JP2021095202A - 包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】輸送状態から展示状態への変更作業を容易に行うことを可能にした包装箱を提供する。【解決手段】天面側罫線32を介して側板11,13に連接され、先端部が底面側罫線31の方向を向くように側板11,13の外側に位置される外板42,44と、側板11,13において、天面側罫線32から底面側罫線31の方向に向かって構成される開口部41,43であって、外板42,44によって閉塞される開口部41,43と、側板11,13において、開口部41,43を構成するため側板11,13から分離可能に構成され外板42,44と天面側罫線32を介して連接される天面フラップ21,23とを備え、天面側罫線32は、側板11,13に対して外板を折曲可能にする第1部分32xと、外板42,44に対して天面フラップ21,23を折曲可能にする第2部分32yとを備える。【選択図】図5

Description

本発明は、輸送用の箱を展示用にも使用可能な包装箱に関する。
例えば、特許文献1には、輸送用の箱を展示用にも使用可能な包装箱が記載されている。この種の包装箱では、箱本体の側面や天井面に、ミシン目で構成された切断線で囲まれた切除領域が設けられ、展示には、切除領域を切除することによって開口部を構成する。そして、開口部からは、内部に収納されている商品などが外方に臨むように構成されている。
特許第6531037号公報
特許文献1などの包装箱においては、輸送状態で店舗などに輸送されると、展示状態に切り替えて、展示される。したがって、この種の包装箱にあっては、輸送状態から展示状態に変更する作業が容易であることが望まれる。
本発明は、以上のような課題に鑑みてなされたものであり、輸送状態から展示状態への変更作業を容易に行うことを可能にした包装箱を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための包装箱は、天面と底面との間において周壁を構成する少なくとも1つの側板と、天面側罫線を介して前記側板に連接され、先端部が底面側罫線の方向を向くように前記側板の外側に位置される外板と、前記側板において、前記天面側罫線から前記底面側罫線の方向に向かって構成される開口部であって、前記外板によって閉塞される前記開口部と、前記側板において、前記開口部を構成するため前記側板から分離可能に構成され、前記外板と前記天面側罫線を介して連接され、先端部が前記外板の先端部とは反対側を向く天面フラップとを備える。そして、前記天面側罫線は、前記側板に対して前記外板を折曲可能に支持する第1部分と、前記外板に対して前記天面フラップを折曲可能に支持する第2部分とを備える。
上記構成によれば、輸送状態から展示状態へ変更するとき、天面フラップを開放した後、天面側罫線の第1部分を切断するだけで、天面フラップおよび外板を容易に切除することができる。
上記包装箱において、前記外板の先端部は、差込片を備え、前記側板または前記側板の底面側罫線は、前記差込片が挿入される差込孔を備える構成としてもよい。上記構成によれば、輸送状態において、差込片が差込孔に挿し込まれているので、側板に対して外板が外れにくくなる。
上記包装箱において、前記第1部分は、切断可能線で構成されているようにしてもよい。上記構成によれば、第1部分がミシン目などの切断可能線で構成されることで、天面フラップおよび外板の除去作業が容易なものとなる。
上記包装箱において、前記天面フラップは、第1天面フラップであって、前記側板に隣接する隣接側板において、前記天面側罫線を介して連接され、かつ、前記第1天面フラップと共に前記天面を構成する第2天面フラップをさらに備え、前記第2天面フラップの位置における前記天面側罫線は、切断可能線で構成されているようにしてもよい。上記構成によれば、隣接側板に連接された第2天面フラップが破断線などの切断可能線を介して設けられているので、当該第2天面フラップも容易に切断可能である。
上記包装箱において、相対する一対の側板の各々が前記開口部と前記外板と前記天面フラップとを備えている構成としてもよい。上記構成によれば、相対する側板に対して天面フラップおよび外板が除去されることで、展示状態において、一対の側板の何れを正面にして展示しても、開口部から収納物を外方に臨ませて展示することができる。
本発明によれば、輸送状態から展示状態への変更作業を容易に行うことができる。
