JP2021110572A - トルク検出装置、制御装置、ロボット装置、物品の製造方法、プログラム、および記録媒体 - Google Patents

トルク検出装置、制御装置、ロボット装置、物品の製造方法、プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】例えばロボット装置の分野では、非検出方向の力に対する機械強度が確保され、しかも検出精度が高いトルクセンサが求められていた。【解決手段】第1の部位と、前記第1の部位の内側に設けられた第2の部位と、前記第1の部位と前記第2の部位とを接続する接続部と、を有し、前記第1の部位は、第1の筒状部と、前記第1の筒状部から前記第2の部位に向かって突出する第1の凸部を有し、前記第2の部位は、第2の筒状部と、前記第2の筒状部から前記第1の部位に向かって突出する第2の凸部を有し、前記第1の部位は、前記第1の筒状部の内側面および前記第1の凸部の表面が、前記接続部と接続し、前記第2の部位は、前記第2の筒状部の外側面および前記第2の凸部の表面が、前記接続部と接続し、トルクが印加された際には、前記接続部が変形して前記第1の部位と前記第2の部位が相対的に変位する、ことを特徴とするトルク検出装置である。【選択図】図4

Description

本発明は、トルクを検出する検出装置、トルクを検出する検出装置を用いて機器の動作を制御する制御装置、トルクを検出する検出装置を備えたロボット装置、等に関する。
近年、工場などの製造現場における工業製品の加工や組立作業の自動化に伴い、汎用的な作業が可能な多関節アームを有するロボット装置の需要が高まっている。精密機械の組立といった複雑な作業や、作業者と協同して行う作業、医療や介護などで人間の動作を補助する作業など、これまでよりも柔軟な動作がロボット装置には求められている。このような柔軟な動作を実現するためには、外力に倣うための力制御機能が必須であり、ロボットアームの関節にかかるトルクを正確に検出できる手段が必要になる。
ロボットアームの関節にかかるトルクを検出する手段としては、ロボットアームの関節部にトルクセンサを搭載する構成が挙げられる。とりわけ、上述のようにロボットアームに複雑な作業(例えば組立作業)を行わせる場合、高精度かつ高剛性のトルクセンサが求められる。一方、ロボットアームにトルクセンサを搭載する場合、設置するスペースに制約があるため、薄型であることが求められる。
特許文献1には、Cr−Nの薄膜抵抗体(感歪膜)を用いた歪ゲージを、トルクセンサの検出素子として用いることが開示されている。内側の環状部材と外側の環状部材の間を板状の起歪体で接続し、歪ゲージを用いることで起歪体の変位を検出し、環状部材の周方向にかかる力(トルク)を検出するトルクセンサである。
特開2018−91813号公報
特許文献1に開示された構造のトルクセンサは、トルク検出方向以外の方向、すなわち非検出方向についての剛性が高くないため、非検出方向に力がかかると起歪体、あるいは起歪体と環状部材の接続部が破損する可能性があった。
非検出方向の力に対する機械強度を担保するために、追加的に軸受け等の案内機構を環状部に設けることが考えられるが、そうすると案内機構にかかる摺動抵抗をトルクセンサが検出してしまうため、実効トルクの検出精度が落ちてしまう可能性があった。
そこで、非検出方向の力に対する機械強度が確保され、しかも検出精度が高いトルクセンサが求められていた。
本発明は、第1の部位と、前記第1の部位の内側に設けられた第2の部位と、前記第1の部位と前記第2の部位とを接続する接続部と、を有し、前記第1の部位は、第1の筒状部と、前記第1の筒状部から前記第2の部位に向かって突出する第1の凸部を有し、前記第2の部位は、第2の筒状部と、前記第2の筒状部から前記第1の部位に向かって突出する第2の凸部を有し、前記第1の部位は、前記第1の筒状部の内側面および前記第1の凸部の表面が、前記接続部と接続し、前記第2の部位は、前記第2の筒状部の外側面および前記第2の凸部の表面が、前記接続部と接続し、トルクが印加された際には、前記接続部が変形して前記第1の部位と前記第2の部位が相対的に変位する、ことを特徴とするトルク検出装置である。
本発明は、非検出方向の力に対する機械強度が確保され、しかも検出精度が高いトルクセンサを提供することができる。
(a)実施形態に係るトルクセンサユニットの下面図。(b)実施形態に係るトルクセンサユニットの側面図。 実施形態に係るトルクセンサユニットの上面図。 実施形態に係るトルクセンサユニットの構造体の外観図。 (a)実施形態1の構造体を図3のA−A線に沿って切断した断面図。(b)実施形態1の構造体を図3のB−B線に沿って切断した断面図。 実施形態に係るトルクセンサユニットを搭載したロボット装置の外観を示す斜視図。 実施形態に係るトルクセンサユニットを搭載した関節の断面図。 実施形態に係るトルクセンサユニットを搭載したロボット装置が備える制御装置の構成を示す図。 (a)実施形態2の構造体を図3のA−A線に沿って切断した断面図。(b)実施形態2の構造体を図3のB−B線に沿って切断した断面図。 (a)実施形態3の構造体を図3のA−A線に沿って切断した断面図。(b)実施形態3の構造体を図3のB−B線に沿って切断した断面図。 (a)実施形態4の構造体を図3のA−A線に沿って切断した断面図。(b)実施形態4の構造体を図3のB−B線に沿って切断した断面図。 (a)実施形態5の構造体を図3のA−A線に沿って切断した断面図。(b)実施形態5の構造体を図3のB−B線に沿って切断した断面図。
