JP2021137868A - 安全装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】投光器から出力される光線と同一設計の光線が干渉する状況を判定することができる安全装置を提供する。【解決手段】安全装置50は、検知光LBを出力する投光器60と、検知器80が検知光LBを受光する受光状態であるか、それとも検知光LBを受光しない遮光状態であるかを判定する受光器70と、検知光LBの投光期間における受光器70の判定状態に基づいて安全信号の状態を制御する安全制御装置100と、を有している。安全制御装置100は、検知光LBの非投光期間において受光器70が受光状態を判定した場合、検知光LBと同一設計の光線が干渉する異常状態を判定している。【選択図】図2

Description

本発明は、安全装置に関する。
例えば特許文献1には、光線の遮断の有無によって障害物を検知する安全装置を備える曲げ加工機が開示されている。安全装置は、障害物を検知するための光線(検知光)を投光する投光器と、投光器から投光される検知光を受光するための受光部とを備えている。曲げ加工機は、安全装置によって障害物が検知されると、加工動作を停止するように構成されている。
また、この安全装置では、投光器を所定の周期で明滅させることで、所定周波数のパルス状の光線を検知光として利用する方法が知られている。この方法によれば、外乱光が干渉する場合であっても、光線の周波数の違いを利用して、外乱光と検知光とを区別することができる。
特開2018−176228号公報
安全装置の受光器は、所定周波数のパルス状の光線を受光したことを条件に、受光状態を判定している。そのため、周波数が異なる光線が受光器に干渉したとしても、受光部は受光状態とは判定しない。しかしながら、投光器から出力される検知光と同一設計の光線が受光器に干渉する場合、受光部は、投光器からの検知光が遮断されているにもかかわらず、受光状態と誤判定してしまう可能性がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、投光器から出力される光線と同一設計の光線が干渉する状況を判定することができる安全装置を提供することを目的とする。
本発明は、かかる課題を解決するため、規定の作業を行う加工機に対して安全信号を供給し、安全信号の状態に応じて加工機が自動停止することで加工機の安全を管理する安全装置を提供する。この安全装置は、明滅を周期的に繰り返すことにより、光線を第1光線として出力する第1投光器と、光を検知する検知器を含み、検知器が第1光線を受光する受光状態であるか、検知器が第1光線を受光しない遮光状態であるかを判定する第1受光器と、第1投光器を制御して第1投光期間にわたって第1投光器から第1光線を出力し、第1投光期間における第1受光器の判定状態に基づいて安全信号の状態を制御する第1制御部と、を有する。この場合、第1制御部は、第1投光器から第1光線を出力しない第1非投光期間において第1受光器が受光状態を判定した場合、第1投光器から出力される第1光線と同一設計の光線が干渉する異常状態を判定する。
本発明によれば、投光器から出力される光線と同一設計の光線が干渉する状況を判定することができる。
図1は、本実施形態に係る安全装置が適用されたプレスブレーキの構成を示すブロック図である。 図2は、本実施形態に係る安全装置の構成を示すブロック図である。 図3は、遮光が発生していない状況での検知信号の変化を示す説明図である。 図4は、遮光が発生した状況での検知信号の変化を示す説明図である。 図5は、プレスブレーキの動作の流れを示すフローチャートである。 図6は、第1異常判定処理の流れを示すフローチャートである。 図7は、第1異常判定処理における第1検知光の状態と第2検知光の状態とを対比して示す説明図である。 図8は、第2異常判定処理の流れを示すフローチャートである。 図9は、第2異常判定処理における第1検知光の状態と第2検知光の状態とを対比して示す説明図である。 図10は、第1形態に係る第3異常判定処理の流れを示すフローチャートである。 図11は、第1形態に係る第3異常判定処理における第1検知光の状態と第2検知光の状態とを対比して示す説明図である。 図12は、第2形態に係る第3異常判定処理の流れを示すフローチャートである。 図13は、第2形態に係る第3異常判定処理における第1検知光の状態と第2検知光の状態とを対比して示す説明図である。
本実施形態に係る安全装置をプレスブレーキに適用して説明する。まず、図1を用いて、プレスブレーキの概略的な構成を説明する。プレスブレーキ1は、一対の金型により板状のワーク(板金)Wに対して曲げ加工を行う加工機である。プレスブレーキ1は、上部テーブル10と、下部テーブル20と、プレスブレーキ制御装置30を備えている。
上部テーブル10は、上部金型であるパンチ14を保持する。具体的には、上部テーブル10には、図示されていない上部金型ホルダが取り付けられ、上部金型ホルダには、パンチ14が装着されている。
