JP2021087203A - 表示装置、およびプログラム - Google Patents

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昭宏 香月
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Abstract

【課題】 複数のプロジェクタを一括して操作したい場合と、それぞれのプロジェクタを個別に操作したい場合と、を容易に切り替えて操作可能な表示装置を提供すること。【解決手段】 他の表示装置とともに表示システムを構成することが可能な表示装置であって、外部の操作装置から識別情報を含む操作指示を受信する受信手段と、前記表示装置に設定識別情報を設定する設定手段と、前記受信手段により受信した前記識別情報が前記表示装置に設定された前記設定識別情報と一致した場合、前記操作指示に基づいて前記表示装置を制御し、前記受信手段により受信した前記識別情報が前記表示装置に設定された前記設定識別情報と一致しない場合、前記操作指示に基づいて前記表示装置を制御しない制御手段と、を有し、前記設定手段は、前記設定識別情報を複数設定可能であることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、表示装置、およびプログラムに関する。
近年、複数のプロジェクタによる投写画像を連結してより大きな画像を表示するマルチ投写や、投写画像を重ねて表示するスタック投写が提案されている。これらの投写において、リモコンを用いて複数のプロジェクタを一括して操作したいとき、リモコンからの操作信号を複数のプロジェクタのそれぞれが受信することができない場合があり、正確に操作することが困難であった。特許文献1には、リモコン信号を受信した場合、他装置へリモコン信号を送信する技術が開示されている。
特開2011−133602号公報
特許文献1の構成を用いることにより、複数のプロジェクタを一括で操作することが可能となる。しかしながら、前述の特許文献1の構成では、複数のプロジェクタを一括して操作したい場合と、それぞれのプロジェクタを個別に操作したい場合と、を容易に切り替えて操作することが難しい。
本発明は、複数のプロジェクタを一括して操作したい場合と、それぞれのプロジェクタを個別に操作したい場合と、を容易に切り替えて操作可能な表示装置、およびプログラムを提供する。
本発明の表示装置は、他の表示装置とともに表示システムを構成することが可能な表示装置であって、外部の操作装置から識別情報を含む操作指示を受信する受信手段と、前記表示装置に設定識別情報を設定する設定手段と、前記受信手段により受信した前記識別情報が前記表示装置に設定された前記設定識別情報と一致した場合、前記操作指示に基づいて前記表示装置を制御し、前記受信手段により受信した前記識別情報が前記表示装置に設定された前記設定識別情報と一致しない場合、前記操作指示に基づいて前記表示装置を制御しない制御手段と、を有し、前記設定手段は、前記設定識別情報を複数設定可能であることを特徴とする。
本発明によれば、複数のプロジェクタを一括して操作したい場合と、それぞれのプロジェクタを個別に操作したい場合と、を容易に切り替えて操作可能な表示装置、およびプログラムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る表示装置の一例であるマルチプロジェクタのブロック図。 従来のマルチ表示システム概略構成図。 従来のマルチ表示システム概略構成図。 本発明の実施例1に関する概略構成図。 本発明の実施例1に関する概略構成図。 本発明の実施例1に関する設定識別情報と表示されるメニューの一例。 本発明の実施例1に関する設定識別情報を設定する際の処理フロー図。 本発明の実施例1に関する設定識別情報の設定メニューの一例。 本発明の実施例1に関する操作指示を受信した際の処理フロー図。 本発明の実施例1に関するメニュー表示項目の一例。 本発明の実施例1に関するメニュー表示項目の一例。 本発明の実施例2に関する概略構成図。 本発明の実施例2に関する操作指示を受信した際の処理フロー図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る表示装置の一例であるプロジェクタ100のブロック図である。プロジェクタ100は、CPU(制御手段)110、ROM111、RAM112、操作部113、通信部193、画像入力部130、および画像処理部140を有する。また、プロジェクタ100は、パネル制御部150、光変調素子151R、151G、151B、光源制御部160、光源161、色分離部162、色合成部163、光学系制御部170、および投影光学系171を有する。光変調素子は、透過型液晶パネル、反射型液晶パネルやデジタルマイクロミラーデバイス等である。
