JP2021124745A - 給電装置及び給電システム - Google Patents

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幸太 中村
Kota Nakamura
幸太 中村
秀人 村上
Hideto Murakami
秀人 村上
淳一 宮田
Junichi Miyata
淳一 宮田
太一 佐口
Taichi Saguchi
太一 佐口
康弘 寺門
Yasuhiro Terakado
康弘 寺門
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Abstract

【課題】同一装置を多数接続した場合のコスト増大を抑えることができる給電装置及び給電システムを提供すること。【解決手段】実施形態の給電装置は、第1の接続部、第2の接続部、第3の接続部、中継部及びタイミング決定部を備える。第1の接続部は、第1の機器が接続される。第2の接続部は、第2の機器が有線接続され、電源から前記第2の機器に給電する経路に介在し、前記第2の機器が出力する第1のデータの入力を受ける。第3の接続部は、第3の機器が有線接続され、前記電源から前記第3の機器に給電する経路に介在し、前記第3の機器が出力する第2のデータの入力を受ける。中継部は、前記第2の接続部に入力された前記第1のデータ及び前記第3の接続部に入力された前記第2のデータを前記第1の接続部から出力する。タイミング決定部は、前記第2の機器への給電開始タイミングと前記第3の機器への給電開始タイミングとをずらす。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、給電装置及び給電システムに関する。
複数の機器に対して給電と通信を行う装置としてPoEハブが知られている。PoE(Power over Ethernet(登録商標))ハブに同一メーカーの同一装置が多数接続している場合、同一のタイミングで全装置に対する電力供給を開始すると、全装置が同一のタイミングで一斉にデータの送信を開始する。これにより、PoEハブのネットワークトラフィックが増大する。PoEハブ側のネットワーク帯域が十分でない場合、通信が滞留することになる。また、十分なネットワーク帯域を有するPoEハブを用いる場合には、複雑なQoE(quality of experience)制御が可能な高価なマネージメントスイッチなどが必要となってしまう。PoEハブに十分なバッファーを持たせることで通信の滞留を解消することもできるが、この場合においても、バッファー容量が増えるほど、PoEハブに搭載する必要のあるIC(integrated circuit)チップのグレードが高いものとなる。このように、PoEハブに同一装置を多数接続するとハードウェアにかかるコストが増大することとなる。
特開2008−154069号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、同一装置を多数接続した場合のコスト増大を抑えることができる給電装置及び給電システムを提供することである。
実施形態の給電装置は、第1の接続部、第2の接続部、第3の接続部、中継部及びタイミング決定部を備える。第1の接続部は、第1の機器が接続される。第2の接続部は、第2の機器が有線接続され、電源から前記第2の機器に給電する経路に介在し、前記第2の機器が出力する第1のデータの入力を受ける。第3の接続部は、第3の機器が有線接続され、前記電源から前記第3の機器に給電する経路に介在し、前記第3の機器が出力する第2のデータの入力を受ける。中継部は、前記第2の接続部に入力された前記第1のデータ及び前記第3の接続部に入力された前記第2のデータを前記第1の接続部から出力する。タイミング決定部は、前記第2の機器への給電開始タイミングと前記第3の機器への給電開始タイミングとをずらす。
第1実施形態〜第3実施形態に係るネットワークシステム及び当該ネットワークシステムに含まれる構成要素の要部構成の一例を示すブロック図。 第1実施形態に係るPoEハブのコントローラー及びポートの構成の一例を示す図。 図1中の制御部による第1実施形態に係る処理の一例を示すフローチャート。 データ出力装置のデータ出力タイミングについて説明するための図。 第2実施形態及び第3実施形態に係るPoEハブのコントローラー及びポートの構成の一例を示す図。 図1中の制御部による第2実施形態に係る処理の一例を示すフローチャート。 図1中の制御部による第3実施形態に係る処理の一例を示すフローチャート。
以下、いくつかの実施形態に係るネットワークシステムについて図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態の説明に用いる各図面は、説明のため、構成を省略して示している場合がある。また、各図面及び本明細書中において、同一の符号は同様の要素を示す。
〔第1実施形態〕
図1は、第1実施形態に係るネットワークシステム1及びネットワークシステム1に含まれる構成要素の要部構成の一例を示すブロック図である。
ネットワークシステム1は、一例として、PoEハブ10、データ出力装置20、スイッチ30及びデータ集約装置40を含む。ネットワークシステム1は、複数のデータ出力装置20が送信するデータを、PoEハブ10及びスイッチ30を介してデータ集約装置40に集約するシステムである。なお、ネットワークシステム1は、給電システムの一例である。
