JP2017065496A - モニタ制御システム、モニタ制御方法、及び、モニタ制御プログラム - Google Patents

モニタ制御システム、モニタ制御方法、及び、モニタ制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】状況に応じて表示する情報を運転者に適切に把握させることが可能なモニタ制御システム、モニタ制御方法、及び、モニタ制御プログラムを提供すること【解決手段】本発明にかかるモニタ制御システム1は、複数のモニタM1〜M6と、モニタの故障を検出する故障検出部12と、故障検出部12によって複数のモニタM1〜M6の一つであるモニタM1に故障が検出された場合、モニタM1に表示させるべき情報の一部又は全部を、モニタM1の位置と運転者の位置とを結ぶ直線上に設けられたモニタM2に表示させる、モニタ制御部11と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、モニタ制御システム、モニタ制御方法、及び、モニタ制御プログラムに関し、特に、故障モニタに表示させるべき情報を他のモニタに表示させるモニタ制御システム、モニタ制御方法、及び、モニタ制御プログラムに関する。
近年、車両内には、カメラの撮影画像を表示するモニタ、カーナビ用に自車両の位置情報及び周辺情報を表示するモニタ、車両速度や燃料残量等の情報をデジタルで表示するモニタ等、様々な種類の複数のモニタが設けられている。
例えば、特許文献1には、複数台のモニタの画面を独立に表示制御可能な車載用ナビゲーションシステムが開示されている。
特開平7−311052号公報
しかし、特許文献1の構成では、何れかのモニタが故障した場合、故障したモニタに表示させるべき情報を運転者が把握できないという問題があった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、状況に応じて表示する情報を運転者に適切に把握させることが可能なモニタ制御システム、モニタ制御方法、及び、モニタ制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係るモニタ制御システムは、複数のモニタと、前記モニタの故障を検出する故障検出部と、前記故障検出部によって前記複数のモニタの一つである第1モニタに故障が検出された場合、前記第1モニタに表示させるべき情報の一部又は全部を、前記第1モニタの位置と運転者の位置とを結ぶ直線上に設けられた第2モニタに表示させるモニタ制御部と、を備える。
本発明の第2の態様に係るモニタ制御方法は、複数のモニタの故障を検出するステップと、前記複数のモニタの一つである第1モニタに故障が検出された場合、前記第1モニタに表示させるべき情報の一部又は全部を、前記第1モニタの位置と運転者の位置とを結ぶ直線上に設けられた第2モニタに表示させるステップと、を備える。
本発明の第3の態様に係るモニタ制御プログラムは、複数のモニタの故障を検出する処理と、前記複数のモニタの一つである第1モニタに故障が検出された場合、前記第1モニタに表示させるべき情報の一部又は全部を、前記第1モニタの位置と運転者の位置とを結ぶ直線上に設けられた第2モニタに表示させる処理と、をコンピュータに実行させる。
本発明により、状況に応じて表示する情報を運転者に適切に把握させることが可能なモニタ制御システム、モニタ制御方法、及び、モニタ制御プログラムを提供することができる。
実施の形態1にかかるモニタ制御システムの構成を示すブロック図である。 図1に示すモニタ制御システムが搭載された自車両を上面視した概念図である。 図1に示すモニタ制御システムが搭載された自車両の運転席から前方を見た概念図である。 図1に示すモニタ制御システムに設けられた複数のモニタを上面視した概念図である。 本発明のプログラムを実装したコンピュータの構成を示すブロック図である。
以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略する。