図面を参照して、本発明の実施形態であるトルクを検出する検出装置、トルクを検出する検出装置を用いて機器の動作を制御する制御装置、トルクを検出する検出装置を備えたロボット装置、等について説明する。
尚、以下の各実施形態の説明において参照する図面では、特に但し書きがない限り、同一の参照番号を付して示す要素は、同一の機能を有するものとする。
[実施形態1]
(トルクセンサユニットの構造)
図を参照して、実施形態1に係るトルクセンサユニットについて説明する。
図1(a)は、トルクセンサユニット20の下面図、図1(b)はトルクセンサユニット20の側面図、図2はトルクセンサユニット20の上面図である。トルクセンサユニット20は、構造体1と、構造体1の変形を検出する光学式エンコーダ10を備えている。
図3は、構造体1を抽出して外観を示した斜視図である。
構造体1は、第1の部位としての外輪部2、第2の部位としての内輪部3、外輪部2と内輪部3とを接続する接続部4を備えている。外輪部2と内輪部3は、互いに径が異なるドーナツ(リング)状の基本形状を有し、回転軸14を中心として同心に配置されるように構成されている。
外輪部2と内輪部3は、トルクを測定する測定対象に締結可能に構成されている。例えば、後に図6を参照して説明するように、トルクセンサユニット20を、測定対象としての回転関節に装着する場合には、相対変位するリンク125と減速機固定部31bのうちいずれか一方に外輪部2を接続し、いずれか他方に内輪部3を接続する。外輪部2と内輪部3には、図1(a)に示すように、測定対象と締結するための締結部位(例えばビス孔やタップ孔)が、周に沿って複数設けられている。
外輪部2の内側面と内輪部3の外側面とが対向する空間には、両者を接続する接続部4が、回転軸14から見て放射状に複数配置されている。言い換えれば、外輪部2の半径方向に沿って、複数の接続部4が放射状に配置されている。
検出すべきトルク、すなわち回転軸14まわりのトルク(Mz)が外輪部2と内輪部3の間にかかると、それぞれの接続部4は、外輪部の半径方向と交差する方向に弾性変形する。起歪体である接続部4の好適な態様は、弾性材料からなる板ばねである。
構造体1を製造するには、切削加工等を用いて母材から一体物として削り出すのが好適な作成方法であるが、各種3Dプリンタを用いて三次元造形で形成してもよいし、外輪部2、内輪部3および接続部4を別部材として準備し、接合して一体化してもよい。構造体1の接続部4は、目的のトルク検出範囲およびその必要分解能などに応じた弾性(ばね)係数を有する所定の材料、例えば樹脂や金属(鋼材、ステンレスなど)等の材料から構成される。
図4(a)は、構造体1を図3のA−A線、すなわち外輪部2の半径方向の内、接続部4が存在しない半径方向に沿って切断した断面図である。また、図4(b)は、構造体1を図3のB−B線、すなわち外輪部2の半径方向の内、接続部4が存在する半径方向に沿って切断した断面図である。
図4(a)に示すように、外輪部2および内輪部3は、それぞれ断面形状が略L字状になるよう構成される。すなわち、外輪部2は、所定の肉厚の筒状部(第1の筒状部)と、筒状部の内側面5よりも回転軸14に向けてL1だけ突出したツバ部60(第1の凸部)を備えている。また、内輪部3は、所定の肉厚の筒状部(第2の筒状部)と、筒状部の外側面7よりも回転軸14とは反対方向にL2だけ突出したツバ部80(第2の凸部)を備えている。外輪部2の筒状部の内側面5と、内輪部3の筒状部の外側面7は、距離Lだけ隔てられている。また、ツバ部60の側面とツバ部80の側面は、距離L3の間隙を隔てて対向している。ツバ部60およびツバ部80は、筒状部から回転軸14と交差する方向に突出した凸部と言ってもよいし、輪部に付帯して設けられたフランジ部と言ってもよい。あるいは、ツバ部60は筒状部から外輪部の輪中心に向かって突出する凸部であり、ツバ部80は筒状部から内輪部の輪中心とは反対方向に向かって突出した凸部であると言ってもよい。
図4(b)に示すように、接続部4は、外輪部2の筒状部の内側面5およびツバ部60の上面6において、外輪部2と接続している。また、接続部4は、内輪部3の筒状部の外側面7およびツバ部80の上面8において、内輪部3と接続している。接続部4は、ツバ部60とツバ部80を隔てる距離L3の間隙を跨ぐように橋状に形成され、外輪部2と内輪部3を繋いでいる。また、接続部4は、ツバ部60とツバ部80の間隙に対応する位置に切欠き部9を有している。
尚、図4(b)では、理解を容易にするため、外輪部2、内輪部3、接続部4の各断面には異なるテクスチャーを付し、各部の境界を明示した。しかし、例えば、構造体1が母材からの削り出しや3Dプリンタによる三次元造形により一体物として形成されている場合には、実際の断面においては各部の境界線が視認できない場合がある。
次に、図1(b)と図2を参照して、光学式エンコーダ10について説明する。光学式エンコーダ10は、回転軸14まわりのトルク(Mz)が外輪部2と内輪部3の間にかかった際に生じる構造体1の変形を検出する。回転軸14回りのトルク(Mz)が外輪部2と内輪部3の間に印加されると、各々の接続部4が外輪部2の半径方向と交差する方向に弾性変形する。このため、外輪部2と内輪部3は相対的に回転変位するが、光学式エンコーダ10は、この回転変位を定量的に検出する。
光学式エンコーダ10は、光学式の位置センサ(エンコーダ)としての機能を有し、表面にスケールパターンが形成されたスケール13と、スケールパターンを読み取って位置情報を検出する検出ヘッド12を備える。検出ヘッド12は、外輪部2と内輪部3の相対的な回転変位を検出する光学検出部である。