なお、図1には、2台のPoEハブ10を示しているが、ネットワークシステム1は、1又は複数のPoEハブ10を含んでいても良い。また、図1には2台のスイッチ30を含むが、ネットワークシステム1は、0、1又は複数のスイッチ30を含んでいても良い。また、図1には、1台のデータ集約装置40を示しているが、ネットワークシステム1は、複数のデータ集約装置40を含んでいても良い。また、ネットワークシステム1が備えるデータ出力装置20の数は限定しない。
PoEハブ10は、データ出力装置20及びデータ集約装置40などの各種機器を接続可能なネットワークハブである。図1に示すPoEハブ10は、一例として、複数のデータ出力装置20及び1台のデータ集約装置40が接続している。PoEハブ10は、データ出力装置20とデータ集約装置40との間の通信を中継する。また、PoEハブ10は、データ出力装置20に電力を供給することができる。
PoEハブ10は、一例として、制御部11、コントローラー12、ポート13、接続I/F15、バッファー16及び電源17を含む。なお、PoEハブ10は、給電装置の一例である。
制御部11は、PoEハブ10の動作に必要な演算及び制御などの処理を行う。制御部11は、例えば、プロセッサー及びメモリを含む。制御部11は、例えば、当該メモリなどに記憶されたファームウェア又はシステムソフトウェアなどのプログラムに基づいて、PoEハブ10の各種の機能を実現するべく各部を制御する。また、制御部11は、当該プログラムに基づいて後述する処理を実行する。なお、当該プログラムの一部又は全部は、制御部11の回路内に組み込まれていても良い。制御部11は、プロセッサーとして、例えば、CPU(central processing unit)、MPU(micro processing unit)、SoC(system on a chip)、DSP(digital signal processor)、ASIC(application specific integrated circuit)、PLD(programmable logic device)又はFPGA(field-programmable gate array)などを含む。あるいは、制御部11は、これらのうちの複数を組み合わせたものを含んでも良い。
PoEハブ10は、複数のコントローラー12を含む。それぞれのコントローラー12は、1又は複数のポート13を制御するコントローラーである。
PoEハブ10は、複数のポート13を含む。それぞれのポート13は、データ出力装置20などの各種機器との有線接続が可能である。各種機器との接続は、例えばLAN(local area network)ケーブルなどを用いる。
図2は、PoEハブ10のコントローラー12及びポート13の構成の一例を示す図である。なお、図2におけるPoEハブ10は、コントローラー12及びポート13以外の構成を省略して示している。
図2に示すよう、PoEハブ10は、一例として、コントローラー12−1〜コントローラー12−4の4つのコントローラー12を含む。また、PoEハブ10は、一例として、ポート13−1〜ポート13−12の12個のポート13を含む。そして、各ポート13には、1台ずつデータ出力装置20が接続されている。図2には、各ポート13に接続されているデータ出力装置20を、データ出力装置20−1〜データ出力装置20−12と示している。なお、図2では、全てのポート13にデータ出力装置20が接続されている様子を示しているが、装置が接続されていないポート13があっても良い。また、データ出力装置20以外の装置が接続されているポート13があっても良い。
各コントローラー12は、3個のポート13を制御する。図2には、コントローラー12−1が制御するポート13をグループG1、コントローラー12−2が制御するポート13をグループG2、コントローラー12−3が制御するポート13をグループG3、コントローラー12−4が制御するポート13をグループG4として示している。
ポート13−1〜ポート13−3はグループG1、ポート13−4〜ポート13−6はグループG2、ポート13−7〜ポート13−9はグループG3、ポート13−10〜ポート13−12はグループG4である。
また、図2は、グループGkのポートに接続された装置もグループGkとして示している。ただし、kは、1以上4以下の整数である。すなわち、データ出力装置20−1〜データ出力装置20−3はグループG1、データ出力装置20−4〜データ出力装置20−6はグループG2、データ出力装置20−7〜データ出力装置20−9はグループG3、データ出力装置20−10〜データ出力装置20−12はグループG4である。
図1の説明に戻る。
コントローラー14は、接続I/F15を制御するコントローラーである。なお、図1には、複数のコントローラー12及びコントローラー14をコントローラー群18と示している。コントローラー12及びコントローラー14は、ポート13に入力されたデータを中継して接続I/F15から出力する。したがって、コントローラー群18は、中継部の一例として機能する。
接続I/F15は、データ集約装置40などの各種機器との接続が可能である。接続I/F15は、接続している当該各種機器と通信するためのインターフェースである。接続I/F15とデータ集約装置40との接続は、典型的にはLANケーブルなどによる有線接続である。有線接続である場合には、接続I/F15は、ポートである。しかしながら、当該接続は、無線接続であっても良い。また、データ集約装置40は、図1に示すように、スイッチ30を介して接続I/F15と接続しても良いし、直接接続I/F15と接続しても良い。あるいは、データ集約装置40は、その他のネットワーク機器などを介して接続I/F15と接続しても良い。なお、接続I/F15は、第1の通信部の一例である。また、接続I/F15は、第1の接続部の一例である。
