JP2021082393A - 導光レンズ及び車両用灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】点灯時の発光範囲を拡大すると共に、非点灯時の見栄えを良くすることを可能とした導光レンズを提供する。【解決手段】反射部5は、導光部4の基端側から先端側に向かって周期的に並ぶ複数の反射カット7を有し、反射カット7は、導光部4の内部で導光される光Lの一部L1を導光部4の正面側に向けて反射する第1の反射面7aと、導光部4の内部で導光される光Lの一部L2を導光部4の正面側且つ第1の反射面7aで反射される光L1とは異なる方向に向けて反射する第2の反射面7bとを含む。【選択図】図3

Description

本発明は、導光レンズ及び車両用灯具に関する。
従来より、車両に搭載される車両用灯具として、発光ダイオード(LED)などの光源と、長尺(棒状)の導光レンズとを組み合わせたものが知られている(例えば、下記特許文献1を参照。)。また、近年の車両用灯具では、デザインの多様化によって、例えば方向指示器(ターンランプ)や車幅灯(ポジションランプ)、昼間点灯ランプ(DRL:Daytime Running Lamps)などをライン状に発光させるデザインが増加している。
このような車両用灯具では、光源から出射された光を導光レンズの基端側の端面(以下、「入射面」という。)から導光レンズの内部へと入射し、導光レンズの内部で反射を繰り返しながら、導光レンズの先端側に向けて光を導光させる。また、導光レンズの背面側に設けられた複数の反射カットで反射された光を導光レンズの正面(以下、「出射面」という。)側から外部へと出射する。これにより、導光レンズの出射面を車両用灯具の発光部としてライン状に発光させることが可能である。
特開2010−161008号公報
ところで、上述した複数の反射カットは、導光レンズの内部で導光される光を導光レンズの出射面側に向けて反射する複数の反射面と、各反射面の間を接続する接続面とが、導光レンズの基端側から先端側に向かって交互に並ぶことによって構成されている。
導光レンズでは、各反射面に入射した光を出射面に対して臨界角未満となる角度で反射することによって、各反射面で反射された光を出射面から外部へ出射する。これにより、出射面の各反射面に対応した領域を発光させることが可能である。
一方、各接続面には、導光レンズの基端側から先端側に向かって導光される光が直接入射することがない。このため、出射面の反射面に対応した領域と接続面に対応した領域との間で、明暗差(発光ムラ)が発生し易くなっている。
これに対して、上述した複数の反射カットで反射された光の中には、出射面に対して臨界角未満となる角度で反射することによって、出射面から外部へと出射される光と、出射面に対して臨界角以上となる角度で反射することによって、出射面で全反射(内部反射)される光とがある。
これにより、導光レンズでは、入射面から入射した光を内部で導光させる間に、複数の反射カットで反射された光の拡散性が増加することによって、出射面をより均一に発光させることが行われている。
一方、従来の導光レンズでは、複数の反射カットが並ぶ方向において複数の反射カットで反射された光の拡散性が増加するものの、複数の反射カットが並ぶ方向とは直交する方向においては、複数の反射カットで反射された光の拡散性を増加させることは困難である。したがって、従来の導光レンズでは、複数の反射カットが並ぶ方向とは直交する方向において発光範囲を拡大することは困難である。
特に、車両用灯具の灯体内において、導光レンズの背面側にあるブラケットなどに導光レンズを固定する場合、導光レンズの複数の反射カットを挟んだ一方側又は両側に位置して、複数の反射カットよりも後方に向かって延出された延出部にランス孔を設けて、このランス孔にブラケット側に設けられた係合突部を係合(凹凸ランス係合)させることが行われている。
この場合、延出部が設けられた部分は、導光レンズの内部で導光される光を出射面側に向けて反射することができない。このため、複数の反射カットを挟んだ一方側又は両側において発光範囲を拡大することは困難である。
また、従来の導光レンズでは、車両用灯具の非点灯時に、外光の照射により出射面から導光レンズの内部へと入射した光が、反射面で反射された後、出射面から導光レンズの外部へと出射されることによって、この出射面の各反射面に対応した領域がスジ状に光って見えることがある。この場合、導光レンズの非点灯時における見栄えが悪くなる。
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、点灯時の発光範囲を拡大すると共に、非点灯時の見栄えを良くすることを可能とした導光レンズ、並びにそのような導光レンズを備えた車両用灯具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
