JP2021107201A - 作業車両及び作業車両の情報表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】表示装置が設けられている作業車両において、正常に作動しなかった表示装置がある場合でも作業を続けることができるようにする。【解決手段】作業車両は、表示装置と、外部との通信を行う通信装置と、表示装置との相互の通信を行い且つ第1情報を送信する情報通信部と、表示装置が正常に作動しているか否かを判断する作動判断部と、作動判断部が正常でないと判断した場合に、作動していないと判断された表示装置である異常表示装置に対して情報通信部から送信すべき第1情報を通信装置に転送する情報転送部と、を備えている制御装置と、を備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、トラクタ等の作業車両及び作業車両の情報表示システムに関する。
従来、メータパネルを備えたトラクタ等の作業車両として、特許文献1に示すものが知られている。特許文献1に開示された作業車両では、運転席の前方にメータパネルが配置されていて、メータパネルにエンジン回転数等の様々な運転情報が表示することができる。
特開2015−131572号公報
特許文献1に示すように、トラクタ等の作業車両では、メータパネル、情報表示パネルといった複数の表示装置が備えられていることが多いのが実情である。複数の表示装置が何らかの事情で作動しない場合、運転者(作業者)は、正常に作動していない表示装置が表示すべき情報を確認することができないため、作業を続けることができない問題がある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、表示装置が設けられている作業車両において、正常に作動しなかった表示装置がある場合でも作業を続けることができる作業車両及び作業車両の情報表示システムを提供することを目的とする。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、以下に示す点を特徴とする。
作業車両は、表示装置と、外部との通信を行う通信装置と、前記表示装置との相互の通信を行い且つ第1情報を送信する情報通信部と、前記表示装置が正常に作動しているか否かを判断する作動判断部と、前記作動判断部が前記正常でないと判断した場合に、前記作動していないと判断された表示装置である異常表示装置に対して前記情報通信部から送信すべき前記第1情報を前記通信装置に転送する情報転送部と、を備えている制御装置と、を備えている。
前記情報通信部は、前記表示装置から送信されたそれぞれの第2情報を受信可能であり、前記作動判断部は、前記情報通信部が前記第2情報を受信した場合に、前記受信した第2情報が適正であるか否かを判断し、前記適正でない第2情報を送信した表示装置を前記異常表示装置であると判断し、前記情報転送部は、前記第1情報を前記通信装置に転送し、前記通信装置は、携帯端末に第1情報を送信する。
前記作動判断部は、前記情報通信部との前記相互の通信が行うことができない表示装置を前記異常表示装置であると判断し、前記情報転送部は、前記第1情報を前記通信装置に転送し、前記通信装置は、携帯端末に第1情報を送信する。
作業車両は、複数の検出装置と、前記複数の検出装置、前記表示装置、前記制御装置及び通信装置が接続される車載ネットワークと、を備え、前記複数の検出装置は、検出した検出データを前記車載ネットワークに出力し、前記情報通信部は、前記制御装置が前記車載ネットワークから取得した前記検出データを前記第1情報として、前記表示装置に送信し、前記表示装置は、前記検出データを表示する。
前記表示装置として、運転に関する情報を表示可能な第1表示装置と、設定に関する情報を表示可能な第2表示装置とを含み、前記第2表示装置は、前記通信装置に転送する前記第1情報を設定する設定画面を表示する。
作業車両の情報表示システムは、作業車両に設けられた表示装置と、作業車両に設けられた通信装置と、前記表示装置との相互の通信を行い且つ第1情報を送信する情報通信部と、前記表示装置が正常に作動しているか否かを判断する作動判断部と、前記作動判断部が前記正常でないと判断した場合に、前記正常に作動していないと判断された表示装置である異常表示装置に対して前記情報通信部から送信すべき前記第1情報を前記通信装置に転送する情報転送部と、前記通信装置から送信された前記第1情報を表示可能な携帯端末と、を備えている。
前記情報通信部は、前記表示装置から送信されたそれぞれの第2情報を受信可能であり、 前記作動判断部は、前記情報通信部が前記第2情報を受信した場合に、前記受信した第2情報が適正であるか否かを判断し、前記適正でない第2情報を送信した表示装置を前記異常表示装置であると判断し、前記情報転送部は、前記第1情報を前記通信装置に転送し、
前記通信装置は、携帯端末に第1情報を送信する。
前記作動判断部は、前記情報通信部との前記相互の通信が行うことができない表示装置を前記異常表示装置であると判断し、前記情報転送部は、前記第1情報を前記通信装置に転送し、前記通信装置は、携帯端末に第1情報を送信する。
作業車両の情報表示システムは、複数の検出装置と、前記複数の検出装置、前記表示装置、前記制御装置及び通信装置が接続される車載ネットワークと、を備え、前記複数の検出装置は、検出した検出データを前記車載ネットワークに出力し、前記情報通信部は、前記制御装置が前記車載ネットワークから取得した前記検出データを前記第1情報として、前記表示装置に送信し、前記表示装置は、前記検出データを表示する。
本発明によれば、表示装置が設けられている作業車両において、正常に作動しなかった表示装置がある場合でも作業を続けることができる。
変速装置の構成図である。 昇降装置の斜視図である。 作業車両の制御ブロック図を示す図である。 第1表示装置の正面図である。 設定メニュー画面M1の一例を示す図である。 設定画面M2の一例を示す図である。 設定画面M3の一例を示す図である。 設定画面M4の一例を示す図である。 運転画面M5の一例を示す図である。 制御装置、第1表示装置、通信装置及び携帯端末の動作フローを示す図である。 設定画面M6の一例を示す図である。 トラクタの全体図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図9は、作業車両の一例であるトラクタ1を示している。トラクタ1を例にあげ説明するが、作業車両は、トラクタに限定されず、田植機等の農業機械である。
