JP2021114918A - 防草シート及びその敷設方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 長尺の防草シートを幅方向に繋ぎ合わせて敷設する際、アンカーピン等の固定具やヒートガン等の溶着機を用いることなく、簡便に長尺端部を固定しうる防草シートを提供する。【解決手段】 この防草シートは、表面側から、アスファルト層、粘着剤層及び離型シート2の順に積層一体化されてなる長尺のものである。離型シート2の長尺端縁1の内側には、長尺端縁1と平行に切断線3が設けられてなる。切断線3に沿って離型シート2の長尺端縁1側を取り除き、長尺端部に粘着剤層を露出させる。そして、既設の防草シートの端部と、露出した粘着剤層を重ね合わせて貼着する。これにより、防草シート同士が幅方向に繋ぎ合わされ、広い範囲の地面に防草シートを敷設することができる。【選択図】 図2

Description

本発明は、地面に敷設する防草シート及びその敷設方法に関し、特に地面に敷設する際の作業性に優れた防草シートに関するものである。
従来より、防草シートを広い範囲の地面に敷設する際、長尺の防草シートの複数を、その長尺端部を重ね合わせ幅方向に繋ぎ合わせて敷設することが行われている。この場合、重ね合わされた長尺端部がずれないように、重ね合わせた箇所をアンカーピン等の固定具で固定することが行われている(特許文献1の請求項4及び特許文献2の請求項5)。しかしながら、アンカーピン等による固定は、アンカーピン等の孔を起点として、防草シートが裂けることがあった。防草シートが裂けると、その箇所から雑草が繁殖しやすくなる。
このため、アンカーピン等の固定具による固定に代えて、ヒートガンやバーナー等の溶着機を用いて、重ね合わせた長尺端部を溶着することも行われている(特許文献3の請求項3)。しかしながら、ヒートガン等の溶着機を用いる方法は、現場にて火事が発生する危険があり、好ましいものではない。
特開2001−37353号公報 特開2014−125837号公報 特開2018−108057号公報
本発明の課題は、アンカーピン等の固定具やヒートガン等の溶着機を用いることなく、簡便に長尺端部を固定しうる防草シートを提供することにある。また、この防草シートを用いた簡便な防草シートの敷設方法を提供することにある。
すなわち、本発明は、表面側から、アスファルト層、粘着剤層及び離型シートの順に積層一体化されてなる長尺の防草シートであって、離型シートの長尺端縁の内側に該長尺端縁と平行に切断線が設けられてなる防草シート及びこの防草シートの敷設方法に関するものである。
本発明に係る防草シートは、その表面側がアスファルト層で形成されている。アスファルト層は、アスファルトを含む層である。すなわち、アスファルトのみで形成されている層だけでなく、アスファルトとその他の材料で形成されているものを含んでいる。たとえば、特許第6360452号公報に記載されているような、アスファルトを二枚の不織布で挟んだものや、特許第6381485号公報に記載されているような、不織布にアスファルトとワックス等の離型剤を含浸させたものもアスファルト層である。なお、アスファルト層に用いられるアスファルトとしては、従来公知の石油アスファルト又は天然アスファルトを用いることができる。アスファルト層の表面には、砂利や軽石等の石を載せておいてもよい。かかるアスファルト層は遮光性が高く、防草効果を発揮するものである。
アスファルト層の質量は任意であるが、一般的には100〜2000g/m2の範囲内であり、700〜2000g/m2程度の高質量であるのが好ましい。高質量であるほど、アスファルト層の裏面に設けられている粘着剤層の粘着力が高くなるからである。また、アスファルト層の上に砂利や軽石等の石を載せて、さらに高質量にすると、さらに粘着力が高くなる。
アスファルト層の裏面には、粘着剤層が設けられている。粘着剤層を形成している粘着剤としては、従来公知のものが用いられ、たとえばアクリル系粘着剤が用いられる。粘着剤層の露出面(アスファルト層側の反対面)には、離型シートが貼着されている。離型シートとしては従来公知のものが用いられ、たとえば合成樹脂製フィルムや離型紙が用いられる。本発明に係る防草シートは、表面側から、アスファルト層、粘着剤層及び離型シートの順に積層一体化されてなり、長尺となっている。
