JP2021122760A - 塗工装置および塗工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】塗工開始部および塗工終了部における膜厚のばらつきが少ない塗工膜を形成させることが可能な塗工装置および塗工方法を提供する。
【解決手段】入口側に供給手段20から塗液3が供給され、出口側がダイ10と接続され、シャフトの動作によって内部の弁体42の位置が変化し、塗液3の流路を形成する開状態と遮断する閉状態との2つの状態が切り替え制御される供給バルブ41と、出口側が塗液3をタンク22へ戻す配管であるリターン配管24と接続され、シャフトの動作によって内部の弁体52の位置が変化し、流路を形成する開状態と遮断する閉状態との2つの状態が切り替え制御されるリターンバルブ51と、を有し、供給バルブ41の弁体42を移動させる駆動源がモータ方式であり、リターンバルブ51の弁体52を移動させる駆動源がエア方式であって、供給バルブ41の弁体42の移動速度の方がリターンバルブ51の弁体52の移動速度よりも速い。
【選択図】図1

Description

本発明は、基材に塗工膜を塗工する塗工装置に関するものである。
ロールツーロールで送られる基材に、塗工液をダイの吐出口から塗工して電池の極板等を製造することが行われている。基材上に形成される塗工層の厚さは、例えば電池の場合、電池の充放電量に直接影響を与えることから、基材に塗工する塗工液の膜厚管理は非常に重要となる。つまり、塗工液は、基材の幅方向及び送り方向に沿って均一な厚さで塗工される必要がある。
特許文献1には、活物質を含む電極材が長尺状の金属箔に間欠的に塗工される塗工装置および塗工方法が記載されている。すなわち、ロールツーロールで搬送される金属箔に対して塗工と中断が繰り返されて電極材が金属箔に塗工される。そして、その後切断、プレスといった工程を経ることによって電池用電極が形成される。
このように基材へ間欠的に塗工を行う塗工装置の塗工部の一実施例を図5に示す。塗工部100は、ダイ101と供給手段102とを有し、供給手段102からダイ101に供給された塗液3がダイ101の内部のマニホールド103およびスリット104を経由して、基材2に対向する吐出口105から吐出される。
また、供給手段102とダイ101とを繋ぐ供給配管106の途中には供給バルブ107が設けられており、供給バルブ107の内部に設けられた弁体108の位置がエアシリンダ109によるシャフトの動作によって変化することにより、塗液3の流路を形成する開状態と塗液3の流路を遮断する閉状態との2つの状態が切り替え制御される。ここで、供給バルブ107が開状態になった時にダイ101の吐出口105から塗液3が吐出されて塗工が開始し、供給バルブ107が閉状態になった時にダイ101への塗液3の供給が途切れて基材2上の塗液3の塗工が中断される。すなわち、エアシリンダ109の動作を制御して弁体108の位置を制御し、供給バルブ107の開状態と閉状態とを繰り返すことにより、基材2に間欠的に塗工膜が形成される。
また、供給バルブ107の手前にはリターンバルブ110があり、供給バルブ107の弁体108が閉状態であってダイ101への塗液3の供給が中断されている間、リターンバルブの弁体111が開状態となることにより、塗液3は供給手段102へ回収される。また、供給バルブ107の弁体108が開状態であってダイ101へ塗液3が供給されている間、リターンバルブの弁体111は閉状態となっている。この弁体111の駆動は、エアシリンダ112によって行われる。
特許文献1:特開2010−212143号公報
しかしながら、上記の塗工部100では、塗工開始部もしくは塗工終了部の少なくとも一方において膜厚のばらつきが生じるという問題があった。具体的には、ダイ101への塗液3の供給を停止する際に供給バルブ107内の弁体108の閉動作およびリターンバルブ110の弁体111の開動作を同時に行うが、特に供給バルブ107内の弁体108の閉動作が遅い場合、吐出口105における液切れが悪くなり、図6(a)および図6(b)に示すように塗工終了部において塗液3が引きずられ、スジ状の終端部が形成さえれるおそれがあった。一方、供給バルブ107内の弁体108の開動作およびリターンバルブ110の弁体111の閉動作を同時に行ってダイ101への塗液3の供給を開始する際にも、特に供給バルブ107内の弁体108の開動作が遅い場合、図7(a)および図7(b)に示すように塗工開始部の塗工膜の膜厚が厚くなる可能性があった。特に、生産量の増大にともない基材への塗工速度が速くなる場合には、この塗工部の開始端部の盛上りや、塗工部の終端部でのスジが顕著に発生してしまっていた。
