JP6398660B2 - エンジンの冷却用オイル通路構造 - Google Patents

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本発明は、冷却用オイルによってエンジンが冷却されるエンジンの冷却用オイル通路構造に関する。
エンジンが冷却用オイルによって冷却されるエンジンの冷却用オイル通路構造が、特許文献1及び2に開示されている。特許文献1では、冷却用オイル通路は、シリンダヘッドにおいて、吸気ポートの近傍から点火バルブ周囲を通り排気ポート周囲に向かって延在して形成されている。また、特許文献2では、オイルクーラにて冷却されたオイルが、シリンダ内のオイル通路を通った後、シリンダヘッド内のオイル通路へ導かれるよう構成されている。
特開2013−72353号公報 特開2010−71129号公報
特許文献1に記載の冷却用オイル通路構造では、冷却用オイルが吸気ポート近傍をも冷却しているため、エンジンにおいて最も高温になる排気ポート周囲を効果的に冷却することができない。更に、冷機始動時に冷却用オイルによって吸気ポートが暖まり易くなるので、燃焼室への吸気の充填効率が低下して、エンジンの出力が低下してしまう。
また、特許文献2に記載の冷却用オイル通路構造では、オイルクーラにより冷却された冷却用オイルが、シリンダ内のオイル通路を通ってこのシリンダを冷却した後に、シリンダヘッド内のオイル通路へ送られてこのシリンダヘッドを冷却するので、シリンダヘッドの冷却性能が低下してしまう。
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、シリンダヘッドの冷却性能を向上できるエンジンの冷却用オイル通路構造を提供することにある。また、本発明の他の目的は、冷機始動時の暖機性能を向上できるエンジンの冷却用オイル通路構造を提供することにある。
本発明に係るエンジンの冷却用オイル通路構造は、エンジンケースに順次設置されたシリンダ及びシリンダヘッドに冷却用オイル通路が連続して形成され、オイルクーラにて冷却されたオイルを前記冷却用オイル通路へ導くエンジンの冷却用オイル通路構造において、前記シリンダヘッドの排気ポートのポート出口付近には、前記冷却用オイル通路の通路入口部が設けられ、前記オイルクーラの入口部と前記エンジンケースとが第1オイルホースにより接続され、前記オイルクーラの出口部と前記シリンダヘッドの前記通路入口部とが第2オイルホースにより接続されて構成され、前記シリンダヘッド及び前記シリンダに連続して形成される前記冷却用オイル通路は、前記シリンダに通路出口部を備えると共に、この通路出口部近傍にオイルバルブを備え、前記通路出口部が第3オイルホースにより前記エンジンケースに接続され、前記オイルバルブは、前記冷却用オイル通路を流れるオイルの温度が所定値以上のときに開弁して、前記冷却用オイル通路内のオイルを、前記第3オイルホースを経て前記エンジンケースへ導くよう構成されたことを特徴とするものである。
本発明によれば、オイルクーラの出口部と、シリンダヘッドの排気ポートのポート出口付近における冷却用オイル通路の通路入口部とが第2オイルホースにより接続されたので、オイルクーラにより冷却されたオイルを、エンジンにおいて最も高温になるシリンダヘッドの排気ポート付近に導くことができる。この結果、エンジンにおける排気ポート及び燃焼室周囲を効果的に冷却でき、エンジン、特にシリンダヘッドの冷却性能を向上させることができる。
本発明に係るエンジンの冷却用オイル通路構造の一実施形態が適用されたエンジン等を示す左側面図。 図1のエンジン等を示す右側面図。 図1のシリンダ及びシリンダヘッドを、排気ポート側から目視して示す側面図。 図3における冷却用オイル通路を示す斜視図。 図4のV矢視図。 図5における冷却用オイル通路のシリンダ側冷却用オイル通路を示すシリンダの平面図。 図6のシリンダにおける合せ面にガスケットを装着した状態を示す平面図。 図3及び図5に示すオイルバルブの作動状況を示す断面図。
