JP2011005883A - 車載装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】認証が必要となる様々な状況において、運転者の個人情報を他人に知られることなく認証可能な「車載装置」を提供すること。
【解決手段】車載装置は、運転者及び同乗者が視認可能なディスプレイを備えた第1の表示手段と、運転席以外の席に着座した同乗者には視認されず運転者にのみ視認可能な位置に設置された第2の表示手段と、同乗者の着座を検出する同乗者検出手段と、同乗者の着座情報を格納する記憶手段と、操作手段と、同乗者検出手段によって検出された情報を基に、ユーザの認証を必要とするときに、認証に必要な画面の表示先を第1の表示手段のディスプレイ又は第2の表示手段のディスプレイに切り替える制御手段とを備える。制御手段は、同乗者が存在すると判断し、かつ、ユーザの認証が必要と判定したときに、認証に必要な画面の表示先を第2の表示手段のディスプレイに切り替える。
【選択図】図5
【解決手段】車載装置は、運転者及び同乗者が視認可能なディスプレイを備えた第1の表示手段と、運転席以外の席に着座した同乗者には視認されず運転者にのみ視認可能な位置に設置された第2の表示手段と、同乗者の着座を検出する同乗者検出手段と、同乗者の着座情報を格納する記憶手段と、操作手段と、同乗者検出手段によって検出された情報を基に、ユーザの認証を必要とするときに、認証に必要な画面の表示先を第1の表示手段のディスプレイ又は第2の表示手段のディスプレイに切り替える制御手段とを備える。制御手段は、同乗者が存在すると判断し、かつ、ユーザの認証が必要と判定したときに、認証に必要な画面の表示先を第2の表示手段のディスプレイに切り替える。
【選択図】図5
Description
本発明は、車載装置に関し、特に、情報入力の際に個人情報の漏えいを防止することが可能な車載装置に関する。
近年、車両にはナビゲーション装置やオーディオ・ビデオ装置が搭載されたり、携帯端末を利用してネットワークを介し、他者と通話ができるようになってきている。これらの種々の機能を利用する際に、個人(車両のドライバ)の認証が必要になることがある。例えば、ナビゲーション装置の利用において目的地を個人情報から設定する場合には、パスワード等の認証を行った後に目的地リストが表示される。また、車両の盗難防止のために、エンジン始動時に運転者の認証が行われることもある。
このような認証を行う際に、同乗者がいる場合にパスワード等の入力内容が見られたり、操作の推測がされて、個人の情報が漏えいしてしまうおそれも増加してきている。
これに対し、特許文献1には、ドライバが操作入力するパスワードを他の人に知られることがなく認証を行うために、パスワードの入力画面をシートのヘッドレストで隠れる狭い範囲に表示させる技術が記載されている。
上記したような認証装置によって、運転者が操作入力するパスワードを他人に知られることを防止することが可能となる。
しかし、特許文献1に記載されている技術ではエンジン始動のための認証画面を対象としており、その場合にはパスワード等の個人情報を知られる心配は解消される。
しかし、例えば、ナビゲーション装置において個人的な情報を基に目的地を設定する場合には、次のような不都合が発生する。すなわち、ナビゲーションの各種の設定を行う一連の画面が表示される途中で、設定に個人的な情報を利用する際には、パスワード入力画面などの認証画面が表示される。同乗者がいる場合には、同乗者に認証画面に入力する情報を推測されてしまうおそれがある。また、認証画面の後に表示される情報には、運転者にとって他人に知られたくない情報が含まれている可能性もあるが、同乗者に認証画面の次に表示される画面には重要な個人情報が含まれているものと推測され、同乗者の注意を惹きつけてしまうおそれもある。
このような一連の画面を特許文献1に記載されているように運転者だけが見える狭い範囲に限定して表示すれば、同乗者に個人情報を見られることはないが、表示される範囲が狭いために認証画面以外のメニュー表示画面などもその狭い範囲に表示すると非常に見づらく非現実的である。