図9に示すように、トラクタ1は、走行装置7を有する走行車両3と、原動機4と、変速装置5と、操舵装置11とを備えている。走行装置7は、前輪7F及び後輪7Rを有する装置である。前輪7Fは、タイヤ型であってもクローラ型であってもよい。また、後輪7Rも、タイヤ型であってもクローラ型であってもよい。原動機4は、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンなどの内燃機関、電動モータ等である。この実施形態では、原動機4は、ディーゼルエンジンである。
変速装置5は、変速によって走行装置7の推進力を切換可能であると共に、走行装置7の前進、後進の切換が可能である。走行車両3にはキャビン9が設けられ、当該キャビン9内には運転席10が設けられている。
また、走行車両3の後部には、昇降装置8が設けられている。昇降装置8には、作業装置2が着脱可能である。また、昇降装置8は、装着された作業装置2を昇降可能である。作業装置2は、耕耘する耕耘装置、肥料を散布する肥料散布装置、農薬を散布する農薬散布装置、収穫を行う収穫装置、牧草等の刈取を行う刈取装置、牧草等の拡散を行う拡散装置、牧草等の集草を行う集草装置、牧草等の成形を行う成形装置等である。なお、図9では、作業装置2として耕耘装置を取り付けた例を示している。
図1に示すように、変速装置5は、主軸(推進軸)5aと、シャトル部5bと、主変速部5cと、副変速部5dと、PTO動力伝達部5eと、前変速部5fと、を備えている。推進軸5aは、変速装置5のハウジングケースに回転自在に支持され、当該推進軸5aには、原動機4のクランク軸からの動力が伝達される。
シャトル部5bは、シャトル軸5b1と、前後進切換部5b2とを有している。シャトル軸5b1には、推進軸5aからの動力が伝達される。前後進切換部5b2は、例えば、油圧クラッチ等で構成され、油圧クラッチの入切によってシャトル軸5b1の回転方向、即ち、トラクタ1の前進及び後進を切り換える。
主変速部5cは、入力された動力を無段に変更する無段変速機構である。無段変速機構は、油圧ポンプ5c1と、油圧モータ5c2と、遊星歯車機構5c3とを有している。油圧ポンプ5c1は、シャトル部5bの出力軸5b3からの動力により回転する。油圧ポンプ5c1は、例えば、斜板12を有する可変容量ポンプであって、斜板12の角度(斜板角)を変更することにより、当該油圧ポンプ5c1から吐出する作動油の流量を変更することができる。油圧モータ5c2は、配管等の油路回路を介して油圧ポンプ5c1から吐出された作動油によって回転するモータである。油圧ポンプ5c1の斜板角を変更したり、油圧ポンプ5c1へ入力する動力を変更することによって、油圧モータ5c2の回転数を変更することができる。
遊星歯車機構5c3は、複数のギア(歯車)と、入力軸及び出力軸等の動力伝達軸とで構成された機構であって、油圧ポンプ5c1の動力が入力される入力軸13と、油圧モータ5c2の動力が入力される入力軸14と、動力を出力する出力軸15とを含んでいる。遊星歯車機構5c3は、油圧ポンプ5c1の動力と、油圧モータ5c2の動力とを合成して合成した動力を出力軸15に伝達する。
したがって、主変速部5cによれば、油圧ポンプ5c1の斜板12の斜板角、原動機4の回転数等を変更することによって、副変速部5dに出力する動力を変更することができる。なお、主変速部5cは、無段変速機構で構成しているが、ギアによって変速を行う有段変速機構であってもよい。
副変速部5dは、動力を変速する有段の複数のギア(歯車)を有する変速機構であって、複数のギアの接続(噛合)を適宜変更することによって、遊星歯車機構5c3の出力軸15から当該副変速部5dに入力された動力を変更して出力する(変速する)。副変速部5dは、入力軸5d1と、第1変速クラッチ5d2と、第2変速クラッチ5d3と、出力軸5d4とを含んでいる。入力軸5d1は、遊星歯車機構5c3の出力軸15の動力が入力される軸であり、入力された動力を、ギア等を介して第1変速クラッチ5d2及び第2変速クラッチ5d3に入力する。第1変速クラッチ5d2及び第2変速クラッチ5d3のそれぞれの接合及び切断を切り換えることにより、入力された動力は変更され、出力軸5d4に出力される。出力軸5d4に出力された動力は、後輪デフ装置20Rに伝達される。後輪デフ装置20Rは、後輪7Rが取り付けられた後車軸21Rを回転自在に支持している。
PTO動力伝達部5eは、PTOクラッチ5e1と、PTO推進軸5e2と、PTO変速部5e3とを有している。PTOクラッチ5e1は、例えば、油圧クラッチ等で構成され、油圧クラッチの入切によって、推進軸5aの動力をPTO推進軸5e2に伝達する状態と、推進軸5aの動力をPTO推進軸5e2に伝達しない状態とに切り換わる。PTO変速部5e3は、変速クラッチと複数のギア等を含んでいて、PTO推進軸5e2からPTO変速部5e3へ入力された動力(回転数)を変更して出力する。
PTO変速部5e3の動力は、ギア等を介してPTO軸16に伝達される。
前変速部5fは、第1前変速クラッチ5f1と、第2前変速クラッチ5f2とを有している。第1前変速クラッチ5f1及び第2前変速クラッチ5f2は、副変速部5dからの動力が伝達可能であって、例えば、出力軸5d4の動力が、ギア及び伝動軸を介して伝達される。第1前変速クラッチ5f1及び第2前変速クラッチ5f2からの動力は、前伝動軸22を介して前車軸21Fに伝達可能である。具体的には、前伝動軸22は、前輪デフ装置20Fに接続され、前輪デフ装置20Fは、前輪7Fが取り付けられた前車軸21Fを回転自在に支持している。
第1前変速クラッチ5f1及び第2前変速クラッチ5f2は、油圧クラッチ等で構成されている。第1前変速クラッチ5f1には油路が接続され、当該油路には油圧ポンプから吐出した作動油が供給される制御弁23に接続されている。第1前変速クラッチ5f1は、制御弁23の開度によって接続状態と切断状態とに切り換わる。第2前変速クラッチ5f2には油路が接続され、当該油路には制御弁24に接続されている。第2前変速クラッチ5f2は、制御弁24の開度によって接続状態と切断状態とに切り換わる。制御弁23及び制御弁24は、例えば、電磁弁付き二位置切換弁であって、電磁弁のソレノイドを励磁又は消磁することにより、接続状態又は切断状態に切り換わる。
