JP6405931B2 - エンジンの冷却用オイル通路構造 - Google Patents

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本発明は、冷却用オイルによってエンジンが冷却されるエンジンの冷却用オイル通路構造に関する。
エンジンが冷却用オイルによって冷却されるエンジンの冷却用オイル通路構造が、特許文献1及び2に開示されている。これらの冷却用オイル通路構造では、オイルクーラにて冷却された冷却用オイルが、シリンダのオイル通路内を通り、その後、シリンダヘッドの燃焼室及び排気ポート付近のオイル通路内を通って、シリンダヘッド及びシリンダを冷却している。
特開2013−72353号公報 特開2010−71129号公報
ところが、特許文献1及び2に記載のエンジンの冷却用オイル通路構造では、車両緊急停止時のような高負荷運転状態でのエンジン停止時に、オイルポンプも停止するので、シリンダヘッド及びシリンダのオイル通路内で冷却用オイルが過剰に加熱されて、劣化する恐れがある。
また、冷機始動時にも、シリンダヘッド及びシリンダのオイル通路内に冷却用オイルが流れるので、シリンダヘッド及びシリンダの温度上昇が遅くなって、エンジンの暖機性能が低下する恐れがある。
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、シリンダヘッド及びシリンダを冷却するオイルの熱による劣化を防止できると共に、冷機始動時の暖機性能を向上できるエンジンの冷却用オイル通路構造を提供することにある。
本発明に係るエンジンの冷却用オイル通路構造は、エンジンケースにシリンダ、シリンダヘッド及びヘッドカバーが順次接合され、前記シリンダヘッド及び前記シリンダに連続して形成された冷却用オイル通路に、オイルクーラにて冷却されたオイルを導くエンジンの冷却用オイル通路構造において、前記オイルクーラの上流側で且つ前記シリンダに形成されたオイル通路には、このオイル通路内を流れるオイルの温度が所定温度以上で開弁するオイルバルブが配設され、前記冷却用オイル通路は、前記オイルクーラの出口部に接続されると共に、前記シリンダヘッドの排気ポート周囲に延在して形成されたシリンダヘッド側冷却用オイル通路と、このシリンダヘッド側冷却用オイル通路及び前記エンジンケース内部に連通すると共に、前記シリンダにおける前記シリンダヘッドの燃焼室側に延在して形成されたシリンダ側冷却用オイル通路と、を有して構成され、前記シリンダヘッド冷却用オイル通路には、このシリンダヘッド側冷却用オイル通路内を流れるオイルの流量が所定流量以下で開弁する開放弁が配設され、この開放弁は、前記オイルバルブの上方位置で、且つ前記シリンダヘッド側冷却用オイル通路における前記排気ポート周囲の最上方位置に配置されたことを特徴とするものである。
本発明によれば、オイルバルブが開弁状態にあるエンジン運転時に、このエンジンが停止して冷却用オイル通路内を流れるオイルの流量が所定流量以下になると、開放弁が開弁する。これにより、冷却用オイル通路内のオイルが開放弁を通って、シリンダヘッドとヘッドカバー間に流出する。この結果、冷却用オイル通路内でオイルが過剰に加熱されることがないので、オイルの熱による劣化を防止できる。
また、冷機始動時にはオイルバルブが閉弁状態にあり、且つ開放弁が開弁状態にあるので、シリンダヘッド及びシリンダの冷却用オイル通路にオイルが存在しない。このため、冷却用オイル通路が空気で満たされて断熱層となり、シリンダヘッド及びシリンダの温度上昇が迅速になって冷機始動時の暖機性能を向上させることができ、エンジンの燃焼効率が高まる。
本発明に係るエンジンの冷却用オイル通路構造の一実施形態が適用されたエンジンを示す正面図。 図1のエンジンを示す左側面図。 図1及び図2のシリンダヘッドに形成されたシリンダヘッド側冷却用オイル通路を、シリンダ及びガスケットと共に示す斜視図。 図3のオイルバルブの作動状況を示し、図5のIV−IV線に沿う断面図。 図3のV矢視図。 図1及び図2に示すシリンダヘッドを示す底面図。 図5のシリンダヘッド側冷却用オイル通路を省略して示すシリンダ及びガスケットの平面図。 図7ガスケットを省略して示すシリンダの平面図。
以下、本発明を実施するための実施形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明に係るエンジンの冷却用オイル通路構造の一実施形態が適用されたエンジンを示す正面図である。また、図2は、図1のエンジンを示す左側面図である。本実施形態において、前後、左右、上下の表現は、エンジンが搭載された車両に乗車する運転者を基準にしたものである。
