JP2021088206A - 情報出力装置及び情報出力方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の室内にいる他者に察知されることなく、情報を出力する出力モードの切り替えを行うことができる情報提供装置及び情報提供方法を提供する。【解決手段】情報出力装置は、同乗者がいるか否かを判定し、ユーザとの間で独自に取り決められている第1行動をユーザが行ったか否かを判定する。マイクロコンピュータ10は、同乗者が存在し、且つユーザが第1行動を行った場合には、出力機器から提供情報を出力する出力モードを、同乗者がプライバシー情報を知覚することができない制限モードに変更する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報出力装置及び情報出力方法に関する。
例えば特許文献1には、ユーザに対するキャラクタの親密性がユーザの運転状態に応じて変化するように、親密度に基づいて決定された表現態様でキャラクタ情報を出力する運転支援システムが開示されている。この運転支援システムでは、画面上に表示される操作用の操作ボタンを選択することで、ユーザの嗜好などが反映されたキャラクタが登場するキャラクタモードと、非キャラクタモードとを切り替えることができる。
特許第5966121号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術によれば、モードの切り替えを行う際に、操作用の操作ボタンを操作する必要がある。車両の室内にユーザ以外の他者がいる状況にあっては、操作ボタンを操作する行動を他者に見られることで、出力モードの切り替えを行ったことを他者に察知されてしまう可能性がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両の室内にいる他者に察知されることなく、情報を出力する出力モードの切り替えを行うことができる情報提供装置及び情報提供方法を提供することである。
本発明の一態様に係る情報出力装置は、他者が車両の室内に存在し、且つユーザが第1行動を行った場合には、出力機器の出力モードを、他者がプライバシー情報を知覚することができない制限モードに変更する。
本発明によれば、車両の室内にいる他者に察知されることなく、情報を出力する出力モードの切り替えを行うことができる。
図1は、第1実施形態に係る情報出力装置の構成を模式的に示すブロック図である。 図2は、第1実施形態に係る情報出力装置の動作を示すフローチャートである。 図3は、ユーザと他者との関係を示す説明図である。 図4は、第2実施形態に係る情報出力装置の構成を模式的に示すブロック図である。 図5は、第2実施形態に係る情報出力装置の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図面の記載において同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
(第1実施形態)
図1を参照して、本実施形態に係る情報出力装置の構成を説明する。情報出力装置は、車両の室内に情報を出力し、ユーザに情報を提供する装置である。この情報出力装置は、ユーザとの対話を行うエージェント機能を備えた装置である。本明細書において、ユーザとは、情報出力装置(エージェント機能)を利用する者をいい、典型的には車両に乗車するドライバをいう。
情報出力装置は、マイクロコンピュータ10を主体に構成されている。また、情報出力装置は、キーID検出部21、ドアスイッチ22、車内カメラ23、マイク24、入力装置25、通信装置30、行動データベース(行動DB)31、スピーカ40及びディスプレイ41を備えている。
キーID検出部21は、ユーザが所有する電子キーとの間で無線通信を行うことで、電子キーのキーIDを検出する。キーID検出部21は、車両の室外又は車両の室内に設定された規定の通信範囲内に電子キーが存在する場合に、電子キーとの間で通信を行うことができる。キーID検出部21によって検出されたキーIDは、マイクロコンピュータ10に入力される。
ドアスイッチ22は、ドアの開閉を検知し、ドア開状態又はドア閉状態を示す所定のドア信号を出力する。ドアスイッチ22は、車両に設けられた複数のドアに対してそれぞれ設けられている。ドアスイッチ22から出力されるドア信号は、マイクロコンピュータ10に入力される。
車内カメラ23は、車両の室内を撮影し、撮影した画像データ(車内画像データ)を出力する。車内カメラ23は、車両の室内にいる乗員を撮影できるように、例えばルームミラーの近傍に配置されている。車内カメラ23から出力された車内画像データは、マイクロコンピュータ10に入力される。
マイク24は、ユーザが発する音声を集音し、音声信号を出力する。マイク24は、例えばステアリングホイールの近傍に配置されている。マイク24から出力された音声信号は、マイクロコンピュータ10に入力される。