スケール13は、構造体1の外輪部2に固定され、検出ヘッド12は検出ヘッド取付け部11を介して構造体1の内輪部3に固定される。
検出ヘッド12は、発光素子と受光素子とを備え、発光素子からスケール13のスケールパターンを光照射し、反射光を受光素子で検出するタイプの光学式センサである。図1(b)に示すように、検出ヘッド12は、スケール13と対向するように配置されている。
スケール13に設けられたスケールパターンは、規則的パターンあるいは変調されたパターンであり、検出ヘッド12により光学的な読み取りが可能なように、表面の色の濃淡や反射率を変えることで構成されている。なお、このスケールパターンは、検出演算の方式によっては1条のみならず、例えば各々の配置位相が異なる複数条の濃淡パターンを配置することもできる。スケールパターンのピッチは、位置検出に必要とされる分解能などに応じて決定するが、近年ではエンコーダの高精度化/高分解能化に伴い、μmオーダのピッチのパターンも利用可能である。
次に、トルクセンサユニット20におけるトルクの検出について説明する。回転軸14まわりにトルク(Mz)が作用し、構造体1の各々の接続部4が外輪部2の半径方向と交差する方向に弾性変形すると、外輪部2と内輪部3は相対的に回転変位する。すると、検出ヘッド12とスケール13の相対位置が変化するため、スケール13に照射されている光の照射位置がスケール13上を移動する。このとき、スケール13に照射されている光がスケール13上に設けられたパターンを通過すると、受光素子で検出される光の光量が変化する。光学式エンコーダ10は、この光量の変化から、スケール13と検出ヘッド12との相対移動量、すなわち外輪部2と内輪部3の相対移動量を検出する。
検出された移動量は、トルク検出制御部によって、構造体1の外輪部2と内輪部3に作用した回転トルクに換算される。トルク検出制御部は、光学式エンコーダ10の出力値(移動量)をトルク値に換算する変換係数を用いて、移動量をトルク検出値に変換する。なお、このトルク検出制御部は、CPU201が実行するトルク検出プログラムによって構成されてもよいし、例えばPLC等のハードウェアにより構成されてもよい。
以上のようにして、トルクセンサユニット20は、設置された装置(例えばロボット装置の関節)において、回転軸14まわりのトルク(Mz)を検出することができる。
本実施形態では、外輪部2および内輪部3の形状を、従来のような肉厚が一定の円筒形状にするのではなく、回転軸14と交差する方向に突出したツバ部を有する形状としており、外輪部2および内輪部3は、断面形状が略L字状になるよう構成されている。すなわち、外輪部2は、所定の肉厚の筒状部と、筒状部の内側面5よりも回転軸14に向けてL1だけ突出したツバ部60を備えている。また、内輪部3は、所定の肉厚の筒状部と、筒状部の外側面7よりも回転軸14とは反対方向にL2だけ突出したツバ部80を備えている。
従来のトルクセンサのように、外輪部および内輪部が肉厚一定の円筒の場合には、回転軸回りのトルク以外の力(例えば図1(b)に示すX軸周りの力Mx)を受けた時に変形や破損を生じやすいため、軸受け等の案内機構を設ける必要があった。
これに対して、本実施形態の外輪部2および内輪部3はツバ部を有するため、回転軸14まわりのトルク(Mz)とは異なる方向の力に対して機械剛性が高いため、変形や破損が生じ難い特徴がある。
また、従来のトルクセンサでは、起歪体が、肉厚が一定の円筒形状である外輪部の内側面のみで外輪部と接続し、肉厚が一定の円筒形状である内輪部の外側面のみで内輪部と接続していた。すなわち、回転軸と平行な線に沿ってのみ接続していた。この場合には、起歪体と外輪部、起歪体と内輪部の接続強度が大きくはないので、許容される回転軸回りのトルク(計測トルク)の上限を大きくすることはできなかった。また、回転軸回りのトルク以外の力(例えば図1(b)に示すX軸周りの力Mx)を受けた時にも、起歪体と外輪部、起歪体と内輪部において破損が生じやすかった。
これに対して、本実施形態では、起歪体としての板状の接続部4は、外輪部2の筒状部の内側面5およびツバ部60の上面6において、外輪部2と接続し、内輪部3の筒状部の外側面7およびツバ部80の上面8において、内輪部3と接続している。本実施形態の接続部4は、外輪部2および内輪部3とは、筒状部の側面だけでなくツバ部の上面でも接続している。言い換えれば、接続部4は、外輪部2および内輪部3と、回転軸と平行な線(辺)だけでなく、回転軸と交差する線(辺)に沿って接続している。このため、回転軸14まわりのトルク(Mz)、およびそれとは異なる方向の力に対して接続強度が高く、接続部4と外輪部2の境界や、接続部4と内輪部3の境界における破損が生じ難い特徴がある。
また、本実施形態の接続部4は、ツバ部60とツバ部80を隔てる距離L3の間隙を跨ぐように橋状に形成され、外輪部2と内輪部3を繋いでいる。接続部4には、ツバ部60とツバ部80の間隙に対応する位置に切欠き部9を有している。この切欠き部9を設けることにより、回転軸回りのトルク以外の力(例えば図1(b)に示すX軸周りの力(Mx)を受けた時に、間隙を跨ぐ部分の局所に応力が集中して接続部4が破損するのを防ぐことができる。切欠き部の寸法や形状は、検出方向の剛性と非検出方向の剛性のバランスを考慮して適宜設定すればよい。
本実施形態によれば、構造体1の厚みHを小さくしても、非検出方向の剛性を保つことができ、検出精度が高いトルクセンサを提供することが可能である。
