JP2021085627A - 循環式穀物乾燥機における穀物の循環・排出制御装置 - Google Patents
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Abstract
Description
穀物を貯留する貯留部と、該貯留部から流下する穀物に対して乾燥風を送給して穀物の乾燥を行う乾燥部と、該乾燥部の下方から排出された穀物を揚穀して前記貯留部の上部に還流させる揚穀部と、穀物を前記貯留部に還流させる循環位置と穀物を機外排出する排出位置とに切り換える切換手段と、を備えた循環式穀物乾燥機において、
前記循環式穀物乾燥機は、穀物の乾燥が終了して、該乾燥後の穀物を機外に排出するに際し、前記乾燥後の穀物を前記乾燥部の下方から機外に排出しながら同時に、新たに乾燥させる乾燥前の穀物を前記貯留部の上方から投入する操作を行うものであって、
前記貯留部には、該貯留部に貯留された穀物の貯留量を検出するレベルセンサと、該貯留部に貯留された穀物が前記貯留部を流下するときの流下速度を検出する流下速度検出センサと、が設けられ、
前記乾燥部には、前記レベルセンサの検出情報と前記流下速度検出センサの検出情報とに基づき、前記乾燥後の穀物と前記乾燥前の穀物との境界を探索するとともに、この境界が所定位置に到達したときに、前記乾燥前の穀物が機外排出されないよう、前記切換手段を排出位置から循環位置への切り換え制御を実行する制御手段を備えたことを特徴とする循環式穀物乾燥機における穀物の循環・排出制御装置とした。
なお、このようなレベルセンサ17に限らず、貯留部2内の上下方向における任意の箇所で穀物の有無を検知することができるものであればよい。例えば、貯留部2内の上部に設置し、穀物の貯留量を監視できるものとして、マイクロ波を穀物の堆積層に照射し、マイクロ波が穀物の堆積層で反射して、反射パルスが再びセンサに受信されるまでの往復伝播時間を測定してレベルを検知するといった、マイクロ波レベル計などを採用してもよい。そのほか、周知のレベルセンサを採用することができるが、ここでは説明を省略する。
これにより、穀物の流下速度を検出したいときは、開閉シャッタ24を開放して貯留部2内の穀物を上開口部23aから筒状部材23内に取り入れた後、開閉シャッタ24を閉鎖して測定を開始する。つまり、開閉シャッタ24が閉鎖されているため、新たな穀物が流入しないが、筒状部材23内に取り入れられた穀物は下開口部23bから流出する。このとき、筒状部材23内の穀物は、貯留部2内の穀物と同スピードで下方に流下することとなり、レベル計26,27,28の検知タイミングを知ることで筒状部材23内の流下速度が算出され、これを利用して貯留部2内の穀物の流下速度も把握することができる。
制御部50は、各種の操作スイッチが設けられた操作盤51や循環式穀物乾燥機1の各部に配設したセンサ類からの検出情報などを受けて所定の演算処理により、バーナ10の燃焼量の制御や、穀物を機内循環させるか機外排出するかを切り換える切換弁14の制御や、循環流量を変更するようロータリーバルブ11の回転数の制御などを行う。
本発明では、特開2019−148381号公報の段落0037に記載のような循環式穀物乾燥機の使用方法を想定している。すなわち、投入1巡目において約17%の水分状態まで水分値が低下した半乾籾HM(図4参照)を機外へ排出するに際し、乾燥部3下方から揚穀部4、排出用シュート16を介して排出しながら、同時に、投入2巡目において新たに乾燥させる生籾NM(図4参照)を貯留部2上方から半乾籾HMの上に重ねて投入するようにしている。
(1)投入する生籾NMの水分が、半乾籾HMの水分より高い場合は、水分が高い生籾が機外排出されないように、境界Kがロータリーバルブ11,11を必ず越えることがない(必ず通り過ぎない)よう、早めの推定時間Tに設定する。
