JP2015010706A - バルブ装置及び塗工装置 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に記載の塗工装置(文中「間欠塗工装置」)は、タンクとダイヘッドとを備える。タンクは塗工液を貯留する。基材は、ダイヘッドに対して相対的に搬送される。ダイヘッドは、タンクに貯留されていた塗工液を基材の片面へ吐出することによって、基材の片面に塗工液を膜状に塗工する。
タンクから間欠バルブへは、連続的に塗工液が圧送される。
塗工を行なわない期間(以下、非塗工期間という)においては、間欠バルブはダイヘッドへの塗工液の供給を断つ。このとき、間欠バルブは自身に圧送された塗工液をタンクに還流させる。
塗工期間から非塗工期間に切り替える際、間欠バルブはダイヘッドへの塗工液の流出を断つと共に、既にダイヘッドに流入していた塗工液を間欠バルブへ逆流させる(サックバック)。この結果、非塗工期間の開始時に、既にダイヘッドに流入していた塗工液が基材へ無用に吐出されてしまうことが抑制される。
以下では、第1の流出流路から流出した塗工液がダイヘッドに供給され、第2の流出流路から流出した塗工液がタンクに還流する場合を説明する。
非塗工期間から塗工期間へ切り替わる場合、離座位置にあった第2の弁体が着座位置へ後退し、着座位置にあった第1の弁体が離座位置へ前進する。この結果、既に第2の流出流路に流入していた塗工液の少なくとも一部は、連通流路へ逆流する。この結果、第2の流出流路から第1の流出流路への塗工液の流動が発生する。
とはいえ、従来の塗工装置においては、基材の相対的な搬送速度が低い(例えば20m/min 程度である)ため、間欠バルブの応答性の悪さが塗工精度に悪影響を及ぼす可能性は低い。
しかしながら、基材の塗工効率を向上させるために、基材の相対的な搬送速度を高める(例えば40m/min 〜50m/min 程度にする)と、間欠バルブの応答性の悪さが塗工精度に悪影響を及ぼす虞がある。
一方の流出流路を閉鎖すべく、一方の弁体が着座位置へ後退した場合、既に一方の流出流路に流入していた塗工液が逆流する。逆流した塗工液は、一方の弁体の後退に伴って一方の往復体が一方の流出流路から離隔することによって、一方の退避部へ退避する。
更に、塗工条件(例えば塗工液の粘度、又は必要とされる塗工精度等)に応じて、往復体及び退避部を最適なものに交換することができる。つまり、塗工条件に適合するバルブ装置を容易に得ることができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係るバルブ装置としての間欠バルブ3の構成を示す断面図である。
図2及び図3は、本発明の実施の形態1に係る塗工装置4の構成を模式的に示すブロック図である。図2は、非塗工期間から塗工期間への切り替え時における塗工装置4を示し、図3は、塗工期間から非塗工期間への切り替え時における塗工装置4を示している。図2及び図3には、間欠バルブ3の構成を略示する断面図が含まれている。
まず、塗工装置4について説明する。
塗工装置4は、帯状の基材Wを搬送しながら、基材Wの片面に間欠的に塗工する。
基材Wは、例えば帯状の金属箔又はプラスチックフィルムを用いてなる。塗工液(塗布液)は、例えば3000cps 〜10000cps程度の粘度を有する。基材Wの搬送速度は、例えば40m/min 〜50m/min 程度である。
ポンプ44は、タンク43に貯留されている塗工液を間欠バルブ3へ圧送する。
ポンプ44によって圧送された塗工液は、間欠バルブ3を経て、ダイヘッド45に供給されるか、タンク43に還流する。ダイヘッド45への塗工液の供給と、タンク43への塗工液の還流とは、排他的に行なわれる。
リターンバルブ47は、タンク43へ還流する塗工液の流量を調節するためのものである。
圧力検出部481,482は、間欠バルブ3の内部の圧力を検出する。圧力検出部481,482の検出結果に応じて、ポンプ44の出力、又は間欠バルブ3の内部の圧力を調節する図示しない圧力弁の開閉等が制御される。