上部テーブル10は、左右に設けた油圧シリンダ11L、11Rの昇降によって上下動するように構成されている。個々の油圧シリンダ11L、11Rは、ポンプ及びモータを主体に構成されるアクチュエータ12L、12Rを駆動させることにより昇降される。上部テーブル10の上下方向の位置は、図示されていないリニアエンコーダなどの位置検知部によって検知される。位置検知部によって検知された位置情報は、プレスブレーキ制御装置30に供給される。
下部テーブル20は、上部テーブル10の下方に設けられている。下部テーブル20は、下部金型であるダイ24を保持する。具体的には、下部テーブル20には、図示されていない下部金型ホルダが取り付けられ、下部金型ホルダには、ダイ24が装着されている。例えばワークWは、ダイ24上に配置されている。上部テーブル10を下降させると、ワークWはパンチ14とダイ24とによって挟まれて折り曲げられる。
プレスブレーキ制御装置30は、NC装置によって構成することができる。プレスブレーキ制御装置30が、アクチュエータ12L、12Rを制御して、油圧シリンダ11L、11Rを上昇又は下降させる。プレスブレーキ制御装置30は、位置検知部によって検知される位置情報に基づいて、上部テーブル10の上下方向の位置を制御する。また、プレスブレーキ制御装置30は、安全制御装置100から安全信号がオフされると、上部テーブル10の下降を停止させ、プレスブレーキによる材料の曲げ加工を中断させる。
プレスブレーキ1は、パンチ14とダイ24との間(防護範囲)へのワークW以外の異物(侵入物)が侵入することを監視するための安全装置50をさらに備えている。安全装置50は、投光器60と、受光器70と、安全制御装置100とを主体に構成されている。
投光器60は、例えば上部テーブル10の右側に、アーム15Rを介して装着されている。投光器60は、パンチ14とダイ24との間を通過するように検知光LBを射出する。
受光器70は、例えば上部テーブル10の左側に、アーム15Lを介して装着されている。受光器70は、投光器60と対向する位置に配置される。受光器70は、パンチ14とダイ24との間を通過した検知光を受光する。
安全制御装置100は、安全装置50を制御する制御装置である。安全制御装置100は、投光器60及び受光器70を制御する。また、安全制御装置100は、受光器70から取得した情報に基づいて、侵入物の侵入がないことを判定すれば、プレスブレーキ制御装置30に安全信号オン(動作許可信号)を供給する。一方、安全制御装置100は、侵入物の侵入があることを判定すれば、プレスブレーキ制御装置30に安全信号オフ(動作停止信号)を供給する。
図2を用いて、安全装置50の具体的な構成を説明する。投光器60は、検知光LBを出力する。検知光LBは、例えばレーザ光である。投光器60は、レーザ光源と、レーザ光源が射出したビーム光を平行状態に調整するコリメートレンズとで構成されている。
受光器70は、検知器80と、判定部90とで構成されている。
検知器80は、検知光LBを検知する。検知器80は、検知光LBを受光し、光の強度に応じた検知信号(電気信号)Sd1を出力する。検知器80から出力された検知信号Sd1は、判定部90へ出力される。検知器80は、フォトダイオード又は2次元撮像素子で構成することができる。2次元撮像素子は、例えばCCD(Charge Coupled Device)である。
判定部90は、検知器80の検知結果に基づいて、検知器80が検知光LBを受光する受光状態であるか、それとも検知器80が検知光LBを受光しない遮光状態であるかを判定する。判定部90は、判定結果を示す判定信号Sd2を安全制御装置100に出力する。
本実施形態では、受光器70として検知器80と判定部90とが集約されている。しかしながら、判定部90は、受光器70の外部に設けてもよい。例えば、判定部90は、安全制御装置100の一部として構成してもよい。
安全制御装置100は、CPU、ROM、RAM、及びI/Oインターフェースを主体として構成されている。安全制御装置100は、CPUがROMなどから処理内容に応じた各種プログラムを読み出し、RAMに展開し、展開した各種プログラムを実行することにより、安全装置50の動作を制御する。
安全制御装置100は、機能的に捉えた場合、投光制御部101と、安全制御部102とを有している。
投光制御部101は、投光器60を制御して、投光器60から射出される検知光LBを制御する。投光制御部101は、投光器60に制御信号Scを出力する。投光器60は、制御信号Scのオンに対応して点灯し、制御信号Scのオフに対応して消灯する。
安全制御部102は、判定部90から出力される判定信号Sd2と、プレスブレーキ1の動作状態とに基づいて、プレスブレーキ1の安全状態を判断する。安全制御部102は、確認した安全状態に基づいて、プレスブレーキ制御装置30に供給する安全信号を制御する。安全信号の状態に応じてプレスブレーキ1が自動停止することで、安全制御部102はプレスブレーキ1の安全を管理する。
