JP2021150210A - 車両用灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源から出射された光の光軸と導光体の中心軸とが一致しない場合でも、導光体の内部で導光される光の利用効率を高めることを可能とした車両用灯具を提供する。【解決手段】第1の導光部3aは、第1の光源2aと対向する側に位置して、連結部3cの後端から後方に向かって中心軸AXから離間する方向に傾斜した第1の入射面5aと、第1の光源3aと対向する側とは反対側に位置して、連結部3cの前端から前方に向かって中心軸AXから離間する方向に傾斜した第1の反射面6aとを含み、第2の導光部3bは、第2の光源2bと対向する側に位置して、連結部3cの後端から後方に向かって中心軸AXから離間する方向に傾斜した第2の入射面5bと、第2の光源2bと対向する側とは反対側に位置して、連結部3cの前端から前方に向かって中心軸AXから離間する方向に傾斜した第2の反射面6bとを含む。【選択図】図5

Description

本発明は、車両用灯具に関する。
従来より、車両に搭載される車両用灯具として、発光ダイオード(LED)などの光源と、インナーレンズ(導光レンズ)などの導光体とを組み合わせたものが知られている(例えば、下記特許文献1を参照。)。このような車両用灯具では、デザインの多様化によって、様々な形態のものが開発されている。
例えば、下記特許文献1に記載の車両用灯具は、導光体の中央部に位置して、光源から出射された光が入射する入射部を有している。入射部は、光源と対向する部分の中央に位置して、光源から出射された光の一部が入射する凸面状の第1の集光入射面と、第1の集光入射面の周囲を囲む位置から光源側に突出した部分の内周側に位置して、光源から出射された光の一部が入射する略円筒状の第2の集光入射面と、突出した部分の外周側に位置して、第2の集光入射面から入射した光を反射する截頭円錐状の集光反射面とを有している。
入射部では、光源から出射された光のうち、第1の集光入射面から導光体の内部に入射した光を光軸寄りに集光させる。一方、第2の集光入射面から導光体の内部に入射した光を集光反射面で反射させることによって光軸寄りに集光させる。これにより、入射部では、光源から放射状に出射された光を平行化しながら、導光体の内部へと入射する。
また、導光体は、導光体の入射部と反対側に位置して、入射部から入射した光を反射する反射部を有している。反射部は、光源から出射された光の光軸に対して互いに逆向きに45°の角度で傾斜した一対の反射面を有している。反射部では、入射部から導光体の内部に入射した光を一対の反射面により(全)反射させる。これにより、反射部で反射された光は、導光体の外側に向けて導光されることになる。
特開2018−013680号公報
ところで、上述した従来の車両用灯具では、光源から出射された光の光軸と導光体の中心軸とが一致した構成となっている。一方、導光体の中心軸に対して光源をずらして配置した場合、一対の反射面に入射した光のうち、一対の反射面で反射されずに、一対の反射面を透過する光(いわゆる漏れ光)の割合が増すことになる。
特に、導光体の1つの入射部に対して複数の光源から出射された光を入射させる場合、導光体の中心軸からずらした位置に光源を配置しなければならない。したがって、これら複数の光源から出射された光のうち、上述した漏れ光の発生によって導光体の内部で導光される光の利用効率が低下することになる。
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、光源から出射された光の光軸と導光体の中心軸とが一致しない場合でも、導光体の内部で導光される光の利用効率を高めることを可能とした車両用灯具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
〔1〕 互いに隣接して配置されて、互いに同一方向に向けて光を出射する第1の光源及び第2の光源と、
前記第1の光源及び前記第2の光源の前方に配置されて、前記第1の光源及び前記第2の光源から出射された光を導光させる導光体とを備え、
前記導光体は、前記第1の光源と前記第2の光源との間を通る中心軸を挟んで前記第1の光源と同じ側に位置する第1の導光部と、前記中心軸を挟んで前記第2の光源と同じ側に位置する第2の導光部と、前記中心軸に沿って前記第1の導光部と前記第2の導光部とを連結した連結部とを有し、
前記第1の導光部は、前記第1の光源と対向する側に位置して、前記連結部の後端から後方に向かって前記中心軸から離間する方向に傾斜した第1の入射面と、前記第1の光源と対向する側とは反対側に位置して、前記連結部の前端から前方に向かって前記中心軸から離間する方向に傾斜した第2の反射面とを含み、
前記第2の導光部は、前記第2の光源と対向する側に位置して、前記連結部の後端から後方に向かって前記中心軸から離間する方向に傾斜した第2の入射面と、前記第2の光源と対向する側とは反対側に位置して、前記連結部の前端から前方に向かって前記中心軸から離間する方向に傾斜した第1の反射面とを含み、
