JP2021082935A - 情報処理装置、保証情報の送信方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、保証情報の送信方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】保守に対する優先度をより適切に判断できる情報を通知できる情報処理装置、保証情報の送信方法、及びプログラムを提供すること。【解決手段】MFP1のCPU12は、タッチパネル21のヘルプキー67が操作された場合、ヘルプメールを送信する(S39)。MFP1の不揮発性メモリ15には、保証期間に関する保証期間データ33が記憶されている。CPU12は、保証期間データ33に基づいた内容の電子メールを送信する。【選択図】図10

Description

本開示は、保証情報を外部へ送信する情報処理装置、保証情報の送信方法、及びプログラムに関するものである。
従来、エラーなどの不具合を管理者や保守業者に通知する情報処理装置が種々提案されている。例えば、特許文献1の複合機は、タッチパネルに表示したGUIボタンをタッチされた場合、紙詰まりなどの不具合の内容を管理センターへ通知する。複合機は、不具合のチェックリストを表示し、ユーザが選択したチェック項目の情報を管理センターへ送信する。管理センターは、通知を受けた情報に基づいて複合機の保守を行う。
特開2005−305887号公報(段落0033)
上記した複合機は、表示したチェックリストの中からユーザにより選択されたチェック項目の情報を管理センターへ通知する。しかしながら、管理センターにおいて、通知された情報のみに基づき、各複合機から受信した情報の内容に基づいて、どの複合機に対する保守を優先すべきかを適切に判断することが難しい。
本願は、上記の課題に鑑み提案されたものであって、保守に対する優先度をより適切に判断できる情報を通知できる情報処理装置、保証情報の送信方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、通信インタフェースと、制御部と、を備え、前記制御部は、保証期間に係わる情報である保証情報を、前記通信インタフェースから外部へ送信するか否かを判断する判断処理と、前記判断処理の結果、前記保証情報を送信すると判断する場合、記憶装置に記憶された保証期間に応じた内容の前記保証情報を送信する送信処理と、
を実行する。
また、本明細書に開示される技術は、種々の形態で実施可能である。例えば、上記した情報処理装置としての実施だけでなく、保証情報の送信方法、情報処理装置の保証情報の送信を実現するためのプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等の形態で実施できる。
本願に係る技術によれば、情報処理装置は、保証情報を送信する必要があると判断すると、保証期間に応じた内容の保証情報を通信インタフェースから外部へ送信する。これにより、予め設定された保証期間に基づいて、即ち、ユーザ等の主観的な判断を必要とせず客観的な基準で保証情報の内容を設定し、設定した保証情報を外部へ送信できる。従って、保証情報の受信側にとって、保守に対する優先度を画一的に判断できる情報を通知できる。
本実施形態に係るMFPの電気的構成を示すブロック図である。 出荷時の保証期間データに設定された設定値の一例を示す図である。 タッチパネルに表示する画面を示す図である。 トナーカートリッジの交換後の保証期間データに設定される設定値の一例を示す図である。 保証期間処理の内容を示すフローチャートである。 ヘルプメール送信処理の内容を示すフローチャートである。 メール作成処理の内容を示すフローチャートである。 自動通知メール送信処理の内容を示すフローチャートである。 保証期間が過ぎた場合のヘルプメールの情報を示す図である。 保証期間が残っている場合のヘルプメールの情報を示す図である。 自動通知メールの情報を示す図である。
以下、本願発明に係わる情報処理装置を具体化した一実施形態であるMFP1について図1を参照しつつ説明する。図1は、MFP1の電気的構成を示すブロック図である。
(1.MFPの構成)
MFP(MultiFunction Peripheral)1は、印刷機能、コピー機能、スキャナ機能、FAX機能を備える複合機である。図1に示すように、MFP1は、ROM11、CPU12、RAM13、画像処理回路14、不揮発性メモリ15、印刷部16、画像読取部17、FAXインタフェース18、ユーザインタフェース20、ネットワークインタフェース24などを備えている。これらのCPU12等は、バス10で互いに接続されている。また、MFP1は、商用電源から電力を供給する電源29を備えている。電源29は、電源コードや電源回路(ブリッジダイオード、平滑化回路など)を備え、商用電源から直流電源を生成し、電源線にてMFP1が備える各部へ電力を供給する。
ROM11は、各種のプログラム31を記憶している。プログラム31は、例えば、MFP1の各部を統括的に制御するプログラムである。CPU12は、ROM11からRAM13にロードされたプログラム31を実行し、実行した処理結果をRAM13に一時的に記憶させながら、バス10で接続された各部を制御する。尚、プログラム31を記憶する記憶装置は、ROMに限らず、HDD、NVRAM、フラッシュメモリ、あるいはそれらを組み合わせた記憶装置でも良い。また、プログラム31を記憶する記憶装置は、ネットワークインタフェース24を介して接続されるファイルサーバ53でも良い。また記憶装置は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non−transitoryな媒体である。non−transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体も含まれる。また、non−transitoryな媒体は、tangibleな媒体でもある。一方、インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種であるコンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non−transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。
以下の説明では、CPU12でプログラム31を実行するMFP1のことを、単に装置名で記載する場合がある。例えば、「MFP1がタッチパネル21に対する操作入力を受け付ける」という記載は、「MFP1がCPU12でプログラム31を実行しタッチパネル21を制御することで、タッチパネル21に対する操作入力を受け付ける」ということを意味する場合がある。
不揮発性メモリ15は、書き換え可能にデータを記憶保持する不揮発性メモリであって、例えば、EEPROM、NVRAM、フラッシュメモリ、HDDなどが採用できる。不揮発性メモリ15内には、保証期間データ33が記憶されている。この保証期間データ33は、例えば、MFP1の装置全体やMFP1が備える各部品の保守に対する保証期間が設定されたデータである。より具体的には、保証期間とは、例えば、仮に、装置の一部に故障が発生した場合に、無料や割引きの優遇された料金で保守を受けることが可能な期間である。
図2は、出荷時の保証期間データ33に設定された設定値の一例を示している。ここでいう出荷時とは、例えば、製造工場や販売店からエンドユーザに向けてMFP1が出荷されるタイミングを意味する。図2に示すように、保証期間データ33には、例えば、設定項目、日付け、及び延長保証期間が関連付けられ1つのレコードとして記憶されている。日付けには、設定項目に対応する日付けが記載されている。1番上の出荷期日は、例えば、販売店がエンドユーザにMFP1を出荷した日付けである。2番目の装置保証期間は、例えば、MFP1の装置全体に対する保証期間である。図2の例では、出荷期日(2020年5月30日)から5年後の2025年5月30日が装置保証期間として設定されている。即ち、装置保証期間として5年の期間が設定されている。
