JP6299661B2 - 画像形成システムおよび推奨度表示プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、印刷の実行を妨げる状況が発生し難い画像形成装置を利用者に認識させる画像形成システムおよび推奨度表示プログラムに関する。
従来、撮影画像において画像形成装置に対応する位置に画像形成装置の情報を合成する画像形成システムが知られている(特許文献1−3参照。)。
特開2012−029164号公報 特開2013−161246号公報 特開2014−093036号公報
しかしながら、従来の画像形成システムにおいては、画像形成装置に印刷の実行を指示した後で画像形成装置による印刷の実行を妨げる状況が発生した場合に、画像形成装置による印刷の実行が少なくとも一旦中止されてしまうという問題がある。
そこで、本発明は、快適に印刷を実行可能な画像形成装置に対して利用者に印刷を指示させることができる画像形成システムおよび推奨度表示プログラムを提供することを目的とする。
本発明の画像形成システムは、表示デバイスを備える電子機器と、印刷データに基づいて記録媒体に印刷を実行する画像形成装置と、前記印刷データに基づいた前記画像形成装置による印刷において使用されるトナーの色としての使用トナー色を前記印刷データから判定するトナー色判定手段と、前記画像形成装置による印刷の実行を妨げる状況の発生の可能性に応じて前記画像形成装置の推奨度を判定する推奨度判定手段と、前記推奨度判定手段によって判定された前記推奨度を前記表示デバイスに表示させる推奨度表示手段とを備え、前記推奨度判定手段は、前記トナー色判定手段によって判定された前記使用トナー色に関する情報を含み、前記トナー色判定手段によって判定された前記使用トナー色以外のトナーの色に関する情報を除いた前記画像形成装置の情報と、特定の基準とに基づいて、前記可能性を判定することを特徴とする。
この構成により、本発明の画像形成システムは、画像形成装置による印刷の実行を妨げる状況の発生の可能性を、印刷データから判定した使用トナー色に関する情報を含み、使用トナー色以外のトナーの色に関する情報を除いた画像形成装置の情報と、特定の基準とに基づいて判定し、判定した可能性に応じて判定した推奨度を表示するので、印刷の実行を妨げる状況が発生し難い画像形成装置を利用者に容易に認識させることができる。したがって、本発明の画像形成システムは、快適に印刷を実行可能な画像形成装置に対して利用者に印刷を指示させることができる。
また、本発明の画像形成システムにおいて、前記トナー色判定手段は、前記印刷データに含まれる印刷指定に基づいてモノクロ印刷およびカラー印刷の何れであるかを判断し、前記印刷データに含まれる印刷指定に基づいてモノクロ印刷であると判断した場合には前記使用トナー色をブラックであると判定し、前記印刷データに含まれる印刷指定に基づいてカラー印刷であると判断した場合には前記印刷データに対して色変換を行って前記使用トナー色を判定しても良い。
この構成により、本発明の画像形成システムは、印刷データに含まれる印刷指定に基づいてモノクロ印刷であると判断することができる場合には、印刷データに対して色変換を行って使用トナー色を判定する必要がないので、使用トナー色を早期に判定することができる。したがって、本発明の画像形成システムは、画像形成装置の推奨度を早期に表示することができる。
また、本発明の画像形成システムにおいて、前記推奨度判定手段は、前記トナー色判定手段によって判定された前記使用トナー色がブラック以外の色を含む場合に、モノクロ印刷専用の前記画像形成装置の情報と、カラー印刷が実行可能な前記画像形成装置の情報とのうち、カラー印刷が実行可能な前記画像形成装置の情報のみを取得しても良い。
この構成により、本発明の画像形成システムは、使用トナー色がブラック以外の色を含む場合に画像形成装置の情報の取得のための時間を短縮することができるので、画像形成装置の推奨度を早期に表示することができる。
また、本発明の画像形成システムは、前記トナー色判定手段によって判定された前記使用トナー色がブラックのみである場合の情報の取得対象を受け付ける取得対象受付手段を備え、前記推奨度判定手段は、前記トナー色判定手段によって判定された前記使用トナー色がブラックのみである場合に、前記取得対象受付手段によって受け付け済みの前記取得対象の情報を取得し、前記取得対象受付手段は、モノクロ印刷専用の前記画像形成装置およびカラー印刷が実行可能な前記画像形成装置のうち、モノクロ印刷専用の前記画像形成装置のみと、モノクロ印刷専用の前記画像形成装置およびカラー印刷が実行可能な前記画像形成装置の両方との何れかを前記取得対象として受け付け可能であっても良い。
この構成により、本発明の画像形成システムは、使用トナー色がブラックのみである場合に、モノクロ印刷専用の画像形成装置の情報と、カラー印刷が実行可能な画像形成装置の情報とのうち、モノクロ印刷専用の画像形成装置の情報のみを取得するとき、画像形成装置の情報の取得のための時間を短縮することができるので、画像形成装置の推奨度を早期に表示することができる。
また、本発明の画像形成システムにおいて、前記推奨度表示手段は、前記トナー色判定手段によって判定された前記使用トナー色に関する情報を含む前記画像形成装置の情報を前記推奨度とともに前記表示デバイスに表示させても良い。
この構成により、本発明の画像形成システムは、推奨度だけでなく、推奨度の判定に使用された情報も表示するので、印刷の実行を妨げる状況が発生し難い画像形成装置を利用者に更に適切に認識させることができる。
また、本発明の画像形成システムにおいて、前記電子機器は、撮像デバイスを備え、前記推奨度表示手段は、前記推奨度判定手段によって判定された前記推奨度を前記撮像デバイスによる撮影画像において前記画像形成装置に対応する位置に合成した合成画像を前記表示デバイスに表示させても良い。
この構成により、本発明の画像形成システムは、判定した推奨度を撮影画像において画像形成装置に対応する位置に合成した合成画像を表示するので、印刷の実行を妨げる状況が発生し難い画像形成装置を合成画像によって利用者に容易に認識させることができる。
本発明の推奨度表示プログラムは、表示デバイスを備える電子機器によって実行される推奨度表示プログラムであって、印刷データに基づいて記録媒体に印刷を実行する画像形成装置による前記印刷データに基づいた印刷において使用されるトナーの色としての使用トナー色を前記印刷データから判定するトナー色判定手段、前記画像形成装置による印刷の実行を妨げる状況の発生の可能性に応じて前記画像形成装置の推奨度を判定する推奨度判定手段、および、前記推奨度判定手段によって判定された前記推奨度を前記表示デバイスに表示させる推奨度表示手段として前記電子機器を機能させ、前記推奨度判定手段は、前記トナー色判定手段によって判定された前記使用トナー色に関する情報を含み、前記トナー色判定手段によって判定された前記使用トナー色以外のトナーの色に関する情報を除いた前記画像形成装置の情報と、特定の基準とに基づいて、前記可能性を判定することを特徴とする。
この構成により、本発明の推奨度表示プログラムは、画像形成装置による印刷の実行を妨げる状況の発生の可能性を、印刷データから判定した使用トナー色に関する情報を含み、使用トナー色以外のトナーの色に関する情報を除いた画像形成装置の情報と、特定の基準とに基づいて判定し、判定した可能性に応じて判定した推奨度を表示するので、印刷の実行を妨げる状況が発生し難い画像形成装置を利用者に容易に認識させることができる。したがって、本発明の推奨度表示プログラムは、快適に印刷を実行可能な画像形成装置に対して利用者に印刷を指示させることができる。
本発明の画像形成システムおよび推奨度表示プログラムは、快適に印刷を実行可能な画像形成装置に対して利用者に印刷を指示させることができる。
本発明の一実施の形態に係る画像形成システムのブロック図である。 図1に示すMFPのブロック図である。 図1に示すサーバーのブロック図である。 図3に示す機器情報の一例を示す図である。 図1に示す携帯機器のブロック図である。 図5に示す判定基準テーブルの一例を示す図である。 モノクロ印刷時取得対象情報を設定する場合の図5に示す携帯機器の動作のフローチャートである。 図5に示す表示部に表示されるプレビュー画面の一例を示す図である。 MFPの推奨度を表示する場合の図5に示す携帯機器の動作のフローチャートである。 図9に示す動作の続きのフローチャートである。 図10に示す推奨度判定処理のフローチャートである。 図5に示す撮像部による撮影画像の一例を示す図である。 図5に示す表示部に表示される合成画像の一例を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
