JP2021089170A - レンズ測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被検レンズにおける所定の特徴点の光学特性値を把握させることのできるレンズ測定装置を提供する。【解決手段】レンズ測定装置10は、被検レンズLに測定光を投光する投光光学系20と、被検レンズLを透過した測定光を受光する受光光学系30と、受光光学系30により受光された測定光に基づいて被検レンズLの光学特性値を算出する光学特性算出部53と、被検レンズLにおける特徴点Pfを検出する特徴点検出部57と、光学特性算出部53による算出結果から特徴点Pfにおける光学特性値を抽出する特徴点特性抽出部58と、特徴点特性抽出部58が求めた特徴点Pfの光学特性値を出力する光学特性出力部(表示部12)と、を備える。【選択図】図4

Description

本開示は、レンズ測定装置に関する。
レンズ測定装置は、被検レンズの球面度数、円柱度数(乱視度数)、円柱軸角度(乱視軸角度)、プリズム値(プリズム度数およびプリズム基底方向)等の光学特性値を算出するものがある。
レンズ測定装置は、被検レンズにおける所定の範囲の光学特性値を算出し、その光学特性値の分布を示すマッピング画像を被検レンズの大きさに合わせて表示することが考えられている(例えば、特許文献1参照)。このレンズ測定装置は、表示したマッピング画像に被検レンズを重ねることで、光学特性値の分布を把握させることができる。
特開2006−105868号公報
ところで、被検レンズでは、所定の特徴点における光学特性値を求められることがある。しかしながら、上記のレンズ測定装置は、マッピング画像により被検レンズにおける光学特性値の分布の把握はできるが、特徴点の光学特性値を把握することが困難である。
本開示は、上記の事情に鑑みて為されたもので、被検レンズにおける所定の特徴点の光学特性値を把握させることのできるレンズ測定装置を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本開示のレンズ測定装置は、被検レンズに測定光を投光する投光光学系と、前記被検レンズを透過した前記測定光を受光する受光光学系と、前記受光光学系により受光された測定光に基づいて前記被検レンズの光学特性値を算出する光学特性算出部と、前記被検レンズにおける特徴点を検出する特徴点検出部と、前記光学特性算出部による算出結果から前記特徴点における光学特性値を抽出する特徴点特性抽出部と、前記特徴点特性抽出部が求めた前記特徴点の光学特性値を出力する光学特性出力部と、を備えることを特徴とする。
本開示のレンズ測定装置によれば、被検レンズにおける所定の特徴点の光学特性値を把握させることができる。
本開示に係るレンズ測定装置の一例としての実施例1のレンズ測定装置の全体構成を示す説明図である。 レンズ測定装置の測定光学系の構成を示す説明図である。 測定光学系のパターン板の一例としてのハルトマンプレートの構成を示す説明図である。 レンズ測定装置の制御系の構成を示すブロック図である。 レンズ画像とマッピング画像との重畳画像に特徴点指標を重畳させた画像の一例を表す説明図である。 レンズ測定装置の制御部で実行される測定制御処理(測定制御方法)を示すフローチャートである。
以下に、本開示に係るレンズ測定装置の一実施形態としてのレンズ測定装置10の実施例1について図1から図6を参照しつつ説明する。なお、図5では、重畳画像Isにおいて、実際には眼鏡Gを写した画像が示されているが、理解を容易とするために眼鏡G、眼鏡フレームF、鼻当てNp、枠入レンズLfの符号を付している。
レンズ測定装置10は、被検レンズLの光学特性を測定して光学測定値を算出するものであり、実施例1では算出した光学測定値の分布を示すマッピング画像Imとして表示できる。その被検レンズLは、円形の未加工レンズや、眼鏡用に研削加工されたレンズや、眼鏡フレームFへの枠入りにより固定(装着)されて眼鏡Gとして構成された枠入レンズLf等が用いられる。その眼鏡フレームFは、ツーポイントフレームやナイロン糸等を用いたフチ無しフレームも含む。レンズ測定装置10は、図1に示すように、装置本体11に表示部12とレンズ保持機構13と撮像部14とが設けられて構成されている。
装置本体11は、全体に箱状とされている。装置本体11は、上側収容部11aと下側収容部11bとが間隔を置いて上下に並べられており、その中間位置にレンズセット空間15が設けられている。上側収容部11aは、投光光学系20を収容しており、下側収容部11bは、受光光学系30を収容しており、レンズセット空間15は、被検レンズLの配置を可能とする。レンズ測定装置10は、レンズセット空間15に配置された被検レンズLへ向けて投光光学系20が測定光を投光し、その被検レンズLを透過した測定光を受光光学系30が受光することで、被検レンズLの光学特性を測定する。その投光光学系20および受光光学系30は、レンズ測定装置10における測定光学系Omであり、その構成については後述する。
表示部12は、装置本体11の上側収容部11aの前面上部に設けられている。表示部12は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等で構成された表示画面12aを有し、実施例1では表示画面12aをタッチパネル式としている。この表示部12(表示画面12a)は、後述する制御部52の制御下で、被検レンズLの特徴点Pfにおける光学特性値(球面度数、円柱度数、円柱軸角度、プリズム度数、プリズム基底方向等)や、被検レンズLの光学特性値の分布を表すマッピング画像Im等を表示する。また、表示部12は、後述する特徴点Pfの光学特性値(それを示す特徴点特性欄Cc)を表示させることができる。このため、表示部12は、特徴点Pfの光学特性値を出力する光学特性出力部の一例として機能する。
実施例1の表示画面12aは、タッチパネル式とされることで、レンズ測定装置10における操作を行うための操作部16としての機能も併せ持つ。操作部16は、測定モードの切り換えや、測定の開始および停止や、測定や表示やその他における各種の設定等の操作を行うものであり、それぞれの操作を示すアイコンとして表示される。なお、操作部16は、表示画面12aの周辺に設けたボタンやスイッチで構成してもよく、キーボード、マウス、コントロールレバー等の入力装置としてもよく、他の構成でもよく、実施例1の構成に限定されない。
