JP2021138115A - 液体吐出装置、その制御方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
液体吐出装置、その制御方法及びコンピュータプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021138115A JP2021138115A JP2020040213A JP2020040213A JP2021138115A JP 2021138115 A JP2021138115 A JP 2021138115A JP 2020040213 A JP2020040213 A JP 2020040213A JP 2020040213 A JP2020040213 A JP 2020040213A JP 2021138115 A JP2021138115 A JP 2021138115A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- bar
- bars
- module
- control unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 97
- 239000007788 liquid Substances 0.000 title claims abstract description 56
- 238000004590 computer program Methods 0.000 title claims abstract description 7
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 10
- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims description 26
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims description 8
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 5
- 239000000976 ink Substances 0.000 description 25
- 230000006870 function Effects 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 5
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
Description
図1は、本発明の実施の形態に係る液体吐出装置の模式的平面図である。液体吐出装置1は、例えば、液体としてのインクを吐出するインクジェットプリンタであり、筐体2、筐体2内に配設されたプラテン3、複数のヘッドバー4(少なくとも3つであり、図1では4つ)、搬送ローラ5a,5b、スキャナ6、及び制御装置7などを備えている。
上述した液体吐出装置1は、長期の使用等により一部のノズルについてインクの吐出特性に不具合が生じたりして、ヘッドモジュール10あるいはヘッドバー4を交換しなければならない場合がある。そして、交換後には、ヘッドモジュール10あるいはヘッドバー4の取り付け位置の微妙なズレに起因して、印刷画像にもズレが生じ得る。そのため、このズレを解消するべく、使用するノズルや各ノズルからのインクの吐出タイミングを変更することにより、印刷画像の調整(後記の「バー間位置調整」)を行う必要がある。本実施の形態に係る液体吐出装置1は、この調整の際に、いずれのヘッドバー4を基準にするかを自動的に決定することができる。以下では、液体吐出装置1(主に、制御部20)がこのために備える機能について説明する。
次に、バー間位置調整を行う場合に上述した制御部20が基準ヘッドバーを決定する処理について、図8〜図10のフローチャートを参照しつつ説明する。ここで、図8は、基準ヘッドバー決定処理の全体的な流れを示すフローチャートであり、図9は、図8中のステップS500の詳細を示すフローチャートであり、図10A〜図10Dは、図8中のステップS600の詳細を示すフローチャートである。
図9は、代表位置決定処理(図8のS500)の詳細を示すフローチャートである。この図9に示すように、制御部20は、代表位置決定処理において、各第2モジュール群Y(Y1〜Y3)の代表位置Gとして重心位置を下記の(式1)により取得する(ステップS501)。
図10A〜図10Dは、本基準バー決定処理(図8のS600)の詳細を示すフローチャートである。図10Aに示すように、制御部20はズレ量取得部25として機能し、各ヘッドモジュール10の第1方向(左右方向)のズレ量取得処理(ステップS601)、及び、第2方向(前後方向)のズレ量取得処理(ステップS602)を行う。
図11は、液体吐出装置1の変形例に係る動作を示すフローチャートであり、ヘッドモジュール10が交換されたときの画像調整の全体的な流れを示している。図11に示すように、液体吐出装置1は、何れかのヘッドモジュール10の交換を検知すると(ステップS800)、制御部20は、バー間位置調整が実施済みか否かを所定のフラグがTRUEか否かにより判定する(ステップS801)。
