JP2021112376A - 手指訓練具 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用時に常に手指を開く方向に負荷が付与されると共に使用者の手指の状態に応じた柔軟な訓練に対応することができる手指訓練具を提供する。【解決手段】本発明に係る手指訓練具1は、片手Hで把持して手指fを刺激する弾性伸縮部材からなる手指訓練具1であって、下半部をなす基部2と、基部2の上部に突設して上半部をなす手指刺激部10とで形成し、手指刺激部10は、複数の長尺刺激体11と、少なくとも1以上の短尺刺激体17とで構成し、長尺刺激体11は、略球状の球状刺激部12を複数連設して形成し、短尺刺激体17は、長尺刺激体11よりも短く形成し球状刺激部12よりも大きく形成すると共に最外側に配設したことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、簡易な構成で手指の痙縮や拘縮等を改善するための手指訓練具に関する。
従来より、脳卒中の後遺症として筋肉の過度な緊張により手指が握ったまま開き難くなる痙縮を発症することや、痙縮を長期間放置することで筋肉が固まり、更に関節の運動が制限される拘縮に進展する事例が多い。
また、脳卒中とは無関係に麻痺により筋肉が萎縮することや、長期間の入院により身体を動かさないことで筋肉の柔軟性が失われ拘縮を発症する事例も多い。
このような痙縮や拘縮が手指に発症した場合、常に握られた手指や掌には菌が繁殖して不衛生になることや、伸びた爪で掌を損傷する等してしまうため、各指間に挿入されると共に掌で握られる吸湿性の高い素材で形成された介護用具が用いられている。
当該用具は、抗菌性や滅菌性、殺菌性、脱臭加工等を施したり、該用具が手指から脱落しないような工夫を凝らすことで、日常生活での当該用具の装着により現状からの更なる悪化を防止することを目的としている。
しかしながら、痙縮や拘縮の本質的な回復を目的とする所謂リハビリのような訓練具で簡易な用具が積極的に考案されてない中で、例えば、特許文献1に係る指矯正具が開示されており、本技術は、袋状の握持部を形成し、この握持部の内部にビーズを充填し、前記握持部の側縁部には、内部で連通しビーズが充填されるよう形成した複数本の指間挿嵌用突起を突設したものである。
当該指矯正具は、内部にビーズを充填したことで指間挿嵌用突起がビーズの移動で太さが変化するため脱落し難い構成であるとされている。
登録実用新案第3086716号公報
確かに、特許文献1に係る指矯正具は、「手に障害を持つ人の麻痺した手先の回復に役立つ」ものとされていることから、使用者が指矯正具を装着し把持動作を繰り返すことで手指や掌にはビーズによる刺激が与えられ、しかも、脱落し難い点で優れている。
しかしながら、袋状で互いに連通する握持部と指間挿嵌用突起の内部に充填されるビーズの粒径は、特に指間挿嵌用突起の内部でビーズの移動を想定するとビーズの粒径は非常に小さなものとなり、手指や掌に刺激を与えるには十分とは言い難い。
更に、指間挿嵌用突起がビーズの移動で太さが変化することで脱落し難いのは、最初の把持動作で指の間隙に見合った形状に変化した後は把持動作を繰り返してもビーズの移動が少なくなるためビーズによる刺激が限定的であることでもある。
これは、把持動作の繰り返しが手指を握る方向でしかビーズによる刺激が付与されないこと、すなわち装着前の萎縮した手指の状態に近づくだけであり訓練としての達成感が乏しく、手指が握ったまま開き難い使用者にとって最も重要な開くための負荷が十分に付与されない点で訓練具としての効果に問題がある。
また、上述の通り、袋状の握持部と指間挿嵌用突起の内部にビーズを充填した構成のみでは常に把持動作で握った形状に変化してしまうだけなので使用者の手指の状態に応じた訓練には対応できない。
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、使用時に常に手指を開く方向に負荷が付与されると共に使用者の手指の状態に応じた柔軟な訓練に対応することができる手指訓練具を提供することにある。
以上のような目的を達成するために、本発明は以下のようなものを提供する。