レンズ保持機構13は、レンズセット空間15に設けられている。レンズ保持機構13は、レンズ押え部材13aと支持ピン13bと鼻当支持部材13cとレンズテーブル13dとを有する。レンズ押え部材13aは、駆動機構により上方の対比位置と下方の押え位置との間で回転可能とされており、被検レンズLを上方向から押えることができる。支持ピン13bは、被検レンズLを下方から点で支持する。支持ピン13bの下端は、後述するハルトマンプレート31(図2参照)に接続されており、被検レンズLとハルトマンプレート31との間の距離を一定に保持する。このレンズ押え部材13aおよび支持ピン13bは、左右で対を為して設けられ、眼鏡フレームFに枠入れされた左右一対の枠入レンズLfに対応可能とされている。
鼻当支持部材13cは、標準的な鼻の大きさに合わせて湾曲された円柱曲面とされており、水平方向に移動可能に設けられている。鼻当支持部材13cは、眼鏡フレームFの鼻当てNpが載せられると、その鼻当てNpに嵌ることで眼鏡フレームFを固定する。レンズテーブル13dは、駆動機構によりレンズセット空間15内で前後方向に移動可能とされており、鼻当支持部材13cにより固定された眼鏡フレームFにおける両枠入レンズLfに接触されることで、眼鏡フレームFの姿勢を定めてレンズセット空間15内での両被検レンズLの位置決めを補助する。
レンズ保持機構13は、支持ピン13b上に被検レンズLが置かれて操作部16で開始のための操作が為されると、レンズ押え部材13aを下方へ向けて回転させて、支持ピン13b上の被検レンズLをレンズ押え部材13aで押さえる。また、レンズ保持機構13は、被検レンズLが枠入レンズLfの場合には、鼻当てNpが鼻当支持部材13cに嵌められつつ一対の枠入レンズLfが一対の支持ピン13b上に置かれた状態で、各枠入レンズLfをレンズ押え部材13aで押さえる。そして、レンズ保持機構13は、レンズテーブル13dを移動させることで、被検レンズL(枠入レンズLf)のセット位置(後述する測定光学系Omの測定光軸Lmに対する被検レンズLの位置)を自動的に調整する。
実施例1のレンズ保持機構13には、鼻当位置センサ13eとテーブル位置センサ13fとが設けられている(図4参照)。鼻当位置センサ13eは、鼻当支持部材13cの水平方向の位置を検出し、テーブル位置センサ13fは、レンズテーブル13dの前後方向の位置を検出する。この鼻当位置センサ13eとテーブル位置センサ13fとは、ポテンショメータ等で構成でき、それぞれが検出した鼻当支持部材13cやレンズテーブル13dの位置の情報を後述する特徴点検出部57に出力する。
なお、レンズ測定装置10では、レンズセット空間15内に、レンズ保持機構13に保持された被検レンズLに印点を行う印点装置を設けてもよい。
[光学系の構成]
次に、レンズ測定装置10における測定光学系Omの構成について、図2および図3を用いて説明する。図2は、レンズ保持機構13に一対の枠入レンズLfが保持されて測定可能とされた状態を示している。測定光学系Omは、被検レンズLの光学特性値を測定するためのものであり、投光光学系20と受光光学系30とを有している。また、この実施例1のレンズ測定装置10は、一対の測定光学系Omを有しており、被検レンズLとして枠入レンズLfを用いた場合には左右の枠入レンズLfを同時に測定可能となっている。
投光光学系20は、被検レンズLに対して測定光を投光する光学系である。投光光学系20は、測定光学系Omの測定光軸Lm上に設けられた、光源21とコリメータレンズ22とを有する。光源21は、測定光を出射するもので、実施例1ではLED(発光ダイオード)を用いている。コリメータレンズ22は、光源21からの測定光を平行光にして被検レンズLに投光する。なお、投光光学系20は、光源21からコリメータレンズ22に至る光路上や、コリメータレンズ22から被検レンズLに至る光路上にミラーを設け、そのミラーで測定光を反射させることで光路を折り曲げる構成としてもよい。このような構成とすると、レンズ測定装置10を小型化することができる。
受光光学系30は、投光光学系20により投光されて被検レンズLを通過した測定光を受光する光学系である。受光光学系30は、測定光学系Omの測定光軸Lm上に設けられた、ハルトマンプレート31とスクリーン32とフィールドレンズ33と結像レンズ34と測定用受光素子35とを有する。そのスクリーン32と測定用受光素子35とは、互いに光学的に共役な位置に配置されている。
ハルトマンプレート31は、被検レンズLを通過した測定光を複数の分割測定光束に分離するパターン板である。このハルトマンプレート31は、図3に示すように、縦横に(2次元的に)等間隔に配置された多数の円形の開口部31aを有する。各開口部31aは、間隔が適宜設定されていればよく、実施例1では2ミリメートル間隔で縦横に配列されている。被検レンズLを透過した測定光は、ハルトマンプレート31の各開口部31aを透過することで、複数の分割測定光束に分離(変換)される。なお、ハルトマンプレート31は、被検レンズLの光学特性の算出を可能とするために、被検レンズLを通過した測定光を複数の分割測定光束に分離するパターン板であれば、他の構成でもよく、実施例1の構成に限定されない。
スクリーン32には、図2に示すように、ハルトマンプレート31の各開口部31aにより分離された複数の分割測定光束が投影される。複数の分割測定光束は、それぞれが被検レンズLの光学特性値に応じてスクリーン32における投影位置や形状が変位される。このため、各分割測定光束により形成される投影パターンは、被検レンズLの光学特性値に応じて、スクリーン32上で縮小または拡大されたり歪んだりする。このスクリーン32に投影された各分割測定光束は、フィールドレンズ33と結像レンズ34とを経ることで、スクリーン32と共役に配置された測定用受光素子35に結像される。このため、フィールドレンズ33と結像レンズ34とは、スクリーン32の各分割測定光束を測定用受光素子35に結像する結像光学系として機能する。
