JP2016068782A - ハーネス支持構造 - Google Patents

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野村 秀政
Hidemasa Nomura
秀政 野村
幸平 吉浦
Kohei Yoshiura
幸平 吉浦
翔太 渡瀬
Shota Watase
翔太 渡瀬
哲典 吉木
Tetsunori Yoshiki
哲典 吉木
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Daihatsu Motor Co Ltd
Fuji Seat Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

【課題】簡単な構成により、サイドエアバッグ装置に接続されたハーネスのたるみをシートの側部で吸収する支持構造を提供する。
【解決手段】サイドエアバッグ装置7に接続されたハーネス8の上端部を、第1固定手段である上クランパ10によりシートバック3の右側に固定し、シートバック3の右側に沿って下方に向かって配索されるハーネス8に外筒部であるコルゲートチューブ11を外挿し、コルゲートチューブ11から露出しシートクッション2の右側後端に向かうハーネス8の向きを、上下方向から前後方向に変更した状態で、当該変更位置付近において第2固定手段である下クランパ12によりハーネス8をシートクッション2に固定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、サイドエアバッグ装置に接続されたハーネスをシートに配索するために、ハーネスをシートに支持するハーネス支持構造に関する。
車両においてサイドエアバッグ装置に接続されたハーネスをシートに配索する場合、シートのシートバックの左右端部のうちの一方端部内にサイドエアバッグ装置が設けられ、サイドエアバッグ装置に接続されたハーネスを、シートバック内において下方に延びた後、シートバック下部を車両の左右方向中央側に向けて延びるように配索することが提案されている(特許文献1)。
ところで、車両のシートには、例えば操作レバーを引いて背もたれであるシートバックに背中を押し付けて傾けるとシートバックの傾斜が変わり、背中の押し付けを止めた状態で操作レバーを引くとバネなどの力で元に戻るリクライニング機構が通常設けられている。そして、このようなリクライニング機構によるシートバックの傾き変更したときに、エアバッグに接続されたハーネスが引っ張られた状態になることから、ハーネスにたるみを持たせて配索することが一般に行われる。
具体的には、図3ないし図5に示すように、シート50は、シートクッション51と、該シートクッション51にリクライニング機構により傾倒自在に取り付けられたシートバック52と、該シートバック52に取り付けられたヘッドレスト53とを備え、シートバック52の左右端部のうちの右端部内に、エアバッグ本体およびこれを膨張展開させるインフレータを備えたサイドエアバッグ装置55が設けられ、サイドエアバッグ装置55のインフレータの点火制御を行うためにインフレータに接続されたハーネス56が、シートバック52内を下方に延びるように配索され、シートバック52の下端中央から一旦外部に導出され、この外部への導出部分にハーネス56のたるみを持たせて上で、ハーネス56がシートクッション51の下面に沿って配索される。
このとき、図5に示すように、シートクッション51の下面において、後述するシート表皮に接合された複数のゴムベルト57が、シートクッション51に左右方向に配設されたS字ばね51bに引っ掛けられることにより、ハーネス56を下方から支えて支持するようになっている。このように、ゴムベルト57によりハーネス56を伸縮可能に支持することにより、シートクッション51の下面においてハーネス56のたるみが吸収される構造になっている。なお、図4中の51aはシートクッションフレーム、52aはシートバックフレーム,53aはヘッドレストフレームである。
そして、シートクッション51の下面前端部において、ハーネス56が、コネクタ58を介して車室フロアに配索されて制御コンピュータ等に接続されたフロアハーネス59に接続される。なお、シートバック52の下端部から外部に導出されたハーネス56のたるみ部分は、外部から直接見えないように布製等のシート表皮60により包被され、見栄えの低下が防止されている。
特開平10−24797号公報(要約、段落0030および図2参照)
ところで、図3中の1点鎖線に示すように、ハーネス56の外部に露出した部分にたるみを持たせてシート表皮60によりたるみ部分を包被する支持構造の場合、シートバック52の傾き角度に応じて最大のたるみ量になるときと最小のたるみ量になるときのたるみ量の差を考慮してたるみ量が設定されるが、リクライニングだけでなくシート50の前後方向位置を可変するスライド機構を備える場合には、スライド位置によってもハーネス56のたるみが最大になるときと最小になるときがあり、両機構の動作に基づくハーネス56のたるみ量が変動する。