本実施形態では、安全制御装置100をCPUなどで構成し、ソフトウェア処理によって安全装置50の制御を行っている。しかしながら、安全制御装置100をハードウェアによる回路によって構成し、ハードウェアによる回路により安全装置50の制御を行ってもよい。
なお、複数のプレスブレーキ1が並存するような作業環境にあっては、個々の安全制御装置100は、他のプレスブレーキ1(他機)が備える安全制御装置100との間で通信を行うことができる。装置間の通信方法は、無線通信であっても、有線通信であってもよい。この通信を通じて、個々の安全制御装置100は、他の安全制御装置100の動作状態を取得することができる。
本実施形態に係る安全装置50の基本的な動作である遮光監視について説明する。遮光監視とは、投光器60から検知光LBを出力し、この検知光LBが遮光されるかどうかを監視する動作をいう。
遮光監視に先立ち、投光制御部101は、投光処理を開始する。投光処理を開始すると、投光制御部101は、所定の周波数でオンオフするパルス状の制御信号Scを出力する。投光器60は、投光制御部101からの制御信号Scのオンオフに応じて周期的に明滅(オンオフ)し、所定周波数のパルス状の検知光LBを射出する。
投光制御部101は、制御信号Scを継続的に出力する期間と、制御信号Scの出力を停止する期間(オフ継続期間)とを交互に繰り返す。これにより、図3に示すように、検知光LBが射出される投光期間と、検知光LBが射出されない非投光期間とが交互に切り替わる。1つの投光期間と1つの非投光期間とで1つの投光サイクルが構成され、投光制御部101は、投光処理を行う期間において投光サイクルを繰り返す。
投光サイクルの長さ、すなわち、投光期間の長さ及び非投光期間の長さ、並びに、検知光LBの周波数は、予め設計された所定の値(デフォルト値)によって定められている。
投光器60から出力された検知光LBは、パンチ14とダイ24との間を通過し、受光器70の検知器80に入射する。検知器80は、入射した検知光LBの強度に応じた検知信号Sd1を出力する。
図3に示すように、判定部90には、検知光LBの投光期間に対応して、検知器80から検知信号Sd1が入力される。検知器80に入射する光線が、投光器60から出力された検知光LBに対応する所定周波数のパルス状の光線である場合、判定部90には、フィルタ回路を用いて変換された信号が、検知信号Sd1として入力される。
検知光LBが遮られていない状態では、検知信号Sd1は、以下の応答を示す。検知光LBの投光期間が開始すると、検知光LBを受光することで、検知信号Sd1が立ち上がる(タイミングTa)。この際、検知信号Sd1は、立ち上がり応答の遅れ分だけ遅延したタイミングTbで閾値電圧Vthに到達する。その後、検知信号Sd1は、所定のピーク電圧へと到達し、このピーク電圧を推移する。
検知光LBの投光期間が終了すると、検知信号Sd1が立ち下がる(タイミングTc)。この際、検知信号Sd1は、立ち下がり応答の遅れ分だけ遅延したタイミングTdで閾値電圧Vthまで到達する。その後、検知信号Sd1は、ゼロ電圧へと到達する。判定部90は、タイミングTbからタイミングTdまでの間に、検知信号Sd1の電圧が閾値電圧Vth以上であることを条件に、検知器80が検知光LBを受光する受光状態であることを判定することができる。
一方、図4に示すように、投光期間のタイミングTeにおいて、人の手などの侵入物により、検知光LBが遮られたと仮定する。タイミングTeにおいて検知信号Sd1は立ち下がり、検知信号Sd1はタイミングTfにおいて閾値電圧Vthまで到達する。したがって、判定部90は、タイミングTb以降タイミングTdへと至る前に、検知信号Sd1の電圧が閾値電圧Vthより低下したことを条件に、検知器80が検知光LBを受光しない遮光状態であると判定することができる。
判定部90には、安全制御装置100から検知光LBの投光期間を示すタイミング信号が入力されている。判定部90は、タイミング信号(検知光LBの投光期間)に基づいて、検知信号Sd1の電圧と所定閾値電圧Vthとを比較する。そして、判定部90は、検知器80が検知光LBを受光する受光状態であるか、それとも検知器80が検知光LBを受光しない遮光状態であるかを判定する。
具体的には、判定部90は、検知器80が検知光LBを受光して、閾値電圧Vth以上の検知信号Sd1が検知器80から出力される場合には、受光状態であると判定する。そして、判定部90は、判定結果を示す判定信号Sd2として、検知光LBが遮られていないことを示す“1”を出力する。一方、検知器80が検知光LBを受光せず、閾値電圧Vth以上の検知信号Sd1が検知器80から出力されない場合には、遮光状態であると判定する。そして、判定部90は、判定結果を示す判定信号として、検知光LBが遮られたことを示す“0”を出力する。
