JP2021110197A - 管理型護岸 - Google Patents

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Abstract

【課題】廃棄物処分場の容積の減少を極力避けることができる管理型護岸を提供する。【解決手段】不透水性改良基盤13の上に構築された捨石堤5と、捨石堤5に設けられている遮水シート7と、遮水シート7よりも海側で捨石堤5に設けられている自然的外力透過抑制メンブレン層9とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、管理型護岸に係り、特に、遮水シートを用いた表面遮水工により廃棄物処分場と海との間の遮水をしているものに関する。
従来の埋立護岸では、背面の埋立土砂が空隙率の大きい捨石堤とか捨石マウンドを介して海側に流出し背面埋立地盤が陥没することを防止するために、防砂シートとかアスファルトマット等の土木系メンブレンを用いた上で、埋立用土砂を投入し、埋立地を造成している。埋立材が土砂であり若干海域に流出しても大きな環境問題は発生しないので、その構造は非透過というよりも土砂の流出を防止できるとともに埋立地の地盤内水位(残留水位)を下げることが可能な透過メンブレンが望ましいと考えられている。
一方、管理型廃棄物埋立護岸(管理型護岸)では、護岸域外への廃棄物とか保有水の流出および浸出が法的に厳しく規制されているので、表面遮水工としての遮水シートには非透過性が要求される。非透過になればなるほど、パスカル圧の減衰が無いので、作用する自然的外力に抗する人的反力が必要になる。
さらに説明すると、管理型廃棄物埋立護岸は、廃棄物処分域の海底地盤および廃棄物処分場の外側の海域に、廃棄物が流出すること、および、保有水が浸出することを防止しなくてならない。そこで、管理型護岸の構造は通常の埋立護岸とは相違して遮水工が施された遮水護岸となっている。
ここで、図7を参照しつつ、従来の管理型護岸301について説明する。管理型護岸301は、不透水性改良基盤303の上に設置された捨石堤305と、下地処理砕石層307と遮水シート(下層の遮水シート)309と中間保護砕石層311と遮水シート(上層の遮水シート)313と被覆保護砕石層315とを備えて構成されている。
下地処理砕石層307は、廃棄物処分場側で捨石堤305を覆っている。遮水シート309は下地処理砕石層307を覆っている。中間保護砕石層311は、遮水シート309を覆っている。遮水シート313は中間保護砕石層311を覆っている。被覆保護砕石層315は遮水シート313を覆っている。
従来の管理型護岸301では、図7に矢印で示すように、捨石堤305を構成している捨石間の間隙を海水が通ると、遮水シート309に潮流・波浪・潮汐・風等による大きな自然的外力が作用する。
捨石堤305の空隙率は、40%〜50%になっている。これにより、捨石堤305を透過する自然的外力(パスカル圧)はほとんど減衰せず、ほぼ100%の自然的外力が遮水シート309の非透過メンブレンに作用する。
特に、表面遮水工である遮水シートを用いた場合、薄肉(通常の厚さは3mm)で軽量である遮水シートは、非透過メンブレン(薄膜)であるので、自然的外力のほぼ100%を遮水シートが面圧として受けることになる。
したがって、遮水シートが施工時にめくれ上がったり、管理型護岸完成後でも局部的に損傷を受けるおそれがあり、遮水シートの遮水工としての品質確保が困難になるおそれがある。
そこで、従来の管理型護岸301では、中間保護砕石層311を厚くして、中間保護砕石層311の重量により、遮水シート309が自然的外力によって浮き上がってしまうことを防止している。
すなわち、遮水シート等の非透過メンブレン構造がパスカル圧(アップリフト)に抗する人為的反力(中間保護層)311を設けている。