バッファー16は、PoEハブ10が帯域不足などを原因として送信しきれないデータを蓄積する。
電源17は、商用電源などから電力の供給を受けてPoEハブ10の各部に電力を供給する。また、電源17が供給する電力は、ポート13を介して、ポート13に接続されたデータ出力装置20に供給される。このとき、ポート13は、電力供給経路に介在することとなる。なお、電源17は、PoEハブ10の外部にあっても良い。
データ出力装置20は、各種データを生成して出力する装置である。データ出力装置20は、例えば、監視カメラなどのカメラ、マイク又は各種センサーなどである。データ出力装置20は、一例として、データ生成部21及び通信I/F(interface)22を含む。
データ生成部21は、各種データを生成する。データ出力装置20がカメラであれば、撮像素子によって撮像した信号に基づく動画データなどを生成する。また、データ出力装置20がマイクであれば、入力される音声に基づく音声データを生成する。なお、カメラが出力する動画データは、音声データを含んでも良い。また、データ出力装置20が各種センサーであれば、センシングに基づくセンシングデータなどを生成する。
通信I/F22は、データ出力装置20が通信するためのインターフェースである。通信I/F22は、例えば、LANケーブルなどを接続するためのポート及び、当該ポートを制御するコントローラーなどを含む。通信I/F22は、データ生成部21が生成するデータを出力(送信)する。なお、通信I/F22は、電源投入から一定の時間後に当該データを出力する。その後、通信I/F22は、当該データを一定の間隔T1ごとに出力する。例えば、T1=200ミリ秒である。このとき、通信I/F22は、200ミリ秒ごとにデータを出力する。以上より、通信I/F22は、電源投入から所定のタイミングでデータを出力する出力部の一例である。
また、通信I/F22は、接続されたケーブルから給電を受ける。データ出力装置20は、当該電力により動作する。
スイッチ30は、PoEハブ10が出力するデータを中継することで、データの送信経路を制御する。スイッチ30は、PoEハブ10が出力するデータをデータ集約装置40に送信する。スイッチ30は、一例として、バッファー31を含む。
バッファー31は、スイッチ30が帯域不足などを原因として送信しきれないデータを蓄積する。
データ集約装置40は、複数のデータ出力装置20が出力する各種データを記憶する。これにより、データ集約装置40は、複数のデータ出力装置20が出力する各種データを集約する。データ集約装置40は、一例として、記憶部41及び接続I/F42を含む。なお、データ集約装置40は、第1の機器の一例である。
記憶部41は、接続I/F42に入力するデータを記憶する装置である。記憶部41は、例えば、HDD(hard disk drive)、フラッシュメモリ又は磁気テープなどである。
接続I/F42は、データ集約装置40が通信するためのインターフェースである。接続I/F42は、例えば、LANケーブルなどを接続するためのポート及び、当該ポートを制御するコントローラーなどを含む。接続I/F42は、データ出力装置20が出力したデータなどが入力する。
以下、第1実施形態に係るネットワークシステム1の動作を図3などに基づいて説明する。なお、以下の動作説明における処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。図3は、PoEハブ10の制御部11による処理の一例を示すフローチャートである。制御部11は、例えば、制御部11のメモリなどに記憶されたプログラムに基づいてこの処理を実行する。
制御部11は、例えば、PoEハブ10の電源投入にともない図3に示す処理を開始する。なお、PoEハブ10は、例えば、PoEハブ10の電源スイッチがオンになることによって電源が投入される。あるいは、電源スイッチを有さないPoEハブ10は、PoEハブ10の電源17に対して電力が供給されることによって電源が投入される。
図3のステップS11においてPoEハブ10の制御部11は、変数a1の値を1にする。なお、変数a1は、どのコントローラー12を起動させるかを示す変数である。
ステップS12において制御部11は、コントローラー12−a1を起動させる。例えば、a1=1であれば、制御部11は、コントローラー12−1を起動させる。例えば、a1=2であれば、制御部11は、コントローラー12−2を起動させる。
コントローラー12−a1は、起動後、グループGa1に属する各ポート13を起動する。すなわち、コントローラー12−a1は、ポート13の初期設定を行う。初期設定は、ポート13を使用可能にするための設定を行う動作である。初期設定を完了することにより、ポート13の起動が完了する。そして、コントローラー12−a1は、ポート13に対して試験送信を実行させる。試験送信は、ポート13に装置が接続されている場合に、当該装置に給電が必要であるかの確認を行うための動作である。