尚、保証期間データ33の日付けのデータ形式は、図2に示す保証する期限の最終日を示すデータに限らない。例えば、日付けのデータ形式は、基準となる日時と、その基準となる日時からの期間を組み合わせたデータ形式でも良い。具体的には、基準となる日時として、出荷日、発送日、設置日、使用開始日などを用いても良い。また、期間として、上記した基準となる日時から保証する期限の最終日までの期間(1年、5年など)を用いても良い。
また、3番目のトナー保証期間は、後述する印刷部16のトナーカートリッジ38の保証期間を示している。延長保証期間は、設定項目の部品が初めてMFP1に装着された場合に保証期間として設定する日数や、設定項目の部品が交換された場合に保証期間を延長する日数が設定されている。図2に示す例では、トナーカートリッジ38を装着又は交換した場合の期間として3ヶ月が設定されている。同様に、4番目の感光ドラム保証期間は、印刷部16の感光ドラム35の保証期間を示している。このように、本実施形態のMFP1は、装置全体だけでなく、個々の部品ごとにも保証期間を設定し管理することが可能となっている。個々の部品が消耗した場合や故障して修理した場合に、その部品の保証期間を更新することができる。例えば、販売店の定員は、エンドユーザにMFP1を出荷する際に、図2に示す出荷期日、保証期間、各部品の延長保証期間の設定値を設定する。尚、保証期間データ33の受け付け方法、受け付け時期、部品毎の保証期間の更新などの詳細については、後述する。
また、図1に示すように、不揮発性メモリ15内には、エラー履歴データ34が記憶されている。MFP1は、MFP1で発生するエラーを監視し、エラーを検出すると、エラー履歴データ34に記憶する。MFP1で発生するエラーとは、例えば、シート(紙やOHPなど)の詰まり、トナー切れなどである。MFP1は、後述する保証情報を電子メールで送信する際に、エラー履歴データ34の情報も送信する。
画像処理回路14は、印刷ジョブやスキャンジョブなどに係る画像データの加工処理や展開処理等をするための回路である。印刷部16は、シートに画像データに係わる画像を形成する。印刷部16は、感光ドラム35、感光ドラム35へトナーを供給する現像ローラ(図示略)、感光ドラム35を露光する露光装置(図示略)、トナーを収容するトナーカートリッジ38などを備え、電子写真方式により印刷を実行する。尚、印刷部16は、電子写真方式により印刷する構成に限らず、例えば、インクジェットヘッドやインクカートリッジ等を備え、インクジェット方式で印刷する構成であっても良い。
画像読取部17は、原稿から画像を読み取るための読取センサを有する。読取センサとしては、例えば、CCD(Charge Coupled Devices)、CIS(Contact Image Sensor)等が採用できる。画像読取部17は、原稿台に載置された原稿に対して読取センサを移動させ、原稿を読み取り、画像データを生成する。FAXインタフェース18は、電話回線を介して、他のファクシミリ装置との間でFAXデータの送受信を行う。
ユーザインタフェース20は、タッチパネル21及びキー22を有する。タッチパネル21は、例えば、液晶パネル、液晶パネルの背面側から光を照射するLED等の光源、液晶パネルの表面に貼り合わされた接触感知膜等を備えている。キー22は、複数の操作ボタンを有する。ユーザインタフェース20は、CPU12の制御に基づいて、例えば各種の設定画面や装置の動作状態等をタッチパネル21に表示する。また、ユーザインタフェース20は、タッチパネル21やキー22に対する操作入力に応じた信号をCPU12へ送信する。尚、本実施形態のMFP1は、表示部と操作部とを兼ねたタッチパネル21を備えているが、特にこれに限らず、表示部とは別に例えばハードウェアキーが操作部として設けられていてもよい。
図3は、タッチパネル21に表示する画面61の一例を示している。CPU12は、例えば、電源を投入されプログラム31をROM11から読み込んで実行しシステムを起動した後、図3に示す画面61をタッチパネル21に表示する。CPU12は、例えば、コピー機能、スキャン機能、FAX機能などを実行させる機能キー63を、画面61の中央部に表示する。CPU12は、機能キー63の何れかをタッチされることで、コピー機能等を実行する。また、CPU12は、設定キー65と、ヘルプキー67とを画面61の上部に表示する。設定キー65は、MFP1の各種設定を受け付ける設定画面を表示させるためのソフトキーである。
ヘルプキー67は、例えば、MFP1でエラーが発生した場合に、ユーザにより押下されることで、予め登録された連絡先(メールアドレスなど)へ保証期間データ33の情報やエラー履歴データ34の情報を保証情報として送信するためのソフトキーである。尚、図3に示す画面61の構成は、一例である。例えば、MFP1は、ヘルプキー67を常に画面61に表示しなくとも良い。例えば、MFP1は、設定キー65等に対する特定の操作を受け付けた場合に、ヘルプキー67を画面61に表示しても良い。
図1に戻り、ネットワークインタフェース24は、例えば、LAN(Local Area Network)インタフェースであり、LANケーブル(図示略)を介してルータ(図示略)やローカルエリアネットワークNW1に接続されている。本実施形態のローカルエリアネットワークNW1には、例えば、複数のPC51と、ファイルサーバ53とが接続されている。また、ローカルエリアネットワークNW1は、広域ネットワークNW2を介してメールサーバ55や販売業者端末57と接続されている。広域ネットワークNW2は、例えば、インターネットである。MFP1は、ローカルエリアネットワークNW1や広域ネットワークNW2を介して後述する時刻サーバと通信可能となっている。尚、図1に示すローカルエリアネットワークNW1及び広域ネットワークNW2の構成は、一例である。また、ローカルエリアネットワークNW1及び広域ネットワークNW2を接続する方法は、有線に限らず、無線でも良い。
ユーザは、複数のPC51のいずれかを操作することで、PC51からMFP1へ印刷指示やFAXの送信指示等を実行できる。CPU12は、例えば、PC51から受信した印刷ジョブに基づいた画像データを印刷部16によって印刷する。また、MFP1は、メールサーバ55を介して外部へ電子メールを送信可能となっている。例えば、上記したヘルプキー67の操作に対する連絡先として販売業者端末57で受信可能なメールアドレスが設定される。販売業者端末57は、例えば、MFP1をエンドユーザに販売した販売店の端末である。この場合、MFP1は、ヘルプキー67に対する操作を検出すると、保証情報を設定した電子メールを販売業者端末57のメールアドレスへ送信する。これにより、エラーの発生などに応じて販売店によるメンテナンス等を要求できる。
尚、保証情報の電子メールの送信先は、販売業者端末57に限らない。例えば、MFP1の製造メーカからMFP1に係わるサービスの提供や修理などの業務の委託を受けたサービス会社のメールアドレスを、電子メールの送信先として設定しても良い。あるいは、電子メールの送信先は、MFP1やローカルエリアネットワークNW1のシステム管理者のメールアドレスでも良い。
また、電子メールの送信先のメールアドレスをMFP1に設定する方法は、特に限定されない。例えば、MFP1は、タッチパネル21に対する操作入力により、送信先のメールアドレスの登録を受け付けても良い。登録するメールアドレスは、1個又は複数個でも良い。また、MFP1は、例えば、EWS(Embedded Web Server)プログラムなどのWebサーバとして機能するプログラムをCPU12で実行し、Webサーバを立ち上げてWebページ上で送信先のメールアドレスの登録を受け付けも良い。
また、保証情報を送信する方法は、電子メールに限らない。例えば、MFP1は、FAXインタフェース18を介したFAX通信により保証期間データ33やエラー履歴データ34の情報を記載したFAXを販売店等へ送信しても良い。あるいは、MFP1は、Webサーバへ保証期間データ33等を電子データとして送信することで、保証情報を送信しても良い。