測定用受光素子35は、各分割測定光束を受光して電気信号(画像信号)に変換して出力するもので、実施例1ではCCD(Charge Coupled Devise)で構成されている。この測定用受光素子35から出力される画像信号には、各分割測定光束のそれぞれについての受光位置および受光像の形状を示す情報が含まれている。この情報は、測定用受光素子35の各画素の位置(座標)として表現される。
受光光学系30では、ハルトマンプレート31上に2次元座標を定義している。この2次元座標の原点は、任意の位置に設定することができ、例えば測定光学系Omの測定光軸Lm(図2参照)やハルトマンプレート31の中心やその一頂点等とする。また、受光光学系30では、ハルトマンプレート31上の座標と同様の座標がスクリーン32上や、レンズ保持機構13に保持された被検レンズLの裏面(支持ピン13bへの当接面)や、測定用受光素子35の受光面上にも同様の座標が定義される。この定義された座標が、受光光学系30における座標となり、測定光学系Omの測定範囲となる。
[撮像部の詳細構成]
撮像部14は、装置本体11の上側収容部11aにおいて、一対の投光光学系20の間に配置されている。撮像部14は、各投光光学系20の測定光軸Lmと平行な方向で、レンズ保持機構13に保持された被検レンズLを撮像する。実施例1の撮像部14は、レンズ保持機構13に保持された被検レンズLとしての左右一対の枠入レンズLfの全体を同時に撮像可能とされている。この撮像部14は、例えば単眼式のデジタルカメラであり、撮像光学系41と撮像素子42とを有している。
撮像光学系41は、複数のレンズから構成され、レンズ保持機構13に保持された被検レンズL(一対の枠入レンズLfの場合も含む)の被写体像を撮像素子42上に形成する。撮像素子42は、撮像光学系41により形成された被写体像を電気信号(画像信号)に変換して出力する。
[制御系の詳細構成]
次に、レンズ測定装置10の制御系の構成を、図4を用いて説明する。レンズ測定装置10は、CPU(Central Processing Unit)50と記憶部51とを有する。記憶部51は、ROM(Read Only Memory)やHDD(Hard Disk Drive)やEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)等により構成されて必要な制御プログラムを格納している。
CPU50は、記憶部51に格納された制御プログラムを、例えばRAM(Random Access Memory)よって構成された内部メモリ上に展開することにより、レンズ測定装置10の各部の動作制御や光学特性値の算出処理などを実行する。CPU50は、この制御プログラムにより、制御部52、光学特性算出部53、マッピング形成部54、レンズ画像取得部55、重畳画像生成部56、特徴点検出部57、特徴点特性抽出部58、画像制御部59、誤差算出部61、誤差判別部62として動作する。
制御部52は、レンズ測定装置10の各部の動作を統括的に制御する。制御部52は、例えば、投光光学系20の光源21の点灯や消灯の制御処理、上記の各部(符号53から59、61、62)における信号のやり取りの動作の制御処理、測定用受光素子35からの画像信号や撮像素子42からの撮像信号やマッピング形成部54からのマッピング画像Imや特徴点特性抽出部58からの光学特性値や画像制御部59からの重畳画像Is等の記憶部51への記憶処理および読出処理等を行う。
光学特性算出部53は、測定用受光素子35から入力される画像信号に基づいて、各分割測定光束の投影パターンにおける、縮小または拡大による大きさの変化と、歪みによる形状の変化と、を解析することにより、被検レンズLの光学特性値を算出する処理を行う。その光学特性値は、被検レンズLの各部の球面度数、円柱度数、円柱軸角度、プリズム度数、プリズム基底方向等である。この算出のために、レンズ測定装置10では、被検レンズLが置かれていない状態でハルトマンプレート31を経た各分割測定光束について、スクリーン32上や測定用受光素子35(その受光面)での受光位置(座標)を示すデータや、受光像(受光点)の形状を示すデータ等の基準データを予め用意している。この基準データは、例えば、記憶部51内の制御プログラムに格納されている。
光学特性算出部53は、被検レンズLの測定が行われると、測定用受光素子35からの画像信号に基づいて各分割測定光束の受光位置および受光像の形状を解析して取得し、その解析結果を基準データと比較することにより、被検レンズLの各部の光学特性値を算出する。これにより、光学特性算出部53は、被検レンズLにおける測定光学系Omの測定範囲内の全ての位置の光学特性値を算出する。この光学特性値の算出については、従来と同様であるので、詳細な説明は省略する。光学特性算出部53は、算出した光学測定値の数値データを、マッピング形成部54、特徴点特性抽出部58、画像制御部59へと出力する。
マッピング形成部54は、被検レンズLの光学特性値の分布を表すマッピング画像Im(図5参照)を形成する処理を行う。マッピング形成部54は、光学特性算出部53により算出された被検レンズLの各位置(座標)の光学特性値のうち、光学特性値が等しい位置を、等高線のように等度数線によって結ぶことで、被検レンズLの光学特性値の分布を表すマッピング画像Imを形成する。なお、図5には、マッピング画像Imの一例として、球面度数(S)および円柱度数(C)の分布を示す複合マップを示している。マッピング形成部54は、形成したマッピング画像Imの画像データを重畳画像生成部56へと出力する。
レンズ画像取得部55は、撮像部14の撮像素子42から入力される撮像信号、つまり、撮像素子42によって光電変換された被写体像から、撮像部14が撮像した被検レンズLの画像を取得する。実施例1のレンズ画像取得部55は、取得する被検レンズLの画像を静止画像としているが、動画であってもよい。レンズ画像取得部55は、取得した被検レンズLの画像に対して、座標変換やコントラスト調整や色変換(半透明やセピアカラーとする等)や明るさ調整やフィルタ処理等の必要な処理や加工を実施したレンズ画像Irとする。その必要な処理や加工には、レンズ画像Irをマッピング画像Imよりも目立たなくさせる処理を含めてもよい。レンズ画像取得部55は、取得したレンズ画像Ir(その画像データ)を、重畳画像生成部56へと出力する。