CPU110は、操作部113や通信部193から入力された制御信号を受信し、プロジェクタ100の各動作ブロックを制御する。ROM111は不揮発性メモリなどで、CPU110の処理手順を記述した制御プログラムを記憶する。RAM112は、ワークメモリとして一時的に制御プログラムやデータを格納する。
操作部113は、例えばスイッチ、ダイヤル、又はタッチパネルなどからなり、ユーザの指示を受け付け、CPU110に指示信号を送信する。また、操作部113は、リモートコントローラー(操作装置、以下リモコンともいう)からの信号を受信し、受信した信号に基づいて所定の指示信号をCPU110に送信してもよい。
通信部193は、例えば、無線LAN、有線LAN、USB、Bluetooth(登録商標)、又は赤外線通信などで外部装置からの制御信号、および静止画データや動画データなどを送受信する。画像入力部130の端子が例えばHDMI(登録商標)端子であれば、その端子を介してCEC通信を行ってもよい。ここで、外部装置は、プロジェクタ100と通信を行うことができるものであればよく、例えば、パーソナルコンピュータ、カメラ、携帯電話、スマートフォン、ハードディスクレコーダ、ゲーム機、又はリモートコントローラーなどである。
画像処理部(画像生成手段)140は、画像入力部130から受信した映像信号に対して処理を施し、処理後の映像信号をパネル制御部150に送信する。画像処理部140は、フレーム間引き処理、フレーム補間処理、解像度変換(スケーリング)処理、および歪み補正処理(キーストン補正処理)などの処理を実行することが可能である。また、画像処理部140は、画像入力部130から受信した映像信号以外にも、CPU110によって再生された画像や映像に対して処理を施すこともできる。さらに、プロジェクタをユーザに操作させるため設定項目を複数含むメニュー画像を生成し、処理した画像や映像に重畳した映像信号を生成することもできる。
パネル制御部150は、画像処理部140で処理を施された映像信号に基づいて、光変調素子151R、151G、151Bの画素を制御して、光変調素子151R、151G、151Bの変調率を調整する。光変調素子151Rは、光源161から出力された光から色分離部162により分離した赤色(R)、緑色(G)、および青色(B)の光のうち、赤色の光の変調率を調整する。同様に光変調素子151Gは、緑色(G)の光の変調率を調整し、光変調素子151Bは、青色(B)の光の変調率を調整する。
光源制御部160は、光源161のオン/オフを制御したり、光源161の明るさを制御したりする。光源161は、例えばレーザー、LEDハロゲンランプ、キセノンランプ、又は高圧水銀ランプなどであり、不図示のスクリーンに画像を投影するための光を出力する。色分離部162は、例えば、ダイクロイックミラーやプリズムなどからなり、光源161から出力された光を、赤色(R)、緑色(G)、および青色(B)の光に分離する。なお、光源161として各色に対応するレーザーやLEDなどを使用する場合、色分離部162は不要である。色合成部163は、例えばダイクロイックミラーやプリズムなどからなり、それぞれの光変調素子151R、151G、151Bにより変調された赤色(R)、緑色(G)、および青色(B)の光を合成する。色合成部163により合成された光は、投影光学系171に導かれ、スクリーンに投影される。スクリーンには、画像処理部140から入力された映像信号に対応する画像が表示される。
光学系制御部170は、投影光学系171を制御する。投影光学系171は、複数のレンズおよびレンズ駆動用のアクチュエータからなり、色合成部163から出力された合成光をスクリーンに投影する。投影光学系171は、レンズをアクチュエータにより駆動することで、スクリーンに投影された画像の拡大、縮小、又は焦点調整などを行うことができる。
なお、CPU110は、ROM111に記憶されたプログラムによって、画像処理部140、パネル制御部150、光源制御部160、又は光学系制御部170と同様の処理を実行してもよい。
[実施例1]
図2乃至11を参照して、本発明の実施例1について説明する。
図2、図3は、従来の複数のプロジェクタ101、102、103を用いた所謂マルチ表示システムを示している概略構成図である。プロジェクタ101,102は、プロジェクタ100と同様の構成を有する。
それぞれのプロジェクタ101、102、103は、リモコン200からの情報を取得可能であり、ユーザはリモコン200を操作することによって操作指示をそれぞれのプロジェクタに送信し、それぞれのプロジェクタを操作することができる。
リモコン200は、赤外線通信によりプロジェクタ101、102、103に対して識別子(識別情報、以下IDともいう)を含んだ操作指示(操作信号)を送信する。識別子は、リモコン200に任意に設定することができる。また、プロジェクタも操作指示を受け付ける識別子(設定識別情報、以下設定IDともいう)を任意に設定することができる。
