JP2021080614A - クリーニング装置、ドラフト装置及び紡績機 - Google Patents
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Abstract
【課題】ドラフトローラの外周面から異物を均一に除去することができるクリーニング装置、ドラフト装置及び紡績機を提供する。【解決手段】クリーニング装置10は、軸状部材11と、軸状部材11を中心として回転可能なホルダ13と、ホルダ13に取り付けられ、フロントボトムローラ34aの外周面34sに接触可能なパッド面14sを有するパッド体14と、ホルダ13に取り付けられ、パッド面14sが外周面34sに接触するようにホルダ13を付勢する付勢部材15と、軸状部材11に取り付けられ、ホルダ13を支持する弾性支持部12と、を備える。軸状部材11の軸方向Aにおける弾性支持部12の幅W1は、軸方向Aにおけるパッド面14sの幅W2の1/3以上1/2以下である。軸方向Aにおける弾性支持部12の中心とパッド面14sの中心との距離Dは、軸方向Aにおける弾性支持部12の幅W1よりも小さい。【選択図】図3
Description
本発明は、クリーニング装置、ドラフト装置及び紡績機に関する。
紡績機において繊維束をドラフトするドラフト装置では、例えば、綿糖の多い原綿が繊維束として用いられると、ドラフトローラの外周面に綿糖が付着し易い。特許文献1には、ドラフトローラの外周面から綿糖等の異物を除去するクリーニング装置として、ドラフトローラの外周面に接触可能なパッド面を有するパッド体が設けられた装置が記載されている。
上述したようなクリーニング装置を備える紡績機では、ドラフトローラの外周面から綿糖等の異物が均一に除去されないと、紡績機において生成される糸の物性が劣化するおそれがある。
本発明は、ドラフトローラの外周面から異物を均一に除去することができるクリーニング装置、ドラフト装置及び紡績機を提供することを目的とする。
本発明のクリーニング装置は、軸状部材と、軸状部材を中心として回転可能なホルダと、ホルダに取り付けられ、ドラフトローラの外周面に接触可能なパッド面を有するパッド体と、ホルダに取り付けられ、パッド面が外周面に接触するようにホルダを付勢する付勢部材と、軸状部材に取り付けられ、ホルダを支持する弾性支持部と、を備え、軸状部材の軸方向における弾性支持部の幅は、軸方向におけるパッド面の幅の1/3以上1/2以下であり、軸方向における弾性支持部の中心とパッド面の中心との距離は、軸方向における弾性支持部の幅よりも小さい。
このクリーニング装置では、付勢部材によってホルダが付勢されることでパッド面がドラフトローラの外周面に押し当てられると、パッド面がドラフトローラの外周面に均一に接触するように弾性支持部が変形する。よって、このクリーニング装置によれば、ドラフトローラの外周面から異物を均一に除去することができる。
本発明のクリーニング装置では、軸方向における弾性支持部の中心とパッド面の中心との距離は、軸方向における弾性支持部の幅の1/2よりも小さくてもよい。これにより、パッド面がドラフトローラの外周面に均一に接触するように弾性支持部が変形する機能(本欄において当該機能を「弾性支持部の変形機能」という)をより確実に発揮させることができる。
本発明のクリーニング装置では、弾性支持部は、単一の弾性支持部材であってもよい。これにより、構造の簡易化及び低コスト化を図ることができる。
本発明のクリーニング装置では、弾性支持部材は、軸状部材が嵌められた円筒形状を呈していてもよい。これにより、弾性支持部の変形機能をより安定的に発揮させることができる。
本発明のクリーニング装置では、軸方向における軸状部材の長さは、軸方向における弾性支持部材の幅よりも大きくてもよい。これにより、弾性支持部の変形機能をより安定的に発揮させることができる。
本発明のクリーニング装置では、軸状部材は、軸状部材の一端部を含み且つ弾性支持部材に嵌められた第1部分と、一端部とは反対側において第1部分に接続された第2部分と、を有し、第2部分の外径は、第1部分の外径よりも大きくてもよい。これにより、一端部側から弾性支持部材に第1部分を嵌めて第2部分に弾性支持部材を接触させることで、弾性支持部の変形機能が発揮される位置に弾性支持部材を位置決めすることができる。