まず、本実施の形態に係る画像形成システムの構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像形成システム10のブロック図である。
図1に示すように、画像形成システム10は、印刷データに基づいて記録媒体に印刷を実行する画像形成装置としてのMFP(Multifunction Peripheral)20を含む複数のMFPと、これら複数のMFPを管理する例えばPC(Personal Computer)などのサーバー40と、例えばスマートフォンなどの携帯機器50とを備えている。画像形成システム10の複数のMFPと、サーバー40と、携帯機器50とは、LAN(Local Area Network)、インターネットなどのネットワーク11を介して互いに通信可能に接続されている。携帯機器50は、本発明の電子機器を構成している。
画像形成システム10の複数のMFPのそれぞれの構成は、MFP20の構成と同様である。したがって、以下においては、画像形成システム10の複数のMFPを代表してMFP20について説明する。
図2は、MFP20のブロック図である。
図2に示すように、MFP20は、利用者による種々の操作が入力されるボタンなどの入力デバイスである操作部21と、種々の情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスである表示部22と、原稿から画像を読み取る読取デバイスであるスキャナー23と、用紙などの記録媒体に印刷を実行する印刷デバイスであるプリンター24と、図示していない外部のファクシミリ装置と公衆電話回線などの通信回線経由でファックス通信を行うファックスデバイスであるファックス通信部25と、ネットワーク11(図1参照。)経由で外部の装置と通信を行う通信デバイスである通信部26と、MFP20の現実空間での現在の位置を検出するGPS(Global Positioning System)受信機などの位置検出デバイスである位置検出部27と、各種のデータを記憶しているEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory、登録商標)、HDD(Hard Disk Drive)などの不揮発性の記憶デバイスである記憶部28と、MFP20全体を制御する制御部29とを備えている。
プリンター24は、記録媒体に転写させたトナーを熱によって定着させることによって印刷を実行する装置である。プリンター24は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)のトナーを供給するシアン用、マゼンタ用、イエロー用、ブラック用の図示していないトナーカートリッジと、記録媒体に転写されるためのトナーによる像が表面に形成される図示していない感光体と、トナーカートリッジから供給されたトナーを感光体に供給する図示していない現像装置と、印刷時に発生する余分なトナーを廃棄のために溜める図示していない廃トナーボトルと、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのトナーを熱によって記録媒体に定着させるシアン用、マゼンタ用、イエロー用、ブラック用の図示していない定着器とを備えている。
制御部29は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROM(Read Only Memory)と、CPUの作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)とを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部28に記憶されているプログラムを実行することができる。
図3は、サーバー40のブロック図である。
図3に示すように、サーバー40は、利用者による種々の操作が入力されるマウス、キーボードなどの入力デバイスである操作部41と、種々の情報を表示するLCDなどの表示デバイスである表示部42と、ネットワーク11(図1参照。)経由で外部の装置と通信を行う通信デバイスである通信部43と、各種のデータを記憶しているHDDなどの不揮発性の記憶デバイスである記憶部44と、サーバー40全体を制御する制御部45とを備えている。
記憶部44は、画像形成システム10のMFPの位置情報44aを、MFPの識別情報に関連付けてMFP毎に記憶している。なお、MFPの制御部は、MFP自身の位置情報を位置検出部によって検出し、検出した位置情報を通信部を介してサーバー40に送信する。したがって、記憶部44には、MFPからサーバー40に送信されてきて制御部45によって書き込まれた位置情報44aが記憶されている。
記憶部44は、画像形成システム10のMFPの機器情報44bを、MFPの識別情報に関連付けてMFP毎に記憶している。なお、MFPの制御部は、MFP自身の機器情報を定期的に取得し、取得した機器情報を通信部を介してサーバー40に送信する。したがって、記憶部44には、MFPからサーバー40に送信されてきて制御部45によって書き込まれた機器情報44bが記憶されている。
制御部45は、例えば、CPUと、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROMと、CPUの作業領域として用いられるRAMとを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部44に記憶されているプログラムを実行する。
図4は、機器情報44bの一例を示す図である。
図4に示すように、機器情報44bには、MFPの仕様を示す「機器仕様情報」と、MFPにおけるメンテナンスの実行状況を示す「メンテナンス実行情報」と、MFPの状態を示す「機器状態情報」と、MFPにおける部材の交換状況を示す「部材交換情報」と、MFPのトナーカートリッジにおけるトナーの残量を示す「トナー残量情報」と、MFPの廃トナーボトルの使用率を示す「廃トナーボトル使用率情報」とが含まれている。
機器仕様情報には、MFPの「名称」と、MFPがカラー印刷が実行可能であるカラー機であるのか、カラー印刷が実行可能ではない、すなわち、モノクロ印刷専用のモノクロ機であるのかという「カラー/モノクロ」と、MFPの印刷速度を示す「線速」とが含まれている。図4に示す例では、「XXXX」という名称のMFPは、カラー印刷の線速が26ppm(pages per minute)であって、モノクロ印刷の線速も26ppmであるカラー機であることが示されている。
メンテナンス実行情報には、トナーカートリッジから現像装置に強制的にトナーを補給する「強制トナー補給」の実行状況と、印刷に使用するトナーの濃度特性の調整を行う「キャリブレーション」の実行状況とが含まれている。
強制トナー補給は、トナーカートリッジから現像装置に供給されているトナーの量が不足している場合に、トナーカートリッジから現像装置に強制的にトナーを補給することによって、印刷の画質を安定させるメンテナンスである。強制トナー補給は、MFPによって自動で開始されても良いし、利用者によって手動で開始されても良い。MFPは、強制トナー補給の実行が必要になった後、強制トナー補給の実行が終了するまでの間、印刷の実行を中止する。図4に示す例では、シアンに対する強制トナー補給は、最近5日間で30回実行されていて最終の実行時は1時間前であるということが示されている。また、マゼンタに対する強制トナー補給は、最近5日間で実行されておらず最終の実行時は20日前であるということが示されている。また、イエローに対する強制トナー補給は、最近5日間で実行されておらず最終の実行時は15日前であるということが示されている。また、ブラックに対する強制トナー補給は、最近5日間で1回実行されていて最終の実行時は3日前に実行されたということが示されている。