第1前変速クラッチ5f1が切断状態で且つ第2前変速クラッチ5f2が接続状態である場合、第2前変速クラッチ5f2を通じて副変速部5dの動力が前輪7Fに伝達される。これにより、前輪及び後輪が動力によって駆動する四輪駆動(4WD)で且つ前輪と後輪との回転速度が略同じとなる(4WD等速状態)。一方、第1前変速クラッチ5f1が接続状態で且つ第2前変速クラッチ5f2が切断状態である場合、四輪駆動になり且つ前輪の回転速度が後輪の回転速度に比べて速くなる(4WD増速状態)。また、第1前変速クラッチ5f1及び第2前変速クラッチ5f2が接続状態である場合、副変速部5dの動力が前輪7Fされないため、後輪が動力によって駆動する二輪駆動(2WD)となる。
図2及び図3に示すように、昇降装置8は、リフトアーム8a、ロアリンク8b、トップリンク8c、リフトロッド8d、リフトシリンダ8eを有している。リフトアーム8aの前端部は、変速装置5を収容するケース(ミッションケース)の後上部に上方又は下方に揺動可能に支持されている。リフトアーム8aは、リフトシリンダ8eの駆動によって揺動(昇降)する。リフトシリンダ8eは、油圧シリンダから構成されている。リフトシリンダ8eは、制御弁34を介して油圧ポンプと接続されている。制御弁34は、電磁弁等であって、リフトシリンダ8eを伸縮させる。
ロアリンク8bの前端部は、変速装置5の後下部に上方又は下方に揺動可能に支持されている。トップリンク8cの前端部は、ロアリンク8bよりも上方において、変速装置5の後部に上方又は下方に揺動可能に支持されている。リフトロッド8dは、リフトアーム8aとロアリンク8bとを連結している。ロアリンク8bの後部及びトップリンク8cの後部には、作業装置2が連結される。リフトシリンダ8eが駆動(伸縮)すると、リフトアーム8aが昇降するとともに、リフトロッド8dを介してリフトアーム8aと連結されたロアリンク8bが昇降する。これにより、作業装置2がロアリンク8bの前部を支点として、上方又は下方に揺動(昇降)する。
図3に示すように、操舵装置11は、ハンドル(ステアリングホイール)11aと、ハンドル11aの回転に伴って回転する回転軸(操舵軸)11bと、ハンドル11aの操舵を補助する補助機構(パワーステアリング機構)11cと、を有している。補助機構11cは、制御弁35と、ステアリングシリンダ32とを含んでいる。制御弁35は、例えば、スプール等の移動によって切り換え可能な3位置切換弁である。また、制御弁35は、操舵軸11bの操舵によっても切換可能である。ステアリングシリンダ32は、前輪7Fの向きを変えるアーム(ナックルアーム)36に接続されている。したがって、ハンドル11aを操作すれば、当該ハンドル11aに応じて制御弁35の切換位置及び開度が切り換わり、当該制御弁35の切換位置及び開度に応じてステアリングシリンダ32が左又は右に伸縮することによって、前輪7Fの操舵方向を変更することができる。なお、上述した操舵装置11は一例であり、上述した構成に限定されない。
図3に示すように、トラクタ1は、制御装置40を備えている。制御装置40は、トラクタ1の様々な制御を行う装置である。制御装置40には、車載ネットワークN1を介して複数の検出装置41が接続されている。複数の検出装置41は、トラクタ1の状態を検出する装置であり、検出した検出値(検出データ)を車載ネットワークN1に出力する。
複数の検出装置41は、例えば、水温を検出する水温センサ41a、燃料の残量を検出する燃料センサ41b、原動機4の回転数を検出する原動機回転センサ(回転センサ)41c、アクセルペダルの操作量を検出するアクセルペダルセンサ41d、操舵装置11の操舵角を検出する操舵角センサ41e、リフトアーム8aの角度を検出する角度センサ41f、走行車両3の幅方向(右方向又は左方向)の傾きを検出する傾き検出センサ41g、走行車両3の車速(速度)を検出する速度センサ41h、PTO軸の回転数を検出するPTO回転センサ(回転センサ)41i、バッテリー等の蓄電池の電圧を検出するバッテリセンサ41j等である。なお、速度センサ41hは、例えば、前車軸21Fの回転数、後車軸21Rの回転数、前輪7Fの回転数、後輪7Rの回転数等を車速に変換することにより車速を検出する。また、速度センサ41hは、前車軸21F、後車軸21R、前輪7F及び後輪7Rのいずれかの回転方向も検出することができ、トラクタ1(走行車両3)が前進しているか、後進しているかも検出することができる。上述した検出装置41は一例であり、上述したセンサに限定されない。
また、制御装置40には、複数の操作部材(操作装置)42が接続されている。複数の操作部材42は、走行車両3の前進又は後進を切り換えるシャトルレバー42a、原動機4の始動等を行うイグニッションスイッチ42b、PTO軸の回転数を設定するPTO変速レバー42c、自動変速及び手動変速のいずれかを切り換える変速切換スイッチ42d、変速装置5の変速段(変速レベル)を手動で切り換える変速レバー42e、車速を増減させるアクセル42f、昇降装置8の昇降を操作するポンパスイッチ42g、昇降装置8の上限を設定する上限設定ダイヤル42h、車速を設定する車速レバー42i等である。なお、上述した検出装置41は一例であり、上述したセンサに限定されない。
制御装置40は、シャトルレバー42aが前進に操作された場合、シャトル部5bの前後進切換部5b2を前進に切り換えることで、走行車両3を前進させる。また、制御装置40は、シャトルレバー42aが後進に操作された場合、シャトル部5bの前後進切換部5b2を後進に切り換えることで、走行車両3を後進させる。
制御装置40は、イグニッションスイッチ42bがONに操作された場合、所定の処理を経て原動機4の始動を行い、イグニッションスイッチ42bがOFFに操作された場合、原動機4の駆動を停止させる。制御装置40は、PTO変速レバー42cが操作された場合、変速装置5に内蔵されたPTO変速ギアを切り換えることでPTO軸の回転数(PTO回転数という)を変更する。制御装置40は、変速切換スイッチ42dを自動変速に切り換えた場合、トラクタ1の状態に応じて主変速部5c及び副変速部5dのいずれかを自動的に切り換え、変速装置5の変速段(変速レベル)を予め定められた変速段(変速レベル)に自動的に変更する。制御装置40は、変速切換スイッチ42dを手動変速に切り換えた場合、変速レバー42eで設定された変速段(変速レベル)に応じて主変速部5c及び副変速部5dのいずれかを自動的に切り換え、変速装置5の変速段を変更する。