重畳画像生成部56は、マッピング形成部54によって形成されたマッピング画像Imと、レンズ画像取得部55によって取得されたレンズ画像Irと、を重畳して重畳画像Isを生成する。このとき、重畳画像生成部56は、被検レンズLに対するマッピング画像Imの倍率と、被検レンズLに対するレンズ画像Irの倍率とを一致させた状態とする。また、重畳画像生成部56は、マッピング画像Im内にマップ内基準位置を設定するとともにレンズ画像Ir内に撮像内基準位置を設定し、両基準位置が予め設定した位置関係になるよう、マッピング画像Imの配置(位置、向き等)を決定し、決定した配置でマッピング画像Imをレンズ画像Irに重畳する。実施例1の重畳画像生成部56は、受光光学系30の座標(ハルトマンプレート31上や測定用受光素子35の受光面上等に定義した座標)と、撮像部14における撮影光軸と、の位置関係を用いることで、両基準位置を予め設定した位置関係として重畳画像Isを生成する。この受光光学系30の座標と撮像部14の撮影光軸とは、レンズ測定装置10での初期設定から位置関係を取得できる。このため、重畳画像Isは、レンズ画像Ir上の任意の位置がマッピング画像Im上の何処の位置に対応するのかを容易に把握させることができ、そのマッピング画像Imから対応する位置での光学特性値を取得することで、レンズ画像Ir上の任意の位置の光学特性値の取得を可能とする。
ここで、重畳画像生成部56は、マッピング画像Imおよびレンズ画像Irを両方とも半透明に画像加工し、半透明状態のマッピング画像Imとレンズ画像Irを重ねることで、両者が重畳した領域であっても、両方の画像が目視できる重畳画像Isを生成する。また、重畳画像生成部56は、マッピング画像Imおよびレンズ画像Irのいずれか一方を半透明に加工し、マッピング画像Imとレンズ画像Irを重ねる際、半透明状態の画像が前面に位置するように重畳することで、両方の画像が目視できる重畳画像Isを生成してもよい。図5には、上記の複合マップとしての重畳画像Isを示しており、レンズ画像Irにおいて被検レンズL内の一部の領域にマッピング画像Imを重畳した例を示している。
特徴点検出部57は、被検レンズLにおける特徴点Pfを検出する。その特徴点Pfは、被検レンズLにおいて光学的に特徴のある箇所や、被検レンズLに指標が形成された箇所である。その光学的に特徴のある箇所としては、後面頂点、前面頂点、遠用度数測定位置(F点)、近用度数測定位置(N点)、遠用ポイント、近用ポイント、累進帯の中心線、累進帯長、幾何学的光学中心、プリズム測定点、アイポイント等があげられる。また、その指標は、印点インクによる印点マーク、アイポイントを示すマジック印、ペイント印等の被検レンズLに直接描かれたり、刻印されたり、貼付されたりした目印や、被検レンズLに設けられた隠しマーク等があげられる。特徴点Pfは、上記したうちのいずれを対象とするのかは、予め設定されていてもよく、操作部16への操作により設定するものとしてもよい。特徴点検出部57は、設定された対象に応じて、これらの光学的に特徴のある箇所や指標を検出することで、被検レンズLにおける特徴点Pfを検出する。この特徴点Pfは、様々な手法で検出することができ、実施例1では3つの手法を例示している。
1つ目の手法は、レンズ画像取得部55で取得したレンズ画像Irにおいて、被検レンズLの外周縁Op(輪郭)を検出し、その外周縁Opに基づいて特徴点Pfを検出する。すなわち、特徴点検出部57は、レンズ画像Irを解析することで、被検レンズLの外周縁Opのレンズ画像Ir上での座標を検出する。そして、特徴点検出部57は、検出した外周縁Op(その座標)に対して所定の位置関係となる位置を特徴点Pfとする。特徴点検出部57は、例えば、被検レンズLの使用状態において、外周縁Opの内側の端部から水平方向で所定の距離で、かつ外周縁Opの下側の端部から鉛直方向で所定の距離となる位置となる座標を特徴点Pfとする。この所定の距離は、特徴点Pfとしようとしている光学的に特徴のある箇所の種類に応じた平均値等に基づいて適宜設定する。
2つ目の手法は、レンズ画像取得部55で取得されたレンズ画像Irにおいて、被検レンズLの指標を検出し、その指標を特徴点Pfとする。すなわち、特徴点検出部57は、レンズ画像Irを解析することで、被検レンズLに設けられた指標を検出し、その指標の位置を特徴点Pfとする。このとき、特徴点検出部57は、例えば、指標が刻印や貼付や隠しマーク等であって検出が困難である場合、被検レンズLに対して様々な方向から光を照射した状態のレンズ画像Irをレンズ画像取得部55に取得させることで、指標の検出を容易なものにできる。
3つ目の手法は、レンズ保持機構13による保持位置に基づいて特徴点Pfを検出する。すなわち、特徴点検出部57は、レンズ保持機構13における鼻当支持部材13cの位置から瞳孔間距離(平均値でもよく実測値でもよい)に基づいて水平方向で所定の距離となる位置を算出し、レンズテーブル13dの位置から固定された眼鏡フレームFにおける被検レンズLの外周縁Opの下側の端部とからの鉛直方向で所定の距離となる位置を算出する。この鼻当支持部材13cおよびレンズテーブル13dの位置は、鼻当位置センサ13eおよびテーブル位置センサ13fから取得できる。また、レンズ測定装置10では、初期設定から、レンズ保持機構13における鼻当支持部材13cやレンズテーブル13dの基準位置に対する撮像部14の撮影光軸の位置関係を取得できる。これらにより、特徴点検出部57は、レンズ画像Irにおいて、算出した水平方向および鉛直方向で所定の距離となる位置を、特徴点Pfとして検出する。このときの所定の距離は、1つ目の手法と同様のものを用いることができる。
特徴点検出部57は、上記したように特徴点Pfを検出し、その特徴点Pfの座標(そのデータ)を特徴点特性抽出部58へと出力する。ここで、特徴点検出部57は、上記のように特徴点Pfとして様々なものを設定可能であることから、複数の特徴点Pfを検出することができる。例えば、特徴点検出部57は、1つ目または3つ目の手法を用いて、予め定められた所定の位置を検出して第1の特徴点Pf1とするとともに、レンズ画像Irに基づいて被検レンズLに指標が設けられているか否かを判定し、設けられていると判定した場合には、2つ目の手法を用いてレンズ画像Ir上での指標の座標を検出して第2の特徴点Pf2としてもよい(図5参照)。この検出する特徴点Pfの数は、予め設定されていてもよく、操作部16への操作により設定するものとしてもよい。
