JP2021139156A - ウォークインクローゼット - Google Patents

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Abstract

【課題】ウォークインクローゼット内において効果的に収納量を増やすこと。【解決手段】住宅内において、部屋(91,92)に隣接して設けられるウォークインクローゼット(1)は、部屋(91,92)からの出入口(2)に連通する通路空間(31)と、通路空間(31)に配置された支持部材(50)と、支持部材(50)によって、通路空間(31)内を移動可能に支持されるハンガーポール(60)とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、ウォークインクローゼットに関し、特に、衣類を吊るして収納するハンガーポールを備えたウォークインクローゼットに関する。
今般の住宅の多くに、居室から出入り可能なウォークインクローゼットが予め設けられている。たとえば特開2010−112119号公報(特許文献1)に示されるように、ウォークインクローゼットの内部には、通常、出入口から見て両側面の壁体に、ハンガーポールなどが設けられた収納棚が設置され、これらの収納棚の間に通路空間が形成されている。特許文献1では、通路空間の出入口付近に着替えスペースを設けるとともに、収納棚から引出自在の載置板を設け、載置板上で衣類を畳む等の作業を行えるようにしている。
衣類の収納量を増やすという観点では、特開2019−37296号公報(特許文献2)に示されるように、既存のハンガーバーに下位ハンガーバーを増設する技術も提案されている。
特開2010−112119号公報 特開2019−37296号公報
ウォークインクローゼットは、人が中に入って衣類などの収納物を出し入れするため、歩行のための通路空間を確保する必要がある。
特許文献2のように、既存のハンガーバーに下位ハンガーバーを増設することで収納量を増やす技術は提案されているものの、より効果的に収納量を増やすことのできるウォークインクローゼットが求められていた。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、収納量を増やすことができるウォークインクローゼットを提供することである。
この発明のある局面に従うウォークインクローゼットは、住宅内において、部屋に隣接して設けられるウォークインクローゼットであって、部屋からの出入口に連通する通路空間と、通路空間に配置された支持部材と、支持部材によって、通路空間内を移動可能に支持されるハンガーポールとを備える。
好ましくは、支持部材は、通路空間の上部に配置され、ハンガーポールの平行移動を案内するガイド部材と、ガイド部材を天井または側壁に固定するための固定部材とを含む。
好ましくは、ガイド部材は、出入口が設けられた壁の左右方向に沿って延び、左右方向において、ハンガーポールの平行移動を案内する。
好ましくは、ガイド部材は、互いに間隔をあけて複数本設けられ、ハンガーポールの両端部に、ガイド部材に係合する係合部が設けられている。
係合部は、ガイド部材に着脱可能であってもよい。
より好ましくは、ガイド部材は、ハンガーポールの長手方向に沿って順に設けられた第1〜第3ガイド部材を含み、第1ガイド部材と第2ガイド部材との間の第1領域、および、第2ガイド部材と第3ガイド部材との間の第2領域のそれぞれに、ハンガーポールが配置される。この場合、第2ガイド部材は、第1領域のハンガーポールおよび第2領域のハンガーポールの両方の端部を支持していてもよい。
本発明によれば、通路空間を衣類等の収納に活用できるため、効果的に収納量を増やすことができる。
(A),(B)は、本発明の実施の形態に係るウォークインクローゼットの概略構成を示す模式図である。 (A),(B)は、本発明の実施の形態に係るウォークインクローゼットに設けられた可動式ハンガーラックの使用状態を模式的に示す鳥瞰図である。 (A)〜(D)は、本発明の実施の形態において、ハンガーポールの端部に設けられた係合部の構成例を模式的に示す図である。 (A)〜(D)は、可動式ハンガーラックの変形例を模式的に示す平面図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
(概略構成)
図1を参照して、本実施の形態に係るウォークインクローゼット1の概略構成について説明する。図1(A)は、ウォークインクローゼット1を模式的に示す平面図であり、図1(B)は、図1(A)のIB−IB線に沿うウォークインクローゼット1を模式的に示す断面図である。