制御装置40は、アクセル42fが操作された場合、当該アクセル42fの操作量に応じて原動機4の回転数(原動機回転数という)を変更することで、走行車両3の車速(速度)を変更する。制御装置40は、ポンパスイッチ42gが上昇させる方向(上昇側)に操作された場合、制御弁34を制御することでリフトシリンダ8eを伸長させ、リフトアーム8aの後端部(作業装置2側の端部)を上昇させる。制御装置40は、ポンパスイッチ42gが下降させる方向(下降側)に操作された場合、制御弁34を制御することでリフトシリンダ8eを収縮させ、リフトアーム8aの後端部(作業装置2側の端部)を下降させる。なお、制御装置40は、昇降装置8によって作業装置2を上昇させている場合に、当該作業装置2の位置、即ち、リフトアーム8aの角度が上限設定ダイヤル42hで設定された上限(高さ上限値)に達すると、昇降装置8における上昇動作を停止する。
図3に示すように、トラクタ1は、複数の表示装置50を備えている。複数の表示装置50は、トラクタ1に関する様々な情報を表示する装置である。複数の表示装置50は、車載ネットワークN1を介して制御装置40に接続されている。複数の表示装置50は、運転席10の周囲に設定されていて、当該運転席10に着座した作業者(オペレータ)が表示した情報を確認することが可能である。複数の表示装置50は、第1表示装置50Aと、第2表示装置50Bとを含んでいる。なお、トラクタ1に設けた表示装置50の台数は何台であってもよく、上述した例に限定されない。
第1表示装置50Aは、運転席10の前方で且つハンドル11aの前方に配置された表示装置であって、少なくとも運転に関する運転(運転情報)を表示する。図4Aに示すように、第1表示装置50Aは、例えば、運転情報として、水温、燃料、原動機回転数等を表示する装置であって、水温センサ41aが検出した水温を表示する水温計60a、燃料センサ41bが検出した燃料の残量を表示する燃料計60b、原動機回転センサ41cが検出した原動機回転数を表示する回転数計60cと、警告時に点灯/点滅する警告灯60dとを有している。第1表示装置50Aは、液晶表示部60eを備えていて、液晶表示部60eは、速度センサ41hが検出した車速、変速装置5の変速段、前進又は後進の方向、累積稼働時間(アワメータ)等が表示することができる。なお、第1表示装置50Aの表示項目は、上述した例に限定されない。
第2表示装置50Bは、第1表示装置50Aとは異なる表示装置であって、例えば、運転席10の前方又は側方に配置されている。第2表示装置50Bは、指によるタッチ操作や操作具57による操作具操作によって操作することが可能である。操作具57は、例えば、押圧することが可能な回転式のセレクタスイッチである。
第2表示装置50Bは、情報を表示する表示部55と、表示を制御する表示制御部56とを有している。表示部55は、液晶、有機ELのパネル等で構成されている。表示制御部56は、CPU、電気・電子部品等から構成されている。表示制御部56は、第2表示装置50Bにおける様々な処理を行う装置であり、例えば、パネル等の表示部55を制御することで、表示部55上に様々な情報を表示させる。以降、表示部55の表示は、表示制御部56が制御するとして説明を進める。
第2表示装置50Bは、トラクタ1の設定に関する情報を表示可能である。図4Bに示すように、表示装置50に対して所定の操作を行うと、表示制御部56は表示部55に設定メニュー画面M1を表示する。
設定メニュー画面M1には、様々な設定項目61a〜61cが表示される。設定項目61aは、変速装置5における変速段数を設定する項目であり、設定項目61bは、PTOに関する設定を行う項目であり、設定項目61cは、トラクタ1の旋回に関する設定を行う項目である。設定項目61a〜61cは、タッチ操作又は操作具操作によって選択可能である。設定項目61a〜61cのいずれを選択した場合であっても、表示制御部56は、表示部55に設定項目61a〜61cに対応した設定画面M2〜M4を表示する。
図5Aは、設定項目61aを選択した場合に表示部55に表示される設定画面M2である。設定画面M2には、トラクタ1の停車時の変速段数を入力する第1変速入力部62aと、トラクタ1の作業時に自動的に変速する変速段数を入力する第2変速入力部62bと、イグニッションキーをONしたときに自動的に設定する変速段数を入力する第3入力部62cを表示される。第1変速入力部62a、第2変速入力部62b及び第3入力部62cには、変速段の下限(下限の段数)と、変速段の上限(上限の段数)を入力可能である。第1変速入力部62a、第2変速入力部62b及び第3入力部62cに入力された値(変速設定値)は、表示制御部56が制御装置40に送信する。制御装置40は、設定値(変速設定値)を不揮発性の記憶部44に記憶する。
なお、変速設定値が既に設定されている場合(変速設定値が記憶部44に記憶されている場合)、第2表示装置50Bは制御装置40に現在の変速設定値を問い合わせ、制御装置40から送信された現在の変速設定値を、第1変速入力部62a、第2変速入力部62b及び第3入力部62cに表示する。この場合、第1変速入力部62a、第2変速入力部62b及び第3入力部62cに表示された現在の変速設定値を他の値に変更することで、変速設定値を再設定することができる。
図5Bは、設定項目61bを選択した場合に表示部55に表示される設定画面M3である。設定画面M2には、PTO回転数を停止する昇降装置8の昇降高さ(リフトアーム8aの高さ)を設定する高さ設定部63が表示される。高さ設定部63は、目盛部63aと、数値表示部63bと、目盛部63aに対して指し示す指標部63cを有している。目盛部63aは、リフトアーム8aの高さの大きさを示す目盛であって、例えば、縦棒(ゲージ)を横方向に複数並べることにより構成されている。目盛部63aにおいて、縦棒の並列方向の一方側、例えば、下端が最小値であり、並列方向の他方、例えば、上端が最大値である。目盛部63aの内部は、リフトアーム8aの現在の高さに応じて着色される。数値表示部63bは、リフトアーム8aの現在の高さを数値で表示する。指標部63cは、目盛部63aに移動可能であって、指標部63cが指し示す値が、PTO軸の回転を停止する高さである。指標部63cによって設定された値(PTO設定値)は、表示制御部56が制御装置40に送信する。制御装置40は、設定値(PTO設定値)を記憶部44に記憶する。
