JP2021110233A - エンジン - Google Patents

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健太郎 長井
Kentaro Nagai
健太郎 長井
隆寛 山▲崎▼
Takahiro Yamazaki
隆寛 山▲崎▼
智也 秋朝
Tomoya Akitomo
智也 秋朝
真人 植田
Masato Ueda
真人 植田
宏和 小西
Hirokazu Konishi
宏和 小西
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Abstract

【課題】燃料インジェクタからの燃料の噴射精度を高く維持できるエンジンを提供する。【解決手段】シリンダヘッド16と、シリンダヘッド16に組み付けられたシリンダヘッドカバー17と、シリンダヘッドカバー17内でシリンダヘッド16に取り付けられた燃料インジェクタ9と、燃料インジェクタ9のオーバーフローパイプ9aと、シリンダヘッドカバー17内のオーバーフローパイプ9aの出口が接続されるシリンダヘッド16の燃料放出孔16aと、燃料放出孔16aから燃料タンク8への燃料導出経路10を備えた、エンジンにおいて、シリンダヘッド16の燃料放出孔16aの出口16bに調圧弁6が配置され、調圧弁6の弁ハウジング6aがシリンダヘッド16の外側に突出している。【選択図】 図1

Description

本発明は、エンジンに関し、詳しくは、燃料インジェクタの燃料噴射精度を高く維持できるエンジンに関する。
従来、シリンダヘッドと、シリンダヘッドに組み付けられたシリンダヘッドカバーと、シリンダヘッドカバー内でシリンダヘッドに取り付けられた燃料インジェクタと、燃料インジェクタのオーバーフローパイプと、シリンダヘッドカバー内のオーバーフローパイプの出口が接続されるシリンダヘッドの燃料放出孔と、燃料放出孔から燃料タンクへの燃料導出経路を備えた、エンジンがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−223167号公報(図1参照)
《問題点》 燃料インジェクタの燃料噴射精度が低下するおそれがある。
特許文献1のエンジンでは、オーバーフロー燃料の背圧が大きく変動すると、燃料インジェクタの燃料噴射精度が低下するおそれがある。
本発明の課題は、燃料インジェクタの燃料噴射精度を高く維持できるエンジンを提供することにある。
本願発明の主要な構成は、次の通りである。
図1に例示するように、シリンダヘッド(16)と、シリンダヘッド(16)に組み付けられたシリンダヘッドカバー(17)と、シリンダヘッドカバー(17)内でシリンダヘッド(16)に取り付けられた燃料インジェクタ(9)と、燃料インジェクタ(9)のオーバーフローパイプ(9a)と、シリンダヘッドカバー(17)内のオーバーフローパイプ(9a)の出口が接続されるシリンダヘッド(16)の燃料放出孔(16a)と、燃料放出孔(16a)から燃料タンク(8)に至る燃料導出経路(10)を備えた、エンジンにおいて、
図1に例示するように、シリンダヘッド(16)の燃料放出孔(16a)の出口(16b)に調圧弁(6)が配置され、調圧弁(6)の弁ハウジング(6a)がシリンダヘッド(16)の外側に突出している、ことを特徴とするエンジン。
本願発明は、次の効果を奏する。
《効果》 燃料インジェクタ(9)の燃料噴射精度を高く維持できる。
図1に例示するように、オーバーフロー燃料(9b)の背圧が調圧弁(6)によって調圧されるため、燃料インジェクタ(9)の燃料噴射精度を高く維持できる。
《効果》 調圧弁(6)の追加が周辺部品の配置の邪魔にならない。
図1に例示するように、シリンダヘッド(16)の燃料放出孔(16a)の出口(16b)に調圧弁(6)が組み付けられているため、調圧弁(6)の追加が周辺部品の配置の邪魔にならない。
《効果》 調圧弁(6)がシリンダヘッド(16)の熱や振動の影響を受け難い。
図1に例示するように、調圧弁(6)の弁ハウジング(6a)がシリンダヘッド(16)の外側に突出しているため、調圧弁(6)がシリンダヘッド(16)の熱や振動の影響を受け難い。
本発明の実施形態に係るエンジンの平面模式図である。 図1のエンジンのシリンダヘッドの燃料放出孔とその周辺部分を説明する図で、図2(A)は平面図、図2(B)は図1(A)のB−B線断面図である。 図1のエンジンのオーバーフロー導出経路とその周辺部分の斜視図である。 図1のエンジンの右側面図である。 図1のエンジンの正面図である。 図1のエンジンの左側面図である。
図1〜図6は、本発明の実施形態に係るエンジンを説明する図で、この実施形態では、立形の直列多気筒ディーゼルエンジンについて説明する。
このエンジンの概要は、次の通りである。
図4に示すように、このエンジンは、シリンダブロック(15)と、シリンダブロック(15)の上部に組み付けられたシリンダヘッド(16)と、シリンダヘッド(16)の上部に組み付けられたシリンダヘッドカバー(17)と、クランク軸(1)の架設方向を前後方向、前後方向の一方を前として、シリンダブロック(15)の前側に配置された伝動カバー(3a)と、シリンダブロック(15)の後部に配置されたフライホイール(20)と、シリンダブロック(15)の下部に組み付けられたオイルパン(29)を備えている。