ダイヘッド45は、バックアップロール46に対向配置されている。ダイヘッド45とバックアップロール46との間には、バックアップロール46に掛回されている基材Wの一部が配される。
ダイヘッド45は、間欠バルブ3からダイヘッド45へ塗工液が供給されている間、供給された塗工液を、基材Wの一面へ吐出する。間欠バルブ3からダイヘッド45へ塗工液が供給されていていない場合、ダイヘッド45による塗工液の吐出は行なわれない。間欠バルブ3からダイヘッド45へ塗工液が間欠的に供給されることによって、ダイヘッド45から基材Wの一面へ塗工液が間欠的に吐出される。この結果、基材Wの一面には、塗工液の膜が基材Wの搬送方向に断続的に形成される。
第2の弁体駆動部42は、モータ421及びカム422を有している。第2の弁体駆動部42は、第1の弁体駆動部41と同様の構成である。第2の弁体駆動部42は、往復直線運動を後述する第2の連結軸24に与える。この結果、第2の弁体駆動部42は、後述する第2の弁体21を進退させる弁体駆動部、兼、後述する第2のシャトル23を往復させる往復体駆動部として機能する。
なお、第1及び第2の弁体駆動部41,42は、モータ411,421及びカム412,422を有する構成に限定されるものではない。例えば、第1及び第2の弁体駆動部41,42は、ボールねじを用いてなる構成でもよい。
制御部40と第1及び第2の弁体駆動部41,42とは、後述する第1及び第2の連結軸14,24に互いに逆方向の往復直線運動を与える構成であれば、本実施の形態の構成に限定されるものではない。
間欠バルブ3は、第1及び第2の弁体11,21、第1及び第2の弁座12,22、本実施の形態に係る2個の往復体としての第1及び第2のシャトル13,23、第1及び第2の連結軸14,24、第1及び第2のパッキン18,28、並びにケーシング30を有する。
ケーシング30は、複数個の部材を組み合わせてなる。具体的には、ケーシング30は、第1及び第2のケーシング分体31,32を有する。第1及び第2のケーシング分体31,32自体の構造は同一である。
第1及び第2のケーシング分体31,32夫々は、複数個の部材を組み合わせてなる。具体的には、第1及び第2のケーシング分体31,32夫々は、本体部331、流出部332、及び退出部333を有する(図1参照)。
製造者は、第1及び第2のケーシング分体31,32を、夫々の管状部33cを前側に向けて左右方向に並置する。図1〜図3では、左側に第1のケーシング分体31が配され、右側に第2のケーシング分体32が配されている場合が例示されている。このとき、製造者は、第1のケーシング分体31における管状部33bと第2のケーシング分体32における管状部33aとを、互いの先端部開口を臨ませて、環状の密閉接続具343を用いて密閉接続させる。この結果、第1のケーシング分体31の内部と第2のケーシング分体32の内部とは、接続されている管状部33b,33aの内部を通して連通する。
第1のケーシング分体31における本体部331の前半部分(更に詳細には、本体部331の前半部分における段部から管状部33a,33b夫々の突設位置まで)及び流出部332夫々の内部は、前端部に第1の流出口16が配されている第1の流出流路15として機能する。
第1のケーシング分体31における本体部331の後半部分(更に詳細には、本体部331の後半部分における段部と管状部33a,33b夫々の突設位置との間の範囲)の内部は、第1の流出流路15の後端部に臨む第1の退避部17として機能する。
第2のケーシング分体32における本体部331の前半部分及び流出部332夫々の内部は、前端部に第2の流出口26が配されている第2の流出流路25として機能する。つまり、第2の流出流路25は、第1の流出流路15に対応する部分である。
第2のケーシング分体32における本体部331の後半部分の内部は、前端部が第2の流出流路25の後端部に臨む第2の退避部27として機能する。つまり、第2の退避部27は第1の退避部17に対応する部分である。
第2のケーシング分体32における管状部33bは、密閉具345によって密閉されている。