キャリブレーションは、印刷に使用するトナーの濃度特性が特定の濃度特性からずれている場合に、印刷に使用するトナーの濃度特性の調整を行うことによって、印刷の画質を安定させるメンテナンスである。強制トナー補給は、MFPによって自動で開始されても良いし、利用者によって手動で開始されても良い。MFPは、キャリブレーションの実行が必要になった後、キャリブレーションの実行が終了するまでの間、印刷の実行を中止する。図4に示す例では、キャリブレーションは、最近5日間で83回実行されていて最終の実行時は4時間前であるということが示されている。
機器状態情報には、MFPの定着器の温度、すなわち、定着温度が含まれている。図4に示す例では、定着温度が20℃であることが示されている。
部材交換情報には、MFPの「トナーカートリッジ」の交換状況と、MFPの「定着器」の交換状況とが含まれている。図4に示す例では、シアンのトナーカートリッジの交換は、今までに実行されていないということが示されている。また、マゼンタのトナーカートリッジの交換は、今までに1回実行されていて最終交換時が2014年7月11日10:00であるということが示されている。また、イエローのトナーカートリッジの交換は、今までに3回実行されていて最終交換時が2014年9月15日15:00であるということが示されている。また、ブラックのトナーカートリッジの交換は、今までに20回実行されていて最終交換時が2014年8月30日9:00であるということが示されている。また、シアンの定着器の交換は、今までに1回実行されていて最終交換時が2014年9月20日11:00であるということが示されている。また、マゼンタの定着器の交換は、今までに実行されていないということが示されている。また、イエローの定着器の交換は、今までに実行されていないということが示されている。また、ブラックの定着器の交換は、今までに2回実行されていて最終交換時が2014年8月30日8:30であるということが示されている。
図4に示す例では、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのトナーカートリッジにおけるトナーの残量は、それぞれ、2%、66%、55%、69%であるということが示されている。
図4に示す例では、廃トナーボトルの使用率が10%であることが示されている。
図5は、携帯機器50のブロック図である。
図5に示すように、携帯機器50は、種々の操作が入力されるボタンなどの入力デバイスである操作部51と、種々の情報を表示するLCDなどの表示デバイスである表示部52と、撮像デバイスである撮像部53と、無線通信によってネットワーク11(図1参照。)経由で外部の装置と通信を行う通信デバイスである無線通信部54と、携帯機器50の現実空間での現在の位置を検出するGPS受信機などの位置検出デバイスである位置検出部55と、携帯機器50の現実空間での現在の方向を検出する加速度センサーなどの方向検出デバイスである方向検出部56と、プログラムおよび各種のデータを記憶しているHDDなどの不揮発性の記憶デバイスである記憶部57と、携帯機器50全体を制御する制御部58とを備えている。
操作部51は、表示部52とともにタッチパネルを構成する入力デバイスを含んでいる。
記憶部57は、制御部58によって実行される推奨度表示プログラムとしての拡張現実(AR:Augmented Reality)プログラム57aを記憶している。拡張現実プログラム57aは、携帯機器50の製造段階で携帯機器50にインストールされていても良いし、USB(Universal Serial Bus)メモリーなどの外部の記憶媒体から携帯機器50に追加でインストールされても良いし、ネットワーク11上から携帯機器50に追加でインストールされても良い。
記憶部57は、MFPの推奨度の判定の基準を示す判定基準テーブル57bを記憶することが可能である。
記憶部57は、カラー機をMFPの情報の取得対象とするか否かを示すカラー機対象フラグ57cと、モノクロ機をMFPの情報の取得対象とするか否かを示すモノクロ機対象フラグ57dと、シアンのトナーを使用するか否かを示すCトナー使用フラグ57eと、マゼンタのトナーを使用するか否かを示すMトナー使用フラグ57fと、イエローのトナーを使用するか否かを示すYトナー使用フラグ57gと、ブラックのトナーを使用するか否かを示すKトナー使用フラグ57hと、使用トナー色がブラックのみである場合の情報の取得対象を示すモノクロ印刷時取得対象情報57iとを記憶することが可能である。
制御部58は、例えば、CPUと、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROMと、CPUの作業領域として用いられるRAMとを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部57に記憶されているプログラムを実行することができる。
制御部58は、記憶部57に記憶されている拡張現実プログラム57aを実行することによって、印刷データに基づいたMFPによる印刷において使用されるトナーの色としての使用トナー色を印刷データから判定するトナー色判定手段58a、トナー色判定手段58aによって判定された使用トナー色がブラックのみである場合の情報の取得対象を受け付ける取得対象受付手段58b、MFPによる印刷の実行を妨げる状況の発生の可能性に応じてMFPの推奨度を判定する推奨度判定手段58c、および、推奨度判定手段58cによって判定された推奨度を撮像部53による撮影画像においてMFPに対応する位置に合成した合成画像を表示部52に表示させる推奨度表示手段としての拡張現実手段58dとして機能する。
図6は、判定基準テーブル57bの一例を示す図である。
図6に示すように、判定基準テーブル57bは、MFPによる印刷の実行を妨げる状況の種類を示す「判定項目」と、「判定項目」に示される状況の発生の可能性が高いという判定の基準を示す「判定基準」と、「判定項目」に示される状況の発生の可能性をMFPの推奨度の判定に適用するか否かを示す「適用」とを含んでいる。
図6に示す例では、判定項目として、上述の強制トナー補給およびキャリブレーションと、適切な印刷を実行するために定着器の温度を上昇させるウォームアップとが含まれている。
例えば、MFPがスリープモードに入ると定着器の温度が徐々に下がるため、MFPがスリープモードに入ってから長期間経過すると、定着器の温度が適切な温度より下回る。したがって、MFPは、ウォームアップを実行して定着器の温度を上昇させる必要がある。ウォームアップは、MFPによって自動で開始される。MFPは、ウォームアップの実行が必要になった後、ウォームアップの実行が終了するまでの間、印刷の実行を中止する。
図6に示す例では、強制トナー補給の判定基準は、トナーカートリッジにおけるトナーの残量が3%以下であって、強制トナー補給が最近5日間で10回を超えて実行されているという基準である。また、キャリブレーションの判定基準は、キャリブレーションが最近5日間で10回を超えて実行されていて、キャリブレーションの最終の実行時から1日以上経過しているという基準である。また、ウォームアップの判定基準は、定着温度が30℃未満であるという基準である。
図6に示す例では、強制トナー補給およびウォームアップの発生の可能性をMFPの推奨度の判定に適用し(ON)、キャリブレーションの発生の可能性をMFPの推奨度の判定に適用しない(OFF)ということが示されている。
なお、判定基準テーブル57bは、例えば携帯機器50の操作部51を介して入力された指示に応じて自由に設定されることが可能である。例えば、判定基準テーブル57bは、「判定項目」が追加または削除されたり、「適用」のONおよびOFFが切り替えられたり、「判定基準」の具体的な内容が変更されたりすることができる。
次に、画像形成システム10の動作について説明する。
利用者が携帯機器50の操作部51を介して拡張現実プログラム57aの実行を携帯機器50に指示すると、携帯機器50の制御部58は、拡張現実プログラム57aを実行する。
制御部58が拡張現実プログラム57aを実行している状態で利用者がモノクロ印刷時取得対象情報57iの設定を操作部51を介して携帯機器50に指示すると、制御部58は、図7に示す動作を実行する。
図7は、モノクロ印刷時取得対象情報57iを設定する場合の携帯機器50の動作のフローチャートである。