図5に示すように、伝動装置(3)は、調時伝動ギヤトレインで、クランクギヤ(3c)と、クランクギヤ(3c)と噛み合わされた第1アイドルギヤ(3d)と、第1アイドルギヤ(3d)にそれぞれ噛み合わされた動弁カムギヤ(3e)、第2アイドルギヤ(3f)、並びに第3アイドルギヤ(3g)と、第2アイドルギヤ(3f)に噛み合わされた燃料サプライポンプ入力ギヤ(3h)と、第3アイドルギヤ(3g)に噛み合わされたPTO入力ギヤ(3b)を備えている。
PTOは、パワーテイクオフの略称で、動力取り出しを意味する。
図3に示すPTO駆動装置(5)には、油圧ポンプが用いられている。図4に示すように、PTO駆動装置(5)は、PTO軸ケース(4)を介して伝動カバー(3a)に接続されている。
図5に示すエンジンオイルの循環経路(18)は、次の通りである。
オイルパン(29)内のエンジンオイルは、オイルポンプ(図示せず)の圧送力で、オイルギャラリ(図示せず)を介して伝動装置(3)の軸受等の摺動部に供給され、オイルパン(29)に戻るが、オイルギャラリの途中でオイルクーラ(7)により冷却され、オイルフィルタ(27)により浄化される。
このエンジンは、前後方向と直交する水平方向を左右横方向として、図4,5に示すように、シリンダヘッド(16)の右側面に組み付けられた吸気マニホルド(21)と、吸気マニホルド(21)の吸気入口に組み付けられた吸気スロットル(22)と、シリンダヘッドカバー(17)の右側に架設されたコモンレール(23)と、シリンダブロック(15)の右側に配置された燃料サプライポンプ(24)を備え、図6に示すように、シリンダヘッド(16)の左側面に組み付けられた排気マニホルド(25)と、排気マニホルド(25)の排気出口に組み付けられた過給機(26)を備えている。
このエンジンの燃料供給装置は、図4,5に示す燃料サプライポンプ(24)やコモンレール(23)からなるコモンレール式燃料噴射装置である。
このエンジンの吸気装置は、エアクリーナ(図示せず)と、図6に示す過給機(26)のエアコンプレッサ(26a)と、図2,3に示す吸気スロットル(22)と、吸気マニホルド(21)を備えている。
このエンジンの排気装置は、図5,6に示す排気マニホルド(25)と、過給機(26)の排気タービン(26b)と、排気処理装置(28)を備えている。排気処理装置(28)は、排気処理ケース(28a)内にDOC(図示せず)とDPF(図示せず)を収容している。DOCはディーゼル酸化触媒の略称、DPFはディーゼル・パティキュレート・フィルタの略称である。
図1に示すように、このエンジンは、シリンダヘッド(16)と、シリンダヘッド(16)に組み付けられたシリンダヘッドカバー(17)と、シリンダヘッドカバー(17)内でシリンダヘッド(16)に取り付けられた燃料インジェクタ(9)と、燃料インジェクタ(9)の燃料インジェクタ(9)と、燃料インジェクタ(9)のオーバーフローパイプ(9a)と、シリンダヘッドカバー(17)内のオーバーフローパイプ(9a)の出口が接続されるシリンダヘッド(16)の燃料放出孔(16a)と、燃料放出孔(16a)から燃料タンク(8)に至る燃料導出経路(10)を備えている。
このエンジンは、図1に示すように、シリンダヘッド(16)の燃料放出孔(16a)の出口(16b)に調圧弁(6)が配置され、調圧弁(6)の弁ハウジング(6a)がシリンダヘッド(16)の外側に突出している、
上記構成によれば、図1に示すように、オーバーフロー燃料(9b)の背圧が調圧弁(6)によって調圧されるため、燃料インジェクタ(9)の燃料噴射精度を高く維持できる。
また、図1に示すように、シリンダヘッド(16)の燃料放出孔(16a)の出口に調圧弁(6)が配置されているため、調圧弁(6)の追加が周辺部品の配置の邪魔にならない。
また、図1に示すように、調圧弁(6)の弁ハウジング(6a)がシリンダヘッド(16)の外側に突出しているため、調圧弁(6)がシリンダヘッド(16)の熱や振動の影響を受け難い。
調圧弁(6)として差圧弁が用いられている。
上記構成によれば、差圧弁は開弁精度が高く、燃料インジェクタ(9)の燃料噴射精度を高く維持できる。
差圧弁には、入口圧力と出口圧力の差圧を一定に維持するものや、回路の差圧が変化する条件下でも始動で流量を調節して一定に維持するものがあるが、いずれの機能のものを用いてもよい。
図1に示すように、燃料インジェクタ(9)は、コモンレール燃料噴射式である。
上記構成によれば、図1に示すように、コモンレール噴射式の燃料導出経路(10)には、燃料インジェクタ(9)からのオーバーフロー燃料(9b)を燃料サプライポンプ(24)やコモンレール(23)からのオーバーフロー燃料(24b)と合流させ、この合流した合流燃料(10a)を燃料タンク(8)に戻すオープン経路と、この合流燃料を、再度、燃料サプライポンプ(24)のポンプ入口(24a)に戻すクローズド経路があるが、いずれの経路の場合でも、オーバーフロー燃料(9b)の背圧が調圧弁(6)によって調圧されるため、燃料導出経路(10)の仕様に拘わらず、燃料インジェクタ(9)の燃料噴射精度を同程度に高く維持できる。
なお、図1中の符号(8a)は燃料(軽油)、(24c)は供給燃料、(9c)は加圧燃料である。
(6)…調圧弁、(6a)…弁ハウジング、(8)…燃料タンク、(9)…燃料インジェクタ、(9a)…オーバーフローパイプ、(10)…オーバーフロー導出経路、(16)…シリンダヘッド、 (16a)…燃料放出孔、(16b)…出口、(17)…シリンダヘッドカバー。