前記第1の入射面は、前記第1の光源及び前記第2の光源から出射された光の一部を前記第1の導光部の内部へと入射し、
前記第1の反射面は、前記第1の入射面から前記第1の導光部の内部へと入射した光を反射し、
前記第2の入射面は、前記第1の光源及び前記第2の光源から出射された光の一部を前記第2の導光部の内部へと入射し、
前記第2の反射面は、前記第2の入射面から前記第2の導光部の内部へと入射した光を反射することを特徴とする車両用灯具。
〔2〕 前記第1の入射面と前記第2の入射面との間の開き角よりも前記第1の反射面と前記第2の反射面との間の開き角が大きいことを特徴とする前記〔1〕に記載の車両用灯具。
〔3〕 前記第1の入射面及び前記第2の入射面がそれぞれ前記第1の光源側と前記第2の光源側とに向かって凸状に湾曲していることを特徴とする前記〔1〕又は〔2〕に記載の車両用灯具。
〔4〕 前記第1の入射面と前記第2の入射面とは、前記中心軸を挟んで対称となる形状を有すると共に、前記中心軸を中心に回転対称となる形状を有していることを特徴とする前記〔1〕〜〔3〕の何れか一項に記載の車両用灯具。
〔5〕 前記第1の反射面と前記第2の反射面とは、前記中心軸を挟んで対称となる形状を有すると共に、前記中心軸を中心に回転対称となる形状を有していることを特徴とする前記〔1〕〜〔4〕の何れか一項に記載の車両用灯具。
〔6〕 前記第1の入射面及び前記第2の入射面は、前記中心軸上に同一の焦点を持つレンズ面であることを特徴とする前記〔1〕〜〔5〕の何れか一項に記載の車両用灯具。
〔7〕 前記第1の導光部は、前記第1の入射面の後端から前方に向かって前記中心軸から離間する方向に傾斜した第3の反射面を含み、
前記第2の導光部は、前記第2の入射面の後端から前方に向かって前記中心軸から離間する方向に傾斜した第4の反射面とを含み、
前記第3の反射面は、前記第1の入射面から前記第1の導光部の内部へと入射した光の一部を前記第1の反射面に向けて反射し、
前記第4の反射面は、前記第2の入射面から前記第2の導光部の内部へと入射した光の一部を前記第2の反射面に向けて反射することを特徴とする前記〔1〕〜〔6〕の何れか一項に記載の車両用灯具。
〔8〕 前記第1の光源の中心及び前記第2の光源の中心が、前記第1の入射面の後端と前記第2の入射面の後端とを結ぶラインよりも前記中心軸側に位置することを特徴とする前記〔1〕〜〔7〕の何れか一項に記載の車両用灯具。
〔9〕 前記第1の導光部は、前記第1の入射面の後端から後方に向かって延在する第3の入射面と、前記第3の入射面の後端から前方に向かって前記中心軸から離間する方向に傾斜した第3の反射面とを含み、
前記第2の導光部は、前記第2の入射面の後端から後方に向かって延在する第4の入射面と、前記第4の入射面の後端から前方に向かって前記中心軸から離間する方向に傾斜した第4の反射面とを含み、
前記第3の入射面は、前記第1の光源から出射された光の一部を前記第1の導光部の内部へと入射し、
前記第3の反射面は、前記第3の入射面から前記第1の導光部の内部へと入射した光を前記第1の反射面に向けて反射し、
前記第4の入射面は、前記第2の光源から出射された光の一部を前記第2の導光部の内部へと入射し、
前記第4の反射面は、前記第4の入射面から前記第2の導光部の内部へと入射した光を前記第2の反射面に向けて反射することを特徴とする前記〔1〕〜〔6〕の何れか一項に記載の車両用灯具。
〔10〕 前記第1の光源の中心及び前記第2の光源の中心が、前記第3の入射面の後端と前記第4の入射面の後端とを結ぶラインよりも前記中心軸側に位置することを特徴とする前記〔9〕に記載の車両用灯具。
〔11〕 前記第1の光源及び前記第2の光源は、同じ基板の同一面上に設けられていることを特徴とする前記〔1〕〜〔10〕の何れか一項に記載の車両用灯具。
以上のように、本発明によれば、光源から出射された光の光軸と導光体の中心軸とが一致しない場合でも、導光体の内部で導光される光の利用効率を高めることを可能とした車両用灯具を提供することが可能である。
本発明の第1の実施形態に係る車両用灯具の構成を示す斜視図である。 図1に示す車両用灯具の構成を示す正面図である。 図1に示す車両用灯具の構成を示す側面図である。 図2中に示す線分A−Aによる車両用灯具の断面図である。 図4中に示す囲み部分Bを拡大した導光レンズの断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る車両用灯具の導光レンズの一部を拡大した断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る車両用灯具の導光レンズの一部を拡大した断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る車両用灯具の構成を示す断面図である。 図8示す車両用灯具が備えるカプラーソケットの複数の光源の配置を示す正面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の説明で用いる図面においては、各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがあり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