(2.保証期間処理)
次に、保証期間データ33を処理する保証期間処理について、図4、図5を参照しつつ、説明する。図4は、後述するトナーカートリッジ38の交換後の保証期間データ33の設定値を示す図である。図5は、保証期間処理の流れを示している。CPU12は、例えば、MFP1の電源が投入され、プログラム31を実行してシステムを起動した後、図5に示す処理を開始する。
尚、本明細書のフローチャートは、基本的に、プログラム31に記述された命令に従ったCPU12の処理を示す。即ち、以下の説明における「判断」、「更新」、「設定」、「送信」等の処理は、CPU12の処理を表している。CPU12による処理は、ハードウェア制御も含む。
まず、図5のステップ(以下、単にSと記載する)11において、CPU12は、部品の交換が行なわれたか否かを判断する。CPU12は、印刷部16の感光ドラム35やトナーカートリッジ38、画像読取部17の読取センサ等の部品が交換されると、S11において肯定判断する(S11:YES)。部品の交換を検出する方法は、特に限定されないが、例えば、センサの検出信号等に基づいて検出しても良く、ユーザのタッチパネル21に対する操作入力に基づいて検出しても良い。例えば、CPU12は、トナーカートリッジ38に取り付けられたICチップを読み取ることにより、新たなトナーカートリッジ38が装着されたか、即ち、トナーカートリッジ38が交換されたか判断しても良い。また、CPU12は、例えば、タッチパネル21に対する操作入力に基づいて、感光ドラム35の交換や読取センサの交換が行なわれたことを検出しても良い。
CPU12は、S11において部品の交換を検出すると(S11:YES)、S13を実行し、検出しない場合(S11:NO)、S15を実行する。S13において、CPU12は、S11で交換を検出した部品の保証期間を変更する。図4に示すように、例えば、2019年5月20日にトナーカートリッジ38の交換を検出したとする。また、トナーカートリッジ38の延長保証期間として3ヶ月が設定されている。この場合、CPU12は、交換日の2019年5月20日から3ヶ月後の2019年8月20日を、交換後のトナーカートリッジ38の保証期間として設定する(S13)。これにより、部品が交換されるごとに、交換された部品の保証期間を更新し、保証期間を部品毎に管理することができる。CPU12は、S13を実行した後、S15を実行する。
S15において、CPU12は、保証期間データ33の設定、又は一度設定された保証期間が更新されたか否かを判断する。保証期間データ33を設定又は更新する方法は、特に限定されない。例えば、CPU12は、タッチパネル21に対する操作入力に基づいて、保証期間データ33の出荷期日、装置保証期間、延長保証期間(図2参照)の設定値を受け付け、保証期間データ33に記憶しても良い。また、CPU12は、上記したEWSサーバやUSBインタフェース(図示略)など介して読み込んだ設定ファイルに基づいて、保証期間データ33の設定等を実行しても良い。
また、保証期間データ33を設定又は更新する作業者や時期は、特に限定されない。例えば、製造工場の出荷時に工場の作業員が、保証期間データ33を設定等しても良い。また、販売店の定員が、エンドユーザに販売するタイミング、納品するタイミング、設置を完了したタイミングなどに保証期間データ33を設定等しても良い。あるいは、システム管理者が、MFP1の初期設定をする際に保証期間データ33を設定等しても良い。また、修理業者が、MFP1を修理した際に、保証期間データ33を設定等しても良い。
CPU12は、S15において、保証期間データ33の設定値が新たに設定されたことを検出した場合や、一度設定された設定値が更新されたことを検出した場合、肯定判断して(S15:YES)、S17を実行する。また、CPU12は、保証期間データ33の設定及び更新を検出しない場合(S15:NO)、S11からの処理を再度実行する。これにより、CPU12は、MFP1の起動中において、部品の交換や保証期間データ33の設定等に基づいて保証期間データ33を変更する。
S17において、CPU12は、S15で検出した情報(保証期間データ33を設定等した情報)に基づいて保証期間データ33を変更する。図2に示すように、CPU12は、出荷期日、装置保証期間、延長保証期間などを設定する。CPU12は、S17を実行した後、S19を実行する。尚、上記したS15,S17において、出荷期日、装置保証期間、延長保証期間以外のデータを保証期間データ33に設定しても良い。例えば、CPU12は、トナーカートリッジ38の最初の保証期間を設定しても良い。例えば、CPU12は、MFP1に対して初めてトナーカートリッジ38が装着されたことを検出すると(S15:YES)、検出した日付けと、保証期間データ33の延長保証期間に基づいて初めて装着されたトナーカートリッジ38のトナー保証期間(装着日から3ヶ月など)を設定しても良い。そして、CPU12は、一度装着された後、上記したS11においてトナーカートリッジ38の交換を検出するごとに、S13でトナー保証期間を更新しても良い。
S19において、CPU12は、通信が可能であるか否かを判断する。ここで、例えば、不揮発性メモリ15が故障した場合、あるいはCPU12が不揮発性メモリ15内のデータを誤って削除した場合など、保証期間データ33が消失してしまう可能性がある。本実施形態のMFP1では、MFP1内で保証期間データ33を管理しているため、保証期間データ33が消失すると、保証期間が不明となる。そこで、本実施形態のMFP1は、保証期間データ33の設定や更新があった場合に、保証期間データ33を外部の端末や記憶装置(以下、端末等という)へ送信する。保証期間データ33を送信する方法は、特に限定されないが、例えば、電子メールとしてメールサーバ55へ送信しも良い。送信先の端末等は、特に限定されないが、例えば、販売業者端末57、製造メーカのサーバ等でも良い。また、外部の端末等は、ネットワークを介したサーバに限らず、USBメモリなどの可搬性の記憶装置でも良い。
CPU12は、S19において、保証期間データ33を送信する送信先の端末等と通信が可能であるか否かを判断する。例えば、CPU12は、ネットワークインタフェース24のIPアドレスやデフォルトゲートウェイなどのネットワークの設定がなされており、送信先のメールサーバ55などと通信可能である場合、S19において肯定判断し(S19:YES)、S21を実行する。あるいは、CPU12は、例えば、送信先のUSBメモリがUSBポート(図示略)に接続されている場合、S19で肯定判断しても良い。一方、CPU12は、例えば、ネットワークの設定がされていない場合、送信先のメールアドレスが設定されていない場合、あるいは送信先のUSBメモリが接続されていない場合など、保証期間データ33を送信することができない状況である場合、S19で否定判断し(S19:NO)、S23を実行する。
S21において、CPU12は、設定された外部の端末等へ保証期間データ33を送信する。CPU12は、S21を実行した後、S11からの処理を再度実行する。これにより、保証期間データ33が設定・更新等されるごとに、外部へ保証期間データ33を送信し保管することができる。そして、不揮発性メモリ15が故障等して保証期間データ33が消失した場合でも、外部の端末等で保証期間データ33を確認でき、保証期間が残っているかなどの判断ができる。
尚、CPU12は、後述する電子メールの本文(図9〜図11参照)に示すように、MFP1のシリアル番号を保証期間データ33と合せてS21で送信しても良い。これにより、受信側で、どのMFP1の保証期間データ33であるのかを確認することができる。また、保証期間データ33を保管する方法は、データを送信する方法に限らない。例えば、CPU12は、保証期間データ33のデータを印刷部16により印刷してシートとして残しても良い。この場合、正規のデータであることを示すマーク等を一緒にシートに印字しても良い。