本発明のクリーニング装置では、弾性支持部材は、ホルダに固定されており、ホルダは、軸状部材を中心として弾性支持部材と共に回転可能であってもよい。これにより、例えば、弾性支持部材が軸状部材に固定されており、弾性支持部材に対してホルダが回転する構成に比べ、軸状部材の中心から回転体(本発明のクリーニング装置では弾性支持部材であるのに対し、例示の構成ではホルダ)までの距離が短くなるため、ホルダの回転の安定化を図ることができる。更に、軸状部材に対してホルダ及び弾性支持部材を一体として着脱することができ、メンテナンス性の向上を図ることができる。
本発明のクリーニング装置では、パッド面は、矩形状を呈していてもよい。これにより、ドラフトローラの外周面から異物をより均一に除去することができる。
本発明のクリーニング装置では、付勢部材は、板バネであってもよい。これにより、例えば付勢部材としてコイルバネが用いられる場合に比べ、付勢部材への繊維片の付着を減らすことができる。
本発明のクリーニング装置は、パッド面が外周面に接触する第1方向及びパッド面が外周面から離間する第2方向のそれぞれの方向にホルダが回転するように付勢部材を動作させるレバーを更に備えてもよい。これにより、例えばドラフト装置による繊維束の生成の中断中に、ドラフトローラの外周面からパッド面を離間させることができる。
本発明のドラフト装置は、上記クリーニング装置と、繊維束をドラフトする複数のローラ対と、を備え、クリーニング装置は、複数のローラ対のうち繊維束の走行方向において最も下流側に位置するローラ対を構成する少なくとも一方のドラフトローラに対して設けられている。
このドラフト装置によれば、最も高速で回転することに起因して最も異物が付着し易いローラ対を構成する少なくとも一方のドラフトローラの外周面から異物を均一に除去することができる。
本発明の紡績機は、上記ドラフト装置と、ドラフト装置でドラフトされた繊維束に旋回空気流によって撚りを与えて糸を生成する空気紡績装置と、空気紡績装置で生成された糸を巻き取ってパッケージを形成する巻取装置と、を備える。
この紡績機によれば、ドラフトローラの外周面から異物を均一に除去することができるため、紡績機において形成されるパッケージの品質の劣化を回避することができる。
本発明によれば、ドラフトローラの外周面から異物を均一に除去することができるクリーニング装置、ドラフト装置及び紡績機を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
[紡績機の構成]
[紡績機の構成]
図1に示されるように、紡績機1は、複数の紡績ユニット2と、複数のユニットコントローラ100と、を備えている。複数の紡績ユニット2は、一列に配列されている。各紡績ユニット2は、スライバ(繊維束)Sをドラフトして繊維束Fを生成し、繊維束Fに旋回空気流によって撚りを与えて糸Yを生成し、糸YをボビンBに巻き取ってパッケージPを形成する。各ユニットコントローラ100は、所定数(1つ又は複数)の紡績ユニット2ごとに設けられており、各紡績ユニット2の動作を制御する。紡績機1には、複数のユニットコントローラ100の上位コントローラである機台制御装置(図示省略)が設けられている。
以下、スライバS、繊維束F及び糸Yの走行方向における上流側を「上流側」といい、当該走行方向における下流側を「下流側」という。水平方向のうち複数の紡績ユニット2の配列方向に垂直な方向における一方の側(例えば、作業通路側)を「前側」といい、当該方向における他方の側を「後側」という。鉛直方向における上側を「上側」といい、鉛直方向における下側を「下側」という。