〔1〕 光源から出射された光が入射する入射部と、
前記入射部から入射した光を基端側から先端側に向かって導光させる長尺の導光部と、
前記導光部の背面側に設けられて、前記導光部の内部で導光される光を前記導光部の正面側に向けて反射する反射部と、
前記導光部の正面側に設けられて、前記反射部で反射された光を前記導光部の外部へと出射する出射部とを有し、
前記反射部は、前記導光部の基端側から先端側に向かって周期的に並ぶ複数の反射カットを有し、
前記反射カットは、前記導光部の内部で導光される光の一部を前記導光部の正面側に向けて反射する第1の反射面と、前記導光部の内部で導光される光の一部を前記導光部の正面側且つ前記第1の反射面で反射される光とは異なる方向に向けて反射する第2の反射面とを含むことを特徴とする導光レンズ。
〔2〕 前記第2の反射面は、前記第1の反射面よりも小さいことを特徴とする前記〔1〕に記載の導光レンズ。
〔3〕 前記第1の反射面は、前記複数の反射カットが並ぶ方向に沿った断面において、前記導光部の内部で導光される光の方向から見たときに前記導光部の正面側に向かって傾斜して設けられ、
前記第2の反射面は、前記複数の反射カットが並ぶ方向に沿った断面において、前記導光部の内部で導光される光の方向から見たときに前記導光部の正面側に向かって傾斜して設けられ、なお且つ、前記複数の反射カットが並ぶ方向とは交差する方向に沿った断面において、前記導光部の背面側に向かって傾斜して設けられていることを特徴とする前記〔1〕又は〔2〕に記載の導光レンズ。
〔4〕 前記出射部は、前記第1の反射面で反射された光を前記導光部の外部へと出射する第1の出射面と、前記第2の反射面で反射された光を前記導光部の外部へと出射する第2の出射面とを含み、
前記第2の出射面は、前記複数の反射カットが並ぶ方向とは交差する方向において前記第1の出射面を挟んだ一方側に位置し、なお且つ、前記複数の反射カットが並ぶ方向とは交差する方向に沿った断面において、前記第2の反射面が傾斜する方向に合わせて、前記第1の出射面よりも前記導光部の背面側に向かって傾斜して設けられていることを特徴とする前記〔3〕に記載の導光レンズ。
〔5〕 前記導光部は、前記複数の反射カットを挟んだ一方側に位置して、前記複数の反射カットよりも後方に向かって延出された第1の延出部を有することを特徴とする前記〔4〕に記載の導光レンズ。
〔6〕 前記反射カットは、前記導光部の内部で導光される光の一部を前記導光部の正面側且つ前記第1の反射面及び前記第2の反射面で反射される光とは異なる方向に向けて反射する第3の反射面を含むことを特徴とする前記〔1〕〜〔5〕の何れか一項に記載の導光レンズ。
〔7〕 前記第3の反射面は、前記第1の反射面よりも小さいことを特徴とする前記〔6〕に記載の導光レンズ。
〔8〕 前記第3の反射面は、前記複数の反射カットの並び方向に沿った断面において、前記導光部の内部で導光される光の方向から見たときに前記導光部の正面側に向かって傾斜して設けられ、なお且つ、前記複数の反射カットの並び方向とは交差する方向に沿った断面において、前記導光部の背面側に向かって傾斜して設けられていることを特徴とする前記〔6〕又は〔7〕に記載の導光レンズ。
〔9〕 前記出射部は、前記第3の反射面で反射された光を前記導光部の外部へと出射する第3の出射面とを含み、
前記第3の出射面は、前記複数の反射カットが並ぶ方向とは交差する方向において前記第1の出射面を挟んだ他方側に位置し、なお且つ、前記複数の反射カットが並ぶ方向とは交差する方向に沿った断面において、前記第3の反射面が傾斜する方向に合わせて、前記第1の出射面よりも前記導光部の背面側に向かって傾斜して設けられていることを特徴とする前記〔8〕に記載の導光レンズ。
〔10〕 前記導光部は、前記複数の反射カットを挟んだ他方側に位置して、前記複数の反射カットよりも後方に向かって延出された第2の延出部を有することを特徴とする前記〔9〕に記載の導光レンズ。
〔11〕 前記第2の反射面と前記第3の反射面とは、前記複数の反射カットが並ぶ方向とは交差する方向に並んで設けられている前記〔6〕〜〔10〕の何れか一項に記載の導光レンズ。
〔12〕 前記〔1〕〜〔11〕の何れか一項に記載の導光レンズと、
前記導光レンズの前記入射部に向けて光を出射する光源とを備えることを特徴とする車両用灯具。
以上のように、本発明によれば、点灯時の発光範囲を拡大すると共に、非点灯時の見栄えを良くすることを可能とした導光レンズ、並びにそのような導光レンズを備えた車両用灯具を提供することが可能である。