図2は、それぞれのプロジェクタに互いに異なる設定IDを設定した例を示している。プロジェクタ101は、操作指示を受け付ける設定IDが「1」、プロジェクタ102は、操作指示を受け付ける設定IDが「2」、プロジェクタ103は、操作指示を受け付ける設定IDが「3」に設定されている。
このとき、ID:1に設定されたリモコン200から操作指示を送信した場合について説明する。プロジェクタ101は操作信号を受信すると、受信したIDと設定IDが一致するか否かを確認する。この場合、一致するため、その操作指示に基づいて処理を実行する。一方、設定IDが「2」に設定されているプロジェクタ102、「3」に設定されているプロジェクタ103は、ID:1に設定されたリモコン200からの操作信号を受信しても、受信したIDと設定IDが異なっているため、その操作指示の処理は実行しない。設定IDが「2」に設定されているプロジェクタ102を操作したい場合、リモコン200をID:2に設定する。同様に、設定IDが「3」に設定されているプロジェクタ103を操作したい場合、リモコン200をID:3に設定する。
このようにプロジェクタの設定IDを互いに異なる設定IDに設定することで、リモコン200から送信信号に含まれるIDを変更することで、任意のプロジェクタを操作することができる。
図3は、それぞれのプロジェクタに同一の設定IDを設定した例を示している。プロジェクタ101、102、103は、それぞれ操作指示を受け付ける設定IDが「1」に設定されている。このとき、ID:1に設定されたリモコン200から操作指示を送信した場合、それぞれのプロジェクタは操作信号を受信すると、受信したIDと設定IDが一致するか否かを確認する。この場合、一致するため、その操作指示に基づいて処理を実行する。
このようにプロジェクタの設定IDを同一の設定IDに設定することで、リモコン200から、プロジェクタ101、102、103を一括で操作することができる。
しかしながら、従来、プロジェクタの設定IDは、1つのIDしか設定することができなかった。従って、複数のプロジェクタを一括で操作したい場合、複数のプロジェクタの設定IDを同一のIDに設定し、任意のプロジェクタを個別に操作したい場合、複数のプロジェクタの設定IDを互いに異なるように設定する、など、ID設定の操作が煩雑になっていた。
そこで、本実施例においては、プロジェクタの設定IDを複数設定可能としている。図4は、本実施例の複数のプロジェクタ101、102、103を用いたマルチ投射システムを示している概略図である。
本実施例において、設定IDとして、プロジェクタ101は「1」および「4」、プロジェクタ102は「2」および「4」、プロジェクタ103は「3」および「4」が設定されている。
リモコン200をID:1に設定することで、プロジェクタ101に対してのみ操作指示を行うことができる。同様に、リモコン200をID:2に設定することで、プロジェクタ102に対してのみ操作指示、リモコン200をID:3に設定することで、プロジェクタ103に対してのみ操作指示、を行うことができる。
また、リモコン200をID:4に設定することで、プロジェクタ101、102、103を一括で操作指示を行うことができる。
図4では設定IDを2つ設定していたが、図5に示すように設定IDとして、プロジェクタ101は「1」、「4」および「6」、プロジェクタ102は「2」、「4」および「5」、プロジェクタ103は「3」、「5」および「6」と3つ以上設定してもよい。図5のように設定されている場合、リモコン200をID:4に設定することで、プロジェクタ101、102を一括で操作指示を行うことができる。同様に、リモコン200をID:5に設定することで、プロジェクタ102、103を一括で、リモコン200をID:6に設定することで、プロジェクタ101、103を一括で、操作指示を行うことができる。
図4、図5に示したように、プロジェクタに複数の設定IDを設定可能とすることで、リモコン200のIDを設定するだけで、プロジェクタ個別の操作する場合、複数台のプロジェクタを一括で操作する場合、とを容易に切り替えて行うことができる。
図2乃至5において、リモコン200は赤外線通信により複数のプロジェクタ101,102、103に対して操作指示を送信しているが、本発明はこれに限定されない。リモコン200は、IDと操作指示に関する情報を含む通信情報を多数の装置に対して送信可能であれば、異なる通信方法を使用してもよい。
また、図6に示すように設定IDに対して表示するメニューを設定(変更)できるようにしてもよい。プロジェクタを個別で操作する際に表示されるメニューの項目と、複数台のプロジェクタを操作する際に表示されるメニューの項目は必ずしも同一である必要はない。例えば、個別操作と複数操作で表示されるメニューの項目を変えることにより、それぞれの操作時にメニューの項目へのアクセスが容易に(操作手順、操作回数が少なく)なり、利便性を向上させることができる。
図7は、プロジェクタに複数の設定IDを設定する際の処理フローを示す図である。本処理フローは、コンピュータとしてCPU(設定手段)110がコンピュータプログラムに従って実行する。