以上の結果、ケーシング30の内部に設けられている空間は、概ねH字状をなしている。
第2の流出流路25には、第2の弁体21及び第2の弁座22が配されている。第2の退避部27には、第2のシャトル23及び第2のパッキン28が配されている。第2の弁体21と第2のシャトル23とは、第2の連結軸24によって連結されている。第2の弁体21には通液溝21a,21a,…が設けられている。第2のシャトル23には空洞23a及び円筒状部23bが設けられている。
第1の弁座12は、環状の弾性部材を用いてなるパッキンである。第1の弁座12の一部は、流出部332の先端面と本体部331の段部との間隙を埋めている。第1の弁座12の他部は、第1の流出流路15の内周面から突出するように配されている。
第1の弁体11は、前後方向の横姿勢に配された円柱状になしてある。第1の弁体11の周面の内、後半部分には、周方向に等配された複数本の通液溝11a,11a,…が形成されている。各通液溝11aは、長さ方向が第1の弁体11の軸長方向に沿う。
第1の弁体11の後半部分が第1の弁座12の内部に嵌合した場合、第1の弁体11の周面と第1の弁座12の内周との間には、通液溝11a,11a,…による空隙が生じる。この結果、第1の流出流路15が開放される。従って、流入口10から第1の流出口16への塗工液の通流が可能になる。つまり、第1の弁体11の後半部分が第1の弁座12の内部に嵌合した場合とは、第1の弁体11が第1の弁座12に対して離座した場合である。
第1の弁体駆動部41によって第1の連結軸14が往復直線運動を行なうと、第1の弁体11は、第1の流出流路15の内部にて、着座位置と離座位置との間で進退する。図2に示す第1の弁体11は、着座位置にある。図3に示す第1の弁体11は、離座位置にある。着座位置は、離座位置よりも後ろ側である。着座位置における第1の弁体11の後端部は、第1の流出流路15の内部にある。本明細書では、第1の弁体11の着座位置側から離座位置側への移動を前進という。また、第1の弁体11の離座位置側から着座位置側への移動を後退という。第1の弁体11の前進方向は、第1の流出流路15における塗工液の第1の流出口16への流動方向(順流方向)に対応する。第1の弁体11の後退方向は、第1の流出流路15における塗工液の逆流方向に対応する。
第1のシャトル13は、前後方向の横姿勢に配された有底円筒状になしてある。故に、第1のシャトル13には空洞13aが設けられている。このため、第1のシャトル13は、円柱状になしてある場合よりも軽量である。第1のシャトル13の外径と第1の弁体11の外径とは等しい。
第1のシャトル13の底壁内面には、前後方向の円筒状部13bが突設されている。第1のシャトル13の軸心と円筒状部13bの軸心とは同軸に配されている。
第1の弁体11と第1のシャトル13とは、同じタイミングで同じ方向に同じ距離(例えば2mm又は3mm)だけ進退する。
第1のシャトル13による最接近位置から最離隔位置への後退に伴い、第1のシャトル13の一部が退出空間33dへ退出するため、第1の退避部17の流入可能空間が増大する。第1のシャトル13が最離隔位置にある場合、第1の退避部17の流入可能空間は最も大きい。
ポンプ44は、タンク43に貯留されている塗工液を、間欠バルブ3へ連続的に圧送する。圧送された塗工液は、流入口10を通して連通流路20へ流入する。
塗工期間においては、第1の弁体11は着座位置にあり、第2の弁体21は離座位置にある(図2参照)。
このため、連通流路20に流入した塗工液は、開放されている第2の流出流路25を経て、第2の流出口26を通してダイヘッド45に供給される。この結果、基材Wの一面に、塗工液が塗工される。
また、塗工期間においては、第1のシャトル13は最離隔位置にあり、第2のシャトル23は最接近位置にある。
このため、第1の退避部17の内部には塗工液が存在するが、第2の退避部27の内部には塗工液はほとんど存在しない。
塗工液の流動方向は、流入口10から連通流路20を経て第2の流出流路25の後端部に至るまでが右方向であり、第2の流出流路25を経て第2の流出口26に至るまでが前方向である。連通流路20と第1の流出流路15並びに第1及び第2の退避部17,27との間における塗工液の流動は、ほとんど生じない。