以下、本発明を実施するための実施形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明に係るエンジンの冷却用オイル通路構造の一実施形態が適用されたエンジン等を示す左側面図である。また、図2は、図1のエンジン等を示す右側面図である。本実施形態において、前後、左右、上下の表現は、エンジンが搭載された車両に乗車する運転者を基準にしたものである。
図1及び図2に示すエンジン10は、例えば自動二輪車に搭載された単気筒エンジンであり、エンジンケース11の前方からシリンダアッセンブリ12が略水平方向に前傾して延設されて構成される。このシリンダアッセンブリ12は、シリンダ13とシリンダヘッド14とヘッドカバー15とがエンジンケース11の側から順次接合されて構成される。
このうちのシリンダ13及びシリンダヘッド14は、これらのシリンダ13及びシリンダヘッド14に形成されたスタットボルト孔16(図4参照)に挿通された図示しないスタットボルトを用いて、エンジンケース11の前面に締結される。
図2に示すように、シリンダヘッド14には、燃焼室17が形成されると共に、この燃焼室17に連通して吸気ポート18及び排気ポート19が形成される。
吸気ポート18に、エンジン吸気系から混合気(燃料と空気の混合気)が供給される。このエンジン吸気系は、共に図示しないエアクリーナ、スロットルボディ及び燃料インジェクタを有して構成される。これらのスロットルボディ及び燃料インジェクタに代えて、キャブレタであってもよい。また、排気ポート19には、エンジン排気系の図示しない排気管が接続され、このエンジン排気系により燃焼室17及びシリンダボア34(後述)内で混合気が燃焼することにより発生する排気が排出される。
シリンダ13には、シリンダヘッド14の燃焼室17に連通するシリンダボア34(図4参照)が形成される。このシリンダボア34内に、図示しないピストンが摺動自在に配設される。シリンダヘッド14の燃焼室17及びシリンダ13のシリンダボア34内で混合気が燃焼することによりピストンが往復運動し、この往復運動がコンロッド(不図示)を介して、エンジンケース11に軸支されたクランクシャフト20の回転運動に変換される。
上述の燃焼室17への混合気の供給は、吸気ポート18を開閉する図示しない吸気バルブにより制御される。また、燃焼室17からの排気の排出は、排気ポート19を開閉する図示しない排気バルブにより制御される。これらの吸気バルブ及び排気バルブは、シリンダヘッド14及びヘッドカバー15間に設置された図示しない動弁装置により駆動される。この動弁装置は、共に図示しない吸気カム及び吸気アームにより吸気バルブを駆動し、また、共に図示しない排気カム及び排気ロッカアームにより排気バルブを駆動する。
ところで、エンジンケース11の下部には、潤滑用及び冷却用のオイルを貯溜するオイルパン21が設けられている。オイルパン21内のオイルは、エンジンケース11内に設置されたオイルポンプ22(図1)の駆動によりオイルフィルタ23を経て、一部が潤滑用オイル通路24を通り動弁装置などへ供給される。この潤滑用オイル通路24のうち、シリンダ13及びシリンダヘッド14内の通路は、スタッドボルト孔16(図4参照)とスタッドボルトとの隙間が利用される。
また、オイルフィルタ23を通ったオイルの残部は冷却用オイルとなる。この冷却用オイルは、第1オイルホース31を経てオイルクーラ25にて冷却された後、第2オイルホース32を経て、シリンダヘッド14及びシリンダ13に連続して形成された冷却用オイル通路26(図2)へ導かれる。オイルクーラ25にて冷却された冷却用オイルが冷却用オイル通路26内を流れる間に、エンジン10において最も高温になるシリンダヘッド14の排気ポート19周囲、並びにシリンダヘッド14及びシリンダ13の燃焼室17側がそれぞれ冷却される。
つまり、図1に示すように、オイルクーラ25の入口部27は、エンジンケース11のオイルフィルタ23下流側に第1オイルホース31を用いて接続される。また、シリンダヘッド14には、図3にも示すように、排気ポート19のポート出口19A近傍に冷却用オイル通路26の通路入口部29が設けられる。オイルクーラ25の出口部28は、図1及び図2に示すように、シリンダヘッド14の通路入口部29に第2オイルホース32を用いて接続される。