4 ヘッドバー
5 スキャナ
7 制御装置
10 ヘッドモジュール
11 ノズル
20 制御部
21 スキャナ部
22 位置情報取得部
23 本基準バー決定部
231 暫定基準バー選択部
232 調整可否判定部
233 再選択部
234 全バー選択判定部
235 報知部
24 代表位置決定部
25 ズレ量取得部
26 ズレ量合算部
27 絶対位置取得部
28 全モジュール交換判定部
P 被記録紙
G,G1〜G3 代表位置
X,X1〜X3 第1モジュール群
Y,Y1〜Y3 第2モジュール群
Δx 第1方向のズレ量
Δy 第2方向のズレ量
Claims (9)
- 複数のノズルを有して第1方向に並ぶ複数のヘッドモジュールが搭載され、前記第1方向に交差する第2方向に並ぶ3以上の複数のヘッドバーと、
前記ノズルから吐出された液体により形成された画像を読み取るスキャナと、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
複数の前記ヘッドバーのそれぞれから液体を吐出させて形成された所定のテスト画像を前記スキャナで読み取るスキャン処理、
前記スキャナで読み取った前記テスト画像に基づき、各前記ヘッドバーが有する各前記ヘッドモジュールの位置に関する情報を取得する位置情報取得処理、及び、
取得した前記位置に関する情報に基づき、他の前記ヘッドバーから吐出した液体で形成された画像の位置調整であるバー間位置調整をするときの基準となる前記ヘッドバーである本基準ヘッドバーを、複数の前記ヘッドバーのうち何れにするかを決定する本基準バー決定処理、
を実行する、液体吐出装置。 - 前記制御部は、前記本基準バー決定処理において、
複数の前記ヘッドバーの中から一の前記ヘッドバーを、暫定的な前記本基準ヘッドバーである暫定基準ヘッドバーとして選択する暫定基準バー選択処理、
前記暫定基準ヘッドバーと他の前記ヘッドバーとの間での前記バー間位置調整が、前記他のヘッドバーにおいて液体を吐出する前記ノズルの変更、又は、液体を吐出するタイミングの変更により、可能か否かを判定する調整可否判定処理、及び、
前記調整可否判定処理において前記バー間位置調整が不可能であると判定した場合は、暫定基準ヘッドバーとして他の一の前記ヘッドバーを再選択する再選択処理、
を行う、請求項1に記載の液体吐出装置。 - 前記制御部は、前記本基準バー決定処理において、
複数の前記ヘッドバーの全てが、前記暫定基準ヘッドバーとして既に選択されたか否かを判定する全バー選択判定処理、及び、
前記全バー選択判定処理により、全ての前記ヘッドバーが前記暫定基準ヘッドバーとして既に選択されていると判定した場合に、外部に報知する報知処理、
を行う、請求項2に記載の液体吐出装置。 - 各前記ヘッドバーが有する前記第1方向に並ぶ複数の前記ヘッドモジュールを第1モジュール群とし、複数の前記ヘッドバーに跨って前記第2方向に並ぶ複数の前記ヘッドモジュールを第2モジュール群としたときに、
前記制御部は、
前記第2モジュール群毎に、前記第2モジュール群に含まれる複数の前記ヘッドモジュールによる前記画像に基づいて、前記第2モジュール群に対して与える1の代表位置を決定する代表位置決定処理、
前記第2モジュール群毎に、前記第2モジュール群に含まれる複数の前記ヘッドモジュールのそれぞれの位置と前記代表位置とのズレ量を取得するズレ量取得処理、及び、
前記ヘッドバー毎に、前記ヘッドバーに含まれる複数の前記ヘッドモジュールに関する前記ズレ量を合算するズレ量合算処理、を行い、
前記暫定基準バー選択処理及び前記再選択処理のうち少なくとも一方では、前記ズレ量の合算値が小さい前記ヘッドバーほど優先的に前記暫定基準ヘッドバーとして選択する、
請求項2又は3に記載の液体吐出装置。 - 前記制御部は、
前記位置情報取得処理において、所定の前記ヘッドモジュールによる前記画像中の所定位置を原点として、他の前記ヘッドモジュールによる前記画像中の所定位置の前記原点からの距離を算出し、
前記原点と前記距離とに基づき、各前記ヘッドモジュールの絶対位置を取得する絶対位置取得処理を実行し、
前記代表位置決定処理において、前記絶対位置に基づいて各前記第2モジュール群についての前記代表位置を算出する、
請求項4に記載の液体吐出装置。 - 前記制御部は、前記代表位置決定処理において、前記第2モジュール群の前記代表位置として、前記第2モジュール群に含まれる各前記ヘッドモジュールの前記絶対位置に基づいて重心点の座標又は中央値を算出する、
請求項5に記載の液体吐出装置。 - 前記ヘッドバーは、前記ヘッドモジュールの交換が可能に構成されており、
前記制御部は、
同一の前記ヘッドバーにおいて前記ヘッドバーが有する全ての前記ヘッドモジュールが交換されたか否かを判定する全モジュール交換判定処理を実行し、
全ての前記ヘッドモジュールが交換されたと判定した場合には、前記バー間位置調整を実行し、
一部の前記ヘッドモジュールが交換されたと判定した場合には、前記バー間位置調整を実行せず、交換された前記ヘッドモジュールを有する前記ヘッドバーにおいて、前記ヘッドバーが有する全ての前記ヘッドモジュールのそれぞれから吐出した液体で形成された画像の位置調整であるバー内位置調整を実行する、
請求項1〜6の何れかに記載の液体吐出装置。 - 複数のノズルを有して第1方向に並ぶ複数のヘッドモジュールが搭載され、前記第1方向に交差する第2方向に並ぶ3以上の複数のヘッドバーと、