請求項1に係る発明では、片手で把持して手指を刺激する弾性伸縮部材からなる手指訓練具であって、下半部をなす基部と、前記基部の上部に突設して上半部をなす手指刺激部とで形成し、前記手指刺激部は、複数の長尺刺激体と、少なくとも1以上の短尺刺激体とで構成し、前記長尺刺激体は、略球状の球状刺激部を複数連設して形成し、前記短尺刺激体は、前記長尺刺激体よりも短く形成し前記球状刺激部よりも大きく形成すると共に最外側に配設したことを特徴とする手指訓練具を提供せんとする。
請求項2に係る発明では、前記手指刺激部には、前記手指刺激部を略任意の形状に保持する形状保持部材を内在したことを特徴とする請求項1に記載の手指訓練具を提供せんとする。
請求項3に係る発明では、前記基部は、略偏平状に形成した偏平基部からなることを特徴とする請求項1または2に記載の手指訓練具を提供せんとする。
請求項4に係る発明では、前記偏平基部の略偏平状の一側面側に凸部を膨出して形成したことを特徴とする請求項3に記載の手指訓練具を提供せんとする。
請求項5に係る発明では、前記基部は、横長の略ラグビーボール状に形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の手指訓練具を提供せんとする。
請求項1記載の発明によれば、片手で把持して手指を刺激する弾性伸縮部材からなる手指訓練具であって、下半部をなす基部と、基部の上部に突設して上半部をなす手指刺激部とで形成し、手指刺激部は、複数の長尺刺激体と、少なくとも1以上の短尺刺激体とで構成し、長尺刺激体は、略球状の球状刺激部を複数連設して形成し、短尺刺激体は、長尺刺激体よりも短く形成し球状刺激部よりも大きく形成すると共に最外側に配設したことより、手指訓練具を把持すれば弾性伸縮部材によって常に手指を開く方向に負荷が付与されるため手指の痙縮や拘縮の改善に効果的である。
また、手指刺激部の特徴的な形状や数により把持する箇所を変えることで手指を刺激する箇所も変化するため、使用者の手指の状態に応じた柔軟な訓練に対応することができる。
更に、長尺刺激体に形成した複数の球状刺激部が手指と略係合することで訓練時の手指訓練具の脱落を防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、手指刺激部には、手指刺激部を略任意の形状に保持する形状保持部材を内在したことより、使用者の手指の状態に応じた任意の形状に変化させて使用することができ、より柔軟な訓練に対応することができる。
また、使用者が把持することで形状が変化するため訓練の効果を確認し易いだけでなく、変形しても常に手指を開く方向に負荷が付与されるため手指の痙縮や拘縮の改善に効果的である。
請求項3記載の発明によれば、基部は、略偏平状に形成した偏平基部からなることより、取り扱いが容易であり、掌への刺激を軽減し手指への刺激を増加させることができる。
請求項4記載の発明によれば、偏平基部の略偏平状の一側面側に凸部を膨出して形成したことより、掌と手指に同時に負荷を付与することができ、更に、把持する箇所を変えることで刺激する箇所も変化するため、使用者の状態に応じた柔軟な訓練に対応することができる。
請求項5記載の発明によれば、基部は、横長の略ラグビーボール状に形成したことより、掌を大きく開いた状態で常に手指を開く方向に負荷が付与されるため手指の痙縮や拘縮の改善に効果的である。
更に、底部を水平に切削した横長の略ラグビーボール状に形成すれば机上等に立設した状態で保管することができる。
(a)は本実施形態に係る手指訓練具の正面図で、(b)は右側面図で、(c)は(a)の簡易透視図で、(d)は(b)の簡易透視図である。 本実施形態に係る手指訓練具を変形させた簡易透視図である。 (a)は本実施形態に係る手指訓練具の正面図で、(b)は右側面図である。 (a)は本実施形態に係る手指訓練具の正面図で、(b)は右側面図で、(c)は(a)の簡易透視図で、(d)は(b)の簡易透視図である。 (a)は本実施形態に係る手指訓練具の正面図で、(b)は右側面図である。 (a)は本実施形態に係る手指訓練具の正面図で、(b)は手指訓練具の他の正面図で、(c)は右側面図である。 (a)〜(c)は本実施形態に係る手指訓練具の使用例の説明図である。 (a)、(b)は本実施形態に係る手指訓練具の使用例の説明図である。
本発明に係る手指訓練具の要旨は、片手で把持して手指を刺激する弾性伸縮部材からなる手指訓練具であって、下半部をなす基部と、基部の上部に突設して上半部をなす手指刺激部とで形成し、手指刺激部は、複数の長尺刺激体と、少なくとも1以上の短尺刺激体とで構成し、長尺刺激体は、略球状の球状刺激部を複数連設して形成し、短尺刺激体は、長尺刺激体よりも短く形成し球状刺激部よりも大きく形成すると共に最外側に配設したことを特徴とする。すなわち、使用時に常に手指を開く方向に負荷が付与されると共に使用者の手指の状態に応じた柔軟な訓練に対応することができる手指訓練具の提供を図ろうとするものである。
以下、本発明に係る手指訓練具1の一実施形態について図面を参照しながら説明する。また、本説明中において左右同一又は左右対称の構造や部品については、原則として同一の符号を付し、左右何れか一方のみを説明して、他方については説明を適宜省略する。
本発明の実施形態に係る手指訓練具1は、図1(a)〜(d)、図7等に示すように、片手Hで把持して手指fを刺激する弾性伸縮部材からなる手指訓練具1であって、下半部をなす基部2と、基部2の上部に突設して上半部をなす手指刺激部10とで形成し、手指刺激部10は、複数の長尺刺激体11と、少なくとも1以上の短尺刺激体17とで構成し、長尺刺激体11は、略球状の球状刺激部12を複数連設して形成し、短尺刺激体17は、長尺刺激体11よりも短く形成し球状刺激部12よりも大きく形成すると共に最外側に配設している。
また、手指刺激部10には、手指刺激部10を略任意の形状に保持する形状保持部材19を内在している。
このような構成の手指訓練具1は、例えば、図7(a)〜(c)に示すように、基部2を掌pに位置させつつ手指刺激部10を手指f間で挟持して把持することや、図8(a)、(b)に示すように、長尺刺激体11のみを手指fで把持することで使用者の手指fの状態に応じた柔軟な訓練に対応することができるだけでなく、手指訓練具1を把持すれば弾性伸縮部材の反発力により常に手指fが開く方向に負荷が付与されるので、把持動作を繰り返すことで手指fへの刺激を効率よく付与することができるものである。
以下、本構成について具体的に詳述する。
手指訓練具1は、図1(a)、(b)に示すように、略人手のような形状と大きさに形成し、全体を形成する弾性伸縮部材は、例えば、弾性シリコン樹脂やゴム材等のように弾性と伸縮性を共に備えた材料で形成している。
また、基部2は略偏平状に形成した偏平基部3で下半部をなし、基部2の上部に突設する手指刺激部10を上半部として弾性伸縮部材により一体に形成すると共に、掌pで把持した際に萎縮した手指fが拡開しつつ把持できる程度の幅広に形成し掌pに効率よく刺激が付与されるよう構成している。
従って、ある程度手指fが拡開する使用者であれば、例えば、図3(a)、(b)に示すように、手指刺激部10と連接する基部2の一方の端部側を幅広に形成し他方の端部側にかけて幅狭に形成してもよい。
なお、本実施形態では、机上等に立設した状態で保管できるように底部8を水平に切削して形成している。
このように、基部2は、使用者の手指fの状態に応じた任意の幅や形状に形成することが望ましいため、また、例えば、図4(a)、(b)に示すように、偏平基部3の略偏平状の一側面側に半球状の凸部4を膨出して形成してもよく、また、図4(c)、(d)に示すように、膨出した凸部4の表面に半球状の複数の突起部5を形成してもよく、更に、偏平基部3の両側面に凸部4を形成してもよい。
このような凸部4や突起部5は、手指訓練具1を把持した際の掌pへの刺激を増加させ効率よい訓練を可能とする。
なお、上述した突起部5を手指訓練具1の所定部分や全体に形成すれば訓練時の手指fへの刺激を更に増加させることができる。
また、例えば、図5(a)、(b)に示すように、基部2を横長の略ラグビーボール状に形成すれば手指fを大幅に拡開しつつ前後に湾曲した膨出部6が掌pへの刺激を増加させ、更に効率よい訓練を可能とする。
なお、本実施形態では、机上等に立設した状態で保管できるように底部8を水平に切削して形成している。
また、本実施形態に係る基部2は、上述した構成に限定されず、本発明の要旨の範囲内において種々の変形・変更が可能であることは言うまでもない。
また、基部2の上部に突設して上半部をなす手指刺激部10は、図1に示すように、3本の長尺刺激体11と、1本の短尺刺激体17とで構成し、長尺刺激体11は、略球状の球状刺激部12を複数連設して形成している。
具体的には、長尺刺激体11の最外側に配設した第一長尺刺激体13には球状刺激部12を3個連設し、第一長尺刺激体13に隣接した第二・第三長尺刺激体14,15には球状刺激部12を各々4個連設している。
球状刺激部12は、各手指fに刺激を与えるだけでなく、例えば、図7(a)に示すように、小指f1から人差指f4の間に各々長尺刺激体11を挿入して図7(b)や(c)のように把持しても各球状刺激部12の間隙と各手指fが略係合して使用時の手指fからの手指訓練具1の脱落防止となる。
なお、球状刺激部12の数は本実施形態に限定されず、また、図1(a)に示すように、略球状の球状刺激部12の表面近傍で接続した態様に限定されず、例えば、図6(a)に示すように、各球状刺激部12の表面から内側にかけて重複して接続した態様、すなわち、球状刺激部12の間隙が密になった態様であってもよく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形・変更が可能である。
また、短尺刺激体17は、図1(a)に示すように、第三長尺刺激体15に隣接し第一長尺刺激体13と対向する手指訓練具1の最外側に配設すると共に、第一長尺刺激体13よりも短く形成し球状刺激部12よりも大きく形成している。
短尺刺激体17は、正面視横長の略ラグビーボール状に形成し、例えば、図7(b)に示すように、短尺刺激体17の基端を人差指f4と親指f5で挟持すれば、人差指f4は、第三長尺刺激体15の球状刺激部12の間隙と短尺刺激体17により囲繞され、親指f5は、短尺刺激体17と略係合して使用時の手指fからの手指訓練具1の脱落防止となる。
また、短尺刺激体17は、例えば、図7(c)に示すように、短尺刺激体17の上部両端を人差指f4と親指f5とで挟持すれば両指f4,f5の指腹面に刺激を与えることもできる。
なお、短尺刺激体17の形状は本実施形態に限定されず、長尺刺激体11よりも短く形成し球状刺激部12よりも大きく形成していれば、例えば、略球状や、図6(b)、(c)に示すような側面視横長の略ラグビーボール状に形成する等、本発明の要旨の範囲内において種々の変形・変更が可能である。
また、手指刺激部10を構成する長尺刺激体11と短尺刺激体17には、図1(c)、(d)に示すように、手指刺激部10を略任意の形状に保持する形状保持部材19を内在しており、形状保持部材19は具体的には、弾性変形し易く塑性変形し難い、例えば、金属細線の針金等を用いている。
形状保持部材19は、手指刺激部10の各々の略中心を軸線方向として上部側から基部2にかけて配設することで、図2に示すように、手指刺激部10が略任意の形状に保持されるよう構成している。
以上、説明したように本実施形態に係る手指訓練具1は構成しており、片手Hで把持して手指fを刺激する弾性伸縮部材からなる手指訓練具1であって、下半部をなす基部2と、基部2の上部に突設して上半部をなす手指刺激部10とで形成し、手指刺激部10は、複数の長尺刺激体11と、少なくとも1以上の短尺刺激体17とで構成し、長尺刺激体11は、略球状の球状刺激部12を複数連設して形成し、短尺刺激体17は、長尺刺激体11よりも短く形成し球状刺激部12よりも大きく形成すると共に最外側に配設したことより、手指訓練具1を把持すれば弾性伸縮部材によって常に手指fを開く方向に負荷が付与されるため手指fの痙縮や拘縮の改善に効果的である。
また、手指刺激部10の特徴的な形状や数により把持する箇所を変えることで手指fを刺激する箇所も変化するため、使用者の手指fの状態に応じた柔軟な訓練に対応することができる。
更に、長尺刺激体11に形成した複数の球状刺激部12が手指fと略係合することで訓練時の手指訓練具1の脱落を防止することができる。
また、手指刺激部10には、手指刺激部10を略任意の形状に保持する形状保持部材19を内在したことより、使用者の手指fの状態に応じた任意の形状に変化させて使用することができ、より柔軟な訓練に対応することができる。
また、使用者が把持することで形状が変化するため訓練の効果を確認し易いだけでなく、変形しても常に手指fを開く方向に負荷が付与されるため手指fの痙縮や拘縮の改善に効果的である。
また、基部2は、略偏平状に形成した偏平基部3からなることより、取り扱いが容易であり、掌pへの刺激を軽減し手指fへの刺激を増加させることができる。
また、偏平基部3の略偏平状の一側面側に凸部4を膨出して形成したことより、掌pと手指fに同時に負荷を付与することができ、更に、把持する箇所を変えることで刺激する箇所も変化するため、使用者の状態に応じた柔軟な訓練に対応することができる。
更に、基部2は、横長の略ラグビーボール状に形成したことより、掌pを大きく開いた状態で常に手指fを開く方向に負荷が付与されるため手指fの痙縮や拘縮の改善に効果的である。
しかも、底部8を水平に切削した横長の略ラグビーボール状に形成すれば机上等に立設した状態で保管することができる。
以上、本発明の本実施形態に係る手指訓練具1の好ましい実施形態について説明したが、本発明は特定の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形・変更が可能である。
f 手指
H 手
1 手指訓練具
2 基部
3 偏平基部
4 凸部
10 手指刺激部
11 長尺刺激体
12 球状刺激部
17 短尺刺激体
19 形状保持部材
請求項1に係る発明では、片手で把持して手指を刺激する弾性伸縮部材からなる手指訓練具であって、下半部をなす基部と、前記基部の上部に突設して上半部をなす手指刺激部とで形成し、前記手指刺激部は、複数の長尺刺激体と、少なくとも1以上の短尺刺激体とで構成し、前記長尺刺激体は、略球状の複数の球状刺激部の互いの間隙が密となるよう各前記球状刺激部の表面から内側にかけて重複して連設、前記短尺刺激体は、前記長尺刺激体よりも短く形成し前記球状刺激部よりも大きく形成すると共に最外側に配設したことを特徴とする手指訓練具を提供せんとする。
請求項3に係る発明では、前記基部は、前記長尺刺激体の長手方向に略偏平状に形成した偏平基部からなり、前記短尺刺激体は、略球状に形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の手指訓練具を提供せんとする。
請求項5に係る発明では、前記基部は、前記長尺刺激体の長手方向に対して略直交方向に横長の略ラグビーボール状に形成すると共に底部を前記長尺刺激体の長手方向に対して略直交方向に水平に切削した平面を有することを特徴とする請求項1または2に記載の手指訓練具を提供せんとする。
請求項1記載の発明によれば、片手で把持して手指を刺激する弾性伸縮部材からなる手指訓練具であって、下半部をなす基部と、基部の上部に突設して上半部をなす手指刺激部とで形成し、手指刺激部は、複数の長尺刺激体と、少なくとも1以上の短尺刺激体とで構成し、長尺刺激体は、略球状の複数の球状刺激部の互いの間隙が密となるよう各球状刺激部の表面から内側にかけて重複して連設、短尺刺激体は、長尺刺激体よりも短く形成し球状刺激部よりも大きく形成すると共に最外側に配設したことより、手指訓練具を把持すれば弾性伸縮部材によって常に手指を開く方向に負荷が付与されるため手指の痙縮や拘縮の改善に効果的である。
請求項3記載の発明によれば、基部は、長尺刺激体の長手方向に略偏平状に形成した偏平基部からなり、短尺刺激体は、略球状に形成したことより、取り扱いが容易であり、掌への刺激を軽減し手指への刺激を増加させることができる。
請求項5記載の発明によれば、基部は、長尺刺激体の長手方向に対して略直交方向に横長の略ラグビーボール状に形成すると共に底部を長尺刺激体の長手方向に対して略直交方向に水平に切削した平面を有することより、掌を大きく開いた状態で常に手指を開く方向に負荷が付与されるため手指の痙縮や拘縮の改善に効果的である。
