JP2021091346A - 自動車用のシート - Google Patents

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【課題】後席乗員の足が前席下の電気デバイスと接触することを防止する。【解決手段】自動車用のシートは、シートの背部12の後面から座部11の下面にかけて張られている布製の背部カバー20と、座部の下にて背部カバーに取り付けられている板29と、座部と板の間に配置される電気デバイスを備えている。板が後席乗員の足と電気デバイスとの接触を防止する。背部カバーは座部の下にて折り返されており、板は背部カバーの折り返された部分に包まれていてもよい。【選択図】図2

Description

本明細書が開示する技術は、自動車用のシート(座席)に関する。特に、後部座席に着座した乗員の足に前席下の電気デバイスが接触することを防止するシートに関する。
特許文献1に、自動車のシートと床の間に電気デバイスを配置するとともに、その上に、後席乗員の足を載せるカバーを配置した自動車が開示されている。シートの下に電気デバイスとカバーが配置されるため、後席乗員の足を入れるシート下のスペースが狭くなる。近年、フロアパネルの下にバッテリを配置する自動車もあり、フロアパネルの位置が高くなり、後席乗員の足を入れる前席シート下のスペースが狭くなる。このように、様々な理由により、後席乗員の足を入れる前席シート下のスペースが狭くなる傾向がある。
特開2017−128179号公報
一方、近年は自動車装備の電気化が進み、シートにも、ヒータ、電動リクライニング装置など、様々な電気デバイスが装着される。そのため、シートの座部(シートクッション)の下部にも電気デバイスが配置される。後席乗員の足を入れる前席下のスペースが狭くなる一方で座部の下部に電気デバイスが配置されると、後席乗員の足が座部の下部の電気デバイスと干渉するおそれがある。
本明細書が開示する技術は、後席よりも前に配置されるシートに関する。本明細書が開示する技術は、自動車の前席のみならず、3列シートの2列目のシートにも適用することができる。
本明細書が開示するシートは、背部(シートバック)の背面後部から座部の下面にかけて張られている布製の背部カバーと、座部の下にて背部カバーに取り付けられている板と、座部と板の間に配置される電気デバイスを備えている。板が後席乗員の足と電気デバイスとの干渉を防ぐ。
背部カバーは座部の下にて折り返されており、上記した板は、背部カバーの折り返された筒状の部分に包まれていてもよい。後席乗員の足との干渉を防ぐ板の取り付けが容易になる。
本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
実施例のシートを搭載した車両の側面図である。 図1の破線IIの範囲の拡大図である。 シートの底面図である。
図面を参照して実施例のシート10を説明する。図1に、シート10を搭載した車両2の側面図を示す。図1では、車両2は仮想線で描いてある。また後席3に着座する乗員Hも仮想線で描いてある。シート10は、車両2の前席に用いられている。図中の座標系のFrは車両前方を示しており、Upは車両上方を示している。
車両2は電気自動車であり、フロアパネル4の下に電池パック6を備えている。電池パック6は、不図示の走行用モータに供給する電力を蓄えている。
シート10は、不図示のシートスライド装置を介してフロアパネル4に連結されている。図1に示してあるように、後席3に着座した乗員Hの足HFが前席であるシート10の座部11の下に入り込んでいる。
図1の破線IIで囲った領域の拡大図を図2に示す。図2では、シート10は断面を描いてあるが、詳細な構造は図示を省略してある。先に述べたようにシート10はシートスライド装置を介してフロアパネル4に連結されているが、図2ではシートスライド装置も図示を省略した。シート10とシートスライド装置はフレームで連結されているが、フレームの図示も省略した。
シート10の座部11とフロアパネル4の間に後席に着座した乗員の足HFが入り込んでいる。フロアパネル4には車幅方向に延びる凸条であるクロスメンバ5が形成されており、そのクロスメンバ5が座部11の下に位置すると座部11とフロアパネル4の間の空間がさらに狭まる。一方、座部11の下部には空間SPが設けられており、その空間SPにコネクタ31、32やケーブル33が配置されている。なお、クロスメンバ5の上面5aは、足HFを入れやすいように、後端が前端よりも低くなるように傾斜している。
なお、電気自動車ではフロアパネル4の下に電池パック6が配置されているため、座部11とフロアパネル4の間の空間はより一層狭くなる。