前記ノズルから吐出された液体により形成された画像を読み取るスキャナと、
制御部と、を備えた液体吐出装置の制御方法であって、
前記制御部は、
複数の前記ヘッドバーのそれぞれから液体を吐出させて形成された所定のテスト画像を前記スキャナで読み取るスキャン処理、
前記スキャナで読み取った前記テスト画像に基づき、各前記ヘッドバーが有する各前記ヘッドモジュールの位置に関する情報を取得する位置情報取得処理、及び、
取得した前記位置に関する情報に基づき、他の前記ヘッドバーから吐出した液体で形成された画像の位置調整であるバー間位置調整をするときの基準となる前記ヘッドバーである本基準ヘッドバーを、複数の前記ヘッドバーのうち何れにするかを決定する本基準バー決定処理、
を実行する、液体吐出装置の制御方法。 - 複数のノズルを有して第1方向に並ぶ複数のヘッドモジュールが搭載され、前記第1方向に交差する第2方向に並ぶ3以上の複数のヘッドバーと、
前記ノズルから吐出された液体により形成された画像を読み取るスキャナと、
制御部と、を備えた液体吐出装置において、前記制御部に実行されるコンピュータプログラムであって、
前記制御部を、
複数の前記ヘッドバーのそれぞれから液体を吐出させて形成された所定のテスト画像を前記スキャナで読み取るスキャン手段、
前記スキャナで読み取った前記テスト画像に基づき、各前記ヘッドバーが有する各前記ヘッドモジュールの位置に関する情報を取得する位置情報取得手段、及び、
取得した前記位置に関する情報に基づき、他の前記ヘッドバーから吐出した液体で形成された画像の位置調整であるバー間位置調整をするときの基準となる前記ヘッドバーである本基準ヘッドバーを、複数の前記ヘッドバーのうち何れにするかを決定する本基準バー決定手段、
として機能させる、コンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020040213A JP7413849B2 (ja) | 2020-03-09 | 2020-03-09 | 液体吐出装置、その制御方法及びコンピュータプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020040213A JP7413849B2 (ja) | 2020-03-09 | 2020-03-09 | 液体吐出装置、その制御方法及びコンピュータプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021138115A true JP2021138115A (ja) | 2021-09-16 |
JP7413849B2 JP7413849B2 (ja) | 2024-01-16 |
Family
ID=77667544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020040213A Active JP7413849B2 (ja) | 2020-03-09 | 2020-03-09 | 液体吐出装置、その制御方法及びコンピュータプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7413849B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014138983A (ja) * | 2013-01-21 | 2014-07-31 | Fujifilm Corp | ヘッド調整方法、ヘッド駆動装置および画像形成装置 |
JP2014226905A (ja) * | 2013-05-27 | 2014-12-08 | 富士フイルム株式会社 | インクジェットヘッド調整方法 |
JP2019034497A (ja) * | 2017-08-18 | 2019-03-07 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | インクジェット記録装置、及び記録ヘッドの位置調整方法 |
WO2019130838A1 (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-04 | 富士フイルム株式会社 | インクジェット記録装置、そのインクジェットヘッド調整方法、そのインクジェットヘッド調整支援装置、及び、そのインクジェットヘッド調整支援プログラム |
WO2019138715A1 (ja) * | 2018-01-09 | 2019-07-18 | 富士フイルム株式会社 | ヘッドモジュール位置調整方法、インクジェット記録装置、調整支援装置、プログラム並びに印刷物製造方法 |
-
2020
- 2020-03-09 JP JP2020040213A patent/JP7413849B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014138983A (ja) * | 2013-01-21 | 2014-07-31 | Fujifilm Corp | ヘッド調整方法、ヘッド駆動装置および画像形成装置 |
JP2014226905A (ja) * | 2013-05-27 | 2014-12-08 | 富士フイルム株式会社 | インクジェットヘッド調整方法 |