ポート13は、試験送信後、動作を開始する。ポート13は、動作開始により、給電が必要な装置が接続されているならば給電を開始する。これにより、電源17からポート13を介して当該装置に電力が供給される。また、ポート13は、動作開始により、接続されている装置との通信を開始する。
ステップS13において制御部11は、変数a1の値が定数N1未満であるか否かを判定する。なお、定数N1は、PoEハブ10が備えるコントローラー12の数である。ここでは、コントローラー12の数は4であるので、N1=4である。制御部11は、変数a1の値が定数N1未満であるならば、ステップS13においてYesと判定してステップS14へと進む。
ステップS14において制御部11は、ステップS15の処理の実行を開始するまで予め定められた時間T1待機する。時間T2は、例えば、PoEハブ10の設計者などによって定められ、PoEハブ10のプログラムによって定義されている。あるいは、時間T2は、PoEハブ10の管理者又はサービスマンなどによって設定可能であっても良い。時間T2の決定方法については後述する。
ステップS15において制御部11は、変数a1の値を1増加させる。制御部11は、ステップS15の処理の後、ステップS12へと戻る。
そして、制御部11は、変数a1の値が定数N1以上であるならば、ステップS13においてNoと判定して図3に示す処理を終了する。
このように、制御部11は、変数a1の値が定数N1以上となるまで、ステップS12〜ステップS15を繰り返す。このとき、制御部11は、ステップS12〜ステップS15を繰り返す度に変数a1の値を1増加させる。これにより、制御部11は、時間T2ごとにコントローラー12を起動して、全てのコントローラー12を起動したら図3に示す処理を終了することとなる。すなわち、制御部11は、コントローラー12−1を起動してから時間T2後にコントローラー12−2を起動し、その時間T2後にコントローラー12−3を起動し、その時間T2後にコントローラー12−4を起動する。
これにより、グループごとのポート13の給電開始タイミングも時間T2ずつずれることとなる。すなわち、グループG1に属するポート13がデータ出力装置20に給電を開始してから時間T2後にグループG2に属するポート13がデータ出力装置20に給電を開始し、その時間T2後にグループG3に属するポート13がデータ出力装置20に給電を開始し、その時間T2後にグループG4に属するポート13がデータ出力装置20に給電を開始する。
図4は、データ出力装置20のデータ出力タイミングについて説明するための図である。
図4にはタイミングp1〜タイミングp4及びタイミングq1〜タイミングq4を示している。
タイミングp1は、コントローラー12−1が起動を開始するタイミングである。タイミングp2は、コントローラー12−2が起動を開始するタイミングである。タイミングp3は、コントローラー12−3が起動を開始するタイミングである。タイミングp4は、コントローラー12−4が起動を開始するタイミングである。
タイミングq1は、グループG1のデータ出力装置20がデータ出力を開始するタイミングである。タイミングq2は、グループG2のデータ出力装置20がデータ出力を開始するタイミングである。タイミングq3は、グループG3のデータ出力装置20がデータ出力を開始するタイミングである。タイミングq4は、グループG4のデータ出力装置20がデータ出力を開始するタイミングである。
タイミングp1からタイミングp2、タイミングp2からタイミングp3、タイミングp3からタイミングp4までの時間はいずれも時間T2である。したがって、タイミングq1からタイミングq2、タイミングq2からタイミングq3、タイミングq3からタイミングq4までの時間もいずれも時間T2である。
なお、時間T2は、各データ出力装置20がデータを出力する間隔T1に応じて設計者又は管理者などが適切に決定する。時間T2は、T2<(T1/(N1−1))であることが好ましく、T2=T1/N1であることがより好ましい。T2=T1/N1とすれば、データ出力装置20からPoEハブ10にデータが入力する間隔が最も均等となるためである。なお、T2=T1/N1であるときに当該間隔が均等となるのは、以下の理由による。
グループGN1のデータ出力装置20は、グループG1のデータ出力装置がデータを出力してから(N1−1)T2後にデータを出力する。また、グループG1のデータ出力装置20は、時間T1ごとにデータを出力するので、グループGN1のデータ出力装置がデータを出力してからグループG1のデータ出力装置がデータを出力するまでの時間T3は、
T3=(T1−(N1−1)T2) (1)
である。ここで、T3=T2であれば、データ出力装置20からPoEハブ10にデータが入力する間隔が均等である。したがって、
T2=(T1−(N1−1)T2) (2)
なので、
T2=T1/N1 (3)
である。
また、T2≧(T1/(N1−1))である場合、時間T3が負の値となる。すなわち、グループG1のデータ出力装置20がデータを出力してから、グループG1のデータ出力装置がもう一度データ出力するまでの間にグループGN1のデータ出力装置20がデータを出力できない。これにより、T2≧(T1/(N1−1))である場合、複数のグループのデータ出力装置20が同時又は近い時間にデータを出力することとなり、PoEハブ10のトラフィックが増えてしまう可能性がある。このため、T2<(T1/(N1−1))であることが好ましい。