各紡績ユニット2は、ドラフト装置3と、空気紡績装置4と、糸監視装置5と、糸貯留装置6と、糸継装置7と、巻取装置8と、第1捕捉案内装置9aと、第2捕捉案内装置9bと、を備えている。ドラフト装置3、空気紡績装置4、糸監視装置5、糸貯留装置6、糸継装置7及び巻取装置8は、上流側から下流側にこの順序で配置されている。一例として、ドラフト装置3から糸貯留装置6までのスライバS、繊維束F及び糸Yの走行方向は、前側から後側に向かう方向であり、水平方向に対して上側に傾斜している。糸貯留装置6から巻取装置8までの糸Yの走行方向は、下側から上側に向かう方向であり、鉛直方向に対して前側に傾斜している。各紡績ユニット2では、糸Yの走行方向が糸貯留装置6において切り替えられている。
ドラフト装置3は、スライバSをドラフトして繊維束Fを生成する。ドラフト装置3は、スライバSをドラフトする複数のローラ対を有している。具体的には、ドラフト装置3は、バックローラ対31と、サードローラ対32と、ミドルローラ対33と、フロントローラ対34と、を有している。バックローラ対31、サードローラ対32、ミドルローラ対33及びフロントローラ対34は、上流側から下流側にこの順序で配置されている。
バックローラ対31は、バックボトムローラ31a及びバックトップローラ31bによって構成されている。サードローラ対32は、サードボトムローラ32a及びサードトップローラ32bによって構成されている。ミドルローラ対33は、ミドルボトムローラ33a及びミドルトップローラ33bによって構成されている。フロントローラ対34は、フロントボトムローラ34a及びフロントトップローラ34bによって構成されている。
ミドルボトムローラ33aとフロントボトムローラ34aとの間には、第1テンサーバー35a(図2参照)が配置されている。ミドルボトムローラ33a及び第1テンサーバー35aには、第1エプロンベルト36aが架けられている。ミドルトップローラ33bとフロントトップローラ34bとの間には、第2テンサーバー35b(図2参照)が配置されている。ミドルトップローラ33b及び第2テンサーバー35bには、第2エプロンベルト36bが架けられている。
各ボトムローラ31a,32a,33a,34aは、別々の駆動モータ(図示省略)によって、下流側ほど速くなるように互いに異なる回転速度で回転させられる。各トップローラ31b,32b,33b,34b及び第2エプロンベルト36bは、各ボトムローラ31a,32a,33a,34a及び第1エプロンベルト36aによって従動回転させられる。
空気紡績装置4は、ドラフト装置3でドラフトされた繊維束Fに旋回空気流によって撚りを与えて糸Yを生成する。糸貯留装置6は、糸貯留ローラに糸Yを貯留することで、糸貯留装置6の下流側において糸Yに生じる張力の変動を吸収しつつ、空気紡績装置4から糸Yを安定的に引き出す。巻取装置8は、糸貯留装置6によって引き出された糸YをボビンBに巻き取ってパッケージPを形成する。巻取装置8は、クレードルアーム8aと、巻取ドラム8bと、を有している。クレードルアーム8aは、ボビンBを回転可能に支持する。巻取ドラム8bは、ボビンB又はパッケージPに接触してボビンB又はパッケージPを回転させる。巻取ドラム8bの表面には、糸Yを巻き取る際に糸Yを綾振りするための綾振り溝(図示省略)が形成されている。
糸監視装置5は、走行する糸Yの情報を監視し、監視した情報に基づいて糸欠陥の有無を検出する。糸監視装置5は、糸欠陥を検出した場合、糸欠陥検出信号をユニットコントローラ100に送信する。ユニットコントローラ100は、糸欠陥検出信号を受信した場合、糸Yを切断するために、ドラフト装置3による繊維束Fの生成及び空気紡績装置4による糸Yの生成を中断させて、糸Yの供給を中断させる。ユニットコントローラ100は、糸欠陥検出信号を受信した場合、糸Yを切断するために、例えばカッタ(図示省略)を動作させてもよい。この場合、糸監視装置5がカッタを有していてよい。
