JP2017205772A - 安全装置及びプレス機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】監視領域を光線で監視する安全装置において、受光器を容易に多重化する。
【解決手段】安全装置1は、所定の監視領域2を光線で監視する装置であり、投光器3と、ビームスプリッタ4と、複数の受光器5(5a、5b)と、制御部6とを備える。投光器3は、光を出射する。ビームスプリッタ4は、投光器3から出射されて監視領域2を通過した光線Lを複数の光線La、Lbに分ける。受光器5は、ビームスプリッタで分けられた複数の光線La、Lbを検知するためのものである。複数の受光器5a、5bの各々は、ビームスプリッタ4で分けられた各々の光線La、Lbに対応して設けられる。これにより、投光器3から出射された光線Lは、監視領域2を通過後にビームスプリッタ4によって複数の光線La、Lbに分けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、所定の監視領域を光線で監視する安全装置及びその安全装置を有するプレス機械に関する。
従来から、所定の監視領域を光線で監視する安全装置が知られている。例えば、プレス機械用の安全装置として、金型間の監視領域への侵入物を光線で検知する装置がある(例えば、特許文献1参照)。この安全装置では、投光器から出射された光線が手指等の侵入物で遮られて受光器で検知されないとき、監視領域に侵入物がある、すなわち、異常が発生したと判定される。
このような安全装置が故障した場合、安全側の故障(フェールセーフ)と安全ではない故障とがある。投光器が光線を出射しない故障と、受光器が入射した光線を検知しない故障は、光線が遮られたときと同じ状態になるので、安全側の故障である。しかし、受光器に光線が入射していないのに光線を誤検知する故障は、光線が遮られても、遮られていないときと同じ状態になるので、安全ではない故障である。
受光器の故障時にも安全を担保するため、図3に示すように、投光器3a、3bと受光器5a、5bを2組設けた安全装置100がある。このような安全装置100では、2つの受光器5a、5bが同時に故障する確率は、1つの受光器が故障する確率よりも低く、2つの受光器5a、5bの出力を制御部で比較することによって受光器5a、5bの故障が検出される。しかしながら、このような安全装置は、2本の光線を監視領域2に通す必要があり、監視領域2が狭い場合、二重化は容易ではない。
また、図4に示すように、投光器と受光器を二重化せずに自己診断機能を持たせた安全装置200がある。このような安全装置200では、投光器203から間欠的に光線Lを出射し、間欠周期T以上の時間、受光器205が連続的に光線を誤検知したとき、受光器205が故障したと判定される。投光器203から光線Lが出射されていない時も受光器205が光線を誤検知しているからである。しかしながら、このような安全装置200は、自己診断機能によって構成及び動作が複雑になる。一般的に、装置の構成及び動作が複雑になると、故障確率が高くなり、信頼性が低下する。
特開2015−231630号公報
本発明は、上記問題を解決するものであり、監視領域を光線で監視する安全装置において、受光器を容易に多重化して信頼性を向上することを目的とする。
本発明の安全装置は、所定の監視領域を光線で監視する安全装置であって、光線を出射する投光器と、前記投光器から出射されて前記監視領域を通過した光線を複数の光線に分けるビームスプリッタと、前記ビームスプリッタで分けられた複数の光線を検知するための複数の受光器とを備え、複数の前記受光器の各々は、前記ビームスプリッタで分けられた各々の光線に対応して設けられることを特徴とする。
この安全装置において、前記受光器による検知結果が入力される制御部を有し、前記制御部は、複数の前記受光器による少なくとも1つの前記検知結果において光線が検知されないとき、前記監視領域に異常が発生したと判定することが好ましい。
この安全装置において、前記制御部は、複数の前記受光器による検知結果に不一致があるとき、受光器の故障が発生したと判定することが好ましい。
本発明のプレス機械は、対をなす金型と、前記金型の一方が取り付けられるスライドとを有するプレス機械であって、前記安全装置を備え、前記監視領域は、対をなす前記金型の間に設定され、前記制御部は、前記監視領域に異常が発生したと判定したとき、前記スライドを停止させることを特徴とする。
本発明の安全装置によれば、投光器から出射された光線は、監視領域を通過後にビームスプリッタによって複数の光線に分けられるので、監視領域が狭くても容易に受光器を多重化することができる。ビームスプリッタは受動的な光学装置であるので、安全装置の信頼性が高い。
本発明の一実施形態に係る安全装置のブロック構成図。 本発明の一実施形態に係るプレス機械の構成図。 従来の安全装置のブロック構成図。 従来の別の安全装置のブロック構成図。
本発明の一実施形態に係る安全装置を図1を参照して説明する。この安全装置1は、所定の監視領域2を光線で監視する装置であり、投光器3と、ビームスプリッタ4と、複数の受光器5(5a、5b)と、制御部6とを備える。投光器3は、光を出射する。ビームスプリッタ4は、投光器3から出射されて監視領域2を通過した光線Lを複数の光線La、Lbに分ける。受光器5は、ビームスプリッタで分けられた複数の光線La、Lbを検知するためのものである。複数の受光器5a、5bの各々は、ビームスプリッタ4で分けられた各々の光線La、Lbに対応して設けられる。
安全装置1の各構成をさらに詳述する。投光器3が出射する光線Lは、本実施形態ではレーザ光である。受光器5は、そのレーザ光を受光して検知する。投光器3及び受光器5は、レーザ光で物体を検知するレーザセンサを構成する。監視領域2は、このレーザセンサのレーザ光が通過する空間領域に設定される。投光器3は、レーザセンサのセンサ投光部とも呼ばれ、受光器5は、センサ受光部とも呼ばれる。なお、投光器3が出射する光は、レーザ光に限定されず、可視光LED又は赤外線LED等による発光であってもよい。