また、CPU12は、保証期間データ33が更新される度に保証期間データ33を送信しなくとも良い。例えば、CPU12は、装置全体の装置保証期間が最初に設定された時のみ保証期間データ33を送信しても良い。また、CPU12は、S21において、保証期間データ33の全データを送信せずに、更新があったデータのみを送信しても良い。
また、S23において、CPU12は、警告処理を実行する。この場合、送信先の端末等と通信ができず保証期間データ33を送信できない状態となる。このため、CPU12は、例えば、タッチパネル21に警告メッセージを表示する。具体的には、ネットワークの設定がなされていないためにS19で否定判断した場合、「ネットワークの設定をしてください。設定しないと適切な保証を受けることができなくなります」などのメッセージをタッチパネル21に表示する。これにより、ユーザにネットワークの設定を行なうことを促し、保証期間データ33の送信が可能となる。
CPU12は、S23を実行した後、S11からの処理を実行する。尚、CPU12は、S23で表示した警告メッセージを、所定時間だけ表示しから消しても良く、タッチパネル21等に対する操作入力があるまで表示を維持しても良い。また、CPU12は、S23で警告メッセージを表示した後、ネットワークの設定等を確認でき、外部の端末等と通信が可能となったタイミングで、保証期間データ33を送信しても良い。
(3.ヘルプメール送信処理)
次に、ヘルプキー67を押された場合に電子メール(以下、ヘルプメールという場合がある)を送信するヘルプメール送信処理について、図6〜図10を参照して説明する。図6は、ヘルプメール送信処理の流れを示している。CPU12は、例えば、ヘルプキー67(図3参照)に対する操作を有効にするタイミングに合わせて、図6に示すヘルプメール送信処理を開始する。例えば、CPU12は、MFP1の電源を投入されプログラム31を実行しタッチパネル21の表示を完了した後、図6に示すヘルプメール送信処理を開始する。あるいは、例えば、CPU12は、電力消費を抑えるためにタッチパネル21の表示を消した後、キー22などに対する操作に基づいて再度タッチパネル21の表示を開始する際に、図6に示すヘルプメール送信処理を開始する。
まず、図6のS31において、CPU12は、タッチパネル21に表示したヘルプキー67を押されたか否かを判断する。CPU12は、タッチパネル21から入力した信号に基づいてヘルプキー67が押されたことを検出するまで(S31:NO)、S31の判断処理を繰り返し実行する。尚、CPU12は、タッチパネル21の表示を消す場合など、ヘルプキー67に対する操作を無効にする場合に、図6に示すヘルプメール送信処理を終了しても良い。
一方、CPU12は、ヘルプキー67が押されたと判断すると(S31:YES)、S33を実行する。S33において、CPU12は、特定の条件を満たす時刻サーバと接続しているか否かを判断する。ここで、後述するように、CPU12は、保証期間データ33に設定された保証期間の日付けと、現在の日時とに基づいて、保証期間が残っているか否かを判断する(図7のS41)。この判断処理が適切に判断されるためには、MFP1に正確な日時が設定されていることが好ましい。ここでいう正確な日時とは、例えば、MFP1を設置・使用している国や地域の標準的な時間であり、保証期間が残っているか判断できる基準となる時間である。そこで、本実施形態のMFP1は、特定の条件を満たす時刻サーバと通信し、時刻の同期を行なっている場合に、保証期間の判断やヘルプメールの送信を実行する。
ここでいう特定の条件を満たす時刻サーバとは、例えば、標準時の情報を配信することが、国などの公的な機関により認められた時刻サーバであり、具体的には、SNTP(Simple Network Time Protocol)サーバやNTP(Network Time Protocol)サーバである。あるいは、時刻サーバは、MFP1の製造メーカやインターネットサービスプロバイダが準備したサーバでも良い。特定の条件を満たす時刻サーバの情報をMFP1に設定する方法は、特に限定されない。例えば、特定の条件を満たす時刻サーバのIPアドレスを、予め不揮発性メモリ15に記憶しても良い。そして、CPU12が、不揮発性メモリ15のデータに基づいて時刻を同期する時刻サーバを決定しても良い。あるいは、CPU12は、製造メーカのサーバ等に、特定の条件を満たす時刻サーバのIPアドレスを問い合わせて、問い合わせた結果に基づいて時刻サーバを決定しても良い。また、販売業者や設置業者が、MFP1に対して時刻サーバを設定しても良い。
CPU12は、S33において、例えば、特定の条件を満たす時刻サーバと時刻の同期を実行している場合、肯定判断し(S33:YES)、S35を実行する。また、CPU12は、例えば、SNTPサーバ等の時刻サーバに接続していない場合、否定判断し(S33:NO)、S37を実行する。あるいは、CPU12は、例えば、時刻サーバに接続して時刻の同期を行なっていても、その時刻サーバが特定の条件を満たさない場合(ローカルエリアネットワークNW1に独自に設置した時刻サーバなどの場合)、否定判断する(S33:NO)。尚、S33における判断基準は、特定の条件を満たす時刻サーバと直接同期を取っているか否かに限らない。例えば、CPU12は、ローカルエリアネットワークNW1の時刻サーバと時刻の同期を行なっている場合でも、標準時を担保できている場合、S33で肯定判断しても良い。具体的には、ローカルエリアネットワークNW1の時刻サーバが、標準時の時刻サーバと同期しているため、結果的に標準時を担保できている場合、S33で肯定判断しても良い。
CPU12は、S37において、エラーを報知する。例えば、CPU12は、「ネットワークの設定を確認してください」、「メールを送信できませんでした」などのメッセージをタッチパネル21に表示する。あるいは、CPU12は、「標準時の時刻サーバと同期していないため、メールを送信できません」というメッセージをタッチパネル21に表示しても良い。これにより、ネットワークの接続の確認等をユーザに促すことができる。CPU12は、S37を実行した後、S31を再度実行し、ヘルプキー67の操作を受け付ける状態となる。
また、CPU12は、S35において、ヘルプメールを作成するメール作成処理を実行する。図7は、メール作成処理の内容を示している。CPU12は、図7のS41において、保証期間が残っているか否かを判断する。CPU12は、図2に示す保証期間データ33に設定された保証期間が過ぎているか否かを、今日の日付、例えば、S35を実行した時点の日付けに基づいて判断する。CPU12は、S35において、例えば、保証期間データ33に設定された全ての保証期間のうち、少なくとも1つの保証期間の最終日が今日の日付以降である場合、即ち、少なくとも1つの保証期間が残っている場合、S41で肯定判断し(S41:YES)、S43を実行する。一方、CPU12は、保証期間データ33に設定された全ての保証期間の最終日が昨日の日付け以前の場合、即ち、全ての保証期間が過ぎている場合、S41で否定判断し(S41:NO)、S45を実行する。
尚、S41の判断基準は、一例である。例えば、MFP1は、装置保証期間だけを判断対象として設定し、装置保証期間が残っている場合のみ、S41で肯定判断しても良い。また、CPU12は、保証期間データ33の全ての保証期間が残っている場合のみ、S41で肯定判断しても良い。あるいは、CPU12は、残っている保証期間の種類に応じて、ヘルプメールの内容を段階的に変更しても良い。また、CPU12は、保証期間が残っているか否かを、日単位ではなく、時間単位で判断しても良い。
CPU12は、S45以降において、全ての保証期間が残っていない場合、即ち、全ての保証期間が過ぎた場合のヘルプメールの作成処理を実行する。まず、S45において、CPU12は、ヘルプメールの内容を作成する処理を実行する。図9は、保証期間が過ぎた場合のヘルプメールの情報を示している。図9に示すように、保証期間が過ぎた場合のヘルプメールには、送信先メールアドレス71、送信元メールアドレス72、件名73、重要度74、送信日時75、個人情報76、装置情報77、期間情報78、エラー履歴79の情報が含まれている。