そして、上記した図3、図4のような従来の支持構造の場合、ハーネス56のたるみの最大量と最小量の差を余長分としてハーネス56をたるませて配索すると、シートクッション51の下面側でハーネス56の垂れ下がりも生じてしまい、ゴムベルト57だけではシートクッション51の下面側でハーネス56の垂れ下がりを確実に防止することが難しく、シートクッション51の下面にはハーネス56の垂れ下がりを見込んだスペースを確保する必要があり、シートクッション51の下方に収納機能を持たせるために例えばアンダートレイを配設する場合には、アンダートレイを配置するスペースがなくなり、シートクッション下の収納機能を断念せざるを得ないことも考えられる。そこで、シートクッション下面以外でハーネスのたるみを吸収する支持構造の開発が望まれる。
本発明は、簡単な構成により、サイドエアバッグ装置に接続されたハーネスのたるみをシートの側部で吸収する支持構造を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明のハーネス支持構造は、リクライニング機構を備えたシートのシートバックの左右端部のうちの一方端部内にサイドエアバッグ装置が設けられ、前記サイドエアバッグ装置に接続されたハーネスを前記シートに配索するために、前記ハーネスを前記シートに支持するハーネス支持構造において、前記サイドエアバッグ装置に接続された前記ハーネスの上端部を、前記シートバックの前記一方端部側の側部に固定する第1固定手段と、前記シートバックの前記一方端部側の側部に沿って下方に向かって配索される前記ハーネスに外挿された外筒部と、前記外筒部から露出し前記シートのシートクッションの前記一方端部側の後端に向かう前記ハーネスの向きを上下方向から前後方向に変更した状態で、当該変更位置付近において前記ハーネスを前記シートクッションに固定する第2固定手段と備えることを特徴としている(請求項1)。
請求項1に係る発明によれば、ハーネスの外筒部から露出した部分は外筒部に挿通された部分よりも可撓性があることから、ハーネスの可撓性のある部分の向きを上下方向から前後方向に変更した状態で第2固定手段により固定し、サイドエアバッグ装置に接続されたハーネスの上端部を第1固定手段によりシートバックの一方端部側の側部に固定することで、リクライニング機構によりシートバックの傾き角度を変更することなどによってハーネスにたるみが生じても、ハーネスの配索方向が変更された可撓性を有する部分でハーネスが可動するため、シートの側部でハーネスのたるみを吸収するように支持できる。そのため、従来のように、シートクッションの下面側でハーネスのたるみを吸収するよう支持する必要がなく、たるみを吸収するように支持された後のハーネスを、シートクッションのフレームに沿うように配索することが可能になり、簡単な構成により、サイドエアバッグ装置に接続されたハーネスのたるみをシートの側部で吸収する支持構造を提供することができる。
本発明に係るハーネス支持構造の一実施形態におけるシートの側面図である。 図1の一部の正面図である。 従来例の側面図である。 図3の正面図である。 図3の底面図である。
本発明に係るハーネス支持構造を運転席側シートに適用した一実施形態について、図1および図2を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態でいう前後、左右とはシートに着座した状態で見た前後、左右を意味する。
図1、図2は車両に搭載されたシート1を示し、前後方向にスライド自在に配設されたシートクッション2と、リクライニング機構によりシートバックフレーム3aがシートクッションフレーム2aに傾倒自在に結合されたシートバック3と、シートバック3に取り付けられたヘッドレスト4とを備えている。なお、4aはヘッドレストフレームである。
ここで、上記したリクライニング機構は、例えば次のように構成される。図1、図2に示すように、シートクッション2のシートクッションフレーム2aに対してばね5の付勢力によりシートバック3のシートバックフレームが前方に倒れるように付勢されて組み付けられており、図外の操作レバーを引くことにより、シートバックフレーム3aに係止してシートバックフレーム3aをその位置で保持する保持手段が係止解除され、ばね5の付勢力がシートバックフレーム3aに作用する状態になる。そのため、乗員がシートバック3に背中を押しつけた状態で操作レバーを引くと、保持手段が係止解除され、ばね5に抗してシートバック3の傾き角度を変更ですることができる状態になり、所望の位置で操作レバーの引きを止めれば、保持手段が再び係止状態になってシートバック3が傾き角度を変更した位置に保持される一方、乗員がシートバック3に背中を押し付けない状態で操作レバーを引くと、保持手段が係止解除されてばね5の付勢力が作用し、シートバック3が付勢されて前方に倒れるようになっている。
また、図示は省略されているが、車室フロアFに設置された左右一対のフロア側スライドレールとシートクッション2のシートクッションフレーム2aに組み付けられたシート側スライドレールとの組み合わせを有するスライド機構により、シート1が前後方向にスライドされて前後方向に位置が調整できるようになっている。