入力装置25は、ユーザの操作を受け付け、操作に応じた操作信号を出力する。入力装置25は、ディスプレイ41上に配置されるタッチパネル、ディスプレイ41の周囲に配置される操作スイッチ、ステアリングホイールに搭載されるステアリングスイッチなどで構成される。入力装置25から出力された操作信号は、マイクロコンピュータ10に入力される。
通信装置30は、図示しないネットワークを介して外部装置との間で双方向通信を行う。例えば、通信装置30は、4G/LTEなどのモバイル通信機能を備えたデバイスであってもよいし、Wifi通信機能を備えたデバイスであってもよい。
行動DB31は、ユーザの行動を記録するデータベースである。行動DB31には、ユーザが行った過去の行動(行動履歴)が記録されている。行動履歴には、ユーザが車両で走行したときの目的地、経由地、出発地、経路などが含まれる。また、行動履歴には、エージェントとの会話内容、外部装置を利用した検索履歴、車両に搭載されたオーディオ再生機器の利用状況などが含まれる。
スピーカ40は、車両の室内に情報を音声出力する音声出力機器である(出力機器の一例)。例えば、スピーカ40は、運転席及び助手席に対応して配置された一対のフロントスピーカと、後席に対応して配置された一対のリアスピーカとで構成される。
ディスプレイ41は、車両の室内に情報を表示する表示機器である(出力機器の一例)。例えば、ディスプレイ41は、車両のインストルメントパネルに設けられている。
マイクロコンピュータ10は、情報処理装置を制御するコントローラである。マイクロコンピュータ10は、スピーカ40及びディスプレイ41を介して、ユーザに情報を提供する。
マイクロコンピュータ10は、CPU(中央処理装置)、メモリ、及び入出力部を備える汎用のマイクロコンピュータである。マイクロコンピュータには、情報出力装置として機能させるためのコンピュータプログラム(情報出力プログラム)がインストールされている。コンピュータプログラムを実行することにより、マイクロコンピュータは、情報出力装置が備える複数の情報処理回路として機能する。なお、本実施形態では、ソフトウェアによって情報出力装置が備える複数の情報処理回路を実現する例を示すが、もちろん、以下に示す各情報処理を実行するための専用のハードウェアを用意して、情報処理回路を構成することも可能である。また、複数の情報処理回路を個別のハードウェアにより構成してもよい。
マイクロコンピュータ10は、複数の情報処理回路として、ユーザ特定部11と、提供情報生成部12と、同乗者特定部13と、記憶部14と、行動判定部15と、切替判定部16と、出力制御部17とを備えている。
ユーザ特定部11は、車両に乗車しているユーザを特定する。
提供情報生成部12は、ユーザとの間で対話を行うエージェントであり、ユーザに提供する提供情報を生成する。提供情報生成部12は、マイク24から入力されるユーザの発話を認識し、ユーザの発話に応答するように提供情報を生成する。また、提供情報生成部12は、ユーザの発話に関わらず、提供情報を独自に生成することができる。提供情報を生成するにあたり、提供情報生成部12は、通信装置30を用いて外部装置と双方向通信を行い、外部装置から提供される情報に基づいて、提供情報を生成することができる。また、提供情報生成部12は、行動DB31に記憶されたデータに基づいて、提供情報を生成することができる。
例えば、提供情報生成部12は、ユーザから検索要求を受け付けると、通信装置30を用いて外部装置との間で通信を行う。提供情報生成部12は、外部装置によって提供される検索サービスを利用して検索結果を取得すると、この検索結果を提供情報として生成する。
また、提供情報生成部12は、車両に搭載されたオーディオ再生機器の利用状況(行動履歴の一例)から、ユーザの再生頻度が高い楽曲を特定する。そして、特定した楽曲を集めたプレイリストを作成し、プレイリストの再生をユーザに提案する情報を提供情報として生成する。
また、提供情報生成部12は、過去の目的地又は経由地、検索履歴、会話内容などの情報に基づいて、ユーザにとって興味がありそうな場所をお勧め場所として特定する。そして、提供情報生成部12は、車両の経路上又は経路の周囲にあるお勧め場所をユーザに提案する情報を提供情報として生成する。
このように、提供情報には、ユーザの行動履歴、及びその行動履歴から推定される趣味及び嗜好が反映されている。すなわち、提供情報には、ユーザのプライバシーに関するプライバシー情報が含まれる。ただし、提供情報は、プライバシー情報が常に含まれる必要はなく、プライバシー情報を含まない情報で構成されてもよい。提供情報生成部12によって生成される提供情報には、その情報にプライバシー情報が含まれるのか否かを示す情報種別フラグが含まれる。
同乗者特定部13は、同乗者(他者)を特定する。同乗者は、ユーザ以外の者であって、車両の室内にいる者をいう。
