込まれた状態におけるペダル構造Sである。
ペダル構造Sは、例えば車両に設けられているアクセルペダル、ブレーキペダル、及びクラッチペダルを含む構造である。ペダル構造Sは、車両の車室内における運転席Bの前方かつ下方に設けられている。ペダル構造Sは、アーム部1、ペダル部2、及び嵩上げ部材3を有する。
アーム部1は、所定の位置Aを中心として回転可能に車両に支持されている。所定の位置Aは、例えばアーム部1の長手方向における一端の側に位置する。アーム部1の所定の位置Aは、例えばアーム部1に形成されている穴11の位置である。アーム部1は、穴11に軸部(不図示)が挿入された状態で、当該軸部に対して回転可能に支持されている。当該軸部は、例えば車両の車幅方向において延伸している。アーム部1は、当該軸部が挿入されている穴11を中心に回転する。
アーム部1は、ペダル部2が踏み込まれていない状態では、図1における実線で示す初期位置に位置する。そして、ペダル部2が踏み込まれると、アーム部1は、所定の位置Aを中心としてペダル部2が運転席Bから離れる向きに回転する。その後、アーム部1は、ペダル部2が最奥まで踏み込まれると、図1における点線で示す位置に位置する。
ペダル部2は、アーム部1に設けられており、踏み込まれるとアーム部1が所定の位置Aを中心として回転することで移動する。ペダル部2は、例えばアーム部1の長手方向における他端に設けられている。図1に示すように、ペダル部2は、初期位置において車両の高さ方向と直交する水平方向に延在している。そして、ペダル部2は、踏み込まれると、ペダル部2が延在している向きが水平方向から車両の高さ方向に近づいていく。ペダル部2の詳細は後述する。
嵩上げ部材3は、運転者がペダル部2を最奥まで踏み込めるようにするための部材である。嵩上げ部材3は、ペダル部2の上面に設けられている。嵩上げ部材3の詳細は後述する。
図2は、ペダル部2が最奥まで踏み込まれた状態を示す図である。足Cは、ペダル部2が最奥まで踏み込まれた状態における運転席Bに座った運転者の足である。比較例の足Caは、後述する比較例のペダル構造Saのペダル部2が最奥まで踏み込まれた状態における運転席Bに座った運転者の足である。
ペダル構造Sにおいては、ペダル部2に嵩上げ部材3が設けられていることで、例えば足が短い小柄な運転者でも、足Cの大腿部が運転席Bと干渉しづらくなるため、ペダル部2を最奥まで踏み込むことが可能になる。
図3は、比較例のペダル構造Saにおいて、ペダル部2が最奥まで踏み込まれた状態を示す図である。
ペダル構造Saは、ペダル構造Sと比べて、アーム部1及びペダル部2を有するものの、嵩上げ部材3を有していない点で異なる。足Caは、ペダル部2が最奥まで踏み込まれた状態における運転席Bに座った運転者の足である。
図3に示すように、比較例のペダル構造Saにおいては、例えば運転席Bに座った足が短い小柄な運転者がペダル部2を踏み込んだ場合、足Caの大腿部が運転席Bと干渉してしまうことでペダル部2を最奥まで踏み込みづらくなってしまう。
これに対して、前述したように、ペダル構造Sにおいては、ペダル部2に嵩上げ部材3が設けられていることで、例えば足が短い小柄な運転者でも、足Cの大腿部が運転席Bと干渉しづらくなるため、ペダル部2を最奥まで踏み込むことが可能になる。
[嵩上げ部材3の構造]
図4は、ペダル部2が最奥まで踏み込まれた状態における嵩上げ部材3付近の構造を示す図である。
ペダル部2の上面21は、例えば断面形状が上面21の中心211が運転者の足の裏が接触する側に向かって最も突出しており、中心211から上方及び下方に向かうにつれて奥側に向かう円弧形状である。中心211は、運転席Bに座った運転者がペダル部2を踏み込んだときに運転者の足の裏の力がペダル部2に対して最も伝わり易い踏み込み点である。中心211は、例えばペダル部2の上面21の長さ方向の中心、かつペダル部2の上面21の幅方向の中心である。
嵩上げ部材3の上面31は、上面31の所定位置311での接線Pの方向が、後述する接線Qの方向と同一となる形状である。所定位置311は、ペダル部2が最奥まで踏み込まれた状態における嵩上げ部材3の上面31が移動軌跡Rと交わる点である。移動軌跡Rは、運転席Bに座った運転者が足Cでペダル部2を踏み込んだ場合にペダル部2の上面21の中心211が通る軌跡である。
接線Qは、ペダル部2の上面21の中心211の位置が、ペダル部2が最奥まで踏み込まれた状態における嵩上げ部材3の上面31の所定位置311の位置にある状態でのペダル部2の上面21の中心211の位置での接線である。
