JP2021122995A - 樹脂成形品 - Google Patents

樹脂成形品 Download PDF

Info

Publication number
JP2021122995A
JP2021122995A JP2020016658A JP2020016658A JP2021122995A JP 2021122995 A JP2021122995 A JP 2021122995A JP 2020016658 A JP2020016658 A JP 2020016658A JP 2020016658 A JP2020016658 A JP 2020016658A JP 2021122995 A JP2021122995 A JP 2021122995A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin molded
molded product
printed
area
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020016658A
Other languages
English (en)
Inventor
真 柳田
Makoto Yanagida
真 柳田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP2020016658A priority Critical patent/JP2021122995A/ja
Publication of JP2021122995A publication Critical patent/JP2021122995A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Printing Methods (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】外観意匠が向上するようにした樹脂成形品を提供する。【解決手段】片面41の基底面41a1に図柄70が印刷される印刷領域42と前記印刷領域42の周囲に複数の凸部が形成されたシボ43領域とを備える樹脂成形品40において、前記印刷領域が前記基底面41a1よりも突出している。【選択図】図1

Description

本発明は、樹脂成形品に関する。
例えば、図4に示すような空気調和機100では、樹脂成形品からなる外郭構造体110に外観意匠の向上のために、外郭構造体110の表面に複数の凸部(例えば複数の突起や複数の突条)を分散して配置したシボ(皺)を施すシボ加工が行われる。シボ加工した樹脂成形品については、特許文献1に記載がある。そして、このシボ加工された表面側の所定箇所111に、図5に示すような図柄(文字や図形、以下同じ)の印刷を行う場合は、シボ加工されない領域112を形成して、その領域を図柄が印刷される印刷領域として、いわゆるスクリーン印刷により所望の図柄を樹脂成型品の表面に印刷している。
図6にシボ加工された樹脂成形品4001の表面にスクリーン印刷により図柄を印刷する従来手法を示す。図6(a)と図6(b)に従来の樹脂成形品の製造装置として、第1金型1001と第2金型2001が用意される。4001は樹脂成形品である。第1金型1001には、逆印刷領域1201の周囲にエッチングが施され、突起1301aを複数個配置した逆シボ1301が形成される。
この第1金型1001の片面1101に第2金型2001の片面2101を対向させて、片面1101と片面2101の間に樹脂を注入する。注入した樹脂が固化した後、第1金型1001と第2金型2001を分離させると、表面4101に第1金型1001の逆印刷領域1201と逆シボ1301の形状を反転させた形状を有する樹脂成形品4001を得ることができる(図6(c))。
この樹脂成形品4001は、表面4101に基底面41aからの高さがh2の凸部としての突起が複数配置されたシボ4301と、基底面41aと同じ高さの印刷領域4401が形成される。図6(d)に示すシボ4301と印刷領域4401の上面にスクリーン50を配置して、そのスクリーン50の上からインク60により印刷領域4401に図柄を印刷しようとすると、図7を合わせて参照して図柄の大きさに比べて印刷領域4401の面積が十分に大きくない場合には、シボ4301に邪魔されて印刷領域4401にスクリーン50を十分押し付けることできず、印刷領域4401に必要な量のインク60を届かせることができない。このため、印刷された図柄70が潰れたり、歪んだりすることで、本来求めていた印刷状態とは異なった図となり、外観意匠が劣化する問題がある。
これを解決するために、図8に示すように、印刷領域4401の面積を図6の場合よりも大きくすることが考えられるが、この場合は図9に示すように、図柄70は正常に印刷されるものの、その図柄70の周囲に無印刷部分4401aが広く残り、やはり外観意匠が劣化する問題がある。
特開2009−198104号公報
本発明は外観意匠が向上した樹脂成形品を、提供することである。
上記目的を達成するために本発明は、基底面に図柄が印刷される印刷領域と複数の凸部が形成されたシボ領域とを備える樹脂成型品において、前記印刷領域が前記基底面よりも突出していることを特徴とする。
本発明によれば外観意匠が向上した樹脂成形品を提供することができる。
本発明の実施例の樹脂成形装置による樹脂成形品の製造工程の説明図である。 図1の製造工程によって製造された樹脂成形品に図柄を印刷する説明図である。 図2の印刷によって印刷された図柄の説明図である。 空気調和機の斜視図である。 図4の空気調和機の印刷部分の説明図である。 従来の樹脂成形品に図柄を印刷する説明図である。 図6の印刷により印刷された図柄の説明図である。 従来の樹脂成形品に図柄を印刷する別の例の説明図である。 図8の印刷により印刷された図柄の説明図である。
図1(a)〜(d)に本発明の実施例の樹脂成形品の製造工程を示す。本発明の樹脂成形品の製造装置として、第1金型10と第2金型20が用意される。また、30はマスク材、40は樹脂成形品である。第1金型10には、その片面11に深さがh1の凹形状の逆印刷領域12が形成されている(図1(a))。この逆印刷領域12に厚みがh1のマスク材30を装着した状態で、この片面11をエッチングすることによって、片面11までの高さがh2(<h1)の突起13aを複数個配置した逆シボ13が形成される(図1(b))。逆シボ13を形成した後、マスク材30は取り除かれる。
次に、この第1金型10の片面11に第2金型20の片面21を対向させて、片面11と片面21の間に樹脂を注入する(図1(c))。注入した樹脂が固化した後、第1金型10と第2金型20を分離させれば、表面41に第1金型10の逆印刷領域12と逆シボ13の形状を反転させた形状を有する樹脂成形品40を得ることができる(図1(d))。
この樹脂成形品40の表面41には、基底面41aからの高さが第1金型10の逆印刷領域12の深さh1と同じ高さの印刷領域42と、第1金型10の突起11aと逆形状で基底面41aからの高さがh2の凸部としての突起43aが複数配置されたシボ領域43が形成される。ここでh1とh2の大きさの関係はh1>h2に設定されており、印刷領域42の高さは突起43aの先端43a1の高さよりも高く形成され、印刷領域42は突起43aより突出した状態となる。
この樹脂成形品40の印刷領域42に印刷を行うときは、図2に示すように、樹脂成形品40の表面41に所定の図柄が形成されたスクリーン50を載せて、インク60を刷り込むスクリーン印刷を実施する。これにより、印刷領域42のみに当該の図柄の印刷を行うことができる。
このとき、印刷領域42の高さがシボ領域43の突起43aの先端43a1の高さより高く形成されているためスクリーン50を従来のように印刷領域42に特別に押し付ける必要はないので、その印刷領域42に印刷される図柄70は、図3に示すように明瞭になる。また、印刷領域42の大きさは図柄70を印刷するために必要最小限の大きさに設定できるので、印刷領域42に無印刷部分が広く残る恐れもない。
このように、樹脂成形品40のシボ領域43を有する表面41に形成された印刷領域42に図柄70を正常に印刷することができ、印刷された図柄70の周囲に余分な無印刷部分が残ることもないので、シボ領域43が形成された表面41においても図柄の印刷品質を向上させることができる。
なお、印刷領域42の高さh1は、シボ領域43の突起43aの高さh2以下(h1≦h2)であっても良い。少なくとも印刷領域42が基底面41aよりも高く形成されていれば、従来よりも無印刷部分を小さくすることができる。また、シボ領域43を形成する凸部は突起43aに限られるものではなく、突起43aがランダムの長さで直線状又は曲線状に連続する突条を複数配置することでシボ領域43を形成してもよい。
10:第1金型、11:片面、12:逆印刷領域、13:逆シボ、13a:突起
20:第2金型、21:片面
30:マスク材
40,40A:樹脂成形品、41:表面、41a:基底面、42:印刷領域、43:シボ、
43a:突起、44:印刷領域
50:スクリーン
60:インク
70:図柄