本発明の第1の実施形態に係る導光レンズを備えた車両用灯具を正面側から見た要部斜視図である。 図1に示す車両用灯具を背面側から見た要部斜視図である。 図1に示す車両用灯具の構成を示す要部上面図である。 図1に示す車両用灯具の構成を示す要部正面図である。 導光部の複数の反射カットが並ぶ方向に沿った要部断面図である。 導光部の第1の反射面が設けられた位置における複数の反射カットが並ぶ方向とは交差する方向に沿った断面図である。 導光部の第2の反射面及び第3の反射面が設けられた位置における複数の反射カットが並ぶ方向とは交差する方向に沿った断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る導光レンズを備えた車両用灯具の構成を示す要部斜視図である。 図8に示す車両用灯具の構成を示す要部正面図である。 導光部の複数の反射カットが並ぶ方向に沿った要部断面図である。 導光部の第1の反射面が設けられた位置における複数の反射カットが並ぶ方向とは交差する方向に沿った断面図である。 導光部の第2の反射面及び第3の反射面が設けられた位置における複数の反射カットが並ぶ方向とは交差する方向に沿った断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の説明で用いる図面においては、各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがあり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態として、例えば図1〜図8に示す導光レンズ1Aを備えた車両用灯具100について説明する。
なお、図1は、導光レンズ1Aを備えた車両用灯具100を正面側から見た要部斜視図である。図2は、導光レンズ1Aを背面側から見た要部斜視図である。図3は、車両用灯具100の構成を示す要部上面図である。図4は、車両用灯具100の構成を示す要部正面図である。図5は、導光部4の複数の反射カット7が並ぶ方向Wに沿った要部断面図である。図6は、導光部4の第1の反射面7aが設けられた位置における複数の反射カット7が並ぶ方向Wとは交差する方向Vに沿った断面図である。図7は、導光部4の第2の反射面7b及び第3の反射面7cが設けられた位置における複数の反射カット7が並ぶ方向Wとは交差する方向Vに沿った断面図である。
また、以下に示す図面では、XYZ直交座標系を設定し、X軸方向を車両用灯具100の前後方向とし、Y軸方向を車両用灯具100の左右方向とし、Z軸方向を車両用灯具100の上下方向として、それぞれ示すものとする。
また、以下の説明において、「前」「後」「左」「右」「上」「下」との記載は、特に断りのない限り、車両用灯具100を正面(車両前方)から見たときのそれぞれの方向を意味するものとする。
本実施形態の導光レンズ1Aを備えた車両用灯具100は、例えば、車両(図示せず。)の前端側の両コーナー部に搭載されるものであり、橙色発光で点滅する方向指示器(ターンランプ)に本発明を適用したものである。
具体的に、この車両用灯具100は、図1〜図4に示すように、灯体(図示せず。)の内側に配置された導光レンズ1Aと、光源2とを備えている。
なお、灯体は、前面が開口したハウジングと、このハウジングの開口を覆う透明なレンズカバーとにより構成される。また、灯体の形状については、車両のデザイン等に合わせて、適宜変更することが可能である。
導光レンズ1Aは、車両用灯具100のインナーレンズとして、光源2から出射された光Lを導光させる長尺(棒状)の導光体からなる。導光レンズ1Aには、例えばポリカーボネイトやアクリル等の透明樹脂やガラスなど、空気よりも屈折率の高い光透過性部材を用いることができる。
光源2は、橙色光(以下、単に光という。)Lを放射状に出射する発光ダイオード(LED)からなる。また、LEDには、車両照明用の高出力(高輝度)タイプのもの(例えばSMD LEDなど。)を使用することができる。
光源2は、実装基板(図示せず。)の一面(本実施形態では前面)側に実装される。すなわち、この実装基板は、光源2が設けられた一面側を前方(+X軸側)に向けた状態で配置されている。光源2は、この実装基板の一面に対して垂直な前方に向かって光を放射状に出射する。
なお、実施基板は、上述したLEDを駆動する駆動回路が設けられた構成であってもよい。一方、LEDが設けられた実施基板と、駆動回路が設けられた回路基板とを別々に配置し、これら実装基板と回路基板とをハーネスと呼ばれる配線コードを介して電気的に接続し、LEDが発する熱から駆動回路を保護する構成とであってもよい。
本実施形態の導光レンズ1Aは、光源2から出射された光Lが入射する入射部3と、入射部3から入射した光Lを基端側から先端側に向かって導光させる導光部4と、導光部4の背面側に設けられて、導光部4の内部で導光される光Lを導光部4の正面側に向けて反射する反射部5と、導光部4の正面側に設けられて、反射部5で反射された光Lを導光部4の外部へと出射する出射部6とを有している。
入射部3は、導光部4の基端側の端面により構成されている。また、入射部3は、平面に限らず、光源2から放射状に出射された光Lを平行化又は集光しながら、導光部4の内部へと入射する凸レンズ形状を有した構成であってもよい。