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑みなされたものであり、認証が必要となる様々な状況において、運転者の個人情報を他人に知られることなく認証可能な車載装置を提供することを目的とする。
上述した従来技術の課題を解決するため、本発明の一形態によれば、運転者及び同乗者が視認可能なディスプレイを備えた第1の表示手段と、前記第1の表示手段のディスプレイより小さなディスプレイを備え、運転席以外の席に着座した同乗者には視認されず運転者にのみ視認可能な位置に設置された第2の表示手段と、運転席以外の座席に設けられた加重センサにより同乗者の着座を検出する同乗者検出手段と、同乗者の着座情報を格納する記憶手段と、ユーザからの情報を入力する操作手段と、前記同乗者検出手段によって検出された情報を基に、前記ユーザの認証を必要とするときに、当該認証に必要な画面の表示先を前記第1の表示手段のディスプレイ又は前記第2の表示手段のディスプレイに切り替える制御手段と、を備えることを特徴とする車載装置が提供される。
この形態に係る車載装置において、前記制御手段は、前記同乗者検出手段により同乗者が存在すると判断し、かつ、ユーザの認証が必要と判定したときに、前記認証に必要な画面の表示先を前記第2の表示手段のディスプレイに切り替えるようにしてもよく、前記制御手段は、前記同乗者検出手段により同乗者がいないと判断したとき、前記認証に必要な画面の表示先を前記第1の表示手段のディスプレイに切り替えるようにしてもよく、前記制御手段は、前記同乗者検出手段により同乗者がいないと判断したとき、前記認証に必要な画面の表示先を前記第1の表示手段のディスプレイ及び前記第2の表示手段のディスプレイにするようにしてもよい。
また、この形態に係る車載装置において、前記第1の表示手段は、運転者及び同乗者が視認可能な位置である車室内のインストゥルメントパネルの中央部に配置され、前記第2の表示手段は、運転者だけが視認可能な位置であるスピードメータを表示する機器の一部に配置されるようにしてもよい。
本発明では、車載装置の表示画面をメインディスプレイ(第1の表示手段のディスプレイ)と運転者だけが見ることのできるサブディスプレイ(第2の表示手段のディスプレイ)を用意し、個人情報の認証を行う画面の表示が必要になったとき、同乗者がいる場合にはその認証画面をサブディスプレイに表示するようにしている。これにより、パスワード等の情報を同乗者に知られることがなくなり、パスワード入力後の個人情報を含む画面に同乗者の注意を惹くことを防止することが可能となる。
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る車載装置10の構成を概略的に示したものである。本実施形態では、本発明に係る車載装置10を車載用ナビゲーション装置の一部として組み込んだ場合の構成例を示している。
本実施形態に係る車載装置10は、図1に示すように、同乗者検出部1と、制御部2と、記憶部3と、入力情報処理部4と、出力情報処理部5と、操作部6と、第1出力部7と、第2出力部8とを備えている。
同乗者検出部1は、同乗者が車両にいるか否かを検出し、同乗者検出結果を制御部2に通知する。例えば、助手席のシートに加重センサによるシートセンサを設けて、同乗者が着座したことを検出する。
入力情報処理部4は、操作部6からの使用者による入力情報の内容を解析し、その結果を制御部2へ通知する。入力情報としては、例えば、ナビゲーション画面であれば目的地の入力などであり、オーディオ操作画面であれば所望の楽曲の選択などである。
第1出力部7は、例えば、LCD(液晶ディスプレイ)等を備えた表示装置を備え、表示装置は、運転席及び助手席から表示画面を見ることができるように車室内のインストゥルメントパネルのほぼ中間位置に設置されている。この表示画面には、ナビゲーション機能が動作しているときには、ナビゲーションに係る案内情報(自車の現在位置の周囲の地図、出発地から目的地までの誘導経路等)が表示される。また、オーディオ・ビデオ機能が動作しているときには楽曲等の情報が表示される。
第2出力部8は、液晶ディスプレイ等を備えた表示装置を備え、その表示装置はスピードメータの下部等、運転者にはよく見えるが他の同乗者には見づらい場所に設置されている。
操作部6は、ユーザが指示した情報を入力するためのものであり、例えば、センターコンソールに設置された回転式JOYノブが使用される。また、リモコン送信機の形態を有し、ディスプレイ装置の画面上の各種メニュー、各種項目等を選択したり、選択したメニュー等を実行させるための各種操作ボタン、ジョイスティックなどを備えたものであってもよい。さらに、第1出力部7の表示画面にタッチパネルが設けられているときは、そのタッチパネルは操作部6として機能する。
出力情報処理部5は、制御部2からの指示に基づき、画面に出力する情報を第1出力部7又は第2出力部8のいずれかに出力する。
記憶部3は、その記憶媒体として、例えばHDDを使用し、同乗者検出結果などの情報が保存される。
制御部2は、例えば、マイクロコンピュータ等により構成され、車室内に同乗者がいるかいないかを判定し、同乗者がいるときにはパスワード入力等の認証画面を運転者にしか見えない画面に表示するように制御する処理を行う。また、制御部2は、ナビゲーションに係る種々の処理(GPS受信機の出力から自車の現在位置を検出したり、自立航法センサの出力から自車の方位や走行速度を検出したり、地図データベースを参照して設定された探索条件で自車の現在位置から目的地までの誘導経路を探索するなど)を制御する機能も有している。
図2は、本実施形態の車載装置10をナビゲーション装置の一部として組み込んだ場合の車室内におけるメインディスプレイ21、サブディスプレイ22、ナビゲーション装置本体23、シートセンサ24及び回転式JOYノブ25の配置の一例を記載している。
メインディスプレイ21は、インストゥルメントパネルのほぼ中央に配置され、運転者及び助手席の同乗者又はその他の同乗者から視認可能な位置に設けられている。サブディスプレイ22は、スピードメータ等が表示される機器の一部、例えば下方に配置され、運転者からは視認可能であるが、同乗者からは見づらく、着座している同乗者からは見えない位置に設けられている。
ナビゲーション装置本体23は、センターコンソール内部に配置されている。シートセンサ24は、加重センサを備え、助手席に設置されている。回転式JOYノブ25は、センターコンソールのシフトレバーに隣接し、運転者が操作しやすい位置に配置されている。回転式JOYノブ25は、ノブを回転させることにより、ディスプレイに表示されているカーソルをノブと同一方向に移動させるようになっている。また、ノブの押下によってカーソルがさしている項目を選択することが可能となっている。
このように構成された車載装置10において、運転者はナビゲーション装置本体23の機能を使用する際には、通常、メインディスプレイ21を見ながら回転式JOYノブ25を用いて画面操作を行う。ナビゲーション機能の設定処理の際には、個人の認証が必要な場合があり、その場合には、パスワード入力画面が表示される。通常は、このパスワード入力画面もメインディスプレイ21に表示され、回転式JOYノブ25を用いて操作を行う。
本実施形態では、同乗者が座席(助手席)に着座すると、シートセンサ24が同乗者を検出し、同乗者が着座している旨の同乗者状態情報をナビゲーション装置23の制御部2へ通知する。そして、通知された同乗者状態情報が記憶部3に一時保存される。
同乗者が助手席に着座している状態で運転者がパスワード入力画面を表示する場合には、パスワード入力画面の表示をメインディスプレイ21ではなくサブディスプレイ22に切り替える。これにより、パスワード入力画面を同乗者の視界に入らないようにしている。
以下に、本実施形態にかかる車載機器10において行う、個人情報漏えいを防止する処理について図3から図5を参照しながら説明する。
図3は、メインディスプレイ21に表示される各種メニュー画面の一例を示している。図3(a)は、ナビゲーション機能の設定処理における目的地設定選択画面32であり、住所キー33aと個人メモリキー33bのいずれかを選択するようになっている。目的地をナビゲーション装置が予め所有する住所から設定する場合は、住所キー33aを選択し、個人的にある知人の住所や電話番号などを登録した情報を用いて設定する場合には、個人メモリ33bを選択する。
住所キー33aが選択されたときは、個人特有の情報の使用ではないため、重要情報ではなく、個人の認証の必要がないと判断される。よって、図示はしていないが、住所の一覧がメインディスプレイ21に表示される。
一方、個人メモリキー33bが選択されると、重要情報であると判断され、個人の認識を行うための認証画面が表示される。
図3(b)は、認証画面の一例としてパスワード入力画面34を示している。このような個人情報を必要とする画面は、他人によって盗み見られる状況でなければ、メインディスプレイ21に表示されてパスワードの入力処理が行われる。パスワード入力後、パスワードが認証されると、図3(c)に示すような個人のメモリに格納された情報が個人メモリ情報表示画面37に表示される。図3(c)の個人メモリ情報表示画面では、選択キー38a〜38dに、氏名、住所、電話番号等が表示されている。これらの選択キー38a〜38dのいずれかを選択することにより、その情報に含まれている住所を基に目的地が設定される。
メインディスプレイ21は上記したように車室内のインストゥルメントパネルのほぼ中央に配置されるため、運転者だけではなく同乗者にも容易に見ることができる。従って、メニュー画面の遷移状況も見られ、パスワード入力画面になったことも認識される。
パスワードの入力そのものの情報は表示されない場合であっても、その後に表示される画面には個人にとって重要な情報であると認識され、パスワード入力後の画面を注意深く見るような意志が働くこともあり得る。そして、個人にとって他人に知られたくない情報が見られてしまうことになりかねない。
これに対して、本実施形態では、個人情報を漏えいさせない処理として、(1)同乗者がいるときに認証画面をメインディスプレイ21に表示しないでサブディスプレイ22に表示するとともに、(2)認証画面における処理を悟られないようにする処理、を行い、パスワード入力情報の漏えいを防止し、パスワード入力画面後の画面への注意の惹きつけを防止している。
同乗者がいるときに、パスワード入力画面の表示をする必要があるときには、そのパスワード入力画面をメインディスプレイ21ではなく、運転者にしか見ることのできない位置に設置されたサブディスプレイ22に表示するようにする。
このサブディスプレイ22が表示される表示装置は、例えば、スピードメータが表示される装置の下部に設ける。この位置は、同乗者が助手席に着座しているときには覗きこまない限り見えない位置になっている。
図4は、スピードメータ表示部41の一例を示しており、スピードメータの下方にサブディスプレイ22を備えている。このサブディスプレイ22は、運転者には容易に視認可能であるが、助手席に着座した同乗者や他の席に着座した同乗者からは見ることの困難な位置に設置されている。
パスワード入力画面をメインディスプレイ21に表示する場合とサブディスプレイ22に表示する場合では、画面のサイズが異なるために、同一形態の内容を表示できない場合にはパスワード入力形態を変えるようにしてもよい。例えば、メインディスプレイ21では図3(b)に示すようにパスワード入力画面34の数字キー36を4行3列の形式で表示して、選択された数字をパスワード入力領域35にパスワードを表示するようにし、サブディスプレイ22では図4のようにパスワード入力画面42の数字キー43を横一列に表示するように、表示態様を変えて表示する。
なお、パスワード入力画面42をサブディスプレイ22に表示したとしても、運転者がパスワードを入力する時間を考慮すると、画面遷移を注目している同乗者は時間がかかっていることからパスワードを入力しているものと判断されかねない。そのため、パスワード入力画面42をサブディスプレイ22に表示してパスワードの漏えいを防止できたとしても、その後に表示される個人情報が含まれている画面に注意を向けられてしまう。