図7に示すように、携帯機器50の取得対象受付手段58bは、使用トナー色がブラックのみである場合の情報の取得対象を操作部51を介して受け付ける(S101)。ここで、取得対象受付手段58bは、モノクロ機およびカラー機のうちモノクロ機のみと、モノクロ機およびカラー機の両方との何れか一方を取得対象として受け付け可能である。
次いで、取得対象受付手段58bは、S101において受け付けた取得対象をモノクロ印刷時取得対象情報57iに反映する(S102)。すなわち、取得対象受付手段58bは、S101において受け付けた取得対象がモノクロ機のみである場合、モノクロ印刷時取得対象情報57iの内容を「モノクロ機」とする。一方、取得対象受付手段58bは、S101において受け付けた取得対象がモノクロ機およびカラー機の両方である場合、モノクロ印刷時取得対象情報57iの内容を「モノクロ機およびカラー機」とする。
取得対象受付手段58bは、S102の処理の後、図7に示す動作を終了する。
利用者は、制御部58が拡張現実プログラム57aを実行している状態で、対象の印刷データに基づいて印刷される画像を含むプレビュー画面の表示を操作部1を介して携帯機器50に指示することができる。したがって、携帯機器50の制御部58は、図8に示すように、対象の印刷データに基づいて印刷される画像91を含むプレビュー画面90を表示部52に表示させる。ここで、プレビュー画面90には、MFPの推奨度を表示させるためのボタン92が含まれている。そして、利用者が操作部51を介してボタン92を押すと、制御部58は、図9および図10に示す動作を実行する。
図9は、MFPの推奨度を表示する場合の携帯機器50の動作のフローチャートである。図10は、図9に示す動作の続きのフローチャートである。
図9および図10に示すように、携帯機器50のトナー色判定手段58aは、カラー機対象フラグ57c、モノクロ機対象フラグ57d、Cトナー使用フラグ57e、Mトナー使用フラグ57f、Yトナー使用フラグ57gおよびKトナー使用フラグ57hを全てOFFにする(S131)。
次いで、トナー色判定手段58aは、対象の印刷データに含まれる印刷指定に基づいてモノクロ印刷およびカラー印刷の何れであるかを判断する(S132)。
トナー色判定手段58aは、モノクロ印刷であるとS132において判断すると、モノクロ印刷時取得対象情報57iの内容を判断する(S133)。
トナー色判定手段58aは、モノクロ印刷時取得対象情報57iの内容が「モノクロ機」であるとS133において判断すると、モノクロ機対象フラグ57dおよびKトナー使用フラグ57hをONにする(S134)。
トナー色判定手段58aは、モノクロ印刷時取得対象情報57iの内容が「モノクロ機およびカラー機」であるとS133において判断すると、カラー機対象フラグ57c、モノクロ機対象フラグ57dおよびKトナー使用フラグ57hをONにする(S135)。
トナー色判定手段58aは、カラー印刷であるとS132において判断すると、対象の印刷データに対して色変換を行うことによって、対象の印刷データに基づいたMFPによる印刷において使用されるトナーの色としての使用トナー色を判定する(S136)。
次いで、トナー色判定手段58aは、S136において判定した使用トナー色がブラックのみであるか否かを判断する(S137)。
トナー色判定手段58aは、ブラックのみであるとS137において判断すると、S133の処理を実行する。
トナー色判定手段58aは、ブラックのみではないとS137において判断すると、カラー機対象フラグ57cをONにする(S138)。
次いで、トナー色判定手段58aは、S136において判定した使用トナー色に対応するトナー使用フラグをONにする(S139)。すなわち、トナー色判定手段58aは、シアンが使用トナー色の少なくとも1つであると判断すると、Cトナー使用フラグ57eをONにする。また、トナー色判定手段58aは、マゼンタが使用トナー色の少なくとも1つであると判断すると、Mトナー使用フラグ57fをONにする。また、トナー色判定手段58aは、イエローが使用トナー色の少なくとも1つであると判断すると、Yトナー使用フラグ57gをONにする。また、トナー色判定手段58aは、ブラックが使用トナー色の少なくとも1つであると判断すると、Kトナー使用フラグ57hをONにする。
携帯機器50の拡張現実手段58dは、S134、S135またはS139の処理の後、サーバー40が管理しているMFPの位置情報をサーバー40に要求する(S141)。したがって、サーバー40は、記憶部44に記憶されている位置情報44aと、この位置情報44aに関連付けられている識別情報とを携帯機器50に送信する。
拡張現実手段58dは、S141において要求した位置情報を受信すると、受信したMFPの位置情報と、位置検出部55によって検出された携帯機器50の現在の位置とに基づいて、携帯機器50から特定の範囲内に存在するMFPを特定する(S142)。
次いで、拡張現実手段58dは、カラー機対象フラグ57cがONであるか否かを判断する(S143)。
拡張現実手段58dは、カラー機対象フラグ57cがONであるとS143において判断すると、モノクロ機対象フラグ57dがONであるか否かを判断する(S144)。
拡張現実手段58dは、モノクロ機対象フラグ57dがONであるとS144において判断すると、S142において特定したMFPの機器情報をサーバー40に要求する(S145)。ここで、拡張現実手段58dは、S141において要求した位置情報とともに受信した識別情報を使用して、対象のMFPをサーバー40に指示する。したがって、サーバー40は、S145において機器情報が要求されたMFPを識別情報で特定し、特定したMFPの機器情報44bを携帯機器50に送信する。
拡張現実手段58dは、モノクロ機対象フラグ57dがONではないとS144において判断すると、S142において特定したMFPのうちカラー機の機器情報をサーバー40に要求する(S146)。ここで、拡張現実手段58dは、S141において要求した位置情報とともに受信した識別情報を使用して、対象のMFPをサーバー40に指示する。したがって、サーバー40は、S146において機器情報が要求されたMFPを識別情報で特定し、特定したMFPのうちカラー機の機器情報44bを携帯機器50に送信する。
拡張現実手段58dは、カラー機対象フラグ57cがONではないとS143において判断すると、S142において特定したMFPのうちモノクロ機の機器情報をサーバー40に要求する(S147)。ここで、拡張現実手段58dは、S141において要求した位置情報とともに受信した識別情報を使用して、対象のMFPをサーバー40に指示する。したがって、サーバー40は、S146において機器情報が要求されたMFPを識別情報で特定し、特定したMFPのうちモノクロ機の機器情報44bを携帯機器50に送信する。
なお、以上においては、携帯機器50から特定の範囲内に存在するMFPを拡張現実手段58dが特定しているが、サーバー40が特定しても良い。すなわち、位置検出部55によって検出された携帯機器50の現在の位置を拡張現実手段58dがサーバー40に送信すると、サーバー40は、携帯機器50から受信した携帯機器50の現在の位置と、記憶部44に記憶されている位置情報44aとに基づいて、携帯機器50から特定の範囲内に存在するMFPを特定し、特定したMFPの機器情報44bを携帯機器50に送信しても良い。
携帯機器50の推奨度判定手段58cは、MFPの機器情報をサーバー40から受信すると、受信した機器情報と、判定基準テーブル57bとに基づいて、MFPの推奨度を判定する推奨度判定処理を実行する(S148)。
図11は、図10に示す推奨度判定処理のフローチャートである。
図11に示すように、推奨度判定手段58cは、サーバー40から受信したMFPの機器情報のうち、トナー使用フラグがOFFになっている使用トナー色に関する情報を、以降の判定の対象から除外する(S161)。例えば、Cトナー使用フラグ57eがOFFになっている場合、推奨度判定手段58cは、サーバー40から受信したMFPの機器情報のうち、「メンテナンス実行情報」のシアンの「強制トナー補給」の情報と、「部材交換情報」のシアンの「トナーカートリッジ」の交換状況と、「部材交換情報」のシアンの「定着器」の交換状況と、「トナー残量情報」のシアンのトナーの残量とを、以降の判定の対象から除外する。シアンを例に説明したが、マゼンタ、イエローおよびブラックについても同様である。