また、入射部3は、例えば、光源2と対向する部分の中央に位置して、光源2から出射された光Lの一部が入射する凸面状の第1の集光入射面と、第1の集光入射面の周囲を囲む位置から光源2側に突出した部分の内周側に位置して、光源2から出射された光Lの一部が入射する略円筒状の第2の集光入射面と、突出した部分の外周側に位置して、第2の集光入射面から入射した光Lを反射する截頭円錐状の集光反射面とを有して、第1の集光入射面から入射した光Lを光軸寄りに集光させ、第2の集光入射面から入射した光Lを集光反射面で反射させることによって光軸寄りに集光させる構成としてもよい。
導光部4は、光源2と入射部3が対向する位置から、前方に向かって延長された後、湾曲しながら車両幅方向(Y軸方向)に延長された長尺形状を有している。また、導光部4は、車両の前端側のコーナー部に付与されるスラント形状に合わせて、車両幅方向の内側(本実施形態では先端側(+Y軸側))よりも外側(本実施形態では基端側(−Y軸側))が後退する方向(−X軸側)に向かって湾曲又は傾斜(本実施形態では湾曲)した形状を有している。
導光レンズ1Aでは、入射部3から導光部4の内部に入射した光Lが、この導光部4の内部で反射を繰り返しながら、導光部4の先端側に向かって導光される。
反射部5は、導光部4の車両幅方向に延長された部分の背面側に、複数の反射カット7を有している。複数の反射カット7は、導光部4の基端側から先端側に向かって周期的に並んで設けられている。
複数の反射カット7は、第1の反射面7aと、第2の反射面7bと、第3の反射面7cと、第1の接続面7dと、第2の接続面7eとを含む複数のカット面により構成されている。
このうち、第1の反射面7aと、第2の反射面7b及び第3の反射面7cとは、複数の反射カット7が並ぶ方向Wに交互に並んで設けられている。第1の反射面7aは、矩形状のカット面からなり、複数の反射カット7が並ぶ方向Wとは交差する方向Vに延在して設けられている。
一方、第2の反射面7bと第3の反射面7cとは、複数の反射カット7が並ぶ方向Wとは交差(本実施形態では直交)する方向Vに並んで設けられている。また、複数の反射カット7が並ぶ方向Wとは交差する方向Vにおいて、第2の反射面7bが一方側(本実施形態では上側)に位置し、第3の反射面7cが他方側(本実施形態では下側)に位置している。
第2の反射面7bと第3の反射面7cとは、互いに一致した頂点を有する三角形状のカット面からなり、複数の反射カット7が並ぶ方向Wとは交差する方向Vにおいて互いに逆向きに配置されている。また、第2の反射面7b及び第3の反射面7cは、第1の反射面7aよりも面積が小さくなっている。
一方、第1の接続面7dは、複数の反射カット7が並ぶ方向Wにおいて、第1の反射面7aの一端(本実施形態では左端)と、第2の反射面7b及び第3の反射面7cの他端(本実施形態では右端)との間を接続している。
一方、第2の接続面7eは、複数の反射カット7が並ぶ方向Wにおいて、第1の反射面7aの他端(本実施形態では右端)と、第2の反射面7b及び第3の反射面7cの一端(本実施形態では左端)との間を接続している。
第1の接続面7dと第2の接続面7eとは、第2の反射面7bと第3の反射面7cの頂点と一致した頂点を有する三角形状のカット面からなり、複数の反射カット7が並ぶ方向Wにおいて互いに逆向きに配置されている。
第1の反射面7aは、図5に示す複数の反射カット7が並ぶ方向Wに沿った断面において、導光部4の内部で導光される光Lの方向から見たときに、導光部4の正面側に向かって傾斜して設けられている。また、第1の反射面7aは、図6に示す複数の反射カット7が並ぶ方向Wとは交差する方向Vに沿った断面において、導光部4の正面側と向かい合うように設けられている。
これにより、第1の反射面7aは、導光部4の内部で導光される光Lのうち、この第1の反射面7aに入射した光L1を導光部4の正面側に向けて反射する。
第2の反射面7bは、図5に示す複数の反射カット7が並ぶ方向Wに沿った断面において、導光部4の内部で導光される光Lの方向から見たときに導光部4の正面側に向かって傾斜して設けられている。また、第2の反射面7bは、図7に示す複数の反射カット7が並ぶ方向Wとは交差する方向Vに沿った断面において、導光部4の背面側に向かって傾斜して設けられている。
これにより、第2の反射面7bは、導光部4の内部で導光される光Lのうち、この第2の反射面7bに入射した光L2を導光部4の正面側、且つ、第1の反射面7aで反射される光L1とは異なる方向(本実施形態では斜め上方)に向けて反射する。
第3の反射面7cは、図5に示す複数の反射カット7が並ぶ方向Wに沿った断面において、導光部4の内部で導光される光Lの方向から見たときに導光部4の正面側に向かって傾斜して設けられている。また、第3の反射面7cは、図7に示す複数の反射カット7が並ぶ方向Wとは交差する方向Vに沿った断面において、導光部4の背面側に向かって傾斜して設けられている。