(トルクセンサユニットの具体例)
本実施形態の好適な具体例を示せば、トルクセンサユニット20の構造体1は、外径Dを68mm、回転軸方向厚みHを12mm、内径dを16mmとする。また、接続部4は、厚さtを1.2mm、長さLを12.5mm、幅H1を8mmとする。また、外輪部2が備えるツバ部60が筒状部から突出する長さ、すなわち回転軸14と直交する方向のツバ部60の長さL1を4.3mmとする。内輪部3が備えるツバ部80が筒状部から突出する長さ、すなわち回転軸14と直交する方向のツバ部80の長さL2を4.7mmとする。接続部4に設けられる切欠き部9は、回転軸方向の長さH2を4.25mm、回転軸と直交する方向の長さを3.5mmとした。尚、切欠き部9の長さは、ツバ部60とツバ部80を隔てる距離L3と等しい。構造体1は、SUS630を材料とする母材から切削加工により形成した。
本実施例において、検出方向の剛性の測定結果は、25,000[Nm/rad]であり、非検出方向の剛性の測定結果は、125,000[Nm/rad]であった。非検出方向の剛性は検出方向の剛性の5倍となった。
ツバ部が設けられていない従来のトルクセンサでは、実施例と同様の外径D、内径d、回転軸方向厚みHの場合には、検出方向の剛性が25,000[Nm/rad]であるのに対し、非検出方向の剛性は88,000[Nm/rad]であった。実施例は、従来よりも非検出方向の剛性を42%向上できることが確認された。
(ロボット装置)
次に、上述したトルクセンサユニットを備えたロボット装置について説明する。
図5は、実施形態1に係るトルクセンサユニットを搭載したロボット装置500の外観を模式的に示す斜視図である。図5に示すように、ロボット装置500は、ワークWの組立てを行う多関節ロボットアーム100と、多関節ロボットアーム100を制御する制御装置200と、制御装置200に接続されたティーチングペンダント300とを備えている。
多関節ロボットアーム100は、6軸制御のロボットアーム101と、ロボットアーム101の先端に接続されたハンド(エンドエフェクタ)102とを備えている。
ロボットアーム101は、作業台に固定されるベース部103と、変位や力を伝達する複数のリンク121〜126と、各リンク121〜126を旋回又は回転可能に連結する複数の関節111〜116とを備えている。更に、各関節111〜116には、関節に作用するトルクを検出するためのトルクセンサユニットを備える。
図6は、図5に示すロボットアーム101の関節116の断面図である。関節116は、構造部材であるリンク125および、126と、サーボモータ30と、サーボモータ30の出力を減速する波動歯車減速機31と、関節のトルクを検出するトルクセンサユニット20とを備えている。図6に示すように、リンク125は、トルクセンサユニット20と波動歯車減速機31を介してリンク126に接続される。
サーボモータ30は、電磁モータであり、ブラシレスDCモータやACサーボモータが例示できる。サーボモータ30はリンク125にボルト締結等で取り付けられ、その動力は波動歯車減速機31の減速機入力軸31aに伝達する。入力軸エンコーダ30aは、サーボモータ30の回転軸に設けられており、サーボモータ30の回転に伴って入力側パルス信号を生成し、制御装置200に出力する。なお、サーボモータ30と入力軸エンコーダ30aとの間には、必要に応じて、電源OFF時にロボットアーム101の姿勢を保持するためのブレーキユニットを設けてもよい。なお、入力軸エンコーダ30aは、一般的なロータリエンコーダと同様に、光学式或いは磁気式の何れでもよい。
波動歯車減速機31は、サーボモータ30の動力を入力する減速機入力軸31a、減速機の部材を保持する減速機固定部31b、及び、減速後のトルクを出力する減速機出力軸31cから構成される。減速機入力軸31aは楕円形状のカムと弾性軸受から構成されており、リング形状の減速機固定部31bの内周部Y1と、弾性体でカップ形状の減速機出力軸31cの外周部Z1には、歯数の異なる歯がお互いに噛み合うように設けられている。サーボモータ30によって楕円形状である減速機入力軸31aが回転すると、弾性体である減速機出力軸31cが楕円変形し、楕円の長軸部分両端で減速機固定部31bと噛み合う。
リンク125は、トルクセンサユニット20の外輪部2にボルト締結等で取り付けられるとともに、減速機固定部31bは、トルクセンサユニット20の内輪部3にボルト締結等で取り付けられる。減速機出力軸31cは、リンク126にボルト締結等で取り付けられ、減速機固定部31bと減速機出力軸31cはクロスローラベアリングで連結されている。そのため、サーボモータ30の動力で減速機入力軸31aが回転すると、減速機出力軸31cが楕円変形しながら減速機固定部31bと噛み合い、固定側であるリンク125およびトルクセンサユニット20に対して、リンク126は相対的に回転動作する。
トルクセンサユニット20は、前述したように光学式エンコーダにより構造体の変形量を検出してトルクに換算する方式のトルクセンサであり、リンク125と減速機固定部31bの間に設置され、関節に作用するトルクを検出する。
以上より、関節116においては、サーボモータ30の入力トルクは減速機入力軸31aに伝達され、減速手段により1/Nに減速して出力トルクとして減速機出力軸31cからリンク122に伝達される構成である。