安全制御部102は、判定部90から出力される判定信号Sd2と、プレスブレーキ1の動作状態とに基づいて、プレスブレーキ1に対する安全状態を確認する。安全制御部102は、安全状態に基づいて、上部テーブル10の下降を停止させるか否かを決定する安全信号を生成して出力する。安全信号は、値が“1”であれば(オン)、上部テーブル10の下降を停止させず下降を継続させる動作許可を示し、値が“0”であれば(オフ)、上部テーブル10の下降を停止させる動作不許可を示す。
手などの侵入物によって検知光LBが遮られていなければ、判定部90からの判定信号は“1”となる。そこで、安全制御装置100は安全信号として値“1”を出力する。一方、手などの侵入物によって検知光LBが遮られれば、判定部90からの判定信号は“0”となる。そこで、安全制御装置100は安全信号として値“0”(オフ)を出力する。安全制御部102が安全信号として“0”を出力すると、プレスブレーキ制御装置30は上部テーブル10の下降を停止させ、プレスブレーキ1による材料の曲げ加工を中断させる。
また、安全制御部102は、検知信号Sd1の投光期間及び非投光期間における検知信号Sd1を監視し、検知信号Sd1がオン側又はオフ側に張り付いたままとなっていないかを判定する。安全制御部102は、このような判定を通じて、安全装置50の故障検知を行うことができる。
投光期間及び非投光期間の長さには、所定の値が用いられる。しかしながら、本実施形態に係る安全装置50は、投光期間及び非投光期間の一方又は両方を所定の値から変更することができる仕様となっている。安全制御装置100は、DIPスイッチ(図示せず)などのハードウェアスイッチを備えており、このハードウェアスイッチを切り替えることで、投光期間及び非投光期間の一方又は両方の長さを所定の値から変更することができる。なお、ハードウェアスイッチを用いる手法以外にも、投光制御部101がソフトウェア処理を行い、投光期間及び非投光期間の一方又は両方の長さを所定の値から変更してもよい。
ところで、作業環境によっては、プレスブレーキ1を単体で設置するだけでなく、複数のプレスブレーキ1を並べて設置することがある。個々のプレスブレーキ1には安全装置50が搭載されている。これらの安全装置50が互いに同一設計の装置である場合、個々の投光器60から出力される検知光LBも同一設計の光線となる。そのため、ある安全装置50において利用される検知光LBが他の安全装置50に対して干渉する可能性を考慮する必要がある。
図5を参照し、プレスブレーキ1の一連の動作とともに、検知光LBと同一設計の光線による干渉(異常状態)を判定する安全装置50の動作を説明する。
以下の説明では、作業環境に2つのプレスブレーキ1(安全装置50)が並存しているものとし、そのうちの一方の安全装置50(以下「本機」という)の動作を説明する。説明の主体となる本機と、干渉の原因となる他の安全装置50(以下「他機」という)とは同一設計とされている。したがって、本機において用いられる検知光LBのパルス周期、投光期間、及び非投光期間は、他機において用いられる検知光LBのパルス周期、投光期間、非投光期間と同一である。本機において用いられる検知光LBを第1検知光LB1といい、他機において用いられる検知光LBを第2検知光LB2という。
また、本実施形態では、第1異常判定処理から第3異常判定処理までの3つの異常判定処理によって異常状態の有無を判定する流れを示す。ただし、プレスブレーキ1の一連の動作の中で全ての異常判定処理が実行される必要はなく、少なくとも1つの異常判定処理が実行されればよい。
図5に示す処理は、プレスブレーキ制御装置30に対する加工開始の指示をトリガーとして実行される。まず、ステップS10において、安全制御部102は、第1異常判定処理を行う。
図6を参照し、第1異常判定処理の詳細を説明する。ステップS100において、安全制御部102は、判定部90から出力される判定信号Sd2に基づいて、判定部90が受光状態を判定しているか否かを判断する。ステップS100の判断を行うタイミングでは、投光処理が開始されていない。したがって、図7に示すように、第1検知光LB1は非投光期間となる。一方、他の安全装置50が加工動作を実行している場合には、遮光監視に伴い投光処理が実行されている。第2検知光LB2については、投光期間(タイミングT1−T2、T3−T4、T5−T6)と非投光期間(タイミングT2−T3、T4−T5)とが交互に繰り返される。そのため、第1検知光LB1は非投光期間の間に、第2検知光LB2の投光期間が到来する。
第2検知光LB2が受光器70に干渉している場合には、判定部90によって受光状態が判定されることとなる。そこで、判定部90が受光状態を判定している場合には、ステップS100において肯定判定され、ステップS101に進む。一方、判定部90が遮光状態を判定している場合には、ステップS100において否定判定され、本ルーチンを終了する。