これにより、第3の反射面7cは、導光部4の内部で導光される光Lのうち、この第3の反射面7cに入射した光L3を導光部4の正面側、且つ、第1の反射面7a及び第2の反射面7bで反射される光Lとは異なる方向(本実施形態では斜め下方)に向けて反射する。
第1の接続面7d及び第2の接続面7eは、図5に示す複数の反射カット7が並ぶ方向Wに沿った断面において、導光部4の内部で導光される光Lの方向から見たときに導光部4の背面側に向かって傾斜して設けられている。したがって、第1の接続面7d及び第2の接続面7eには、導光部4の基端側から先端側に向かって導光される光Lが直接入射することがない。
出射部6は、図1〜図7に示すように、導光部4の車両幅方向に延長された部分の正面側に、第1の出射面6aと、第2の出射面6bとを有している。
第1の出射面6aは、複数の反射カット7が並ぶ方向Wにおいて湾曲した曲面からなり、複数の反射カット7と向かい合うように、複数の反射カット7が並ぶ方向Wに延在して設けられている。
導光レンズ1Aでは、第1の反射面7aで反射された光L1のうち、第1の出射面6aに対して臨界角未満となる角度で入射した光L1が、この第1の出射面6aから導光部4の外部へと出射される。一方、第1の出射面6aに対して臨界角以上となる角度で入射した光L1が、この第1の出射面6aから導光部4の背面側に向けて全反射(内部反射)される。
また、導光レンズ1Aでは、第3の反射面7cで反射された光L3のうち、第1の出射面6aに対して臨界角未満となる角度で入射した光L3が、導光部4の下面4bで反射された後、この第1の出射面6aから導光部4の外部へと出射される。一方、第1の出射面6aに対して臨界角以上となる角度で入射した光L3が、導光部4の下面4bで反射された後、この第1の出射面6aから導光部4の背面側に向けて全反射(内部反射)される。
第2の出射面6bは、複数の反射カット7が並ぶ方向Wとは交差する方向Vにおいて、第1の出射面6aを挟んだ一方側(本実施形態では上側)に位置して、第1の出射面6aの一方側の端部(本実施形態では上端部)に沿って、複数の反射カット7が並ぶ方向Wに延在して設けられている。
また、第2の出射面6bは、複数の反射カット7が並ぶ方向Wとは交差する方向Vに沿った断面において、第2の反射面7bが傾斜する方向に合わせて、第1の出射面6aよりも導光部4の背面側に向かって傾斜して設けられている。
導光レンズ1Aでは、第2の反射面7bで反射された光L2のうち、第2の出射面6bに対して臨界角未満となる角度で入射した光L2が、この第2の出射面6bから導光部4の外部へと出射される。一方、第2の出射面6bに対して臨界角以上となる角度で入射した光L2が、この第2の出射面6bから導光部4の背面側に向けて全反射(内部反射)される。
導光部4の背面側には、第1の延出部4aが設けられている。第1の延出部4aは、複数の反射カット7を挟んだ一方側(本実施形態では上側)に位置して、複数の反射カット7よりも後方(−X軸側)に向かって延出されている。
例えば、車両用灯具100では、灯体内において、導光レンズ1Aの背面側にあるブラケットなどに導光レンズ1Aを固定するため、この延出部4aにランス孔を設けて、このランス孔にブラケット側に設けられた係合突部を係合(凹凸ランス係合)させることが行われている。
また、導光部4の正面側には、複数のプリズムカット8が設けられている。複数のプリズムカット8は、導光レンズ1Aの加飾部分として、四角錐状に形成されている。複数のプリズムカット8は、第2の出射面6bを含む導光部4の上端部に沿った位置に、この導光部4の基端側から先端側に向かって周期的に並んで配置されている。
以上のような構成を有する本実施形態の車両用灯具100では、ターンランプとして、光源2から出射された光Lを導光部4の基端側に設けられた入射部3から導光部4の内部へと入射し、導光レンズの内部で光Lの反射を繰り返しながら、導光部4の先端側に向けて光Lを導光させる。また、導光部4の背面側に設けられた複数の反射カット7により反射された光L1,L2,L3を導光部4の正面側に設けられた出射部6から灯体の前方(+X軸側)に向けて出射する。これにより、車両用灯具100では、導光レンズ1Aの出射部6に対応した発光範囲を点滅させながら、ライン状に橙色発光させることが可能である。
ところで、本実施形態の導光レンズ1Aでは、上述した第1の反射面7a及び第3の反射面7cで反射された光L1,L3を導光部4の正面側に向けて反射する。これにより、第1の反射面7aで反射された光L1,L3は、主配光として、複数の反射カット7と向かい合う第1の出射面6aから導光部4の外部へと出射される。
本実施形態の導光レンズ1Aでは、入射部3から入射した光Lを導光部4の内部で導光させる間に、複数の反射カット7(第1の反射面6a及び第3の反射面6c)で反射された光L1,L3の拡散性が増加することによって、第1の出射面6aをより均一に発光させることが可能である。