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1にかかるモニタ制御装置が搭載されたモニタ制御システムの構成例を示すブロック図である。本実施の形態に係るモニタ制御装置及びそれを備えたモニタ制御システムは、車両に設けられた複数のモニタのうち何れかが故障した場合、故障したモニタに表示させるべき情報を、運転者から見て故障モニタの延長線上にある他のモニタに表示させる。それにより、本実施の形態に係るモニタ制御装置及びそれを備えたモニタ制御システムは、状況に応じて表示する情報を運転者に適切に把握させることができる。以下、具体的に説明する。
図1に示すように、モニタ制御システム1は、モニタ制御装置10と、カメラ13と、位置情報取得部14と、各種センサ15と、モニタM1〜M6と、を備える。
(カメラ13)
カメラ13は自車両20の周辺領域を撮影する。例えば、カメラ13は、自車両20の周辺領域を撮影する撮像部と、撮像部を駆動し、撮像部で撮影される画像の方向(即ち、撮影方向)を変更する駆動部と、により構成される。
(カメラ13の配置例)
図2は、モニタ制御システム1が搭載された自車両20を上面視した概念図である。図2に示すように、自車両20には、カメラ13として3台のカメラ13a,13b,13cが配置されている。なお、上面視したとは、対象物を真上より見たことを意味する。
カメラ13aは、自車両20の右側のサイドミラーに対応する位置に配置されている。カメラ13aは、自車両20の周辺領域のうち、自車両20の右側及びその後方(撮影範囲30a)を撮影する。特にカメラ13aは、自車両20の右側後方において死角となる領域も撮影する。
カメラ13bは、自車両20の左側のサイドミラーに対応する位置に配置されている。カメラ13bは、自車両20の周辺領域のうち、自車両20の左側及びその後方(撮影範囲30b)を撮影する。特にカメラ13bは、自車両20の左側後方において死角となる領域も撮影する。
カメラ13cは、自車両20の後方に配置されている。カメラ13cは、自車両20の周辺領域のうち、自車両20の後方(撮影範囲30c)を撮影する。なお、カメラ13の台数は3台に限定されず、モニタの数に応じて任意の台数のカメラが設けられていてもよい。
(位置情報取得部14)
位置情報取得部14は、GPS(Global Positioning System)機能等を用いて自車両20の位置情報及び周辺情報を取得する。
(各種センサ15)
各種センサ15は、車両速度、エンジンの回転数、燃料の残量等を検知する。
なお、本実施の形態では、カメラ13、位置情報取得部14、各種センサ15が設けられている場合を例に説明しているが、これに限られない。モニタに表示させる内容に応じて、必要な機器が適宜追加されてもよい。
(モニタM1〜M6)
モニタM1〜M6は、自車両20内に設けられ、所定の情報(例えば、カメラ13、位置情報取得部14、各種センサ15などによって取得された情報)をそれぞれ表示する。
(モニタM1〜M6の配置例)
図3は、モニタ制御システム1が搭載された自車両20の運転席から前方を見た外観図である。また、図4は、モニタ制御システム1に設けられたモニタM1〜M6を上面視した概念図である。なお、図4には、フロントウィンドウ21及びハンドル22も示されている。
図3及び図4に示すように、モニタM1は、ハンドル22の近傍(奥側)に設けられたメインモニタであって、各種センサ15によって検知された車両速度、エンジンの回転数、燃料の残量等の情報を表示する。
モニタM2は、フロントウィンドウ21の右側中央又はその上方に設けられた半透明のパネルを有し、位置情報取得部14によって取得された自車両20の位置情報及び周辺情報等を、フロントウィンドウ21越しに運転者の視界に入る景色に合わせて表示する。モニタM2は、所謂HUD(Head Up Display)である。HUDは、透明なガラス又はプラスチックの素子に光学を用いた投射装置により画像を投影し表示する装置である。
モニタM3は、メインモニタであるモニタM1の右側に設けられたサイドモニタであって、カメラ13aによって撮影された画像を表示する。つまり、モニタM3は、自車両20の右側後方の死角を含む周辺領域の撮影画像を表示する。