また、時間T2は、値が小さすぎると、複数のグループのデータ出力装置20が同時又にデータを出力している時間が存在することとなってPoEハブ10のトラフィックが増えてしまう可能性があり好ましくない。例えば、データ出力装置20のデータ出力にかかる時間がT4であるならば、T2>T4であることが好ましい。T2>T4であれば、任意のあるグループのデータ出力装置20のデータ出力が終わってから、その他のグループのデータ出力装置20のデータ出力が始まることとなり、複数のグループのデータ出力装置20が同時にデータを出力している時間は無くなる。
以上より、複数のポート13のうちの、グループが異なる2つのポート13は、一方が第2の通信部の一例で、もう一方が第3の通信部の一例である。また、第2の通信部であるポート13に接続されるデータ出力装置20は、第2の機器の一例である。そして、第3の通信部であるポート13に接続されるデータ出力装置20は、第3の機器の一例である。さらに、第2の機器であるデータ出力装置20が出力するデータは、第1のデータの一例である。また、第3の機器であるデータ出力装置20が出力するデータは、第2のデータの一例である。
さらに、以上より、第2の接続部であるポート13を制御するコントローラー12は、第1のコントローラーの一例である。そして、第3の接続部であるポート13を制御するコントローラー12は、第2のコントローラーの一例である。
また、第1実施形態においては、制御部11が、給電開始タイミングをずらすタイミング決定部の一例として機能する。
第1実施形態のネットワークシステム1によれば、PoEハブ10は、異なるグループのデータ出力装置20への給電開始タイミングをずらす。これにより、グループが異なるデータ出力装置20は、データ出力のタイミングがずれる。したがって、PoEハブ10は、同一の装置が多数接続されている場合でもネットワークトラフィックの増大を抑えることができる。
また、第1実施形態のネットワークシステム1によれば、PoEハブ10は、データ出力装置20が接続されるポート13を制御する複数のコントローラー12の起動タイミングをずらす。これにより、グループが異なるデータ出力装置20は、データ出力のタイミングがずれる。
〔第2実施形態〕
第2実施形態のネットワークシステム1は、第1実施形態とは異なりコントローラー12の起動タイミングではなくポート13の起動タイミングをずらしたものである。
第2実施形態のネットワークシステム1の構成は第1実施形態と同様であるので説明を省略する。ただし、第2実施形態では、図5に示すように第1実施形態とは異なるようにグループ分けするものとする。図5は、PoEハブ10のコントローラー12及びポート13の構成の一例を示す図である。図5には、グループH1〜グループH3を示している。すなわち、1つのコントローラー12の制御する3つのポートがそれぞれ異なるグループになっている。また、1つのグループに含まれるポートは、それぞれが異なるコントローラー12によって制御されている。
ただし、同じコントローラー12が制御するポートが同じグループに属していても良く、同じコントローラー12が制御するポートが少なくとも2つのグループに分かれていれば良い。
また、図5では、全てのコントローラー12が、グループH1〜グループH3に属するポートをそれぞれ1つずつ制御している。しかしながら、コントローラー12によって、制御しているポートが属しているグループの構成が同じである必要はない。例えば、あるコントローラー12は、グループH1のポートを1つ、グループH2のポートを2つ制御する。そして、別のあるコントローラー12は、グループH2のポートを1つ、グループH3のポートを2つ制御する。といったように、コントローラー12ごとに、制御しているポートが属しているグループが異なっていても良い。
以下、第2実施形態に係るネットワークシステム1の動作を図6などに基づいて説明する。なお、以下の動作説明における処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。図6は、PoEハブ10のコントローラー12による処理の一例を示すフローチャートである。コントローラー12は、例えば、コントローラー12内のメモリなどに記憶されたプログラムに基づいてこの処理を実行する。
第2実施形態では、制御部11は、PoEハブ10の電源投入にともない各コントローラー12を起動させる。第2実施形態では、制御部11は、各コントローラー12の起動開始タイミングをずらすことはしない。
各コントローラー12は、起動にともない、図6に示す処理を開始する。
図6のステップS21においてPoEハブ10のコントローラー12は、変数a2の値を1にする。なお、変数a2は、どのグループのポート13を起動するかを示す変数である。
ステップS22においてコントローラー12は、グループHa2に属するポート13を起動する。例えば、変数a2=1であるとき、コントローラー12は、グループH1に属するポート13を起動する。コントローラー12は、ポート13の初期設定を行うことでポート13を起動する。
ステップS23においてコントローラー12は、ポート13に対して試験送信を実行させる。試験送信を実行したポート13は、動作を開始する。ポート13は、動作開始により、給電が必要な装置が接続されているならば給電を開始する。また、ポート13は、動作開始により、接続されている装置との通信を開始する。