なお、図7では、ケーソンやセルが設けられていないが、捨石堤305の上のケーソンやセルを設置した混成堤の場合も、同様にして、厚い中間保護砕石層311を設けている。
ここで、従来の技術に関する文献として特許文献1を掲げる。
特開2003−320335号公報
従来の管理型護岸301では、上述したように、自然的外力による遮水シート309の浮き上がりを防止するために中間保護砕石層311を厚くしている。これにより、廃棄物処分場の容積が減少してしまいうとともに、管理型護岸の断面積が大きくなり工事費が増大し、工期ものびてしまう。
本発明は、廃棄物処分場の容積の減少を極力避けることができ、工事費の増大を避けることができるとともに、工期が延伸することを避けることができる管理型護岸を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、不透水性改良基盤の上に構築された捨石堤と、前記捨石堤に設けられている遮水シートと、前記遮水シートよりも海側で前記捨石堤に設けられている自然的外力透過抑制メンブレン層とを有する管理型護岸である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の管理型護岸であって、前記遮水シートは、廃棄物処分場側で、前記捨石堤を覆っており、前記自然的外力透過抑制メンブレン層は、海側で、前記捨石堤を覆っている管理型護岸である。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の管理型護岸であって、前記遮水シートは、廃棄物処分場側で、前記捨石堤を覆っており、前記自然的外力透過抑制メンブレン層は、前記捨石堤内に設置されている管理型護岸である。
請求項4に記載の発明は、前記自然的外力透過抑制メンブレン層は、鉛直遮水壁で構成されている管理型護岸である。
請求項5に記載の発明は、請求項2または請求項3に記載の管理型護岸であって、前記自然的外力透過抑制メンブレン層は、前記捨石堤を構成している捨石間の間隙を海水が通ることで前記遮水シートにかかる自然的外力を低減する材料で構成されており、下地処理砕石層と中間保護砕石層と被覆保護砕石層とを備えており、前記遮水シートは2枚設けられており、前記下地処理砕石層が前記廃棄物処分場側で前記捨石堤を覆っており、前記2枚の遮水シートのうちの1枚目の遮水シートが前記下地処理砕石層を覆っており、前記中間保護砕石層が前記1枚目の遮水シートを覆っており、前記2枚の遮水シートのうちの2枚目の遮水シートが前記中間保護砕石層を覆っており、前記被覆保護砕石層が前記2枚目の遮水シートを覆っている管理型護岸である。
請求項6に記載の発明は、請求項2または請求項3に記載の管理型護岸であって、前記自然的外力透過抑制メンブレン層は、前記捨石堤を構成している捨石間の間隙を通ることで前記遮水シートにかかる自然的外力を無くす材料で構成されており、下地処理砕石層と被覆保護砕石層とを備えており、前記遮水シートが1枚設けられており、前記下地処理砕石層が前記廃棄物処分場側で前記捨石堤を覆っており、前記遮水シートが前記下地処理砕石層を覆っており、前記被覆保護砕石層が前記遮水シートを覆っている管理型護岸である。
本発明によれば、廃棄物処分場の容積の減少を極力避けることができ、工事費の増大を避けることができるとともに、工期が延伸することを避けることができるという効果を奏する。
本発明の実施形態に係る管理型護岸の断面図(管理型護岸の延伸方向に対して直交する平面による断面図)である。 1つ目の応用例に係る管理型護岸の断面図である。 2つ目の応用例に係る管理型護岸の断面図である。 3つ目の応用例に係る管理型護岸の断面図である。 4つ目の応用例に係る管理型護岸の断面図である。 5つ目の応用例に係る管理型護岸の断面図である。 従来の管理型護岸の断面図である。