更に、シリンダ13には、図3にも示すように、冷却用オイル通路26の通路出口部30が設けられる。図1及び図2に示すように、この通路出口部30とエンジンケース11のオイルパン21とが、第3オイルホース33を用いて接続される。従って、シリンダヘッド14及びシリンダ13内の冷却用オイル通路26を流れてシリンダヘッド14の排気ポート19周囲、並びにシリンダヘッド14及びシリンダ13の燃焼室17側を冷却した冷却用オイルは、第3オイルホース33を経てエンジンケース11のオイルパン21に戻される。
ここで、冷却用オイル通路26の通路入口部29と通路出口部30とは、図3に示すように、シリンダヘッド14の排気ポート19のポート出口19Aに対して互いに反対位置に位置づけられる。更に、冷却用オイル通路26は、図3〜図6に示すように、シリンダヘッド14に形成されたシリンダヘッド側冷却用オイル通路35と、シリンダ13に形成されたシリンダ側冷却用オイル通路36とが連通して設けられたものである。
シリンダヘッド側冷却用オイル通路35は、通路入口部29に連通すると共に、排気ポート19の周囲を覆うように略コ字状に延在してシリンダヘッド14に形成される。また、シリンダ側冷却用オイル通路36は、シリンダヘッド側冷却用オイル通路35及び通路出口部30に連通すると共に、シリンダ13におけるシリンダヘッド14の燃焼室17側、即ちシリンダ13のシリンダヘッド14との合せ面37におけるシリンダボア34周囲に略リング状に延在して形成される。これらのシリンダヘッド側冷却用オイル通路35及びシリンダ側冷却用オイル通路36は、機械加工により、またはシリンダ13、シリンダヘッド14の鋳造時における砂中子によりそれぞれ形成される。
オイルクーラ25(図2)にて冷却され第2オイルホース32により通路入口部29に至った冷却用オイルは、シリンダヘッド側冷却用オイル通路35内を矢印Aの如く流れて、シリンダヘッド14の排気ポート19周囲を冷却した後、シリンダ側冷却用オイル通路36内を矢印Bの如く流れて、シリンダヘッド14及びシリンダ13の燃焼室17側を冷却する。
このとき、図3に示すように、シリンダ13の合せ面37とシリンダヘッド14の合せ面38との間に介在される図7に示すガスケット39には、シリンダ側冷却用オイル通路36に沿って複数の切欠き40が形成されている。このため、シリンダ13のシリンダ側冷却用オイル通路36内を流れる冷却用オイルが、ガスケット39の切欠き40を通ってシリンダヘッド14の合せ面38に接触し、これにより、このシリンダヘッド14の排気側が冷却されることになる。
また、図3及び図5に示すように、冷却用オイル通路部26には、最下流位置、つまり冷却用オイル通路部26におけるシリンダ側冷却用オイル通路36の通路出口部30近傍のバルブ収納部48に、オイルバルブ42が収納されて設置される。このオイルバルブ42は、冷却用オイル通路26内を流れる冷却用オイルの温度が所定値(例えば70〜90℃)以上のときに開弁して、冷却用オイル通路26内の冷却用オイルを、第3オイルホース33を介してエンジン11のオイルパン21へ導くものである。
このオイルバルブ42は、例えばサーモスタット方式、またはオイル温度センサと電磁バルブを併用した電子制御方式が採用される。サーモスタット方式のオイルバルブ42は、図8に示すように、図示しないワックスの膨張、収縮により伸縮するバルブ駆動部43が弁体44を動作させ、この弁体44がシリンダ13のシール面45に接触することでオイルバルブ42が閉弁し(図8(A))、弁体44がシール面45から離反することでオイルバルブ42が開弁する(図8(B))。