なお、PTO設定値が既に設定されている場合(PTO設定値が記憶部44に記憶されている場合)、第2表示装置50Bは制御装置40に現在のPTO設定値を問い合わせ、制御装置40から送信された現在のPTO設定値を、指標部63cによって指し示す。この場合、指標部63cによって指示した値を他の値に変更することで、PTO設定値を再設定することができる。
図5Cは、設定項目61cを選択した場合に表示部55に表示される設定画面M4である。設定画面M2には、旋回時における原動機回転数を入力する第1回転入力部64aと、旋回時における原動機回転数を入力する第2回転入力部64bと、旋回時において増速状態に切り換える操舵角を入力する操舵角入力部64cが表示される。第1回転入力部64a及び第2回転入力部64bには、少なくともアイドリング回転数以上の原動機回転数が入力可能であり、操舵角入力部64cには予め設定された旋回時の操舵角以上の操舵角が入力可能である。第1回転入力部64a、第2回転入力部64b及び操舵角入力部64cに入力された設定値(旋回設定値)は、表示制御部56が制御装置40に送信する。制御装置40は、設定値(旋回設定値)を記憶部44に記憶する。
なお、旋回設定値が既に設定されている場合(旋回設定値が記憶部44に記憶されている場合)、第2表示装置50Bは制御装置40に現在の旋回設定値を問い合わせ、制御装置40から送信された現在の旋回設定値を、第1回転入力部64a、第2回転入力部64b及び操舵角入力部64cに表示する。この場合、第1回転入力部64a、第2回転入力部64b及び操舵角入力部64cに表示された現在の旋回設定値を他の値に変更することで、現在の旋回設定値を再設定することができる。
図3に示すように、トラクタ1は、通信装置45を備えている。通信装置45は、車載ネットワークN1を介して、制御装置40に接続可能である。通信装置45は、車載ネットワークN1とは異なる外部ネットワーク(外部)との通信が可能であって、例えば、携帯端末46と通信が可能な通信モジュールである。通信装置45は、例えば、通信規格であるIEEE802.11シリーズのWi-Fi(Wireless Fidelity、登録商標)、BLE(Bluetooth(登録商標)Low Energy)、LPWA(Low Power, Wide Area)、LPWAN(Low-Power Wide-Area Network)等により無線通信を行うことができる。また、通信装置45は、例えば、携帯電話通信網又はデータ通信網などにより無線通信を行うことができる。
携帯端末46は、スマートフォン、タブレット、ノートパソコン等であって、通信装置45から情報を取得して、取得した情報を表示可能である。具体的には、携帯端末46は、制御装置40から通信装置45に出力された情報(第1情報)を、当該通信装置45を介して取得し、取得した情報を表示することが可能である。
以下、制御装置40、複数の表示装置50、通信装置45及び携帯端末46の連携について詳しく説明する。
制御装置40は、情報通信部40Aと、作動判断部40Bと、情報転送部40Cとを有している。情報通信部40A、作動判断部40B及び情報転送部40Cは、制御装置40に設けられた電気・電子回路、CPU等に格納されたプログラム等から構成されている。
情報通信部40Aは、複数の表示装置50との相互の通信を行う。例えば、情報通信部40Aは、第1表示装置50A及び第2表示装置50Bにキープアライブ信号を定期的に送信し、第1表示装置50A及び第2表示装置50Bのそれぞれがキープアライブ信号に応答した応答信号を受信可能である。
また、情報通信部40Aは、第1情報を、第1表示装置50A及び第2表示装置50Bのいずれかに送信する。第1情報とは、第1表示装置50A及び第2表示装置50Bのそれぞれが表示する情報であり、当該第1表示装置50A及び第2表示装置50Bのそれぞれは、情報通信部40A(制御装置40)から送信された第1情報を表示する。
具体的には、検出装置が検出した検出データ(水温、残量、原動機回転数、アクセルペダルの操作量、操舵装置11の操舵角、リフトアーム8aの角度、車体の傾き、車速、PTO回転数、蓄電池の電圧)を制御装置40が取得した場合、情報通信部40Aは、制御装置40が取得した検出データを第1情報として、第1表示装置50A及び第2表示装置50Bのいずれかに送信する。
例えば、情報通信部40Aは、水温、残量、原動機回転数、車速、PTO回転数、蓄電池の電圧を、第1情報として第1表示装置50Aに送信する。また、情報通信部40Aは、原動機回転数、操舵装置11の操舵角、リフトアーム8aの角度、車体の傾き、車速、PTO回転数を、第1情報として、第2表示装置50Bに送信する。さらに、情報通信部40Aは、制御装置40の記憶部44に記憶された情報、例えば、設定値(変速設定値、PTO設定値、旋回設定値)を、第1情報として第2表示装置50Bに送信する。
作動判断部40Bは、複数の表示装置50のそれぞれが正常に作動しているか否かを判断する。作動判断部40Bは、複数の表示装置50から送信された第2情報に基づいて複数の表示装置50のそれぞれが正常に作動しているか否かを判断する。
例えば、第1表示装置50Aは、表示している運転情報を第2情報として、情報通信部40Aにフィードバックを行う。このとき、作動判断部40Bは、第1表示装置50Aから情報通信部40Aにフィードバックされた第2情報(情報通信部40Aが受信した第2情報)を参照し、第2情報が異常な値である場合(適正でない場合)に、第1表示装置50Aは正常に作動していないと判断し、第2情報が異常な値でない場合(適正である場合)には、第1表示装置50Aは正常に作動していると判断する。第1表示装置50Aから情報通信部40Aにフードバックされた水温、残量、原動機回転数、車速、PTO回転数、蓄電池の電圧のいずれかが、通常ではありえない値、例えば、トラクタ1の仕様の上限値を遥かに超えている値又はトラクタ1の仕様の下限値を遥かに下回っている値を示している場合などは、第2情報が適正でないため、作動判断部40Bは、第1表示装置50Aが正常に作動していないと判断する。