本発明の実施形態に係る管理型護岸(管理型廃棄物埋立護岸;非透過式護岸による管理型護岸)1は、廃棄物処分場3に採用されるものであり、図1で示すように、捨石堤5と遮水シート(遮水工)7と自然的外力(パスカル圧)透過抑制メンブレン層(海水透過抑制メンブレン層;シート状の海水透過抑制材)9とを備えて構成されている。
ここで、説明のために上下方向に対して直交する所定の一方向を内外方向とし、上下方向と内外方向とに対して直交する方向を横方向とする。内外方向の内側が廃棄物処分場3側になっており、内外方向外側が海側になっている。なお、各図では、紙面の上下方向が管理型護岸1の上下方向になり、紙面の左右方向が内外方向になり、紙面に対して直交する方向が横方向になる。したがって、管理型護岸1は、横方向に延びていることになる。なお、管理型護岸1が、必ずしも直線状になって延びだけでなく、湾曲しもしくは屈曲して延びている場合もある。
捨石堤5は、地盤11(不透水性改良基盤13)の上に構築されている。遮水シート7は、廃棄物処分場3側で捨石堤5に設けられている。なお、地盤11は、岩盤等で構成された不透水性層(不透水性基盤)17と、不透水の改良処理がされた層(不透水性改良基盤)13、15と、不透水の改良処理がされていない層(透水性海底地盤)19、21とを備えている。
詳細は図示していないが、遮水シート7は、1枚目の保護マットと、この1枚目の保護マットに積層されている1枚の不透水性の遮水シート本体と、1枚目の保護マットとは反対側で1枚の不透水性の遮水シート本体に積層されている2枚目の保護マットとを備えた3層構造になっている。遮水シート7が設けられていることで、管理型護岸1の遮水性が保たれている。
すなわち、遮水シート7によって、廃棄物処分場3と海との間は遮断(遮水)されており、廃棄物処分場3から廃棄物および保有水が海側には流れこまないようになっている。
遮水シート本体は、合成樹脂系・合成ゴム系・アスファルト系等の材料で構成されているが、たとえばメッシュ状に形成されている補強材(図示せず)が心材として遮水シート本体内に入っている場合もある。保護マットは、遮水シート本体を保護するものであり不織布や合成樹脂で構成されている。遮水シート7は、捨石堤5と、不透水性改良基盤13の捨石堤5の近傍部位とを覆っている。
遮水シート7では、遮水シート本体の厚さ方向と保護マットの厚さ方向とがお互いに一致している。保護マットはたとえば接着材によって遮水シート本体に設置されており、遮水シート本体と保護マットとは一体化している。また、遮水シート7は若干の可撓性を備え薄板状に形成されている。
自然的外力透過抑制メンブレン層9は、遮水シート7よりも海側で捨石堤5に設けられている。自然的外力透過抑制メンブレン層9は、海水の透過率の値が、捨石堤5における海水の透過率の値よりも小さい材料で構成されているか、もしくは、海水を通さない材料で構成されている。
すなわち、自然的外力透過抑制メンブレン層9は、捨石堤5を構成している捨石間の間隙を海水が通ることで遮水シート7にかかる自然的外力を低減し、もしくは、捨石堤5を構成している捨石間の間隙を海水が通ることで遮水シート7にかかる自然的外力を無くすために設けられている。
自然的外力として、潮流(潮流圧;潮流によって発生する圧力)、波浪(波圧;波によって発生する圧力)、潮汐(潮汐変動圧;潮汐によって発生する圧力)、風(風圧;風によって発生する圧力)等によって発生する力を掲げることができる。
自然的外力透過抑制メンブレン層9の比重は、海水より重い1.03以上になっており、海水中で自然沈降するものとなっている。
また、自然的外力透過抑制メンブレン層9として、プレキャスト製品が採用されている。自然的外力透過抑制メンブレン層9は、現地で、据え付けされ、敷設され、もしくは打設される。これにより、短工期で安価に管理型護岸を設けることができる。