ウォークインクローゼット1は、住宅内において、部屋91,92に隣接して設けられている。部屋91,92は、典型的には、寝室(個室)、リビング、ダイニングなどの居室である。なお、部屋91,92は、居住空間を形成する部屋であればよく、廊下、洗面室などの非居室であってもよい。
ウォークインクローゼット1は、内部に人が入ることのできる大きさ(床面積および体積)の収納室であり、少なくとも1つの出入口2を有している。本実施の形態において、ウォークインクローゼット1は、平面視において矩形形状(長方形状または正方形状)であり、4つの壁11〜14に囲まれている。
部屋91に隣接する壁11に、部屋91からの出入口2aが設けられている。図1(B)には、出入口2aが建具20で閉じられた状態が示されている。壁12,14は壁11に直交する側壁であり、壁13は壁11に対面する背面壁である。
以下の説明において、出入口2aが設けられた壁(以下「正面壁」という)11の横幅方向を幅方向または左右方向といい、正面壁11に直交する方向を奥行き方向という。図1(A)には、左右方向が矢印A1で示され、奥行き方向の奥側が矢印A2で示されている。図1(B)には、上方が矢印A3で示されている。
なお、部屋92に隣接する背面壁13にも、出入口2bが設けられていてもよい。この場合、ウォークインクローゼット1は、部屋91から部屋92へと通り抜けることのできるウォークスルークローゼットとして機能する。図1の例では、奥行き方向に見て、出入口2bの位置は出入口2aの位置と少なくとも一部が重なっている。
ウォークインクローゼット1の幅寸法および奥行き寸法ともに、1800mm以上4000mm以下が想定される。本実施の形態では、幅寸法がたとえば3100mm程度であり、奥行き寸法がたとえば2200mm程度である。
ウォークインクローゼット1は、出入口2a(および2b)に連通する通路空間31と、通路空間31に隣接する2つの収納空間32,33とを有している。収納空間32は、側壁12側に設けられ、収納空間33は、側壁14側に設けられている。この場合、通路空間31は、収納空間32,33との間に位置する。収納空間32は、たとえば、上下方向に沿って複数段設けられた棚板41により形成されている。収納空間33は、たとえば、枕棚42と、枕棚42と一体的に設けられたハンガーポール43とにより形成されている。
一般的なウォークインクローゼットにおいても、ウォークインクローゼット1と同様に、側壁に沿って収納空間が設けられるため、人が中に入ることを意図しない通常のクローゼットに比べて収納量を増やすことができる。その一方で、ウォークインクローゼットは通路空間を確保する必要があるため、収納効率という観点においては通路空間の体積が無駄になっている。集合住宅など床面積(専有面積)が限られた住宅においては、ウォークインクローゼットの内部空間を有効活用することが望まれる。
そこで、本実施の形態に係るウォークインクローゼット1では、通路空間31にも衣類を収納可能にするために、通路空間31に、可動式ハンガーラック5が設けられている。可動式ハンガーラック5は、通路空間31に配置された支持部材50と、支持部材50によって、通路空間31内を移動可能に支持されるハンガーポール60とにより構成されている。これにより、通路空間31を有効活用することができ、側壁12,14を背面とする収納空間32,33以外にも衣類を収納することができる。
(可動式ハンガーラックの構成例)
図1を参照して、可動式ハンガーラック5の構成例について説明する。
図1(B)に示されるように、支持部材50は、通路空間31の上部に配置され、ハンガーポール60の平行移動(スライド移動)を案内するガイド部材51と、ガイド部材51を天井16に固定するための固定部材52とを含む。
本実施の形態では、ハンガーポール60の長手方向が奥行き方向に一致し、ガイド部材51は、左右方向に沿って延びている。つまり、ガイド部材51は、左右方向において、ハンガーポール60の平行移動を案内する。
ガイド部材51は、奥行き方向に沿って互いに間隔をあけて複数本(少なくとも一対)設けられている。ハンガーポール60の長手方向両端部に、ガイド部材51に係合する係合部61が設けられている。つまり、ハンガーポール60は、レールとして機能する2本のガイド部材51に両端が支持されている。なお、図1(B)では、係合部61の図示を省略している。係合部61の構成例については後述する。