ステップS101において、安全制御部102は、第2検知光LB2が干渉する異常状態を判定する。異常状態を判定すると、安全制御部102は、安全信号オフ(動作停止信号)を供給することによりプレスブレーキ1の動作を停止させる。
図5のステップS11において、投光制御部101は、投光処理を開始する。この投光処理の開始に合わせて、第2異常判定処理が実行される。
図8を参照し、第2異常判定処理の詳細を説明する。ステップS110において、投光制御部101は、他機から情報を取得する。他機から取得する情報は、他機が実行する投光処理のタイミング、具体的には、投光期間の開始タイミングである。
ステップS111において、投光制御部101は、投光処理の開始タイミングを決定する。図9に示すように、第2検知光LB2については、投光期間(タイミングT1−T2、T3−T4、T5−T6)と非投光期間(タイミングT2−T3、T4−T5)とが交互に繰り返される。投光制御部101は、第2検知光LB2の投光期間に対して、第1検知光LB1の非投光期間が重なるように、投光処理の開始タイミングを決定する。例えば、投光制御部101は、第1検知光LB1の非投光処理の開始タイミングと、第2検知光LB2の投光期間の開始タイミングとが一致するように、投光処理の開始タイミングを設定する。この場合、第1検知光LB1については、投光期間(タイミングT2−T3、T4−T5)と非投光期間(タイミングT3−T4、T5−T6)とが交互に繰り返される。これにより、第1検知光LB1の非投光期間は、第2検知光LB2の投光期間と完全に重複する関係となる。もっとも、投光制御部101は、第1検知光LB1の非投光期間が第2検知光LB2の投光期間の一部と重複するように、投光処理の開始タイミングを決定すればよい。
ステップS112において、投光制御部101は、ステップS111で決定した開始タイミングに基づいて、投光処理を開始する。
ステップS113において、安全制御部102は、第1検知光LB1の非投光期間であるが否かを判断する。第1検知光LB1の非投光期間である場合には、ステップS113で肯定判定され、ステップS114に進む。一方、第1検知光LB1の投光期間である場合には、ステップS113で否定判定され、ステップS113に戻る。
ステップS114において、安全制御部102は、判定部90から出力される判定信号Sd2に基づいて、判定部90が受光状態を判定しているか否かを判断する。投光処理の開始タイミングの調整により、第1検知光LB1の非投光期間の間に、第2検知光LB2の投光期間が到来する。
第2検知光LB2が受光器70に干渉している場合には、判定部90によって受光状態が判定されることとなる。そこで、判定部90が受光状態を判定している場合には、ステップS114において肯定判定され、ステップS115に進む。一方、判定部90が遮光状態を判定している場合には、ステップS114において否定判定され、本ルーチンを終了する。
ステップS115において、安全制御部102は、第2検知光LB2が干渉する異常状態を判定する。異常状態を判定すると、安全制御部102は、安全信号オフ(動作停止信号)を供給することによりプレスブレーキ1の動作を停止させる。
図5におけるステップS12において、プレスブレーキ制御装置30は、加工プログラムを実行し、加工プログラムに基づいてプレスブレーキ1を制御する。これにより、プレスブレーキ1は、加工を開始する。
ステップS13において、安全制御部102は、遮光監視を開始する。
ステップS14において、安全制御部102は、第1検知光LB1の投光期間であるか否かを判断する。第1検知光LB1の投光期間である場合には、ステップS14で肯定判定され、ステップS15に進む。一方、第1検知光LB1の投光期間ではない場合には、ステップS14で否定判定され、ステップS19に進む。
ステップS15において、安全制御部102は、判定部90の判定結果が受光状態であるか否かを判断する。判定部90の判定結果が遮光状態である場合には、ステップS15で否定判定され、ステップS16に進む。一方、判定部90の判定結果が受光状態である場合には、ステップS15で肯定判定され、ステップS18に進む。
ステップS16において、安全制御部102は、安全信号として“0”を出力する(安全信号オフ)。
ステップS17において、プレスブレーキ制御装置30は、加工を継続するか否かを判断する。加工を継続する場合には、ステップS17で肯定判定され、ステップS14に戻る。一方、加工を継続しない場合には、ステップS17で否定判定され、ステップS21に進む。
ステップS18において、安全制御部102は、安全信号として“1”を出力する(安全信号オン)。
ステップS19において、安全制御部102は、第3異常判定処理を行う。この第3異常判定処理は、上述した第2異常判定処理を行わない場合に実行することが好ましいが、第2異常判定処理と並存してもよい。