記憶部14には、第1行動を定義する情報が記憶されている。第1行動は、出力機器から提供情報を出力する出力モードを制限モードへと変更するためのトリガーとなる行動である。例えば、第1行動は、ディスプレイ41に表示される操作ボタン以外の部位(例えば、エージェントを模擬したキャラクタの口元)を指でタッチする行動である。また、第1行動は、ユーザのジェスチャであってもよい。ジェスチャとしては、ユーザの顔の前で人差し指を立てる行動、所定回数だけ連続して瞬きをする行動、片目だけ瞑る行動、ディスプレイ41を手で覆い隠す行動などが挙げられる。また、第1行動は、ユーザの発話であってもよい。発話としては、咳払い、操作を連想させない言葉の発声、暗号の発声などが挙げられる。
このように、第1行動は、出力モードを変更するというユーザの意図を同乗者に気付かれない行動、又は同乗者からは見えない行動である。すなわち、ユーザがとった行動に対して、他人が操作行為を想起することがない行動が、第1行動となる。また、第1行動は、ユーザのみが知り得え、同乗者に対して周知されていない行動である。第1行動は、ユーザとの間で独自に取り決められており、記憶部14に予め登録されている。
また、記憶部14には、第2行動を定義する情報が記憶されている。第2行動は、出力機器から提供情報を出力する出力モードを通常モードへと復帰するためのトリガーとなる行動である。第2行動は、第1行動と同様に、操作行為を想起することがない行動であってもよいが、このような条件を無視したいかなる行動であってもよい。また、第2行動は、第1行動と同じ行動であってもよいが、異なる行動であってもよい。第2行動は、記憶部14に予め記憶されている。
行動判定部15は、記憶部14に記憶されている情報を参照し、ユーザが第1行動を行ったか否かを判定する。また、行動判定部15は、記憶部14に記憶されている情報を参照し、ユーザが第2行動を行ったか否かを判定する。
切替判定部16は、同乗者特定部13の特定結果と、行動判定部15の判定結果とに基づいて、出力モードを決定する。出力モードは、スピーカ40及びディスプレイ41から提供情報を出力するモードであり、通常モード又は制限モードから選択される。
通常モードは、提供情報生成部12によって生成された提供情報を、提供情報の出力形態に従ってスピーカ40及びディスプレイ41から出力するモードである。出力モードは、通常、通常モードに設定されている。一方、制限モードは、提供情報生成部12によって生成された提供情報を、他者がプライバシー情報を知覚することができない形態で出力するモードである。
出力制御部17は、スピーカ40及びディスプレイ41に駆動信号を出力し、提供情報生成部12が生成した提供情報を出力する。出力制御部17は、切替判定部16によって選択された出力モードに従って、提供情報を出力する。
以下、図2を参照し、情報出力装置による一連の処理、すなわち、情報出力方法を説明する。図2に示すフローチャートは、マイクロコンピュータ10によって実行される。
まず、ステップS10において、ユーザ特定部11は、ユーザを特定する。ユーザ特定部11は、キーIDに対してユーザが紐付けられたデータを保有している。ユーザ特定部11は、キーID検出部21が検出したキーIDに基づいてユーザを特定する。
ユーザを特定する方法は、キーIDを用いる方法に限らない。ユーザの生体情報(指紋、顔など)を用いてユーザを特定してもよい。また、ドアスイッチ22から出力されるドア信号に基づいて、運転席への乗車する者を対象に、ユーザを特定してもよい。
ステップS11において、同乗者特定部13は、同乗者が存在するか否かを判定する。図3に示すように、同乗者は、ユーザP1以外の他者であって、車両の室内にいる者P21〜23をいう。同乗者特定部13は、周知の画像認識技術を用い、車内カメラ23から出力された車内画像データに基づいて、同乗者の存在を特定する。同乗者が存在しない場合には、ステップS11で否定判定され、ステップS12に進む。一方、同乗者が存在する合には、ステップS11で肯定判定され、ステップS13に進む。
なお、同乗者の特定方法は、車内カメラ23を用いる方法に限らない。例えば、シートベルトの装着を検知するベルトセンサのセンサ信号、又は座席への着座を検知する着座センサのセンサ信号を利用してもよい。
ステップS12において、切替判定部16は、出力モードを通常モードで継続する。通常モードが選択されている場合、出力制御部17は、提供情報生成部12によって生成された提供情報を、提供情報の出力形態に従って出力する。具体的には、出力制御部17は、提供情報が音声出力に対応する情報である場合には、スピーカ40から提供情報を音声出力する。また、出力制御部17は、提供情報が表示に対応する情報である場合には、ディスプレイ41に提供情報を表示する。
ステップS13において、行動判定部15は、ユーザの行動を監視する。ユーザの行動には、ユーザの動作及び発話が含まれる。行動判定部15は、車内カメラ23から出力される車内画像データに基づいて、ユーザの動作を監視する。また、行動判定部15は、マイク24から出力される音声信号に基づいて、ユーザの発話を監視する。