特徴点特性抽出部58は、特徴点検出部57で検出された特徴点Pfにおける被検レンズLの光学特性値を、光学特性算出部53が算出した光学測定値の数値データから抽出する。特徴点特性抽出部58は、特徴点検出部57から特徴点Pfのレンズ画像Ir上での座標を取得し、その座標から重畳画像Isすなわちマッピング画像Im上の対応する座標を取得し、それに基づいて光学特性算出部53からの数値データにおいてハルトマンプレート31おける特徴点Pfに対応する座標位置での光学特性値を求めることで、特徴点Pfにおける光学特性値を抽出する。
特徴点特性抽出部58は、被検レンズLにおける特徴点Pfでの光学特性値(球面度数、円柱度数、円柱軸角度、プリズム度数、プリズム基底方向等)と、処方箋の光学特性値と、の差分(以下では光学特性ズレ量とする)を求めるものとしてもよい。この処方箋は、メガネ装用者の視力を適切に矯正できる被検レンズLとするためのもので、特定の特徴点Pfにおける光学特性値を含んでいる。このため、光学特性ズレ量は、被検レンズL(枠入レンズLf)が適切に形成されている場合には、それぞれが0(ゼロ)となる。換言すると、光学特性ズレ量の有無またはその大きさにより、被検レンズL(枠入レンズLf)が適切であるか否かやその適切度合いの判断材料にできる。
画像制御部59は、表示部12(その表示画面12a)に各種画像を表示させるための制御を行う。画像制御部59は、撮像素子42の受光面上の座標と表示部12の表示画面12a上の座標とを関連付ける情報をあらかじめ備えており、この情報に基づいて撮像素子42による受光像を表示部12に表示させる。その一つとして、画像制御部59は、重畳画像生成部56が生成した重畳画像Is(図5参照)を表示部12に表示させる。実施例1の画像制御部59は、図5に示すように、重畳画像Isに特徴点特性欄Ccを重ねて表示部12に表示させている。この特徴点特性欄Ccは、特徴点検出部57で検出された特徴点Pfにおける光学特性値を示すもので、図5の例では左右の被検レンズLのそれぞれの球面度数(S)、円柱度数(C)、円柱軸角度(A)、プリズム度数(P)、加入度数(ADD)を数値によって示している。
また、画像制御部59は、重畳画像Isにおいて、特徴点Pfの位置を示す特徴点指標mを重畳させることができる。この特徴点指標mは、複数の特徴点Pfを検出する設定とされている場合には、それぞれの位置に重畳される。例えば、上記のように第1の特徴点Pf1と第2の特徴点Pf2とを検出する設定の場合には、図5に示すように、第1の特徴点Pf1に対応する第1の特徴点指標m1と、第2の特徴点Pf2に対応する第2の特徴点指標m2と、を重畳した重畳画像Isを表示部12に表示させる。その図5に示す重畳画像Isは、遠用度数測定位置としての第1の特徴点Pf1の座標位置を示す第1の特徴点指標m1と、実際のメガネ装用者の遠用アイポイントを示すマジック印(指標)の座標位置を示す第2の特徴点指標m2と、を重畳させている。
加えて、画像制御部59は、特徴点特性抽出部58が上記のように光学特性ズレ量を求める場合には、その光学特性ズレ量を特徴点Pfの光学特性値と併せて表示させてもよい。この光学特性ズレ量は、上記の特徴点特性欄Cc内で表示してもよく、それとは別に表示してもよい。
誤差算出部61は、眼鏡フレームFに固定された左右の枠入レンズLf(被検レンズL)の等しい所定位置(例えば特徴点Pf)における光学特性値の差分となる相対プリズム誤差Epを求める。実施例1の誤差算出部61は、左側の枠入レンズLfと右側の枠入レンズLfとのそれぞれの特徴点Pfのプリズム値(光学特性値)の差分を、水平成分と垂直成分とのそれぞれについて算出して、その算出結果を相対プリズム誤差Epとする。これにより、誤差算出部61は、左右の枠入レンズLfにおける水平成分と垂直成分との相対プリズム誤差Epを算出できる。誤差算出部61は、算出した相対プリズム誤差Epを、誤差判別部62や画像制御部59に適宜出力する。
誤差判別部62は、誤差算出部61で算出した相対プリズム誤差Epが許容範囲Lt内であるか否かを判別する。その許容範囲Ltは、特徴点Pfにおける水平成分と垂直成分とのプリズム値のうちの大きな方のプリズム値に応じて、複数の段階に場合分けされて設定されている。また、許容範囲Ltは、水平成分と垂直成分とのそれぞれにおいて、特徴点Pfにおける屈折力(その値)の大きさに応じて、複数の段階に場合分けされて設定されている。すなわち、許容範囲Ltは、プリズム値に応じて3つの段階に場合分けているとともに、水平成分と垂直成分とのそれぞれで屈折力の大きさに応じて2つの段階に場合分けているものとすると、12個の値が設定されていることとなる。なお、許容範囲Ltは、場合分けの数や数値、場合分けをする光学特性の種類等は、種々の規格として定められたものに合わせてもよく、適宜設定してもよい。
誤差判別部62は、上記のように設定された許容範囲Ltの中から特徴点Pfにおける光学特性値に合致するものを選択し、その選択した許容範囲Lt内に誤差算出部61で算出した相対プリズム誤差Epが入っているか否かを判別する。そして、誤差判別部62は、その判別結果を画像制御部59に出力する。
実施例1の画像制御部59は、重畳画像Isに誤差判別欄Ce(図5参照)を重ねて表示することができる。この誤差判別欄Ceは、誤差判別部62による判別結果、すなわち特徴点Pfの光学特性値の差分である相対プリズム誤差Epが許容範囲Lt内であるか否かを示すものである。図5の例の誤差判別欄Ceは、判別結果に加えて、誤差算出部61で算出した相対プリズム誤差Epを表示するものとしている。
[測定制御処理構成]
次に、レンズ測定装置10を用いて、被検レンズLを測定する一例としての測定制御処理(測定制御方法)について、図6を用いて説明する。この測定制御処理は、記憶部51に記憶されたプログラムに基づいて、制御部52が実行する。以下では、この図6のフローチャートの各ステップ(各工程)について説明する。図6のフローチャートは、測定対象の被検レンズLを、眼鏡フレームFに固定されて眼鏡Gとして形成された一対の枠入レンズLfとした場合を示しており、相対プリズム誤差Epが許容範囲Lt内であるかも併せて判別するものとしている。この図6のフローチャートは、レンズ測定装置10が起動されてブラウザまたはアプリが立ち上がって表示部12が表示され、眼鏡G(眼鏡フレームF)がレンズ保持機構13に保持された状態で操作部16に測定の開始の操作が為されることにより開始される。