ステップS24においてコントローラー12は、変数a2の値が定数N2未満であるか否かを判定する。なお、定数N2は、グループ分けの数である。ここでは、グループは、グループH1〜グループH3の3グループなので、N2=3である。コントローラー12は、変数a2の値が定数N2未満であるならば、ステップS24においてYesと判定してステップS25へと進む。
ステップS25においてコントローラー12は、ステップS26の処理の実行を開始するまで予め定められた時間T5待機する。
ステップS26においてコントローラー12は、変数a2の値を1増加させる。コントローラー12は、ステップS26の処理の後、ステップS21へと戻る。
そして、コントローラー12は、変数a2の値が定数N2以上であるならば、ステップS24においてNoと判定して図6に示す処理を終了する。
このように、コントローラー12は、変数a2の値が定数N2以上となるまで、ステップS22〜ステップS26を繰り返す。このとき、コントローラー12は、ステップS22〜ステップS26を繰り返す度に変数a2の値を1増加させる。これにより、コントローラー12は、時間T5ごとに異なるグループのポート13を起動する。そして、コントローラー12は、全てのグループのポート13を起動して試験送信を行わせたら図6に示す処理を終了することとなる。すなわち、コントローラー12は、グループH1のポート13を起動してから時間T5後にグループH2のポート13を起動し、その時間T5後にグループH3のポート13を起動する。
これにより、グループごとのポート13の電力供給開始タイミングは時間T5ずつずれることとなる。すなわち、グループH1に属するポート13がデータ出力装置20に給電を開始してから時間T5後にグループH2に属するポート13がデータ出力装置20に給電を開始し、その時間T5後にグループH3に属するポート13がデータ出力装置20に給電を開始する。
なお、時間T5は、各データ出力装置20がデータを出力する間隔T1に応じて設計者又は管理者などが適切に決定する。時間T5は、T5<(T5/(N2−1))であることが好ましく、T5=T1/N2であることがより好ましい。T5=T1/N2とすれば、データ出力装置20からPoEハブ10にデータが入力する間隔が最も均等となるためである。なお、T5=T1/N2であるときに当該間隔が均等となるのは、以下の理由による。
グループHN2のデータ出力装置20は、グループH1のデータ出力装置がデータを出力してから(N2−1)T5後にデータを出力する。また、グループH1のデータ出力装置20は、時間T1ごとにデータを出力するので、グループHN2のデータ出力装置がデータを出力してからグループH1のデータ出力装置がデータを出力するまでの時間T3は、
T3=(T1−(N2−1)T5) (4)
である。ここで、T3=T5であれば、データ出力装置20からPoEハブ10にデータが入力する間隔が均等である。したがって、
T5=(T1−(N2−1)T5) (5)
なので、
T5=T1/N2 (6)
である。
また、T5≧(T1/(N2−1))である場合、時間T3が負の値となる。すなわち、グループH1のデータ出力装置20がデータを出力してから、グループH1のデータ出力装置がもう一度データ出力するまでの間にグループHN2のデータ出力装置20がデータを出力できない。これにより、T5≧(T1/(N2−1))である場合、複数のグループのデータ出力装置20が同時又は近い時間にデータを出力することとなり、PoEハブ10のトラフィックが増えてしまう可能性がある。このため、T5<(T1/(N2−1))であることが好ましい。
また、時間T5は、値が小さすぎると、複数のグループのデータ出力装置20が同時又にデータを出力している時間が存在することとなってPoEハブ10のトラフィックが増えてしまう可能性があり好ましくない。例えば、データ出力装置20のデータ出力にかかる時間がT4であるならば、T5>T4であることが好ましい。T5>T4であれば、任意のあるグループのデータ出力装置20のデータ出力が終わってから、その他のグループのデータ出力装置20のデータ出力が始まることとなり、複数のグループのデータ出力装置20が同時にデータを出力している時間は無くなる。
以上より、第2実施形態においては、コントローラー12が、給電開始タイミングをずらすタイミング決定部の一例として機能する。
第2実施形態のネットワークシステム1によれば、PoEハブ10は、異なるグループのデータ出力装置20への給電開始タイミングをずらす。これにより、グループが異なるデータ出力装置20は、データ出力のタイミングがずれる。したがって、PoEハブ10は、同一の装置が多数接続されている場合でもネットワークトラフィックの増大を抑えることができる。
また、第2実施形態のネットワークシステム1によれば、PoEハブ10は、コントローラー12が制御しているポート13の起動タイミングをグループごとにずらす。これにより、グループが異なるデータ出力装置20は、データ出力のタイミングがずれる。
〔第3実施形態〕
第3実施形態のネットワークシステム1は、ポート13の初期設定が終わった後に電源の供給を開始する前の状態で一時停止させ、再開させる(ホールドを解除する)タイミングをずらすものである。
第3実施形態のネットワークシステム1の構成は第2実施形態と同様であるので説明を省略する。また、第3実施形態のグループ分けは、第2実施形態と同様である。