ステップS14において、行動判定部15は、ユーザによって第1行動が行われたか否かを判定する。ユーザが第1行動を行った場合には、ステップS14で肯定判定され、ステップS15に進む。一方、ユーザが第1行動を行っていない場合には、ステップS14で否定判定され、ステップS12に進む。
ステップS15において、切替判定部16は、出力モードを制限モードへと変更する。制限モードが選択されている場合、出力制御部17は、提供情報生成部12によって生成された提供情報を、制限された形態で出力する。制限モードにおける出力形態は、出力制御部17によって予め設定されており、出力制御部17は、以下に示す例のうち、いずれか1つの手法を用いて提供情報を出力する。
(制限モードにおける出力形態の第1例)
出力制御部17は、スピーカ40及びディスプレイ41の出力を停止する。
(制限モードにおける出力形態の第2例)
出力制御部17は、スピーカ40及びディスプレイ41の出力を停止せずに、プライバシー情報以外の代替情報を出力する。代替情報としては、例えばラジオ放送、テレビ方法、時事のニュースなどが挙げられる。
ステップS16において、行動判定部15は、ユーザによって第2行動が行われたか否かを判定する。ユーザが第2行動を行った場合には、ステップS16で肯定判定され、ステップS17に進む。一方、ユーザが第2行動を行っていない場合には、ステップS16で否定判定され、ステップS16に戻る。これにより、出力モードが制限モードである間、行動判定部15は、ユーザによって第2行動が行われたか否かを判定する。
ステップS17において、切替判定部16は、出力モードを通常モードへと復帰させる。
ステップS18において、切替判定部16は、車両の走行が終了するか否かを判定する。車両の走行終了は、イグニッションスイッチ(又はパワースイッチ)のオフから判断することができる。走行終了の場合には、ステップS18において肯定判定され、本処理を終了する。一方、走行が継続する場合には、ステップS18において否定判定され、ステップS11に戻る。
このように本実施形態において、情報出力装置のマイクロコンピュータ10は、ユーザ以外の他者が車両の室内に存在するか、すなわち、同乗者がいるか否かを判定し、ユーザとの間で独自に取り決められている第1行動をユーザが行ったか否かを判定する。マイクロコンピュータ10は、同乗者が存在し、且つユーザが第1行動を行った場合には、出力機器から提供情報を出力する出力モードを、同乗者がプライバシー情報を知覚することができない制限モードに変更する。
本実施形態に係る情報出力装置は、ユーザが第1行動を行うことで、出力モードが制限モードへと変更される。第1行動は、ユーザとの間で独自に取り決められているので、ユーザ以外の他者は、第1行動を知るよしもない。その結果、他者に察知されることなく出力モードの切り替えを行うことができる。
他者に察知されることなくモードの切り替えを行うことで、ユーザのプライバシー情報を安心して保護することができる。
同乗者が存在する場合には、車両の室内に出力される提供情報を同乗者が知り得る状況となってしまう。制限モードに変更された後は、同乗者がプライバシー情報を知覚することができないので、ユーザのプライバシー情報を適切に保護することができる。
本実施形態において、プライバシー情報は、ユーザの嗜好又は行動履歴に関する情報を含んでいる。
この構成によれば、嗜好又は行動履歴といったが同乗者に知られたくない情報を適切に保護することができる。
本実施形態において、第1行動は、ユーザのジェスチャを含んでいる。
この構成によれば、第1行動がユーザのジェスチャであるので、同乗者から見えない、又は同乗者が気付かない行動を第1行動とすることができる。これにより、同乗者から見えないように、又は同乗者から気付かれないように出力モードを変更することができる。また、ジェスチャは、ユーザとの間で独自に取り決められているので、同乗者がジェスチャに気付いたとしてもそれがどのような意図で行われたのかまでは認識することができない。その結果、他者に察知されることなく出力モードの切り替えを行うことができる。
本実施形態において、第1行動は、ユーザの発話を含んでいる。
この構成によれば、第1行動がユーザの発話であるので、同乗者が気付かない行動を第1行動とすることができる。これにより、同乗者に気付かれないように出力モードを変更することができる。また、発話は、ユーザとの間で独自に取り決められているので、同乗者がその発話に気付いたとしてもそれがどのような意図で行われたのかまでは認識することができない。その結果、他者に察知されることなく出力モードの切り替えを行うことができる。
本実施形態において、マイクロコンピュータ10は、プライバシー情報以外の代替情報を出力するモードを、制限モードとして設定している。
この構成によれば、プライバシー情報に代えて代替情報が出力されるので、他者からプライバシー情報を適切に保護することができる。
本実施形態において、マイクロコンピュータ10は、出力機器の出力を停止するモードを制限モードとして設定している。
この構成によれば、提供情報が出力されることがないので、他者からプライバシー情報を適切に保護することができる。