包装箱の輸送状態を示す斜視図。 包装箱の展示状態を示す斜視図。 包装箱を製造するブランクシートの平面図。 ブランクシートの出荷状態を示す平面図。 包装箱において、天面フラップが上方に延びた状態を示す斜視図。 包装箱において、一方の天面フラップと外板を切除した状態を示す斜視図。 包装箱において、両方の天面フラップと外板を切除した状態を示す斜視図。
以下、本発明が適用された包装箱を図1ないし図7を参照して説明する。
図1に示すように、包装箱10は、商品輸送時などに使用する輸送箱として使用されるとともに、店頭での商品陳列時にも使用される包装箱である。
この包装箱10は、第1側板としての前側板11と、第2側板としての右側板12と、第3側板としての後側板13と、第4側板として左側板14とを備え、これらの側板11〜14が天面と底面との間に位置する周壁を構成する。前側板11および後側板13は、相対する側面であって長さ面を構成し、右側板12および左側板14は、相対する側面であって幅面を構成する。右側板12および左側板14は、前側板11および後側板13に対し隣接する隣接側板である。
包装箱10の底面は、前側板11に連接された前底面フラップ16と、右側板12に連接された右底面フラップ17と、後側板13に連接された後底面フラップ18と、左側板14に連接された左底面フラップ19とを組み合わせて構成される。包装箱10の天面は、前側板11に連接される前天面フラップ21と、右側板12に連接される右天面フラップ22と、後側板13に連接される後天面フラップ23と、左側板14に連接される左天面フラップ24とを組み合わせて構成される。相対する前天面フラップ21および後天面フラップ23は、第1天面フラップであり、右天面フラップ22および左天面フラップ24は、第2天面フラップである。
前側板11は、天面側の上縁から底面側罫線の方向に向かって切り欠かれた前開口部41を備え、前開口部41は、前側板11の外側から前外板42で塞がれている。後側板13も、天面側の上縁から底面側罫線の方向に向かって切り欠かれた後開口部43を備え、後開口部43は、後側板13の外側から後外板44で塞がれている。前天面フラップ21は、前開口部41を構成するため前側板11に対して分離して構成され、下方に延びる前外板42に対して反対側に延びている。後天面フラップ23も、後開口部43を構成するため後側板13に対して分離して構成され、下方に延びる後外板44に対して反対側に延びている(図5参照)。
包装箱10は、図1に示す輸送状態で輸送され、展示時は、図2に示す展示状態となる。すなわち、輸送状態では、前開口部41が前側板11の外側から前外板42で塞がれ、後開口部43が後側板13の外側から後外板44で塞がれて、天面が封かんされることで、内部の収納物9が隠れた状態となっている。展示状態にするとき、包装箱10は、前側板11からは前外板42および前天面フラップ21が除去され、前開口部41および天面が開放された状態となる。また、後側板13からは後外板44および後天面フラップ23が除去され、後開口部43および天面が開放された状態となる。また、右天面フラップ22が右側板12から除去され、左天面フラップ24が左側板14から除去される。これにより、包装箱の前面、天面、後面に亘る領域が開口され、当該開口部から包装箱10に収納されている収納物9が露出される。
図3は、包装箱10のブランクシート1である。
ブランクシート1は、前側板11、右側板12、後側板13、左側板14がこの順に並んでいる。前側板11には、底面側に、前底面フラップ16が連接され、天面側に、前外板42が連接されている。右側板12には、底面側に、右底面フラップ17が連接され、天面側に、右天面フラップ22が連接されている。後側板13には、底面側に、後底面フラップ18が連接され、天面側に、後外板44が連接されている。左側板14には、底面側に、左底面フラップ19が連接され、天面側に、左天面フラップ24が連接されている。天面フラップ21,23の先端部は、差込片27を備えている。
底面フラップ16〜19は、側板11〜14の下縁部に位置する底面側罫線31によって折曲可能である。底面側罫線31は、切断を前提としない圧縮溝で構成されている。底面フラップ16,18の基端部である底面側罫線31は、差込片27が挿し込まれる差込孔28を備えている。天面フラップ21〜24は、側板11〜14の上縁部に位置する天面側罫線32によって折曲可能である。天面側罫線32は、前天面フラップ21および後天面フラップ23の位置の大部分が切断を前提としない圧縮溝で構成された折線32aであり、右天面フラップ22および左天面フラップ24の位置が切断可能線である破断線32bである。破断線32bは、一例として、鍵形に屈曲した切れ目が並んで構成されている。