なお、自然的外力透過抑制メンブレン層9が、不透水性を備えており、遮水シート7にかかる自然的外力を無くすものである場合、自然的外力透過抑制メンブレン層9のことを、海水非透過メンブレン層(非透過メンブレン層)で呼んでもよい。また、海水非透過メンブレン層9によっても、廃棄物処分場3と海とが遮断されており、海側の水が廃棄物処分場3には流れこまないようになっている。
遮水シート7は、廃棄物処分場3側(陸側;内側)で、捨石堤5と不透水性改良基盤13の捨石堤5の近傍部位とを覆っている。自然的外力透過抑制メンブレン層9は、廃棄物処分場3とは反対側(海側;外側)で、捨石堤5を覆っている。
自然的外力透過抑制メンブレン層9は、たとえば、1枚設けられている。自然的外力透過抑制メンブレン層9として、アスファルトマット類、ゴムマット類、鉄板類、シート類、布状繊維体(織布や不織布)類、コンクリート版類、太陽工業株式会社製のアドバンスフォームに代表される袋型枠類(袋型枠内に固化処理土等の中詰材を充填)を掲げることができる。
図1で示す管理型護岸1では、自然的外力透過抑制メンブレン層9が、捨石堤5を構成している捨石間の間隙を海水が通ることで遮水シート7にかかる自然的外力を低減する材料で構成されている。自然的外力を低減する材料とは、海水は通すが海水の流れに対して抵抗を与える材である。
さらに説明すると、自然的外力透過抑制メンブレン層9は、自然的外力のもっているエネルギーの透過量を減らす材料で構成されている。このような自然的外力透過抑制メンブレン層9の透水品質は、法的規制を受けないので、不透水性基盤13に定着しておらず、捨石堤5の海側の面29のたとえば全面に(のみ)設けられている。すなわち、自然的外力透過抑制メンブレン層9は、捨石堤5の下端(捨石堤5と不透水性基盤13との境界)から捨石堤5上端にわたって設けられている。
なお、自然的外力透過抑制メンブレン層9の下端が捨石堤13の下端(不透水性基盤13)から僅かに離れていることで捨石堤5の下端よりも僅かに上側に位置していてもよい。
これにより、自然的外力透過抑制メンブレン層から廃棄物処分場3側(陸側)の遮水シート7まで海水が入り込むが、自然的外力の最大値が、自然的外力透過抑制メンブレン層9を設けていない場合よりも小さくなる。たとえば、半分以下、さらには、1/10以下になっている。
また、図1で示す管理型護岸1には、下地処理砕石層23と中間保護砕石層25と被覆保護砕石層27とが設けられている。図1で示す管理型護岸1には、遮水シート7が2枚設けられている。すなわち、上層遮水シート7Aと下層遮水シート7Bとが設けられている。
そして、下地処理砕石層23が廃棄物処分場3側(陸側)で捨石堤5を覆っており、2枚の遮水シート7のうちの1枚目の遮水シートである下層遮水シート7Bが下地処理砕石層23を覆っており、中間保護砕石層25が下層遮水シート7Bを覆っており、2枚の遮水シート7のうちの2枚目の遮水シートである上層遮水シート7Aが中間保護砕石層25を覆っており、被覆保護砕石層27が上層遮水シート7Aを覆っている。
なお、図1で示す中間保護砕石層25の厚さの値は、図7で示す中間保護砕石層311の厚さの値よりも小さくなっている。たとえば1/10程度になっている。
したがって、図1で示す管理型護岸1において、仮に自然的外力透過抑制メンブレン層9を削除すると、中間保護砕石層25と上層遮水シート7Aと被覆保護砕石層27との重量が下層遮水シート7Bにかかっているにもかかわらず、捨石堤5を通り抜けてきた海水等の自然的外力によって下層遮水シート7B等が浮き上がってしまうおそれがある。
しかし、図1で示す管理型護岸1では、自然的外力透過抑制メンブレン層9が設けられているので、中間保護砕石層25が薄くても、遮水シート7B等が浮き上げることが防止される。
ところで、図1で示す管理型護岸1において、自然的外力透過抑制メンブレン層9が不透水性を備えていてもよい。
図1で示す管理型護岸1についてさらに詳しく説明する。