糸継装置7は、糸Yが切断されたり、何らかの理由で糸Yが切れたりした場合に、空気紡績装置4からの糸YとパッケージPからの糸Yとを継ぐ糸継ぎを行う。糸継装置7は、旋回空気流によって糸端同士を撚り合わせるスプライサ装置である。第1捕捉案内装置9a及び第2捕捉案内装置9bは、それぞれ、基端部分を中心として回動可能である。第1捕捉案内装置9aは、糸継ぎが行われる前に、下側に回動することで、空気紡績装置4からの糸Yを吸引空気流によって捕捉し、その後、上側に回動することで、空気紡績装置4からの糸Yを糸継装置7に案内する。第2捕捉案内装置9bは、糸継ぎが行われる前に、上側に回動することで、パッケージPからの糸Yを吸引空気流によって捕捉し、その後、下側に回動することで、パッケージPからの糸Yを糸継装置7に案内する。
[クリーニング装置の構成]
[クリーニング装置の構成]
図2及び図3に示されるように、ドラフト装置3は、クリーニング装置10を有している。クリーニング装置10は、複数のローラ対31,32,33,34(図1参照)のうち最も下流側に位置するフロントローラ対34を構成するフロントボトムローラ(ドラフトローラ)34aに対して設けられている。クリーニング装置10は、軸状部材11と、弾性支持部12と、ホルダ13と、パッド体14と、付勢部材15と、レバー16と、を有している。なお、図3では、ホルダ13の外形が二点鎖線で示されている。
軸状部材11は、フロントボトムローラ34aを支持するベース(図示省略)に、ブラケット17を介して取り付けられている。軸状部材11の軸方向A(すなわち、軸状部材11の中心線が延在する方向)は、フロントボトムローラ34aの回転軸に平行な方向である。軸状部材11は、第1部分111と、第2部分112と、を有している。第1部分111は、軸状部材11のうち、一端部11a及び中間部11bを含む円柱状の部分であり、第2部分112は、軸状部材11のうち、他端部11cを含み且つ中間部11bを含まない円柱状の部分である。つまり、第1部分111は、軸状部材11の一端部11aを含む部分であり、第2部分112は、一端部11aとは反対側において第1部分111に接続された部分である。第2部分112の外径は、第1部分111の外径よりも大きい。第1部分111及び第2部分112は、例えば、金属によって一体的に形成されている。
弾性支持部12は、単一の弾性支持部材121である。弾性支持部材121は、軸状部材11の第1部分111に取り付けられており、軸状部材11の第2部分112に接触している。弾性支持部材121は、第1部分111が嵌められた円筒形状を呈している。つまり、弾性支持部材121に第1部分111が嵌められた状態では、弾性支持部材121の内径は、第1部分111の外径に等しい。弾性支持部材121は、例えば、CR,NBR等のゴムによって形成されている。弾性支持部材121は、樹脂によって形成されていてもよい。
ホルダ13は、弾性支持部材121によって支持されている。ホルダ13は、本体部131と、第1取付部132と、第2取付部133と、を有している。本体部131は、軸状部材11及び弾性支持部材121を包囲する筒状を呈している。弾性支持部材121は、例えば圧入又は接着によって、本体部131の内側に固定されている。本体部131と軸状部材11との間には、隙間が形成されている。ホルダ13は、軸状部材11を中心として弾性支持部材121と共に回転可能である。第1取付部132及び第2取付部133は、それぞれ、本体部131の外側に設けられている。本体部131、第1取付部132及び第2取付部133は、例えば、合成樹脂によって一体的に形成されている。なお、軸状部材11の一端部11aには、軸方向Aから見た場合に一端部11aと本体部131との間に形成される隙間を覆うように、カバー18が取り付けられている。
パッド体14は、ホルダ13の第1取付部132に取り付けられている。パッド体14は、本体部141と、被取付部142と、を有している。本体部141には、フロントボトムローラ34aの外周面34sに接触可能なパッド面14sが形成されている。パッド面14sは、矩形状を呈している。パッド面14sは、外周面34sのうちフロントボトムローラ34aの周方向において例えば20度の角度範囲に渡る領域に沿うように湾曲している。被取付部142は、本体部141におけるホルダ13側の端部に設けられている。パッド体14は、第1取付部132に固定されたクリップ132aに被取付部142が挟持されることで第1取付部132に取り付けられており、第1取付部132に対して着脱可能である。本体部141及び被取付部142は、例えば、超高分子量ポリエチレン等の軟質樹脂によって一体的に形成されている。