固定部材52は、ガイド部材51の長手方向両端部を天井16に吊り下げ固定する一対の垂下部材521,522を含む。垂下部材521,522は、ハンガーポール60の移動時にガイド部材51が揺動することを防止するために、たとえば樹脂などの硬質の棒状部材によって構成されていることが望ましい。
図1(A)の例では、正面壁11側から順に、3本のガイド部材51a〜51cが設けられている。この場合、図示されるように、ガイド部材51aとガイド部材51bとの間の第1領域81、ガイド部材51bとガイド部材51cとの間の第2領域82のそれぞれに、ハンガーポール60を配置可能である。各領域81,82に、複数本のハンガーポール60が設けられてもよい。典型的には、ガイド部材51a〜51cの長さは全て同じである。
本実施の形態では、第1領域81に配置されるハンガーポール60は、ガイド部材51aとガイド部材51bとに両端が支持され、第2領域82に配置されるハンガーポール60は、ガイド部材51bとガイド部材51cとに両端が支持されている。このように、中央に位置するガイド部材51bは、第1領域81のハンガーポール60および第2領域82のハンガーポール60の両方の端部を支持している。これにより、支持部材50の構成を簡素化することができる。
以下の説明において、ガイド部材51a〜51cを区別する必要のない場合には、これらを単にガイド部材51と称する。
互いに隣り合うガイド部材51間の間隔L1は、600mm以上900mm以下であることが望ましく、650mm以上750mm以下であることがより望ましい。すなわち、ハンガーポール60の長さは、600mm以上900mm以下であることが望ましく、650mm以上750mm以下であることがより望ましい。これにより、ハンガーポール60の平行移動を安定的に行うことができる。
左右方向におけるガイド部材51の配置位置は、出入口2aの位置と重なっており、各ガイド部材51の長さ寸法L2は、出入口2aの開口幅Wよりも大きいことが望ましい。本実施の形態においては、ガイド部材51の長さ寸法L2は、ガイド部材51間の間隔L1よりも大きい。平面視において、出入口2aからの直進経路Rは、ガイド部材51の略中央部と交差(直行)する。直進経路Rは、出入口2aから奥へと真っすぐ延びる経路であり、図1(A)の例では、2つの出入口2a,2b間を直線状に結ぶ経路である。
ガイド部材51の設置高さ(床15からガイド部材51までの高さ)H1は、1700mm以上であり、1800mm以上であることが望ましい。なお、ハンガーポール60がガイド部材51と略同じ高さに配置される場合、ガイド部材51の設置高さH1は、出入口2aの開口高さH2以下であってもよい。ハンガーポール60は、ガイド部材51の設置高さH1以下の高さに配置される。
正面壁11とガイド部材51aとの間隔D1、および、背面壁13とガイド部材51cとの間隔D2はいずれも、たとえば300mm以上500mm以下である。ガイド部材51の一端と収納空間32(棚板41)との間隔D3、および、ガイド部材51の他端と収納空間33(枕棚42)との間隔D4はいずれも、たとえば300mm以上500mm以下である。これにより、通路空間31内での歩行を容易にするとともに、収納空間32,33を従来と同様に使用することができる。
なお、ウォークインクローゼット1の幅寸法または床面積が小さい場合には、ウォークインクローゼット1の内部空間全体が通路空間31であってもよい。つまり、両側壁12,14の収納空間32,33は必須ではない。
(可動式ハンガーラックの使用方法および効果)
図2を参照して、可動式ハンガーラック5の使用方法および効果について説明する。図2(A),(B)は、ウォークインクローゼット1の鳥瞰図である。なお、図2では理解を容易にするために、衣類71の一例を図示している。
図2(A)に示されるように、複数のガイド部材51(51a〜51c)が直進経路Rに交差して設けられ、隣り合うガイド部材51間(第1領域81および第2領域82)にハンガーポール60が掛け渡されている。そのため、居住者は、各ハンガーポール60に、洋服などの衣類71を吊るした複数のハンガー70を掛けることができる。これにより、通路空間31内に、多数の衣類71を、ハンガーポール60に吊るして収納することができる。図2(A)に示されるように、直進経路R上に衣類71を収納することも可能である。
居住者がウォークインクローゼット1から、ハンガーポール60に吊るされた衣類71を取り出す場合には、衣類71をかき分けるようにして、所望の衣類71を探すことができる。ハンガーポール60に吊るされた衣類71は目線高さ付近に位置するため、所望の衣類71を容易に見つけ出すことができる。