図7は、本実施形態に係るトルクセンサユニットを搭載したロボット装置500が備える制御装置200の構成を示す図である。図7に示すように、制御部としての制御装置200は、CPU(演算部)201と、ROM202と、RAM203と、HDD(記憶部)204と、記録ディスクドライブ205と、各種のインタフェース211〜216と、を備えている。
CPU201には、ROM202、RAM203、HDD204、記録ディスクドライブ205及び各種のインタフェース211〜216が、バス217を介して接続されている。ROM202には、BIOS等の基本プログラムが格納されている。RAM203は、CPU201の演算処理結果を一時的に記憶する記憶装置である。
HDD204は、CPU201の演算処理結果である各種のデータ等を非一時的に記憶する記憶部であると共に、CPU201に、各種演算処理を実行させるためのプログラム330を記録するものである。CPU201は、記録媒体であるHDD204に記録(格納)されたプログラム330に基づいて各種演算処理を実行する。記録ディスクドライブ205は、記録ディスク331に記録された各種データやプログラム等を読み出すことができる。
インタフェース211にはユーザが操作可能なティーチングペンダント300が接続されており、ティーチングペンダント300は、入力された各関節111〜116の目標関節角度をインタフェース211及びバス217を介してCPU201に出力する。
また、インタフェース212には、トルクセンサユニット20が接続されており、前述したトルク検出値をインタフェース212及びバス217を介してCPU201に出力する。更に、インタフェース213には、入力軸エンコーダ30aが接続されており、前述したパルス信号をインタフェース213及びバス217を介してCPU201に出力する。
更に、インタフェース214、215には、各種画像が表示されるモニタ311や書き換え可能な不揮発性メモリや外付けHDD等の外部記憶装置312が接続されている。また、インタフェース216にはサーボ制御装置313が接続されており、入力したトルク指令値に基づき、関節111〜116のトルク検出値が指令トルクに追従するように制御する。すなわち、CPU201は、サーボモータ30の回転角度の制御量を示す駆動指令のデータを所定間隔でバス217及びインタフェース216を介してサーボ制御装置313に出力する。
サーボ制御装置313は、CPU201から入力を受けた駆動指令に基づき、サーボモータ30への電流の出力量を演算し、サーボモータ30へ電流を供給して、ロボットアーム101の関節111〜116の関節角度制御を行う。即ち、CPU201は、サーボ制御装置313を介して、関節111〜116のトルク検出値(トルクセンサユニットの出力信号)が目標トルクとなるように、サーボモータ30による関節111〜116の駆動を制御する。ハンド102は、ワークWを把持可能な複数のフィンガと、複数のフィンガを駆動する不図示のアクチュエータとを備えており、複数のフィンガを駆動することでワークを把持可能に構成されている。
小型で計測精度の高い本実施形態に係るトルクセンサユニットを搭載したロボット装置500は、高精度な力制御を行うことができるため、精密機器の組立などの高度な作業を実施することができる。すなわち、ロボット装置500は、トルクセンサユニットの検出結果を用いて、ワークWの組立てをはじめとする物品の製造方法を好適に実施することができる。
[実施形態2]
図8(a)、図8(b)を参照して、実施形態2のトルクセンサユニットについて説明する。実施形態1では、外輪部2および内輪部3の形状を、肉厚が一定の円筒形状にするのではなく、回転軸14と交差する方向に突出したツバ部を有する形状としており、外輪部2および内輪部3は、断面形状が略L字状になるよう構成した。
実施形態2も、回転軸14と交差する方向に突出したツバ部を有する点で共通するが、ツバ部の形状が実施形態1とは異なる。以下の実施形態2についての説明では、実施形態1と共通する部分については、説明を簡略化ないしは省略する。
実施形態2に関する図8(a)、図8(b)は、それぞれ実施形態1に関する図4(a)、図4(b)に対応する。つまり、図8(a)は、構造体1を図3のA−A線、すなわち外輪部2の半径方向の内、接続部4が存在しない半径方向に沿って切断した断面図である。また、図8(b)は、構造体1を図3のB−B線、すなわち外輪部2の半径方向の内、接続部4が存在する半径方向に沿って切断した断面図である。
図8(a)に示すように、外輪部2および内輪部3は、それぞれ断面形状が略L字状になるよう構成される。すなわち、外輪部2は、筒状部(第1の筒状部)と、筒状部の内側面5よりも回転軸14に向けて突出したツバ部60(第1の凸部)を備えている。また、内輪部3は、筒状部(第2の筒状部)と、筒状部の外側面7よりも回転軸14とは反対方向に突出したツバ部80(第2の凸部)を備えている。あるいは、ツバ部60は筒状部から外輪部2の輪中心に向かって突出する凸部であり、ツバ部80は筒状部から内輪部3の輪中心とは反対側に向かって突出した凸部であると言ってもよい。
図示のように、本実施形態は、外輪部2および内輪部3の断面形状が実施形態1とは異なる。実施形態1では、図4(a)、図4(b)に示したように、外輪部2および内輪部3のそれぞれの断面形状は、角が6つあり、2つの矩形を組合わせたような多角形であった。これに対して、本実施形態では、外輪部2および内輪部3のそれぞれの断面形状は、角が7つある多角形である。接続部4は、実施形態1では、外輪部2および内輪部3のそれぞれの2辺と接続していたが、本実施形態では、外輪部2および内輪部3のそれぞれの3辺と接続している。