ステップS101では、設定IDを設定する操作信号(操作指示)の有無を確認する。操作信号があった場合、ステップS102に遷移し、操作信号が無い場合、ステップS101へ戻る。
ステップS102では、図8に示すような設定IDを設定するための設定画面を表示し、設定IDをユーザに設定させる。図8には一例として、設定ID:1と設定ID:4の2つが設定されている場合を示している。ユーザは、リモコン200、又は、プロジェクタ本体の操作パネルに配されている、矢印、+、−などの釦を操作することにより、設定IDを設定することができる。ユーザから設定の完了指示を受け付けると、設定された設定IDをROM111に記憶し、ステップS103へ遷移する。なお、本実施例においては、3つの設定IDを設定可能な例を示したが、これに限定されず、設定可能な設定IDの数は複数設定できればよい。
ステップS104では、図6に示すような設定画面を表示し、ユーザに、設定した設定ID毎に、個別操作に適したメニュー表示、マルチ操作に適したメニュー表示、を関連付ける設定を行い、処理フローを終了する。
以上、説明したフローにより、プロジェクタに複数の設定IDを設定することができる。
次に、図9は、プロジェクタが操作指示を受信した際の処理フローを示す図である。本処理フローは、コンピュータとしてCPU(制御手段)110がコンピュータプログラムに従って実行する。
ステップS201では、リモコン200から送信された操作信号を受信したか否かを確認する。操作信号を受信した場合、ステップS202へ遷移し、受信していない場合、ステップS201に戻る。
ステップS202では、受信した操作信号に含まれるIDとプロジェクタに設定されている複数の設定IDを比較し、一致しているか否かを確認する。一致している場合、ステップS203へ遷移し、一致していない場合、処理フローを終了する。
ステップS203では、最後に受信したIDと一致しているか否かを確認する。一致している場合、ステップS210へ遷移し、一致していない場合、ステップS204へ遷移する。
ステップS204では、直前に表示していたメニュー項目とそのときの設定ID(記憶識別情報)をROM111に記憶することで、直前に表示されていたメニューの表示項目位置(表示情報)を設定IDに関連付けて記憶し、ステップS205へ遷移する。
ステップS205では、メニュー表示していたか否かを確認する。メニュー表示をしていた場合、ステップS210へ遷移する。メニュー表示をしていない場合、ステップS206へ遷移する。
ステップS206では、表示されているメニューを非表示にし、ステップS207へ遷移する。
ステップS207では、受信した操作指示がメニュー表示の指示か否かを確認する。メニュー表示の指示の場合、ステップS208へ遷移する。メニュー表示の指示ではない場合、ステップS210へ遷移する。
ステップS208では、受信したIDと関連付いたメニューの表示項目位置をROM111から読み出し、ステップS209へ遷移する。
ステップS209では、ステップS208で確認した表示項目位置のメニューを表示し、処理フローを終了する。
ステップS210では、受信した操作信号に含まれる操作情報に従って処理を実行し、処理不フローを終了する。
このようなフローで処理を行うことで、操作信号を受信した際、受信したIDと設定IDが一致した場合に、操作信号に従って処理を実行することができる。また、IDと直前のメニュー表示の状態を記憶することで、受信したIDに合わせてメニュー表示を切り替えることが可能となり、切り替えた際のメニュー表示もユーザの意図したように切り替えることが可能となる。
ただし、プロジェクタを追加した場合や、入れ替えた場合には図10(a)に示すように表示されるメニューの表示項目がプロジェクタごとに代わってしまうことがある。その際には、各プロジェクタに対してメニュー表示項目のリセットをユーザが指示し、各プロジェクタがメニュー表示項目のリセット指示に従ってリセット処理を行うことで図10(b)のように共通のメニュー表示項目とすることができる。
図10(a)において表示項目グループ(タブ)としてAおよびBが表示されている際に、メニュー表示項目のリセットをグループ(タブ)Aとなるように図10(b)に示している。このとき、それぞれのプロジェクタと相互通信可能なリモコンを用いて、それぞれのプロジェクタの表示項目位置(項目、タブ、グループ)を取得し、多く表示されている位置をリセット先としてもよい。また、各プロジェクタの中でマスターとなるプロジェクタを決めておき、マスターのメニュー表示項目位置を取得して、マスターのメニュー表示項目位置をリセット先としてもよい。
また、メニュー表示される項目を設定してもよい。ID毎に、図11に示すように表示される項目の表示又は非表示を選択することで、ID毎に表示されるメニューの表示項目を設定したり、複数の表示・非表示の組み合わせを予めROM111に記憶させておき、その中から選択してもよい。