モニタM4は、メインモニタであるモニタM1の左側に設けられサイドモニタであって、カメラ13bによって撮影された画像を表示する。つまり、モニタM4は、自車両20の左側後方の死角を含む周辺領域の撮影画像を表示する。
モニタM5は、運転席の左側前方に配置されたカーナビゲーションシステムに搭載され、位置情報取得部14によって取得された自車両20の位置情報及び周辺情報等を表示する。
モニタM6は、フロントウィンドウ21の上部中央に設けられたバックモニタであって、カメラ13cによって撮影された画像を表示する。つまり、モニタM6は、自車両20の後方の撮影画像を表示する。
なお、本実施の形態では、自車両20内に6個のモニタM1〜M6が設けられている場合を例に説明しているが、これに限られず、2個以上の任意の数のモニタが設けられていればよい。
(モニタ制御装置10)
モニタ制御装置10は、カメラ13、位置情報取得部14、各種センサ15によって取得された情報をモニタM1〜M6に表示させる。さらに、モニタ制御装置10は、モニタM1〜M6の故障を検出した場合に、故障したモニタに表示させるべき情報を、故障していない他のモニタに表示させる。
具体的には、モニタ制御装置10は、モニタ制御部11と、故障検出部12と、を備える。なお、モニタ制御部11は記憶部を含む構成であってもよい。またこれに限らず、モニタ制御部11は記憶部を別にする構成であってもよい。
故障検出部12は、モニタM1〜M6のそれぞれの故障を検出する部である。故障検出方法は様々であるが、例えば、故障検出部12から各モニタM1〜M6に対して周期的に要求信号を送信し、それに対する各モニタM1〜M6からの応答の有無によって故障の検出が行われる。なお、当然ながら、故障を検出する必要の無いモニタは故障検出対象から除外されてもよい。
モニタ制御部11は、故障が検出されていない通常状態では、カメラ13等の外部機器から取得した情報をモニタM1〜M6に表示させる。さらに、モニタ制御部11は、故障検出部12によってモニタM1〜M6の何れかのモニタに故障が検出された場合、故障したモニタに表示させるべき情報の一部又は全部を、所定のモニタに表示させる。なお、運転手が適切に表示を認識するために、運転者から見て故障モニタの延長線上にある他のモニタ(以下、代替モニタとも称す)に表示させることが好ましい。そのため、本実施形態では、故障モニタの位置と運転者の位置とを結ぶ直線上に存在する代替モニタに表示することを想定して説明する。
例えば、故障検出部12によってモニタM1の故障が検出された場合、モニタ制御部11は、故障したモニタM1に表示させるべき車両速度、エンジンの回転数、燃料の残量等の情報を、上面視してモニタM1と運転者の位置とを結ぶ直線上に設けられたモニタM2に表示させる。それにより、運転者は、モニタ故障前後での視線の変化を最小限に抑えつつ、故障したモニタM1に表示させるべき情報を把握することができる。
より具体的には、故障したモニタに表示させるべき情報の一部又は全部を、故障モニタの位置と運転者の位置とを結ぶ直線上に設けられた他のモニタに表示させる。ここで、故障モニタの位置と運転者の位置とを結ぶ直線とは、例えば、故障モニタの表示部の面に対する水平方向及び垂直方向における中心位置と、運転者の頭部の中心位置とを結ぶ直線のことである。また、直線上に設けられた他のモニタとは、例えば、当該直線上に、モニタの一部が存在するモニタのことを指す。直線上に設けられた他のモニタが複数存在する場合、故障モニタに最も近いモニタが代替モニタとして設定される。
故障モニタの位置と運転者の位置とを結ぶ直線上に設けられたモニタの設定は、モニタ制御装置10の記憶部に各モニタとその代替モニタとの対応関係を定めたテーブルを予め記録させておき、そのテーブルを参照することで行われてもよい。例えば、モニタM1と運転者の位置とを結ぶ直線上に設けられたモニタがモニタM2である場合、モニタM1が故障した際の代替モニタがモニタM2であるとした対応関係をテーブルとして定めておき、そのテーブルを参照することで代替モニタが設定されてもよい。
さらに、対応関係を定めたテーブルを予め記憶するのではなく、カメラ用いた画像処理技術により対応関係を定めたテーブルを作成してもよい。例えば、運転者の着席位置の上方にカメラを設置する。このカメラをモニタ制御装置10に接続する。モニタ制御装置10は、テスト信号をモニタM1〜M6に出力し、例えば1から6の数字などのテスト画像をモニタM1〜M6にそれぞれ表示させる。カメラは、1から6が表示されたモニタM1〜M6を撮影し、モニタ制御装置10は、輝度値等を用いたパターンマッチング及び三角測量法により、1から6の数字などのテスト画像が表示されているモニタM1〜M6の位置を解析する。この解析により、各モニタM1〜M6の位置関係を把握することができ、故障モニタ及び代替モニタの対応関係を定めたテーブルを作成することができる。このテーブルを参照することにより、故障モニタと運転者の位置とを結ぶ直線上に設けられたモニタを特定することができる。
なお、この場合、運転者の頭部の中心位置の代わりに、カメラのレンズの面の中心位置等、カメラを基準にして決定された中心位置と、故障モニタの位置と、を結ぶ直線上に設けられたカメラを代替モニタに設定してもよい。さらに、故障モニタの表示部の面に対する水平方向及び垂直方向における中心位置を、カメラによって計測してもよい。この構成によれば、モニタの取り付け位置や表示位置が固定でなく変動する場合であっても、故障モニタの延長線上にある代替モニタを特定することができる。
なお、直線上に設けられた他のモニタの定義は任意に設定可能である。例えば、直線上に設けられた他のモニタを、当該直線から中心までの距離が所定範囲内に位置するモニタに限定してもよい。あるいは、直線上に設けられた他のモニタを、当該直線を基準にして運転者の位置から中心角αで広がる扇形領域の範囲に収まるモニタに限定してもよい。
なお、モニタ制御部11は、故障モニタに表示させるべき情報の一部のみを代替モニタに表示させてもよい。例えば、モニタ制御部11は、故障したモニタM1に表示させるべき情報のうち重要度の高い速度情報のみをモニタM2に表示させてもよい。
また、モニタ制御部11は、故障モニタに応じて代替モニタの表示形式を制御する。換言すると、モニタ制御部11は、モニタM1〜M6のうち何れのモニタが故障したのかに応じて、代替モニタの表示形式を制御する。
例えば、モニタ制御部11は、モニタM1が故障した場合、上面視してモニタM1の位置と運転者の位置とを結ぶ直線上に設けられたモニタM2において、モニタM2に当初から表示させている情報(周辺情報等)と、故障したモニタM1が表示させるべき情報(速度情報等)と、を重ね合わせて表示させる。
例えば、モニタ制御部11は、モニタM5が故障した場合、上面視してモニタM5の位置と運転者の位置とを結ぶ直線上に設けられたモニタM6において、モニタM6に当初から表示させている情報(映像情報)と、故障したモニタM5が表示させるべき情報(自車両20の位置情報及び周辺情報)と、を区分して表示させる。
具体的には、モニタ制御装置10の記憶部に、各モニタとモニタに表示される情報の表示形式との組み合わせをテーブルとして予め記憶させておく。このテーブルに基づいて、モニタ制御部11は、表示形式を変更すればよい。
なお、モニタ制御部11は、故障モニタだけでなく代替モニタに応じて当該代替モニタの表示形式を制御してもよい。換言すると、モニタ制御部11は、モニタM1〜M6のうち何れのモニタが故障したのかだけでなく、モニタM1〜M6のうち何れのモニタが代替表示するのかに応じて、当該代替モニタの表示形式を制御してもよい。
具体的には、モニタ制御装置10の記憶部に、故障モニタと代替モニタと表示形式との組み合わせをテーブルとして予め記憶させておく。このテーブルに基づいて、モニタ制御部11は、表示形式を変更すればよい。
さらに、モニタ制御部11は、故障モニタや代替モニタに応じて代替モニタの表示形式を制御する構成に限られず、故障モニタに表示させるべき情報の種類や、代替モニタに表示させている情報の種類に応じて、代替モニタの表示形式を制御する構成であってもよい。
例えば、モニタ制御部11は、モニタM1が故障した場合、故障したモニタM1に表示させるべき情報の種類と、代替モニタであるモニタM2に当初から表示させている情報の種類と、をチェックする。ここで、故障したモニタM1に表示させるべき情報の種類は、速度情報等の文字情報であって、モニタM2に当初から表示させている情報の種類は、周辺情報等である。そのため、モニタ制御部11は、これらを混同する可能性が低いと判断し、これらを重ね合わせて表示させる。
また、例えば、モニタ制御部11は、モニタM5が故障した場合、故障したモニタM5に表示させるべき情報の種類と、代替モニタであるモニタM6に当初から表示させている情報の種類と、をチェックする。ここで、故障したモニタM5に表示させるべき情報の種類は、地図情報であって、モニタM6に当初から表示させている情報の種類は、カメラ13cによって撮影された映像情報である。そのため、モニタ制御部11は、これらを混同する可能性が高いと判断し、これらを区分して表示させる。
以下、モニタ制御部11が、故障モニタに表示させるべき情報の種類や代替モニタに表示させている情報の種類に応じて、代替モニタの表示形式を制御する実施形態をより具体的に説明する。
モニタ制御装置10の記憶部に、各モニタに出力する信号を、表示させる情報の種類に基づいて予め分類して記憶させておく。さらに、モニタ制御装置10の記憶部に、故障モニタに表示させるべき情報の種類及び代替モニタに表示させる情報の種類の組み合わせと、表示形式と、を対応させて記憶させておく。そして、モニタ制御部11はその対応に基づいて表示形式を変更する。
例えば、車両速度、エンジンの回転数、燃料の残量等の情報の表示させる信号を種類Aとし、自車両20の位置情報及び周辺情報等の情報を表示させる信号を種類Bとし、カメラ13によって撮影された映像情報を表示させる信号を種類Cとして分類し、モニタ制御装置10の記憶部に記憶させておく。ここで、故障モニタへ種類Aに分類された信号を出力しており、代替モニタへ種類Bに分類された信号を出力しているとする。この場合、モニタ制御部11は、記憶部に記憶された種類A及び種類Bとこれの組み合わせによる表示形式との対応関係から、代替モニタに当初から表示させている情報(周辺情報等)と、故障したモニタが表示させるべき情報(速度情報等)と、を重ね合わせて表示する。なお、故障モニタや代替モニタに応じて代替モニタの表示形式を制御する方法も、情報の種類ではなくモニタの種類に応じて分類する点を除き、同様である。
モニタ制御部11は、故障モニタに表示させるべき情報の種類と代替モニタの種類に応じて、故障モニタに最も近い他のモニタに代替表示させる。故障モニタに最も近い他のモニタが何らかの理由(自身の故障等)により代替表示できない場合にはその次に近い他のモニタが代替表示する。
例えば、モニタM1が故障した場合、通常であれば、故障したモニタM1の位置と運転者の位置とを結ぶ直線上に設けられたモニタM2が代替モニタとして設定される。しかしながら、もし仮にモニタM1がカメラによる撮影画像を表示していた場合には、モニタM2は運転者から見てフロントウィンドウ21と重なり合っているので、フロントウィンドウ21越しに見える景色と撮影画像との混同を避けるため、モニタM2の代わりに、故障したモニタM1に最も近い他のモニタM3が代替モニタとして設定される。
この制御方法をより具体的に説明する。モニタ制御装置10の記憶部に、表示させる情報の種類に基づいて分類される信号の種類を予め記憶させておく。また、モニタ制御装置10の記憶部に、各モニタの種類等を予め記憶させておく。さらに、モニタ制御装置10の記憶部に、各信号の種類と各モニタの種類等との表示可能な組み合わせ、並びに、代替モニタと代替モニタと最も近いモニタとの組み合わせ、をテーブルとして記憶させておく。モニタ制御部11は、代替モニタへ出力される信号の種類が撮影画像を含む信号の種類であり、かつ、代替モニタがフロントウィンドウ21と重なり合うモニタM2である場合には、上述のテーブルに基づき、表示不可能な組み合わせと判定するとともに、他のモニタM3が代替モニタとして設定されるように制御する。