以下、第3実施形態に係るネットワークシステム1の動作を図7などに基づいて説明する。なお、以下の動作説明における処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。図7は、PoEハブ10のコントローラー12による処理の一例を示すフローチャートである。コントローラー12は、例えば、コントローラー12内のメモリなどに記憶されたプログラムに基づいてこの処理を実行する。
第3実施形態では、制御部11は、PoEハブ10の電源投入にともない各コントローラー12を起動させる。第3実施形態では、制御部11は、第2実施形態と同様に各コントローラー12の起動開始タイミングをずらすことはしない。
各コントローラー12は、起動にともない、図7に示す処理を開始する。
ステップS31においてコントローラー12は、制御している各ポート13を、グループに拘らず全て起動する。すなわち、コントローラー12は、各ポート13の初期設定を行う。
ステップS32においてコントローラー12は、起動させた各ポート13が試験送信を実行しないようにホールドする。すなわち、コントローラー12は、各ポート13を一時停止させる。
ステップS33においてコントローラー12は、変数a3の値を1にする。なお、変数a3は、どのグループのポート13のホールドを解除するかを示す変数である。
ステップS34においてコントローラー12は、グループHa3に属するポート13のホールドを解除する。すなわち、コントローラー12は、グループHa3に属するポート13の一次停止を解除する。例えば、変数a3=1であれば、コントローラー12は、グループH1に属するポート13をホールド解除する。
ステップS35においてコントローラー12は、ホールドを解除したグループHa3に属するポート13に対して試験送信を実行させる。試験送信を実行したポート13は、動作を開始する。ポート13は、動作開始により、給電が必要な装置が接続されているならば給電を開始する。また、ポート13は、動作開始により、接続されている装置との通信を開始する。
ステップS36においてコントローラー12は、変数a3の値が定数N2未満であるか否かを判定する。コントローラー12は、変数a3の値が定数N2未満であるならば、ステップS36においてYesと判定してステップS37へと進む。
ステップS37においてコントローラー12は、ステップS38の処理の実行を開始するまで予め定められた時間T5待機する。
ステップS38においてコントローラー12は、変数a3の値を1増加させる。コントローラー12は、ステップS38の処理の後、ステップS34へと戻る。
そして、コントローラー12は、変数a3の値が定数N2以上であるならば、ステップS36においてNoと判定して図7に示す処理を終了する。
このように、コントローラー12は、変数a3の値が定数N2以上となるまで、ステップS34〜ステップS38を繰り返す。このとき、コントローラー12は、ステップS34〜ステップS38を繰り返す度に変数a3の値を1増加させる。これにより、コントローラー12は、時間T5ごとに異なるグループのポート13のホールドを解除する。そして、コントローラー12は、全てのグループのポート13のホールドを解除して試験送信を行わせたら図7に示す処理を終了することとなる。すなわち、コントローラー12は、グループH1のポート13のホールドを解除してから時間T5後にグループH2のポート13のホールドを解除し、その時間T5後にグループH3のポート13のホールドを解除する。
これにより、グループごとのポート13の電力供給開始タイミングは、第2実施形態と同様に時間T5ずつずれることとなる。また、時間T5の長さは、第2実施形態と同様に決定される。
以上より、第3実施形態においては、コントローラー12が、給電開始タイミングをずらすタイミング決定部の一例として機能する。
第3実施形態のネットワークシステム1によれば、PoEハブ10は、異なるグループのデータ出力装置20への給電開始タイミングをずらす。これにより、グループが異なるデータ出力装置20は、データ出力のタイミングがずれる。したがって、PoEハブ10は、同一の装置が多数接続されている場合でもネットワークトラフィックの増大を抑えることができる。
また、第3実施形態のネットワークシステム1によれば、PoEハブ10は、コントローラー12が制御しているポート13のホールド解除タイミングをグループごとにずらす。これにより、グループが異なるデータ出力装置20は、データ出力のタイミングがずれる。
上記の第1実施形態〜第3実施形態は以下のような変形も可能である。
第1実施形態のPoEハブ10は、コントローラー12を1つずつ起動した。しかしながら、実施形態のPoEハブ10は、複数のコントローラー12を一度に起動しても良い。ただし、この場合でも、PoEハブ10は、いずれか2つのコントローラー12の起動タイミングがずれるようにする。例えば、制御部11は、コントローラー12−1及びコントローラー12−2を一度に起動した後、予め定められた時間T6待機して、コントローラー12−3及びコントローラー12−4を一度に起動する。