本実施形態も、外輪部2および内輪部3がツバ部を有するため、回転軸14まわりのトルク(Mz)とは異なる方向の力に対して機械剛性が高いため、変形や破損が生じ難い特徴がある。
また、本実施形態も、接続部4は、外輪部2および内輪部3と、回転軸と平行な線(辺)だけでなく、回転軸と交差する線(辺)に沿って接続している。このため、回転軸14まわりのトルク(Mz)、およびそれとは異なる方向の力に対して接続強度が高く、接続部における破損が生じ難い特徴がある。
また、本実施形態も、切欠き部9を設けることにより、回転軸回りのトルク以外の力(例えば図1(b)に示すX軸周りの力(Mx)を受けた時に、間隙を跨ぐ部分の局所に応力が集中して接続部4が破損するのを防ぐことができる。
本実施形態によれば、構造体1の厚みを小さくしても、非検出方向の剛性を保つことができ、検出精度が高いトルクセンサを提供することが可能である。
[実施形態3]
図9(a)、図9(b)を参照して、実施形態3のトルクセンサユニットについて説明する。実施形態1では、外輪部2および内輪部3の形状を、肉厚が一定の円筒形状にするのではなく、回転軸14と交差する方向に突出したツバ部を有する形状としており、外輪部2および内輪部3は、断面形状が略L字状になるよう構成した。
実施形態3も、回転軸14と交差する方向に突出したツバ部を有する点で共通するが、筒状部の形状が実施形態1とは異なる。以下の実施形態3についての説明では、実施形態1と共通する部分については、説明を簡略化ないしは省略する。
実施形態3に関する図9(a)、図9(b)は、それぞれ実施形態1に関する図4(a)、図4(b)に対応する。つまり、図9(a)は、構造体1を図3のA−A線、すなわち外輪部2の半径方向の内、接続部4が存在しない半径方向に沿って切断した断面図である。また、図9(b)は、構造体1を図3のB−B線、すなわち外輪部2の半径方向の内、接続部4が存在する半径方向に沿って切断した断面図である。
図9(a)に示すように、外輪部2および内輪部3は、それぞれ断面形状が略L字状になるよう構成される。すなわち、外輪部2は、筒状部(第1の筒状部)と、筒状部の内側面5よりも回転軸14に向けて突出したツバ部60(第1の凸部)を備えている。また、内輪部3は、筒状部(第2の筒状部)と、筒状部の外側面7よりも回転軸14とは反対方向に突出したツバ部80(第2の凸部)を備えている。あるいは、ツバ部60は筒状部から外輪部2の輪中心に向かって突出する凸部であり、ツバ部80は筒状部から内輪部3の輪中心とは反対側に向かって突出した凸部であると言ってもよい。
図示のように、本実施形態は、外輪部2および内輪部3の断面形状が実施形態1とは異なる。実施形態1では、図4(a)、図4(b)に示したように、外輪部2および内輪部3のそれぞれには、肉厚が一定の円筒形状の部分が有り、その円筒部からツバ部が突出していた。
これに対して、本実施形態では、外輪部2および内輪部3のそれぞれの筒状部は、肉厚が一定ではなく、断面形状が回転軸14に対して傾斜する直線となるような斜面を有している。接続部4は、本実施形態では、外輪部2および内輪部3のそれぞれの斜面およびツバ部の上面で接続する。
本実施形態も、外輪部2および内輪部3がツバ部を有するため、回転軸14まわりのトルク(Mz)とは異なる方向の力に対して機械剛性が高いため、変形や破損が生じ難い特徴がある。
また、本実施形態は、接続部4は、外輪部2および内輪部3と、回転軸と平行な線(辺)ではなく、回転軸と交差する線(辺)に沿って接続している。このため、回転軸14まわりのトルク(Mz)、およびそれとは異なる方向の力に対して接続強度が高く、接続部における破損が生じ難い特徴がある。
また、本実施形態も、切欠き部9を設けることにより、回転軸回りのトルク以外の力(例えば図1(b)に示すX軸周りの力(Mx)を受けた時に、間隙を跨ぐ部分の局所に応力が集中して接続部4が破損するのを防ぐことができる。
本実施形態によれば、構造体1の厚みを小さくしても、非検出方向の剛性を保つことができ、検出精度が高いトルクセンサを提供することが可能である。
[実施形態4]
図10(a)、図10(b)を参照して、実施形態4のトルクセンサユニットについて説明する。実施形態1では、外輪部2および内輪部3の形状を、肉厚が一定の円筒形状にするのではなく、回転軸14と交差する方向に突出したツバ部を有する形状としており、外輪部2および内輪部3は、断面形状が略L字状になるよう構成した。
実施形態4も、回転軸14と交差する方向に突出したツバ部を有する点で共通するが、筒状部の形状が実施形態1とは異なる。以下の実施形態4についての説明では、実施形態1と共通する部分については、説明を簡略化ないしは省略する。
実施形態4に関する図10(a)、図10(b)は、それぞれ実施形態1に関する図4(a)、図4(b)に対応する。つまり、図10(a)は、構造体1を図3のA−A線、すなわち外輪部2の半径方向の内、接続部4が存在しない半径方向に沿って切断した断面図である。また、図10(b)は、構造体1を図3のB−B線、すなわち外輪部2の半径方向の内、接続部4が存在する半径方向に沿って切断した断面図である。
図10(a)に示すように、外輪部2および内輪部3は、それぞれ断面形状が略L字状になるよう構成される。すなわち、外輪部2は、筒状部(第1の筒状部)と、筒状部の内側面5よりも回転軸14向けて突出したツバ部60(第1の凸部)を備えている。また、内輪部3は、筒状部(第2の筒状部)と、筒状部の外側面7よりも回転軸14とは反対方向に突出したツバ部80(第2の凸部)を備えている。あるいは、ツバ部60は筒状部から外輪部2の輪中心に向かって突出する凸部であり、ツバ部80は筒状部から内輪部3の輪中心とは反対側に向かって突出した凸部であると言ってもよい。