Claims (1)

  1. 基底面に図柄が印刷される印刷領域と前記印刷領域の周囲に複数の凸部が形成されたシボ領域とを備える樹脂成型品において、前記印刷領域が前記基底面よりも突出していることを特徴とする樹脂成型品。
JP2020016658A 2020-02-03 2020-02-03 樹脂成形品 Pending JP2021122995A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020016658A JP2021122995A (ja) 2020-02-03 2020-02-03 樹脂成形品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020016658A JP2021122995A (ja) 2020-02-03 2020-02-03 樹脂成形品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021122995A true JP2021122995A (ja) 2021-08-30

Family

ID=77459890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020016658A Pending JP2021122995A (ja) 2020-02-03 2020-02-03 樹脂成形品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021122995A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59109387A (ja) * 1982-12-16 1984-06-25 Yoshida Kogyo Kk <Ykk> 合成樹脂製容器の表面に模様を形成する方法及びその製品
JPS60191467U (ja) * 1984-05-29 1985-12-19 カガク印刷株式会社 樹脂ステンドグラス
JP2006205529A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Sharp Corp 印刷方法及び機器部材

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59109387A (ja) * 1982-12-16 1984-06-25 Yoshida Kogyo Kk <Ykk> 合成樹脂製容器の表面に模様を形成する方法及びその製品
JPS60191467U (ja) * 1984-05-29 1985-12-19 カガク印刷株式会社 樹脂ステンドグラス
JP2006205529A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Sharp Corp 印刷方法及び機器部材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3445352B2 (ja) 印刷版
CN110712443B (zh) 一种凹凸纹理模具及其制作方法、应用
JPS594880B2 (ja) 印刷回路板用孔あき鋼板の穿孔法
JP2021122995A (ja) 樹脂成形品
JP5750747B1 (ja) 微細線模様の成形方法
US20110006187A1 (en) Method of forming a knife mold by etching once and the knife mold formed by the method
CA2681171A1 (en) Method of making a thermoformed article using a pre-print distortion
JP4925913B2 (ja) エンボス刻印加工
JP5339736B2 (ja) 成形用型の作製方法および成形用型
CN217099367U (zh) 烫金凹凸一体板
KR102319956B1 (ko) 문양이 구조화된 버클
KR200408679Y1 (ko) 자동차 번호판 성형용 활자판
JPH08118779A (ja) パッド印刷方法
US20190160841A1 (en) Stamp
JP2905455B2 (ja) キーボードのキーの製造方法
JP3464194B2 (ja) 模様箔及びその製造方法
CN217293856U (zh) 一种可以更换局部区域的印版结构
KR101354955B1 (ko) 엠보싱 형성과 제거를 통한 점자 각인 판 제조방법
TWI344422B (en) Plastic component having a pattern and fabrication method thereof
US311411A (en) James o
JP2004268552A (ja) 微細エンボス加工方法及び装置
US3179988A (en) Matrix for producing printing slugs and process for making the matrix
CN117429045A (zh) 一种pe薄膜局部金砂拉丝工艺
JP2002263746A (ja) プレス成形用金型装置
US20090232360A1 (en) Pre-print distortion

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20200330

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220729

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20231114