請求項1に係る発明では、片手で把持して手指を刺激する弾性伸縮部材からなる手指訓練具であって、下半部をなす基部と、前記基部の上部に突設して上半部をなす手指刺激部とで形成し、前記手指刺激部は、複数の長尺刺激体と、少なくとも1以上の短尺刺激体とで構成し、前記基部は、前記長尺刺激体の長手方向に略偏平状に形成した偏平基部からなり、前記長尺刺激体は、略球状の3以上の全ての球状刺激部の互いの間隙が密となるよう各前記球状刺激部の表面から内側にかけて重複して連設し、前記短尺刺激体は、前記長尺刺激体よりも短く形成し前記球状刺激部よりも大きな略球状で基端を縮径して前記基部に突設すると共に最外側に配設したことを特徴とする手指訓練具を提供せんとする。
請求項3に係る発明では、前記短尺刺激体は、前記球状刺激部の外形よりも略2倍以上の大きさに形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の手指訓練具を提供せんとする。
請求項に係る発明では、前記基部は、前記長尺刺激体の長手方向に対して略直交方向に横長の略ラグビーボール状に形成すると共に底部を前記長尺刺激体の長手方向に対して略直交方向に水平に切削した平面を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の手指訓練具を提供せんとする。
請求項1記載の発明によれば、片手で把持して手指を刺激する弾性伸縮部材からなる手指訓練具であって、下半部をなす基部と、基部の上部に突設して上半部をなす手指刺激部とで形成し、手指刺激部は、複数の長尺刺激体と、少なくとも1以上の短尺刺激体とで構成し、基部は、長尺刺激体の長手方向に略偏平状に形成した偏平基部からなり、長尺刺激体は、略球状の3以上の全ての球状刺激部の互いの間隙が密となるよう各球状刺激部の表面から内側にかけて重複して連設し、短尺刺激体は、長尺刺激体よりも短く形成し球状刺激部よりも大きな略球状で基端を縮径して前記基部に突設すると共に最外側に配設したことより、手指訓練具を把持すれば弾性伸縮部材によって常に手指を開く方向に負荷が付与されるため手指の痙縮や拘縮の改善に効果的であり、基部は、長尺刺激体の長手方向に略偏平状に形成した偏平基部からなり、短尺刺激体は、略球状に形成したことより、取り扱いが容易であり、掌への刺激を軽減し手指への刺激を増加させることができる
請求項3に係る発明によれば、短尺刺激体は、球状刺激部の外形よりも略2倍以上の大きさに形成したことより、手指と略係合することで訓練時の手指訓練具の脱落を更に防止することができる。
請求項記載の発明によれば、基部は、長尺刺激体の長手方向に対して略直交方向に横長の略ラグビーボール状に形成すると共に底部を長尺刺激体の長手方向に対して略直交方向に水平に切削した平面を有することより、掌を大きく開いた状態で常に手指を開く方向に負荷が付与されるため手指の痙縮や拘縮の改善に効果的である。

Claims (5)

  1. 片手で把持して手指を刺激する弾性伸縮部材からなる手指訓練具であって、
    下半部をなす基部と、前記基部の上部に突設して上半部をなす手指刺激部とで形成し、
    前記手指刺激部は、複数の長尺刺激体と、少なくとも1以上の短尺刺激体とで構成し、
    前記長尺刺激体は、略球状の球状刺激部を複数連設して形成し、
    前記短尺刺激体は、前記長尺刺激体よりも短く形成し前記球状刺激部よりも大きく形成すると共に最外側に配設したことを特徴とする手指訓練具。
  2. 前記手指刺激部には、前記手指刺激部を略任意の形状に保持する形状保持部材を内在したことを特徴とする請求項1に記載の手指訓練具。
  3. 前記基部は、略偏平状に形成した偏平基部からなることを特徴とする請求項1または2に記載の手指訓練具。
  4. 前記偏平基部の略偏平状の一側面側に凸部を膨出して形成したことを特徴とする請求項3に記載の手指訓練具。
  5. 前記基部は、横長の略ラグビーボール状に形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の手指訓練具。
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