これを防止するためにパスワードの入力を容易にするようにしている。例えば、認証機能付イグニッションキーを用いてエンジンが始動されたり、既にエンジン始動時のパスワード入力等により、運転者本人であることが保証されたときには、認証画面のパスワード入力画面におけるパスワードが自動的に入力されるようにしておく。運転者はそのパスワードの情報を確認するだけにするようにしておき、パスワードの入力における時間を短縮するようにする。
また、サブディスプレイ22にパスワード入力画面42が表示されているときに、メインディスプレイ21にダミーの画面、例えばパスワード入力後に表示される項目内容と同一の項目が含まれた架空の情報が記載された画面を表示するようにしてもよい。実際の画面は、パスワード入力後にメインディスプレイ21に表示されるが、同一の項目内容の画面が切り替わるようにして表示されることにより、その画面に個人情報が含まれていることを同乗者から察知されることを防止することが可能となる。
次に、本実施形態に係る車載装置10の制御部2において行う個人情報漏えい防止処理について、図5のフローチャートを参照しながら説明する。なお、本実施形態では、メインディスプレイ21にメニュー画面が表示されているものとする。
まず、最初のステップS11では、メインディスプレイ21の次に表示される画面がパスワード入力画面か否かを判定する。パスワード入力画面か否か判定は、図3(a)に示すように、個人情報を利用する処理(個人メモリキーの選択)が選択されたか否かによって判定する。パスワード入力画面である場合はステップS12に移行し、パスワード入力画面でない場合は、本処理は終了する。
次のステップS12では、同乗者がいるか否かを判定する。助手席にシートスイッチ24を設けておき、同乗者が助手席に座ったときにシートスイッチ24がオンになり同乗者がいることを判定する。同乗者がいるときはステップS13に移行し、同乗者がいないときはステップS17に移行する。
次のステップS13は、同乗者がいるときの画面表示処理であり、パスワード入力画面をメインディスプレイ21ではなくサブディスプレイ22に表示させるようにする。
次のステップS14において、サブディスプレイ22に表示されているパスワード入力画面に対して、運転者がパスワードを入力する。パスワードの入力は、センターコンソールに設置されている回転式JOYノブ25を用いて入力する。
なお、このサブディスプレイ22において運転者がパスワードを入力する代わりに、既に運転者本人の認証が済んでいる場合には、パスワードを表示して例えば確認ボタン等により確認するだけにするようにしてもよい。また、パスワード入力中に、メインディスプレイ21に、パスワード認証後の表示画面と同一の項目を有したダミーの画面を表示するようにしてもよい。
次のステップS15において、入力されたパスワードが合っているか否かの認証を行う。入力されたパスワードがあっていればステップS16に移行し、パスワードが合っていなければステップS14に戻り、再びパスワードの入力を促す。
なお、入力したパスワードが予め決められた回数以内で認証されなければ、運転者本人による操作ではないと判定して画面は初期状態に戻すようにしてもよい。
次のステップS16において、個人情報画面をメインディスプレイ21に表示する。ここで表示される画面は、例えば、図3(c)に示すような画面である。
一方、ステップS12において、同乗者がいないと判定された場合にはステップS17に移行し、パスワード入力画面をメインディスプレイ21に表示する。パスワード入力画面がメインディスプレイ21に表示された場合には、パスワードの入力を回転式JOYノブ25を用いて設定してもよいし、メインディスプレイ21にタッチパネルが設けられているときは、ディスプレイを直接操作してパスワードを入力するようにしてもよい。