本実施形態において、マイクロコンピュータ10は、制限モードの間、予め定められた第2行動をユーザが行ったか否かを判定し、ユーザが第2行動を行った場合には、制限モードを中止する。
この構成によれば、ユーザの意思で、制限モードを中止することができる。
本実施形態において、第2行動は、ユーザのジェスチャを含んでいる。
この構成によれば、ユーザの行動がどのような意図で行われたのか、他人が把握し難くなる。その結果、他人に気付かれることなく、制限モードを中止することができる。
本実施形態において、第2行動は、ユーザの発話を含んでいる。
この構成によれば、ユーザの行動がどのような意図で行われたのか、他人が把握し難くなる。その結果、他人に気付かれることなく、制限モードを中止することができる。
(第2実施形態)
図4を参照し、第2実施形態に係る情報出力装置について説明する。以下、第1実施形態との相違点を中心に説明を行う。
情報出力装置は、第1の実施形態に示す構成に加え、着座センサ26をさらに備えている。
着座センサ26は、座席への着座を検知し、着座有又は着座無を示す所定の着座信号を出力する。着座センサ26は、車両に用意された複数の座席に対してそれぞれ設けられている。着座センサ26から出力される着座信号は、マイクロコンピュータ10に入力される。
また、本実施形態において、情報出力装置は、第1スピーカ42、第2スピーカ43、ディスプレイ44を備えている。
第1スピーカ42は、音声出力の指向性が車両の室内の全域に向けられた第1音声出力機器である(出力機器の一例)。例えば、第1スピーカ42は、運転席及び助手席に対応して配置された一対のフロントスピーカと、後席に対応して配置された一対のリアスピーカとで構成される。フロントスピーカとリアスピーカとが組み合わせられることで、音声出力の指向性を車両の室内の全域に向けて確保することができる。第1スピーカ42は、通常用いられるスピーカとして機能する。
第2スピーカ43は、音声出力の指向性がユーザのみに向けられた第2音声出力機器である(出力機器の一例)。例えば、第2スピーカ43は、運転席のヘッドレストに設けられたヘッドレストスピーカ、又は、車両に乗車したユーザが装着する首掛け型のスピーカ又はイヤホンなどである。
ディスプレイ44は、車両の室内に情報を表示する表示機器である。このディスプレイ44は、車両のインストルメントパネルに設けられている。ディスプレイ41は、運転席に着座するユーザと、助手席に着座する乗員とからそれぞれ視認することができる。一方で、運転席及び助手席の座席(シートバック)が影響し、リアシートに着座する同乗者からはディスプレイ41を直接視認することができない構成となっている。
ディスプレイ44は、切替可能な2つの表示モードを備えている。第1の表示モードは、表示の指向性が車両の室内の全域(運転席のユーザ及び助手席の同乗者)に向けられたモードである。一方、第2表示モードは、表示の指向性がユーザのみに向けられたモードである。この第2モードでは、助手席の乗員は、ディスプレイ44の表示を視認することができない。ディスプレイ44は、通常、第1表示モードで動作する。
マイクロコンピュータ10は、第1の実施形態に示す構成に加え、出力形態判定部18をさらに備えている。
出力形態判定部18は、提供情報生成部12によって生成される提供情報に基づいて、提供情報の出力形態を判定する。
本実施形態において、切替判定部16は、同乗者特定部13の特定結果と、行動判定部15の判定結果と、出力形態判定部18の判定結果とに基づいて、第1スピーカ42、第2スピーカ43及びディスプレイ44から提供情報を出力する出力モードを決定する。具体的には、切替判定部16は、出力モードを通常モードにするか、それとも制限モードにするかを決定する。
以下、図5を参照し、情報出力装置による一連の処理、すなわち、情報出力方法を説明する。図5に示すフローチャートは、マイクロコンピュータ10によって実行される。
まず、ステップS30において、ユーザ特定部11は、ユーザを特定する。
ステップS31において、同乗者特定部13は、同乗者が存在するか否かを判定する。同乗者が存在しない場合には、ステップS31で否定判定され、ステップS32に進む。一方、同乗者が存在する合には、ステップS31で肯定判定され、ステップS33に進む。
ステップS32において、切替判定部16は、出力モードを通常モードで継続する。通常モードが選択されている場合、出力制御部17は、提供情報生成部12によって生成された提供情報を、提供情報の出力形態に従って出力する。具体的には、出力制御部17は、提供情報が音声出力に対応する情報である場合には、第1スピーカ42から提供情報を出力する。また、出力制御部17は、提供情報が表示に対応する情報である場合には、ディスプレイ44を第1表示モードで動作させ、ディスプレイ44に提供情報を表示する。
ステップS33において、行動判定部15は、ユーザの行動を監視する。
