JP2021146846A - シートクッション及びシートクッションを備える車両 - Google Patents
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Abstract
Description
これによれば、突出部の枠内に掛止部を挿入する際、掛止部は挿入位置を目標として挿入される場合が多い。このため、突出部の枠内に向けて掛止部が挿入されたとき、掛止部を切れ目に挿入しやすく、被覆部における切れ目に沿う縁に掛止部を当てやすくなる。その結果、切り目に掛止部が挿入されたとき、被覆部が撓みやすくなり、被覆部への掛止部の挿入がより一層行いやすくなる。
これによれば、突出部の枠内に掛止部を挿入する際、掛止部は挿入位置を目標として挿入される場合が多い。このため、突出部の枠内に向けて掛止部が挿入されたとき、掛止部を溝に押し当てやすくなる。その結果、溝に沿って被覆部が分断されやすくなるとともに、分断線に掛止部が挿入されたとき被覆部が撓みやすくなり、被覆部への掛止部の挿入がより一層行いやすくなる。
なお、以下の説明において、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」とは、車両としての自動車の運転者が前方(前進方向)を向いた状態を基準とした場合の「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」のことをいう。
図6に示すように、突出部42は、補強部材33に溶接されるワイヤ部41の一部である。つまり、突出部42は、補強部材33に一体に形成されている。ワイヤ部41は、金属ワイヤをU状に曲げるとともに、「U」の屈曲部付近を上方に向けて曲げて形成されている。ワイヤ部41は、パッド32の後端から略U状に突出する突出部42と、パッド32に埋設される部位で構成される埋設部43とを有する。突出部42は、パッド32の後端から後方に突出する第1部位42aと、第1部位42aから斜め上方に突出する第2部位42bとを有する。そして、パッド32の後端面と、突出部42とによって、上下方向に貫通する枠が画成されている。以下、パッド32の後端面からU状に突出した部分を突出部42の枠とする。
図5に示すように、上記構成のリアシート20において、シートクッション体31は、シートカバー36で被覆された状態でフロア11に取り付けられている。シートクッション体31に一体の係合部材35の係合突部35aがフロア11に設けた係合凹部11bに係合している。係合突部35aと係合凹部11bとの係合により、シートクッション体31における車両前後方向の前部はフロア11に対して移動規制される。
(1)例えば、突出部42の金属ワイヤに沿って被覆部がU状に形成される比較例と比べると、板状の被覆部51の方が、材料の発泡による成形時に欠肉が発生することを抑制でき、欠肉した部分の補修作業を減らすことができる。
○ 図11に示すように、被覆部51における突出部42の枠内に位置する部分には、被覆部51におけるその他の部分よりも板厚を薄くした溝52が設けられていてもよい。
○ シートクッション21を備えるシートは、フロア11に取り付けられる3列目のシートであってもよい。
○ 突出部42は、上下方向に貫通する枠を画成するが、左右方向に貫通する枠を画成するようにパッド32の後端から突出していてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(3)前記切れ目は、上下に延びるスリットから構成される。
Claims (6)
- 発泡材製のパッドを有するとともに、前記パッド内に配置されて前記パッドを補強する補強部材を有し、車両のフロアに取り付けられるシートクッション体と、
前記補強部材に一体に形成され、前記車両の前後方向における前記シートクッション体の後端から枠状に突出する突出部と、を有し、
前記突出部の内側に前記車両が備える掛止部が挿入されるシートクッションであって、
前記発泡材によって前記パッドと一体成形され、前記パッドの後端から前記突出部に沿って板状に突出し、かつ前記突出部が骨格として埋設される状態に前記突出部を覆う被覆部を有し、
前記被覆部は、当該被覆部における前記突出部の枠内に位置する部分に当該突出部の板厚方向に貫通する切り目を有することを特徴とするシートクッション。 - 前記切り目は、前記突出部の枠内に予め設定された前記掛止部の挿入位置を含む位置に設けられる請求項1に記載のシートクッション。
- 発泡材製のパッドを有するとともに、前記パッド内に配置されて前記パッドを補強する補強部材を有し、車両のフロアに取り付けられるシートクッション体と、
前記補強部材に一体に形成され、前記車両の前後方向における前記シートクッション体の後端から枠状に突出する突出部と、を有し、
前記突出部の内側に前記車両が備える掛止部が挿入されるシートクッションであって、
前記発泡材によって前記パッドと一体成形され、前記パッドの後端から前記突出部に沿って板状に突出し、かつ前記突出部が骨格として埋設される状態に前記突出部を覆う被覆部を有し、
前記被覆部における前記突出部の枠内に位置する部分に、前記被覆部におけるその他の部分よりも板厚を薄くした溝を有することを特徴とするシートクッション。 - 前記溝は、前記突出部の枠内に予め設定された前記掛止部の挿入位置を含む位置に設けられる請求項3に記載のシートクッション。
- 発泡材製のパッドを有するとともに、前記パッド内に配置されて前記パッドを補強する補強部材を有するシートクッション体と、
前記補強部材に一体に形成され、前記シートクッション体の後端から枠状に突出する突出部と、を有し、
前記シートクッション体がフロアに取り付けられるとともに、前記突出部の内側に掛止部が挿入されるシートクッションを備える車両であって、
前記シートクッションは、前記発泡材によって前記パッドと一体成形される被覆部を有し、前記被覆部は、前記パッドの後端から前記突出部に沿って板状に突出し、かつ前記突出部が骨格として埋設される状態に前記突出部を覆い、前記被覆部における前記突出部の枠内に位置する部分に当該突出部の板厚方向に貫通する切り目を有することを特徴とするシートクッションを備える車両。 - 発泡材製のパッドを有するとともに、前記パッド内に配置されて前記パッドを補強する補強部材を有するシートクッション体と、
前記補強部材に一体に形成され、前記シートクッション体の後端から枠状に突出する突出部と、を有し、
前記シートクッション体がフロアに取り付けられるとともに、前記突出部の内側に掛止部が挿入されるシートクッションを備える車両であって、
前記シートクッションは、前記発泡材によって前記パッドと一体成形される被覆部を有し、前記被覆部は、前記パッドの後端から前記突出部に沿って板状に突出し、かつ前記突出部が骨格として埋設される状態に前記突出部を覆い、前記被覆部における前記突出部の枠内に位置する部分に、前記被覆部におけるその他の部分よりも板厚を薄くした溝を有することを特徴とするシートクッションを備える車両。
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JP2014172433A (ja) * | 2013-03-06 | 2014-09-22 | Toyota Boshoku Corp | 乗物用シートの取付構造 |
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US20170232877A1 (en) * | 2016-02-16 | 2017-08-17 | Lear Corporation | Seat assembly having structural foam with intergrated frame support and method of making the same |
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