更に、冷却用オイル通路26は、図7に示すように、オイルバルブ42閉弁時用のバイパス通路46を備える。このバイパス通路46は、シリンダ13の合せ面37とシリンダヘッド14の合せ面38間に介在されるガスケット39に形成される。このガスケット39には、図6及び図7に示すように、シリンダ13及びシリンダヘッド14のスタッドボルト孔16に対応して形成されたボルト孔対応開口47と、シリンダ側冷却用オイル通路36におけるバルブ収納部48に対応して形成されたバルブ対応開口49とを有する。バイパス通路46は、バルブ対応開口49に隣接する1つのボルト孔対応開口47とバルブ対応開口49とを連通する切欠きによって、ガスケット39に形成されたものである。このバイパス通路46の流路断面積は、開弁状態のオイルバルブ42の流路断面積よりも小さく設定されている。
従って、オイルバルブ42の閉弁時に冷却用オイル通路26内の冷却用オイルは、ガスケット39のバルブ対応開口49、バイパス通路46、ボルト孔対応開口47を順次通ってシリンダ13のスタッドボルト孔16内へ微少量流れ、エンジンケース11内部に流下して、このエンジンケース11のオイルパン21に至る。また、このバイパス通路46は、オイルクーラ25から冷却用オイル通路26内へ冷却用オイルを導入する際に、空気抜きの機能も果たす。
図1及び図2に示すオイルクーラ25は、エンジン10の前方において自動二輪車の車体フレーム(不図示)に設置される。この際、オイルクーラ25は、車両走行時の走行風によってオイルを冷却するため、図示しない前輪の中心軸よりも上方に配置される。更に、このオイルクーラ25は、出口部28を含む上端部がシリンダヘッド14及びシリンダ13に形成された冷却用オイル通路26よりも上方に位置づけられて配置される。
以上のように構成されたことから、本実施形態によれば、次の効果(1)〜(6)を奏する。
(1)図1、図2及び図4に示すように、オイルクーラ25の出口部28と、シリンダヘッド14の排気ポート19のポート出口19A付近における冷却用オイル通路26の通路入口部29とが第2オイルホース32により接続されている。このため、オイルクーラ25により冷却されたオイルを、シリンダ13内を流動させることで温度上昇させることなく、直接、エンジン10において最も高温になるシリンダヘッド14の排気ポート19付近へ導くことができる。この結果、エンジン10におけるシリンダヘッド14の排気ポート19周囲、並びにシリンダヘッド14及びシリンダ13の燃焼室17側を効果的に冷却でき、エンジン10、特にシリンダヘッド14の冷却性能を向上させることができる。
(2)冷却用オイル通路26のうちシリンダヘッド側冷却用オイル通路35は、シリンダヘッド14において、排気ポート19の周囲を覆うように延在して形成され、吸気ポート18の周囲には形成されていない。従って、エンジン10の冷機始動時に吸気ポート18が冷却用オイルによって暖められることがないので、燃焼室17への吸気の充填効率が高まり、エンジン10の出力を向上させることができる。
(3)オイルクーラ25が自動二輪車においてエンジン10の前方に配置され、更に、オイルクーラ25の出口部28が、エンジンケース11から前方へ突設されたシリンダアッセンブリ12のシリンダヘッド14に第2オイルホース32を用いて接続されたので、この第2オイルホース32は、エンジンケース11に接続される場合に比べてホース長さを短くできる。この結果、コストを低減でき且つ軽量化を実現できるほか、第2オイルホース32内を流れるオイルの圧力損失が低下して、オイルポンプ22の摩擦損失を低減できる。
(4)シリンダヘッド14及びシリンダ13に連続して形成される冷却用オイル通路26の最下流位置、つまり、冷却用オイル通路26の通路出口部30近傍にオイルバルブ42が配置されている。このため、エンジン10の冷機始動時でオイルバルブ42が閉弁状態になったときには、冷却用オイル通路26内を流れる冷却用オイルの流速が低下して、この冷却用オイルの温度上昇速度を増大できる。この結果、冷機始動時におけるエンジン10の暖機性能を向上させることができて、エンジン10の燃焼効率が高まる。
(5)シリンダヘッド14及びシリンダ13に連通して形成される冷却用オイル通路26には、オイルバルブ42の閉弁時にこのオイルバルブ42を迂回するバイパス通路46が形成されている。このため、オイルバルブ42の閉弁時にも、冷却用オイル通路26内の冷却用オイルを微少流量でエンジンケース11内へ流出させるので、この冷却用オイルの局所的な温度上昇を抑制できる。