(本発明のプログラムを実装したコンピュータの構成)
図5は、本発明のモニタ制御プログラムを実装したコンピュータの構成を示すブロック図である。図5に示すように、コンピュータ17は、プロセッサ101と、IF(Inter Face)部102と、記憶部103と、を少なくとも備える。
記憶部103は、メモリ等の記憶装置である。記憶部103は、モニタ制御プログラムと、映像情報1033と、位置情報及び周辺情報1034と、速度情報1035と、を記憶する。モニタ制御プログラムについてより具体的に説明すると、故障検出プログラム1031と、制御プログラム1032と、によって構成されている。なお、記憶部103には、速度情報だけでなく、エンジンの回転数情報、燃料の残量情報なども記憶されている。
故障検出プログラム1031は、複数のモニタM1〜M6のそれぞれの故障を検出する方法が実装されたコンピュータプログラムである。制御プログラム1032は、各モニタに表示させる情報の制御方法、特に故障モニタに表示させるべき情報を他のモニタに表示させる方法が実装されたコンピュータプログラムである。
映像情報1033は、カメラ13によって撮影された画像の情報である。位置情報及び周辺情報1034は、GPS機能等を用いて取得された自車両20の位置情報及び周辺情報である。速度情報1035は、各種センサ15の速度センサによって検知された車両速度の情報である。
プロセッサ101は、CPU(Central Processing Unit)等の制御装置である。IF部102は、コンピュータ17と外部との入出力を行うインタフェースである。そのため、IF部102は、カメラ13から映像情報1033を受け付ける。また、IF部102は、GPS等を用いて取得された自車両の位置情報及び周辺情報1034を受け付ける。また、IF部102は、各種センサ15によって検知された速度情報1035等を受け付ける。さらに、IF部102は、モニタM1〜M6のそれぞれに対して映像情報1033、位置情報及び周辺情報1034、速度情報1035等を出力し、画面に表示させる。
プロセッサ101は、まず記憶部103から故障検出プログラム1031及び制御プログラム1032を読み込み、それぞれ実行する。これにより、コンピュータ17は、故障検出部12及びモニタ制御部11等として動作する。
<その他の実施の形態>
以上、本発明を上記実施の形態に即して説明したが、本発明は上記実施の形態の構成にのみ限定されるものではなく、本願特許請求の範囲の請求項の発明の範囲内で当業者であればなし得る各種変形、修正、組み合わせを含むことは勿論である。
なお、モニタ制御部11は、自車両20の周辺領域の明るさが所定範囲外である場合、故障モニタに表示させるべき情報を、上面視して故障モニタと運転者の位置とを結ぶ直線上に設けられたモニタに代えて、モニタM1〜M6のうち周辺領域の明るさに応じて決定されたモニタに表示させてもよい。
さらに、モニタ制御部11は、時間帯が所定時間外である場合、故障モニタに表示させるべき情報を、上面視して故障モニタと運転者の位置とを結ぶ直線上に設けられたモニタに代えて、モニタM1〜M6のうち時間帯に応じて決定されたモニタに表示させてもよい。
また、上述の装置の任意の処理は、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。この場合、コンピュータプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
また、コンピュータが上述の実施の形態の機能を実現するプログラムを実行することにより、上述の実施の形態の機能が実現される場合だけでなく、このプログラムが、コンピュータ上で稼動しているOS(Operating System)もしくはアプリケーションソフトウェアと共同して、上述の実施の形態の機能を実現する場合も、本発明の実施の形態に含まれる。さらに、このプログラムの処理の全てもしくは一部がコンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットによって行われて、上述の実施の形態の機能が実現される場合も、本発明の実施の形態に含まれる。