また、第2表示装置50Bは、表示している設定値を第2情報として、情報通信部40Aにフィードバックを行う。このとき、作動判断部40Bは、第2表示装置50Bから情報通信部40Aにフィードバックされた第2情報を参照し、第2情報が異常な値である場合に、第2表示装置50Bは正常に作動していないと判断し、第2情報が異常な値でない場合には、第2表示装置50Bは正常に作動していると判断する。第2表示装置50Bから情報通信部40Aにフードバックされた設定値(変速設定値、PTO設定値、旋回設定値)のいずれかが、通常ではありえない値、例えば、トラクタ1の仕様の上限値を遥かに超えている値又はトラクタ1の仕様の下限値を遥かに下回っている値を示している場合など、作動判断部40Bは、第2表示装置50Bが正常に作動していないと判断する。
或いは、複数の表示装置50と情報通信部40Aとの通信状態に基づいて、複数の表示装置50のそれぞれが正常に作動しているか否かを判断する。作動判断部40Bは、例えば、情報通信部40Aがキープアライブ信号を送信後、第1表示装置50Aからの応答信号の有無、又は、応答信号が適正であるかを判断する。作動判断部40Bは、情報通信部40Aが所定時間内に応答信号を受信できない場合、又は、応答信号が予め定められた信号でない場合は、第1表示装置50Aが情報通信部40Aとの相互の通信が行うことができないため、第1表示装置50Aは正常に作動していないと判断する。一方、作動判断部40Bは、情報通信部40Aが所定時間内に応答信号を受信した場合、応答信号が予め定められた信号である場合は、作動判断部40Bは、第1表示装置50Aが情報通信部40Aとの相互の通信を行うことができるため、第1表示装置50Aは正常に作動していると判断する。
同様に、作動判断部40Bは、情報通信部40Aがキープアライブ信号を送信後、第2表示装置50Bからの応答信号の有無、又は、応答信号が適正であるかを判断する。作動判断部40Bは、情報通信部40Aが所定時間内に応答信号を受信できない場合、又は、応答信号が予め定められた信号でない場合は、第2表示装置50Bが情報通信部40Aとの相互の通信が行うことができないため、第2表示装置50Bは正常に作動していないと判断する。一方、作動判断部40Bは、情報通信部40Aが所定時間内に応答信号を受信した場合、応答信号が予め定められた信号である場合は、第1表示装置50Aが情報通信部40Aとの相互の通信が行うことができるため、作動判断部40Bは、第2表示装置50Bは正常に作動していると判断する。
情報転送部40Cは、作動判断部40Bが正常でないと判断した場合に、複数の表示装置50のうち、正常に作動していないと判断された表示装置である異常表示装置に対して情報通信部40Aから送信すべき第1情報を通信装置45に転送する。
例えば、情報転送部40Cは、作動判断部40Bが、第1表示装置50Aが正常でないと判断した場合、即ち、第1表示装置50Aが異常表示装置である場合、第1表示装置50Aに送信していた第1情報(水温、残量、原動機回転数、車速、PTO回転数、蓄電池の電圧)を通信装置45に転送する。また、作動判断部40Bが、第2表示装置50Bが正常でないと判断した場合、即ち、第2表示装置50Bが異常表示装置である場合、第2表示装置50Bに送信していた第1情報(原動機回転数、操舵装置11の操舵角、リフトアーム8aの角度、車体の傾き、車速、PTO回転数、変速設定値、PTO設定値、旋回設定値)を通信装置45に転送する。
通信装置45は、情報転送部40Cから送信された第1情報を受信すると、受信した第1情報を携帯端末46に送信する。携帯端末46は、通信装置45から送信した第1情報を受信すると、受信した第1情報を表示する。
例えば、図6に示すように、携帯端末46が第1表示装置50Aに対応する第1情報を受信すると、当該携帯端末46は、第1情報を表示して良いか否かのメッセージ71を表示部46Aに表示する。携帯端末46は、表示を許可する許可ボタン72が選択されると、表示部46Aに第1表示装置50Aに対応する第1情報を表示する運転画面M5を表示する。
また、携帯端末46が第2表示装置50Bに対応する第1情報を受信すると、表示部46Aには、メッセージ71及び許可ボタン72が表示される。携帯端末46は、許可ボタン72が選択されると、表示部46Aに第2表示装置50Bに対応する第1情報を示す設定画面M2〜M4を表示する。設定画面M2〜M4の動作は、第2表示装置50Bと同様であり、設定値(変速設定値、PTO設定値、旋回設定値)を携帯端末46によって変更することができる。
図7は、制御装置40、第1表示装置50A、通信装置45及び携帯端末46の動作フローを示している。
制御装置40(情報通信部40A)は、起動後に第1表示装置50Aとの通信が開始されると、キープアライブ信号を送信する(S1)。また、制御装置40(情報通信部40A)は、第1表示装置50Aに対応する第1情報を送信する(S2)。第1表示装置50Aは、キープアライブ信号に対応する応答信号を制御装置40に送信する処理を実行する(S3)。第2表示装置50Bは、運転情報(第2情報)を制御装置40に送信する処理を実行する(S4)。作動判断部40Bは、キープアライブ信号を送信後、所定時間内に応答信号を受信したか否かを判断し(S5)、制御装置40(情報通信部40A)が応答信号を所定時間内に受信した場合(S5、Yes)は、第1表示装置50Aは正常に動作していると判断する(S6)。作動判断部40Bは、制御装置40(情報通信部40A)が応答信号を所定時間内に受信できなかった場合(S5、No)は、第1表示装置50Aは正常に動作していないと判断する(S7)。
また、作動判断部40Bは、制御装置40(情報通信部40A)が第2情報を送信後、第2情報が異常な値であるか否かを判断し(S8)、第2情報が異常な値でない場合(S8、No)は、第1表示装置50Aは正常に動作していると判断する(S6)。作動判断部40Bは、第2情報が異常な値である場合(S8、Yes)は、第1表示装置50Aは正常に動作していないと判断する(S9)。
情報転送部40Cは、作動判断部40Bが第1表示装置50Aが正常に動作していないと判断した場合(S7、S9)、第1表示装置50Aに対応する第1情報を、通信装置45に転送(送信)する(S10)。通信装置45は、情報転送部40Cから転送された第1情報を取得すると、携帯端末46に第1情報を送信する(S11)。携帯端末46は、第1情報を受信後、表示の行ってよい許可ボタン72が選択されると、第1情報の表示を行う(S12)。