ステップS1では、枠入レンズLf(被検レンズL)の光学測定を実施し、ステップS2へ進む。このステップS1は、投光光学系20(その光源21)から枠入レンズLfに向けて測定光を投光し、枠入レンズLfを通過した測定光の像を受光光学系30(その測定用受光素子35)にて取得する。
ステップS2では、一対の枠入レンズLfを撮像して、ステップS3へ進む。このステップS2は、撮像部14により、レンズ保持機構13に保持された一対の枠入レンズLfを撮像する。なお、ステップS2は、ステップS3の後に行ってもよく、実施例1の順番に限定されない。
ステップS3では、各枠入レンズLfの光学特性値を算出して、ステップS4へ進む。このステップS3は、光学特性算出部53が、ステップS1の光学測定で得られた複数の分割測定光束の像に基づいて、各枠入レンズLfにおける所定の範囲の光学特性値を算出する。
ステップS4では、特徴点Pfを検出して、ステップS5へ進む。このステップS4は、特徴点検出部57が、各枠入レンズLfにおける特徴点Pfを検出する。ステップS4では、検出する特徴点Pfの数が複数に設定されている場合には、枠入レンズLf毎に複数の特徴点Pfを検出する。
ステップS5では、特徴点Pfの光学特性値を抽出して、ステップS6へ進む。このステップS5は、特徴点特性抽出部58が、ステップS4で検出した各枠入レンズLfにおける特徴点Pfの光学特性値を、ステップS3で算出した光学測定値の数値データから抽出する。
ステップS6では、相対プリズム誤差Epの判別を行って、ステップS7へ進む。このステップS6は、誤差算出部61が、ステップS5で抽出した両枠入レンズLfの特徴点Pfの光学特性値から相対プリズム誤差Epを求め、誤差判別部62が、その相対プリズム誤差Epが許容範囲Lt内であるか否かを判別する。
ステップS7では、マッピング画像Imを形成して、ステップS8へ進む。このステップS7は、マッピング形成部54が、ステップS3で算出した光学測定値の数値データに基づいて、光学特性値の枠入レンズLf上での分布を表すマッピング画像Imを形成する。
ステップS8では、重畳画像Isを生成して、ステップS9へ進む。このステップS8は、レンズ画像取得部55がステップS2で撮像した一対の枠入レンズLfの画像からレンズ画像Irを取得し、重畳画像生成部56が、そのレンズ画像IrにステップS7で形成したマッピング画像Imを重畳して、重畳画像Isを生成する。なお、ステップS7およびステップS8は、ステップS4からステップS6の前または間に行ってもよく、実施例1の順番に限定されない。
ステップS9では、重畳画像Isを表示させて、この測定制御処理を終了する。このステップS9では、ステップS2で取得したレンズ画像Irに、画像制御部59が、ステップS4で検出した特徴点Pfの位置を示す特徴点指標mと、その特徴点Pfにおける光学特性値を示す特徴点特性欄Ccと、ステップS6での判別結果を示す誤差判別欄Ceと、を重畳した重畳画像Isを表示部12(表示画面12a)に表示させる。
このように、レンズ測定装置10は、被検レンズLにおける所定の範囲の光学特性値を取得するとともに、設定された特徴点Pfにおける光学特性値を取得して、それらを示す特徴点特性欄Ccを光学特性出力部の一例としての表示部12で表示できる。このため、レンズ測定装置10は、被検レンズLの所定の範囲の光学特性値を把握させるだけではなく、所定の特徴点Pfの光学特性値を把握させることができ、使い勝手を向上できる。
また、レンズ測定装置10は、レンズ画像Ir上に特徴点Pfの位置を示す特徴点指標mを重畳させているので、特徴点Pfの位置の把握を容易なものにできる。特に、レンズ測定装置10は、所定の範囲の光学特性値を示すマッピング画像Imもレンズ画像Ir上に重畳しているので、光学特性値の分布の把握を容易にできるとともに、その分布上での特徴点Pfの位置の把握を容易なものにできる。
加えて、レンズ測定装置10は、眼鏡フレームFに固定された一対の枠入レンズLfを被検レンズLとした場合、左右の枠入レンズLfにおける特徴点Pfの相対プリズム誤差Epが許容範囲Lt内であるか否かを判別し、その判別結果を表示部12で表示できる。このため、レンズ測定装置10は、このような相対プリズム誤差Epが求められる任意の位置を特徴点Pfとして設定することで、求められた任意の位置での相対プリズム誤差Epが許容範囲Lt内であるか否かを容易に把握させることができる。
本開示に係るレンズ測定装置の実施例1のレンズ測定装置10は、以下の各作用効果を得ることができる。
レンズ測定装置10は、投光光学系20から投光して被検レンズLを透過した測定光を受光光学系30で受光することで、光学特性算出部53が被検レンズLの光学特性値を算出する。そして、レンズ測定装置10は、特徴点検出部57が被検レンズLの特徴点Pfを検出し、特徴点特性抽出部58が特徴点Pfにおける光学特性値を抽出し、光学特性出力部(実施例1では表示部12)が特徴点Pfの光学特性値を出力する。このため、レンズ測定装置10は、所定の特徴点Pfの光学特性値の把握を容易なものにできる。
レンズ測定装置10は、受光光学系30が、被検レンズLを通過した測定光を複数の分割測定光束に分離するパターン板(実施例1ではハルトマンプレート31)と、その分離された複数の分割測定光束が投影されるスクリーン32と、そこを透過して複数の分割測定光束を受光する測定用受光素子35と、を有する。そして、レンズ測定装置10は、特徴点特性抽出部58が、パターン板における特徴点Pfに対応する座標位置での光学特性値を求めることで、特徴点Pfにおける光学特性値を抽出する。このため、レンズ測定装置10は、容易にかつ適切に特徴点特性抽出部58が特徴点Pfにおける光学特性値を抽出できる。
レンズ測定装置10は、被検レンズLを撮像してレンズ画像Irを取得する撮像部14を備え、光学特性出力部が、レンズ画像Irに特徴点Pfを示す特徴点指標mを重畳させて出力する。このため、レンズ測定装置10は、被検レンズLにおける特徴点Pfの位置を容易に把握させることができる。