このとき、それぞれのプロジェクタが相互に通信可能な場合、IDに関連付いたメニューの表示項目の表示・非表示の設定を他のプロジェクタへ送信し、他のプロジェクタに同じID設定が設定されている場合、同様の表示・非表示設定となるようにしてもよい。また、プロジェクタとリモコンが相互通信可能な場合には、特定のプロジェクタの設定IDに関連付いた表示・非表示設定を取得し、取得した設定IDと表示・非表示設定を他のプロジェクタへと送信してもよい。
以上説明したように、本実施例の構成によれば、プロジェクタに複数の設定IDを設定することができる。従って、リモコンのIDを適宜設定することで、複数のプロジェクタを一括して操作したい場合と、それぞれのプロジェクタを個別に操作したい場合と、を容易に切り替えて操作可能な表示装置を提供できる。
[実施例2]
以下、図12、図13を参照して、本発明の2実施例2について説明する。
図12は、本実施例の概略構成図であり、プロジェクタ101、102、103を用いた所謂マルチ表示システムを示している。実施例1との相違点は、プロジェクタ101、102、103は互いに通信可能であること、プロジェクタ101、102は近接して設置されており、プロジェクタ103はプロジェクタ101、102とは離れて設置されていることである。
このとき、リモコン200からの操作信号を、プロジェクタ101、102は受信できるが、プロジェクタ103は操作信号を受信することができないことがある。図12は、その様子を示しており、リモコン200にID:4を設定し、操作信号を送信しているが、プロジェクタ101、102は操作信号を受信できているが、プロジェクタ103は操作信号を受信できていない。
このとき、操作信号を受信したプロジェクタから、受信した操作信号を通信部193により送信することで、プロジェクタ101、102、103を操作することができる。
図13は、プロジェクタを一括で操作する際の処理フローを示す図である。本処理フローは、コンピュータとしてCPU110がコンピュータプログラムに従って実行する。
ステップ301では、リモコン200から送信された操作信号、又は、通信部193を介して他のプロジェクタから送信された操作信号、を受信したか否かを確認する。操作信号を受信した場合、ステップS302へ遷移し、受信していない場合、ステップS301に戻る。
ステップS302では、受信した操作信号がリモコン200からの操作信号か、通信部193を介した操作信号か、を確認する。リモコン200からの操作信号の場合、ステップS303へ遷移する。通信部193を介した操作信号の場合、ステップS304へ遷移する。
ステップS303では、受信した操作信号にプロジェクタ間の通信であることを示す情報を付加し、通信部193を介して他のプロジェクタへ送信する。
ステップS304では、受信した操作信号に含まれるIDとプロジェクタに設定されている複数の設定IDを比較し、一致しているか否かを確認する。一致している場合、ステップS305へ遷移し、一致していない場合、処理フローを終了する。
ステップS305では、受信した操作信号が既に処理されたか否かを、ROM111又はRAM112に受信した操作信号が処理済みである情報に基づいて確認する。既に処理された操作信号の場合、処理フローを終了する。処理されていない操作信号の場合、ステップS306へ遷移する。
ステップS306では、受信した操作信号に含まれる操作情報に従って処理を実行し、受信した操作信号が処理済みであることをROM111又はRAM112に記憶し、処理フローを終了する。
処理済みであるか否かの確認は、リモコン200から送信される操作信号に、リモコン200からの操作信号であることを特定する情報を含ませ、操作信号を特定する情報を記憶し、処理済みかどうか判断してもよい。
以上説明したように、本実施例の構成によれば、プロジェクタに複数の設定IDを設定することができる。また、複数のプロジェクタ間でリモコンからの操作信号を送受信可能な構成であるため、少なくとも1台がリモコンからの操作信号を受信することで、複数のプロジェクタの操作が可能となる。従って、リモコンのIDを適宜設定することで、複数のプロジェクタを一括して操作したい場合と、それぞれのプロジェクタを個別に操作したい場合と、を容易に切り替えて操作可能な表示装置を提供できる。
[その他の実施例]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、表示装置として、プロジェクタを用いて説明したが、直視型の表示装置にも適用可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態及び実施例について説明したが、本発明はこれらの実施形態及び実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の組合せ、変形及び変更が可能である。
100 プロジェクタ
110 CPU(設定手段、制御手段)