図7では、制御装置40、第1表示装置50A、通信装置45及び携帯端末46の動作フローについて説明したが、図7及び図7に対応する説明において、「第1表示装置50A」を「第2表示装置50B」に読み替えれば、制御装置40、第2表示装置50B、通信装置45及び携帯端末46の動作フローになるため、説明を省略する。
なお、第2表示装置50Bは、通信装置45に転送する第1情報を設定する設定画面M6を表示してもよい。図8に示すように、設定画面M6は、第1情報の項目を項目表示部73と、項目表示部73に対応して送信する第1情報の項目を選択する項目選択部74とを有している。項目表示部73は、水温、残量、原動機回転数、車速、PTO回転数、蓄電池の電圧、操舵装置11の操舵角、リフトアーム8aの角度、車体の傾き、車速、PTO回転数、変速設定値、PTO設定値、旋回設定値などの項目が表示される。項目選択部74は、選択/非選択が表示され、選択/非選択を操作によって切り換え可能である。項目選択部74において、選択された項目(選択項目)に対応する第1情報が転送されることになる。設定画面M6に設定された選択項目は、制御装置40に送信されて、制御装置40の記憶部44に記憶する。この場合、制御装置40(情報転送部)40Cは、記憶部44に記憶された選択項目を参照し、選択項目に対応する第1情報のみを、通信装置45に送信する。
なお、上述した実施形態では、複数の表示装置50(50A、50B)が設けられている場合について、正常であるか否かを判断して正常でない場合に外部で情報を確認することについて説明したが、作業車両に設けた1台の表示装置50に対して正常であるか否かを判断して、正常でない場合には外部で情報を表示してもよく、表示装置50の台数は限定されない。
作業車両1は、表示装置50と、外部との通信を行う通信装置45と、表示装置50との相互の通信を行い且つ第1情報を送信する情報通信部40Aと、表示装置50が正常に作動しているか否かを判断する作動判断部40Bと、作動判断部40Bが正常でないと判断した場合に、正常に作動していないと判断された表示装置50である異常表示装置に対して情報通信部40Aから送信すべき第1情報を通信装置45に転送する情報転送部40Cと、を備えている制御装置40と、を備えている。
これによれば、表示装置50が設けられている状況下において、正常に作動しなくなった異常表示装置が発生したとしても、異常表示装置に送信すべき第1情報が情報転送部40Cによって転送されるため、例えば、第1情報を作業者等が所持する携帯端末46によって確認することができ、正常に作動しなかった表示装置50がある場合でも作業を続けることができる。
情報通信部40Aは、表示装置50から送信されたそれぞれの第2情報を受信可能であり、作動判断部40Bは、情報通信部40Aが第2情報を受信した場合に、受信した第2情報が適正であるか否かを判断し、適正でない第2情報を送信した表示装置50を異常表示装置であると判断し、情報転送部40Cは、第1情報を通信装置45に転送し、通信装置45は、携帯端末46に第1情報を送信する。これによれば、表示装置50が送信した第2情報によって、表示装置50が正常であるか否かを判断することができる。即ち、表示装置50と情報通信部40Aとの間で通信が正常であったとしても、例えば、表示装置50に設けた電気電子部品の故障、或いは、ソフトウェア上のエラ、バグ等による第2情報の変化を即座に把握することができ、このような状況が発生した場合でも、正しい第1情報を携帯端末46によって確認することができる。
作動判断部40Bは、情報通信部40Aとの相互の通信が行うことができない表示装置50を異常表示装置であると判断し、情報転送部40Cは、第1情報を通信装置45に転送し、通信装置45は、携帯端末46に第1情報を送信する。これによれば、表示装置50と情報通信部40Aとの相互通信間での問題によって、表示装置50が正常に作動しない場合でも、正しい第1情報を携帯端末46によって確認することができる。
作業車両1は、複数の検出装置41と、複数の検出装置41、表示装置50、制御装置40及び通信装置45が接続される車載ネットワークN1と、を備え、複数の検出装置41は、検出した検出データを車載ネットワークN1に出力し、情報通信部40Aは、制御装置40が車載ネットワークN1から取得した検出データを第1情報として、表示装置50に送信し、表示装置50は、検出データを表示する。
これによれば、複数の検出装置41が検出した検出データを、制御装置40を経由して、表示装置50によって表示することができるため、表示装置50が正常に作動しないようになった場合でも、検出データに影響を及ぼすことが回避でき、検出データを携帯端末46によって確認することができる。
表示装置50として、運転に関する情報を表示可能な第1表示装置50Aと、設定に関する情報を表示可能な第2表示装置50Bとを含み、第2表示装置50Bは、通信装置45に転送する第1情報を設定する設定画面を表示する。
これによれば、作業車両1において、第1表示装置50A及び第2表示装置50Bのいずれかが正常に作動しなくなった場合でも、作業に適した第1情報のみを携帯端末46に表示することができ、車載ネットワークN1のトラフィックを最小限に抑えつつも作業を続けることができる。
作業車両1の情報表示システムは、作業車両1に設けられた表示装置50と、作業車両1に設けられた通信装置45と、表示装置50との相互の通信を行い且つ第1情報を送信する情報通信部40Aと、表示装置50が正常に作動しているか否かを判断する作動判断部40Bと、作動判断部40Bが正常でないと判断した場合に、正常に作動していないと判断された表示装置50である異常表示装置に対して情報通信部40Aから送信すべき第1情報を通信装置45に転送する情報転送部40Cと、通信装置45から送信された第1情報を表示可能な携帯端末46と、を備えている。
これによれば、表示装置50が設けられている状況下において、正常に作動しなくなった異常表示装置が発生したとしても、異常表示装置に送信すべき第1情報が情報転送部40Cによって転送されるため、例えば、第1情報を作業者等が所持する携帯端末46によって確認することができ、正常に作動しなかった表示装置50がある場合でも作業を続けることができる。