レンズ測定装置10は、光学特性算出部53で算出された光学特性値に基づいて被検レンズLの光学特性値の分布を表すマッピング画像Imを形成するマッピング形成部54を備え、光学特性出力部が、レンズ画像Irに特徴点指標mとマッピング画像Imとを重畳させて出力する。このため、レンズ測定装置10は、被検レンズLにおける光学特性値の分布を容易に把握させることができるとともに、その光学特性値の分布上での特徴点Pfの位置を容易に把握させることができる。
レンズ測定装置10は、被検レンズLを撮像してレンズ画像Irを取得する撮像部14を備え、特徴点検出部57が、レンズ画像Irに基づいて被検レンズLの外周縁Opを検出し、外周縁Opからの間隔に基づいて特徴点Pfを検出する。このため、レンズ測定装置10は、容易にかつ適切に特徴点検出部57で特徴点Pfを検出できる。
レンズ測定装置10は、被検レンズLを撮像してレンズ画像Irを取得する撮像部14を備え、特徴点検出部57が、レンズ画像Irに基づいて指標を検出し、指標の位置を特徴点Pfとする。このため、レンズ測定装置10は、容易にかつ適切に特徴点検出部57で特徴点Pfを検出できる。
レンズ測定装置10は、被検レンズLが固定された眼鏡フレームFの鼻当てNpを支持する鼻当支持部材13cと、そこに支持された眼鏡フレームFが押し当てられるレンズテーブル13dと、を備え、特徴点検出部57が、鼻当支持部材13cとレンズテーブル13dとの位置に基づいて特徴点Pfを検出する。このため、レンズ測定装置10は、容易にかつ適切に特徴点検出部57で特徴点Pfを検出できる。
レンズ測定装置10は、眼鏡フレームFに固定された一対の被検レンズLの特徴点Pfにおける光学特性値に基づいて相対プリズム誤差Epを求める誤差算出部61と、相対プリズム誤差Epが許容範囲Lt内であるか否かを判別する誤差判別部62と、を備える。また、レンズ測定装置10は、投光光学系20と受光光学系30とが、一対の被検レンズLの双方に対応して設けられ、光学特性算出部53が、一対の被検レンズLのそれぞれの光学特性値を算出し、特徴点検出部57が、一対の被検レンズLのそれぞれの特徴点Pfを検出し、特徴点特性抽出部58が、一対の被検レンズLのそれぞれの特徴点Pfの光学特性値を抽出する。そして、レンズ測定装置10は、誤差算出部61が、一対の被検レンズLのそれぞれの特徴点Pfの光学特性値の差分を相対プリズム誤差Epとし、光学特性出力部が、誤差判別部62による判別結果を出力する。このため、レンズ測定装置10は、任意の位置を特徴点Pfとして設定することで、その特徴点Pfでの相対プリズム誤差Epが許容範囲Lt内であるか否かを容易に把握させることができる。
レンズ測定装置10は、誤差判別部62が、特徴点Pfにおけるプリズム値と屈折力とに応じて異なる許容範囲Ltを用いる。このため、レンズ測定装置10は、特徴点Pfでの相対プリズム誤差Epが許容範囲Lt内であるか否かの判断を、プリズム値や屈折力に応じたものにでき、より適切なものにできる。
レンズ測定装置10は、特徴点特性抽出部58が、被検レンズLにおける測定光軸Lm上での光学特性値と処方箋の光学特性値との差分である光学特性ズレ量を求め、光学特性出力部が、その光学特性ズレ量を出力するものとしてもよい。この場合、レンズ測定装置10は、特徴点Pfの光学特性値に加えて光学特性ズレ量も把握させることができ、被検レンズLの評価の幅を広げることができる。
したがって、本開示に係るレンズ測定装置の一実施例としてのレンズ測定装置10では、被検レンズLにおける所定の特徴点Pfの光学特性値を把握させることができる。
以上、本開示のレンズ測定装置を実施例1に基づき説明してきたが、具体的な構成については実施例1に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
例えば、実施例1では、レンズ画像Irにおいて、被検レンズLの所定の領域に外形がギザギザなマッピング画像Imを重畳している(図5参照)。これは、測定光学系Omにおいて、ハルトマンプレート31の大きさ寸法により光学特性値を測定できる範囲が制限されることと、そのハルトマンプレート31に形成された多数の開口部31aの影響により光学特性値の測定範囲の外形が滑らかな曲線にならずにギザギザに表現されてしまうことと、による。そこで、マッピング形成部54は、ギザギザな外形を超えて、レンズ画像Irにおける被検レンズLに相当するレンズ領域の全体に亘り光学特性値の分布を示すマッピング画像Imを形成するものとしてもよい。この場合、マッピング形成部54は、レンズ画像Irにおける被検レンズLの外周縁Opを検出し、その外周縁Opの内方における測定光学系Omでの測定範囲の外側を否測定領域とし、測定による光学特性値の分布に基づいて否測定領域での光学特性値の分布を推定する。これにより、マッピング形成部54は、レンズ領域の全体に亘り光学特性値の分布を示すマッピング画像Imを形成でき、その推定した箇所を含むマッピング画像Imをレンズ画像Irに重畳することで、レンズ画像Irにおける被検レンズLの全域に亘り光学特性値の分布を示すことができる。
また、実施例1では、被検レンズLとして、眼鏡フレームFに固定された一対の枠入レンズLfを測定している。しかしながら、被検レンズLは、円形の未加工レンズや、眼鏡用に研削加工されたレンズであってもよく、実施例1の構成に限定されない。このような場合であっても、被検レンズLの特徴点Pfにおける光学特性値を示すことができる。また、実施例1のように眼鏡フレームFに固定された一対の枠入レンズLfを測定すれば、特徴点Pfでの相対プリズム誤差Epが許容範囲Lt内であるか否かを判別して、その判別結果を出力することができる。
さらに、実施例1では、撮像部14を、一対の投光光学系20の間に配置された単眼式デジタルカメラで構成する例を示している。しかしながら、撮像部14は、レンズ保持機構13に保持された被検レンズLを撮像できるものであれば、例えば複眼式のデジタルカメラを用いてもよく、複数の単眼式カメラを用いてもよく、それらで撮像した画像を合成してレンズ画像Irを生成してもよく、実施例1の構成に限定されない。また、撮像部14は、装置本体11の上側収容部11aに設けられていたが、レンズ保持機構13に保持された被検レンズLを撮像できるものであれば、レンズセット空間15を区画する壁面や、レンズ押え部材13aや、レンズテーブル13d等や、その他の位置に設けてもよく、実施例1の構成に限定されない。
