JP2021115978A - バンパアブソーバ - Google Patents

バンパアブソーバ Download PDF

Info

Publication number
JP2021115978A
JP2021115978A JP2020011057A JP2020011057A JP2021115978A JP 2021115978 A JP2021115978 A JP 2021115978A JP 2020011057 A JP2020011057 A JP 2020011057A JP 2020011057 A JP2020011057 A JP 2020011057A JP 2021115978 A JP2021115978 A JP 2021115978A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
width
bumper
bumper absorber
bent portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020011057A
Other languages
English (en)
Inventor
宗太郎 成田
Sotaro Narita
宗太郎 成田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2020011057A priority Critical patent/JP2021115978A/ja
Publication of JP2021115978A publication Critical patent/JP2021115978A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】所望の曲げ反力を確実に発生させるように圧壊するバンパアブソーバを提供する。【解決手段】バンパアブソーバ10は、箱形に形成されている。上板13及び下板11は、鈍角に屈曲している。上板13の屈曲部Qから前板14の上端Dまでの幅QDと、前板14の上端Dから下端Aまでの幅DAと、前板14の下端Aから下板11の屈曲部Pまでの幅APと、を合計した幅を第1の幅とする。下板11の屈曲部Pから後板12の下端Bまでの幅PBと、後板12の下端Bから上端Cまでの幅BCと、後板12の上端Cから上板13の屈曲部Qまでの幅CQと、を合計した幅を第2の幅とする。本実施形態のバンパアブソーバ10は、第1の幅(QD+DA+AP)が第2の幅(PB+BC+CQ)以下となるように構成され、屈曲部P,Qの位置が脆弱部となっている。【選択図】図2