そして、図1に示すように、シートバック3の右端部の内部には、エアバッグ本体およびこれを膨張展開させるインフレータを備えたサイドエアバッグ装置7が設けられ、サイドエアバッグ装置7のインフレータの点火制御を行うために、インフレータにワイヤハーネス(以下、ハーネスという)8が接続され、このハーネス8が例えば制御コンピュータに接続されて制御コンピュータからの点火制御信号がインフレータに入力される。
このとき、シートバック3の右端部内に設けられたサイドエアバッグ装置7に接続されたハーネス8の上端部が、第1固定手段である上クランパ10によりシートバック3の右側に固定され、さらにハーネス8はシートバック3の右側に沿って下方に向かって配索される。このとき、ハーネス8のリクライニング機構のばね5の近傍に配索される部分には、外筒部であるコルゲートチューブ11が外挿されている。このコルゲートチューブ11は、凸凹状の波形を持たせた樹脂製チューブであり、ハーネス8の保護のために用いられる。
さらに、コルゲートチューブ11から露出しシートクッション2の右側後端に向かうハーネス8の向きが上下方向から前後方向に変更された状態で、当該変更位置付近において第2固定手段である下クランパ12によりハーネス8がシートクッション2に固定されている。
そして、下クランパ12により固定された後のハーネス8は、シートクッションフレーム2aの右端部分に沿って前方に数箇所で固定されつつ配索され、制御コンピュータに接続されるようになっている。また、シートバック3の右側に沿って下方に配設され、シートクッション2の右側後端で前後方向に向きが変更されたハーネス8は、外部から見えないようにシールドと称されるカバーにより包被される。
したがって、上記した実施形態によれば、ハーネス8のコルゲートチューブ11から露出した部分はコルゲートチューブ11に挿通された部分よりも可撓性があることから、ハーネス8の可撓性のある部分の向きを上下方向から前後方向に変更した状態で下クランパ12により支持し、サイドエアバッグ装置7に接続されたハーネス8の上端部を上クランパ10によりシートバック3の右側に固定することで、リクライニング機構によりシートバック3の傾き角度を変更することによってハーネス8にたるみが生じても、ハーネス8の配索方向が変更された可撓性を有する部分でハーネス8が可動してそのたるみを吸収することができる。
そのため、簡単な構成により、シート1のシートバック3の右側の下端付近でシートクッション2の右側の後端付近でハーネス8のたるみを吸収するように支持することができ、従来のように、シートクッションの2下面側でハーネス8のたるみを吸収するよう支持する必要がなく、たるみを吸収するように支持された後のハーネス8を、シートクッション2のシートクッションフレームに沿うように配索することが可能になり、シートクッション2とフロアFとの間にアンダートレイを設置するスペースを確保することができる。また、コルゲートチューブ11をハーネス8に外挿したことにより、仮にリクライニング機構のばね5とハーネス8との干渉が生じても、コルゲートチューブ11によりハーネス8を損傷から保護することができる。
ところで、シートバック3を傾倒したときには、両クランパ10,12によりハーネス8の上下を固定することにより、シートバック3の傾倒に伴ってコルゲートチューブ11を外挿した部分は上下方向に少し可動するに留まり、コルゲートチューブ11がばね5に干渉するおそれはない。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能である。
例えば、上記した実施形態では、サイドエアバッグ装置7をシートバック3の右端部内に設けた場合について説明したがシートバック3の左端部内に設けた場合であっても、本発明を同様に実施することができ、運転席シート1に限らず助手席シート或いは後部シートにも本発明を適用できるのはいうまでもない。
また、上記した実施形態では、外筒部をコルゲートチューブ11とした場合について説明したが、外筒部はコルゲートチューブ11に限るものではなく、要するにリクライニング機構のばね5党に干渉してもハーネス8を保護できるものであればよい。
1 …シート
2 …シートクッション
3 …シートバック
8 …ハーネス
10 …上クランプ(第1固定手段)
11 …コルゲートチューブ(外筒部)
12 …下クランプ(第2固定手段)

Claims (1)

  1. リクライニング機構を備えたシートのシートバックの左右端部のうちの一方端部内にサイドエアバッグ装置が設けられ、前記サイドエアバッグ装置に接続されたハーネスを前記シートに配索するために、前記ハーネスを前記シートに支持するハーネス支持構造において、
    前記サイドエアバッグ装置に接続された前記ハーネスの上端部を、前記シートバックの前記一方端部側の側部に固定する第1固定手段と、
    前記シートバックの前記一方端部側の側部に沿って下方に向かって配索される前記ハーネスに外挿された外筒部と、
    前記外筒部から露出し前記シートのシートクッションの前記一方端部側の後端に向かう前記ハーネスの向きを上下方向から前後方向に変更した状態で、当該変更位置付近において前記ハーネスを前記シートクッションに固定する第2固定手段と
    備えることを特徴とするハーネス支持構造。
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