前面および後面側の辺である折線32aは、第1部分32xと第2部分32yとを備えている。第1部分32xは、外板42,44を支持する部分であって、切断可能線である破断線で構成されている。第2部分32yは、前後の天面フラップ21,23を支持する部分であり、当該部分のうちで大部分を占める部分である。そして、第2部分32yは、第1部分32xの間に位置において、外板42,44を折曲可能に支持する。第2部分32yは、前後の天面フラップ21,23を折曲可能に支持する圧縮溝で構成されている。
また、右側板12は、前側板11に対して第1罫線33によって折曲可能であり、後側板13は、右側板12に対して第2罫線34によって折曲可能であり、左側板14は、後側板13に対して第3罫線35によって折曲可能である。前側板11の高さ方向の側縁には、継ぎしろ26が設けられており、継ぎしろ26は、第4罫線36によって前側板11に対して折曲可能である。継ぎしろ26は、接着剤、ステープル、粘着テープなどの接着手段で左側板14と接続される。罫線33〜36は、切断を前提としない圧縮溝で構成されている。差込片27は、第5罫線39を介して設けられている。第5罫線39もミシン目や破断線でもよいがここでは圧縮溝である。
前側板11は、天面側罫線32上に2つの端部を配置した切断線としての前打抜線37を備えている。前打抜線37は、貫通し、かつ、連続した線である。前打抜線37は、天面側罫線32のうち、第1罫線33および第4罫線36に近い位置に2つの端部が位置し、底面側罫線31の方向に台形形状をなすように延在している。天面側罫線32および前打抜線37で囲まれた領域は、前天面フラップ21となる部分である。
後側板13も、天面側罫線32上に2つの端部を配置した切断線としての後打抜線38を備えている。後打抜線38も、貫通しかつ連続した線である。後打抜線38は、天面側罫線32のうち、第2罫線34および第3罫線35に近い位置に2つの端部が位置し、底面側罫線31の方向に台形形状をなすように延在している。天面側罫線32および後打抜線38で囲まれた領域は、後天面フラップ23となる部分である。
ブランクシート1は、包装箱10の表面に印刷が施される。ただし、外板42,44は、開口部41,43から内面が外方に臨まされる。このため、外板42,44の内面に印刷が施されていれば、当該印刷が開口部41,43から外方に臨むことになる。
次に、包装箱10の組立方法について説明する。
図4に示すように、継ぎしろ26で前側板11と左側板14とを接続して筒状とする。次いで、前側板11において、天面側罫線32を軸として、前打抜線37で囲まれた前天面フラップ21を内側に、前外板42を外側に向かって回転させ、前天面フラップ21を前側板11から分離させて前側板11の上側に位置させ、前外板42を前側板11の外側に位置させる。そして、前外板42の先端部を下方の天面側罫線32の方向に向け、差込片27を差込孔28に挿し込む。また、後側板13において、天面側罫線32を軸として、後打抜線38で囲まれた後天面フラップ23を内側に、後外板44を外側に向かって回転させ、後天面フラップ23を後側板13から分離させて後側板13の上側に位置させ、後外板44を後側板13の外側に位置させる。そして、後外板44の先端部を下方の底面側罫線31の方向に向け、差込片27を差込孔28に挿し込む。
そして、前側板11および右側板12と後側板13および左側板14とが近接するように第2罫線34および第4罫線36で折曲される。かくして、図4に示すように、ブランクシート1は、天面側は、側板11〜14からは底面フラップ16〜19が下方に延び、天面フラップ21〜24が上方に延びた状態となる。このように、ほぼ半分の大きさに折り畳まれた状態で、収納物9を梱包する梱包業者に出荷される。
収納物9を収納する場合、先ず、底面が組み立てられる。すなわち、図5に示すように、右底面フラップ17および左底面フラップ19を底面側罫線31で折曲し、次いで、前底面フラップ16および後底面フラップ18を底面側罫線31で折曲する。前底面フラップ16は、先端部に係合突部16aを備え、後底面フラップ18は、先端部に係合凹部18aを備えている。底面は、係合突部16aと係合凹部18aとを係合させることにより構成される。天面側は、前側板11からは前天面フラップ21が上方に延び、右側板12からは右天面フラップ22が上方に延び、後側板13からは後天面フラップ23が上方に延び、左側板14からは左天面フラップ24が上方に延びた状態となる。