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、塗工開始部および塗工終了部における膜厚のばらつきが少ない塗工膜を形成させることが可能な塗工装置を提供することを目的としている。
上記の課題を解決するために本発明の塗工装置は、長尺方向に搬送される基材に対して塗液を吐出する、基材の幅方向に長い吐出口が形成されたダイと、塗液を貯留するタンクと、前記タンクに貯留された塗液を前記ダイに連通している流入部を経由させて前記ダイに供給する供給手段と、を備える塗工装置であり、入口側に前記供給手段から塗液が供給され、出口側が前記ダイと接続され、シャフトの動作によって内部の弁体の位置が変化し、塗液の流路を形成する開状態と塗液の流路を遮断する閉状態との2つの状態が切り替え制御される供給バルブと、入口側に前記供給手段から塗液が供給され、出口側が塗液を前記タンクへ戻す配管であるリターン配管と接続され、シャフトの動作によって内部の弁体の位置が変化し、塗液の流路を形成する開状態と塗液の流路を遮断する閉状態との2つの状態が切り替え制御されるリターンバルブと、を有し、前記供給バルブの弁体を移動させる駆動源がモータ方式であり、前記リターンバルブの弁体を移動させる駆動源がエア方式であって、前記供給バルブの弁体の移動速度の方が前記リターンバルブの弁体の移動速度よりも速いことを特徴としている。
上記塗工装置によれば、塗工開始部および塗工終了部における膜厚のばらつきが少ない塗工膜を形成させることができる。具体的には、供給バルブの弁体を移動させる駆動源がモータ方式であり、リターンバルブの弁体を移動させる駆動源がエア方式であって、供給バルブの弁体の移動速度の方がリターンバルブの弁体の移動速度よりも速いことにより、簡単な構成で供給バルブの弁体を素早く開状態もしくは閉状態にすることができるので、塗工部の開始端部の盛上りや、塗工部の終端部でのスジを軽減することができる。
また、前記供給バルブの弁体を移動させる駆動源はボイスコイルモータであることを特徴とすると良い。
こうすることにより、簡単な構成で供給バルブの弁体の動作速度を速めた構成を形成することができる。
また、前記供給バルブの弁体を移動させる駆動源を冷媒方式にて冷却する駆動源冷却手段をさらに有していても良い。
こうすることにより、モータの加熱が軽減された状態で供給バルブの弁体を高速で移動させることができる。
本発明の塗工装置によれば、塗工開始部および塗工終了部における膜厚のばらつきが少ない塗工膜を形成させることができる。
本発明の一実施形態における塗工装置の概略構成を説明する図であり、塗液を塗工している状態を示す図である。 本実施形態の塗工装置において塗液の塗工を中断している状態を表す図である。 塗工開始時における本実施形態の塗工装置の動作フロー図である。 塗工終了時における本実施形態の塗工装置の動作フロー図である。 従来の塗工装置を示す概略図である。 従来の塗工装置による塗工膜の膜厚分布を説明する図であり、図6(a)は上面図、図6(b)は正面図である。 従来の塗工装置による塗工膜の膜厚分布を説明する図であり、図7(a)は上面図、図7(b)は正面図である。
本発明の塗工装置について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例における塗工装置の概略構成を説明する図である。塗工装置1は、ロールツーロールで送られる基材2に、塗液3を塗工するための装置である。塗液3は、基材2の送り方向MDに沿って均一な厚さ(均一な塗工量)で塗工される。なお、基材2の幅方向TDは、基材2の送り方向MDに直交する方向であり、図1におけるY軸方向がこれに相当する。
塗工装置1は、基材2の幅方向に沿って長く構成されたダイ10と、このダイ10に塗液3を供給する供給手段20とを備えている。ダイ10において、その長手方向(図1におけるY軸方向)を幅方向TDといい、基材2の幅方向TDと同じである。この塗工装置1では、ダイ10に対向するローラ5が設置されており、ダイ10の幅方向TDとローラ5の回転中心線の方向とは平行である。基材2は、このローラ5に案内され、基材2とダイ10の吐出口18(後述のスリット12の先端)との間隔(隙間)が一定に保たれ、この状態で塗液3の塗工が行われる。
ダイ10は、先細り形状である第一リップ13aを有する第一分割体13と、先細り形状である第二リップ14aを有する第二分割体14とを、これらの間にシム板15を挟んで、組み合わせた構成からなる。ダイ10は、その内部に、幅方向TDに長い空間からなるマニホールド11と、このマニホールド11と繋がるスリット12とが形成され、また、第一リップ13aと第二リップ14aとの間には、スリット12の解放端である、幅方向に長い吐出口18が形成されている。すなわち、マニホールド11と吐出口18とは、スリット12を経由して繋がっている。
スリット12は、マニホールド11と同様に幅方向TDに長く形成されており、スリット12の幅方向寸法は、シム板15の内寸によって決定され、スリット12の幅方向寸法と略同一の幅方向寸法の塗液3を、基材2上に塗工することができる。スリット12の隙間寸法(高さ寸法)は、例えば0.1〜10mmである。なお、本実施形態では、スリット12の隙間方向が上下方向であり、幅方向が水平方向となる姿勢でダイ10は設置されている。つまり、マニホールド11及び第2のマニホールド24とスリット12とが水平方向に並んで配置される姿勢でダイ10は設置されている。したがって、マニホールド11に溜められている塗液3をスリット12および吐出口18を通じて基材2へと流す方向は水平方向となる。
なお、シム板15の厚さを変更することにより、マニホールド11内部の圧力(塗工圧力)を調整することができ、この調整によって、様々な特性を有する塗液3に対して均一な膜厚の塗工を行うことが可能となる。
また、本実施形態においては、塗液3が吐出口18を通じて基材2へと流れる方向を水平方向としたが、必ずしもこれに限定されず適宜変更が可能である。例えば、上方向としてもよいし、下方向としてもよく、任意の方向に設定することができる。
ダイ10の幅方向TDの中央部には、流入部16が設けられており、この流入部16は、ダイ10の外部からマニホールド11へ繋がる貫通孔(流入口)からなる。供給手段20は、この流入部16へ向けて塗液3を供給する供給配管21と、塗液3を貯留しているタンク22と、このタンク22内の塗液3を、パイプ21を通じてダイ10へ供給するためのポンプ23とを有している。以上より、供給手段20は、マニホールド11に流入部16から塗液3を供給することができる。なお、本実施形態では、図1に示すように、流入部16は、マニホールド11の底部17と繋がっており、この底部17から塗液3を流入させる構成としている。
そして、マニホールド11は、供給手段20から供給された塗液3を溜めることができ、マニホールド11に溜められている塗液3を、スリット12を通って吐出口18からロールツーロールで送られる基材2に対して吐出し、この基材2に対して塗液3を連続的に塗工することができる。スリット12の隙間寸法はその幅方向に一定であり、基材2上に塗工される塗液3の厚さは幅方向に一定となるよう設計されている。また、図示しないが、供給配管21の途中には塗液3用のフィルタが設けられている。
ここで、本発明の塗工装置1では、供給手段20からダイ10への塗液3の供給経路の途中であって供給配管21と流入部16の途中には、供給制御部40が設けられている。
供給制御部40は供給バルブ41を有しており、図示しない制御装置によって供給バルブ41の動作が制御される。また、供給バルブ41の入口部は、後述のリターンバルブ51の入口部を介して供給配管21と接続されており、塗液3が供給バルブ41の入口部へ供給される。また、供給バルブ41の出口部は供給配管21を介してダイ10と接続されている。
弁体42は駆動源であるモータ(本実施形態では、ボイスコイルモータ43)と連結されており、ボイスコイルモータ43によって弁体42につながるシャフトを移動させることにより弁体42が移動する。すなわち、供給バルブ41はいわゆるモータ駆動バルブであり、後述のエアオペレートバルブよりも弁体を高速で移動させることが可能である。