Description

本発明は、バンパに内蔵されるバンパアブソーバに関する。
バンパは、自動車の外観の一部を構成するバンパカバーに加えて、該バンパカバーの内側に設置されたバンパビームやバンパアブソーバ等をさらに備えている。
バンパアブソーバは、バンパビームよりもさらに圧壊しやすい衝撃吸収特性を有し、車両対歩行者の交通事故において交通弱者である歩行者を保護する。バンパアブソーバは、板金材料や樹脂材料で形成されている。例えば、特許文献1に記載された車両用のエネルギー吸収物品は、板金材料から中空の箱状に形成されている。
特表2010−517849号公報
中空の箱状に形成されたバンパアブソーバは、複数の折り目が所定の順序で折り畳まれるように圧壊する。所定外の順序で圧壊すると、曲げ反力が不足して衝撃吸収特性が変化してしまうおそれがある。そこで、本発明は、好適な曲げ反力を確実に発生させるように圧壊するバンパアブソーバを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るバンパアブソーバは、車両の左右方向に延在する箱形に形成されている。バンパアブソーバは、前板及び後板と、上板及び下板と、を有している。前板及び後板は、車両の前後方向に並べられている。上板及び下板は、車両の上下方向に並べられている。上板は、前板の上端と後板の上端との間に設けられた屈曲部において鈍角に屈曲している。下板は、前板の下端と後板の下端との間に設けられた屈曲部において鈍角に屈曲している。上板の屈曲部から前板の上端までの幅と、前板の上端から下端までの幅と、前板の下端から下板の屈曲部までの幅と、を合計した幅を第1の幅とする。下板の屈曲部から後板の下端までの幅と、後板の下端から上端までの幅と、後板の上端から上板の屈曲部までの幅と、を合計した幅を第2の幅とする。第1の幅は、第2の幅以下となるように構成されている。上板の屈曲部及び下板の屈曲部の位置が脆弱部となっている。
この態様によれば、中空の箱状のバンパアブソーバが所望の変形モードで圧壊するため、好適な曲げ反力を確実に発生させることができる。
本発明によれば、好適な曲げ反力を確実に発生させるように圧壊するバンパアブソーバを提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るバンパASSYを分解して示す斜視図である。 図2は、図1中のII−II線に沿う断面図である。 図3は、図2に示された上板を示す平面図である。 図4は、圧壊前のバンパアブソーバを示す断面図である。 図5は、圧壊中のバンパアブソーバを示す断面図である。 図6は、圧壊後のバンパアブソーバを示す断面図である。 図7は、本実施形態のバンパアブソーバの衝撃吸収特性を示す図である。
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。本実施形態のバンパアブソーバ10(図1参照)は、車両対歩行者の交通事故であっても衝突エネルギーを吸収できるように、比較的小さな力で圧壊する衝撃吸収特性を有している(図7参照)。
所望の変形モード(図4から図6参照)で曲げ反力を発生するように、本実施形態のバンパアブソーバ10は、第1の幅(QD+DA+AP)が第2の幅(PB+BC+CQ)以下となるように構成され、屈曲部P,Qの位置が脆弱部(例えば、貫通孔や薄肉部)となっていることが特徴の一つである(図2及び図3参照)。以下、図1から図7を参照して各構成について詳しく説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るバンパ(バンパASSY)1を分解して示す斜視図である。図示した例では、バンパ1が、バンパカバー4と、バンパビーム5と、バンパアブソーバ10と、を備えている。バンパカバー4は、ロアアブソーバやエンジンアンダカバー等の車体部品3に固定され、ボンネット2とともに車両の外観(エクステリア)の一部を構成している。
バンパビーム5は、車両の左右方向に延在する棒状に形成され、図示しない車体部品(ボデー)に取り付けられている。バンパビームは、車体部品よりも先に圧壊して該車体部品へのダメージを低減する。本実施形態のバンパアブソーバ10は、車両の左右方向に延在する角筒状の箱形に形成され、バンパビーム5の前面に取り付けられている。
図2は、図1中のII−II線に沿う断面図である。本実施形態のバンパアブソーバ10は、板金材料をプレス加工して形成されている。図2に示すように、バンパアブソーバ10は、車両の前後方向に並べられた前板14及び後板12と、車両の上下方向に並べられた上板13及び下板11と、を有している。図示した例では、バンパアブソーバ10が、後板12の上端Cから上方へ延出したフランジ部と、後板12の下端Bから下方へ延出したフランジ部と、をさらに有している。
バンパアブソーバ10は、例えば、その断面が一対の底辺(下底、上底)BC,DAと一対の脚AB,CDとを有した略台形ABCDになるように形成されている。バンパビーム5に固定された後板12は、台形の下底BCを構成している。バンパカバー4に対向する前板14は、台形の上底DAを構成している。前板14の上端(台形の頂点)Dと後板12の上端(台形の頂点)Cとを連結する上板13は、台形の脚CDを構成している。前板14の下端(台形の頂点)Aと後板の下端(台形の頂点)Bとを連結する下板11は、台形の脚ABを構成している。図示した例では、バンパアブソーバ10が、上下対称(等脚台形)に形成されている。バンパアブソーバ10の形状は、図示した例に限定されず、上下非対称であってもよい。断面が他の多角形であってもよい。
上板13は、前板14の上端Dと後板12の上端Cとの間に設けられた屈曲部Qにおいてわずかに屈曲している。同様に、下板11は、前板14の下端Aと後板12の下端Bとの間に設けられた屈曲部Pにおいてわずかに屈曲している。図示した例では、上板14は、∠CQDが鈍角になるように屈曲している。下板11は、∠APBが鈍角になるように屈曲している。
上板13の屈曲部Qから前板14の上端Dまでの幅QDと、前板14の上端Dから下端Aまでの幅DAと、前板14の下端Aから下板11の屈曲部Pまでの幅APと、を合計した幅を第1の幅(QD+DA+AP)とする。下板11の屈曲部Pから後板12の下端Bまでの幅PBと、後板12の下端Bから上端Cまでの幅BCと、後板12の上端Cから上板13の屈曲部Qまでの幅CQと、を合計した幅を第2の幅(PB+BC+CQ)とする。本実施形態のバンパアブソーバ10は、第1の幅(QD+DA+AP)が第2の幅(PB+BC+CQ)以下に構成されている。
上板13及び下板11の少なくとも一方には、脆弱部が形成されている。なお、上板13及び下板11は、略同一の形状及び機能を有している。そのため、代表して上板14について詳しく説明し、下板11については重複する説明を省略する。図3は、図2に示された上板13を示す平面図である。
図示した例では、脆弱部の一例として貫通孔が形成されている。脆弱部は、貫通孔に限定されず、薄肉部であってもよいし、他の構造であってもよい。複数の貫通孔は、屈曲部P,Qにおいてバンパアブソーバ10の長手方向に沿って一列に並べられている。
以上のように構成された本実施形態のバンパアブソーバ10によれば、第1の幅(QD+DA+AP)が第2の幅(PB+BC+CQ)以下で、かつ最初に変形する脆弱部の中心Oが屈曲部P,Qよりも後側に位置しているため、不所望の変形モードになりにくい。図4から図6は、本実施形態のバンパアブソーバ10の変形モードを説明する断面図である。図4は、圧壊前のバンパアブソーバ10を示す断面図であり、図5は、圧壊中のバンパアブソーバ10を示す断面図であり、図6は、圧壊後のバンパアブソーバ10を示す断面図である。
図7は、本発明品及び比較品のバンパアブソーバの衝撃吸収特性を示す図である。第1の幅(QD,DA,AP)>第2の幅(PB,BC,CQ)の比較品では、圧壊後に後板12の上端Cにおいて上板13と後板12との間に隙間が開き、図7に示された所望の曲げ反力が得られないことがあった。
これに対し、本発明品のバンパアブソーバでは、図5に示された折り目が確実に(1)→(2)→(3)の順序で折れ曲がるため、図7に示された所望の曲げ反力を得ることができる。好適な曲げ反力を確実に発生させて、車両対歩行者の交通事故において交通弱者である歩行者を保護できる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、異なる実施形態で示した構成同士を部分的に置換し又は組み合わせることが可能である。
1…バンパASSY、2…ボンネット、3…車体部品、4…バンパカバー、5…バンパビーム、10…バンパアブソーバ、11…下板、12…後板、13…上板、14…前板、A…前板の下端、B…後板の下端、C…後板の上端、D…前板の上端、ABCD…台形、O…脆弱部の中心、P,Q…屈曲部、QD,DA,AP…第1の幅、PB,BC,CQ…第2の幅。