本実施の形態のように、各領域81,82に複数本のハンガーポール60が配置されている場合であっても、各ガイド部材51と周囲の壁または収納空間32,33との間には300mm以上の間隔があけられているため、通路空間31内の全体を歩きながら容易に衣類71の取出しおよび収納を行うことができる。また、側壁12,14等の壁際に収納空間32,33が設けられている場合であっても、収納空間32,33への衣類の収納および取出しを容易に行うことができる。
また、ハンガーポール60を左右方向に手で移動させることができるので、図2(B)に示されるように、直進経路Rを通り抜けの通路とすることができる。そのため、通路空間31の中央部にハンガーラック5を配置したとしても、ウォークスルークローゼットの機能を維持することができる。なお、ガイド部材51の設置高さH1は1800mm以上であるため、歩行途中にガイド部材51が邪魔になることは殆どない。
また、ガイド部材51は天井16に吊り下げ固定されており、通路空間31において床15全体が露出しているため、一般的なウォークインクローゼットと同様に通路空間31の床15の掃除を容易に行うことができる。
(係合部の構成例)
図3は、ハンガーポール60の端部に設けられた係合部61の構成例を模式的に示す図である。
図3(A)を参照して、本実施の形態における係合部61は、たとえば円形状または円筒形状の断面を有するガイド部材51に、上方から引っ掛けられるフック部62により構成されている。フック部62は、ガイド部材51との間に多少の隙間があくように形成されている。これにより、フック部62をガイド部材51に沿って移動させることができる。なお、ガイド部材51とフック部62との当接部には、移動を円滑化するための手段が設けられていてもよい。
フック部62は、ガイド部材51に対して着脱自在であるため、ハンガーポール60の増設が可能である。したがって、居住者は、ハンガーポール60の個数を自由に定めることができる。
図3(B)に示されるように、係合部61Aは、下向き開口のC型ガイド部材51Aの内部に嵌め入れられる嵌入部63と、嵌入部63とハンガーポール60の端部とを連結して上下方向に延びる連結部64とにより構成されていてもよい。
また、第1領域81に配置されるハンガーポール60用の係合部の形状と、第2領域82に配置されるハンガーポール60用の係合部の形状とを異ならせてもよい。図3(C)の例では、前者の係合部として、図3(B)に示した係合部61Aが採用され、後者の係合部として、図3(A)に示した係合部61が採用されている。
このような場合、図1(A)に示したように、共通のガイド部材51(51b)にハンガーポール60の端部を係合させる場合であっても、各領域81,82においてハンガーポール60を独立に移動させることができる。つまり、第1領域81のハンガーポール60と第2領域82のハンガーポール60との干渉を防止することができる。
図3(D)を参照して、係合部61Bは、ガイド部材51に引っ掛けられるフック部62と、フック部62の下端とハンガーポール60の端部とを連結して上下方向に延びる連結部65とにより構成されていてもよい。この場合、連結部65の長さ分、ハンガーポール60をガイド部材51よりも下方に配置することができるので、ハンガーポール60を移動させるときの操作性を向上させることができる。
また、この場合、図1(B)に示したガイド部材51の設置高さH1を、出入口2aの開口高さH2以上の高位置にできるので、居住者は通路空間31内においてかがむことなく歩行することができる。したがって、居住者の歩行時の安全性を保証することもできる。
以下に、図4を参照しながら、可動式ハンガーラック5の変形例について説明する。なお、図4の模式平面図では、理解の容易の観点から、ガイド部材51をハッチングで示している。
(変形例1)
本実施の形態では、ガイド部材51の両端部が、一対の垂下部材521,522により天井16に固定されることとしたが、ウォークインクローゼット1の側壁12,14に固定されてもよい。
具体的には、図4(A)に示すハンガーラック5Aのように、ガイド部材51が、互いに対面する側壁12,14に突っ張り固定されてもよい。この場合、ガイド部材51が、側壁12,14間を延び、固定部材53は、ガイド部材51の両端部に設けられた一対の突っ張り部531,532により構成される。
図1に示したように側壁12,14に沿って収納空間32,33が設けられている場合には、ガイド部材51は、通路空間31だけでなく収納空間32,33を横切るように設置される。
(変形例2)