一例として、外周面34sには、フロントボトムローラ34aの回転軸に平行な方向に延在する複数の溝が形成されている。パッド面14sには、パッド面14sに対する外周面34sの移動方向における下流側に向かってV字状に開くように延在する複数の溝が形成されている。
付勢部材15は、板バネ151である。板バネ151は、ホルダ13の第2取付部133に取り付けられている。板バネ151は、一端部151aが第2取付部133に取り付けられた状態で、他端部151bがホルダ13から離間するように延在している。板バネ151は、パッド面14sがフロントボトムローラ34aの外周面34sに接触するようにホルダ13を付勢する。
レバー16は、第1方向R1及び第2方向R2のそれぞれの方向にホルダ13が回転するように板バネ151を動作させる。第1方向R1は、パッド面14sがフロントボトムローラ34aの外周面34sに接触する方向である。第2方向R2は、パッド面14sがフロントボトムローラ34aの外周面34sから離間する方向である。レバー16は、板バネ151の他端部151bに係合した状態で、空気紡績装置4(図1参照)に連結されている。
クリーニング装置10では、軸方向Aにおける軸状部材11の長さL(以下、単に「軸状部材11の長さL」という)は、軸方向Aにおける弾性支持部12の幅W1(以下、単に「弾性支持部12の幅W1」という)よりも大きい。上述したように、弾性支持部12は、単一の弾性支持部材121であるから、弾性支持部12の幅W1は、軸方向Aにおける弾性支持部材121の幅である。弾性支持部12の幅W1は、軸方向Aにおけるパッド面14sの幅W2(以下、単に「パッド面14sの幅W2」という)の1/3以上1/2以下である。軸方向Aにおける弾性支持部12の中心とパッド面14sの中心との距離D(以下、単に「弾性支持部12の中心とパッド面14sの中心との距離D」という)は、弾性支持部12の幅W1の1/2よりも小さい。なお、弾性支持部12の中心とは、弾性支持部12の幅W1の中心位置を意味し、パッド面14sの中心とは、パッド面14sの幅W2の中心位置を意味する。
以上のように構成されたクリーニング装置10は、次のように動作する。空気紡績装置4が、ドラフト装置3に近接した紡績位置に移動すると(図1参照)、空気紡績装置4に連結されたレバー16が、図2に示されるように、第1方向R1にホルダ13が回転するように板バネ151を動作させる。これにより、パッド面14sがフロントボトムローラ34aの外周面34sに押し当てられる。ドラフト装置3及び空気紡績装置4の運転(すなわち、ドラフト装置3による繊維束Fの生成及び空気紡績装置4による糸Yの生成)の実施中は、この状態が維持され、パッド面14sによって、フロントボトムローラ34aの外周面34sから異物が除去される。それに対し、空気紡績装置4が、ドラフト装置3から離間した離間位置に移動すると、空気紡績装置4に連結されたレバー16が、図4に示されるように、第2方向R2にホルダ13が回転するように板バネ151を動作させる。これにより、パッド面14sがフロントボトムローラ34aの外周面34sから離間する。ドラフト装置3及び空気紡績装置4の運転の中断中は、この状態が維持される。
[作用及び効果]
[作用及び効果]
クリーニング装置10では、弾性支持部12の幅W1がパッド面14sの幅W2の1/3以上1/2以下であり、弾性支持部12の中心とパッド面14sの中心との距離Dが弾性支持部12の幅W1の1/2よりも小さい。これにより、付勢部材15によってホルダ13が付勢されることでパッド面14sがフロントボトムローラ34aの外周面34sに押し当てられると、パッド面14sがフロントボトムローラ34aの外周面34sに均一に接触するように弾性支持部12が変形する。つまり、クリーニング装置10の取付角度等を微調整しなくても、フロントボトムローラ34aの外周面34sにパッド面14sを均一に接触させることができる。よって、クリーニング装置10によれば、フロントボトムローラ34aの外周面34sから異物を均一に除去することができる。紡績機1によれば、フロントボトムローラ34aの外周面34sから異物を均一に除去することができるため、紡績機1において形成されるパッケージPの品質の劣化を回避することができる。
なお、弾性支持部12の幅W1がパッド面14sの幅W2の1/2よりも大きいと、弾性支持部12が変形し難くなり、パッド面14sと外周面34sとの均一な接触が阻害され易い。弾性支持部12の幅W1がパッド面14sの幅W2の1/3よりも小さいと、弾性支持部12によるパッド体14の支持が安定し難い。弾性支持部12の中心とパッド面14sの中心との距離Dに関しては、当該距離Dがパッド面14sの幅W2の1/6以下であると、弾性支持部12によるパッド体14の支持が安定し易い。
クリーニング装置10では、弾性支持部12が単一の弾性支持部材121である。これにより、構造の簡易化及び低コスト化を図ることができる。
クリーニング装置10では、弾性支持部材121が、軸状部材11が嵌められた円筒形状を呈している。これにより、パッド面14sがフロントボトムローラ34aの外周面34sに均一に接触するように弾性支持部12が変形する機能(以下、当該機能を「弾性支持部12の変形機能」という)をより安定的に発揮させることができる。
クリーニング装置10では、軸状部材11の長さLが弾性支持部材121の幅W1よりも大きい。これにより、弾性支持部12の変形機能をより安定的に発揮させることができる。
クリーニング装置10では、軸状部材11において、第2部分112の外径が、弾性支持部材121に嵌められた第1部分111の外径よりも大きい。これにより、一端部11a側から弾性支持部材121に第1部分111を嵌めて第2部分112に弾性支持部材121を接触させることで、弾性支持部12の変形機能が発揮される位置に弾性支持部材121を位置決めすることができる。
クリーニング装置10では、弾性支持部材121がホルダ13に固定されており、ホルダ13が、軸状部材11を中心として弾性支持部材121と共に回転可能である。これにより、例えば、弾性支持部材121が軸状部材11に固定されており、弾性支持部材121に対してホルダ13が回転する構成に比べ、軸状部材11の中心から回転体(クリーニング装置10では弾性支持部材121であるのに対し、例示の構成ではホルダ13)までの距離が短くなるため、ホルダ13の回転の安定化を図ることができる。更に、軸状部材11に対してホルダ13及び弾性支持部材121を一体として着脱することができ、メンテナンス性の向上を図ることができる。
クリーニング装置10では、パッド面14sが矩形状を呈している。これにより、フロントボトムローラ34aの外周面34sから異物をより均一に除去することができる。
クリーニング装置10では、付勢部材15が板バネ151である。これにより、例えば付勢部材15としてコイルバネが用いられる場合に比べ、付勢部材15への繊維片の付着を減らすことができる。なお、軸方向Aにおける板バネ151の力点とパッド面14sの中心との距離がパッド面14sの幅W2の1/6以下であると、パッド面14sがフロントボトムローラ34aの外周面34sに接触するように板バネ151がホルダ13を付勢する作用が十分に発揮される。
クリーニング装置10では、第1方向R1及び第2方向R2のそれぞれの方向にホルダ13が回転するようにレバー16が付勢部材15を動作させる。これにより、例えばドラフト装置3による繊維束Fの生成の中断中に、フロントボトムローラ34aの外周面34sからパッド面14sを離間させることができる。特に、ドラフト装置3による繊維束Fの生成の中断中にもフロントボトムローラ34aが回転し続ける場合には、ドラフト装置3による繊維束Fの生成の中断中にフロントボトムローラ34aの外周面34sからパッド面14sを離間させることで、パッド体14の摩耗等を軽減することができる。