図10を参照し、第3異常判定処理の詳細を説明する。まず、この第3異常判定処理を行う前提として、ハードウェアスイッチなどにより他機の設定を変更することで、第2検知光LB2の投光期間が第1検知光LB1の投光期間と異なるよう、所定の値から変更されている。図11に示す例では、第2検知光LB2の投光期間が所定の値よりも長い時間に変更されている。第2検知光LB2については、投光期間(タイミングT1−T3、T4−T6)と非投光期間(タイミングT3−T4)とが交互に繰り返される。第2検知光LB2の投光期間が第1検知光LB1の投光期間と異なるよう、所定の値から変更されることで、本機と他機とがそれぞれ投光処理を継続する過程の中で、第1検知光LB1の非投光期間の間に、第2検知光LB2の投光期間が到来する。第1検知光LB1の非投光期間の間に、第2検知光LB2の投光期間が到来する。もっとも、他機の設定変更に代えて、本機の設定を変更することで、第1検知光LB1の投光期間の長さを変えてもよい。
そこで、図10のステップS190において、安全制御部102は、判定部90から出力される判定信号Sd2に基づいて、判定部90が受光状態を判定しているか否かを判断する。判定部90が受光状態を判定している場合には、ステップS190において肯定判定され、ステップS191に進む。一方、判定部90が遮光状態を判定している場合には、ステップS190において否定判定され、本ルーチンを終了する。
ステップS191において、安全制御部102は、第2検知光LB2が干渉する異常状態を判定する。異常状態を判定すると、安全制御部102は、安全信号オフ(動作停止信号)を供給することによりプレスブレーキ1の動作を停止させる。
また、第3異常判定処理は、次に示すような動作であってもよい。図12を参照し、第3異常判定処理の詳細を説明する。
ステップS195において、投光制御部101は、第1検知光LB1の投光サイクルが終了したか否かを判断する。投光サイクルが終了した場合には、ステップS195において肯定判定され、ステップS196に進む。一方、投光サイクルが終了していない場合には、ステップS195において否定判定され、ステップS197に進む。
ステップS196において、投光制御部101は、次回に到来する投光サイクルの投光期間を決定する。投光期間の決定は、例えば乱数発生器によって発生する乱数をベースに決定することができる。図13に示すように、投光サイクル毎に投光期間を決定することで、投光処理を継続するなかで投光期間の長さが動的に変更されることとなる。第1検知光LB1については、投光期間(タイミングT1−T3、T5−T8、T9−T10)と非投光期間(タイミングT3−T5、T8−T9)とが交互に繰り返される。
また、投光サイクルの投光期間の決定は、他機においても実行される。第2検知光LB2については、投光期間(タイミングT1−T2、T4−T6、T7−T10)と非投光期間(タイミングT2−T4、T6−T7)とが交互に繰り返される。その結果、本機と他機とがそれぞれ投光処理を継続する過程の中で、第1検知光LB1の非投光期間の間に、第2検知光LB2の投光期間が到来する。
ステップS197において、安全制御部102は、判定部90から出力される判定信号Sd2に基づいて、判定部90が受光状態を判定しているか否かを判断する。判定部90が受光状態を判定している場合には、ステップS197において肯定判定され、ステップS198に進む。一方、判定部90が遮光状態を判定している場合には、ステップS197において否定判定され、本ルーチンを終了する。
ステップS198において、安全制御部102は、第2検知光LB2が干渉する異常状態を判定する。異常状態を判定すると、安全制御部102は、安全信号オフ(動作停止信号)を供給することによりプレスブレーキ1の動作を停止させる。
図5のステップS20において、プレスブレーキ制御装置30は、加工を終了するか否かを判断する。加工を終了する場合には、ステップS20において肯定判定され、ステップS21に進む。一方、加工を終了しない場合には、ステップS20において否定判定され、ステップS14に戻る。
ステップS21において、安全制御部102は、遮光監視を終了する。
ステップS23において、プレスブレーキ制御装置30は、加工を終了する。
ステップS24において、投光制御部101は、投光処理を終了する。これにより、プレスブレーキ1の一連の処理が終了する。
このように本実施形態において、安全装置50は、プレスブレーキ1に対して安全信号を供給し、安全信号の状態に応じてプレスブレーキ1が自動停止することでプレスブレーキ1の安全を管理する。この安全装置50は、第1検知光LB1を出力する投光器(第1投光器)60と、検知器80が第1検知光LB1を受光する受光状態であるか、それとも第1検知光LB1を受光しない遮光状態であるかを判定する受光器(第1受光器)70と、第1検知光LB1の投光期間における受光器70の判定状態に基づいて安全信号の状態を制御する安全制御装置(第1制御部)100と、を有している。安全制御装置100は、第1検知光LB1の非投光期間において受光器70が受光状態を判定した場合、第1検知光LB1と同一設計の光線が干渉する異常状態を判定している。