一方、本実施形態の導光レンズ1Aでは、上述した第2の反射面7bで反射された光L2を導光部4の正面側且つ斜め上方に向けて反射する。これにより、第2の反射面7bで反射された光L2は、副配光として、第1の出射面6aを挟んだ一方側(上側)に位置する第2の出射面6bから導光部4の外部へと出射される。
したがって、本実施形態の導光レンズ1Aでは、複数の反射カット7が並ぶ方向Wとは交差する方向Vにおいて点灯時の発光範囲を拡大することが可能である。特に、本実施形態の導光レンズ1Aでは、上述した導光部4の第1の延出部4aが設けられた部分の正面側に第2の出射面6bを設けて、この第2の出射面6bから第2の反射面7bで反射された光L2を外部へと出射する。これにより、複数の反射カット7を挟んだ一方側(上側)において点灯時の発光範囲を拡大することが可能である。
また、本実施形態の導光レンズ1Aでは、車両用灯具100の非点灯時に、外光の照射により導光部4の正面側から導光部4の内部へと入射した光が、複数の反射カット7で反射された後、導光部4の正面側から導光部4の外部へと出射される。このとき、第1の反射面7aに対応した領域だけでなく、第2の反射面7b及び第3の反射面7cに対応した領域が光って見えるため、従来のように第1の反射面7aに対応した領域のみがスジ状に光って見えることを改善することが可能である。これにより、非点灯時における導光レンズ1Aの見栄えを良くすることが可能である。
以上のようにして、本実施形態の車両用灯具100では、点灯時に導光レンズ1Aの発光範囲を拡大すると共に、非点灯時に導光レンズ1Aの見栄えを良くすることが可能である。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態として、例えば図8〜図12に示す導光レンズ1Bを備えた車両用灯具100について説明する。
なお、図8は、導光レンズ1Bを備えた車両用灯具100の構成を示す要部斜視図である。図9は、車両用灯具100の構成を示す要部正面図である。図10は、導光部4の複数の反射カット7が並ぶ方向に沿った要部断面図である。図11は、導光部4の第1の反射面7aが設けられた位置における複数の反射カット7が並ぶ方向Wとは交差する方向Vに沿った断面図である。図12は、導光部4の第2の反射面7b及び第3の反射面7cが設けられた位置における複数の反射カット7が並ぶ方向Wとは交差する方向Vに沿った断面図である。また、以下の説明では、上記導光レンズ1Aを備えた車両用灯具100と同等の部位については、説明を省略すると共に、図面において同じ符号を付すものとする。
本実施形態の導光レンズ1Bを備えた車両用灯具100は、図8及び図9に示すように、上記導光レンズ1Aの代わりに、導光レンズ1Bを備える以外は、上記図1〜図4に示す車両用灯具100と基本的に同じ構成を有している。
本実施形態の導光レンズ1Bは、出射部6において、第1の出射面6a及び第2の出射面6bの他に、第3の出射面6cを有している。
第3の出射面6cは、複数の反射カット7が並ぶ方向Wとは交差する方向Vにおいて、第1の出射面6aを挟んだ他方側(本実施形態では下側)に位置して、第1の出射面6aの他方側の端部(本実施形態では下端部)に沿って、複数の反射カット7が並ぶ方向Wに延在して設けられている。
また、第3の出射面6cは、複数の反射カット7が並ぶ方向Wとは交差する方向Vに沿った断面において、第3の反射面7cが傾斜する方向に合わせて、第1の出射面6aよりも導光部4の背面側に向かって傾斜して設けられている。
導光レンズ1Bでは、第3の反射面7cで反射された光L3のうち、第3の出射面6cに対して臨界角未満となる角度で入射した光L3が、この第3の出射面6cから導光部4の外部へと出射される。一方、第3の出射面6cに対して臨界角以上となる角度で入射した光L3が、この第3の出射面6cから導光部4の背面側に向けて全反射(内部反射)される。
導光部4の背面側には、第2の延出部4cが設けられている。第2の延出部4cは、複数の反射カット7を挟んだ他方側(本実施形態では下側)に位置して、複数の反射カット7よりも後方(−X軸側)に向かって延出されている。
また、導光レンズ1Bでは、複数のプリズムカット8が省略されているが、複数のプリズムカット8を導光部4の正面側に設けることも可能である。
以上のような構成を有する本実施形態の車両用灯具100では、ターンランプとして、光源2から出射された光Lを導光部4の基端側に設けられた入射部3から導光部4の内部へと入射し、導光レンズの内部で光Lの反射を繰り返しながら、導光部4の先端側に向けて光Lを導光させる。また、導光部4の背面側に設けられた複数の反射カット7により反射された光L1,L2,L3を導光部4の正面側に設けられた出射部6から灯体の前方(+X軸側)に向けて出射する。これにより、車両用灯具100では、導光レンズ1Bの出射部6に対応した発光範囲を点滅させながら、ライン状に橙色発光させることが可能である。