CPU12は、S45において、重要度74、送信日時75、個人情報76、装置情報77、期間情報78、エラー履歴79を設定する。重要度74は、例えば、ヘルプメールを送信する通信プロトコルで規定された情報であり、ヘルプメールで送信する情報の重要度を示している。より具体的には、重要度74は、例えば、SMTP (Simple Mail Transfer Protocol)プロトコルを用いた電子メールの送信処理においてメールヘッダとして設定されるX−Priorityである。重要度74は、例えば、1〜5の5段階で設定可能であり、1が最も高い重要度を示し、1、2、3、4、5の順により低い重要度を示している。図9に示すように、CPU12は、保証期間が過ぎている場合、重要度74として「3」を設定する。後述するように、CPU12は、保証期間が残っている場合、保証期間が過ぎている場合よりも高い重要度74を設定する(図10参照)。
また、CPU12は、送信日時75として、ヘルプメールを送信する際の日時の情報を設定する。また、CPU12は、図9に示すように、個人情報76、装置情報77、期間情報78、及びエラー履歴79の情報を、ヘルプメールの本文に文字情報として設定する。個人情報76は、例えば、MFP1に設定された所有者や管理者の情報であり、名前や電話番号の情報である。また、装置情報77は、MFP1の識別情報等であり、Node Name、Model Name、Main Firmware Version、Serial NOなどの情報である。Node Nameは、例えば、製造メーカの識別記号にネットワークインタフェース24のMACアドレスを加えた情報である。Model Nameは、MFP1の機種名である。Main Firmware Versionは、プログラム31に含まれるファームウェアのバーションの情報である。Serial NOは、MFP1を識別可能なシリアル番号の情報である。
これにより、ヘルプメールを受信した受信者(販売業者端末57を使用する店員など、以下、単に受信者という)は、個人情報76や装置情報77の情報を確認することで、ヘルプメールの送信元のMFP1の情報を知ることができ、適切な対応を行なうことができる。具体的には、受信者は、電話による連絡、機種に合った保守部品の確認、ファームウェアの最新バーションの確認、シリアル番号を関連付けた保守履歴の管理などを行なうことができる。尚、図9に示す個人情報76及び装置情報77の内容は、一例である。例えば、個人情報76として、住所を設定しても良く、装置情報77としてグローバルIPの情報を設定しても良い。
また、期間情報78は、保証期間データ33の情報である。CPU12は、不揮発性メモリ15から読み出した保証期間データ33の情報を、期間情報78としてヘルプメールの本文に設定する。図9に示す例では、期間情報78に設定された全ての保証期間の日付けが、送信日時75の日付け(図9では2019/08/15)よりも前であり、保証期間が過ぎている。
また、エラー履歴79は、エラー履歴データ34の情報である。CPU12は、エラー履歴データ34から読み出したエラー情報をヘルプメールの本文に設定する。例えば、CPU12は、図9に示すように、最新の10件のエラー情報のみをヘルプメールに設定しても良い。エラー履歴79には、例えば、エラーの種類(Document Jamなど)、エラーが発生したページ数(Page)、エラーの識別コード(Error Code)が設定されている。これにより、受信者は、エラー履歴79を確認することで、ヘルプメールが送信される直前のエラーの発生状況を知ることができ、適切な対応を行なうことができる。尚、図9に示すエラー履歴79の情報は、一例であり、例えば、エラー履歴79として、エラーの発生日時の情報を含めても良い。
次に、CPU12は、S45を実行した後、送信先のメールアドレスの設定を実行する(S47)。図9に示すように、CPU12は、例えば、「outof−warranty@xxx.co.jp」というメールアドレスを送信先メールアドレス71に設定する。このメールアドレスは、例えば、販売業者端末57で受信可能な販売業者のメールアドレスである。
次に、CPU12は、S45を実行した後、件名73を設定する(S49)。図9に示すように、CPU12は、例えば、「[Out of warranty]Request Help」といった、保証期間が過ぎたことを示す文字や、ヘルプメールであることを示す文字を件名73に設定する。CPU12は、S49を実行すると図7に示す処理を終了する。
一方、CPU12は、S43以降において、保証期間が残っている場合のヘルプメールの作成処理を実行する。尚、以下の説明では、上記したS45〜S49の保証期間が過ぎた場合の処理と同様の内容については、その説明を適宜省略する。
まず、S43において、CPU12は、保証期間が残っている場合の内容でヘルプメールを作成する処理を実行する。図10は、保証期間が残っている場合のヘルプメールの情報を示している。図10に示すように、保証期間が残っている場合のヘルプメールには、図9と同様に、送信先メールアドレス81、送信元メールアドレス82、件名83、重要度84、送信日時85、個人情報86、装置情報87、期間情報88、エラー履歴89の情報が含まれている。
CPU12は、S43において、重要度84、送信日時85、個人情報86、装置情報87、期間情報88、エラー履歴89を設定する。CPU12は、重要度84として、保証期間が過ぎた場合の重要度74(図9参照)に比べて重要度の高い値(図10では「1」)を設定する。従って、CPU12は、保証期間が過ぎた場合の重要度74に比べて残っている場合の重要度84を高くする。これにより、受信者は、ヘルプメールの重要度74,84を確認することで、保証期間が残っているか容易に判断できる。例えば、MFP1に対する保証内容によっては、保証期間が残っているMFP1に対する保守を、保証期間が過ぎたMFP1に対する保守よりも優遇する場合がある。こういった場合、受信者は、より高い重要度84のヘルプメールを優先的に処理することで、保守に対する優先度を適切に設定して対処できる。また、例えば、ヘルプメールに自動で応答する場合、重要度74,84に応じて自動応答の内容を変更できる。あるいは、自動応答の実行の有無を重要度74,84に基づいて変更できる。また、例えば、重要度74,84に応じて、メーラーで受信音を鳴らすなどの受信時の処理内容を変更できる。
尚、CPU12は、重要度74,84を3以上の複数の段階に設定しても良い。例えば、CPU12は、残っている保証期間の日数が短くなればなるほど重要度74,84をより高くしても良い。これにより、保証期間切れが迫っている場合に優先的に保守サービスを受けることができる。
また、CPU12は、不揮発性メモリ15から読み出した保証期間データ33の情報を、期間情報88としてヘルプメールの本文に設定する(S43)。図10に示す例では、トナー保証期間の日付け(図10では2019/10/20)が、送信日時85の日付け(図10では2019/08/15)よりも後であり、保証期間が残っている。この場合、CPU12は、図10に示すように、保証期間が残っているトナー保証期間の文字を太字やアンダーラインで強調しても良い。これにより、有効期間が残っている保証期間がどれかを受信者に認識し易くできる。CPU12は、S45と同様に、送信日時85、個人情報86などの他の情報を設定する。
次に、CPU12は、S43を実行した後、送信先のメールアドレスの設定を実行する(S51)。図10に示すように、CPU12は、例えば、図9に示す送信先メールアドレス71とは異なる送信先メールアドレス81(図10ではremaining−warranty@xxx.co.jp)を設定する。これにより、例えば、保証期間が残っているか否かに応じて、送信先を変更することができる。また、異なるアカウントのメールアドレスへ送信することで、保証期間の残っているヘルプメールと、過ぎているヘルプメールを受信者が混同することを抑制できる。
尚、送信先メールアドレス71と送信先メールアドレス81とは同一のメールアドレスでも良い。即ち、保証期間が過ぎているか否かに係わらず、同一の送信先へ送信しても良い。また、同一のメールアカウントに「+remaining」や「+outof」といった特殊な文字を加えて、所謂エイリアス機能により、送信先メールアドレス71,81を変更しても良い。この場合、受信者は、異なるエイリアスの文字を付加された送信先メールアドレス71,81のメールを同一のメールアカントで受信でき、送信先メールアドレス71,81ごと(エイリアスの文字ごと)に受信フォルダを分けることができる。即ち、ヘルプメールの混同を抑制できる。
次に、CPU12は、S51を実行した後、件名83を設定する(S53)。図10に示すように、CPU12は、例えば、「[Remaining warranty]Request Help」といった、保証期間が残っていることを示す文字で、且つ図9の件名73とは異なる文字を件名83に設定する。これにより、受信者は、件名73,83を確認することで、保証期間が残っているヘルプメールと、過ぎているヘルプメールを容易に識別できる。CPU12は、S53を実行すると図7に示すメール作成処理を終了する。
尚、CPU12は、S43、S51、S53の各々で、ヘルプメールを送信する通信プロトコルで規定された情報として、S45、S47、S49とは異なる情報を設定したが同一の情報を設定しても良く、少なくとも1つの情報を変えても良い。具体的には、CPU12は、送信先メールアドレス71,81だけを異なるアドレスにし、件名73,83、重要度74,84などを同一内容にしても良い。
CPU12は、図6のS35のメール作成処理を終了すると、S39を実行する。CPU12は、S35で作成したヘルプメールの送信を実行する(S39)。CPU12は、S39でヘルプメールを送信した後、S31からの処理を再度実行し、ヘルプキー67の押下を受け付ける状態となる。
図9や図10に示すように、CPU12は、例えば、MFP1に設定されたメールアドレスを、ヘルプメールの送信元メールアドレス72,82に設定し、ヘルプメールを送信する。これにより、受信者は、ヘルプメールの内容を確認することで、装置情報77,87や期間情報78,88などの保守の優先度を判断するのに有益な情報を得ることができる。また、送信先メールアドレス71,81、件名73,83、及び重要度74,84に基づいて、保証期間の有無、即ち、保守の優先度を容易且つ適切に判断できる。
尚、送信先メールアドレス71,81や送信元メールアドレス72,82をMFP1に設定する方法は、特に限定されない。例えば、CPU12は、タッチパネル21に対する操作入力や、上記したEWSのようなWebサーバのWebページに対する入力によって、送信先メールアドレス71,81や送信元メールアドレス72,82の設定を受け付けも良い。
(4.自動通知メール送信処理)
次に、自動通知メール送信処理の内容について、図8及び図11を参照して説明する。本実施形態のMFP1は、保証期間の残日数が所定の基準日数以下となると自動的に電子メール(以下、自動通知メールという)を送信する。図8は、自動通知メール送信処理の流れを示している。CPU12は、例えば、MFP1の電源を投入されプログラム31を実行しシステムを起動した後、図8に示す自動通知メール送信処理を開始する。尚、以下の説明では、図6に示すヘルプメール送信処理と同様の内容については、その説明を適宜省略する。
まず、図8のS61において、CPU12は、保証期間の残日数が基準日数以下となったか否かを判断する。例えば、CPU12は、保証期間データ33に設定された複数の保証期間のうち、少なくとも1つの保証期間の残日数が基準日数以下となった場合に、S61で肯定判断する(S61:YES)。基準日数は、例えば、1ヶ月である。この場合、CPU12は、何れかの保証期間の残り日数が、1ヶ月(例えば、30日)以下になると、S61で肯定判断する。
尚、S61の残日数を判断する方法は、上記した方法に限らない。例えば、CPU12は、装置保証期間のみを判断対象として設定し、装置保証期間の残日数が基準日数以下となった場合のみS61で肯定判断しても良い。また、基準日数は、保証期間の種類に応じて異なる日数でも良い。また、CPU12は、保証期間の残日数を、日単位ではなく、時間単位で判断しても良い。
CPU12は、図6のS33と同様に、特定の条件を満たす時刻サーバと接続して時刻の同期を実行しているか否かを判断する(S63)。CPU12は、S63において肯定判断すると(S63:YES)、S65を実行し、否定判断すると(S63:NO)、S67を実行する。CPU12は、S67において、図6のS37と同様に、「ネットワークの設定を確認してください」などのエラーを報知する。CPU12は、S67を実行した後、S61を再度実行する。
尚、CPU12は、S61、S63、S67の処理が所定回数以上繰り返される場合、図8に示す処理を、一定の条件を満たすまで停止しても良い。例えば、ネットワークの設定がなされていない、広域ネットワークNW2に接続されていない、あるいは特定の条件を満たす時刻サーバと時刻の同期を行なっていないことで、S67のエラー報知が繰り返し実行される場合、CPU12は、図8に示す処理を、一定の条件を満たすまで停止しても良い。ここでいう一定の条件とは、例えば、1日などの日数や、次の起動時などの動作条件である。あるいは、CPU12は、特定の条件を満たす時刻サーバとの時刻の同期を実行したことが検出されるまで、図8に示す処理を終了しても良い。
S65において、CPU12は、自動通知メールを作成する処理を実行する。CPU12は、図6のS35と同様に、自動通知メールの情報を設定する。図11は、自動通知メールの情報を示している。図11に示すように、自動通知メールには、図9及び図10に示すヘルプメールと同様に、送信先メールアドレス91、送信元メールアドレス92、件名93、重要度94、送信日時95、装置情報97、期間情報98、残日数情報99の情報が含まれている。
CPU12は、例えば、ヘルプメールとは異なる送信先メールアドレス91を設定する。また、CPU12は、例えば、自動通知メールである旨の件名93を設定する。また、CPU12は、ヘルプメールと同様に、装置情報97及び期間情報98を設定する。
また、CPU12は、残日数情報99として、残日数が基準日数以下となった保証期間や基準日数を示すメッセージを設定する。図11に示す例では、装置保証期間の残日数が1ヶ月以下となっている旨のメッセージが残日数情報99に設定されている。また、CPU12は、図11に示すように、期間情報98の複数の保証期間のうち、残日数が基準日数以下の保証期間(この場合、装置保証期間)を太字やアンダーラインで強調して表示しても良い。尚、図11に示す自動通知メールの情報は、一例である。例えば、CPU12は、残日数が基準日数以下となった保証期間の種類に応じて、重要度94を変更しても良い。また、CPU12は、ヘルプメールと同様に、エラー履歴を自動通知メールに設定しても良い。
CPU12は、S63で自動通知メールを作成した後、S69において、作成した自動通知メールを送信する。これにより、CPU12は、装置全体や部品ごとの保証期間の残日数を監視し、残日数が少なくなってくると自動的にメールを送信する。自動通知メールを受信した受信者(例えば、システム管理者)は、自動通知メールの内容を確認することで、保証期間が過ぎてしまいそうな部品などを把握できる。受信者は、MFP1の点検を行なって異常等を確認し、保証期間内に保守を要請することができる。即ち、装置や部品の保証期間を自動で監視でき、保証期間内に保証を有効的に活用できる。
CPU12は、S69を実行した後、S61からの処理を再度実行する。これにより、CPU12は、保証期間の残日数を監視し、自動通知メールを適宜送信することができる。尚、CPU12は、S69で自動通知メールを一度送信した保証期間の種類については、次のS61の処理において判断の対象外に設定しても良い。これにより、同じ保証期間の種類について、複数の自動通知メールが繰り返し送信されることを抑制できる。また、CPU12は、基準日数として、1ヶ月、15日、3日などの段階的な日数を設定し、1種類の保証期間について、複数回の自動通知メールを送信しても良い。これにより、保証期間の残日数が少ないことを、受信者へ再通知することができる。
因みに、MFP1は、情報処理装置の一例である。CPU12は、制御部の一例である。画像処理回路14、印刷部16、画像読取部17、及びFAXインタフェース18は、画像形成部の一例である。不揮発性メモリ15は、記憶装置の一例である。ネットワークインタフェース24は、通信インタフェースの一例である。感光ドラム35及びトナーカートリッジ38は、部品の一例である。ヘルプキー67は、操作受付部の一例である。送信先メールアドレス71,81、件名73,83、重要度74,84は、通信プロトコルで規定された情報の一例である。ヘルプメールや自動通知メールは、保証情報の一例である。
(5.効果)
以上、上記した実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)本実施形態のMFP1のCPU12は、保証期間に係わる情報である保証情報(ヘルプメールや自動通知メールの電子メール)、を、ネットワークインタフェース24から外部へ送信するか否かを判断するS31、S61の処理(判断処理の一例)と、S31、S61の処理の結果、電子メールを送信すると判断する場合(S31:YES、S61:YES)、不揮発性メモリ15に記憶された保証期間に応じた内容の電子メールを送信するS39、S69の処理(送信処理の一例)と、を実行する。
これによれば、CPU12は、電子メールを送信する必要があると判断すると、保証期間に応じた内容の電子メールをネットワークインタフェース24から外部へ送信する。これにより、予め設定された保証期間に基づいて、即ち、ユーザ等の主観的な判断を必要とせず客観的な基準で電子メールの内容を設定し、設定した電子メールを外部へ送信できる。従って、電子メールの受信側にとって、保守に対する優先度を画一的に判断できる情報を通知できる。
(2)また、CPU12は、S39、S69の処理において、電子メールにより保証情報を外部へ送信する。これによれば、販売業者や保守業者等のメールアドレスを送信先として設定しておくことで、保証情報を電子メールで必要な相手先へ送信できる。
(3)また、CPU12は、保証期間が残っているか否かを判断するS41の処理(保証期間判断処理の一例)と、電子メールを送信するのに用いる通信プロトコルで規定された情報(重要度74,84など)を、S41の結果に応じて変更するS43,S45,S47,S49,S51,S53の処理(情報変更処理の一例)と、を実行する。CPU12は、S39の処理において、情報変更処理により通信プロトコルで規定された情報を変更した電子メールを送信する。
これによれば、保証期間が残っているか否かによって、通信プロトコルで規定された情報(重要度74,84など)を変更した電子メールを送信する。受信側は、電子メールの情報に基づいて、保証期間が残っているかを容易に判断できる。
(4)また、CPU12は、S39,S69の処理において、保証期間及び保証期間の残日数の情報を、電子メールに文字情報として設定し送信する。これによれば、受信側は、電子メールに記載された保証期間を確認することで、保守対象のMFP1やその部品等の保証期間が残っているのか否かを判断できる。また、受信側は、残日数を確認することで、保証期間内に点検や部品の交換を行なうなど、MFP1に対する適切な保守を有効期間内に実行できる。
(5)また、CPU12は、保証期間として、MFP1が備える部品ごとの保証期間を不揮発性メモリ15に記憶する(図2参照)。CPU12は、S39,S69の処理において、部品ごとの保証期間に応じた内容を電子メールに設定して送信する。MFP1を構成する複数の部品(トナーカートリッジ38など)は、保証期間が異なる場合がある。そこで、CPU12は、部品毎の保証期間に応じた内容を電子メールとして送信する。これにより、受信側は、部品毎に保証期間を管理できる。
(6)また、CPU12は、MFP1が備える部品の交換を検出した場合(S11:YES)、交換された部品の保証期間を変更する(S13)。これによれば、消耗品や故障した部品が交換された場合に、保証期間を更新等することで、新しい部品に合った保証期間を設定することができる。
(7)また、CPU12は、特定の条件を満たす時刻サーバと通信して時刻の同期を実行しているか否かを判断するS33,S63の処理(時刻同期判断処理の一例)を実行する。CPU12は、S33,S63の処理の結果、時刻サーバと時刻の同期を実行していると判断する場合(S33:YES、S63:YES)、S39,S69の処理を実行する。CPU12は、現在の日時と保証期間に基づいた内容を電子メールに設定する。
これによれば、CPU12は、標準時のSNTPサーバなどの時刻サーバと時刻の同期を行なっており適切な日時を担保できている場合に、現在日時と保証期間に基づいた電子メールを送信する。これにより、保証期間が過ぎているかなどを正確に判断して電子メールを送信できる。
(8)また、MFP1は、電子メールを送信する操作を受け付けるヘルプキー67を備える(図3参照)。CPU12は、ヘルプキー67に対する操作を受け付け場合(S31:YES)、電子メールを送信すると判断する。これによれば、ユーザは、MFP1に不具合が発生した場合などに、ヘルプキー67を操作してヘルプメールを保守業者等へ送信できる。その際に、保証期間に応じた内容がヘルプメールに設定されて送信されることで、保守業者等から適切な保守を受けることができる。
(9)また、CPU12は、保証期間の残日数が所定の基準日数以下であるか否かを判断するS61の処理(残日数判断処理の一例)を実行する。CPU12は、S61の処理の結果、保証期間の残日数が所定の基準日数以下であると判断する場合(S61:YES)、電子メールを送信すると判断する。これによれば、CPU12は、保証期間の残日数が所定の基準日数以下になると、自動通知メールを自動で送信する。これにより、保証期間の管理におけるユーザの負担を減らしユーザビリティを向上できる。
(10)また、CPU12は、保証期間を受け付けた場合に(S15:YES)、受け付けた保証期間に係わる情報を、ネットワークインタフェース24から外部へ送信するS21の処理(第2送信処理の一例)を実行する。これによれば、保証期間が新規に設定された場合や、保証期間の更新があった場合に、受け付けた保証期間に係わる情報を外部へ送信する。これにより、MFP1や不揮発性メモリ15が故障し保証期間データ33が消失した場合でも、外部のサーバ装置等に保証期間の情報を予め送信しておくことで、故障等が発生した後でも保証期間を確認できる。
(11)また、MFP1は、画像データに基づいて画像を形成する画像処理回路14、印刷部16、画像読取部17、FAXインタフェース18を備える。これによれば、プリンタなどの画像形成装置において、保守に対する優先度を画一的に判断できる情報を通知できる。
(6.変形例)
尚、本願は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内での種々の改良、変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、保証期間データ33を、MFP1内の不揮発性メモリ15に記憶したが、ファイルサーバ53やUSBメモリなどの外部の記憶装置に記憶しても良い。この場合、ファイルサーバ53等は、本願の記憶装置の一例である。
また、CPU12は、ヘルプキー67が押下された場合に、保証期間が残っていない場合もヘルプメールを送信したが、残っていない場合はヘルプメールを送信しなくとも良い。これにより、保証期間が過ぎたヘルプメールの送信数を減らし、保証期間が残った優先度の高いヘルプメールのみを送信できる。