横方向に対して直交する平面による、護岸構造体としての捨石堤5の断面形状は、機能的にも併用的にも構造的にも必要とされる断面形状および断面寸法で構築されており、たとえば台形状に形成されている。
台形の一方の斜辺(海側の斜辺)は、捨石式傾斜堤海域斜面29を表しており、台形の他方の斜辺(廃棄物処分場3側の斜辺)は、捨石式傾斜堤処分場域斜面31を表している。
自然的外力透過抑制メンブレン層9は、捨石式傾斜堤海域斜面29に直接接して捨石式傾斜堤海域斜面29のたとえば全面を覆っている。また、自然的外力透過抑制メンブレン層9のほぼ総ては、被覆ブロック33で覆われている。被覆ブロック33は自然的外力透過抑制メンブレン層9に直接接している。
下地処理砕石層23は、捨石式傾斜堤処分場域斜面31に直接接して捨石式傾斜堤処分場域斜面31の全面を覆っている。下層遮水シート7Bは、下地処理砕石層23の総てと、不透水性改良基盤13の下地処理砕石層23の近傍部位とを覆っている。下層遮水シート7Bと下地処理砕石層23および不透水性改良基盤13の下地処理砕石層23の近傍部位とはお互いが直接接している。
中間保護砕石層25は、下層遮水シート7Bの総てと、不透水性改良基盤13の下層遮水シート7Bの近傍部位とを覆っている。中間保護砕石層25と下層遮水シート7Bおよび不透水性改良基盤13の下層遮水シート7Bの近傍部位とはお互いが直接接している。
上層遮水シート7Aは、中間保護砕石層25の総てと、不透水性改良基盤13の中間保護砕石層25の近傍部位とを覆っている。上層遮水シート7Aと中間保護砕石層25および不透水性改良基盤13の中間保護砕石層25の近傍部位とはお互いが直接接している。
被覆保護砕石層27は、上層遮水シート7Aの総てと、不透水性改良基盤13の上層遮水シート7Aの近傍部位とを覆っている。被覆保護砕石層27と、上層遮水シート7Aおよび不透水性改良基盤13の上層遮水シート7Aの近傍部位とはお互いが直接接している。
なお、図1に参照符号37で示すものは、上部工基部コンクリートブロックであり、図1に参照符号39で示すものは、上部コンクリートであり、図1に参照符号41で示すものは、上部の捨石堤である。
ここで、図1で示す管理型護岸1の作用について説明する。図1の海側には海水が存在しており、この海水等によって自然的外力(図1の矢印参照)が自然的外力透過抑制メンブレン層9にかかる。しかし、自然的外力透過抑制メンブレン層9にかかった自然的外力は、弱められて捨石堤5を通過するので、下層遮水シート7B等に係る力(圧力)の値は小さくなる。なお、自然的外力透過抑制メンブレン層9にかかった自然的外力が、自然的外力透過抑制メンブレン層9で遮断される構成であると、下層遮水シート7B等にかかる力(圧力)の値はほぼ「0」になる。
また、廃棄物処分場3内に廃棄された廃棄物や保有水は、遮水シート7によって遮られ、海側に漏れ出てくることはない。
図1に示す管理型護岸1によれば、自然的外力透過抑制メンブレン層9が遮水シート7よりも海側で捨石堤5に設けられているので、捨石堤5を構成している捨石間の間隙を海水が通ることで遮水シート7にかかる自然的外力を小さくすることができる。これにより、遮水シート7の浮き上がりを防止するために中間保護砕石層25を厚くする必要が無くなり、廃棄物処分場3の容積が減少することを極力が避けることができる。
すなわち、図1に示す破線と被覆保護砕石層27との間の空間35の分だけ、廃棄物処分場3の容積が大きくなる。そして、工事費の増大と工期の延伸とを避けることができる。
また、管理型護岸1において、海水非透過メンブレン層(人為的に海水の非透過面を形成している層)9を遮水シート7よりも海側で捨石堤5に設けることで、捨石堤5を構成している捨石間の間隙を海水が通ることで遮水シート7にかかる自然的外力を無くすことも可能である。これによって、遮水シート7の浮き上がりを防止するために中間保護砕石層を厚くする必要が一層無くなり、廃棄物処分場3の容積が減少することを一層避けることができる。