推奨度判定手段58cは、S161の処理の後、判定基準テーブル57bにおいて「適用」がONである「判定項目」のうち1つを対象にする(S162)。
次いで、推奨度判定手段58cは、S162において対象にした「判定項目」の「判定基準」と、サーバー40から受信したMFPの機器情報のうちS161で特定の情報を除外した情報とに基づいて、S162において対象にした「判定項目」に示される状況の発生の可能性を判定する(S163)。
次いで、推奨度判定手段58cは、S162において対象にした「判定項目」に示される状況の発生の可能性が高いとS163において判定したか否かを判断する(S164)。
推奨度判定手段58cは、S162において対象にした「判定項目」に示される状況の発生の可能性が高いとS163において判定したとS164において判断すると、MFPの推奨度が低いと判定し(S165)、図11に示す動作を終了する。
推奨度判定手段58cは、S162において対象にした「判定項目」に示される状況の発生の可能性が低いとS163において判定したとS164において判断すると、判定基準テーブル57bにおいて「適用」がONである「判定項目」の全てを対象にしたか否かを判断する(S166)。
推奨度判定手段58cは、判定基準テーブル57bにおいて「適用」がONであって未だ対象にしていない「判定項目」が存在するとS166において判断すると、判定基準テーブル57bにおいて「適用」がONであって未だ対象にしていない「判定項目」に対してS162の処理を実行する。
推奨度判定手段58cは、判定基準テーブル57bにおいて「適用」がONである「判定項目」の全てを対象にしたとS166において判断すると、MFPの推奨度を高いと判定し(S167)、図11に示す動作を終了する。
例えば、サーバー40から受信したMFPの機器情報が図4に示すものであって、判定基準テーブル57bが図6に示すものであって、Cトナー使用フラグ57eがOFFになっていない場合、推奨度判定手段58cは、シアンのトナーカートリッジにおけるトナーの残量が3%以下であって、シアンに対する強制トナー補給が最近5日間で10回を超えて実行されているので、シアンに対する強制トナー補給の発生の可能性が高いとS163において判定する。または、推奨度判定手段58cは、定着温度が30℃未満であるので、ウォームアップの発生の可能性が高いとS163において判定する。したがって、推奨度判定手段58cは、MFPの推奨度が低いとS165において判定する。
図9および図10に示すように、拡張現実手段58dは、S148の処理の後、S148において判定された推奨度と、MFPの情報とを、撮像部53による撮影画像においてMFPに対応する位置に合成した合成画像を表示部52に表示させることを開始する(S149)。ここで、拡張現実手段58dは、位置検出部55によって検出された携帯機器50の位置と、方向検出部56によって検出された方向に基づいた撮像部53の撮影方向と、サーバー40から受信したMFPの位置情報とに基づいて、撮像部53の撮影画像に含まれるMFPと、このMFPの撮影画像内における位置とを特定する。
拡張現実手段58dは、S149の処理の後、図9および図10に示す動作を終了する。
図12は、撮像部53による撮影画像の一例を示す図である。図13は、表示部52に表示される合成画像の一例を示す図である。
図12に示すように、撮像部53による撮影画像60に、MFP61と、MFP62とが含まれているとする。撮像部53による撮影画像が図12に示す撮影画像60である場合、拡張現実手段58dは、S149において例えば図13に示す合成画像70を表示部52に表示させる。
図13に示す合成画像70は、S148において判定されたMFP61の推奨度71aと、サーバー40から受信したMFP61の機器情報のうちトナーに関するトナー情報71bと、サーバー40から受信したMFP61の機器情報のうち強制トナー補給の実行状況を示す強制トナー補給情報71cと、サーバー40から受信したMFP61の機器情報のうち定着温度を示す定着温度情報71dと、サーバー40から受信したMFP61の機器情報のうち印刷速度を示す印刷速度情報71eと、S148において判定されたMFP62の推奨度72aと、サーバー40から受信したMFP62の機器情報のうちトナーに関するトナー情報72bと、サーバー40から受信したMFP62の機器情報のうち強制トナー補給の実行状況を示す強制トナー補給情報72cと、サーバー40から受信したMFP62の機器情報のうち定着温度を示す定着温度情報72dと、サーバー40から受信したMFP62の機器情報のうち印刷速度を示す印刷速度情報72eとを含んでいる。
図13において、推奨度71aは、MFP61の推奨度が低いと判定されたことを示す「BAD!」によって表現されている。一方、推奨度72aは、MFP62の推奨度が高いと判定されたことを示す「GOOD!」によって表現されている。
なお、表示部52に表示される合成画像に含まれるMFPの情報は、サーバー40から受信したMFPの機器情報の少なくとも一部に基づいた情報である。ここで、表示部52に表示される合成画像に含まれるMFPの情報には、MFPの推奨度の判定に使用された情報が含まれることが好ましい。
図13に示す合成画像70には、MFPの名称が含まれていない。しかしながら、拡張現実手段58dは、サーバー40から受信したMFPの機器情報のうち機器仕様情報に含まれる少なくとも一部の情報を合成画像70に含めても良い。図13に示す合成画像70には、機器仕様情報のうち線速を示す印刷速度情報71e、72eが含まれているので、もしMFP61およびMFP62の両方とも「GOOD!」である場合に、利用者は、線速が大きい方を、対象の印刷データの送信先として選択することが可能である。
図13に示す合成画像70には、2つのMFPが含まれている。しかしながら、合成画像70には、2つ以外の数のMFPが含まれていても良い。例えば、携帯機器50の利用者は、MFPを1つずつ撮像部53で撮影する場合、1つ目のMFPを撮像部53で撮影することによって、表示部52に表示された1つ目のMFPの合成画像の推奨度を確認した後、2つ目のMFPを撮像部53で撮影することによって、表示部52に表示された2つ目のMFPの合成画像の推奨度を確認することができる。
以上に説明したように、画像形成システム10は、MFPによる印刷の実行を妨げる状況の発生の可能性を、印刷データから判定した使用トナー色に関する情報を含み、使用トナー色以外のトナーの色に関する情報を除いたMFPの情報と、特定の基準とに基づいて判定し、判定した可能性に応じて判定した推奨度を撮影画像においてMFPに対応する位置に合成した合成画像を表示する(S149)ので、印刷の実行を妨げる状況が発生し難いMFPを合成画像によって利用者に容易に認識させることができる。したがって、画像形成システム10は、快適に印刷を実行可能なMFPに対して利用者に印刷を指示させることができる。
なお、画像形成システム10は、推奨度や機器情報などの情報をAR技術によって表示させなくても良い。すなわち、画像形成システム10は、推奨度や機器情報などの情報を撮影画像と合成せずに表示部52に表示するだけでも良い。
画像形成システム10は、MFPによる印刷の実行を妨げる状況の発生の可能性を、印刷データから判定した使用トナー色に関する情報を含み、使用トナー色以外のトナーの色に関する情報を除いたMFPの情報と、特定の基準とに基づいて判定するので、使用トナー色以外のトナーの色に関するMFPの情報を使用して判定する構成と比較して、推奨度を適切に判定することができる。
利用者は、携帯機器50の表示部52に表示された推奨度が「GOOD!」であるMFPに対象の印刷データを送信するように携帯機器50に指示することによって、このMFPによって快適に印刷を実行することができる。
例えば、利用者は、携帯機器50の表示部52に表示された推奨度が「GOOD!」であるMFP、すなわち、強制トナー補給、キャリブレーションおよびウォームアップの何れも発生の可能性が低いMFPに対して印刷を指示することによって、強制トナー補給、キャリブレーションおよびウォームアップの発生によって印刷の実行が妨げられる可能性を抑えることができる。
なお、本実施の形態では、推奨度は、「GOOD!」および「BAD!」の2段階である。しかしながら、画像形成システム10は、判定基準テーブル57bの設定次第で、推奨度を3段階以上にすることが可能である。例えば、画像形成システム10は、「判定基準」の閾値を複数段階に設定することによって、「判定項目」に示される状況の発生の可能性を3段階以上で判定し、判定した可能性に基づいて推奨度を3段階以上で判定することが可能である。
画像形成システム10は、推奨度だけでなく、推奨度の判定の基になった情報も表示するので、印刷の実行を妨げる状況が発生し難いMFPを利用者に更に適切に認識させることができる。
MFPに対するメンテナンスが実行される状況が発生すると、MFPによる印刷の実行は、長時間中止される。画像形成システム10は、MFPに対するメンテナンスが実行される状況の発生の可能性に応じて判定した推奨度を表示するので、快適に印刷を実行可能なMFPに対して利用者に印刷を指示させることができる。
なお、画像形成システム10は、本実施の形態において、判定基準テーブル57bにおいて「適用」がONである何れか1つの「判定項目」の「判定基準」を満たしている場合に、MFPの推奨度を低いと判定する。しかしながら、判定基準テーブル57bにおいて「適用」がONである「判定項目」が複数存在する場合に、これら複数の「判定項目」のうち幾つの「判定項目」の「判定基準」を満たしているときに、MFPの推奨度を低いと判定するかは、設定次第である。例えば、画像形成システム10は、判定基準テーブル57bにおいて「適用」がONである全ての「判定項目」の「判定基準」を満たしている場合にのみ、MFPの推奨度を低いと判定するようになっていても良い。
画像形成システム10は、判定基準テーブル57bにおける判定基準に関して、図6に示す基準以外の基準が採用されても良い。
強制トナー補給の判定基準は、図6に示す例では、トナーカートリッジにおけるトナーの残量に関する基準と、最近の特定の期間での強制トナー補給の実行回数に関する基準との両方を満たしていることが必要である。トナーの残量が少ない場合、トナーカートリッジから現像装置に供給されているトナーの量が不足する可能性が高いので、強制トナー補給の実行が必要になる可能性が高い。したがって、トナーカートリッジにおけるトナーの残量に関する基準は、強制トナー補給の判定基準として好ましい。また、強制トナー補給の実行の頻度が高いということは、強制トナー補給の実行が必要になる可能性が高くなっているということである。したがって、最近の特定の期間での強制トナー補給の実行回数に関する基準は、強制トナー補給の判定基準として好ましい。
例えば、強制トナー補給の判定基準としては、強制トナー補給の最終の実行時から1日以上経過しているという基準など、強制トナー補給の最終実行時に関する基準が導入されても良い。強制トナー補給の最終の実行時から長期間経過している場合、強制トナー補給の実行が必要になる可能性が高い。したがって、強制トナー補給の最終実行時に関する基準は、強制トナー補給の判定基準として好ましい。
強制トナー補給の判定基準は、図6に示す例では、複数の基準の全てを満たしていることが必要である。しかしながら、強制トナー補給の判定基準に複数の基準が含まれる場合に、これらの複数の基準の何れを満たしているときに、強制トナー補給の発生の可能性が高いと判定するかは、設定次第である。例えば、強制トナー補給の判定基準は、複数の基準の何れか1つを満たしているだけでも良い。
キャリブレーションの判定基準は、図6に示す例では、最近の特定の期間でのキャリブレーションの実行回数に関する基準と、キャリブレーションの最終実行時に関する基準との両方を満たしていることが必要である。キャリブレーションの実行の頻度が高いということは、キャリブレーションの実行が必要になる可能性が高くなっているということである。したがって、最近の特定の期間でのキャリブレーションの実行回数に関する基準は、キャリブレーションの判定基準として好ましい。また、キャリブレーションの最終の実行時から長期間経過している場合、キャリブレーションの実行が必要になる可能性が高い。したがって、キャリブレーションの最終実行時に関する基準は、キャリブレーションの判定基準として好ましい。キャリブレーションの判定基準は、図6に示す例では、複数の基準の全てを満たしていることが必要である。しかしながら、キャリブレーションの判定基準に複数の基準が含まれる場合に、これらの複数の基準の何れを満たしているときに、キャリブレーションの発生の可能性が高いと判定するかは、設定次第である。例えば、キャリブレーションの判定基準は、複数の基準の何れか1つを満たしているだけでも良い。
なお、画像形成システム10は、上述したメンテナンス以外のメンテナンスに対応していても良い。例えば、画像形成システム10は、感光体ドラムの表面に付着している汚れなどの異物を取り除く「ドラムリフレッシュ」や、部材を交換する「部材交換」に対応していても良い。
ドラムリフレッシュは、感光体ドラムの表面に異物が付着していると判断された場合に、感光体ドラムの表面に付着している異物を取り除くことによって、印刷の画質を安定させるメンテナンスである。ドラムリフレッシュは、MFPによって自動で開始されても良いし、利用者によって手動で開始されても良い。MFPは、ドラムリフレッシュの実行が必要になった後、ドラムリフレッシュの実行が終了するまでの間、印刷の実行を中止する。
ドラムリフレッシュの判定基準としては、例えば、最近の特定の期間でのドラムリフレッシュの実行回数に関する基準と、ドラムリフレッシュの最終実行時に関する基準とが考えられる。ドラムリフレッシュの実行の頻度が高いということは、ドラムリフレッシュの実行が必要になる可能性が高くなっているということである。したがって、最近の特定の期間でのドラムリフレッシュの実行回数に関する基準は、ドラムリフレッシュの判定基準として好ましい。また、ドラムリフレッシュの最終の実行時から長期間経過している場合、ドラムリフレッシュの実行が必要になる可能性が高い。したがって、ドラムリフレッシュの最終実行時に関する基準は、ドラムリフレッシュの判定基準として好ましい。
部材交換は、部材が特定の交換の基準に達した場合に部材を交換するメンテナンスである。部材交換は、利用者によって手動で実行される。例えば、MFPは、何れかのトナーカートリッジのトナー残量が0%になった場合に、トナー残量が0%になったトナーカートリッジの交換の指示をMFPの表示部に表示する。また、MFPは、廃トナーボトルの使用率が100%になった場合に、廃トナーボトルの交換の指示をMFPの表示部に表示する。MFPは、部材が特定の交換の基準に達した後、部材の交換が終了するまでの間、印刷の実行を中止する。
部材交換の判定基準としては、例えば、部材の交換回数に関する基準と、部材の最終交換時に関する基準とが考えられる。部材の交換回数が多い場合、その部材が故障し易いMFPになっている可能性がある。したがって、部材の交換回数に関する基準は、部材交換の判定基準として好ましい。また、部材の最終の交換時から短期間しか経過していない場合、新しい部材であるので、交換が必要になる可能性が低い。したがって、部材の最終交換時に関する基準は、部材交換の判定基準として好ましい。
なお、本実施の形態においては、交換が必要な部材として、トナーカートリッジおよび定着器を例に説明している。しかしながら、トナーカートリッジおよび定着器以外の交換可能な部材についても同様である。例えば、機器情報44bの部材交換情報に、感光体ドラムに関する情報が含まれていても良い。
画像形成システム10は、機器情報44bの「メンテナンス実行情報」にメンテナンスの実行の日時の履歴を含めるとともに、判定基準テーブル57bの「判定基準」にメンテナンスの実行の頻度に関する基準を含めても良い。この構成により、携帯機器50は、メンテナンスの実行の日時の履歴に基づいてメンテナンスの実行の頻度を高精度に得ることができ、高精度に得た頻度に基づいてメンテナンスの発生の可能性を高精度に判定することができる。機器情報44bの「メンテナンス実行情報」について説明したが、機器情報44bの「部材交換情報」にも同様に、部材の交換の日時の履歴を含めても良い。
画像形成システム10は、機器情報44bの「メンテナンス実行情報」に、1回当たりのメンテナンスの実行時間を含めても良い。そして、拡張現実手段58dは、1回当たりのメンテナンスの実行時間を推奨度とともに撮影画像においてMFPに対応する位置に合成した合成画像を表示部52に表示させても良い。この構成により、画像形成システム10は、推奨度だけでなく、1回当たりのメンテナンスの実行時間も表示するので、印刷の実行を妨げる状況が発生してもメンテナンスの実行時間が短いMFPを利用者に認識させることができる。したがって、画像形成システム10は、快適に印刷を実行可能なMFPに対して利用者に印刷を指示させることができる。