非塗工期間においては、第1の弁体11は離座位置にあり、第2の弁体21は着座位置にある(図3参照)。
このため、連通流路20に流入した塗工液は、開放されている第1の流出流路15を経て、第1の流出口16を通してタンク43に還流する。
また、非塗工期間においては、第1のシャトル13は最接近位置にあり、第2のシャトル23は最離隔位置にある。
このため、第2の退避部27の内部には塗工液が存在するが、第1の退避部17の内部には塗工液はほとんど存在しない。
塗工液の流動方向は、流入口10から連通流路20を経て第1の流出流路15の後端部に至るまでが右方向であり、第1の流出流路15を経て第1の流出口16に至るまでが前方向である。連通流路20と第2の流出流路25並びに第1及び第2の退避部17,27との間における塗工液の流動は、ほとんど生じない。
塗工期間から非塗工期間へ切り替える際、図3に示すように、第1の連結軸14が前方へ直線運動を行ない、第2の連結軸24が後方へ直線運動を行なう。これに伴い、第1の弁体11は着座位置から離座位置へ前進し、第1のシャトル13は最離隔位置から最接近位置へ前進する。また、第2の弁体21は離座位置から着座位置へ後退し、第1のシャトル13は最接近位置から最離隔位置へ後退する。この結果、第1の流出流路15が開放され、第2の流出流路25が閉鎖される。また、第1の退避部17の流入可能空間が減少し、第2の退避部27の流入可能空間が増大する。
流入口10を通して新たに流入した塗工液は、連通流路20及び第1の流出流路15を経て第1の流出口16から流出する。
塗工液の流動方向は、流入口10から連通流路20を経て第1の流出流路15の後端部に至るまでが右方向であり、第1の流出流路15を経て第1の流出口16に至るまでが前方向である。つまり、塗工期間から非塗工期間へ切り替える際の塗工液の流動方向は、非塗工期間における塗工液の流動方向と同じである。
間欠バルブ3の応答性が低いと、第1の流出口16を通した塗工液の円滑な流出が阻害される。このため、ダイヘッド45への塗工液の供給量、延いては、ダイヘッド45からの塗工液の吐出量が無用に減少する。この結果、塗工装置4による精密な塗工が阻害される。
また、第1の弁体11の前進によって、第1の弁体11の後ろ側の圧力は減少する。このような減圧は、通液溝11a,11a,…を通した塗工液の逆流を発生させるため、間欠バルブ3の応答性を悪化させる要因になる。しかしながら、第1のシャトル13の前進によって、第1の弁体11の後ろ側が加圧される。第1の弁体11及び第1のシャトル13は同径であり、両者の前進距離は同じであるため、第1のシャトル13の前進による加圧が、第1の弁体11の前進による減圧をちょうど相殺する。故に、間欠バルブ3の応答性が向上する。
非塗工期間から塗工期間へ切り替える際、図2に示すように、第1の連結軸14が後方へ直線運動を行ない、第2の連結軸24が前方へ直線運動を行なう。これに伴い、第1の弁体11は離座位置から着座位置へ後退し、第1のシャトル13は最接近位置から最離隔位置へ前進する。また、第2の弁体21は着座位置から離座位置へ前進し、第2のシャトル23は最離隔位置から最接近位置へ前進する。この結果、第1の流出流路15が閉鎖され、第2の流出流路25が開放される。また、第1の退避部17の流入可能空間が増大し、第2の退避部27の流入可能空間が減少する。
流入口10を通して新たに流入した塗工液は、連通流路20及び第2の流出流路25を経て第2の流出口26から流出する。
塗工液の流動方向は、流入口10から連通流路20を経て第2の流出流路25の後端部に至るまでが右方向であり、第2の流出流路25を経て第2の流出口26に至るまでが前方向である。つまり、非塗工期間から塗工期間へ切り替える際の塗工液の流動方向は、塗工期間における塗工液の流動方向と同じである。
間欠バルブ3の応答性が過剰に高いと、連通流路20における圧力が無用に増大する。このため、ダイヘッド45への塗工液の供給量、延いては、ダイヘッド45からの塗工液の吐出量が無用に増大する。この結果、塗工装置4による精密な塗工が阻害される。