JP2019034497A (ja) * | 2017-08-18 | 2019-03-07 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | インクジェット記録装置、及び記録ヘッドの位置調整方法 |
WO2019130838A1 (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-04 | 富士フイルム株式会社 | インクジェット記録装置、そのインクジェットヘッド調整方法、そのインクジェットヘッド調整支援装置、及び、そのインクジェットヘッド調整支援プログラム |
WO2019138715A1 (ja) * | 2018-01-09 | 2019-07-18 | 富士フイルム株式会社 | ヘッドモジュール位置調整方法、インクジェット記録装置、調整支援装置、プログラム並びに印刷物製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7413849B2 (ja) | 2024-01-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7828414B2 (en) | Head adjustment method and image forming apparatus | |
JP5393333B2 (ja) | インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 | |
JP2021011116A (ja) | インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 | |
JP2003063043A (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP2015145088A (ja) | インクジェット記録装置及び画像形成方法 | |
JP2011251480A (ja) | 記録装置及びその処理方法 | |
JP6977329B2 (ja) | インクジェット記録装置及び画像記録方法 | |
KR100406971B1 (ko) | 잉크젯 프린터와 시스템 및 그 노즐 열화 보상방법 | |
JP7413849B2 (ja) | 液体吐出装置、その制御方法及びコンピュータプログラム | |
JP2014050060A (ja) | 画像読取装置、及び、インクジェット記録装置 | |
US20090213431A1 (en) | Method for obtaining correction value, liquid ejecting device | |
JP5343469B2 (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
US20060250465A1 (en) | Method for determining an optimal non-nucleating heater pulse for use with an ink jet printhead | |
JP7020211B2 (ja) | データ出力設定調整方法、画像データ処理装置及び画像形成装置 | |
WO2018123501A1 (ja) | 画像処理方法、画像処理装置及びインクジェット記録装置 | |
JP4638171B2 (ja) | インクジェットプリンタ用の画像形成方法 | |
US20230382129A1 (en) | Recording device | |
CN113874218B (zh) | 喷嘴重叠宽度的计测方法以及喷墨记录装置 | |
JP7268370B2 (ja) | 記録装置および記録方法 | |
JP2012135902A (ja) | 濃度むら補正値算出方法及び画像処理方法並びに画像処理装置 | |
JP7363299B2 (ja) | 画像形成装置及びプログラム | |
JP2010214646A (ja) | テストパターン印刷方法、印刷装置、及びテストパターン | |
JP2011251479A (ja) | 記録装置及びその着弾位置調整方法 | |
JP2023020131A (ja) | 記録装置、制御方法、及びプログラム | |
JP2016159542A (ja) | 印刷制御装置および印刷制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230131 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20231117 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231128 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231211 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7413849 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |