JP2021083563A - 検査用アクセサリを有する内視鏡、及び、内視鏡の検査用アクセサリ - Google Patents

検査用アクセサリを有する内視鏡、及び、内視鏡の検査用アクセサリ Download PDF

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Abstract

【課題】安価で追従性の高い内視鏡検査用アクセサリ及び操作セットを提供する。【解決手段】内視鏡検査用アクセサリ2Aは、遠位の端部キャップ11、操作セットに接続されている締結構成要素14A、可撓性シャフト30A、遠位の端部キャップ及び可撓性シャフト内に取り付けられている対物光学セット10、可撓性シャフト内に配置されて遠位の端部キャップに接続されている屈曲機構20、並びに、可撓性シャフトにスリーブ接続されており、遠位の端部キャップ及び締結構成要素にそれぞれ強固に接続されている2つの対向する端を有するシース40を有する。可撓性シャフトは、伸縮式、可撓性及び中空であり、締結構成要素に接続されている第1の端、及び、可撓性シャフトの第1の端とは反対側の、遠位の端部キャップに接続されている第2の端を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、医療機器に関し、より詳細には、ヒトの身体内に円滑に挿入できる検査用アクセサリを有する内視鏡に関する。
内視鏡は、胃カメラ検査、結腸内視鏡検査、腎盂鏡等に広く適用されている。内視鏡は、検査のためにヒトの身体内に侵入する医療機器である。
図11を参照する。結腸内視鏡検査に適用される従来の内視鏡70は、内視鏡アクセサリ71及び操作セット72を有する。内視鏡アクセサリ71は、対物光学セット711、屈曲機構712、複数の屈曲角形成ワイヤ713、伝導チューブ714及び中実のシャフト715を有する。対物光学セット711、屈曲機構712、複数の屈曲角形成ワイヤ713及び伝導チューブ714は、中実のシャフト715内に封入される。中実のシャフト715は屈曲するのが困難である。操作セット72は、処理ユニット、ワイヤ操作ユニット721及び視認デバイス722を有する。
図12を参照する。中実のシャフト715が大腸60に侵入して大腸60に従って屈曲すると、中実のシャフト715の屈曲した部分において複合的な力が形成され、腸60に向かって作用する。中実のシャフト715の屈曲した部分において形成される複合的な力は、中実のシャフト715の屈曲した部分を大腸60に対して当接させる。大腸60に対して当接する中実のシャフト715の屈曲した部分は、結腸内視鏡による穿孔を引き起こす可能性がある。
図12を参照する。大腸60は、4つの湾曲した部分61、62、63、64を有する。したがって、結腸内視鏡による穿孔は、中実のシャフト715が4つの湾曲した部分61、62、63、64を通るときに、腸60の4つの湾曲した部分61、62、63、64において生じる可能性がある。結腸内視鏡による穿孔は、結腸内視鏡後の1000分の3〜1000分の5の範囲で発生する。
その結果、中実のシャフト715を有する従来の内視鏡70は、操作するのが難しく、大腸60の結腸内視鏡による穿孔又は他の臓器の壁の穿孔を引き起こす可能性が高い。このため、内視鏡をヒトの身体内で円滑に動かし続けるとともにきちんと屈曲させる方法が、重大な課題である。
さらに、従来の内視鏡70は高価すぎるため使い捨てではない。一方、中実のシャフト715内に封入される対物光学セット711、屈曲機構712、複数の屈曲角形成ワイヤ713及び伝導チューブ714は、標準的な消毒手順によって消毒するのが難しく、最も厳密な消毒手順を行っても、消毒された内視鏡が無菌であることを保証できない。このため、細菌又はウイルスの汚染によって引き起こされる合併症のリスクが依然として存在する。したがって、内視鏡検査中に細菌又はウイルスの汚染によって引き起こされる合併症を予防する方法が、別の重大な課題である。
従来の内視鏡の欠点を克服するために、本発明は、上述した問題を軽減するか又は取り除くための検査用アクセサリを有する内視鏡を提供する。
米国特許第7,442,166号B2 米国特許出願公開第2014/0350343号A1
本発明の主な目的は、使用するのにより安全であるとともに無菌である検査用アクセサリを有する内視鏡を提供することである。
本発明の内視鏡は、検査用アクセサリ及び操作セットを備える。検査用アクセサリは、遠位の端部キャップ、締結構成要素、可撓性シャフト、対物光学セット、屈曲機構及びシースを有する。
締結構成要素は、操作セットに接続されている。可撓性シャフトは、伸縮式、可撓性及び中空であり、締結構成要素に接続されている第1の端、及び、可撓性シャフトの第1の端とは反対側の、遠位の端部キャップに接続されている第2の端を有する。対物光学セットは、遠位の端部キャップ及び可撓性シャフト内に取り付けられている。屈曲機構は、可撓性シャフト内に配置されており、遠位の端部キャップに接続されている。シースは、可撓性シャフトにスリーブ接続されており、遠位の端部キャップ及び締結構成要素にそれぞれきつく接続されている2つの対向する端を有する。
本発明の他の目的、利点及び新規の特徴は、添付の図面と併せて読むことにより以下の詳細な説明からより明らかとなる。
第1の形態の可撓性シャフトが屈曲機構の屈曲構成要素に接続されているところを示す、本発明による内視鏡の第1の実施形態の斜視図である。 第1の形態の可撓性シャフトが遠位の端部キャップに接続されているところを示す、本発明による内視鏡の第2の実施形態の斜視図である。 第1の形態の可撓性シャフトが屈曲機構の屈曲構成要素に接続されており、ワイヤ操作ユニットが本体に着脱可能に接続されているところを示す、本発明による内視鏡の第3の実施形態の斜視図である。 第1の形態の可撓性シャフトを示す、図1の内視鏡の分解斜視図である。 第2の形態の可撓性シャフトを示す、図1の内視鏡の分解斜視図である。 第3の形態の可撓性シャフトを示す、図1の内視鏡の分解斜視図である。 順に接続されている可撓性シャフトの複数の要素ストリップを示す、図6の可撓性シャフトの拡大概略側面図である。 図1の内視鏡の部分断面側面図である。 図2の内視鏡の部分断面側面図である。 遠位の端部キャップが湾曲するところを示す、図2の内視鏡の動作中の部分断面側面図である。 従来技術による内視鏡の斜視図である。 従来の内視鏡がヒトの身体の大腸に挿入されるところを示す、図11の従来の内視鏡の動作中の側面図である。
図1、図4及び図8を参照する。本発明による検査用アクセサリ2Aを有する内視鏡1Aの第1の実施形態は、検査用アクセサリ2A及び操作セット3Aを有する。検査用アクセサリ2Aは、操作セット3Aに着脱可能に接続されている。
図1、図4及び図8を参照する。操作セット3Aは、本体4及びワイヤ操作ユニット5を有する。
本体4は、ベース4A、処理ユニット、ディスプレイ4B、ハンドル、接続部分4C及びコネクタを有する。ベース4Aは、前端、後端及び下端を有する。ベース4Aの前端及び後端は、互いに反対側にある。処理ユニットはベース4A内に配置されている。ディスプレイ4Bは、ベース4Aの後端に配置されている。ハンドルは、保持のためにベース4Aの下端に配置されている。接続部分4Cは、ベース4Aの前端に配置されている。コネクタは接続部分4C内に配置されている。コネクタ及びディスプレイ4Bは、処理ユニットに電気的に接続されている。ワイヤ操作ユニット5はノブ5Aを有する。
図1、図4及び図8を参照する。検査用アクセサリ2Aは、遠位の端部キャップ11、締結構成要素14A、可撓性シャフト30A、対物光学セット10、屈曲機構20、シース40及び伝導チューブ50を有する。締結構成要素14Aは、本体4の接続部分4Cに接続されている。
図1、図4及び図8には、第1の形態の可撓性シャフト30Aが示されている。可撓性シャフト30Aは、伸縮式、可撓性且つ中空であり、可撓性シャフト30Aの第1の端及び第1の端とは反対側の第2の端を有する。可撓性シャフト30Aは、順に接続されている複数の要素パーツによって構成されている。複数の要素パーツのそれぞれは、互いに対して移動可能である。
可撓性シャフト30Aの第1の端は締結構成要素14Aに接続されている。可撓性シャフト30Aは、鋼又はプラスチックから作ることができる。検査用アクセサリ2Aの第1の実施形態では、第1の形態の可撓性シャフト30Aは、圧縮ばねの形態の螺旋状のスレッドから構成され、或る外径を有する。複数の要素パーツは、離れて配置されている複数のコイルである。複数のコイルのそれぞれは、互いに対して移動可能である。より詳細には、可撓性シャフト30Aは、容易に入手可能で低価格の圧縮ばねである。
図4を参照する。複数のコイルは、離れて配置されており、互いに接触しない。可撓性シャフト30Aのサイズは、種々の目的で種々の内視鏡に従って設計される。螺旋状のスレッドは、或るスレッドの直径を有する。可撓性シャフト30Aの複数のコイルの各2つの隣接するコイル間にピッチが画成される。
結腸内視鏡検査に適用される内視鏡の場合、可撓性シャフト30Aの外径は、8ミリメートル以上であり、14ミリメートル以下であり、スレッドの直径は、0.5ミリメートル以上であり、1ミリメートル以下であり、ピッチは、1ミリメートル以上であり、10ミリメートル以下である。検査用アクセサリ2Aの第1の実施形態では、複数のコイルが離れて配置されているため、可撓性シャフト30Aの側面の表面積が低減し、複数のコイルがヒトの身体内で擦れる頻度が低下する。
図1、図4及び図8を参照する。対物光学セット10は、対物光学ユニット12、コネクタ要素及びケーブルセット13を有する。対物光学ユニット12は遠位の端部キャップ11内に取り付けられている。対物光学ユニット12は、画像を捕捉するイメージセンサ、及び、照明用の照明ユニットを有する。イメージセンサは、電荷結合素子(CCD)又は相補型金属酸化膜半導体(CMOS)であり得る。照明ユニットは発光ダイオード(LED)であり得る。
コネクタ要素は、締結構成要素14A内に配置されており、本体4のコネクタに電気的に接続されている。ケーブルセット13は、対物光学ユニット12のイメージセンサ及び照明ユニットに電気的に接続されており、可撓性シャフト30A内を延在し、締結構成要素14A内に延在し、コネクタ要素に接続する。ケーブルセット13は、信号及び電流を伝達するための信号ケーブル及び電力ケーブルをそれぞれ有する。
対物光学ユニット12によって捕捉された画像は、ケーブルセット13を介して対物光学セット10のコネクタ要素に送信される。次に、画像は、本体4のコネクタを介して本体4の処理ユニットに送信される。最終的に、画像はディスプレイ4B上に示される。
図1、図4及び図8を参照する。屈曲機構20は、屈曲構成要素21及び複数の屈曲角形成ワイヤ22を有する。屈曲構成要素21は可撓性シャフト30A内に配置されている。複数の屈曲角形成ワイヤ22のそれぞれは、2つの対向する端を有する。複数の屈曲角形成ワイヤ22のそれぞれの2つの対向する端のうちの一方は、屈曲構成要素21を通り、対物光学ユニット12に接続されている。複数の屈曲角形成ワイヤ22のそれぞれの2つの対向する端のうちの他方は、ノブ5Aに接続されている。屈曲機構20は、遠位の端部キャップ11内に取り付けられている対物光学ユニット12を介して遠位の端部キャップ11に接続されている。
図9及び図10を参照する。ノブ5Aが回転すると、複数の屈曲角形成ワイヤ22がノブ5Aによって駆動され、複数の屈曲角形成ワイヤ22は遠位の端部キャップ11を駆動して検査用アクセサリ2Aを方向付ける。検査用アクセサリ2Aの第1の実施形態では、可撓性シャフト30Aの第2の端は屈曲構成要素21に接続されている。
図1、図4及び図8を参照する。シース40は、生体適合性かつ防水性である。シース40は、可撓性シャフト30Aにスリーブ接続されており、可撓性シャフト30Aに嵌まり、2つの対向する端、内面及び或る厚さを有する。シース40の2つの対向する端のうちの一方は、遠位の端部キャップ11に強固に接続されている。シース40の2つの対向する端のうちの他方は、締結構成要素14Aに強固に接続されている。シース40の内面は可撓性シャフト30Aに接触する。
シース40は、可撓性シャフト30Aの動きに干渉することなく、かなり可撓性がある。検査用アクセサリ2Aの第1の実施形態では、シース40の厚さは、0.01ミリメートル以上であり、0.1ミリメートル以下である。シース40は、容易に入手可能で低価格の材料から作られ、汚染を回避するために滅菌環境で作られる。
図1、図4及び図8を参照する。伝導チューブ50は、可撓性シャフト30A内に配置されており、前端及び後端を有する。伝導チューブ50の前端及び後端は、互いに対して反対側にある。伝導チューブ50の前端は、遠位の端部キャップ11内に取り付けられており、遠位の端部キャップ11の外部と連通する。伝導チューブ50の後端は、締結構成要素14Aから延出し、水及び空気を供給するための流体供給部と連通する。
伝導チューブ50は、検査用アクセサリ2Aの挿入を容易にするように、膨らませるための空気を給送できる。伝導チューブ50は、対物光学セット10によって捕捉される画像の質を促進するために、洗浄又は注水用の水も給送できる。伝導チューブ50は、流体の吸引及び除去のために適用されることもできる。伝導チューブ50は、生検機器が通り、試料細胞又は組織を引き出すことも可能にできる。生検機器は、生検鉗子、生検針又はさらには可撓性の金属ワイヤであり得る。
検査用アクセサリ2Aを大腸に挿入する前に、潤滑剤を遠位の端部キャップ11及びシース40に塗布してもよい。内視鏡検査医は、操作セット3Aの本体4を片手で保持し、検査用アクセサリ2Aを大腸に他方の手で挿入する。対物光学ユニット12によって捕捉される画像がディスプレイ4B上に示される。
伝導チューブ50は、検査用アクセサリ2Aを容易に挿入するために、空気を注入し、大腸を拡張できる。伝導チューブ50は代替的には、画像をはっきりと捕捉するために、水を注入して大腸の内部を洗浄してもよい。
第1の形態の可撓性シャフト30Aは、離れて配置されている複数のコイルを有する。可撓性シャフト30Aが屈曲すると、複数のコイルは、可撓性シャフト30Aの屈曲した部分において互いに接触することなく互いから別個に移動可能であり、可撓性シャフト30Aを、容易に屈曲可能にする。したがって、可撓性シャフト30Aを有する検査用アクセサリ2Aは、大腸に対して強く当接することなく、大腸の湾曲した部分を円滑に通る。
可撓性シャフト30Aは、検査用アクセサリ2Aが大腸の湾曲した部分を通ることを容易にするだけではなく、検査用アクセサリ2Aが大腸に接触するときに緩衝機能も提供する。中実のシャフト715を有する従来の内視鏡70と比較して、可撓性シャフト30Aを有する検査用アクセサリ2Aは、結腸内視鏡による穿孔の発生をさらに低下させる。
圧縮ばねである可撓性シャフト30Aは、容易に入手可能であるとともに低価格であり、検査用アクセサリ2Aの製造費用を低減できる。したがって、可撓性シャフト30Aを有する検査用アクセサリ2Aは、高すぎる廃棄コストを発生させることなく、各結腸内視鏡検査後に廃棄できる。使い捨て可能な検査用アクセサリ2Aは、各結腸内視鏡検査の前に消毒する必要がなく、感染の発生を著しく低下できる。廃棄コストが僅かな検査用アクセサリ2Aは、結腸内視鏡検査を、人々に受け入れやすくし、広く普及させる。
検査用アクセサリ2Aは、締結構成要素14Aによって操作セット3Aに着脱可能に接続されている。検査用アクセサリ2Aが操作セット3Aから取り外されると、対物光学セット10、屈曲機構20、可撓性シャフト30A、シース40及び伝導チューブ50を廃棄できる。シース40は低価格の材料から作られるため、廃棄コストをさらに下げることができる。したがって、本発明による検査用アクセサリ2Aは、消毒の費用を低下させ、廃棄コストを低下させ、細菌及びウイルスによって生じる汚染を防止する。
図5には、引張ばねの形態の螺旋状のスレッドから構成される第2の形態の可撓性シャフト30Bが示されている。
可撓性シャフト30Bの複数の要素パーツは、隙間なく配置されるとともに互いに当接する複数のコイルである。可撓性シャフト30Bの外径は、8ミリメートル以上であり、14ミリメートル以下であり、スレッドの直径は、0.5ミリメートル以上であり、1ミリメートル以下である。より具体的には、可撓性シャフト30Bは引張ばねである。
第2の形態の可撓性シャフト30Bは隙間なく配置される複数のコイルを有するため、可撓性シャフト30Bが大腸内に挿入されると、複数のコイルは互いに当接し、検査用アクセサリ2Bを制御しやすくするとともに大腸内に挿入しやすくする。同様に、可撓性シャフト30Bが大腸の湾曲した部分を通るときに、可撓性シャフト30Bは屈曲し、複数のコイルは、可撓性シャフト30Bの屈曲した部分において、互いに接触することなく互いから別個に移動可能であり、可撓性シャフト30Bを容易に屈曲可能にもする。
図6及び図7には、第3の形態の可撓性シャフト30Cが示されている。可撓性シャフト30Cも、順に接続されている複数のパーツから構成される。より具体的には、可撓性シャフト30Cは、連続的に接続されている複数の要素ストリップを有する可撓性の導管である。複数の要素ストリップは、互いに連続的に接続されており、互いに対して移動可能である。