なお、塗工装置4は、基材Wの両面に塗工する構成でもよい。
また、塗工装置4は、基材Wの片面に連続的に塗工してもよい。
このとき、間欠バルブ3は、第1の弁体11(又は第2の弁体21)の移動速度、即ち、着座位置と離座位置との間の移動時間を、最適なものに変更することが可能な構成でもよい。例えば第2の弁体21の場合、具体的には、制御部40がモータ421の回転速度を適宜に制御することによって、第2の連結軸24の前後移動速度を調節する。この結果、第2の弁体21の移動速度が変更される。
第1及び第2の弁体11,21の離座位置が変更されると、塗工期間中の流量が変化する。例えば、第2の弁体21の新たな離座位置を図2に示す着座位置よりも前方(又は後方)へ変更した場合、通液溝21a,21a,…の開度が大きく(又は小さく)なる。このため、第2の流出口26から流出する流量が増大(又は減少)する。
ここで、従来の間欠バルブ300の挙動について説明する。
以下では、従来の塗工装置と塗工装置4との差異について説明し、その他、塗工装置4に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
第1及び第2の退避部17,27が設けられていないため、ケーシング30の内部に設けられている空間は、概ねコ字状をなしている。
塗工期間及び非塗工期間における間欠バルブ300の挙動は、塗工期間及び非塗工期間における間欠バルブ3の挙動と略同様である。
塗工期間から非塗工期間へ切り替える際、図5に示すように、第1の連結軸14が前方へ直線運動を行ない、第2の連結軸24が後方へ直線運動を行なう。これに伴い、第1の弁体11は着座位置から離座位置へ前進する。また、第2の弁体21は離座位置から着座位置へ後退する。この結果、第1の流出流路15が開放され、第2の流出流路25が閉鎖される。
一方、第2のケーシング分体32においては、第2の弁体21の後退により、第2の流出流路25の塗工液は連通流路20へ逆流する。このため、塗工液の左方向への流動(即ち塗工液の流入口10側への逆流)が発生する。つまり、第2の流出流路25から第1の流出流路15への塗工液の無駄な流動が生じる。この結果、間欠バルブ300の応答性が悪化する。
また、第1の弁体11の前進によって、第1の弁体11の後ろ側の圧力が一時的に減少する。このような減圧は、通液溝11a,11a,…を通した塗工液の逆流を発生させるため、間欠バルブ300の応答性を更に悪化させる。
非塗工期間から塗工期間へ切り替える際、図4に示すように、第1の連結軸14が後方へ直線運動を行ない、第2の連結軸24が前方へ直線運動を行なう。これに伴い、第1の弁体11は離座位置から着座位置へ後退する。また、第2の弁体21は着座位置から離座位置へ前進する。この結果、第1の流出流路15が閉鎖され、第2の流出流路25が開放される。
一方、第1のケーシング分体31においては、第1の弁体11の後退により、第1の流出流路15の塗工液は連通流路20へ逆流する。このため、塗工液の右方向への流動が発生する。つまり、第1の流出流路15から第2の流出流路25への塗工液の無駄な流動が生じる。この結果、間欠バルブ300の応答性が悪化する。
また、第2の弁体21の前進によって、第2の弁体21の後ろ側の圧力が一時的に減少する。このような減圧は、通液溝21a,21a,…を通した塗工液の逆流を発生させるため、間欠バルブ300の応答性を更に悪化させる。
とはいえ、空洞13a,23aが設けられている第1及び第2のシャトル13,23は何れも軽量であるため、第1及び第2のシャトル13,23に空洞13a,23aが設けられていない場合に比べれば、モータ411,421の負担の増大は軽減される。