ステップS34において、行動判定部15は、ユーザによって第1行動が行われたか否かを判定する。ユーザが第1行動を行った場合には、ステップS34で肯定判定され、ステップS35に進む。一方、ユーザが第1行動を行っていない場合には、ステップS34で否定判定され、ステップS32に進む。
ステップS35において、出力形態判定部18は、提供情報の出力形態を確認する。具体的には、出力形態判定部18は、提供情報が音声出力に対応する情報であるのか、それとも表示に対応する情報であるのかを確認する。
ステップS36において、出力形態判定部18は、提供情報の出力形態が音声出力であるか否かを判定する。提供情報の出力形態が音声出力である場合には、ステップS36で肯定判定され、ステップS37に進む。一方、提供情報の出力形態が音声出力ではない場合には、ステップS36で否定判定され、ステップS38に進む。
ステップS37において、切替判定部16は、出力モードを制限モードへと変更する。提供情報の出力形態が音声出力である場合、車両の室内にいる同乗者は、第1スピーカ42の音声出力を知覚可能な状況(知覚可能状況)にあると判定できる。そのため、ステップS37では、出力モードを制限モードへと変更する。
制限モードが選択されている場合、出力制御部17は、提供情報生成部12によって生成された提供情報を、制限された形態で出力する。制限モードにおける出力形態は、出力制御部17によって予め設定されており、出力制御部17は、以下に示す例のうち、いずれか1つの手法を用いて提供情報を出力する。
(制限モードにおける出力形態の第1例)
出力制御部17は、第1スピーカ42の出力を停止する。
(制限モードにおける出力形態の第2例)
出力制御部17は、第1スピーカ42の出力を停止せずに、プライバシー情報以外の代替情報を出力する。代替情報としては、例えばラジオ放送、時事のニュースなどが挙げられる。
(制限モードにおける出力形態の第3例)
出力制御部17は、第1スピーカ42の出力を停止し、第2スピーカ43から提供情報を出力する。
(制限モードにおける出力形態の第4例)
本実施形態において、ディスプレイ44は、後席の着座している同乗者からは視認することができない。また、第2表示モードで動作すれば、ディスプレイ44は、助手席の着座している同乗者からも視認することができない。切替判定部16は、同乗者の着座位置に基づいて、同乗者がディスプレイ44の表示を知覚可能か否かを判定する。同乗者がディスプレイ44の表示を知覚することができない場合、出力制御部17は、第1スピーカ42の出力を停止し、同乗者が知覚できない表示モードを用いてディスプレイ44から提供情報を出力する。なお、第4例に示す手法は、提供情報の出力形態が、音声出力及び表示の双方に対応している必要がある。
ステップS38において、同乗者特定部13は、同乗者の着座位置を確認する。同乗者特定部13は、着座センサ26からの着座信号に基づいて、同乗者の着座位置を確認する。なお、着座位置の確認方法は、着座センサ26を用いる方法に限らない。例えば、画像処理技術を用い、車内画像データに基づいて着座位置を確認してもよい。また、シートベルトの着用の有無を検知するシートベルトセンサを用いてもよい。
ステップS39において、切替判定部16は、同乗者は助手席か否かを判定する。すなわち、ステップS34の処理では、同乗者がディスプレイ44の表示を知覚可能な状況(知覚可能状況)であるか否か判定している。同乗者が助手席の場合、ステップS39において肯定判定され、ステップS40に進む。一方、同乗者が助手席でない場合には、ステップS39において否定判定され、ステップS32に進む。
ステップS40において、切替判定部16は、出力モードを制限モードへと変更する。制限モードが選択されている場合、出力制御部17は、提供情報生成部12によって生成された提供情報を、制限された形態で出力する。制限モードにおける出力形態は、出力制御部17によって予め設定されており、出力制御部17は、以下に示す例のうち、いずれか1つの手法を用いて提供情報を出力する。
(制限モードにおける出力形態の第1例)
出力制御部17は、ディスプレイ44の出力を停止する。
(制限モードにおける出力形態の第2例)
出力制御部17は、ディスプレイ44の出力を停止せずに、プライバシー情報以外の代替情報を出力する。代替情報としては、例えばテレビ放送、景勝地又は動物といった映像などが挙げられる。
(制限モードにおける出力形態の第3例)
出力制御部17は、ディスプレイ44の表示モードを、第1表示モードから第2表示モードへと変更する。
(制限モードにおける出力形態の第4例)
切替判定部16は、同乗者の着座位置に基づいて、同乗者が第2スピーカ43の音声出力を知覚可能か否かを判定する。同乗者が第2スピーカ43の音声出力を知覚することができない場合、出力制御部17は、ディスプレイ44からの出力を停止し、第2スピーカ43から提供情報を出力する。なお、第4例に示す手法は、提供情報の出力形態が、音声出力及び表示の双方に対応している必要がある。