ドラフト装置3では、複数のローラ対31,32,33,34のうち最も下流側に位置するローラ対34を構成するフロントボトムローラ34aに対して、クリーニング装置10が設けられている。これにより、最も高速で回転することに起因して最も異物が付着し易いフロントボトムローラ34aの外周面34sから異物を均一に除去することができる。
[変形例]
[変形例]
本発明は、上述した実施形態に限定されない。上述した実施形態及び以下の変形例は適宜組み合わせ可能である。図面に示される形状は一例であって、適宜変更が可能である。例えば、弾性支持部12の中心とパッド面14sの中心との距離Dは、弾性支持部12の幅W1よりも小さければよい。その場合にも、弾性支持部12の変形機能を発揮させることができる。
弾性支持部12は、軸方向Aに沿って並んだ複数の弾性支持部材によって構成されていてもよい。その場合、弾性支持部12の幅W1は、軸方向Aにおいて一方の側に配置された弾性支持部材における当該一方の側の端と、軸方向Aにおいて他方の側に配置された弾性支持部材における当該他方の側の端との距離である。
弾性支持部材121は、軸状部材11に固定されており、ホルダ13は、弾性支持部材121に対して、軸状部材11を中心として回転可能であってもよい。
付勢部材15は、引張バネ、圧縮バネ又はエアシリンダであってもよい。
例えば、ドラフト装置3による繊維束Fの生成の中断中に、フロントボトムローラ34aからフロントトップローラ34bを離間させる機構をドラフト装置3が備える場合には、レバー16は、当該機構に連結されていてもよい。或いは、レバー16は、レバー16専用の駆動源(例えば、エアシリンダ)に連結されていてもよい。
例えば、ドラフト装置3による繊維束Fの生成の中断中に、フロントボトムローラ34aが停止する場合には、パッド面14sがフロントボトムローラ34aの外周面34sに接触した状態が維持されてもよい。その場合には、クリーニング装置10は、レバー16を備えていなくてもよい。
クリーニング装置10は、ドラフト装置3において、フロントボトムローラ34aを含む少なくとも1つのドラフトローラに対して設けることができる。
ミドルボトムローラ33a及びフロントボトムローラ34aのそれぞれは、共通の駆動源によって複数の紡績ユニット2において一斉に駆動されるように設けられていてもよい。この場合、ある紡績ユニット2においてドラフト装置3によるドラフト及び空気紡績装置4による紡績が中断中であっても、ミドルボトムローラ33a及びフロントボトムローラ34aのそれぞれの回転は継続される。
各ドラフト装置3に設けられたクリーニング装置10は、各ドラフト装置3において独立して支持されていてもよいし、或いは、隣接する2つのドラフト装置3において共通のブラケットによって支持されていてもよい。
パッド面14sには、溝が形成されていなくてもよい。
クリーニング装置10は、ドラフト装置3及び/又は空気紡績装置4の運転の中断中にパッド体14がフロントボトムローラ34aに対して接触及び離間を繰り返すように構成されていてもよい。
紡績ユニット2では、糸Yの走行方向が糸貯留装置6において切り替えられていたが、糸Yの走行方向が糸貯留装置6において切り替えられていなくてもよい。紡績ユニット2では、上側で供給された糸Yが下側で巻き取られるように各装置が配置されてもよい。
空気紡績装置4から糸Yを引き出すために、空気紡績装置4と糸貯留装置6との間に、デリベリローラ及びニップローラが配置されてもよい。デリベリローラ及びニップローラが設けられる場合、糸貯留装置6の代わりに、吸引空気流で糸Yの弛みを吸収するスラックチューブ又は機械的なコンペンセータ等が設けられてもよい。糸監視装置5は、糸貯留装置6と巻取装置8との間に配置されてもよい。
糸継装置7、第1捕捉案内装置9a及び第2捕捉案内装置9bは、複数の紡績ユニット2の配列方向に沿って移動可能な糸継台車に設けてられてもよい。複数の紡績ユニット2の配列方向に沿って移動可能な玉揚台車に、糸継ぎが行われる際等にパッケージPからの糸Yを引き出す糸引出し装置が設けられてもよい。糸継装置7は、機械式のノッタ等であってもよい。或いは、パッケージPからの糸Yを空気紡績装置4に逆送させた状態でドラフト装置3によるスライバSのドラフト及び空気紡績装置4による糸Yの生成を再開することで、糸継ぎを行ってもよい。