このように、本実施の形態に係るモニタ制御装置及びそれを備えたモニタ制御システムは、車両に設けられた複数のモニタのうち何れかが故障した場合、故障したモニタに表示させるべき情報を、上面視して故障モニタと運転者の位置とを結ぶ直線上に設けられたモニタに表示させる。それにより、本実施の形態に係るモニタ制御装置及びそれを備えたモニタ制御システムは、モニタ故障前後での運転者の視線の変化を最小限に抑えつつ、故障モニタに表示させるべき情報を運転者に把握させることができる。
1 モニタ制御システム
10 モニタ制御装置
11 モニタ制御部
12 故障検出部
13 カメラ
14 位置情報取得部
15 各種センサ
17 コンピュータ
20 自車両
21 フロントウィンドウ
22 ハンドル
13a,13b,13c カメラ
30a,30b,30c 撮影範囲
101 プロセッサ
102 IF部
103 記憶部
1031 故障検出プログラム
1032 制御プログラム
1033 映像情報
1034 位置情報及び周辺情報
1035 速度情報
M1〜M6 モニタ

Claims (8)

  1. 複数のモニタと、
    前記モニタの故障を検出する故障検出部と、
    前記故障検出部によって前記複数のモニタの一つである第1モニタに故障が検出された場合、前記第1モニタに表示させるべき情報の一部又は全部を、前記第1モニタの位置と運転者の位置とを結ぶ直線上に設けられた第2モニタに表示させるモニタ制御部と、
    を備えた、モニタ制御システム。
  2. 前記モニタ制御部は、
    前記第1モニタ、又は、当該第1モニタに表示させるべき情報の種類、に応じて、前記第2モニタの表示形式を制御する、
    請求項1に記載のモニタ制御システム。
  3. 前記モニタ制御部は、
    さらに、前記第2モニタ、又は、当該第2モニタに表示されている情報の種類、に応じて、前記第2モニタの表示形式を制御する、
    請求項2に記載のモニタ制御システム。
  4. 前記モニタ制御部は、
    前記第2モニタ、及び、前記第1モニタに表示させるべき情報の種類、に応じて、前記第1モニタに表示させるべき情報を、前記第2モニタに代えて、前記複数のモニタのうち前記第2モニタからの距離によって決定された第3モニタに表示させる、請求項1〜3の何れか一項に記載のモニタ制御システム。
  5. 前記モニタ制御部は、
    自車両の周辺領域の明るさが所定範囲外である場合、前記第1モニタに表示させるべき情報を、前記第2モニタに代えて、前記複数のモニタのうち前記周辺領域の明るさに応じて決定された第4モニタに表示させる、
    請求項1〜4の何れか一項に記載のモニタ制御システム。
  6. 前記モニタ制御部は、
    時間帯が所定時間外である場合、前記第1モニタに表示させるべき情報を、前記第2モニタに代えて、前記複数のモニタのうち前記時間帯に基づいて決定された第5モニタに表示させる、
    請求項1〜5の何れか一項に記載のモニタ制御システム。
  7. 複数のモニタの故障を検出するステップと、
    前記複数のモニタの一つである第1モニタに故障が検出された場合、前記第1モニタに表示させるべき情報の一部又は全部を、前記第1モニタの位置と運転者の位置とを結ぶ直線上に設けられた第2モニタに表示させるステップと、
    を備えた、モニタ制御方法。
  8. 複数のモニタの故障を検出する処理と、
    前記複数のモニタの一つである第1モニタに故障が検出された場合、前記第1モニタに表示させるべき情報の一部又は全部を、前記第1モニタの位置と運転者の位置とを結ぶ直線上に設けられた第2モニタに表示させる処理と、
    をコンピュータに実行させるモニタ制御プログラム。
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