座部11の下に後席の乗員の足HFが入り、コネクタ31、32やケーブル33などの電気デバイスと足HFが干渉すると乗員に不快感を与えてしまうおそれがある。そこで、実施例のシート10は、座部11の下に板29を備えている。板29は、シート10の背部12の後面12aから座部11の下面11aにかけて張られている背部カバー20に取り付けられている。背部カバー20は、布で作られている。背部カバー20の先端が折り返されており(折り返し部21)、折り返された先端は背部カバー20の途中に縫い付けられ、筒状をなしている。符号22が示す箇所が、折り返し部21が背部カバー20に縫い付けられている箇所を示している。板29は、背部カバー20の折り返された筒状の部分に包まれている。
背部カバー20の上端20aは、背部12の後面12aに固定されており、座部11の下に位置する先端20bには、ゴムベルト23が取り付けられている。ゴムベルト23の先端は座部11の下面11aに設けられたフック13に引っ掛けられている。
図3に、シート10の底面図を示す。図4の座標系のLeftは車両左側を示している。別言すれば、座標軸Leftは車幅方向を示している。
背部カバー20は、シート10の幅方向に拡がる布であり、先端20bの車幅方向の両端にゴムベルト23が取り付けられている。ゴムベルト23は、伸張された状態で前方に位置するフック13に引っ掛けられている。ゴムベルト23の引っ張り力により、背部カバー20には軽いテンションが加わり、下方へ垂れることを防いでいる。
図3に示すように、板29は、座部11の下部の空間SPを覆う幅(車幅方向の長さ)を有している。
図2に戻り、説明を続ける。ゴムベルト23のテンションにより、板29は、フロアパネル4に対してほぼ平行に保持される。コネクタ31、32やケーブル33などの電気デバイスは、板29の上に位置する。別言すれば、板29は、後部座席の乗員の足HFと、コネクタ31、32やケーブル33などの電気デバイスの間に位置する。板29は、足HFが電気デバイス(コネクタ31、32、ケーブル33)と接触してしまうことを防止する。それゆえ、後席の乗員が不快感を覚えることがない。なお、板29は、後席乗員の足HFと接触する可能性はあるが、ごつごつした電気デバイスが接触する場合と比較して、平坦な板29が接触しても乗員に不快感を与える可能性は小さい。板29は、軽量の素材、例えば、ポリエチレンなどの樹脂で作られている。
実施例で説明した技術に関する留意点を述べる。実施例のシート10は、後席の乗員の足が座部11の下に配置された電気デバイス(コネクタ31、32、ケーブル33など)と干渉することを防止する。本明細書が開示する技術は、座部11が上下に移動可能なシートに特に適している。座部11の下の板29は、座部11とともに電気デバイスが降下したときに足HFに接触してしまうことを防止する。
実施例のシート10は車両2の前席に採用されている。本明細書が開示するシートは、3列シートの第2列目のシートに適用してもよい。すなわち、本明細書が開示するシートは、自動車の最後部のシート以外のシートに適用することができる。
板29の上に配置される電気デバイスは、コネクタ31、32、ケーブル33に限られない。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:車両 3:後席 4:フロアパネル 5:クロスメンバ 10:シート 11:座部 12:背部 13:フック 20:背部カバー 21:折り返し部 23:ゴムベルト 29:板 31、32:コネクタ

Claims (2)

  1. 自動車用のシートであり、
    前記シートの背部の後面から座部の下面にかけて張られている布製の背部カバーと、
    前記座部の下にて前記背部カバーに取り付けられている板と、
    前記座部と前記板の間に配置される電気デバイスと、
    を備えている、自動車用のシート。
  2. 前記背部カバーは前記座部の下にて折り返されており、前記板は、前記背部カバーの折り返された部分に包まれている、請求項1に記載の自動車用のシート。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03122946U (ja) * 1990-03-29 1991-12-13
JP2015067151A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート

Patent Citations (2)

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