また、ボイスコイルモータ43は、駆動により自身の温度が上昇するおそれがある。そのため、ボイスコイルモータ43を冷却するための冷媒方式の駆動源冷却手段44がボイスコイルモータ43の周囲に設けられ、加熱が軽減されていることが好ましい。なお、冷媒としては、水、エタノール、エチレングリコール、空気又はこれらの混合液など公知なものが適用される。
弁体42に接続されるシャフトの先端部は、ボイスコイルモータ43の駆動によって第1の位置と第2の位置の2つの位置を遷移する。これにより、供給バルブ41は、塗液3の流路を形成する開状態と塗液3の流路を遮断する閉状態との2つの状態が切り替え制御される。なお、本説明では露出しているシャフトの長さが相対的に短くなる方の位置を第1の位置、逆に露出しているシャフトの長さが相対的に長くなる方の位置を第2の位置と呼ぶ。
また、本実施形態では、供給制御部40と供給手段20の間にはリターン制御部50が設けられている。リターン制御部50は、基材2への塗液3の塗工が中断されてダイ10へ塗液3を供給する必要が無いときに塗液3をタンク22へ戻す手段であり、リターンバルブ51を有しており、図示しない制御装置によってこのリターンバルブ51の動作が制御される。リターンバルブ51の入口部は供給配管21と接続され、出口部がタンク22につながるリターン配管24と接続されている。
リターンバルブ51は、内部に弁体52を有し、弁体52が移動することによって供給バルブ51の内部の流路が開閉される。弁体52はエアシリンダ53と連結されており、エアシリンダ53へのエアの出し入れにより弁体52が移動する。すなわち、リターンバルブ51はいわゆるエアオペレートバルブである。
弁体52に接続されるエアシリンダ53のシャフトの先端部は、エアシリンダ53へのエアの出し入れによって第1の位置と第2の位置の2つの位置を遷移する。これにより、供給バルブ51は、塗液3の流路を形成する開状態と塗液3の流路を遮断する閉状態との2つの状態が切り替え制御される。なお、本説明では露出しているシャフトの長さが相対的に短くなる方の位置を第1の位置、逆に露出しているシャフトの長さが相対的に長くなる方の位置を第2の位置と呼ぶ。
図1では、基材2へ塗液3が塗工されている状態であり、塗工が開始されてから所定時間経過した後の様子が示されている。
この状態においては、供給バルブ41は開状態であり、リターンバルブ51は閉状態となっている。これにより、供給バルブ41を経由してダイ10へ塗液3が供給され、ダイ10の吐出口18から基材2へ塗液3が塗工される。
一方、リターンバルブ51は閉状態となっており、リターンバルブ51の出口部からリターン配管24を経由してタンク22へ戻る塗液3の流路は遮断されている。そのため、ポンプ23によって供給される塗液3は、全てダイ10へ供給される。
図2は、本実施形態の塗工装置1において塗液3の塗工を中断している状態を表す図である。
この状態においては、供給バルブ41は閉状態であり、リターンバルブ51は開状態となっている。これにより、ダイ10へ向かう流路は遮断され、塗液3は全てリターンバルブ51の出口部、リターン配管24を経由してタンク22へ戻される。
なお、リターン配管24の途中には調節弁55が設けられており、この調節弁55において流路抵抗が調節されることによってリターンバルブ51内の塗液3の内圧が調節される。この内圧はリターン配管24に設けられた図示しない圧力計により測定される。リターンバルブ51内の圧力が高すぎると、塗工開始時に供給バルブ41の弁体42が閉状態から開状態に切り替わり始めた瞬間に多くの塗液3がダイ10へ供給されてしまい、塗工開始部が盛り上がってしまう。逆に、リターンバルブ51内の圧力が低すぎると、塗工開始時のダイ10への塗液3の供給量が少なくなり、塗工開始部の膜厚が薄くなってしまう(矩形状にならない)。そこで、調節弁55は矩形状の塗工開始部を形成させやすいようなダイ10の内圧とリターンバルブ51の内圧のバランスとなるよう、リターン配管24の流量を所定の流量に調節する。
このように一度塗液3の塗工が中断された後、再び図1に示すように塗液3を塗工する形態になることにより、基材2には間欠的に塗液3が塗工される。
次に本実施形態の塗工装置1の動作フローを図3および図4に示す。
図3は、塗工開始時における塗工装置1の動作フローである。なお、本説明で用いる「塗工開始時」の文言は、塗液3が全く塗工されていない基材2へ塗液3を塗工し始める時だけでなく、間欠塗工を行う際の個々の塗工膜の形成を開始させる時、すなわち塗工を再開させる時も含むものとする。