Claims (3)

  1. シリンダヘッド(16)と、シリンダヘッド(16)に組み付けられたシリンダヘッドカバー(17)と、シリンダヘッドカバー(17)内でシリンダヘッド(16)に取り付けられた燃料インジェクタ(9)と、燃料インジェクタ(9)のオーバーフローパイプ(9a)と、シリンダヘッドカバー(17)内のオーバーフローパイプ(9a)の出口が接続されるシリンダヘッド(16)の燃料放出孔(16a)と、燃料放出孔(16a)から燃料タンク(8)に至る燃料導出経路(10)を備えた、エンジンにおいて、
    シリンダヘッド(16)の燃料放出孔(16a)の出口(16b)に調圧弁(6)が配置され、調圧弁(6)の弁ハウジング(6a)がシリンダヘッド(16)の外側に突出している、ことを特徴とするエンジン。
  2. 請求項1に記載されたエンジンにおいて、
    調圧弁(6)として差圧弁が用いられている、ことを特徴とするエンジン。
  3. 請求項1または請求項2に記載されたエンジンにおいて、
    燃料インジェクタ(9)は、コモンレール燃料噴射式である、ことを特徴とするエンジン。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58161166U (ja) * 1982-04-20 1983-10-27 ヤンマーディーゼル株式会社 内燃機関の燃料噴射弁取付構造
JPH11223167A (ja) * 1998-02-06 1999-08-17 Kubota Corp 燃料噴射型エンジン

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