(2)投入する生籾NMの水分が、半乾籾HMの水分より低い場合は、しっかり乾燥を行って次工程での仕上げ乾燥が不要となるように、境界Kがロータリーバルブ11,11を越える程度に、遅めの推定時間Tに設定する。
(3)投入する生籾NMの水分が、半乾籾HMの水分と同程度の場合は、高水分側への水分のバラツキを考慮し、安全面を考えて(1)と同じような推定時間Tの設定をする。
(4)乾燥条件(原料、品種、初期水分、仕上げ水分、流下速度、推定時間T)は、記憶手段61に記憶しておき、流下速度検出センサ22が故障した場合は記憶したデータに基づいて切換弁14の制御を行う。
2 貯留部
3 乾燥部
4 揚穀部
5 多孔状隔壁
6 穀物流下路
7 熱風室
8 機壁
9 排風室
10 バーナ
11 ロータリーバルブ
12 集穀ホッパ
13 スクリューコンベア
14 切換弁
15 循環用シュート
16 排出用シュート
17 レベルセンサ
18 錘
19 ロープ
20 電動機
21 リフト計
22 流下速度検出センサ
23 筒状部材
23a 上開口部
23b 下開口部
24 開閉シャッタ
25 エアシリンダ
26 レベル計
27 レベル計
28 レベル計
29 生籾投入管
50 制御部
51 操作盤
52 水分検出手段
53 外気温度検出手段
54 熱風温度検出手段
55 バルブモータ
56 搬送系駆動モータ
57 切換弁駆動モータ
58 バーナ燃焼系出力
59 吸引ファンモータ
60 表示部
61 記憶手段
Claims (4)
- 穀物を貯留する貯留部と、該貯留部から流下する穀物に対して乾燥風を送給して穀物の乾燥を行う乾燥部と、該乾燥部の下方から排出された穀物を揚穀して前記貯留部の上部に還流させる揚穀部と、穀物を前記貯留部に還流させる循環位置と穀物を機外排出する排出位置とに切り換える切換手段と、を備えた循環式穀物乾燥機において、
前記循環式穀物乾燥機は、穀物の乾燥が終了して、該乾燥後の穀物を機外に排出するに際し、前記乾燥後の穀物を前記乾燥部の下方から機外に排出しながら同時に、新たに乾燥させる乾燥前の穀物を前記貯留部の上方から投入する操作を行うものであって、
前記貯留部には、該貯留部に貯留された穀物の貯留量を検出するレベルセンサと、該貯留部に貯留された穀物が貯留部を流下するときの流下速度を検出する流下速度検出センサと、が設けられ、
前記乾燥部には、前記レベルセンサの検出情報と前記流下速度検出センサの検出情報とに基づき、前記乾燥後の穀物と前記乾燥前の穀物との境界を探索するとともに、この境界が所定位置に到達したときに、前記乾燥前の穀物が機外排出されないよう、前記切換手段を排出位置から循環位置への切り換え制御を実行する制御手段を備えたことを特徴とする循環式穀物乾燥機における穀物の循環・排出制御装置。 - 前記レベルセンサは、錘と、該錘を吊り上げるロープと、前記錘の巻き上げを行う電動機と、前記錘のレベルを検知するリフト計と、を備えてなる巻き取り式レベルセンサであることを特徴とする請求項1記載の循環式穀物乾燥機における穀物の循環・排出制御装置。
- 前記レベルセンサは、マイクロ波を穀物の堆積層に照射し、該マイクロ波が穀物の堆積層で反射して反射パルスが再度センサに受信されるまでの往復伝播時間を測定してレベルを検知する構成のマイクロ波レベルセンサであることを特徴とする請求項1記載の循環式穀物乾燥機における穀物の循環・排出制御装置。
- 前記流下速度検出センサは、前記貯留部内に堆積した穀物を取り入れて流下速度を検出する筒状部材と、該筒状部材上部の開口部を開閉する開閉シャッタと、該開閉シャッタを開閉駆動するエアシリンダと、前記筒状部材内の複数箇所に設けられた穀物のレベルを検知するレベル計と、を備えて構成されるセンサであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の循環式穀物乾燥機における穀物の循環・排出制御装置。
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