また、以下に示す図面では、XYZ直交座標系を設定し、X軸方向を車両用灯具の前後方向(長さ方向)、Y軸方向を車両用灯具の左右方向(幅方向)、Z軸方向を車両用灯具の上下方向(高さ方向)として、それぞれ示すものとする。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態として、例えば図1〜図5に示す車両用灯具1について説明する。
なお、図1は、車両用灯具1の構成を示す斜視図である。図2は、車両用灯具1の構成を示す正面図である。図3は、車両用灯具1の構成を示す側面図である。図4は、図2中に示す線分A−Aによる車両用灯具1の断面図である。図5は、図4中に示す囲み部分Bを拡大した導光レンズ3の断面図である。
本実施形態の車両用灯具1は、例えば、車両(図示せず。)の後端側の両コーナー部に搭載されるテールランプに本発明を適用したものである。
なお、以下の説明において、「前」「後」「左」「右」「上」「下」との記載は、特に断りのない限り、車両用灯具1を正面(車両後方)から見たときのそれぞれの方向を意味するものとする。したがって、車両を正面(車両前方)から見たときのそれぞれの方向とは、前後左右を逆にした方向となっている。
具体的に、この車両用灯具1は、図1〜図5に示すように、複数(本実施形態では2つ)の光源2a,2bと、複数の光源2a,2bから出射された光Lを導光させる導光レンズ3とを概略備えている。光源2a,2b及び導光レンズ3は、この車両用灯具1を構成する灯体(図示せず。)の内側に配置されている。
複数の光源2a,2bは、例えば赤色光(以下、単に光という。)Lを発するLEDからなる。複数の光源2a,2bは、LEDを駆動する駆動回路(図示せず。)が設けられた回路基板4の正面側(+X軸側)に実装されて、前方(+X軸側)に向けて光Lを放射状に出射する。すなわち、これら複数の光源2a,2bは、同じ回路基板4の同一面上に設けられて、互いに同一方向に向けて光Lを放射状に出射する構成となっている。
本実施形態の車両用灯具1では、複数の光源2a,2bのうち、この車両用灯具1の幅方向(Y軸方向)において隣り合う第1の光源2aと第2の光源2bとを有している。第1の光源2aと第2の光源2bとは、互いに隣接して配置されると共に、互いに同一方向に向けて放射状に出射された光Lを重ね合わせている。
なお、本実施形態では、上述した複数の光源2a,2bを構成するLEDと、これら複数のLEDを駆動する駆動回路とが回路基板4上に実装された構成となっているが、複数のLEDが実装された実装基板と、これら複数のLEDを駆動する駆動回路が設けられた回路基板とを別々に配置し、実装基板と回路基板との間をハーネスと呼ばれる配線コードを介して電気的に接続し、複数のLEDが発する熱から駆動回路を保護する構成としてもよい。
導光レンズ3は、例えばポリカーボネイトやアクリル等の透明樹脂やガラスなど、空気よりも屈折率の高い光透過性部材からなる。導光レンズ3は、第1の光源2a及び第2の光源2bの前方に配置されると共に、車両用灯具1の幅方向(Y軸方向)及び高さ方向(Z軸方向)において、これら第1の光源2aと第2の光源2bとの間を通る中心軸AXを挟んで対称となる形状を有している。
具体的に、この導光レンズ3は、全体として略矩形平板状に形成されると共に、車両用灯具1の幅方向(Y軸方向)及び高さ方向(Z軸方向)に対して平行となる向きで配置された第1の導光体31と、第1の導光体31の周囲から前方に向けて延長されることによって、全体として略矩形筒状に形成された第2の導光体32とを有している。
導光レンズ3は、第1の導光体31の第1の光源2a及び第2の光源2bと対向する側(背面側)に位置する入射部5と、第1の導光体31の第1の光源2a及び第2の光源2bと対向する側とは反対側(正面側)に位置する第1の反射部6と、第1の導光体31と第2の導光体32との間に位置する第2の反射部7と、第2の導光体32の先端側(正面側)に位置する出射部8とを有している。
また、第1の導光体31は、中心軸AXを挟んで第1の光源2aと同じ側に位置する第1の導光部3aと、中心軸AXを挟んで第2の光源2bと同じ側に位置する第2の導光部3bと、中心軸AXに沿って第1の導光部3aと第2の導光部3bとを連結した連結部3cと有している。
入射部5は、第1の導光体31の背面側の略中央部に位置して、第1の光源2a及び第2の光源2bから出射された光Lを第1の導光体31の内部へと入射する部分であり、第1の入射面5a及び第2の入射面5bを有している。
第1の入射面5aは、第1の導光部3aの第1の光源2aと対向する側に位置して、連結部3cの後端から後方に向かって中心軸AXから離間する方向に傾斜している。また、第1の入射面5aの後端側は、中心軸AXから離間する方向に向かって湾曲している。すなわち、この第1の入射面5aは、第1の光源2a側に向かって凸状に湾曲した形状を有している。