情報通信部40Aは、表示装置50から送信されたそれぞれの第2情報を受信可能であり、作動判断部40Bは、情報通信部40Aが第2情報を受信した場合に、受信した第2情報が適正であるか否かを判断し、適正でない第2情報を送信した表示装置50を異常表示装置であると判断し、情報転送部40Cは、第1情報を通信装置45に転送し、通信装置45は、携帯端末46に第1情報を送信する。
これによれば、表示装置50が送信した第2情報によって、表示装置50が正常であるか否かを判断することができる。即ち、表示装置50と情報通信部40Aとの間で通信が正常であったとしても、例えば、表示装置50に設けた電気電子部品の故障、或いは、ソフトウェア上のエラ、バグ等による第2情報の変化を即座に把握することができ、このようなことが発生した場合でも、正しい第1情報を携帯端末46によって確認することができる。
作動判断部40Bは、情報通信部40Aとの相互の通信が行うことができない表示装置50を異常表示装置であると判断し、情報転送部40Cは、第1情報を通信装置45に転送し、通信装置45は、携帯端末46に第1情報を送信する。
これによれば、表示装置50と情報通信部40Aとの相互通信間での問題によって、表示装置50が正常に作動しない場合でも、正しい第1情報を携帯端末46によって確認することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。

1 :作業車両
40 :制御装置
40A :情報通信部
40B :作動判断部
40C :情報転送部
41 :検出装置
45 :通信装置
46 :携帯端末
50 :表示装置
50A :第1表示装置
50B :第2表示装置
M2 :設定画面
M3 :設定画面
M4 :設定画面
M6 :設定画面
N1 :車載ネットワーク

Claims (10)

  1. 表示装置と、
    外部との通信を行う通信装置と、
    前記表示装置との相互の通信を行い且つ第1情報を送信する情報通信部と、前記表示装置が正常に作動しているか否かを判断する作動判断部と、前記作動判断部が前記正常でないと判断した場合に、前記作動していないと判断された表示装置である異常表示装置に対して前記情報通信部から送信すべき前記第1情報を前記通信装置に転送する情報転送部と、を備えている制御装置と、
    を備えている作業車両。
  2. 前記情報通信部は、前記表示装置から送信されたそれぞれの第2情報を受信可能であり、
    前記作動判断部は、前記情報通信部が前記第2情報を受信した場合に、前記受信した第2情報が適正であるか否かを判断し、前記適正でない第2情報を送信した表示装置を前記異常表示装置であると判断し、
    前記情報転送部は、前記第1情報を前記通信装置に転送し、
    前記通信装置は、携帯端末に第1情報を送信する請求項1に記載の作業車両。
  3. 前記作動判断部は、前記情報通信部との前記相互の通信が行うことができない表示装置を前記異常表示装置であると判断し、
    前記情報転送部は、前記第1情報を前記通信装置に転送し、
    前記通信装置は、携帯端末に第1情報を送信する請求項1に記載の作業車両。
  4. 複数の検出装置と、
    前記複数の検出装置、前記表示装置、前記制御装置及び通信装置が接続される車載ネットワークと、
    を備え、
    前記複数の検出装置は、検出した検出データを前記車載ネットワークに出力し、
    前記情報通信部は、前記制御装置が前記車載ネットワークから取得した前記検出データを前記第1情報として、前記表示装置に送信し、
    前記表示装置は、前記検出データを表示する請求項1〜3のいずれかに記載の作業車両。
  5. 前記表示装置として、運転に関する情報を表示可能な第1表示装置と、設定に関する情報を表示可能な第2表示装置とを含み、
    前記第2表示装置は、前記通信装置に転送する前記第1情報を設定する設定画面を表示する請求項1〜4のいずれかに記載の作業車両。
  6. 作業車両に設けられた表示装置と、
    作業車両に設けられた通信装置と、
    前記表示装置との相互の通信を行い且つ第1情報を送信する情報通信部と、
    前記表示装置が正常に作動しているか否かを判断する作動判断部と、前記作動判断部が前記正常でないと判断した場合に、前記正常に作動していないと判断された表示装置である異常表示装置に対して前記情報通信部から送信すべき前記第1情報を前記通信装置に転送する情報転送部と、
    前記通信装置から送信された前記第1情報を表示可能な携帯端末と、
    を備えている作業車両の情報表示システム。
  7. 前記情報通信部は、前記表示装置から送信されたそれぞれの第2情報を受信可能であり、
    前記作動判断部は、前記情報通信部が前記第2情報を受信した場合に、前記受信した第2情報が適正であるか否かを判断し、前記適正でない第2情報を送信した表示装置を前記異常表示装置であると判断し、
    前記情報転送部は、前記第1情報を前記通信装置に転送し、
    前記通信装置は、携帯端末に第1情報を送信する請求項6に記載の作業車両の情報表示システム。
  8. 前記作動判断部は、前記情報通信部との前記相互の通信が行うことができない表示装置を前記異常表示装置であると判断し、
    前記情報転送部は、前記第1情報を前記通信装置に転送し、
    前記通信装置は、携帯端末に第1情報を送信する請求項6に記載の作業車両の情報表示システム。
  9. 複数の検出装置と、
    前記複数の検出装置、前記表示装置、前記制御装置及び通信装置が接続される車載ネットワークと、
    を備え、
    前記複数の検出装置は、検出した検出データを前記車載ネットワークに出力し、
    前記情報通信部は、前記制御装置が前記車載ネットワークから取得した前記検出データを前記第1情報として、前記表示装置に送信し、
    前記表示装置は、前記検出データを表示する請求項6〜8のいずれかに記載の作業車両の情報表示システム。
  10. 前記表示装置として、運転に関する情報を表示可能な第1表示装置と、設定に関する情報を表示可能な第2表示装置とを含み、
    前記第2表示装置は、前記通信装置に転送する前記第1情報を設定する設定画面を表示する請求項7〜9のいずれかに記載の作業車両の情報表示システム。
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