なお、図1に示す管理型護岸1では、自然的外力透過抑制メンブレン層9に自然的外力が加わっても、この加わった自然的外力で自然的外力透過抑制メンブレン層9が捨石堤5に押し付けられるので、自然的外力透過抑制メンブレン層9が浮き上がることはない。
また、図1に示す管理型護岸1によれば、自然的外力透過抑制メンブレン層9が廃棄物処分場3とは反対側で捨石堤5の捨石式傾斜堤海域斜面29を覆っているので、捨石堤5が設置された後であっても、自然的外力透過抑制メンブレン層9を容易に設置することができる。
また、図1に示す管理型護岸1によれば、自然的外力透過抑制メンブレン層9が遮水シート7にかかる自然的外力を低減する材料で構成されている。これにより、自然的外力透過抑制メンブレン層9にわずかな損傷があり、自然的外力透過抑制メンブレン層9を海水が通り抜けても、自然的外力透過抑制メンブレン層9の機能が維持される。
次に、図2に示す管理型護岸1について説明する。
図2に示す管理型護岸1は、自然的外力透過抑制メンブレン層9の設置形態が図1に示す管理型護岸1とは異なっており、その他の点は、図1に示す管理型護岸1と同様に構成されており、図1に示す管理型護岸1と同様の効果を奏する。
すなわち、図2に示す管理型護岸1の遮水シート7は、廃棄物処分場3側(陸側)で、捨石堤5と不透水性改良基盤13の捨石堤5の近傍部位とを覆っている。また、図2に示す管理型護岸1の自然的外力透過抑制メンブレン層9は、捨石堤5内に設置されている。
さらに説明すると、図2に示す管理型護岸1では、自然的外力透過抑制メンブレン層9が、不透水性改良基盤13の上面から起立している鉛直遮水壁で構成されている。なお、上下方向において、自然的外力透過抑制メンブレン層9の上端の位置と捨石堤5の上端の位置とはお互いが一致している。
自然的外力透過抑制メンブレン層9は、捨石堤5を構成している捨石間の間隙を海水が通ることで遮水シート7にかかる自然的外力を低減する材料で構成されており、不透水性改良基盤13の上面から起立している鉛直遮水壁で構成されており、不透水性基盤13に根入りされておらず、不透水性基盤13の上面から捨石堤5の上端にわたって設けられている。なお、自然的外力透過抑制メンブレン層9の下端が不透水性基盤13から僅かに離れていることで不透水性基盤13の上面よりも僅かに上側に位置していてもよい。
自然的外力透過抑制メンブレン層9は、たとえば、1枚設けられている。施工性を考慮すると、図2に示す自然的外力透過抑制メンブレン層9として、矢板類、鉄板類、コンクリート版類、太陽工業株式会社製のアドバンスフォームに代表される袋型枠類(袋型枠内に固化処理土等の中詰材を充填)を掲げることができる。
図2に示す管理型護岸1では、自然的外力透過抑制メンブレン層9が捨石堤5内に設置されているので、自然的外力透過抑制メンブレン層9が捨石堤5を構成している捨石によって挟み込まれている。これにより、自然的外力透過抑制メンブレン層9が安定し状態で設置されていることになる。
次に、図3に示す管理型護岸1について説明する。
図3に示す管理型護岸1は、自然的外力透過抑制メンブレン層9の設置形態が図2に示す管理型護岸1とは異なっており、その他の点は、図2に示す管理型護岸1と同様に構成されており、図2に示す管理型護岸1と同様の効果を奏する。
すなわち、図3に示す管理型護岸1の自然的外力透過抑制メンブレン層9は、捨石堤5内で斜めに展開している。
さらに説明すると、自然的外力透過抑制メンブレン層9は、捨石堤5を構成している捨石間の間隙を海水が通ることで遮水シート7にかかる自然的外力を低減する材料で構成されており、捨石堤5内で斜めに展開しており、不透水性基盤13の上面から捨石堤5の上端にわたって設けられている。なお、自然的外力透過抑制メンブレン層9の下端が不透水性基盤13から僅かに離れていることで不透水性基盤13の上面よりも僅かに上側に位置していてもよい。