図1及び図2に示すエンジン10は、例えば自動二輪車に搭載された単気筒エンジンであり、エンジンケース11の前方からシリンダアッセンブリ12が前傾して延設されて構成される。このシリンダアッセンブリ12は、シリンダ13とシリンダヘッド14とヘッドカバー15とがエンジンケース11の側から順次接合されて構成される。
このうちのシリンダ13及びシリンダヘッド14は、これらのシリンダ13及びシリンダヘッド14に形成されたスタットボルト孔16(図3参照)に挿通された図示しないスタットボルトを用いて、エンジンケース11の前上面に締結される。
図2及び図6に示すように、シリンダヘッド14には、燃焼室17が形成されると共に、この燃焼室17に連通して吸気ポート18及び排気ポート19が形成される。
吸気ポート18に、エンジン吸気系から混合気(燃料と空気の混合気)が供給される。このエンジン吸気系は、共に図示しないエアクリーナ、スロットルボディ及び燃料インジェクタを有して構成される。これらのスロットルボディ及び燃料インジェクタに代えて、キャブレタであってもよい。また、排気ポート19には、エンジン排気系の図示しない排気管が接続され、このエンジン排気系により燃焼室17及びシリンダボア20(後述)内で混合気が燃焼することにより発生する排気が排出される。
シリンダ13には、シリンダヘッド14の燃焼室17に連通するシリンダボア20(図3参照)が形成される。このシリンダボア20内に、図示しないピストンが摺動自在に配設される。シリンダヘッド14の燃焼室17及びシリンダ13のシリンダボア20内で混合気が燃焼することによりピストンが往復運動し、この往復運動がコンロッド(不図示)を介して、エンジンケース11に軸支されたクランクシャフト21の回転運動に変換される。
上述の燃焼室17への混合気の供給は、吸気ポート18を開閉する図示しない吸気バルブにより制御される。また、燃焼室17からの排気の排出は、排気ポート19を開閉する図示しない排気バルブにより制御される。これらの吸気バルブ及び排気バルブは、シリンダヘッド14及びヘッドカバー15間に設置された図示しない動弁装置により駆動される。この動弁装置は、共に図示しない吸気カム及び吸気アームにより吸気バルブを駆動し、また、共に図示しない排気カム及び排気ロッカアームにより排気バルブを駆動する。
ところで、図1及び図2に示すように、エンジンケース11の下部には、潤滑用及び冷却用のオイルを貯溜するオイルパン23が設けられている。このオイルパン23内のオイルは、エンジンケース11に設置されたオイルポンプ24の駆動によりオイルフィルタ25を経て、シリンダ13のオイル通路26へ導かれる。ここで、オイルポンプ24は、クランクシャフト21の駆動力により駆動される。また、オイルフィルタ25もエンジンケース11に設置されている。
シリンダ13のオイル通路26は、図1〜図3に示すように、シリンダ13に形成されてクランクシャフト21と平行に延びる水平方向通路27と、この水平方向通路27に連通してオイルバルブ30を収納するバルブ収納部28と、このバルブ収納部28に連通する通路出口部29と、を有して構成される。
また、シリンダ13では、図1に示すように、水平方向通路27からバルブ収納部28内のオイルバルブ30を迂回してバルブ収納部28の下流箇所に至る第1潤滑用通路31が形成されている。この第1潤滑用通路31は、シリンダ13の合せ面32とシリンダヘッド14の合せ面33間に介在されるガスケット34(図3)の開口35を介して、シリンダヘッド14に形成された第2潤滑用通路36に連通される。これにより、オイル通路26の水平方向通路27内のオイルの一部が、第1潤滑用通路31からガスケット34の開口35を経て第2潤滑用通路36内に流れ、動弁装置を潤滑する。
オイル通路26の通路出口部29は、オイルクーラ38の入口部39に接続される。これにより、オイル通路26の水平方向通路27内のオイルの残部が、バルブ収納部28及び通路出口部29を経てオイルクーラ38へ導かれ、このオイルクーラ38にて冷却される。このオイルクーラ38は、エンジン10の前方において車体フレームに設置される。このとき、オイルクーラ38は、前輪の中心軸よりも上方に配置されて、車両走行時の走行風によりオイルを冷却する。
オイル通路26のバルブ収納部28に収納されるオイルバルブ30は、オイルクーラ38よりも上流側に位置する。このオイルバルブ30は、オイル通路26内を流れるオイルの温度が所定温度(例えば70〜90℃)以上のときに開弁して、オイル通路26内のオイルを、通路出口部29を経てオイルクーラ38へ導く。従って、例えばエンジン10の冷機始動時またはエンジン10の始動直後には、オイル通路26内のオイル温度が所定温度以下になるため、オイルバルブ30が閉弁されて、オイル通路26内のオイルはオイルクーラ38へ供給されない。