図示のように、本実施形態は、外輪部2および内輪部3の断面形状が実施形態1とは異なる。実施形態1では、図4(a)、図4(b)に示したように、外輪部2および内輪部3のそれぞれには、肉厚が一定の円筒形状の部分が有り、その円筒部からツバ部が突出していた。
これに対して、本実施形態では、外輪部2および内輪部3のそれぞれの筒状部は、肉厚が一定ではなく、断面形状が回転軸14に対して傾斜する曲線となるような曲斜面(曲面形状)を有している。接続部4は、本実施形態では、外輪部2および内輪部3のそれぞれの曲斜面およびツバ部の上面で接続する。
本実施形態も、外輪部2および内輪部3がツバ部を有するため、回転軸14まわりのトルク(Mz)とは異なる方向の力に対して機械剛性が高いため、変形や破損が生じ難い特徴がある。
また、本実施形態は、接続部4は、外輪部2および内輪部3と、回転軸と平行な線(辺)ではなく、回転軸と交差する曲線(辺)に沿って接続している。このため、回転軸14まわりのトルク(Mz)、およびそれとは異なる方向の力に対して接続強度が高く、接続部における破損が生じ難い特徴がある。
また、本実施形態も、切欠き部9を設けることにより、回転軸回りのトルク以外の力(例えば図1(b)に示すX軸周りの力(Mx)を受けた時に、間隙を跨ぐ部分の局所に応力が集中して接続部4が破損するのを防ぐことができる。
本実施形態によれば、構造体1の厚みを小さくしても、非検出方向の剛性を保つことができ、検出精度が高いトルクセンサを提供することが可能である。
[実施形態5]
図11(a)、図11(b)を参照して、実施形態5のトルクセンサユニットについて説明する。実施形態1では、外輪部2および内輪部3の形状を、肉厚が一定の円筒形状にするのではなく、回転軸14と交差する方向に突出したツバ部を有する形状としており、外輪部2および内輪部3は、断面形状が略L字状になるよう構成した。
実施形態5も、回転軸14と交差する方向に突出したツバ部を有する点で共通するが、実施形態1とはツバ部の位置が異なり、外輪部2および内輪部3の断面形状はL字ではなく、T字を90度回転させたような形状である。また、外輪部2の半径に沿ってみた時、回転軸14の方向(Z方向)に並ぶ2つの接続部4A、接続部4Bを有している。
以下の実施形態5についての説明では、実施形態1と共通する部分については、説明を簡略化ないしは省略する。
実施形態5に関する図11(a)、図11(b)は、それぞれ実施形態1に関する図4(a)、図4(b)に対応する。つまり、図11(a)は、構造体1を図3のA−A線、すなわち外輪部2の半径方向の内、接続部4が存在しない半径方向に沿って切断した断面図である。また、図11(b)は、構造体1を図3のB−B線、すなわち外輪部2の半径方向の内、接続部4が存在する半径方向に沿って切断した断面図である。
本実施形態は、図11(a)、図11(b)に示すように、外輪部2および内輪部3は、それぞれ断面形状がT字を90度回転させたような形状になるよう構成される。すなわち、外輪部2は、筒状部(第1の筒状部)と、筒状部の内側面5よりも回転軸14に向けて突出したツバ部60(第1の凸部)を備え、ツバ部60は回転軸14(Z方向)に沿って見た時、ツバ部60は筒状部の端部ではなく途中から突出している。また、内輪部3は、筒状部(第2の筒状部)と、筒状部の外側面7よりも回転軸14とは反対方向に突出したツバ部80(第2の凸部)を備え、ツバ部80は回転軸14(Z方向)に沿って見た時、ツバ部80は筒状部の端部ではなく途中から突出している。ツバ部60は筒状部から外輪部2の輪中心に向かって突出する凸部であり、ツバ部80は筒状部から内輪部3の輪中心とは反対側に向かって突出した凸部であると言ってもよい。
また、回転軸方向(Z方向)に沿って見て、ツバ部60およびツバ部80を挟むように、接続部4A及び接続部4Bが設けられている。接続部4Aには切欠き部9Aが、接続部4Bには切欠き部9Bが設けられている。接続部4Aは、外輪部2とは筒状部の内側面5とツバ部60の上面6Aで接続し、内輪部3とは筒状部の外側面7とツバ部80の上面8Aで接続している。接続部4Bは、外輪部2とは筒状部の内側面5とツバ部60の下面6Bで接続し、内輪部3とは筒状部の外側面7とツバ部80の下面8Bで接続している。
本実施形態も、外輪部2および内輪部3がツバ部を有するため、回転軸14まわりのトルク(Mz)とは異なる方向の力に対して機械剛性が高いため、変形や破損が生じ難い特徴がある。
また、本実施形態も、接続部4は、外輪部2および内輪部3と、回転軸と平行な線(辺)だけでなく、回転軸と交差する線(辺)に沿って接続している。このため、回転軸14まわりのトルク(Mz)、およびそれとは異なる方向の力に対して接続強度が高く、接続部における破損が生じ難い特徴がある。
また、本実施形態も、切欠き部9A、9Bを設けることにより、回転軸回りのトルク以外の力(例えば図1(b)に示すX軸周りの力(Mx))を受けた時に、間隙を跨ぐ部分の局所に応力が集中して接続部4A、接続部4Bが破損するのを防ぐことができる。
本実施形態によれば、構造体1の厚みを小さくしても、非検出方向の剛性を保つことができ、検出精度が高いトルクセンサを提供することが可能である。
[他の実施形態]
なお、本発明は、以上説明した実施形態や実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で多くの変形が可能である。