第2の入射面5bは、第2の導光部3bの第2の光源2bと対向する側に位置して、連結部3cの後端から後方に向かって中心軸AXから離間する方向に傾斜している。また、第2の入射面5bの後端側は、中心軸AXから離間する方向に向かって湾曲している。すなわち、この第2の入射面5bは、第2の光源2b側に向かって凸状に湾曲した形状を有している。
また、第1の入射面5a及び第2の入射面5bは、上述した第1の光源2a側及び第2の光源2b側に向かって凸状に湾曲した形状を有することで、中心軸AX上に同一の焦点を持つレンズ面を構成している。
入射部5では、これら第1の入射面5aと第2の入射面5bとが中心軸AXを挟んで対称となる形状を有すると共に、この中心軸AXを中心に回転対称となる形状を有している。
また、第1の光源2a及び第2の光源2bの発光面を含む平面上において、第1の光源2aの中心及び第2の光源2bの中心が、第1の入射面5aの後端と第2の入射面5bの後端とを結ぶラインよりも中心軸AX側に位置している。
入射部5では、第1の光源2a及び第2の光源2bから出射された光Lのうち、第1の入射面5aから入射した光Lの一部を中心軸AXから離間する方向に屈折させながら、第1の導光部3a(第1の導光体31)の内部へと入射する。また、第2の入射面5bから入射した光Lの一部を中心軸AXから離間する方向に屈折させながら、第2の導光部3b(第1の導光体31)の内部へと入射する。
これにより、入射部5から第1の導光体31の内部へと入射した光Lは、中心軸AXから離間する方向に拡散しながら、第1の導光体31の前方に向かって導光されることになる。
第1の反射部6は、第1の導光体31の正面側の略中央部に位置して、入射部5から第1の導光体31の内部へと入射したLを第2の反射部7に向けて反射する部分であり、第1の反射面6a及び第2の反射面6bを有している。
第1の反射面6aは、第1の導光部3aの第1の光源2aと対向する側とは反対側に位置して、連結部3cの前端から前方に向かって中心軸AXから離間する方向に傾斜している。
第2の反射面6bは、第2の導光部3bの第2の光源2bと対向する側とは反対側に位置して、連結部3cの前端から前方に向かって中心軸AXから離間する方向に傾斜している。
第1の反射面6aは、第1の入射面5aから入射した光Lを全反射させる角度で傾斜している。第2の反射面6bは、第2の入射面5bから入射した光Lを全反射させる角度で傾斜している。このため、第1の入射面5aと第2の入射面5bとの間の開き角αよりも、第1の反射面6aと第2の反射面6bとの間の開き角βが大きくなっている。
第1の反射部6では、これら第1の反射面6aと第2の反射面6bとが中心軸AXを挟んで対称となる形状を有すると共に、この中心軸AXを中心に回転対称となる形状を有している。
第1の反射部6では、第1の入射面5aから第1の導光部3a(第1の導光体31)の内部へと入射した光Lが第1の反射面6aにより第2の反射部7に向けて(全)反射される。また、第2の入射面5bから第2の導光部3b(第1の導光体31)の内部へと入射した光Lが第2の反射面6bにより第2の反射部7に向けて(全)反射される。
これにより、第1の反射部6で反射された光Lは、第1の導光体31の外周部に向かって放射状に導光されることになる。
第2の反射部7は、第1の反射部6で反射された光Lを出射部8に向けて反射する部分であり、反射面7a,7bを有している。
反射面7a,7bは、第1の導光体31と第2の導光体32との間に位置して、第1の導光体31の外周部に向かって導光される光Lの進行方向に対して、略45°の角度で第2の導光体32側に向かって傾斜している。
また、反射面7a,7bには、この反射面7a,7bに入射した光Lの反射方向を制御する複数の反射カット9が設けられている。第2の反射部7では、導光レンズ3を正面視したときに、略矩形状を為す第1の導光体31の中央部から外周部に向けて放射状に導光される光Lを前方の第2の導光体32に向けて反射するため、反射面7a,7bで反射される光Lの反射方向を複数の反射カット9のカット形状をトリミングすることにより制御している。
なお、第2の反射部7では、上述した複数の反射カット9により反射面7a,7bで反射される光Lの配光を制御しているが、このような光Lの配光を制御するカット形状については、後述する出射部8の出射面8a,8bに設けた構成や、第2の反射部7及び出射部8の両方に設けた構成とすることが可能である。
第2の反射部7では、第1の反射部6で反射された光Lが反射面7a,7bにより第2の導光体32に向けて(全)反射される。これにより、第2の反射部7で反射された光Lは、第2の導光体32に入射しながら、この第2の導光体32の先端側に向かって導光されることになる。
出射部8は、第2の反射部7で反射された光Lを第2の導光体32の外部へと出射する部分であり、出射面8a,8bを有している。
出射面8a,8bは、第2の導光体32の平坦な先端面により構成されている。また、出射面8a,8bには、この出射面8a,8bから出射される光Lを拡散させる凹凸形状を設けた構成としてもよい。これにより、出射部8から出射される光Lの拡散度合いを制御し、出射部8を略均一に発光させることができる。