本発明に係る防草シートの裏面に貼着されている離型シート2は、片方の長尺端縁1の内側又は両方の長尺端縁1,1の内側に、長尺端縁1と平行に切断線3が設けられている。切断線3は、離型シート2を切断しやすくするために設けられているものであり、たとえば、ミシン目で形成されていてもよいし、スリットで形成されていてもよい。この切断線3は、長尺端縁1の内側5〜15cmの箇所に設けられているのが好ましい。5cm未満になると、既設の防草シートとの重ね合わせ部位の面積が小さく、重ね合わせ部位がずれる傾向が生じる。また、15cmを超えて重ね合わせると、重ね合わせ部位の面積が大きくなりすぎ、防草シートの敷設面積が小さくなる傾向が生じる。
本発明に係る防草シートは、既設の防草シートに対し以下のようにして敷設される。本発明に係る防草シートは、一般的に巻回された巻物の状態で供給されるので、防草シートを巻き戻しながら、離型シート2の切断線3から長尺端縁1側(外側)を取り除く。そして、切断線3から長尺端縁1までの部位において、粘着剤層を露出させる。そして、既設の防草シートの端部と露出した粘着剤層を重ね合わせて、貼着する。これを順次行うことにより、広い範囲の地面を防草シートで覆うことができる。なお、離型シート2の切断線3から長尺端縁1側(外側)を取り除かずに、この外側を内側に折り曲げて、粘着剤層を露出させ、既設の防草シートの端部と重ね合わせてもよい。離型シート2の外側を取り除かない場合、施工現場でゴミ(離型シート1の外側)が発生しないため、好ましいものである。
上述した方法において、切断線3の内側に存在する離型シート2は、取り除いてもよいし、取り除かなくてもよい。離型シート2が合成樹脂製フィルムの如き非通気性シートである場合、取り除かない方が好ましい。この場合、離型シート2が地面と当接していることになるが、非通気性であるので大気中の二酸化炭素が地面に供給されにくく、雑草の繁殖がより抑制される。なお、敷設する地面の大部分がコンクリートである場合、離型シート2の全部を取り除き、コンクリートに防草シートを接着させて、滑りにくいようにしてもよい。
本発明に係る防草シートはアスファルト層を備えており、比較的高質量であるため、既設の防草シートと新設の防草シートとを、その長尺端部で重ね合わせて押圧するだけで、粘着剤層によって強く貼着し、ずれにくくなる。したがって、複数の防草シートを繋ぎ合わせて、広い地面の範囲に亙って防草シートを敷設する作業が簡便になるという効果を奏する。
本発明の一例に係る防草シートの表面図である。 図1の防草シートの裏面図である。
1 長尺端縁
2 離型シート
3 切断線

Claims (6)

  1. 表面側から、アスファルト層、粘着剤層及び離型シートの順に積層一体化されてなる長尺の防草シートであって、離型シートの長尺端縁の内側に該長尺端縁と平行に切断線が設けられてなる防草シート。
  2. 切断線が離型シートの長尺端縁の両内側に設けられてなる請求項1記載の防草シート。
  3. 切断線は、長尺端縁から5〜15cm内側に設けられてなる請求項1記載の防草シート。
  4. 切断線は、ミシン目又はスリットである請求項1記載の防草シート。
  5. 離型シートは、合成樹脂製フィルムである請求項1記載の防草シート。
  6. 既設の防草シートの端部と、新設の防草シートの端部とを重ね合わせて、防草シートを敷設する方法において、
    新設の防草シートとして請求項1記載の防草シートを用い、
    離型シートに設けられた切断線より外側の離型シートを取り外して粘着剤層を露出させると共に、切断線より内側の離型シートは取り外さずに粘着剤層を露出させずに、
    露出した粘着剤層と既設の防草シートの端部とを重ね合わせることを特徴とする防草シートの敷設方法。
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