例えば、実施形態2で説明した外輪部2および内輪部3の断面形状は、7角形であったが、他の多角形状であってもよい。また、実施形態4で説明した外輪部2および内輪部3の側面の断面形状は、図10に示した曲線形状に限らず、2次曲線、円弧、楕円の一部、など様々な曲線形状を採用し得る。また、それ以外にも、外輪部2および内輪部3の側面の断面形状は、直線と曲線を組合わせてもよい。
また、例えば実施形態1の外輪部と実施形態2の内輪部のように、異なる実施形態の部分どうしを組合わせてもよい。また、外輪部および内輪部の形状は用途に応じて、円形のみならず、矩形や三角形の形状を提供しても構わない。
また、ツバ部は、回転軸と直交する方向に突出する凸形状に限らず、回転軸と直角以外の角度で交差する方向に突出する凸形状であってもよい。
また、外輪部と内輪部の変位を検出する検出手段は、光学式エンコーダが精度の点で優れるが、磁気式エンコーダ等の他方式の変位検出手段であってもよい。
また、実施形態のトルクセンサユニットを装着してトルクを測定する対象は、典型的にはロボット装置であるが、それ以外の装置であってもよい。また、ロボット装置は、図5に示した6軸制御のロボットアームを有するものには限られず、他の形態のロボット装置でもよい。また、ロボット装置は、トルクセンサユニットの検知結果を用いた動作制御により、ワークの組立て、ワークの加工、ワークの搬送をはじめとする、物品の製造方法にかかる種々の作業を実行することができる。
本発明は、実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
1・・・構造体/2・・・外輪部/3・・・内輪部/4・・・接続部/5・・・筒状部の内側面/6・・・ツバ部の上面/7・・・筒状部の外側面/8・・・ツバ部の上面/9・・・切欠き部/10・・・光学式エンコーダ/11・・・検出ヘッド取付け部/12・・・検出ヘッド/13・・・スケール/14・・・回転軸/20・・・トルクセンサユニット/60・・・ツバ部/80・・・ツバ部/116・・・関節/200・・・制御装置/500・・・ロボット装置

Claims (12)

  1. 第1の部位と、前記第1の部位の内側に設けられた第2の部位と、前記第1の部位と前記第2の部位とを接続する接続部と、を有し、
    前記第1の部位は、第1の筒状部と、前記第1の筒状部から前記第2の部位に向かって突出する第1の凸部を有し、
    前記第2の部位は、第2の筒状部と、前記第2の筒状部から前記第1の部位に向かって突出する第2の凸部を有し、
    前記第1の部位は、前記第1の筒状部の内側面および前記第1の凸部の表面が、前記接続部と接続し、
    前記第2の部位は、前記第2の筒状部の外側面および前記第2の凸部の表面が、前記接続部と接続し、
    トルクが印加された際には、前記接続部が変形して前記第1の部位と前記第2の部位が相対的に変位する、
    ことを特徴とするトルク検出装置。
  2. 前記接続部は、前記第1の凸部と前記第2の凸部の間隙を跨いで前記第1の部位と前記第2の部位とを接続する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のトルク検出装置。
  3. 前記接続部には、前記第1の凸部と前記第2の凸部の間隙を跨ぐ部分に、切欠き部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のトルク検出装置。
  4. 前記第1の筒状部、および/または前記第2の筒状部は、所定の肉厚を有する円筒形状である、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のトルク検出装置。
  5. 前記第1の筒状部の内側面、および/または前記第2の筒状部の外側面は、曲面形状を有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のトルク検出装置。
  6. 前記第1の部位と前記第2の部位との相対的な変位を検出するエンコーダを備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のトルク検出装置。
  7. 前記第1の部位は外輪部であり、前記第2の部位は内輪部である、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のトルク検出装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のトルク検出装置を備える、
    ことを特徴とするロボット装置。
  9. 請求項8に記載のロボット装置により、前記トルク検出装置の検出結果を用いて物品の製造を行う、ことを特徴とする物品の製造方法。
  10. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のトルク検出装置の出力信号を用いて、前記トルク検出装置が搭載された機器の動作を制御する、
    ことを特徴とする制御装置。
  11. 請求項10に記載の制御装置が、前記トルク検出装置の出力信号を用いて、前記機器の動作を制御するためのプログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムを記録した、コンピュータにより読み取り可能な非一時的な記録媒体。
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