出射部8では、第2の反射部7で反射された光Lが出射面8a,8bから第2の導光体32の外部へと出射される。これにより、車両用灯具1の発光部として、出射部8を赤色発光させることが可能である。
本実施形態の車両用灯具1では、上述した第1の光源2a及び第2の光源2bから出射された光Lの光軸と第1の導光体31の中心軸AXとが一致しておらず、第1の導光体31の中心軸AXに対して第1の光源2a及び第2の光源2bをずらした配置となっている。
このような構成において、入射部5は、連結部3cの後端から後方に向かって中心軸AXから離間する方向に傾斜した第1の入射面5a及び第2の入射面5bによって、第1の光源2a及び第2の光源2bから出射された光Lを中心軸AXから離間する方向に拡散しながら、第1の導光体31の内部へと入射する。
一方、第1の反射部6は、連結部3cの前端から前方に向かって中心軸AXから離間する方向に傾斜した第1の反射面6a及び第2の反射面6bによって、入射部5から入射した光Lを第1の導光体31の外周側に向かって(全)反射する。
これにより、本実施形態の車両用灯具1では、第1の反射面6a及び第2の反射面6bに入射した光Lのうち、これら第1の反射面6a及び第2の反射面6bで反射されずに、第1の反射面6a及び第2の反射面6bを透過する漏れ光の発生を抑制することが可能である。
したがって、本実施形態の車両用灯具1では、第1の光源2a及び第2の光源2bから出射された光Lの光軸と第1の導光体31の中心軸AXとが一致しない場合でも、第1の導光体31の内部で導光される光Lの利用効率を高めることが可能である。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態として、例えば図6に示す車両用灯具1が備える導光レンズ3Aについて説明する。
なお、図6は、導光レンズ3Aの一部を拡大した断面図である。また、以下の説明では、上記導光レンズ3と同等の部位については、説明を省略すると共に、図面において同じ符号を付すものとする。
本実施形態の車両用灯具1が備える導光レンズ3Aは、図6に示すように、第1の導光体31の入射部5の構成が異なる以外は、導光レンズ3と基本的に同じ構成を有している。
具体的に、この入射部5は、第1の入射面5c及び第2の入射面5dと、第3の反射面5e及び第4の反射面5fとを有している。
第1の入射面5cは、第1の導光部3aの第1の光源2aと対向する側に位置して、連結部3cの後端から後方に向かって中心軸AXから離間する方向に傾斜している。一方、第2の入射面5dは、第2の導光部3bの第2の光源2bと対向する側に位置して、連結部3cの後端から後方に向かって中心軸AXから離間する方向に傾斜している。
第3の反射面5eは、第1の入射面5cの後端から前方に向かって中心軸AXから離間する方向に傾斜している。一方、第4の反射面5fは、第2の入射面5dの後端から前方に向かって中心軸AXから離間する方向に傾斜している。
入射部5では、これら第1の入射面5c及び第3の反射面5eと、第2の入射面5d及び第4の反射面5fとが中心軸AXを挟んで対称となる形状を有すると共に、この中心軸AXを中心に回転対称となる形状を有している。
また、第1の光源2a及び第2の光源2bの発光面を含む平面上において、第1の光源2aの中心及び第2の光源2bの中心が、第1の入射面5cの後端と第2の入射面5dの後端とを結ぶラインよりも中心軸AX側に位置している。
入射部5では、第1の光源2a及び第2の光源2bから出射された光Lのうち、第1の入射面5cから入射した光Lの一部を中心軸AXから離間する方向に屈折させながら、第1の導光部3a(第1の導光体31)の内部へと入射する。また、第1の入射面5cから第1の導光部3a(第1の導光体31)の内部へと入射した光Lの一部が第3の反射面5eにより第1の反射面6aに向けて(全)反射される。
一方、入射部5では、第2の入射面5dから入射した光Lの一部を中心軸AXから離間する方向に屈折させながら、第2の導光部3b(第1の導光体31)の内部へと入射する。また、第2の入射面5dから第2の導光部3b(第1の導光体31)の内部へと入射した光Lの一部が第4の反射面5fにより第2の反射面6bに向けて(全)反射される。
これにより、入射部5から第1の導光体31の内部へと入射した光Lは、中心軸AXから離間する方向に拡散しながら、第1の導光体31の前方に向かって導光されることになる。
このような構成においても、入射部5は、連結部3cの後端から後方に向かって中心軸AXから離間する方向に傾斜した第1の入射面5c及び第2の入射面5dと、第1の入射面5c及び第2の入射面5dの後端から前方に向かって中心軸AXから離間する方向に傾斜した第3の反射面5e及び第4の反射面5fとによって、第1の光源2a及び第2の光源2bから出射された光Lを中心軸AXから離間する方向に拡散しながら、第1の導光体31の内部へと入射する。
一方、第1の反射部6は、連結部3cの前端から前方に向かって中心軸AXから離間する方向に傾斜した第1の反射面6a及び第2の反射面6bによって、入射部5から入射した光Lを第1の導光体31の外周側に向かって(全)反射する。