可撓性シャフト30Cは、螺旋状のシートから構成してもよい。可撓性シャフト30Cの外径は、8ミリメートル以上であり、14ミリメートル以下である。複数の要素ストリップ又は螺旋状のシートのそれぞれは、或る厚さを有する。複数の要素ストリップ又は螺旋状のシートのそれぞれの厚さは、0.5ミリメートル以上であり、0.8ミリメートル以下である。
第3の形態の可撓性シャフト30Cは、順に接続されて互いに対して移動可能である複数の要素ストリップを有するため、検査用アクセサリ2Cを、同様に大腸内にやさしく円滑に挿入できる。
図2を参照する。内視鏡1Bの第2の実施形態は、検査用アクセサリ2b及び操作セット3Bを有する。第2の実施形態では、検査用アクセサリ2bは、第1の実施形態の検査用アクセサリ2Aと実質的に同じである。第2の実施形態では、可撓性シャフト30Aは、屈曲機構20の屈曲構成要素21ではなく、遠位の端部キャップ11に接続されている。
図3を参照する。内視鏡1Cの第3の実施形態は、検査用アクセサリ2c及び操作セット3Cを有する。第3の実施形態では、検査用アクセサリ2cは、第1の実施形態の検査用アクセサリ2Aと実質的に同じである。
第3の実施形態では、検査用アクセサリ2cは、締結構成要素14Aに接続されている連結構成要素14C、及び、連結構成要素14Cの後端に配置されてケーブルセット13に電気的に接続されているアダプタを有するワイヤ操作ユニット5を有する。連結構成要素14Cは、本体4の接続部分4Cに接続されている。ノブ5Aは連結構成要素14Cに接続されている。複数の屈曲角形成ワイヤ22のそれぞれの2つの対向する端のうちの一方は、対物光学ユニット12に接続されている。複数の屈曲角形成ワイヤ22のそれぞれの2つの対向する端のうちの他方は、連結構成要素14C内に延在し、ノブ5Aに接続されている。ワイヤ操作ユニット5は、本体4に着脱可能に接続され、検査用アクセサリ2Aとともに廃棄できる。

Claims (9)

  1. 遠位の端部キャップと、
    締結構成要素と、
    可撓性シャフトであって、伸縮式、可撓性及び中空であり、前記締結構成要素に接続されている第1の端、該可撓性シャフトの前記第1の端とは反対側の第2の端、及び、順に接続されており、それぞれが互いに対して移動可能な複数の要素パーツ、を有する、可撓性シャフトと、
    対物光学セットであって、前記遠位の端部キャップ内に取り付けられている対物光学ユニット、及び、前記対物光学ユニットに電気的に接続されているケーブルセット、を有する、対物光学セットと、
    屈曲機構であって、前記遠位の端部キャップに接続されており、屈曲構成要素を有し、前記可撓性シャフトの前記第2の端は、前記遠位の端部キャップ及び前記屈曲構成要素のうちの一方に接続されている、屈曲機構と、
    前記可撓性シャフトにスリーブ接続されており、2つの対向する端を有するシースであって、該シースの前記2つの対向する端のうちの一方は、前記遠位の端部キャップに強固に接続されており、該シースの前記2つの対向する端のうちの他方は、前記締結構成要素に強固に接続されている、シースと、
    伝導チューブであって、該伝導チューブの前端及び該前端とは反対側の後端を有し、該伝導チューブの前記前端は、前記遠位の端部キャップ内に取り付けられており、前記遠位の端部キャップの外部と連通し、該伝導チューブの前記後端は前記締結構成要素から延出する、伝導チューブと、を備えることを特徴とする、
    検査用アクセサリ。
  2. 前記可撓性シャフトは、圧縮ばねの形態の螺旋状のスレッドから構成され、順に接続され離間して配置されている複数のコイルを有することを特徴とする、請求項1に記載の検査用アクセサリ。
  3. 前記可撓性シャフトは、引張ばねの形態の螺旋状のスレッドから構成され、順に接続されて隙間なく配置されるとともに互いに当接する複数のコイルを有することを特徴とする、請求項1に記載の検査用アクセサリ。
  4. 前記可撓性シャフトは、互いに連続して接続されて互いに対して移動可能な複数の要素ストリップを有することを特徴とする、請求項1に記載の検査用アクセサリ。