113 操作部(受信手段)

Claims (11)

  1. 他の表示装置とともに表示システムを構成することが可能な表示装置であって、
    外部の操作装置から識別情報を含む操作指示を受信する受信手段と、
    前記表示装置に設定識別情報を設定する設定手段と、
    前記受信手段により受信した前記識別情報が前記表示装置に設定された前記設定識別情報と一致した場合、前記操作指示に基づいて前記表示装置を制御し、
    前記受信手段により受信した前記識別情報が前記表示装置に設定された前記設定識別情報と一致しない場合、前記操作指示に基づいて前記表示装置を制御しない制御手段と、
    を有し、
    前記設定手段は、前記設定識別情報を複数設定可能であることを特徴とする表示装置。
  2. 前記設定手段は、前記設定識別情報として、前記表示装置を制御する第1の設定識別情報と、前記表示装置と前記他の表示装置を一括で制御するための第2の設定識別情報と、を設定可能であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 複数の設定項目を含むメニュー画像を生成する画像生成手段を有し、
    前記画像生成手段は、前記外部の操作装置から受信した前記識別情報に応じて、メニュー画像を生成することを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記設定手段は、設定された前記設定識別情報ごとに複数の前記設定項目のそれぞれを表示するか否かを設定し、
    前記画像生成手段は、複数の前記設定項目のそれぞれを表示するか否かの設定に基づいて、前記メニュー画像を生成することを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記画像生成手段は、メニュー画像として少なくとも、複数の前記設定項目のうち第1の設定項目を含む第1のメニュー画像と第1の設定項目と異なる第2の設定項目を含む第2のメニュー画像を生成することを特徴とする請求項3または4に記載の表示装置。
  6. 前記識別情報を記憶する記憶手段を有し、
    前記制御手段は、前記記憶手段に、前記操作指示に対応するメニュー画像として前記第1のメニュー画像と前記第2のメニュー画像の何れを表示していたかを示す表示情報を前記識別情報に関連づけて記憶させ、
    前記受信手段により受信した前記識別情報に関連づけられた前記表示情報を前記記憶手段から取得し、該表示情報に基づいて前記メニュー画像を表示することを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記他の表示装置と通信可能な通信手段を有し、
    前記制御手段は、前記外部の操作装置から受信した前記識別情報を含む操作指示を前記通信手段により前記他の表示装置に送信することを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の表示装置。
  8. 前記制御手段は、前記受信手段または前記通信手段により受信した前記識別情報が前記表示装置に設定された前記設定識別情報と一致した場合、前記操作指示に基づいて前記表示装置を制御し、
    前記受信手段または前記通信手段により受信した前記識別情報が前記表示装置に設定された前記設定識別情報と一致しない場合、前記操作指示に基づいて前記表示装置を制御しないことを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
  9. 他の表示装置とともにマルチ表示システムを構成することが可能な表示装置の制御方法であって、
    外部の操作装置から識別情報を含む操作指示を受信する受信ステップと、
    前記表示装置に設定識別情報を設定する設定ステップと、
    前記受信ステップにより受信した前記識別情報が前記表示装置に設定された前記設定識別情報と一致した場合、前記操作指示に基づいて前記表示装置を制御し、
    前記受信ステップにより受信した前記識別情報が前記表示装置に設定された前記設定識別情報と一致しない場合、前記操作指示に基づいて前記表示装置を制御しない制御ステップと、
    を有し、
    前記設定ステップは、前記設定識別情報を複数設定可能であることを特徴とする制御方法。
  10. 請求項9に記載の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  11. 複数の表示装置を含むマルチ表示システムであって、前記複数の表示装置のそれぞれは、請求項1乃至8の何れか一項に記載の表示装置であることを特徴とするマルチ表示システム。
JP2019217574A 2019-11-29 2019-11-29 表示装置、およびプログラム Pending JP2021087203A (ja)

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