これにより、本実施形態の車両用灯具1では、第1の反射面6a及び第2の反射面6bに入射した光Lのうち、これら第1の反射面6a及び第2の反射面6bで反射されずに、第1の反射面6a及び第2の反射面6bを透過する漏れ光の発生を抑制することが可能である。
したがって、本実施形態の車両用灯具1では、第1の光源2a及び第2の光源2bから出射された光Lの光軸と第1の導光体31の中心軸AXとが一致しない場合でも、第1の導光体31の内部で導光される光Lの利用効率を高めることが可能である。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態として、例えば図7に示す車両用灯具1が備える導光レンズ3Bについて説明する。
なお、図7は、導光レンズ3Bの一部を拡大した断面図である。また、以下の説明では、上記導光レンズ3と同等の部位については、説明を省略すると共に、図面において同じ符号を付すものとする。
本実施形態の車両用灯具1が備える導光レンズ3Aは、図6に示すように、第1の導光体31の入射部5の構成が異なる以外は、導光レンズ3と基本的に同じ構成を有している。
具体的に、この入射部5は、第1の入射面5a及び第2の入射面5bと、第3の入射面5g及び第4の入射面5hと、第3の反射面5i及び第4の反射面5jとを有している。
このうち、第3の入射面5gは、第1の入射面5aの後端から後方に向かって延在している。一方、第4の入射面5hは、第2の入射面5bの後端から後方に向かって延在している。
第3の反射面5iは、第3の入射面5gの後端から前方に向かって中心軸AXから離間する方向に傾斜している。一方、第4の反射面5jは、第4の入射面5hの後端から前方に向かって中心軸AXから離間する方向に傾斜している。
入射部5では、これら第1の入射面5a、第3の入射面5g及び第3の反射面5iと、第2の入射面5b、第4の入射面5h及び第4の反射面5jとが中心軸AXを挟んで対称となる形状を有すると共に、この中心軸AXを中心に回転対称となる形状を有している。
また、第1の光源2a及び第2の光源2bの発光面を含む平面上において、第1の光源2aの中心及び第2の光源2bの中心が、第3の入射面5gの後端と第4の入射面5hの後端とを結ぶラインよりも中心軸AX側に位置している。
入射部5では、第1の光源2a及び第2の光源2bから出射された光Lのうち、第1の入射面5aから入射した光Lの一部を中心軸AXから離間する方向に屈折させながら、第1の導光部3a(第1の導光体31)の内部へと入射する。また、第3の入射面5gから入射した光Lの一部を中心軸AXから離間する方向に屈折させながら、第1の導光部3a(第1の導光体31)の内部へと入射する。さらに、第3の入射面5gから第1の導光部3a(第1の導光体31)の内部へと入射した光Lの一部が第3の反射面5iにより第1の反射面6aに向けて(全)反射される。
一方、入射部5では、第2の入射面5bから入射した光Lの一部を中心軸AXから離間する方向に屈折させながら、第2の導光部3b(第1の導光体31)の内部へと入射する。また、第4の入射面5hから入射した光Lの一部を中心軸AXから離間する方向に屈折させながら、第2の導光部3b(第1の導光体31)の内部へと入射する。さらに、第4の入射面5hから第2の導光部3b(第1の導光体31)の内部へと入射した光Lの一部が第4の反射面5jにより第2の反射面6bに向けて(全)反射される。
これにより、入射部5から第1の導光体31の内部へと入射した光Lは、中心軸AXから離間する方向に拡散しながら、第1の導光体31の前方に向かって導光されることになる。
このような構成においても、入射部5は、連結部3cの後端から後方に向かって中心軸AXから離間する方向に傾斜した第1の入射面5a及び第2の入射面5bと、第1の入射面5a及び第2の入射面5bの後端から後方に向かって延在された第3の入射面5g及び第4の入射面5hと、第3の入射面5g及び第4の入射面5hの後端から前方に向かって中心軸AXから離間する方向に傾斜した第3の反射面5i及び第4の反射面5jとによって、第1の光源2a及び第2の光源2bから出射された光Lを中心軸AXから離間する方向に拡散しながら、第1の導光体31の内部へと入射する。
一方、第1の反射部6は、連結部3cの前端から前方に向かって中心軸AXから離間する方向に傾斜した第1の反射面6a及び第2の反射面6bによって、入射部5から入射した光Lを第1の導光体31の外周側に向かって(全)反射する。
これにより、本実施形態の車両用灯具1では、第1の反射面6a及び第2の反射面6bに入射した光Lのうち、これら第1の反射面6a及び第2の反射面6bで反射されずに、第1の反射面6a及び第2の反射面6bを透過する漏れ光の発生を抑制することが可能である。
したがって、本実施形態の車両用灯具1では、第1の光源2a及び第2の光源2bから出射された光Lの光軸と第1の導光体31の中心軸AXとが一致しない場合でも、第1の導光体31の内部で導光される光Lの利用効率を高めることが可能である。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態として、例えば図8及び図9に示す車両用灯具1Aについて説明する。