ビームスプリッタ4は、光束を2つ以上に分割する光学装置である。本実施形態では、ビームスプリッタ4は、入射した光線Lをほぼ1:1の強さの2つの光線La、Lbに分ける。光線Laは、受光器5aによって受光される。光線Lbは、受光器5bによって受光される。なお、ビームスプリッタ4によって光線Lを3つ以上の光線に分けるように安全装置1を構成してもよい。
受光器5a、5bによる検知結果Sa、Sbは、光線La、Lbの有無であり、検知信号と呼ばれる電気信号として制御部6に入力される。制御部6は、本実施形態ではプログラマブルコントローラであり、リレー又は半導体による論理回路等であってもよい。
上記のように構成された安全装置1において、例えば、監視領域2に物体等が侵入した場合、光線Lが遮られ、受光器5a、5bには、光線La、Lbが入射しない。
制御部6は、少なくとも1つの検知結果Sa又はSbにおいて光線La又はLbが検知されないとき、監視領域2に異常が発生したと判定する。
また、安全装置1において、2つの光線La、Lbは、ビームスプリッタ4に入射した光線Lを光学的に分けたものであるので、光線La、Lbの有無は一致する。このため、全ての受光器5a、5bが正常であれば、その検知結果Sa、Sbは一致する。
制御部6は、複数の受光器5a、5bによる検知結果Sa、Sbに不一致があるとき(Sa≠Sb)、受光器5の故障が発生したと判定する。
以上、本実施形態に係る安全装置1によれば、投光器3から出射された光線Lは、監視領域2を通過後にビームスプリッタ4によって複数の光線La、Lbに分けられるので、監視領域2を拡げる必要がなく、監視領域2が狭くても容易に受光器5を多重化することができる。安全装置1は、受光器5の多重化によって信頼性が向上する。また、安全装置1は、受光器5を多重化する際に投光器3を多重化する必要がない。その代わりに、安全装置1は、ビームスプリッタ4を有する。ビームスプリッタ4は受動的な光学装置であり、投光器3よりも故障し難いので、本実施形態の安全装置1は、投光器も多重化した従来の安全装置よりも信頼性が高くなる。
制御部6は、複数の受光器5による少なくとも1つの検知結果において光線が検知されないとき、監視領域2に異常が発生したと判定するので、一部の受光器5が故障しても、少なくとも1つの受光器5が正常であれば、光線Lが遮られたことを検知して、監視領域2に異常が発生したと判定することができる。これは、安全側の判定である。
制御部6は、複数の受光器5による検知結果に不一致があるとき、受光器5の故障が発生したと判定するので、投光器3から光線を間欠的に出射する必要がなく、容易に受光器5が故障したと判定することができる。
本実施形態に係る安全装置1の適用例の一つとして、安全装置1を備えたプレス機械を図2を参照して説明する。プレス機械10は、対をなす金型11、12と、スライド13(可動)と、安全装置1とを有する。スライド13は、一方の金型11が取り付けられる。他方の金型12は、フレーム14(固定)に取り付けられる。安全装置1の監視領域2は、対をなす金型11、12の間に設定される。本実施形態では、投光器3、ビームスプリッタ4及び受光器5は、フレーム14に支持される。なお、投光器3、ビームスプリッタ4及び受光器5をスライド13に支持してもよい。このプレス機械10では、スライド13が上昇することによって、プレス加工が行われる。なお、スライドをフレームの上方に設け、スライドが下降することによってプレス加工が行われるようにプレス機械10を構成してもよい。
上記のように構成されたプレス機械10において、安全装置1の制御部6は、その監視領域2に異常が発生したと判定したとき、スライド13を停止させる。
本実施形態のプレス機械10によれば、金型11、12の間の監視領域2に作業員の手指等が侵入したとき、安全装置1によってスライド13が停止されるので、プレス作業の安全性が向上する。安全装置1は、監視領域2が狭くても受光器5を容易に多重化することができるので、金型11、12が細くて監視領域2が狭くなる場合も受光器5を容易に多重化することができる。
なお、本発明は、上記の実施形態の構成に限られず、発明の要旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。安全装置1は、プレス機械への適用に限られず、例えば、人の立ち入りを光線で検出するために用いてもよい。
1 安全装置
2 監視領域
3 投光器
4 ビームスプリッタ
5、5a、5b 受光器
6 制御部
10 プレス機械
11、12 金型
13 スライド
L、La、Lb 光線
Sa、Sb 検知結果

Claims (4)

  1. 所定の監視領域を光線で監視する安全装置であって、
    光線を出射する投光器と、
    前記投光器から出射されて前記監視領域を通過した光線を複数の光線に分けるビームスプリッタと、
    前記ビームスプリッタで分けられた複数の光線を検知するための複数の受光器とを備え、
    複数の前記受光器の各々は、前記ビームスプリッタで分けられた各々の光線に対応して設けられることを特徴とする安全装置。
  2. 前記受光器による検知結果が入力される制御部を有し、
    前記制御部は、複数の前記受光器による少なくとも1つの前記検知結果において光線が検知されないとき、前記監視領域に異常が発生したと判定することを特徴とする請求項1に記載の安全装置。
  3. 前記制御部は、複数の前記受光器による検知結果に不一致があるとき、受光器の故障が発生したと判定することを特徴とする請求項2に記載の安全装置。
  4. 対をなす金型と、前記金型の一方が取り付けられるスライドとを有するプレス機械であって、
    請求項2又は請求項3に記載の安全装置を備え、
    前記監視領域は、対をなす前記金型の間に設定され、
    前記制御部は、前記監視領域に異常が発生したと判定したとき、前記スライドを停止させることを特徴とするプレス機械。

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