画像形成システム10は、使用トナー色がブラック以外の色を含む場合に(S132で「カラー印刷」、および、S137でNO)、カラー機の情報のみを取得する(S131、S138、S143でYES、S144でNOおよびS146)ので、使用トナー色がブラック以外の色を含む場合にMFPの情報の取得のための時間を短縮することができる。したがって、画像形成システム10は、MFPの推奨度を早期に表示することができる。
画像形成システム10は、使用トナー色がブラックのみである場合に(S132で「モノクロ印刷」、または、S137でYES)、取得対象受付手段58bによって受け付け済みの取得対象の情報を取得する(S133〜S135、S143〜S145およびS147)ので、使用トナー色がブラックのみである場合に、モノクロ機の情報のみを取得するとき(S147)、MFPの情報の取得のための時間を短縮することができる。したがって、画像形成システム10は、MFPの推奨度を早期に表示することができる。
なお、画像形成システム10は、使用トナー色がブラックのみである場合に、モノクロ機の情報と、カラー機の情報との何れを取得するかを利用者によって設定されることができずに、何れか一方に固定されていても良い。
画像形成システム10は、印刷データに含まれる印刷指定に基づいてモノクロ印刷であると判断することができる場合には(S132で「モノクロ印刷」)、印刷データに対して色変換を行って使用トナー色を判定する(S136)必要がないので、使用トナー色を早期に判定することができる。したがって、画像形成システム10は、MFPの推奨度を早期に表示することができる。
なお、画像形成システム10は、印刷データに含まれる印刷指定に基づいてモノクロ印刷であると判断することができる場合であっても、印刷データに含まれる印刷指定に基づいてカラー印刷であると判断することができる場合と同様に、印刷データに対して色変換を行って使用トナー色を判定しても良い。
また、画像形成システム10は、印刷データに含まれる印刷指定に基づいてカラー印刷であるかモノクロ印刷であるかを判断せずに、印刷データに対して色変換を行って使用トナー色を判定することによって、カラー印刷であるかモノクロ印刷であるかを判断しても良い。
携帯機器50は、本実施の形態において、サーバー40がMFPから定期的に受信している機器情報を、S145〜S147においてサーバー40から取得するようになっている。したがって、携帯機器50がサーバー40から取得する機器情報は、最新ではない可能性がある。例えば、携帯機器50がMFPの機器情報をサーバー40に要求した時点で、サーバー40が対象のMFPから機器情報を取得するようにすれば、携帯機器50がサーバー40から取得する機器情報は、最新になる。
機器情報44bのメンテナンス実行情報に含まれる最終実行時は、本実施の形態において、現在の時点を基準としてどれくらい前に実行されたかによって示されている。しかしながら、最終実行時は、最終の実行の日時によって示されても良い。
同様に、機器情報44bの部材交換情報に含まれる最終交換時は、本実施の形態において、最終の交換の日時によって示されている。しかしながら、最終交換時は、現在の時点を基準としてどれくらい前に交換されたかによって示されても良い。
画像形成システム10は、本実施の形態において、GPSを利用して位置情報を取得するようになっているが、GPS以外の技術を利用して位置情報を取得するようになっていても良い。例えば、画像形成システム10は、Wi-Fi(Wireless Fidelity)や、Bluetooth(登録商標)を利用して位置情報を取得するようになっていても良い。
画像形成システム10は、本実施の形態において、拡張現実の方法として、位置情報に基づいたロケーションベースARが採用されているが、画像処理に基づいたビジョンベースARが採用されていても良い。
画像形成システム10は、本実施の形態において、MFPの推奨度を携帯機器50が判定するようになっている。しかしながら、画像形成システム10は、MFPの推奨度をサーバー40が判定して、判定結果を携帯機器50に通知するようになっていても良い。
画像形成システム10は、サーバー40の機能の少なくとも一部を複数のMFPの少なくとも1つによって実現しても良い。画像形成システム10は、サーバー40の機能の全部を複数のMFPの少なくとも1つによって実現する場合、サーバー40を備えていなくても良い。例えば、画像形成システム10は、各MFPと、携帯機器50とが情報のやり取りを直接実行するようになっていても良い。
画像形成システム10は、本実施の形態において、本発明の電子機器として携帯機器を備えているが、PCなど、携帯機器以外の電子機器を本発明の電子機器として備えていても良い。
画像形成システム10は、本実施の形態において、本発明の画像形成装置としてMFPを備えているが、プリンター専用機など、MFP以外の画像形成装置を本発明の画像形成装置として備えていても良い。
10 画像形成システム
20 MFP(画像形成装置)
50 携帯機器(電子機器)
52 表示部(表示デバイス)
53 撮像部(撮像デバイス)
57a 拡張現実プログラム(推奨度表示プログラム)
58a トナー色判定手段
58b 取得対象受付手段
58c 推奨度判定手段
58d 拡張現実手段(推奨度表示手段)
60 撮影画像
61、62 MFP(画像形成装置)
70 合成画像
71a 推奨度
71b トナー情報(画像形成装置の情報)
71c 強制トナー補給情報(画像形成装置の情報)
71d 定着温度情報(画像形成装置の情報)
71e 印刷速度情報(画像形成装置の情報)
72a 推奨度
72b トナー情報(画像形成装置の情報)
72c 強制トナー補給情報(画像形成装置の情報)
72d 定着温度情報(画像形成装置の情報)
72e 印刷速度情報(画像形成装置の情報)

Claims (10)

  1. 表示デバイスを備える電子機器と、
    印刷データに基づいて記録媒体に印刷を実行する画像形成装置と、
    前記印刷データに基づいた前記画像形成装置による印刷において使用されるトナーの色としての使用トナー色を前記印刷データから判定するトナー色判定手段と、
    前記画像形成装置による印刷の実行を妨げる状況の発生の可能性に応じて前記画像形成装置の推奨度を判定する推奨度判定手段と、
    前記推奨度判定手段によって判定された前記推奨度を前記表示デバイスに表示させる推奨度表示手段とを備え、
    前記推奨度判定手段は、前記トナー色判定手段によって判定された前記使用トナー色に関する情報を含み、前記トナー色判定手段によって判定された前記使用トナー色以外のトナーの色に関する情報を除いた前記画像形成装置の情報と、特定の基準とに基づいて、前記可能性を判定し、
    前記トナー色判定手段は、前記印刷データに含まれる印刷指定に基づいてモノクロ印刷およびカラー印刷の何れであるかを判断し、前記印刷データに含まれる印刷指定に基づいてモノクロ印刷であると判断した場合には前記使用トナー色をブラックであると判定し、前記印刷データに含まれる印刷指定に基づいてカラー印刷であると判断した場合には前記印刷データに対して色変換を行って前記使用トナー色を判定することを特徴とする画像形成システム。
  2. 表示デバイスを備える電子機器と、
    印刷データに基づいて記録媒体に印刷を実行する画像形成装置と、
    前記印刷データに基づいた前記画像形成装置による印刷において使用されるトナーの色としての使用トナー色を前記印刷データから判定するトナー色判定手段と、
    前記画像形成装置による印刷の実行を妨げる状況の発生の可能性に応じて前記画像形成装置の推奨度を判定する推奨度判定手段と、
    前記推奨度判定手段によって判定された前記推奨度を前記表示デバイスに表示させる推奨度表示手段とを備え、
    前記推奨度判定手段は、前記トナー色判定手段によって判定された前記使用トナー色に関する情報を含み、前記トナー色判定手段によって判定された前記使用トナー色以外のトナーの色に関する情報を除いた前記画像形成装置の情報と、特定の基準とに基づいて、前記可能性を判定し、