なお、図8は、車両用灯具1Aの構成を示す断面図である。図9は、車両用灯具1Aが備えるカプラーソケット50の複数の光源2a〜2dの配置を示す正面図である。また、以下の説明では、上記車両用灯具1と同等の部位については、説明を省略すると共に、図面において同じ符号を付すものとする。
本実施形態の車両用灯具1Aは、図8及び図9に示すように、上記車両用灯具1の構成のうち、複数(本実施形態では4つ)の光源2a〜2dが搭載されたカプラー付ソケット50を備えている。
カプラー付ソケット50は、灯体の背面側に設けられた取付孔(図示せず。)に着脱自在に取り付けることによって、灯体の内側に複数の光源2a〜2dを配置することが可能となっている。
カプラー付ソケット50は、回路基板4の上に4つの光源2a〜2dが四方に並んで配置され、その中心が第1の導光体31の中心軸AXと一致するように灯体の内側に配置されている。
カプラー付ソケット50は、複数の光源2a〜2dのうち、車両用灯具1Aの幅方向(Y軸方向)において隣り合う第1の光源2a及び第2の光源2bと、車両用灯具1Aの高さ方向(Y軸方向)において隣り合う第1の光源2c及び第2の光源2dとを有している。
導光レンズ3において、入射部5及び第1の反射部6は、中心軸AXを中心に回転対称となる形状を有することから、幅方向において隣り合う第1の光源2a及び第2の光源2bから出射された光Lだけでなく、高さ方向において隣り合う第1の光源2c及び第2の光源2dから出射された光Lについても、上述した第1の反射面6a及び第2の反射面6bからの漏れ光の発生を抑制することが可能である。
したがって、本実施形態の車両用灯具1Aでは、カプラー付ソケット50に搭載された複数の光源2a〜2dから出射された光Lの光軸と第1の導光体31の中心軸AXとが一致しない場合でも、第1の導光体31の内部で導光される光Lの利用効率を高めることが可能である。
なお、本発明は、上記実施形態のものに必ずしも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記車両用灯具1,1Aでは、第1の導光体31の中心軸AXに対して複数の光源2a〜2dをずらして配置した構成となっているが、中心軸AXと一致する位置に光源を追加して配置した構成とすることも可能である。
また、上記車両用灯具1,1Aでは、上述した導光レンズ3の形状に限定されるものではなく、実際の車両のデザイン等に合わせて、上記導光レンズ3の形状などを適宜変更することが可能である。
また、上記実施形態では、上述したテールランプを構成する車両用灯具1,1Aを例示しているが、テールランプを構成する場合、上述した構成の他にも、例えば、リフレクタやエクステンション、アウターレンズなどの他の部材と組み合わせることが可能である。
また、本発明が適用される車両用灯具については、上述したテールランプのようなリア側の車両用灯具に限らず、フロント側の車両用灯具に本発明を適用することも可能である。例えば、上述したテールランプ以外にも、ブレーキランプや、車幅灯(ポジションランプ)、補助前照灯(サブヘッドランプ)、前部(後部)霧灯(フォグランプ)、昼間点灯用ランプ(DRL)、方向指示器(ウィンカーランプ)、バックランプなどの車両用灯具に対して、本発明を幅広く適用することが可能である。
また、光源が発する光の色については、上述した赤色光に限らず、白色光や橙色光など、その車両用灯具の用途に応じて適宜変更することが可能である。
1,1A…車両用灯具 2a〜2d…光源 2a…第1の光源 2b…第2の光源 3,3A,3B…導光レンズ 3a…第1の導光部 3b…第2の導光部 3c…連結部 4…回路基板 5…入射部 5a,5c…第1の入射面 5b,5d…第2の入射面 5e,5i…第3の反射面 5f,5j…第4の反射面 5g…第3の入射面 5h…第4の入射面 6…第1の反射部 6a…第1の反射面 6b…第2の反射面 7…第2の反射部 8…出射部 9…反射カット 31…第2の導光体 32…第2の導光体 AX…中心軸 L…光

Claims (11)

  1. 互いに隣接して配置されて、互いに同一方向に向けて光を出射する第1の光源及び第2の光源と、
    前記第1の光源及び前記第2の光源の前方に配置されて、前記第1の光源及び前記第2の光源から出射された光を導光させる導光体とを備え、
    前記導光体は、前記第1の光源と前記第2の光源との間を通る中心軸を挟んで前記第1の光源と同じ側に位置する第1の導光部と、前記中心軸を挟んで前記第2の光源と同じ側に位置する第2の導光部と、前記中心軸に沿って前記第1の導光部と前記第2の導光部とを連結した連結部とを有し、
    前記第1の導光部は、前記第1の光源と対向する側に位置して、前記連結部の後端から後方に向かって前記中心軸から離間する方向に傾斜した第1の入射面と、前記第1の光源と対向する側とは反対側に位置して、前記連結部の前端から前方に向かって前記中心軸から離間する方向に傾斜した第1の反射面とを含み、