このオイルバルブ30は、例えばサーモスタット方式、またはオイル温度センサと電磁バルブを併用した電子制御方式が採用される。サーモスタット方式のオイルバルブ30は、図4に示すように、図示しないワックスの膨張、収縮により伸縮するバルブ駆動部41が弁体42を動作させ、この弁体42がシリンダ13のシール面43に接触することでオイルバルブ30が閉弁し(図4(A))、弁体42がシール面43から離反することでオイルバルブ30が開弁する(図4(B))。
図1〜図3に示すように、オイルクーラ38の出口部40は、シリンダヘッド14及びシリンダ13に連続して形成された冷却用オイル通路44の通路入口部47に接続される。この冷却用オイル通路44は、オイルバルブ30の開弁時にオイルクーラ38にて冷却されたオイルを冷却用オイルとして導入することで、エンジン10において最も高温になるシリンダヘッド14の排気ポート19周囲、並びにシリンダヘッド14及びシリンダ13の燃焼室17側を冷却する。
この冷却用オイル通路44は、シリンダヘッド14に形成されたシリンダヘッド側冷却用オイル通路45と、シリンダ13に形成されたシリンダ側冷却用オイル通路46とが連通して設けられる。これらのシリンダヘッド側冷却用オイル通路45及びシリンダ側冷却用オイル通路46は、機械加工により、またはシリンダヘッド14、シリンダ13の鋳造時における砂中子によりそれぞれ形成される。
シリンダヘッド側冷却用オイル通路45は、図3、図5及び図6に示すように、オイルクーラ38の出口部40に接続されて冷却用オイルを導く前記通路入口部47と、この通路入口部47に連通部48を介して連通し、シリンダヘッド14の排気ポート19周囲を覆うように略コ字状に延在する排気ポート周囲部49と、この排気ポート周囲部49に連通してシリンダヘッド14の合せ面33に形成され、排気ポート周囲部49と共に排気ポート19を略ロ字状に覆う終端部50と、を有して構成される。ここで、連通部48も、終端部50に隣接してシリンダヘッド14の合せ面33に形成される。
シリンダ側冷却用オイル通路46は、図5及び図8に示すように、シリンダボア周囲部51、エンジンケース連通部52、及びバイパス通路としてのバイパス通路部53を有して構成される。シリンダボア周囲部51は、シリンダヘッド側冷却用オイル通路45の終端部50に連通し、シリンダ13におけるシリンダヘッド14の燃焼室17側(即ち、シリンダ13のシリンダヘッド14との合せ面32におけるシリンダボア20周囲)に略リング状に延在して形成される。
また、エンジンケース連通部52は、シリンダボア周囲部51に連通してシリンダ13の軸方向に延び、エンジンケース11内部に連通する。更に、バイパス通路部53は、シリンダ13の合せ面32にシリンダボア20に接近して形成され、シリンダボア周囲部51におけるシリンダヘッド側冷却用オイル通路45の終端部50との連通部分54を、エンジンケース連通部52に接続させる。このバイパス通路部53の流路断面積は、シリンダボア周囲部51の流路断面積も小さく設定される。
図5及び図8に示すように、オイルクーラ38(図1)にて冷却されたオイル(冷却用オイル)は、矢印Aに示すように、シリンダヘッド側冷却用オイル通路45の通路入口部47及び連通部48に流入した後、排気ポート周囲部49及び終端部50内を流れて、シリンダヘッド19の排気ポート19周囲を冷却する。その後、冷却用オイルは、矢印Bに示すように、シリンダ側冷却用オイル通路46の連通部分54からシリンダボア周囲部51内を流れ、更にバイパス通路部53内を流れ、エンジンケース連通部52からエンジンケース11内へ至ることによって、シリンダヘッド14及びシリンダ13の燃焼室17側を冷却する。
このとき、図5〜図7に示すように、シリンダ13の合せ面32とシリンダヘッド14の合せ面33との間に介在されるガスケット34には、シリンダ側冷却用オイル通路46のシリンダボア周囲部51に沿って複数の切欠き55が形成されている。このため、シリンダボア周囲部51内を流れる冷却用オイルが、ガスケット34の切欠き55を通ってシリンダヘッド14の合せ面33に接触することにより、このシリンダヘッド14の燃焼室17周囲が冷却されることになる。
図3及び図5に示すように、シリンダヘッド側冷却用オイル通路45には、このシリンダヘッド側冷却用オイル通路45を流れる冷却用オイルの流量が所定流量以下で開弁する開放弁56が、オイルバルブ30の上方に配設されている。
つまり、開放弁56は、オイルポンプ24の回転数が低くなるエンジン10の停止時から低負荷アイドル運転時において開弁状態となる。これにより、例えば車両緊急停止時のような、オイルバルブ30が開弁状態にあるエンジン10の停止時に、開放弁56が開弁して、シリンダヘッド側冷却用オイル通路45内の高温状態の冷却用オイルが開放弁56を通って、シリンダヘッド14とヘッドカバー15との間に排出される。