ステップS41において、行動判定部15は、ユーザが第2行動を行ったか否かを判定する。ユーザが第2行動を行った場合には、ステップS41で肯定判定され、ステップS42に進む。一方、ユーザが第2行動を行っていない場合には、ステップS41で否定判定され、ステップS41に戻る。これにより、出力モードが制限モードである間、行動判定部15は、ユーザによって第2行動が行われたか否かを判定する。
ステップS42において、切替判定部16は、出力モードを通常モードへと復帰させる。
ステップS43において、切替判定部16は、車両の走行が終了するか否かを判定する。車両の走行の終了は、イグニッションスイッチ(又はパワースイッチ)のオフから判断することができる。車両の走行が終了する場合には、ステップS43において肯定判定され、本処理を終了する。一方、車両の走行を継続する場合には、ステップS43において否定判定され、ステップS31に戻る。
このように本実施形態において、マイクロコンピュータ10は、同乗者が出力機器の出力を知覚可能な知覚可能状況であるか否かを判定している。そして、マイクロコンピュータ10は、同乗者が存在し、且つ、ユーザが第1行動を行い、且つ、同乗者が知覚可能状況である場合に、出力モードを制限モードに変更している。
この構成によれば、同乗者が提供情報を知覚することができる状況に限り、出力モードが制限モードに変更される。これにより、ユーザに対してプライバシー情報が制限される状況を抑制しつつ、同乗者からプライバシー情報を適切に保護することができる。
また、本実施形態において、出力機器は、提供情報を音声出力する音声出力機器と、提供情報を表示する表示機器とを含む。マイクロコンピュータ10は、同乗者が表示機器の表示を知覚可能であることから知覚可能状況を判定した場合には、同乗者が音声出力機器の音声出力を知覚可能か否かを判定する。同乗者が音声出力機器の音声出力を知覚することができない場合、マイクロコンピュータ10は、音声出力機器から提供情報を出力するモードを制限モードとして設定する。あるいは、マイクロコンピュータ10は、同乗者が音声出力機器の音声出力を知覚可能であることから知覚可能状況を判定した場合には、同乗者が表示機器の表示を知覚可能か否かを判定する。同乗者が表示機器の表示を知覚することができない場合には、マイクロコンピュータ10は、表示機器から提供情報を出力するモードを制限モードとして設定する。
同乗者が提供情報を知覚することができる出力態様と、同乗者が提供情報を知覚することができない出力態様とを適切に切り替えることができる。これにより、ユーザに対してプライバシー情報が制限される状況を抑制しつつ、同乗者からプライバシー情報を適切に保護することができる。
また、本実施形態において、出力機器は、音声出力の指向性が車両の室内に向けられた第1音声出力機器と、音声出力の指向性がユーザに向けられた第2音声出力機器とを含む。マイクロコンピュータ10は、第2音声出力機器から提供情報を出力するモードを制限モードとして設定する。
指向性を有する第2音声出力機器へと変更することで、ユーザのみが提供情報を知覚することができる。これにより、ユーザに対してプライバシー情報が制限される状況を抑制しつつ、同乗者からプライバシー情報を適切に保護することができる。
また、本実施形態において、出力機器は、車両の室内に情報を表示する表示機器であり、表示の指向性が車両の室内に向けられた第1表示モードと、表示の指向性がユーザに向けられた第2表示モードを有している。マイクロコンピュータ10は、同乗者の着座位置を特定し、同乗者の着座位置が第1表示モードによる表示機器の表示を知覚可能な位置であることから知覚可能状況を判定した場合には、第2表示モードを制限モードとして設定する。
同乗者の着座位置によって、表示を見ることができたり、できなかったりする。そこで、同乗者の着座位置を考慮することで、ユーザに対してプライバシー情報が制限される状況を抑制しつつ、同乗者からプライバシー情報を適切に保護することができる。
なお、上述した実施形態では、音声出力の指向性を制御する方法として、第1音声出力機器と、第2音声出力機器とを利用している。しかしながら、第1音声出力機器のみを用いて、音場制御により音声出力の指向性を制御してもよい。
また、上述した各実施形態に係る情報出力方法は、上述した情報出力装置と対応する技術的特徴を備え、情報出力装置と同様の効果を奏する。
このように、本発明の実施形態を記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
10 マイクロコンピュータ
11 ユーザ特定部
12 提供情報生成部
13 同乗者特定部
14 記憶部
15 行動判定部
16 切替判定部
17 出力制御部
21 キーID検出部
22 ドアスイッチ
23 車内カメラ
24 マイク
25 入力装置
30 通信装置
31 行動DB
40 スピーカ
41 ディスプレイ
42 第1スピーカ
43 第2スピーカ
44 ディスプレイ

Claims (14)