また、CPU12は、保証期間が残っているか否かに応じて、送信元メールアドレス72,82を変更しても良い。
また、CPU12は、保証期間が残っている場合と、残っていない場合とで、通信プロトコルで規定された情報(重要度74,84など)を変更しなくとも良い。
また、MFP1は、部品ごとに保証期間を管理しなくとも良い。
また、CPU12は、部品の交換が行なわれた場合に、その部品の保証期間を更新しなくとも良い。
また、CPU12は、S33やS63のような特定の条件を満たす時刻サーバと時刻の同期を取っているか否かを判断しなくとも良い。即ち、CPU12は、時刻サーバと同期を取っていなくとも、ヘルプメールや自動通知メールを送信しても良い。
また、本願の操作受付部は、ヘルプキー67などのソフトキーに限らず、キー22などのハードキーでも良い。
また、電子メールの送信を受け付ける方法は、キーに対する操作に限らない。例えば、CPU12は、PC51からローカルエリアネットワークNW1を介して受信した指令データに基づいて、電子メールを送信しても良い。
また、MFP1は、ヘルプメール又は自動通知メールのどちらか一方のみを送信する構成でも良い。
また、CPU12は、保証期間の設定や更新を受け付けた場合に、保証期間に係わる情報を外部へ送信しなくとも良い。
また、上記実施形態では、本願の保証期間のデータとして、保証期間データ33を採用したが、これに限らない。保証期間のデータの形式は、データベースのような各データを互いに関連付けたデータに限らず、例えば、CSVファイルなど、特定の記号等で区切って並べたテキストデータでも良い。
また、上記実施形態では、本願の制御部として、所定のプログラムを実行するCPU12を採用したが、これに限らない。例えば、制御部を、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの専用のハードウェアで構成してもよい。また、制御部は、例えばソフトウェアによる処理と、ハードウェアによる処理とを併用して動作する構成でもよい。
また、上記実施形態では、本願の情報処理装置として複合機であるMFP1を採用したが、これに限らない。本願の情報処理装置は、プリント機能のみを有するプリンタ装置や、ミシンなどの画像形成装置以外の装置でもよい。従って、本願の情報処理装置としては、保証期間に応じた保証を受けられる様々な装置を採用できる。
1 MFP(情報処理装置)、12 CPU(制御部)14 画像処理回路(画像形成部)、16 印刷部(画像形成部)、15 不揮発性メモリ(記憶装置)、17 画像読取部(画像形成部)、18 FAXインタフェース(画像形成部)、24 ネットワークインタフェース(通信インタフェース)、35 感光ドラム(部品)、38 トナーカートリッジ(部品)、67 ヘルプキー(操作受付部)、71,81 送信先メールアドレス、73,83 件名、74,84 重要度、78,88,98 期間情報。

Claims (13)

  1. 通信インタフェースと、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    保証期間に係わる情報である保証情報を、前記通信インタフェースから外部へ送信するか否かを判断する判断処理と、
    前記判断処理の結果、前記保証情報を送信すると判断する場合、記憶装置に記憶された保証期間に応じた内容の前記保証情報を送信する送信処理と、
    を実行する、情報処理装置。
  2. 前記制御部は、
    前記送信処理において、電子メールにより前記保証情報を外部へ送信する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、
    前記保証期間が残っているか否かを判断する保証期間判断処理と、
    前記電子メールを送信するのに用いる通信プロトコルで規定された情報を、前記保証期間判断処理の結果に応じて変更する情報変更処理と、
    を実行し、
    前記送信処理において、前記情報変更処理により前記通信プロトコルで規定された情報を変更した前記電子メールを送信する、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、
    前記送信処理において、前記保証期間及び前記保証期間の残日数のうち少なくとも一方の情報を、前記電子メールに文字情報として設定し送信する、請求項2又は請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、
    前記保証期間として、前記情報処理装置が備える部品ごとの前記保証期間を前記記憶装置に記憶し、
    前記送信処理において、前記部品ごとの前記保証期間に応じた内容を前記保証情報に設定して送信する、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、
    前記情報処理装置が備える前記部品の交換を検出した場合、交換された前記部品の前記保証期間を変更する、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、
    特定の条件を満たす時刻サーバと通信して時刻の同期を実行しているか否かを判断する時刻同期判断処理を実行し、
    前記時刻同期判断処理の結果、前記時刻サーバと時刻の同期を実行していると判断する場合、前記送信処理を実行し、
    前記送信処理において、現在の日時と前記保証期間に基づいた内容を前記保証情報に設定する、請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記保証情報を送信する操作を受け付ける操作受付部を備え、
    前記制御部は、
    前記操作受付部に対する操作を受け付け場合、前記判断処理において前記保証情報を送信すると判断する、請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記制御部は、
    前記保証期間の残日数が所定の基準日数以下であるか否かを判断する残日数判断処理を実行し、
    前記残日数判断処理の結果、前記保証期間の残日数が前記所定の基準日数以下であると判断する場合、前記判断処理において前記保証情報を送信すると判断する、請求項1乃至請求項8の何れか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記制御部は、
    前記保証期間を受け付けた場合に、受け付けた前記保証期間に係わる情報を、前記通信インタフェースから外部へ送信する第2送信処理を実行する、請求項1乃至請求項9の何れか1項に記載の情報処理装置。
  11. 画像データに基づいて画像を形成する画像形成部を備える請求項1乃至請求項10の何れか1項に記載の情報処理装置。
  12. 通信インタフェースと、制御部と、を備える情報処理装置における保証情報の送信方法であって、
    保証期間に係わる情報である保証情報を、前記通信インタフェースから外部へ送信するか否かを判断する判断工程と、
    前記判断工程の結果、前記保証情報を送信すると判断する場合、記憶装置に記憶された保証期間に応じた内容の前記保証情報を送信する送信工程と、
    を含む、保証情報の送信方法。
  13. 通信インタフェースを備える情報処理装置の制御をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    保証期間に係わる情報である保証情報を、前記通信インタフェースから外部へ送信するか否かを判断する判断処理と、
    前記判断処理の結果、前記保証情報を送信すると判断する場合、記憶装置に記憶された保証期間に応じた内容の前記保証情報を送信する送信処理と、
    を実行させる、プログラム。
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