図5に示す状態で、包装箱10は、収納物9が収納可能な状態となる。包装箱10の前面は、前外板42の内面に印刷されたデザインが外方に表れることになる。同様に、包装箱10の後面は、後開口部43からは、後外板44の内面に印刷されたデザインが外方に表れることになる。
収納物9が収納されると、図6に示すように、天面側罫線32の第2部分32yを介して前天面フラップ21および後天面フラップ23を内側に折曲する。前天面フラップ21および後天面フラップ23は、内フラップであり、重ね合わせフラップである。次いで、右天面フラップ22および左天面フラップ24を天面側罫線32の破断線32bの部分で内側に折曲する。右天面フラップ22および左天面フラップ24は、外フラップであり、突き合わせフラップである。そして、右天面フラップ22および左天面フラップ24は、接着剤、ステープル、粘着テープなどの接着手段で封かんされ、輸送状態となる(図1参照)。この状態で、包装箱10は、輸送される。
商品の展示時においては、先ず、天面フラップ21〜24が開放される。この後、図6に示すように、前外板42は、天面側罫線32の第1部分32xが切断されることで前側板11から切除される。これにより、前外板42に加え前天面フラップ21も一緒に除去される。また、図7に示すように、後外板44も、天面側罫線32の第1部分32xが切断されることで、後側板13から切除される。これにより、後外板44に加え後天面フラップ23も一緒に除去される。さらに、右天面フラップ22および左天面フラップ24も、破断線32bが切断されることで、右側板12および左側板14から切除される。これにより、図2に示すように、包装箱10は、収納物9が露出され、商品棚などに陳列される。
以上のような包装箱10によれば以下に列挙する効果を得ることができる。
(1−1)包装箱10は、輸送状態から展示状態への変更するとき、天面フラップ21〜24を開放した後、前後の天面側罫線32の第1部分32xを切断するだけで、天面フラップ21,23および外板42,44を容易に切除することができる。
(1−2)輸送状態において、包装箱10の左右の側面は、側板12,14の表面に印刷されたデザインが外方に表れるが、前後の側面は、外板42,44の内面に印刷されたデザインが外方に表れることになる。これにより、包装箱10のデザイン上の自由度を高めることができる。
(1−3)輸送状態において、包装箱10の前面および後面は、開口部41,43を有する前後の側板11,13と外板42,44の二重構造となる。したがって、包装箱10は、輸送状態における強度を高めることができる。
(1−4)輸送状態において、外板42,44の差込片27が差込孔28に挿し込まれているので、前後の側板11,13に対して外板42,44が外れにくくなる。
(1−5)包装箱10を展示状態にするとき、包装箱10は、前後の天面フラップ21,23および外板42,44が第1部分32xで切除される。これにより、前面側から前天面フラップ21および前外板42が切除され、後面側から後天面フラップ23および後外板44が切除される。第1部分32xが切断可能線で構成されているので、天面フラップ21,23および外板42,44の除去作業が容易なものとなる。
(1−6)相対する前後の側板11,13に対して天面フラップ21,23および外板42,44が除去されることで、収納物9を露出させる開口部の範囲を大きくすることができる。そして、包装箱10は、前面、後面の何れを前にして載置しても、前側に位置した開口部から収納物9を露出させることができる。
(1−7)包装箱10を展示状態にするとき、左右の天面フラップ22,24は、天面側罫線32を構成する破断線32bを切断することで、左右の側板12,14から容易に切除することができる。
(1−8)左右の天面フラップ22,24も除去されるので、収納物9を露出させる開口部の範囲をより大きくすることができる。
(1−9)ブランクシート1は、周壁を筒状にし、さらに外板42,44を折曲し差込片27を差込孔28に挿し込んだ状態で出荷される。したがって、出荷状態でのブランクシート1を小型化できる。また、このブランクシート1を組み立てる梱包業者は、底面を組み立てるだけで、収納物9を収納する作業を行うことができ、作業効率を向上できる。
なお、上記実施形態は以下のように適宜変更して実施することもできる。
・側板に設けられる開口部、開口部を塞ぐ外板は、前後の側板11,13ではなく、左右の側板12,14に設けるようにしてもよい。この場合、天面側罫線32は、前後の天面フラップ21,23の位置を切断可能線である破断線で構成するとよい。