第1検知光LB1の非投光期間においては、投光器60から第1検知光LB1が出力されないため、本来ならば、受光器70の判定状態は遮光状態となる。そのため、第1検知光LB1の非投光期間に、受光器70の判定状態が受光状態である場合には、第1検知光LB1と同一設計の光線が干渉する異常状態を判定することができる。これにより、第1検知光LB1が遮光されているにも関わらず、受光状態であると受光器70が誤認識する状況を抑制することができる。
また、本実施形態において、受光器70は、所定周波数のパルス状の第1検知光LB1を受光する場合に、受光状態を判定する。そのため、所定周波数のパルス状の光線以外の光線を受光したとしても、受光状態と判定することはなく、外乱光による干渉を考慮した仕様となっている。したがって、第1検知光LB1と同一設計の光線の干渉で発生する特異な異常状態を適切に判定することができる。
本実施形態において、異常状態は、投光器60とは異なる他機の投光器(第2投光器)60から出力される第2検知光LB2が干渉する状態である。この場合、他機の投光器60は、本機の安全制御装置100とは異なる、他機の安全制御装置(第2制御部)100により制御され、第1検知光LB1と同一設計の光線を第2検知光LB2として出力している。
第1検知光LB1と同一設計の第2検知光LB2が他機の投光器60から出力される場合には、第2検知光LB2は本機の受光器70に対して干渉する要因となる。また、他機の投光器60は、他機の安全制御装置100によって独自に制御されるため、本機の安全制御装置100からは制御することができない。よって、第1検知光LB1の投光期間と第2検知光LB2の投光期間とが重複する状況が発生し、第2検知光LB2が本機の受光器70に対して干渉する要因となる。しかしながら、本実施形態によれば、他機の投光器60からの第2検知光LB2が干渉するような場合であっても、異常状態を判定することができる。
なお、本実施形態では、第2投光器が他機に搭載された構成を想定している。しかしながら、第2投光器は、本機の安全制御装置100とは異なる第2制御部によって制御されるものであればよい。よって、第2投光器は、本機が搭載する、複数の安全装置50の一部であってもよいし、また、プレスブレーキ1とは異なる装置の一部であってもよい。
また、本実施形態において、安全制御装置100は、本機が規定の作業(加工)を行う期間に合わせて、投光期間と非投光期間とを交互に繰り返す投光処理を行う。
この構成によれば、本機が加工を行う期間に合わせて遮光監視を行うことができる。
また、本実施形態において、安全制御装置100は、第1検知光LB1の投光処理を実行する前に、予め定められた期間にわたって第1検知光LB1の非投光期間を設定し、設定した非投光期間において異常状態の有無を判定する。
この構成によれば、第1検知光LB1の投光処理に先立ち非投光期間を設定することができるので、第1検知光LB1の投光処理の動作に影響を与えることなく、異常状態を判定する処理を行うことができる。
また、本実施形態において、安全制御装置100は、他機の安全制御装置100と通信することで第2検知光LB2の投光処理の実行タイミングを取得する。安全制御装置100は、少なくとも第1検知光LB1の非投光期間の一部が第2検知光LB2の投光期間に対して重なるように、第1検知光LB1の投光処理の実行タイミングを制御する。そして、安全制御装置100は、第1検知光LB1の投光処理を実行中に到来する、第1検知光LB1の非投光期間において、異常状態の有無を判定する。
この構成によれば、第2検知光LB2の投光処理の実行タイミングとの関係で、第1検知光LB1の投光処理の実行タイミングを制御することができる。これにより、第1検知光LB1の非投光期間と第2検知光LB2の投光期間とを重複させることができるので、第1検知光LB1の投光処理を行っているなかで異常状態の有無を判定することができる。
また、本実施形態において、第1検知光LB1の投光処理を実行するときの投光期間の長さは、定め設計された所定の値から切り替え可能に構成されている。安全制御装置100は、第1検知光LB1の投光処理を実行中に到来する、第1検知光LB1の非投光期間において異常状態の有無を判定している。
この構成によれば、第1検知光LB1の投光期間の長さが切り替えられている場合には、第1検知光LB1の投光処理を行う過程で、第2検知光LB2の投光期間と第1検知光LB1の非投光期間とを重複させることができる。これにより、第1検知光LB1の投光処理を行っているときに、異常状態の有無を判定することができる。
また、本実施形態において、安全制御装置100は、第1検知光LB1の投光処理を実行している最中に、第1検知光LB1の投光期間の長さを動的に変更している。そして、安全制御装置100は、第1検知光LB1の投光処理を実行中に到来する、第1検知光LB1の非投光期間において、異常状態の有無を判定している。