なお、この動作フローでは、図2のようにダイ10への塗液3の供給が行われていない状態からスタートし、図1のようにダイ10への塗液3の供給が行われて基材2への塗工が実施されるまでを示す。すなわち、供給バルブ41が閉状態かつリターンバルブ51が開状態である状態からスタートし、供給バルブ41が開状態かつリターンバルブ51が閉状態である状態となるまでを示す。また、塗液3は供給手段20から常に供給されているものとする。
まず、ボイスコイルモータ43およびエアシリンダ53が動作し、弁体42につながるシャフトが第1の位置から第2の位置への移動を開始し、弁体52につながるシャフトが第2の位置から第1の位置への移動を開始することにより、供給バルブ41の弁体42とリターンバルブ51の弁体52とが移動を開始する。これにより、供給バルブ41の閉状態から開状態への切り替えとリターンバルブ51の開状態から閉状態への切り替えとが同時に開始する(ステップS1)。このときの弁体42の位相速度v1と弁体52の移動速度は、モータ方式である弁体42の移動速度v1の方がエア方式である弁体42の移動速度の方が速い。
両弁体の移動が開始した後、まず、供給バルブ41のシャフトの第1の位置から第2の位置への移動が完了することにより、弁体42の移動が完了する。これにより、供給バルブ41の閉状態から開状態への切り替えが完了する(ステップS2)。
弁体42の移動完了に続き、リターンバルブ51のシャフトの第2の位置から第1の位置への移動が完了することにより、弁体52の移動が完了する。これにより、リターンバルブ51の開状態から閉状態への切り替えが完了する(ステップS3)。そして、塗工を中断もしくは終了するまでこの状態(供給バルブ41が開状態でありリターンバルブ51が閉状態である状態)を継続することにより、塗工膜の膜厚が均一となるように基材2への塗工が継続される。
図4は、塗工終了時における塗工装置1の動作フローである。なお、本説明で用いる「塗工終了時」の文言は、基材2への塗工を完全に終了させる時だけでなく、間欠塗工を行う際の個々の塗工膜の形成を終了させる時、すなわち塗工を中断させる時も含むものとする。
なお、この動作フローでは、上記ステップS3が完了し、図1のようにダイ10への塗液3の供給が行われて基材2への塗工が実施されている状態からスタートし、図2のようにダイ10への塗液3の供給を停止して基材2への塗工が中断もしくは終了されるまでを示す。すなわち、供給バルブ41が開状態かつリターンバルブ51が閉状態である状態からスタートし、供給バルブ41が閉状態かつリターンバルブ51が開状態である状態となるまでを示す。また、塗液3は供給手段20から常に供給されているものとする。
まず、ボイスコイルモータ43およびエアシリンダ53が動作し、弁体42につながるシャフトが第2の位置から第1の位置への移動を開始し、弁体52につながるシャフトが第1の位置から第2の位置への移動を開始することにより、供給バルブ41の弁体42とリターンバルブ51の弁体52とが移動を開始する。これにより、供給バルブ41の開状態から閉状態への切り替えとリターンバルブ51の閉状態から開状態への切り替えとが同時に開始する(ステップS11)。このときの弁体42の位相速度v1と弁体52の移動速度は、モータ方式である弁体42の移動速度v1の方がエア方式である弁体42の移動速度の方が速い。
両弁体の移動が開始した後、まず、供給バルブ41のシャフトの第2の位置から第1の位置への移動が完了することにより、弁体42の移動が完了する。これにより、供給バルブ41の開状態から閉状態への切り替えが完了する(ステップS12)。この時点で、ダイ10への塗液3の供給は遮断される。
弁体42の移動完了に続き、リターンバルブ51のシャフトの第1の位置から第2の位置への移動が完了することにより、弁体52の移動が完了する。これにより、リターンバルブ51の閉状態から開状態への切り替えが完了する(ステップS13)。そして、塗工を再開するまでこの状態(供給バルブ41が閉状態でありリターンバルブ51が開状態である状態)を継続することにより、基材2への塗工が中断され続ける。
次に、本発明の塗工装置による効果を説明する。