ところで、本実施形態の導光レンズ1Bでは、上述した第1の反射面7aで反射された光L1を導光部4の正面側に向けて反射する。これにより、第1の反射面7aで反射された光L1は、主配光として、複数の反射カット7と向かい合う第1の出射面6aから導光部4の外部へと出射される。
本実施形態の導光レンズ1Aでは、入射部3から入射した光Lを導光部4の内部で導光させる間に、複数の反射カット7(第1の反射面6a)で反射された光L1の拡散性が増加することによって、第1の出射面6aをより均一に発光させることが可能である。
一方、本実施形態の導光レンズ1Bでは、上述した第2の反射面7bで反射された光L2を導光部4の正面側且つ斜め上方に向けて反射する。これにより、第2の反射面7bで反射された光L2は、副配光として、第1の出射面6aを挟んだ一方側(上側)に位置する第2の出射面6bから導光部4の外部へと出射される。
また、本実施形態の導光レンズ1Bでは、上述した第3の反射面7cで反射された光L3を導光部4の正面側且つ斜め下方に向けて反射する。これにより、第3の反射面7cで反射された光L3は、副配光として、第1の出射面6aを挟んだ他方側(下側)に位置する第3の出射面6cから導光部4の外部へと出射される。
したがって、本実施形態の導光レンズ1Bでは、複数の反射カット7が並ぶ方向Wとは交差する方向Vにおいて点灯時の発光範囲を拡大することが可能である。特に、本実施形態の導光レンズ1Bでは、上述した導光部4の第1の延出部4a及び第2の延出部4cが設けられた部分の正面側に第2の出射面6b及び第3の出射面6cを設けて、これら第2の出射面6b及び第3の出射面6cから第2の反射面7b及び第3の反射面7cで反射された光L2,L3を外部へと出射する。これにより、複数の反射カット7を挟んだ一方側(上側)及び他方側(下側)において点灯時の発光範囲を拡大することが可能である。
また、本実施形態の導光レンズ1Bでは、車両用灯具100の非点灯時に、外光の照射により導光部4の正面側から導光部4の内部へと入射した光が、複数の反射カット7で反射された後、導光部4の正面側から導光部4の外部へと出射される。このとき、第1の反射面7aに対応した領域だけでなく、第2の反射面7b及び第3の反射面7cに対応した領域が光って見えるため、従来のように第1の反射面7aに対応した領域のみがスジ状に光って見えることを改善することが可能である。これにより、非点灯時における導光レンズ1Bの見栄えを良くすることが可能である。
以上のようにして、本実施形態の車両用灯具100では、点灯時に導光レンズ1Bの発光範囲を拡大すると共に、非点灯時に導光レンズ1Bの見栄えを良くすることが可能である。
なお、本発明は、上記実施形態のものに必ずしも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記導光レンズ1A,1Bでは、上述した第2の反射面7bにより反射された光L2を第1の反射面7aで反射される光L1とは異なる方向に向けて反射し、第3の反射面7cにより反射された光3を第1の反射面7a及び第2の反射面7bで反射される光L1,L2とは異なる方向に向けて反射する構成となっている。
このような構成において、第2の反射面7bと第3の反射面7cとの大きさ(面積)や傾き(角度)などを変更したり、第2の反射面7bと第3の反射面7cとの何れか一方を省略したりすることも可能である。また、第2の反射面7bと第3の反射面7cとの変更に合わせて、第2の出射面6b及び第3の出射面6cについても大きさや傾きなどを変更したり、第2の出射面6bと第3の出射面6cとの何れか一方を省略したりすることが可能である。
なお、上記車両用灯具100では、実際の車両のデザイン等に合わせて、上述した導光レンズ1A,1Bの形状などを適宜変更することが可能である。
また、上記実施形態では、車両用灯具として、フロント側のターンランプに本発明を適用した場合を例示しているが、本発明が適用される車両用灯具については、上述したフロント側の車両用灯具に限らず、例えばリアコンビネーションランプなどのリア側の車両用灯具に本発明を適用することも可能である。
また、本発明が適用される車両用灯具については、上述したターンランプに限らず、例えば、車幅灯(ポジションランプ)や昼間点灯ランプ(DRL)、尾灯(テールランプ)、ストップランプなどの車両用灯具に対して、本発明を幅広く適用することが可能である。また、上記光源2が発する光の色についても、白色光や赤色光、橙色光など、その用途に応じて適宜変更することも可能である。
また、本発明を適用した導光レンズは、上述した車両用灯具に好適に用いられるものの、例えば一般照明など車両用灯具以外の用途に適用することも可能である。