例えば第1の弁体11は、塗工液から前方向への圧力を受ける。従来の塗工装置においては、第1の弁体11を着座位置又は離座位置に静止させておくために、モータ411は、少なくとも第1の弁体11に加わる前方向への液圧を打ち消すだけのトルクを発生させる必要がある。一方、本実施の形態の塗工装置4においては、第1のシャトル13が、塗工液から後ろ方向への圧力を受ける。第1の弁体11と第1のシャトル13とは同径であり、しかも第1の連結軸14にて連結されている。このため、第1の弁体11に加わる前方向への液圧は、第1のシャトル13に加わる後ろ方向への液圧によって打ち消される。故に、第1の弁体11を着座位置又は離座位置に静止させておくためにモータ411が発生させるべきトルクは、従来よりも小さい。
本実施の形態の間欠バルブ3及び塗工装置4は、実施の形態1の間欠バルブ3及び塗工装置4と略同様の構成である。以下では、実施の形態1との差異について説明し、その他、実施の形態1に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
図6及び図7は、本発明の実施の形態2に係るバルブ装置としての間欠バルブ3の構成を略示する断面図である。第1及び第2のケーシング分体31,32のハードウェア構成は同一であるため、図6及び図7は、第1のケーシング分体31のみを示している。また、図6は、第1のシャトル13がある場合を示し、図7は、第1のシャトル13がない場合を示している。
以下では、図6及び図7と共に実施の形態1の図1を参照しつつ説明する。
退出部333の着脱は、密閉接続具342の本体部331及び退出部333に対する着脱と、退出部333の本体部331の内部に対する挿脱とによって行なわれる。
第1のパッキン18は、本体部331と退出部333とに着脱可能に挟持される。
第1のシャトル13の着脱は、円筒状部13bに対する第1の連結軸14の挿脱と、第1のシャトル13を第1の連結軸14に固定する固定具346の着脱とによって行なわれる。第1の連結軸14は軸長方向中央部が太く、後端部が細く形成されており、軸長方向中央部と後端部との境界部分に段部を有する。第1のシャトル13は、この段部と固定具346とに着脱可能に挟持される。
第1のシャトル13、第1のパッキン18、及び退出部333と、閉塞部材334とは、排他的に第1のケーシング分体31に配される。
本体部331に閉塞部材334が取り付けられている場合、第1のケーシング分体31において、第1の退避部17が閉塞される。この結果、間欠バルブ3は、従来の間欠バルブ300と同様の作用効果を奏する。
閉塞部材334に替えて退出部333が取り付けられると、第1の退避部17が開放される。つまり、第1の退避部17は開閉可能にしてある。
また、第1のシャトル13が第1の連結軸14に対して着脱可能であってもよい。この場合、第1のシャトル13及び第1の連結軸14の一方だけを、構成が同じもの又は異なるものに交換することが可能である。
本実施の形態の間欠バルブ3及び塗工装置4は、実施の形態2の間欠バルブ3及び塗工装置4と略同様の構成である。以下では、実施の形態2との差異について説明し、その他、実施の形態2に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
図8は、本発明の実施の形態3に係るバルブ装置としての間欠バルブ3の構成を略示する断面図である。第1及び第2のケーシング分体31,32のハードウェア構成は同一であるため、図8は、第1のケーシング分体31のみを示している。
以下では、図8と共に実施の形態1の図1及び実施の形態2の図6を参照しつつ説明する。
第1のシャトル131は、第1のシャトル13よりも小径であること以外、第1のシャトル13と同様の構成である。第1のシャトル131の空洞13c及び円筒状部13dは、第1のシャトル13の空洞13a及び円筒状部13bに対応する。第1の連結軸14に対する第1のシャトル131の着脱は、第1の連結軸14に対する第1のシャトル13の着脱と同様である。
退出部336と本体部331との間隙は、第1のパッキン181とは別体の図示しない環状のシール部材によって密閉される。
同様に、第2のケーシング分体32において、第2のシャトル23及び第2の退避部27は、第2のシャトル23より小径のもの及び第2の退避部27より狭いもの(以下、小径シャトル及び狭隘退避部という)に取り換えられる。