    前記推奨度判定手段は、前記トナー色判定手段によって判定された前記使用トナー色がブラック以外の色を含む場合に、モノクロ印刷専用の前記画像形成装置の情報と、カラー印刷が実行可能な前記画像形成装置の情報とのうち、カラー印刷が実行可能な前記画像形成装置の情報のみを取得することを特徴とする画像形成システム。
  3. 前記推奨度判定手段は、前記トナー色判定手段によって判定された前記使用トナー色がブラック以外の色を含む場合に、モノクロ印刷専用の前記画像形成装置の情報と、カラー印刷が実行可能な前記画像形成装置の情報とのうち、カラー印刷が実行可能な前記画像形成装置の情報のみを取得することを特徴とする請求項に記載の画像形成システム。
  4. 表示デバイスを備える電子機器と、
    印刷データに基づいて記録媒体に印刷を実行する画像形成装置と、
    前記印刷データに基づいた前記画像形成装置による印刷において使用されるトナーの色としての使用トナー色を前記印刷データから判定するトナー色判定手段と、
    前記画像形成装置による印刷の実行を妨げる状況の発生の可能性に応じて前記画像形成装置の推奨度を判定する推奨度判定手段と、
    前記推奨度判定手段によって判定された前記推奨度を前記表示デバイスに表示させる推奨度表示手段と、
    前記トナー色判定手段によって判定された前記使用トナー色がブラックのみである場合の情報の取得対象を受け付ける取得対象受付手段を備え、
    前記推奨度判定手段は、前記トナー色判定手段によって判定された前記使用トナー色に関する情報を含み、前記トナー色判定手段によって判定された前記使用トナー色以外のトナーの色に関する情報を除いた前記画像形成装置の情報と、特定の基準とに基づいて、前記可能性を判定し、
    前記推奨度判定手段は、前記トナー色判定手段によって判定された前記使用トナー色がブラックのみである場合に、前記取得対象受付手段によって受け付け済みの前記取得対象の情報を取得し、
    前記取得対象受付手段は、
    モノクロ印刷専用の前記画像形成装置およびカラー印刷が実行可能な前記画像形成装置のうち、モノクロ印刷専用の前記画像形成装置のみと、
    モノクロ印刷専用の前記画像形成装置およびカラー印刷が実行可能な前記画像形成装置の両方と
    の何れかを前記取得対象として受け付け可能であることを特徴とす画像形成システム。
  5. 前記トナー色判定手段によって判定された前記使用トナー色がブラックのみである場合の情報の取得対象を受け付ける取得対象受付手段を備え、
    前記推奨度判定手段は、前記トナー色判定手段によって判定された前記使用トナー色がブラックのみである場合に、前記取得対象受付手段によって受け付け済みの前記取得対象の情報を取得し、
    前記取得対象受付手段は、
    モノクロ印刷専用の前記画像形成装置およびカラー印刷が実行可能な前記画像形成装置のうち、モノクロ印刷専用の前記画像形成装置のみと、
    モノクロ印刷専用の前記画像形成装置およびカラー印刷が実行可能な前記画像形成装置の両方と
    の何れかを前記取得対象として受け付け可能であることを特徴とする請求項1から請求項3までの何れかに記載の画像形成システム。
  6. 前記推奨度表示手段は、前記トナー色判定手段によって判定された前記使用トナー色に関する情報を含む前記画像形成装置の情報を前記推奨度とともに前記表示デバイスに表示させることを特徴とする請求項1から請求項5までの何れかに記載の画像形成システム。
  7. 前記電子機器は、撮像デバイスを備え、
    前記推奨度表示手段は、前記推奨度判定手段によって判定された前記推奨度を前記撮像デバイスによる撮影画像において前記画像形成装置に対応する位置に合成した合成画像を前記表示デバイスに表示させることを特徴とする請求項1から請求項6までの何れかに記載の画像形成システム。
  8. 表示デバイスを備える電子機器によって実行される推奨度表示プログラムであって、
    印刷データに基づいて記録媒体に印刷を実行する画像形成装置による前記印刷データに基づいた印刷において使用されるトナーの色としての使用トナー色を前記印刷データから判定するトナー色判定手段、
    前記画像形成装置による印刷の実行を妨げる状況の発生の可能性に応じて前記画像形成装置の推奨度を判定する推奨度判定手段、および、
    前記推奨度判定手段によって判定された前記推奨度を前記表示デバイスに表示させる推奨度表示手段として前記電子機器を機能させ、
    前記推奨度判定手段は、前記トナー色判定手段によって判定された前記使用トナー色に関する情報を含み、前記トナー色判定手段によって判定された前記使用トナー色以外のトナーの色に関する情報を除いた前記画像形成装置の情報と、特定の基準とに基づいて、前記可能性を判定し、
    前記トナー色判定手段は、前記印刷データに含まれる印刷指定に基づいてモノクロ印刷およびカラー印刷の何れであるかを判断し、前記印刷データに含まれる印刷指定に基づいてモノクロ印刷であると判断した場合には前記使用トナー色をブラックであると判定し、前記印刷データに含まれる印刷指定に基づいてカラー印刷であると判断した場合には前記印刷データに対して色変換を行って前記使用トナー色を判定することを特徴とする推奨度表示プログラム。
  9. 表示デバイスを備える電子機器によって実行される推奨度表示プログラムであって、
    印刷データに基づいて記録媒体に印刷を実行する画像形成装置による前記印刷データに基づいた印刷において使用されるトナーの色としての使用トナー色を前記印刷データから判定するトナー色判定手段、
    前記画像形成装置による印刷の実行を妨げる状況の発生の可能性に応じて前記画像形成装置の推奨度を判定する推奨度判定手段、および、
    前記推奨度判定手段によって判定された前記推奨度を前記表示デバイスに表示させる推奨度表示手段として前記電子機器を機能させ、
    前記推奨度判定手段は、前記トナー色判定手段によって判定された前記使用トナー色に関する情報を含み、前記トナー色判定手段によって判定された前記使用トナー色以外のトナーの色に関する情報を除いた前記画像形成装置の情報と、特定の基準とに基づいて、前記可能性を判定し、
    前記推奨度判定手段は、前記トナー色判定手段によって判定された前記使用トナー色がブラック以外の色を含む場合に、モノクロ印刷専用の前記画像形成装置の情報と、カラー印刷が実行可能な前記画像形成装置の情報とのうち、カラー印刷が実行可能な前記画像形成装置の情報のみを取得することを特徴とする推奨度表示プログラム。
  10. 表示デバイスを備える電子機器によって実行される推奨度表示プログラムであって、
    印刷データに基づいて記録媒体に印刷を実行する画像形成装置による前記印刷データに基づいた印刷において使用されるトナーの色としての使用トナー色を前記印刷データから判定するトナー色判定手段、
    前記画像形成装置による印刷の実行を妨げる状況の発生の可能性に応じて前記画像形成装置の推奨度を判定する推奨度判定手段、
    前記推奨度判定手段によって判定された前記推奨度を前記表示デバイスに表示させる推奨度表示手段、および、
    前記トナー色判定手段によって判定された前記使用トナー色がブラックのみである場合の情報の取得対象を受け付ける取得対象受付手段として前記電子機器を機能させ、
    前記推奨度判定手段は、前記トナー色判定手段によって判定された前記使用トナー色に関する情報を含み、前記トナー色判定手段によって判定された前記使用トナー色以外のトナーの色に関する情報を除いた前記画像形成装置の情報と、特定の基準とに基づいて、前記可能性を判定し、
    前記推奨度判定手段は、前記トナー色判定手段によって判定された前記使用トナー色がブラックのみである場合に、前記取得対象受付手段によって受け付け済みの前記取得対象の情報を取得し、
    前記取得対象受付手段は、
    モノクロ印刷専用の前記画像形成装置およびカラー印刷が実行可能な前記画像形成装置のうち、モノクロ印刷専用の前記画像形成装置のみと、
    モノクロ印刷専用の前記画像形成装置およびカラー印刷が実行可能な前記画像形成装置の両方と
    の何れかを前記取得対象として受け付け可能であることを特徴とする推奨度表示プログラム。
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