1A,1B…導光レンズ 2…光源 3…入射部 4…導光部 4a…第1の延出部 4b…下面 4c…第2の延出部 5…反射部 6…出射部 6a…第1の出射面 6b…第2の出射面 6c…第3の出射面 7…反射カット 7a…第1の反射面 7b…第2の反射面 7c…第3の反射面 8…プリズムカット 100…車両用灯具

Claims (12)

  1. 光源から出射された光が入射する入射部と、
    前記入射部から入射した光を基端側から先端側に向かって導光させる長尺の導光部と、
    前記導光部の背面側に設けられて、前記導光部の内部で導光される光を前記導光部の正面側に向けて反射する反射部と、
    前記導光部の正面側に設けられて、前記反射部で反射された光を前記導光部の外部へと出射する出射部とを有し、
    前記反射部は、前記導光部の基端側から先端側に向かって周期的に並ぶ複数の反射カットを有し、
    前記反射カットは、前記導光部の内部で導光される光の一部を前記導光部の正面側に向けて反射する第1の反射面と、前記導光部の内部で導光される光の一部を前記導光部の正面側且つ前記第1の反射面で反射される光とは異なる方向に向けて反射する第2の反射面とを含むことを特徴とする導光レンズ。
  2. 前記第2の反射面は、前記第1の反射面よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の導光レンズ。
  3. 前記第1の反射面は、前記複数の反射カットが並ぶ方向に沿った断面において、前記導光部の正面側に向かって傾斜して設けられ、
    前記第2の反射面は、前記複数の反射カットが並ぶ方向に沿った断面において、前記導光部の正面側に向かって傾斜して設けられ、なお且つ、前記複数の反射カットが並ぶ方向とは交差する方向に沿った断面において、前記導光部の背面側に向かって傾斜して設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の導光レンズ。
  4. 前記出射部は、前記第1の反射面で反射された光を前記導光部の外部へと出射する第1の出射面と、前記第2の反射面で反射された光を前記導光部の外部へと出射する第2の出射面とを含み、
    前記第2の出射面は、前記複数の反射カットが並ぶ方向とは交差する方向において前記第1の出射面を挟んだ一方側に位置し、なお且つ、前記複数の反射カットが並ぶ方向とは交差する方向に沿った断面において、前記第2の反射面が傾斜する方向に合わせて、前記第1の出射面よりも前記導光部の背面側に向かって傾斜して設けられていることを特徴とする請求項3に記載の導光レンズ。
  5. 前記導光部は、前記複数の反射カットが並ぶ方向とは交差する方向において前記複数の反射カットを挟んだ一方側に位置して、前記複数の反射カットよりも後方に向かって延出された第1の延出部を有することを特徴とする請求項4に記載の導光レンズ。
  6. 前記反射カットは、前記導光部の内部で導光される光の一部を前記導光部の正面側且つ前記第1の反射面及び前記第2の反射面で反射される光とは異なる方向に向けて反射する第3の反射面を含むことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の導光レンズ。
  7. 前記第3の反射面は、前記第1の反射面よりも小さいことを特徴とする請求項6に記載の導光レンズ。
  8. 前記第3の反射面は、前記複数の反射カットの並び方向に沿った断面において、前記導光部の正面側に向かって傾斜して設けられ、なお且つ、前記複数の反射カットの並び方向とは交差する方向に沿った断面において、前記導光部の背面側に向かって傾斜して設けられていることを特徴とする請求項6又は7に記載の導光レンズ。
  9. 前記出射部は、前記第3の反射面で反射された光を前記導光部の外部へと出射する第3の出射面とを含み、
    前記第3の出射面は、前記複数の反射カットが並ぶ方向とは交差する方向において前記第1の出射面を挟んだ他方側に位置し、なお且つ、前記複数の反射カットが並ぶ方向とは交差する方向に沿った断面において、前記第3の反射面が傾斜する方向に合わせて、前記第1の出射面よりも前記導光部の背面側に向かって傾斜して設けられていることを特徴とする請求項8に記載の導光レンズ。
  10. 前記導光部は、前記複数の反射カットが並ぶ方向とは交差する方向において前記複数の反射カットを挟んだ他方側に位置して、前記複数の反射カットよりも後方に向かって延出された第2の延出部を有することを特徴とする請求項9に記載の導光レンズ。
  11. 前記第2の反射面と前記第3の反射面とは、前記複数の反射カットが並ぶ方向とは交差する方向に並んで設けられている請求項6〜10の何れか一項に記載の導光レンズ。
  12. 請求項1〜11の何れか一項に記載の導光レンズと、
    前記導光レンズの前記入射部に向けて光を出射する光源とを備えることを特徴とする車両用灯具。
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