この場合、非塗工期間から塗工期間に切り替える際、小径シャトルの前進によって第2の流出流路25に加わる圧力は、第2のシャトル23を用いる場合よりも低くなる。このため、ダイヘッド45からの塗工液の吐出開始時の圧力が過剰に高くなることを抑制することができる。仮に、塗工液の吐出開始時の圧力が過剰に高いと、塗工液の膜厚が部分的に厚くなりるため、膜厚を均一にすることができない。
ただし、間欠バルブ3の応答性は、第1及び第2のシャトル13,23を用いる場合ほどには向上しない。何故ならば、第1の弁体11(又は第2の弁体21)の後退によって逆流した塗工液の少なくとも一部は、第1の退避部171(又は狭隘退避部)に退避することができないからである。
また、本発明の効果がある限りにおいて、間欠バルブ3又は塗工装置4に、実施の形態1,2に開示されていない構成要素が含まれていてもよい。
各実施の形態に開示されている構成要件(技術的特徴)はお互いに組み合わせ可能であり、組み合わせによって新しい技術的特徴を形成することができる。
11,21 第1及び第2の弁体(弁体)
12,22 第1及び第2の弁座(弁座)
13,23 第1及び第2のシャトル(往復体)
14,24 第1及び第2の連結軸(連結軸)
15,25 第1及び第2の流出流路(流出流路)
16,26 第1及び第2の流出口(流出口)
17,27 第1及び第2の退避部(退避部)
20 連通流路
3 間欠バルブ(バルブ装置)
30 ケーシング
4 塗工装置
41,42 第1及び第2の弁体駆動部(弁体駆動部)
43 タンク(貯留部)
45 ダイヘッド(塗工部)
W 基材
Claims (5)
- 流入口と、夫々の一端部に流出口が配されている2個の流出流路と、各流出流路の他端部に連通しており、各流出流路に交差する方向に配され、前記流入口を通して流入した液体を各流出流路へ流入させるための連通流路とが設けられているケーシング、
前記2個の流出流路の中途に配されており、前記2個の流出流路を開閉するための2個の弁座、並びに、
該2個の弁座に対して離着することによって、前記2個の流出流路を開閉すべく、前記2個の弁座に係る着座位置と離座位置との間での進退が可能な2個の弁体
を備えるバルブ装置において、
前記ケーシングには、前記2個の流出流路の前記他端部に臨み、前記2個の弁体の前記着座位置への後退によって前記2個の流出流路から逆流した液体が退避する2個の退避部が設けられており、
前記2個の弁体に対向配置されており、前記2個の弁体の進退に伴って前記2個の流出流路に接離する方向に前記2個の退避部を往復する2個の往復体
を備えることを特徴とするバルブ装置。 - 対向する前記弁体及び往復体は、夫々同径の円柱状又は円盤状になしてあることを特徴とする請求項1に記載のバルブ装置。
- 各往復体の内部に空洞が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のバルブ装置。
- 前記2個の往復体を前記2個の弁体に着脱可能に連結する2個の連結軸を更に備え、
各退避部は、開閉可能又は前記ケーシングに着脱可能に設けてあることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のバルブ装置。 - 塗工液を貯留する貯留部と、
該貯留部に貯留されていた塗工液を基材に塗工する塗工部と、
前記貯留部及び塗工部の間に介在する請求項1乃至4の何れか一項に記載のバルブ装置と、
該バルブ装置が有する2個の弁体を、夫々の進退が互いに逆になるよう進退させる2個の弁体駆動部と
を備え、
前記貯留部に貯留されている塗工液は、前記バルブ装置の流入口を通して前記バルブ装置の連通流路に流入し、前記バルブ装置の一方の流出口を通して前記塗工部に供給され、他方の流出口を通して前記貯留部に還流するようにしてあり、
前記塗工部への供給と前記貯留部への還流とは排他的に行なわれるようにしてあることを特徴とする塗工装置。
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