    前記第2の導光部は、前記第2の光源と対向する側に位置して、前記連結部の後端から後方に向かって前記中心軸から離間する方向に傾斜した第2の入射面と、前記第2の光源と対向する側とは反対側に位置して、前記連結部の前端から前方に向かって前記中心軸から離間する方向に傾斜した第2の反射面とを含み、
    前記第1の入射面は、前記第1の光源及び前記第2の光源から出射された光の一部を前記第1の導光部の内部へと入射し、
    前記第1の反射面は、前記第1の入射面から前記第1の導光部の内部へと入射した光を反射し、
    前記第2の入射面は、前記第1の光源及び前記第2の光源から出射された光の一部を前記第2の導光部の内部へと入射し、
    前記第2の反射面は、前記第2の入射面から前記第2の導光部の内部へと入射した光を反射することを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記第1の入射面と前記第2の入射面との間の開き角よりも前記第1の反射面と前記第2の反射面との間の開き角が大きいことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記第1の入射面及び前記第2の入射面がそれぞれ前記第1の光源側と前記第2の光源側とに向かって凸状に湾曲していることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用灯具。
  4. 前記第1の入射面と前記第2の入射面とは、前記中心軸を挟んで対称となる形状を有すると共に、前記中心軸を中心に回転対称となる形状を有していることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の車両用灯具。
  5. 前記第1の反射面と前記第2の反射面とは、前記中心軸を挟んで対称となる形状を有すると共に、前記中心軸を中心に回転対称となる形状を有していることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の車両用灯具。
  6. 前記第1の入射面及び前記第2の入射面は、前記中心軸上に同一の焦点を持つレンズ面であることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の車両用灯具。
  7. 前記第1の導光部は、前記第1の入射面の後端から前方に向かって前記中心軸から離間する方向に傾斜した第3の反射面を含み、
    前記第2の導光部は、前記第2の入射面の後端から前方に向かって前記中心軸から離間する方向に傾斜した第4の反射面とを含み、
    前記第3の反射面は、前記第1の入射面から前記第1の導光部の内部へと入射した光の一部を前記第1の反射面に向けて反射し、
    前記第4の反射面は、前記第2の入射面から前記第2の導光部の内部へと入射した光の一部を前記第2の反射面に向けて反射することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の車両用灯具。
  8. 前記第1の光源の中心及び前記第2の光源の中心が、前記第1の入射面の後端と前記第2の入射面の後端とを結ぶラインよりも前記中心軸側に位置することを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の車両用灯具。
  9. 前記第1の導光部は、前記第1の入射面の後端から後方に向かって延在する第3の入射面と、前記第3の入射面の後端から前方に向かって前記中心軸から離間する方向に傾斜した第3の反射面とを含み、
    前記第2の導光部は、前記第2の入射面の後端から後方に向かって延在する第4の入射面と、前記第4の入射面の後端から前方に向かって前記中心軸から離間する方向に傾斜した第4の反射面とを含み、
    前記第3の入射面は、前記第1の光源から出射された光の一部を前記第1の導光部の内部へと入射し、
    前記第3の反射面は、前記第3の入射面から前記第1の導光部の内部へと入射した光を前記第1の反射面に向けて反射し、
    前記第4の入射面は、前記第2の光源から出射された光の一部を前記第2の導光部の内部へと入射し、
    前記第4の反射面は、前記第4の入射面から前記第2の導光部の内部へと入射した光を前記第2の反射面に向けて反射することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の車両用灯具。
  10. 前記第1の光源の中心及び前記第2の光源の中心が、前記第3の入射面の後端と前記第4の入射面の後端とを結ぶラインよりも前記中心軸側に位置することを特徴とする請求項9に記載の車両用灯具。
  11. 前記第1の光源及び前記第2の光源は、同じ基板の同一面上に設けられていることを特徴とする請求項1〜10の何れか一項に記載の車両用灯具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023204084A1 (ja) * 2022-04-19 2023-10-26 スタンレー電気株式会社 車両用灯具のレンズ体、及び車両用灯具

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