更に、開放弁56は、シリンダヘッド側冷却用オイル通路45における排気ポート周囲部49の最上方位置に配置される。これにより、シリンダヘッド側冷却用オイル通路45(特に開放弁56の上流側部分)内の高温状態の冷却用オイルが、開弁状態の開放弁56から迅速に排出される。この開放弁56は、ワンウェイバルブ方式、または流量センサと電磁バルブを併用した電子制御方式が採用される。
以上のように構成されたことから、本実施形態によれば、次の効果(1)〜(3)を奏する。
(1)図3に示すように、オイルバルブ30が開弁状態にあるエンジン10の運転時に例えば車両が緊急停止し、エンジン10が停止して、冷却用オイル通路44内を流れる冷却用オイルの流量が所定流量以下なると、開放弁56が開弁する。これにより、冷却用オイル通路44のシリンダヘッド側冷却用オイル通路45内の冷却用オイルが開放弁56を通って、シリンダヘッド14とヘッドカバー15間に流出する。この結果、冷却用オイル通路44、特にシリンダヘッド側冷却用オイル通路45内で冷却用オイルが過剰に加熱されることがないので、オイルの熱による劣化を防止できる。
(2)図3及び図5に示すように、エンジン10の冷機始動時にはオイルバルブ30が閉弁状態にあり、且つ開放弁56が開弁状態にあるので、シリンダヘッド14及びシリンダ13の冷却用オイル通路44にオイルが存在しない。このため、冷却用オイル通路44が空気で満たされて断熱層となり、シリンダヘッド14及びシリンダ13の温度上昇が迅速になって、エンジン10の冷機始動時における暖機性能を向上させることができる。この結果、エンジン10の燃焼効率が高まり、エンジン10を早期に始動できる。
(3)図5、図6及び図8に示すように、シリンダ側冷却用オイル通路46のシリンダボア周囲部51がシリンダヘッド側冷却用オイル通路45の終端部50と連通する連通部分54は、バイパス通路部53にて、シリンダ側冷却用オイル通路46のエンジンケース連通部52に連通されている。このため、エンジン10の停止時に開放弁56が開放されたとき、シリンダヘッド側冷却用オイル通路45の排気ポート周囲部49における開放弁53下流側部分と終端部50内の冷却用オイルを、開放弁56からではなく、バイパス通路部53を通りエンジンケース連通部52を経てエンジンケース11内へ、シリンダボア周囲部51内の冷却用オイルと共に、迅速に排出させることができる。これによっても、熱によるオイルの劣化を防止できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
10 エンジン
11 エンジンケース
13 シリンダ
14 シリンダヘッド
15 ヘッドカバー
26 オイル通路
30 オイルバルブ
38 オイルクーラ
40 出口部
44 冷却用オイル通路
45 シリンダヘッド側冷却用オイル通路
46 シリンダ側冷却用オイル通路
53 バイパス通路部(バイパス通路)
54 連通部分
56 開放弁

Claims (2)

  1. エンジンケースにシリンダ、シリンダヘッド及びヘッドカバーが順次接合され、前記シリンダヘッド及び前記シリンダに連続して形成された冷却用オイル通路に、オイルクーラにて冷却されたオイルを導くエンジンの冷却用オイル通路構造において、
    前記オイルクーラの上流側で且つ前記シリンダに形成されたオイル通路には、このオイル通路内を流れるオイルの温度が所定温度以上で開弁するオイルバルブが配設され、
    前記冷却用オイル通路は、前記オイルクーラの出口部に接続されると共に、前記シリンダヘッドの排気ポート周囲に延在して形成されたシリンダヘッド側冷却用オイル通路と、このシリンダヘッド側冷却用オイル通路及び前記エンジンケース内部に連通すると共に、前記シリンダにおける前記シリンダヘッドの燃焼室側に延在して形成されたシリンダ側冷却用オイル通路と、を有して構成され、
    前記シリンダヘッド冷却用オイル通路には、このシリンダヘッド側冷却用オイル通路内を流れるオイルの流量が所定流量以下で開弁する開放弁が配設され、この開放弁は、前記オイルバルブの上方位置で、且つ前記シリンダヘッド側冷却用オイル通路における前記排気ポート周囲の最上方位置に配置されたことを特徴とするエンジンの冷却用オイル通路構造。
  2. 前記シリンダには、シリンダヘッド側冷却用オイル通路とシリンダ側冷却用オイル通路との連通部分をエンジンケース内部に連通させるバイパス通路が形成されたことを特徴とする請求項に記載のエンジンの冷却用オイル通路構造。
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