図3に示す管理型護岸1の自然的外力透過抑制メンブレン層9は、捨石式傾斜堤処分場域斜面31と同様な姿勢で傾いているが、図3に示す管理型護岸1の自然的外力透過抑制メンブレン層9が捨石式傾斜堤海域斜面29と同様な姿勢で傾いていてもよい。
図3に示す自然的外力透過抑制メンブレン層9として、アスファルトマット類、ゴムマット類、鉄板類、シート類、布状繊維体(織布や不織布)類、コンクリート版類、太陽工業株式会社製のアドバンスフォームに代表される袋型枠類(袋型枠内に固化処理土等の中詰材を充填)を掲げることができる。
次に、図4に示す管理型護岸1について説明する。
図4に示す管理型護岸1は、自然的外力透過抑制メンブレン層9が海水を遮断する材料で構成されていることで遮水工を形成している点と、遮水シート7が1枚しか設けられていない点が、図1に示す管理型護岸1とは異なっており、その他の点は、図1に示す管理型護岸1と同様に構成されており、図1に示す管理型護岸1と同様の効果を奏する。
すなわち、図4に示す管理型護岸1の自然的外力透過抑制メンブレン層9は、捨石堤5を構成している捨石間の間隙を通ることで遮水シート7にかかる自然的外力を無くす材料で構成されている。これにより、自然的外力透過抑制メンブレン層9よりも廃棄物処分場3側(陸側)には、海水が入り込まないようになっている。
また、図4に示す管理型護岸1には、下地処理砕石層23と被覆保護砕石層27とが設けられており、遮水シート7が1枚だけ設けられている。下地処理砕石層23は廃棄物処分場側(陸側)で捨石堤5を覆っており、遮水シート7は下地処理砕石層23を覆っており、被覆保護砕石層27が遮水シート7を覆っている。
図4に示す管理型護岸1の自然的外力透過抑制メンブレン層9は、上述したように、管理型護岸の一重目の遮水工として利用されている。したがって、非透過メンブレン層(自然的外力透過抑制メンブレン層)9として、透水品質がk=1.0×10−5cm/s以下の材料で構成されているものが採用されている。
さらに説明すると、非透過メンブレン層9は、捨石堤5を構成している捨石間の間隙を通ることで遮水シート7にかかる自然的外力を無くす材料で構成されており、不透水性基盤13に定着されている不透水性基盤定着部(水平展開部)43を備えている。なお、不透水性基盤定着部の内外方向の長さは、法的規制を受けるので、少なくとも5mの長さが必要である。
図5に示す管理型護岸1は、自然的外力透過抑制メンブレン層9が海水を遮断する材料で構成されていることで遮水工を形成している点と、遮水シート7が1枚しか設けられていない点などが、図2に示す管理型護岸1とは異なっており、その他の点は、図2に示す管理型護岸1と同様に構成されており、図2に示す管理型護岸1と同様の効果を奏する。
さらに詳しくは、図5に示す管理型護岸1において、自然的外力透過抑制メンブレン層9が矢板や鉄板形成されているとすると、矢板や鉄板は、この下端部が不透水性改良基盤(地盤改良層;C.D.M.)13内に所定の深さ入り込んでいる(矢板の下端が、不透水性改良基盤13に所定の深度に達している)。換言すれば、自然的外力透過抑制メンブレン層9が不透水性地層(不透水性改良基盤)13に所定の深さ根入れさている。上記所定の深さは、法的規制を受けるので、少なくとも2.5m以上の深さになっている。なお、鉛直遮水壁が矢板以外のもので構成されている場合であっても、鉛直遮水壁は、この下端部が不透水性改良基盤内に所定の深さ入り込んでいる。
図5に示す管理型護岸1で示す管理型護岸1のように、自然的外力透過抑制メンブレン層9を構成している鉛直遮水壁の下端部が不透水性改良基盤13内に所定の深さ入り込んでいることで、鉛直遮水壁が不透水性改良基盤13と一体化している。これにより、鉛直遮水壁に自然的外力がかかったときにおける、鉛直遮水壁の不透水性改良基盤13に対する位置ずれを無くし、鉛直遮水壁の不透水性改良基盤に対する姿勢の変化を無くすることができ、また、自然的外力透過抑制メンブレン層9の遮水性も良好になる。