この構成によれば、第1検知光LB1の投光期間の長さを動的に変更することができる。これにより、第1検知光LB1の投光処理を行う過程で、第2検知光LB2の投光期間と第1検知光LB1の非投光期間とを重複させることができる。これにより、第1検知光LB1の投光処理を行っているときに、異常状態の有無を判定することができる。
なお、本実施形態では、第1検知光LB1の投光期間の長さを変更する形態を示した。しかしながら、第1検知光LB1の投光期間の長さを変更せずに、第1検知光LB1の非投光期間の長さを変更してもよい。また、第1検知光LB1の投光期間及び非投光期間の長さをそれぞれ変更してもよい。また、第1検知光LB1に代えて、第2検知光LB2の投光期間又は非投光期間の一方又は両方の長さを変更するものであってもよい。
本発明は以上説明した本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
パルス状の検知光は、パルス形状の光線に限らず、正弦波状の光線など周期的に明滅する明滅光であればよい。また、投光器は、点灯と消灯とが完全に切り替わる必要はなく、明るい状態と、これよりも暗い状態とが切り替わる光であればよい。
1 プレスブレーキ
10 上部テーブル
14 パンチ
20 下部テーブル
24 ダイ
30 プレスブレーキ制御装置
50 安全装置
60 投光器
70 受光器
80 検知器
90 判定部
100 安全制御装置
101 投光制御部
102 安全制御部

Claims (8)

  1. 規定の作業を行う加工機に対して安全信号を供給し、前記安全信号の状態に応じて前記加工機が自動停止することで前記加工機の安全を管理する安全装置において、
    明滅を周期的に繰り返すことにより、光線を第1光線として出力する第1投光器と、
    光を検知する検知器を含み、前記検知器が前記第1光線を受光する受光状態であるか、前記検知器が前記第1光線を受光しない遮光状態であるかを判定する第1受光器と、
    前記第1投光器を制御して第1投光期間にわたって前記第1投光器から前記第1光線を出力し、前記第1投光期間における前記第1受光器の判定状態に基づいて前記安全信号の状態を制御する第1制御部と、
    を有し、
    前記第1制御部は、
    前記第1投光器から前記第1光線を出力しない第1非投光期間において前記第1受光器が前記受光状態を判定した場合、前記第1投光器から出力される前記第1光線と同一設計の光線が干渉する異常状態を判定する
    安全装置。
  2. 前記異常状態は、前記第1投光器とは異なる第2投光器から出力される第2光線が干渉する状態であり、
    前記第2投光器は、前記第1制御部とは異なる第2制御部により制御され、前記第1投光器から出力される前記第1光線と同一設計の光線を前記第2光線として出力する
    請求項1記載の安全装置。
  3. 前記第1光線及び前記第2光線のそれぞれは、所定の周波数で明滅する明滅光である
    ことを特徴とする請求項2記載の安全装置。
  4. 前記第1制御部は、
    前記加工機が前記規定の作業を行う期間に合わせて、前記第1投光期間と前記第1非投光期間とを交互に繰り返す第1投光処理を行う
    請求項1又は2記載の安全装置。
  5. 前記第1制御部は、
    前記第1投光処理を実行する前に、予め定められた期間にわたって前記第1非投光期間を設定し、
    設定した前記第1非投光期間において、前記異常状態の有無を判定する
    請求項4記載の安全装置。
  6. 前記第2制御部は、前記第2投光器から前記第2光線を出力する第2投光期間と、前記第2投光器から前記第2光線を出力しない第2非投光期間とを交互に繰り返す第2投光処理を行い、
    前記第1制御部は、
    前記第2制御部と通信することで前記第2投光処理の実行タイミングを取得し、
    少なくとも前記第1非投光期間の一部が前記第2投光期間に対して重なるように、前記第1投光処理の実行タイミングを制御し、
    前記第1投光処理を実行中に到来する前記第1非投光期間において、前記異常状態の有無を判定する
    請求項2を引用する請求項4記載の安全装置。
  7. 前記第1投光処理における前記第1投光期間及び前記第1非投光期間の一方又は両方は、予め設計された所定の値から変更可能に構成され、
    前記第1制御部は、
    前記第1投光処理を実行中に到来する前記第1非投光期間において、前記異常状態の有無を判定する
    請求項4記載の安全装置。
  8. 前記第1制御部は、
    前記第1投光処理を実行している最中に、前記第1投光期間及び前記第1非投光期間の一方又は両方の長さを動的に変更し、
    前記第1投光処理を実行中に到来する前記第1非投光期間において、前記異常状態の有無を判定する
    請求項4記載の安全装置。
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