本実施の形態では、第1領域81に配置されるハンガーポール60の奥側の端部と、第2領域82に配置されるハンガーポール60の手前側の端部とが、係合部61を介して共通のガイド部材51bに係合する例について説明したが、図4(B)に示すハンガーラック5Bのように、第1領域81と第2領域82との境界に位置するガイド部材51を2本設けて、それぞれの端部を別のガイド部材51に係合させてもよい。
この場合、図3(C)に示したように領域81,82ごとに係合部の形状を異ならせなくても、第1領域81のハンガーポール60と第2領域82のハンガーポール60とを独立して(互いに干渉することなく)移動させることができる。
(変形例3)
本実施の形態では、ガイド部材51が奥行き方向に沿って延在する例について説明したが、このような例に限定されない。たとえば図4(C)に示すハンガーラック5Cのように、ガイド部材51が奥行き方向に沿って延在していてもよい。この場合、ハンガーポール60を奥行き方向に沿って平行移動可能である。あるいは、ガイド部材51は、ウォークインクローゼット1の対角線に沿って、斜め方向に延在していてもよい。
(変形例4)
本実施の形態では、ハンガーポール60の両端部のそれぞれが2本のガイド部材51により支持される例について説明したが、このような例に限定されない。たとえば、図4(D)に示すハンガーラック5Dのように、1本のガイド部材51によってハンガーポール60の両端部が支持されてもよい。この場合、ガイド部材51に係合する係合部は、一例として、ガイド部材51に引っ掛けられるフック部と、一端がフック部に連結され他端がハンガーポール60の端部に連結された一対のワイヤとを含む(図示せず)。
(他の変形例)
ウォークインクローゼット1をウォークスルークローゼットとして機能させる場合、他方の出入口2bは、側壁12または側壁14に設けられてもよい。このような場合、正面壁11の出入口2aに面する空間と、他方の出入口2bに面する空間とで、ガイド部材51の延在方向を異ならせてもよい。
本実施の形態では、ガイド部材51が直線状に延在する例について説明したが、このような例に限定されず、たとえば円弧状に延在していてもよい。また、このような場合には、ハンガーポール60はガイド部材(支持部材)によって回転可能に支持されてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 ウォークインクローゼット、2,2a,2b 出入口、5,5A,5B,5C,5D 可動式ハンガーラック、11,12,13,14 壁、31 通路空間、60 ハンガーポール、50 支持部材、51,51a,51b,51c,51A ガイド部材、52,53 固定部材、61,61A,61B 係合部、81 第1領域、82 第2領域、91,92 部屋。

Claims (6)

  1. 住宅内において、部屋に隣接して設けられるウォークインクローゼットであって、
    前記部屋からの出入口に連通する通路空間と、
    前記通路空間に配置された支持部材と、
    前記支持部材によって、前記通路空間内を移動可能に支持されるハンガーポールとを備える、ウォークインクローゼット。
  2. 前記支持部材は、前記通路空間の上部に配置され、前記ハンガーポールの平行移動を案内するガイド部材と、前記ガイド部材を天井または側壁に固定するための固定部材とを含む、請求項1に記載のウォークインクローゼット。
  3. 前記ガイド部材は、前記出入口が設けられた壁の左右方向に沿って延び、前記左右方向において、前記ハンガーポールの平行移動を案内する、請求項2に記載のウォークインクローゼット。
  4. 前記ガイド部材は、互いに間隔をあけて複数本設けられ、
    前記ハンガーポールの両端部に、前記ガイド部材に係合する係合部が設けられている、請求項2または3に記載のウォークインクローゼット。
  5. 前記係合部は、前記ガイド部材に着脱可能である、請求項4に記載のウォークインクローゼット。
  6. 前記ガイド部材は、前記ハンガーポールの長手方向に沿って順に設けられた第1〜第3ガイド部材を含み、
    前記第1ガイド部材と前記第2ガイド部材との間の第1領域、および、前記第2ガイド部材と前記第3ガイド部材との間の第2領域のそれぞれに、前記ハンガーポールが配置され、
    前記第2ガイド部材は、前記第1領域のハンガーポールおよび前記第2領域のハンガーポールの両方の端部を支持している、請求項2または3に記載のウォークインクローゼット。
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