ペダル構造Sは、このような形状の上面31の嵩上げ部材3を有する。よって、ペダル構造Sにおいては、ペダル部2が最奥まで踏み込まれた状態における、運転者が嵩上げ部材3を踏み込んでいるときの足の裏面の角度と、運転者が嵩上げ部材3を有していないペダル部2を踏み込んでいるときの足の裏面の角度とをほぼ同じにすることができる。この結果、ペダル構造Sにおいては、ペダル部2に嵩上げ部材3が設けられていても運転者が踏み込み時の違和感を覚えづらくなる。
嵩上げ部材3の上面31は、平面312及び曲面313を有する。平面312は、所定位置311での接線Pを含む平面である。ペダル構造Sにおいては、嵩上げ部材3の上面31がこのような平面312を有することで、ペダル部2が最奥まで踏み込まれた状態における、運転者が嵩上げ部材3を踏み込んでいるときの足の裏面の角度と、運転者が嵩上げ部材3を有していないペダル部2を踏み込んでいるときの足の裏面の角度とがほぼ同じ状態で、運転者が嵩上げ部材3を踏み込みやすくなる。
具体的には、平面312は、所定位置311から所定の位置Aに近い側の端部に向かって延在しており、所定位置311での接線Pを含む平面である。曲面313は、所定位置311から所定の位置Aに近い側の端部とは反対側の端部に向かうにつれて所定位置311での接線Pとの間の距離が大きくなる曲面である。ペダル構造Sにおいては、嵩上げ部材3の上面31がこのような曲面313を有することで、曲面313と接線Pとの間には空間が形成されている。この結果、ペダル構造Sにおいては、図1に示すペダル部2が踏み込まれていない初期位置に位置するときに、運転者が足の裏に凸感を覚えづらくなる。
[本実施形態に係るペダル構造Sによる効果]
本実施形態に係るペダル構造Sは、所定の位置Aを中心として回転可能に車両に支持されているアーム部1と、アーム部1に設けられており、踏み込まれるとアーム部1が所定の位置Aを中心として回転することで移動するペダル部2と、ペダル部2の上面21に設けられている嵩上げ部材3と、を有する。そして、ペダル部2が最奥まで踏み込まれた状態における嵩上げ部材3の上面31がペダル部2の上面21の中心211の移動軌跡Rと交わる所定位置311での接線Pの方向が、ペダル部2の上面21の中心211の位置が、ペダル部2が最奥まで踏み込まれた状態における嵩上げ部材3の上面31の所定位置311の位置にある状態でのペダル部2の上面21の中心211の位置での接線Qの方向と同一である。
ペダル構造Sは、このような形状の上面31の嵩上げ部材3を有する。よって、ペダル構造Sにおいては、ペダル部2が最奥まで踏み込まれた状態における、運転者が嵩上げ部材3を踏み込んでいるときの足の裏面の角度と、運転者が嵩上げ部材3を有していないペダル部2を踏み込んでいるときの足の裏面の角度とをほぼ同じにすることができる。この結果、ペダル構造Sにおいては、ペダル部2に嵩上げ部材3が設けられていても運転者が踏み込み時の違和感を覚えづらくなる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
S・・・ペダル構造
1・・・アーム部
11・・・穴
2・・・ペダル部
21・・・上面
211・・・中心
3・・・嵩上げ部材
31・・・上面
311・・・所定位置
312・・・平面
313・・・曲面
A・・・所定の位置
R・・・移動軌跡
P、Q・・・接線
B・・・運転席
C・・・足
Sa・・・比較例のペダル構造
Ca・・・比較例の足

Claims (3)

  1. 所定の位置を中心として回転可能に車両に支持されているアーム部と、
    前記アーム部に設けられており、踏み込まれると前記アーム部が前記所定の位置を中心として回転することで移動するペダル部と、
    前記ペダル部の上面に設けられている嵩上げ部材と、
    を有し、
    前記ペダル部が最奥まで踏み込まれた状態における前記嵩上げ部材の上面が前記ペダル部の上面の中心の移動軌跡と交わる所定位置での接線の方向が、前記ペダル部の上面の中心の位置が、前記ペダル部が最奥まで踏み込まれた状態における前記嵩上げ部材の上面の前記所定位置の位置にある状態での前記ペダル部の上面の中心の位置での接線の方向と同一であることを特徴とするペダル構造。
  2. 前記嵩上げ部材の上面は、前記所定位置での接線を含む平面を有することを特徴とする、
    請求項1に記載のペダル構造。
  3. 前記嵩上げ部材の上面は、
    前記所定位置から前記所定の位置に近い側の端部に向かって延在しており、前記所定位置での接線を含む平面と、
    前記所定位置から前記所定の位置に近い側の端部とは反対側の端部に向かうにつれて前記所定位置での接線との間の距離が大きくなる曲面と、
    を有することを特徴とする、
    請求項1又は2に記載のペダル構造。
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