・外板は、前側板11および後側板13のうちの何れか一方だけに設けるようにしてもよい。さらに、右側板12および左側板14のうちの何れか一方だけに設けるようにしてもよい。さらに、前側板11および右側板12や後側板13および左側板14のように互いに隣接する側板に設けるようにしてもよい。さらに、周壁を構成する4つの側板の全てに設けるようにしてもよい。
・相対する側板のうちの一方の側板にだけに外板を設けた場合、他方の側板の天面フラップは、輸送状態での蓋部材となるようにしてもよい。すなわち、一方の側板側の天面フラップを内フラップとし、他方の側板側の天面フラップを外フラップとし、蓋部材となるように構成すればよい。
・展示状態において、右天面フラップ22および左天面フラップ24も右側板12および左側板14から切除されなくてもよい。この場合、天面側罫線32において、右天面フラップ22および左天面フラップ24を支持する部分は、切断を前提としない圧縮溝で構成してもよい。
・第1部分32xは、第2部分32yの両側に位置するものであり、各第1部分32xは、第2部分32yに対して短い。したがって、第1部分32xは、破断線ではなく切断を前提としない圧縮溝で構成してもよい。
・外板の先端部が底面側罫線31よりも天面側罫線32側に位置する場合は、当該先端部の差込片が挿入される差込孔は、側板における当該先端部に対応する位置に設けるようにすればよい。
・外板の先端部からは、差込片を省略するようにしてもよい。この場合、差込孔を省略してもよい。
・開口部41,43の形状は、台形形状に限定されるものではない。また、大きさも、特に限定されるものではない。さらに、前開口部41と後開口部43の形状や大きさは同じでなくてよい。
・開口部41,43を画定する打抜線37,38は、天面フラップ21,23を側板11,13に対して分離可能に構成されていればよく、例えばミシン目や破断線で構成されていてもよい。
・外板42,44は、開口部41,43を塞ぐことができる大きさを有していれば、先端部が包装箱10の底面側罫線31に位置していなくてもよい。例えば、外板42,44は、底面側罫線31と開口部41,43の底面側罫線31に最も近い位置との間に位置してもよい。
・包装箱の材料は、段ボールに限定されるものではなく、例えば厚紙であってもよい。
1…ブランクシート
9…収納物
10…包装箱
11〜14…側板
16〜19…底面フラップ
16a…係合突部
18a…係合凹部
21〜24…天面フラップ
27…差込片
28…差込孔
31…底面側罫線
32…天面側罫線
32a…折線
32b…破断線
32x…第1部分
32y…第2部分
33〜36,39…罫線
37,38…打抜線
41,43…開口部
42,44…外板

Claims (5)

  1. 天面と底面との間において周壁を構成する少なくとも1つの側板と、
    天面側罫線を介して前記側板に連接され、先端部が底面側罫線の方向を向くように前記側板の外側に位置される外板と、
    前記側板において、前記天面側罫線から前記底面側罫線の方向に向かって構成される開口部であって、前記外板によって閉塞される前記開口部と、
    前記側板において、前記開口部を構成するため前記側板から分離可能に構成され、前記外板と前記天面側罫線を介して連接され、先端部が前記外板の先端部とは反対側を向く天面フラップとを備え、
    前記天面側罫線は、前記側板に対して前記外板を折曲可能に支持する第1部分と、前記外板に対して前記天面フラップを折曲可能に支持する第2部分とを備える
    包装箱。
  2. 前記外板の先端部は、差込片を備え、
    前記側板または前記側板の底面側罫線は、前記差込片が挿入される差込孔を備える
    請求項1に記載の包装箱。
  3. 前記第1部分は、切断可能線で構成されている
    請求項1または2に記載の包装箱。
  4. 前記天面フラップは、第1天面フラップであって、
    前記側板に隣接する隣接側板において、前記天面側罫線を介して連接され、かつ、前記第1天面フラップと共に前記天面を構成する第2天面フラップをさらに備え、
    前記第2天面フラップの位置における前記天面側罫線は、切断可能線で構成されている
    請求項1ないし3のうち何れか1項に記載の包装箱。
  5. 相対する一対の側板の各々が前記開口部と前記外板と前記天面フラップとを備えている
    請求項1ないし3のうち何れか1項に記載の包装箱。
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