本発明では、供給バルブ41の駆動源をモータとしていることにより、従来のエアシリンダ駆動よりも高速で弁体42を移動させ、開→閉動作、閉→開動作を短時間で完了させることができる。具体的には、図3に示した塗工開始動作においてはステップS2の時点で弁体42は完全に開状態となる。これにより、弁体42の閉→開動作中に生じる、弁体42より上流側での塗液3の内圧が高まりを軽減でき、この内圧の高まりによって生じる塗工開始部の盛り上がりを軽減することができる。
また、図4に示した塗工終了動作では、ステップ12の時点で弁体42は完全に閉状態となり、リターンバルブ51の弁体53の移動完了を待つことなく短時間でダイ10への塗液3の供給を遮断することができる。そのため、塗工部の終端部でのスジの発生を軽減することができる。
また、モータ方式のバルブとエア方式のバルブとを比較すると、モータ方式のバルブの方がコスト高になることが多いが、弁体の切り替え速度が特に必要な供給バルブにのみモータ方式のバルブが適用されることにより、塗工装置全体のコストを抑えつつ簡単な構成で塗工部の開始端部の盛り上がりや、塗工部の終端部でのスジを軽減することができる塗工装置を実現することが可能である。
以上の塗工装置により、塗工開始部および塗工終了部における膜厚のばらつきが少ない塗工膜を形成させることが可能である。
ここで、本発明の塗工装置は、図示する形態に限らず本発明の範囲内において他の形態のものであってもよい。たとえば、上記の説明では供給バルブの駆動モータはボイスコイルモータであるが、これに限らず、エア方式よりも高速で弁体を移動させることができるものであれば、ボイスコイルモータ以外の公知のモータが用いられても良い。
また、上記の説明では、塗工開始動作において供給バルブ側の弁体が完全に開状態になった時点ではリターンバルブ側の弁体の開状態から閉状態への移動は完了しておらず、一部の塗液はタンクへ戻る可能性がある。これにより塗工開始部の膜厚がむしろ薄くなる場合には、供給バルブ側の弁体の移動開始よりも前にリターンバルブ側の弁体の移動を開始させても良い。
1 塗工装置
2 基材
3 塗液
5 ローラ
10 ダイ
11 マニホールド
12 スリット
16 流入部
17 底部
18 吐出口
20 供給手段
21 供給配管
22 タンク
23 ポンプ
24 リターン配管
40 供給制御部
41 供給バルブ
42 弁体
43 ボイスコイルモータ
44 駆動部冷却手段
50 リターン制御部
51 リターンバルブ
52 弁体
53 エアシリンダ
55 調節弁
100 塗工部
101 ダイ
102 供給手段
103 マニホールド
104 スリット
105 吐出口
106 供給配管
107 供給バルブ
108 弁体
109 エアシリンダ
110 リターンバルブ
111 弁体
112 エアシリンダ

Claims (3)

  1. 長尺方向に搬送される基材に対して塗液を吐出する、基材の幅方向に長い吐出口が形成されたダイと、
    塗液を貯留するタンクと、
    前記タンクに貯留された塗液を前記ダイに連通している流入部を経由させて前記ダイに供給する供給手段と、を備える塗工装置であり、
    入口側に前記供給手段から塗液が供給され、出口側が前記ダイと接続され、シャフトの動作によって内部の弁体の位置が変化し、塗液の流路を形成する開状態と塗液の流路を遮断する閉状態との2つの状態が切り替え制御される供給バルブと、
    入口側に前記供給手段から塗液が供給され、出口側が塗液を前記タンクへ戻す配管であるリターン配管と接続され、シャフトの動作によって内部の弁体の位置が変化し、塗液の流路を形成する開状態と塗液の流路を遮断する閉状態との2つの状態が切り替え制御されるリターンバルブと、
    を有し、
    前記供給バルブの弁体を移動させる駆動源がモータ方式であり、前記リターンバルブの弁体を移動させる駆動源がエア方式であって、前記供給バルブの弁体の移動速度の方が前記リターンバルブの弁体の移動速度よりも速いことを特徴とする、塗工装置。
  2. 前記供給バルブの弁体を移動させる駆動源はボイスコイルモータであることを特徴とする、請求項1に記載の塗工装置。
  3. 前記供給バルブの弁体を移動させる駆動源を冷媒方式にて冷却する駆動源冷却手段をさらに有することを特徴とする、請求項1もしくは2のいずれかに記載の塗工装置。
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