巻取装置8では、巻取ドラム8bの表面に綾振り溝が形成されておらず、別途設けられた綾振り装置によって、ボビンBに糸Yが巻き取られる際に糸Yが綾振りされてもよい。巻取装置8では、ボビンBが駆動回転させられて、ボビンBに接触した巻取ドラム8bが従動回転させられてもよい。
1…紡績機、3…ドラフト装置、4…空気紡績装置、8…巻取装置、10…クリーニング装置、11…軸状部材、11a…一端部、12…弾性支持部、13…ホルダ、14…パッド体、14s…パッド面、15…付勢部材、16…レバー、31…バックローラ対、32…サードローラ対、33…ミドルローラ対、34…フロントローラ対、34a…フロントボトムローラ(ドラフトローラ)、34s…外周面、111…第1部分、112…第2部分、121…弾性支持部材、151…板バネ、S…スライバ(繊維束)、F…繊維束、Y…糸、P…パッケージ。
Claims (12)
- 軸状部材と、
前記軸状部材を中心として回転可能なホルダと、
前記ホルダに取り付けられ、ドラフトローラの外周面に接触可能なパッド面を有するパッド体と、
前記ホルダに取り付けられ、前記パッド面が前記外周面に接触するように前記ホルダを付勢する付勢部材と、
前記軸状部材に取り付けられ、前記ホルダを支持する弾性支持部と、を備え、
前記軸状部材の軸方向における前記弾性支持部の幅は、前記軸方向における前記パッド面の幅の1/3以上1/2以下であり、
前記軸方向における前記弾性支持部の中心と前記パッド面の中心との距離は、前記軸方向における前記弾性支持部の幅よりも小さい、クリーニング装置。 - 前記軸方向における前記弾性支持部の中心と前記パッド面の中心との距離は、前記軸方向における前記弾性支持部の幅の1/2よりも小さい、請求項1に記載のクリーニング装置。
- 前記弾性支持部は、単一の弾性支持部材である、請求項1又は2に記載のクリーニング装置。
- 前記弾性支持部材は、前記軸状部材が嵌められた円筒形状を呈している、請求項3に記載のクリーニング装置。
- 前記軸方向における前記軸状部材の長さは、前記軸方向における前記弾性支持部材の幅よりも大きい、請求項4に記載のクリーニング装置。
- 前記軸状部材は、前記軸状部材の一端部を含み且つ前記弾性支持部材に嵌められた第1部分と、前記一端部とは反対側において前記第1部分に接続された第2部分と、を有し、
前記第2部分の外径は、前記第1部分の外径よりも大きい、請求項5に記載のクリーニング装置。 - 前記弾性支持部材は、前記ホルダに固定されており、
前記ホルダは、前記軸状部材を中心として前記弾性支持部材と共に回転可能である、請求項4〜6のいずれか一項に記載のクリーニング装置。 - 前記パッド面は、矩形状を呈している、請求項1〜7のいずれか一項に記載のクリーニング装置。
- 前記付勢部材は、板バネである、請求項1〜8のいずれか一項に記載のクリーニング装置。
- 前記パッド面が前記外周面に接触する第1方向及び前記パッド面が前記外周面から離間する第2方向のそれぞれの方向に前記ホルダが回転するように前記付勢部材を動作させるレバーを更に備える、請求項1〜9のいずれか一項に記載のクリーニング装置。
- 請求項1〜10のいずれか一項に記載のクリーニング装置と、
繊維束をドラフトする複数のローラ対と、を備え、
前記クリーニング装置は、前記複数のローラ対のうち前記繊維束の走行方向において最も下流側に位置するローラ対を構成する少なくとも一方のドラフトローラに対して設けられている、ドラフト装置。 - 請求項11に記載のドラフト装置と、
前記ドラフト装置でドラフトされた前記繊維束に旋回空気流によって撚りを与えて糸を生成する空気紡績装置と、
前記空気紡績装置で生成された前記糸を巻き取ってパッケージを形成する巻取装置と、を備える、紡績機。
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