  1. 車両に乗車しているユーザのプライバシーに関わるプライバシー情報を含む提供情報を、前記車両の室内に情報を出力する出力機器から出力するコントローラを有する情報出力装置において、
    前記コントローラは、
    前記ユーザ以外の他者が、前記車両の室内に存在するか否かを判定し、
    前記ユーザとの間で独自に取り決められている第1行動を、前記ユーザが行ったか否かを判定し、
    前記他者が前記車両の室内に存在し、且つ前記ユーザが前記第1行動を行った場合には、前記出力機器から前記提供情報を出力する出力モードを、前記他者が前記プライバシー情報を知覚することができない制限モードに変更する
    情報出力装置。
  2. 前記プライバシー情報は、前記ユーザの嗜好又は行動履歴に関する情報を含む
    請求項1記載の情報出力装置。
  3. 前記第1行動は、前記ユーザのジェスチャを含む
    請求項1又は2記載の情報出力装置。
  4. 前記第1行動は、前記ユーザの発話を含む
    請求項1から3のいずれか一項記載の情報出力装置。
  5. 前記コントローラは、
    前記他者が前記出力機器の出力を知覚可能な知覚可能状況であるか否かを判定し、
    前記他者が前記車両の室内に存在し、且つ、前記ユーザが前記第1行動を行い、且つ、前記他者が前記知覚可能状況である場合に、前記出力モードを前記制限モードに変更する
    請求項1から4のいずれか一項記載の情報出力装置。
  6. 前記出力機器は、前記提供情報を音声出力する音声出力機器と、前記提供情報を表示する表示機器とを含み、
    前記コントローラは、
    前記他者が前記表示機器の表示を知覚可能であることから前記知覚可能状況を判定した場合には、
    前記他者が前記音声出力機器の音声出力を知覚可能か否かを判定し、
    前記他者が前記音声出力機器の音声出力を知覚することができない場合には、前記音声出力機器から前記提供情報を出力するモードを前記制限モードとして設定し、
    前記コントローラは、
    前記他者が前記音声出力機器の音声出力を知覚可能であることから前記知覚可能状況を判定した場合には、
    前記他者が前記表示機器の表示を知覚可能か否かを判定し、
    前記他者が前記表示機器の表示を知覚することができない場合には、前記表示機器から前記提供情報を出力するモードを前記制限モードとして設定する
    請求項5記載の情報出力装置。
  7. 前記コントローラは、
    前記プライバシー情報以外の代替情報を出力するモードを、前記制限モードとして設定する
    請求項1から5のいずれか一項記載の情報出力装置。
  8. 前記出力機器は、音声出力の指向性が前記車両の室内に向けられた第1音声出力機器と、音声出力の指向性が前記ユーザに向けられた第2音声出力機器と、を含み、
    前記コントローラは、
    前記第2音声出力機器から前記提供情報を出力するモードを前記制限モードとして設定する
    請求項1から5のいずれか一項記載の情報出力装置。
  9. 前記出力機器は、前記車両の室内に情報を表示する表示機器であり、表示の指向性が前記車両の室内に向けられた第1表示モードと、表示の指向性が前記ユーザに向けられた第2表示モードを有し、
    前記コントローラは、
    前記他者の着座位置を特定し、
    前記他者の着座位置が前記第1表示モードによる前記表示機器の表示を知覚可能な位置であることから前記知覚可能状況を判定した場合には、前記第2表示モードを前記制限モードとして設定する
    請求項5記載の情報出力装置。
  10. 前記コントローラは、
    前記出力機器の出力を停止するモードを前記制限モードとして設定する
    請求項1から5のいずれか一項記載の情報出力装置。
  11. 前記コントローラは、
    前記制限モードの間、予め定められた第2行動を前記ユーザが行ったか否かを判定し、
    前記ユーザが前記第2行動を行った場合には、前記制限モードを中止する
    請求項1から10のいずれか一項記載の情報出力装置。
  12. 前記第2行動は、前記ユーザのジェスチャを含む
    請求項11記載の情報出力装置。
  13. 前記第2行動は、前記ユーザの発話を含む
    請求項11又は12記載の情報出力装置。
  14. 車両に乗車しているユーザのプライバシーに関わるプライバシー情報を含む提供情報を、前記車両の室内に情報を出力する出力機器から出力する情報出力方法において、
    前記ユーザ以外の他者が、前記車両の室内に存在するか否かを判定し、
    前記ユーザとの間で独自に取り決められている第1行動を、前記ユーザが行ったか否かを判定し、
    前記他者が前記車両の室内に存在し、且つ前記ユーザが前記第1行動を行った場合には、前記出力機器から前記提供情報を出力する出力モードを、前記他者が前記プライバシー情報を知覚することができない制限モードに変更する
    情報出力方法。
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