  5. 前記対物光学セットは、前記締結構成要素内に配置されて前記ケーブルセットに電気的に接続されているコネクタ要素を有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の検査用アクセサリ。
  6. 前記検査用アクセサリは、前記締結構成要素に接続されており、連結構成要素、及び、該連結構成要素に接続されて回転可能なノブを有するワイヤ操作ユニット、を有し、前記屈曲機構は、前記可撓性シャフトに沿って延在する複数の屈曲角形成ワイヤを有し、前記複数の屈曲角形成ワイヤのそれぞれは2つの対向する端を有し、前記複数の屈曲角形成ワイヤのそれぞれの前記2つの対向する端のうちの一方は、前記対物光学ユニットに接続されており、前記複数の屈曲角形成ワイヤのそれぞれの前記2つの対向する端のうちの他方は、前記連結構成要素内に延在し、前記ワイヤ操作ユニットの前記ノブに接続されており、前記対物光学セットは、前記締結構成要素内に配置されて前記ケーブルセットに電気的に接続されているコネクタ要素を有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の検査用アクセサリ。
  7. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の前記検査用アクセサリであって、前記対物光学セットは、前記締結構成要素内に配置されて前記ケーブルセットに電気的に接続されているコネクタ要素を有する、前記検査用アクセサリ、を備え、
    操作セットであって、前記検査用アクセサリに着脱可能に接続されており、本体であって、互いに対して反対側にある前端及び後端を有するベース、前記ベース内に配置されている処理ユニット、前記ベースの前記後端に配置されて前記処理ユニットに電気的に接続されているディスプレイ、前記ベースの前記前端に配置されて前記締結構成要素に接続されている接続部分、並びに、前記接続部分内に配置されて、前記処理ユニット、及び、前記締結構成要素内の前記コネクタ要素に電気的に接続されているコネクタ、を有する本体、並びに、前記本体の前記接続部分に取り付けられてノブを有するワイヤ操作ユニット、を有する、操作セット、を有し、
    前記屈曲機構は、前記可撓性シャフトに沿って延在して前記ノブに接続されている複数の屈曲角形成ワイヤを有することを特徴とする、
    内視鏡。
  8. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の前記検査用アクセサリであって、前記対物光学セットは、前記締結構成要素内に配置されているコネクタ要素を有する、前記検査用アクセサリ、を備え、
    操作セットであって、前記検査用アクセサリに着脱可能に接続されており、ワイヤ操作ユニットであって、前記締結構成要素に接続されている連結構成要素、前記連結構成要素に接続されているノブ、及び、前記連結構成要素の後端に配置されて前記ケーブルセットに電気的に接続されているアダプタ、を有する、ワイヤ操作ユニット、を有する、操作セット、を有し、
    前記屈曲機構は、前記可撓性シャフトに沿って延在する複数の屈曲角形成ワイヤを有し、
    前記複数の屈曲角形成ワイヤのそれぞれは2つの対向する端を有し、
    前記複数の屈曲角形成ワイヤのそれぞれの前記2つの対向する端のうちの一方は、前記対物光学ユニットに接続されており、
    前記複数の屈曲角形成ワイヤのそれぞれの前記2つの対向する端のうちの他方は、前記連結構成要素内に延在し、前記ノブに接続されており、
    前記操作セットは、本体であって、互いに対して反対側にある前端及び後端を有するベース、前記ベース内に配置されている処理ユニット、前記ベースの前記後端に配置されて前記処理ユニットに電気的に接続されているディスプレイ、前記ベースの前記前端に配置されて前記連結構成要素に接続されている接続部分、並びに、前記接続部分内に配置されて、前記処理ユニット及び前記コネクタ要素に電気的に接続されているコネクタ、を有する、本体、をさらに有することを特徴とする、
    内視鏡。
  9. 前記可撓性シャフトは鋼から作られることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の検査用アクセサリ。
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