第1実施形態のPoEハブ10は、コントローラー12の起動タイミングをずらすことで、データ出力装置20に対する電力供給開始タイミングをずらした。また、第2実施形態のPoEハブ10は、ポート13の起動タイミングをずらすことで、データ出力装置20に対する電力供給開始タイミングをずらした。しかしながら、実施形態のPoEハブ10は、コントローラー12の起動タイミングとポート13の起動タイミングの両方をずらすことでデータ出力装置20に対する電力供給開始タイミングをずらしても良い。例えば、制御部11は、コントローラー12の起動を150ミリ秒ずつずらす。そして、各コントローラー12は、ポート13の起動を50ミリ秒ずつずらす。これにより、12個のポートが50ミリ秒毎に1個ずつ起動する。すなわち、最初のポートが起動してから50ミリ秒目に2個目のポート13が、100ミリ秒後に3個目のポート13が、…、550ミリ秒後に12個目のポート13が起動する。そして、起動した各ポート13は、接続しているデータ出力装置20に電力供給を開始する。これにより、各データ出力装置20に対する電力供給開始タイミングが50ミリ秒ずつずれる。
実施形態のネットワークシステムは、PoEハブ10に代えてPoE給電機能を有するルーターを用いるシステムであっても良い。
上記の実施形態では、PoEハブ10を用いたネットワークシステム1を例に実施形態の給電システムを説明した。しかしながら、実施形態の給電システムは、PoEハブ10に代えてUSB(universal serial bus)ハブを、LANケーブルに代えてUSBケーブル用いたシステムであっても良い。あるいは、実施形態の給電システムは、その他の、給電及び通信を行うことのできるケーブル及び当該ケーブルを用いた通信及び給電のためのハブを用いたシステムであっても良い。これらのハブは、給電装置の例である。
制御部11は、上記実施形態においてプログラムによって実現する処理の一部又は全部を、回路のハードウェア構成によって実現するものであっても良い。
上記実施形態における各装置は、例えば、上記の各処理を実行するためのプログラムが記憶された状態で各装置の管理者などへと譲渡される。あるいは、当該各装置は、当該プログラムが記憶されない状態で当該管理者などに譲渡される。そして、当該プログラムが別途に当該管理者などへと譲渡され、当該管理者又はサービスマンなどによる操作に基づいて当該各装置に記憶される。このときのプログラムの譲渡は、例えば、ディスクメディア又は半導体メモリなどのようなリムーバブルな記憶媒体を用いて、あるいはインターネット又はLANなどを介したダウンロードにより実現できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1……ネットワークシステム、10……PoEハブ、11……制御部、12,14……コントローラー、13……ポート、15,42……接続I/F、16,31……バッファー、17……電源、18……コントローラー群、20……データ出力装置、21……データ生成部、22……通信I/F、30……スイッチ、40……データ集約装置、41……記憶部

Claims (5)

  1. 第1の機器が接続される第1の接続部と、
    第2の機器が有線接続され、電源から前記第2の機器に給電する経路に介在し、前記第2の機器が出力する第1のデータの入力を受ける第2の接続部と、
    第3の機器が有線接続され、前記電源から前記第3の機器に給電する経路に介在し、前記第3の機器が出力する第2のデータの入力を受ける第3の接続部と、
    前記第2の接続部に入力された前記第1のデータ及び前記第3の接続部に入力された前記第2のデータを前記第1の接続部から出力する中継部と、
    前記第2の機器への給電開始タイミングと前記第3の機器への給電開始タイミングとをずらすタイミング決定部と、を備える給電装置。
  2. 前記第2の接続部を制御する第1のコントローラーと、
    前記第3の接続部を制御する第2のコントローラーと、をさらに備え、
    前記タイミング決定部は、前記第1のコントローラーの起動タイミングと前記第2のコントローラーの起動タイミングとをずらすことで、前記第2の機器への給電開始タイミングと前記第3の機器への給電開始タイミングとをずらす、請求項1に記載の給電装置。
  3. 前記タイミング決定部は、前記第1の接続部の起動タイミングと前記第2の接続部の起動タイミングとをずらすことで、前記第2の機器への給電開始タイミングと前記第3の機器への給電開始タイミングとをずらす、請求項1に記載の給電装置。
  4. 前記タイミング決定部は、前記第1の接続部を起動後に一時停止させ、前記第2の接続部を起動後に一時停止させ、前記第1の接続部の動作を再開させるタイミングと、前記第2の接続部の動作を再開させるタイミングとをずらすことで、前記第2の機器への給電開始タイミングと前記第3の機器への給電開始タイミングとをずらす、請求項1に記載の給電装置。
  5. 複数の出力装置及び給電装置を含み、
    前記出力装置は、電源投入から所定のタイミングでデータを出力する出力部を備え、
    前記給電装置は、
    機器が接続される第1の接続部と、
    前記出力装置が有線接続され、電源から前記出力装置に給電する経路に介在する第2の接続部と、
    前記出力装置が有線接続され、前記電源から前記出力装置に給電する経路に介在する第3の接続部と、
    前記出力装置から出力されて前記第2の接続部に入力する前記データを、前記第1の接続部から出力し、前記出力装置から出力されて前記第3の接続部に入力する前記データを、前記第1の接続部から出力する中継部と、
    前記第1の接続部に接続された前記出力装置への給電開始タイミングと前記第2の接続部に接続された前記出力装置への給電開始タイミングとをずらすタイミング決定部と、
    を備える、給電システム。
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