図6に示す管理型護岸1は、自然的外力透過抑制メンブレン層9が海水を遮断する材料で構成されていることで遮水工を形成している点と、遮水シート7が1枚しか設けられていない点などが、図3に示す管理型護岸1とは異なっており、その他の点は、図3に示す管理型護岸1と同様に構成されており、図3に示す管理型護岸1と同様の効果を奏する。
さらに説明すると、図6に示す管理型護岸1では、非透過メンブレン層9を不透水性地層13に5m以上の長さ定着させている(不透水性基盤定着部43が設けられている)。そして、非透過メンブレン層9の遮水性が良好になっている。
図4〜図6で示す管理型護岸1によれば、自然的外力透過抑制メンブレン層9が遮水シート7にかかる自然的外力を無くす材料(海水を遮断する材料;海水非透過メンブレン層)で構成されているので、海水非透過メンブレン層9が遮水工の役割を果たしている。これにより、廃棄物処分場3側に設ける遮水シート7を一層(1枚)にすることができる。そして、廃棄物処分場3の容積を一層大きくすることができる。
1 管理型護岸
3 廃棄物処分場
5 捨石堤
7、7A、7B 遮水シート
9 自然的外力透過抑制メンブレン層
13 不透水性改良基盤
23 下地処理砕石層
25 中間保護砕石層
27 被覆保護砕石層

Claims (6)

  1. 不透水性改良基盤の上に構築された捨石堤と、
    前記捨石堤に設けられている遮水シートと、
    前記遮水シートよりも海側で前記捨石堤に設けられている自然的外力透過抑制メンブレン層と、
    を有することを特徴とする管理型護岸。
  2. 請求項1に記載の管理型護岸であって、
    前記遮水シートは、廃棄物処分場側で、前記捨石堤を覆っており、
    前記自然的外力透過抑制メンブレン層は、海側で、前記捨石堤を覆っていることを特徴とする管理型護岸。
  3. 請求項1に記載の管理型護岸であって、
    前記遮水シートは、廃棄物処分場側で、前記捨石堤を覆っており、
    前記自然的外力透過抑制メンブレン層は、前記捨石堤内に設置されていることを特徴とする管理型護岸。
  4. 請求項3に記載の管理型護岸であって、
    前記自然的外力透過抑制メンブレン層は、鉛直遮水壁で構成されていることを特徴とする管理型護岸。
  5. 請求項2または請求項3に記載の管理型護岸であって、
    前記自然的外力透過抑制メンブレン層は、前記捨石堤を構成している捨石間の間隙を海水が通ることで前記遮水シートにかかる自然的外力を低減する材料で構成されており、
    下地処理砕石層と中間保護砕石層と被覆保護砕石層とを備えており、前記遮水シートは2枚設けられており、
    前記下地処理砕石層が前記廃棄物処分場側で前記捨石堤を覆っており、前記2枚の遮水シートのうちの1枚目の遮水シートが前記下地処理砕石層を覆っており、前記中間保護砕石層が前記1枚目の遮水シートを覆っており、前記2枚の遮水シートのうちの2枚目の遮水シートが前記中間保護砕石層を覆っており、前記被覆保護砕石層が前記2枚目の遮水シートを覆っていることを特徴とする管理型護岸。
  6. 請求項2または請求項3に記載の管理型護岸であって、
    前記自然的外力透過抑制メンブレン層は、前記捨石堤を構成している捨石間の間隙を通ることで前記遮水シートにかかる自然的外力を無くす材料で構成されており、
    下地処理砕石層と被覆保護砕石層とを備えており、前記遮水シートが1枚設けられており、
    前記下地処理砕石層が前記廃棄物処分場側で前記捨石堤を覆っており、前記遮水シートが前記下地処理砕石層を覆っており、前記被覆保護砕石層が前記遮水シートを覆っていることを特徴とする管理型護岸。
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