実施例1では、光学特性出力部として表示部12を用いている。しかしながら、光学特性出力部は、少なくとも特徴点Pfの光学特性値を出力するものであれば、音声で出力する音声出力部や、印字する印刷部や、光学特性値をデータとして外部メモリやサーバーに出力するデータ出力部等でもよく、実施例1の構成に限定されない。
実施例1では、レンズ画像Irにマッピング画像Imを重畳させた重畳画像Isに、特徴点Pfの位置を示す特徴点指標mを重畳させている。しかしながら、レンズ画像Irに特徴点指標mを重畳させた重畳画像を光学特性出力部から出力してもよく、実施例1の構成に限定されない。
10 レンズ測定装置10 12 (光学特性出力部の一例としての)表示部 13c 鼻当支持部材 13d レンズテーブル 14 撮像部 20 投光光学系 30 受光光学系 31 (パターン板の一例としての)ハルトマンプレート 32 スクリーン 35 測定用受光素子 53 光学特性算出部 54 マッピング形成部 57 特徴点検出部 58 特徴点特性抽出部 61 誤差算出部 62 誤差判別部 Ep 相対プリズム誤差 F 眼鏡フレーム Imマッピング画像 Ir レンズ画像 L 被検レンズ Lt 許容範囲 m 特徴点指標 Np 鼻当て Op 外周縁 Pf 特徴点

Claims (10)

  1. 被検レンズに測定光を投光する投光光学系と、
    前記被検レンズを透過した前記測定光を受光する受光光学系と、
    前記受光光学系により受光された測定光に基づいて前記被検レンズの光学特性値を算出する光学特性算出部と、
    前記被検レンズにおける特徴点を検出する特徴点検出部と、
    前記光学特性算出部による算出結果から前記特徴点における光学特性値を抽出する特徴点特性抽出部と、
    前記特徴点特性抽出部が求めた前記特徴点の光学特性値を出力する光学特性出力部と、を備えることを特徴とするレンズ測定装置。
  2. 前記受光光学系は、前記被検レンズを通過した測定光を複数の分割測定光束に分離するパターン板と、前記パターン板で分離された複数の分割測定光束が投影されるスクリーンと、前記スクリーンを透過して複数の分割測定光束を受光する測定用受光素子と、を有し、
    前記特徴点特性抽出部は、前記パターン板における前記特徴点に対応する座標位置での光学特性値を求めることで、前記特徴点における光学特性値を抽出することを特徴とする請求項1に記載のレンズ測定装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のレンズ測定装置であって、
    さらに、前記被検レンズを撮像してレンズ画像を取得する撮像部を備え、
    前記光学特性出力部は、前記レンズ画像に前記特徴点を示す特徴点指標を重畳させて出力することを特徴とするレンズ測定装置。
  4. 請求項3に記載のレンズ測定装置であって、
    さらに、前記光学特性算出部で算出された光学特性値に基づいて前記被検レンズの光学特性値の分布を表すマッピング画像を形成するマッピング形成部を備え、
    前記光学特性出力部は、前記レンズ画像に前記特徴点指標と前記マッピング形成部をと重畳させて出力することを特徴とするレンズ測定装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のレンズ測定装置であって、
    さらに、前記被検レンズを撮像してレンズ画像を取得する撮像部を備え、
    前記特徴点検出部は、前記レンズ画像に基づいて前記被検レンズの外周縁を検出し、前記外周縁からの間隔に基づいて前記特徴点を検出することを特徴とするレンズ測定装置。
  6. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のレンズ測定装置であって、
    さらに、前記被検レンズを撮像してレンズ画像を取得する撮像部を備え、
    前記特徴点検出部は、前記レンズ画像に基づいて指標を検出し、前記指標の位置を前記特徴点とすることを特徴とするレンズ測定装置。
  7. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のレンズ測定装置であって、
    さらに、前記被検レンズが固定された眼鏡フレームの鼻当てを支持する鼻当支持部材と、前記鼻当支持部材に前記鼻当てが支持された前記眼鏡フレームが押し当てられるレンズテーブルと、を備え、
    前記特徴点検出部は、前記鼻当支持部材と前記レンズテーブルとの位置に基づいて前記特徴点を検出することを特徴とするレンズ測定装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のレンズ測定装置であって、
    さらに、眼鏡フレームに固定された一対の前記被検レンズの前記特徴点における光学特性値に基づいて相対プリズム誤差を求める誤差算出部と、
    前記相対プリズム誤差が許容範囲内であるか否かを判別する誤差判別部と、を備え、
    前記投光光学系と前記受光光学系とは、一対の前記被検レンズの双方に対応して設けられ、
    前記光学特性算出部は、一対の前記被検レンズのそれぞれの光学特性値を算出し、
    前記特徴点検出部は、一対の前記被検レンズのそれぞれの前記特徴点を検出し、
    前記特徴点特性抽出部は、一対の前記被検レンズのそれぞれの前記特徴点の光学特性値を抽出し、
    前記誤差算出部は、一対の前記被検レンズのそれぞれの前記特徴点の光学特性値の差分を前記相対プリズム誤差とし、
    前記光学特性出力部は、前記誤差判別部による判別結果を出力することを特徴とするレンズ測定装置。
  9. 前記誤差判別部は、前記特徴点におけるプリズム値と屈折力とに応じて異なる前記許容範囲を用いることを特徴とする請求項8に記載のレンズ測定装置。
  10. 前記特徴点特性抽出部は、前記特徴点の光学特性値と処方箋の光学特性値との差分である光学特性ズレ量を求め、
    前記光学特性出力部は、前記光学特性ズレ量を出力することを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載のレンズ測定装置。
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