なお、同乗者がいないと判定された場合には、パスワード入力画面をメインディスプレイ21に表示するとともに、サブディスプレイ22に表示するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態における車載装置では、車載装置の表示画面をメインディスプレイ21と運転者だけが見ることのできるサブディスプレイ22を用意し、個人情報の認証を行う画面の表示が必要になったとき、同乗者がいる場合にはその認証画面をサブディスプレイ22に表示するようにしている。これにより、パスワード等の情報を同乗者に知られることがなくなり、パスワード入力後の個人情報を含む画面に同乗者の注意を惹くことを防止することが可能となる。
なお、本実施形態では、助手席に設けたシートセンサ24によって同乗者が着座したか否かを判定して同乗者の検出を行っているが、これに限らず、例えば、車内にカメラを設置して同乗者の存在を検出するようにしてもよい。
また、操作部として回転式JOYノブ25を使用した例を用いて説明したが、これに限らず、例えばステアリングスイッチを使用してディスプレイに表示されたメニューを選択したり、パスワードを入力したりするようにしてもよい。
また、本実施形態では、ナビゲーションの目的地の設定を例にとって説明したが、これに限らず、認証画面が必要となる状況であれば適用可能である。例えば、携帯電話を介して通話先を呼び出す際に、認証画面をサブディスプレイに表示させるようにして、同乗者に対して電話番号が表示される画面に注意を惹きつけないようにすることが可能である。
1…同乗者検出部、
2…制御部、
3…記憶部、
4…入力情報処理部、
5…出力情報処理部、
6…操作部、
7…第1出力部、
8…第2出力部、
10…車載装置、
21…メインディスプレイ、
22…サブディスプレイ、
23…ナビゲーション装置、
24…シートセンサ、
25…回転式JOYノブ、
32、37…メニュー画面、
34、42…パスワード入力画面。
2…制御部、
3…記憶部、
4…入力情報処理部、
5…出力情報処理部、
6…操作部、
7…第1出力部、
8…第2出力部、
10…車載装置、
21…メインディスプレイ、
22…サブディスプレイ、
23…ナビゲーション装置、
24…シートセンサ、
25…回転式JOYノブ、
32、37…メニュー画面、
34、42…パスワード入力画面。
Claims (5)
- 運転者及び同乗者が視認可能なディスプレイを備えた第1の表示手段と、
前記第1の表示手段のディスプレイより小さなディスプレイを備え、運転席以外の席に着座した同乗者には視認されず運転者にのみ視認可能な位置に設置された第2の表示手段と、
運転席以外の座席に設けられた加重センサにより同乗者の着座を検出する同乗者検出手段と、
同乗者の着座情報を格納する記憶手段と、
ユーザからの情報を入力する操作手段と、
前記同乗者検出手段によって検出された情報を基に、前記ユーザの認証を必要とするときに、当該認証に必要な画面の表示先を前記第1の表示手段のディスプレイ又は前記第2の表示手段のディスプレイに切り替える制御手段と、
を備えることを特徴とする車載装置。 - 前記制御手段は、前記同乗者検出手段により同乗者が存在すると判断し、かつ、ユーザの認証が必要と判定したときに、前記認証に必要な画面の表示先を前記第2の表示手段のディスプレイに切り替えることを特徴とする請求項1に記載の車載装置。
- 前記制御手段は、前記同乗者検出手段により同乗者がいないと判断したとき、前記認証に必要な画面の表示先を前記第1の表示手段のディスプレイに切り替えることを特徴とする請求項2に記載の車載装置。
- 前記制御手段は、前記同乗者検出手段により同乗者がいないと判断したとき、前記認証に必要な画面の表示先を前記第1の表示手段のディスプレイ及び前記第2の表示手段のディスプレイにすることを特徴とする請求項2に記載の車載装置。
- 前記第1の表示手段は、運転者及び同乗者が視認可能な位置である車室内のインストゥルメントパネルの中央部に配置され、前記第2の表示手段は、運転者だけが視認可能な位置であるスピードメータを表示する機器の一部に配置されることを特徴とする請求項1に記載の車載装置。
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