(6)オイルクーラ25は、その出口部28を含む上端部が、シリンダヘッド14及びシリンダ13に形成された冷却用オイル通路部26よりも上方に位置づけられている。また、冷却用オイルの温度が低いときには、この冷却用オイル5は粘性が高くなるので、エンジンケース11から第1オイルホース31を通ってオイルクーラ25へ流れにくくなる。この結果、オイルクーラ25からシリンダヘッド14及びシリンダ13の冷却用オイル通路26に流入する冷却用オイルの流量が減少するので、この点からもエンジン10の暖機性能を向上させることができて、エンジン10の燃焼効率が高まる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
10 エンジン
11 エンジンケース
13 シリンダ
14 シリンダヘッド
17 燃焼室
19 排気ポート
19A ポート出口
25 オイルクーラ
26 冷却用オイル通路
27 入口部
28 出口部
29 通路入口部
30 通路出口部
31 第1オイルホース
32 第2オイルホース
33 第3オイルホース
35 シリンダヘッド側冷却用オイル通路
36 シリンダ側冷却用オイル通路
37、38 合せ面
39 ガスケット
42 オイルバルブ
46 バイパス通路

Claims (5)

  1. エンジンケースに順次設置されたシリンダ及びシリンダヘッドに冷却用オイル通路が連続して形成され、オイルクーラにて冷却されたオイルを前記冷却用オイル通路へ導くエンジンの冷却用オイル通路構造において、
    前記シリンダヘッドの排気ポートのポート出口付近には、前記冷却用オイル通路の通路入口部が設けられ、
    前記オイルクーラの入口部と前記エンジンケースとが第1オイルホースにより接続され、前記オイルクーラの出口部と前記シリンダヘッドの前記通路入口部とが第2オイルホースにより接続されて構成され、
    前記シリンダヘッド及び前記シリンダに連続して形成される前記冷却用オイル通路は、前記シリンダに通路出口部を備えると共に、この通路出口部近傍にオイルバルブを備え、前記通路出口部が第3オイルホースにより前記エンジンケースに接続され、
    前記オイルバルブは、前記冷却用オイル通路を流れるオイルの温度が所定値以上のときに開弁して、前記冷却用オイル通路内のオイルを、前記第3オイルホースを経て前記エンジンケースへ導くよう構成されたことを特徴とするエンジンの冷却用オイル通路構造。
  2. 前記シリンダヘッドに設けられる冷却用オイル通路の通路入口部と、前記シリンダに設けられる前記冷却用オイル通路の通路出口部とは、前記シリンダヘッドに設けられた排気ポートのポート出口に対して互いに反対位置に位置づけられたことを特徴とする請求項に記載のエンジンの冷却用オイル通路構造。
  3. 前記冷却用オイル通路は、通路入口部に連通すると共に、シリンダヘッド内の排気ポートの周囲に延在して形成されたシリンダヘッド側冷却用オイル通路と、このシリンダヘッド側冷却用オイル通路及び通路出口部に連通すると共に、シリンダにおける前記シリンダヘッドの燃焼室側に延在して形成されたシリンダ側冷却用オイル通路と、を有して構成されたことを特徴とする請求項またはに記載のエンジンの冷却用オイル通路構造。
  4. 前記冷却用オイル通路は、オイルバルブ閉弁時用のバイパス通路を備え、このバイパス通路は、シリンダヘッド及びシリンダのそれぞれの合せ面間に配置されたガスケットの切欠きにより形成され、前記冷却用オイル通路の前記オイルバルブ上流側とエンジンケースの内部とを連通するよう構成されたことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載のエンジンの冷却用オイル通路構造。
  5. 前記オイルクーラは、その上端部がシリンダヘッドの冷却用オイル通路よりも上方に位置づけられて配置されたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のエンジンの冷却用オイル通路構造。
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