Claims (1)

  1. 車両の左右方向に延在する箱形に形成されたバンパアブソーバであって、
    車両の前後方向に並べられた前板及び後板と、
    車両の上下方向に並べられた上板及び下板と、を含み、
    前記上板は、前記前板の上端と前記後板の上端との間に設けられた屈曲部において鈍角に屈曲し、
    前記下板は、前記前板の下端と前記後板の下端との間に設けられた屈曲部において鈍角に屈曲し、
    前記上板の屈曲部から前記前板の上端までの幅と、前記前板の上端から下端までの幅と、前記前板の下端から前記下板の屈曲部までの幅と、を合計した第1の幅は、
    前記下板の屈曲部から前記後板の下端までの幅と、前記後板の下端から上端までの幅と、前記後板の上端から前記上板の屈曲部までの幅と、を合計した第2の幅以下となるように構成され、かつ、前記上板の屈曲部及び前記下板の屈曲部の位置が脆弱部となっ
    ている、
    バンパアブソーバ。
JP2020011057A 2020-01-27 2020-01-27 バンパアブソーバ Pending JP2021115978A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020011057A JP2021115978A (ja) 2020-01-27 2020-01-27 バンパアブソーバ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020011057A JP2021115978A (ja) 2020-01-27 2020-01-27 バンパアブソーバ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021115978A true JP2021115978A (ja) 2021-08-10

Family

ID=77173790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020011057A Pending JP2021115978A (ja) 2020-01-27 2020-01-27 バンパアブソーバ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021115978A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006232042A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Fuji Heavy Ind Ltd 車両の前部構造
JP2008265738A (ja) * 2007-03-28 2008-11-06 Unipres Corp 車両用金属製アブソーバ、車両用バンパシステム、自動車バンパ用アブソーバ及び自動車バンパシステム
JP2012206531A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Fuji Heavy Ind Ltd バンパの衝撃吸収部材
JP2015123826A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 ダイハツ工業株式会社 トラックの後部車体構造

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006232042A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Fuji Heavy Ind Ltd 車両の前部構造
JP2008265738A (ja) * 2007-03-28 2008-11-06 Unipres Corp 車両用金属製アブソーバ、車両用バンパシステム、自動車バンパ用アブソーバ及び自動車バンパシステム
JP2012206531A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Fuji Heavy Ind Ltd バンパの衝撃吸収部材
JP2015123826A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 ダイハツ工業株式会社 トラックの後部車体構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5472223B2 (ja) フェンダパネル取付構造
JP4407755B2 (ja) 車両用フード構造
JP4353119B2 (ja) 車体前部構造
JP2005125989A (ja) 車両用フード構造
JP4434025B2 (ja) フェンダ部衝撃吸収構造
KR20130004346A (ko) 차량용 후드 구조
JP2005096629A (ja) 車両用フード構造
JP4479637B2 (ja) 車両用バンパ構造
JP4661258B2 (ja) フェンダーの支持構造
JP5020519B2 (ja) 車両用バンパ構造
JP4297076B2 (ja) 車輌用フード構造
JP4389847B2 (ja) 車両の前面部構造
JP6601439B2 (ja) 車両用フロントフード
JP2014104805A (ja) 歩行者衝突検出装置を備えた車両用バンパ
JP4287614B2 (ja) 車体パネル
JP2021115978A (ja) バンパアブソーバ
JP2009190565A (ja) フェンダーパネル支持用ブラケット及び車体構造
JP4597832B2 (ja) 車両用衝撃吸収部材
JP4032018B2 (ja) 自動車の前部車体構造
JP2006306121A (ja) 車両のフェンダパネル支持構造
JP2019014461A (ja) 車両用バンパー
JP6139201B2 (ja) 車体前部構造
JP5320005B2 (ja) フェンダパネル取付用ブラケット
JP6801502B2 (ja) 車両用フロントフード
JP5027684B2 (ja) 車体前部構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230329

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230927