JP2021079453A - 主軸装置 - Google Patents

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【課題】圧縮ガスの供給が停止されても液体や異物などの侵入を防止し得る主軸装置を提供する。【解決手段】主軸装置10は、ハウジング14の貫通孔14Hの一方の開口を介してハウジング14の外部に露出する主軸12から外側に延び、ハウジング14の端部14Eの外周を囲う囲繞部18Aを有し、主軸12と連動して回転する回転部材18と、弾性を有し、ハウジング14の端部14Eの外周と囲繞部18Aの内周との間の隙間GPを塞ぐシール部材20と、を備える。主軸12の回転時には、主軸12と連動する回転部材18の遠心力に応じてシール部材20が変形して隙間GPが開くことで、貫通孔14Hに流れた圧縮ガスの少なくとも一部が外部に排出される。【選択図】図1

Description

本発明は、主軸装置に関する。
工具を用いて加工対象物を加工する工作機械は、貫通孔を有するハウジングと、ハウジングに対して主軸を回転可能に支持する軸受とを備えた主軸装置を有する。加工対象物を加工する場合、加工部分に対して噴出されるクーラントなどの液体、あるいは、加工により生じた切屑などの異物が、ハウジングの貫通孔に挿通された主軸とハウジングとの隙間から侵入することがある。このため、主軸装置では、クーラントなどの液体、あるいは、切屑などの異物の侵入を防止するためのエアシールを採用する場合がある。
下記の特許文献1では、貫通孔を有するハウジングにおける内周面と、ハウジングの貫通孔内において回転可能に支持される回転軸部材の外周面と、の間に圧縮ガス(圧縮エア)を供給するエアシール構造が開示されている。
特開2016−137558号公報
しかし、加工対象物を加工していない非加工時には圧縮ガスの供給が停止されることが一般的である。上記のエアシール構造では、圧縮ガスの供給が停止された場合、ハウジングにおける内周面と回転軸部材の外周面との間の隙間に液体や異物などが侵入することが懸念される。
そこで、本発明は、圧縮ガスの供給が停止されても液体や異物などの侵入を防止し得る主軸装置を提供することを目的とする。
本発明の態様は、主軸装置であって、
主軸が挿通される貫通孔を有するハウジングと、
前記貫通孔に配置され、前記ハウジングに対して前記主軸を回転可能に支持する軸受と、
前記ハウジングに形成され、外部から供給される圧縮ガスを前記貫通孔に流す流路と、
前記貫通孔の一方の開口を介して前記ハウジングの外部に露出する前記主軸から外側に延び、前記ハウジングの端部の外周を囲う囲繞部を有し、前記主軸と連動して回転する回転部材と、
弾性を有し、前記ハウジングの端部の外周と前記囲繞部の内周との間の隙間を塞ぐシール部材と、
を備え、
前記主軸の回転時には、前記主軸と連動する前記回転部材の遠心力に応じて前記シール部材が変形して前記隙間が開くことで、前記貫通孔に流れた前記圧縮ガスの少なくとも一部が外部に排出される。
本発明の態様によれば、主軸の回転時には隙間から圧縮ガスが排出されることで液体や異物などの侵入が防止され、主軸の非回転時には隙間をシール部材が塞ぐことで液体や異物などの侵入が防止される。この結果、圧縮ガスの供給が停止されても液体や異物などの侵入を防止することができる。
本実施形態の主軸装置を示す断面図である。 図1のシール部材を示す斜視図である。 図2のIII−III矢視断面図である。 変形例1のシール部材を示す斜視図である。 変形例2のシール部材を示す斜視図である。 図5のVI−VI矢視断面図である。
本発明について、好適な実施形態を掲げ、添付の図面を参照しながら以下、詳細に説明する。
〔実施形態〕
図1を用いて、本実施形態の主軸装置10を説明する。主軸装置10は、主軸12、ハウジング14、軸受16、回転部材18、シール部材20、および、ガス供給源22を主な構成要素として備える。
主軸12は、回転可能な軸である。主軸12は、不図示のモータから伝達される動力に応じて回転する。
ハウジング14は、主軸12の一部を収容する部材である。ハウジング14は、概ね管状に形成され、主軸12が挿通される貫通孔14Hを有する。貫通孔14Hの所定位置に軸受16が配置される。
図1の例示のように、ハウジング14は、第1ハウジング14Aと第1ハウジング14Aに対して固定される第2ハウジング14Bとに分割されていてもよい。ハウジング14が第1ハウジング14Aと第2ハウジング14Bとに分割される場合、ハウジング14の貫通孔14Hに軸受16を配置し易くなる。
また図1の例示のように、ハウジング14のうち、貫通孔14Hの一方の開口側の端部14Eは、端部14E以外の外周面よりも主軸12側に入り込んでいてもよい。ハウジング14の端部14Eの外周面が主軸12側に入り込んでいる場合、ハウジング14の端部14Eの厚さは、端部14E以外の厚さよりも小さい。なお、厚さは、ハウジング14の外周面と内周面との間の距離を意味する。
ハウジング14には、外部から供給される圧縮ガスをハウジング14の貫通孔14Hに流す流路14FPが形成される。流路14FPは、ハウジング14の外部とハウジング14の内部の貫通孔14Hとを連通する。ハウジング14の外周面に開口する流路14FPの開口にはガス供給源22が連結される。
軸受16は、ハウジング14に対して主軸12を回転可能に支持する部材である。軸受16は、ハウジング14の貫通孔14Hに配置される。軸受16は、主軸12に固定される内輪16Aと、ハウジング14に固定される外輪16Bとを有する。
回転部材18は、主軸12と連動して回転する部材である。回転部材18は、貫通孔14Hの一方の開口を介してハウジング14の外部に露出する主軸12から外側に延び、ハウジング14の端部14Eの外周を囲う囲繞部18Aを有する。
囲繞部18Aは、主軸12からハウジング14の端部14Eよりも外側に延びる第1部分PT1と、第1部分PT1の先端からハウジング14の端部14Eの外周を囲うように延びる第2部分PT2とを含む。第1部分PT1は、円環状であってもよい。第2部分PT2は、第1部分PT1から突出する円管状のフランジであってもよい。
図1の例示のように、ハウジング14の端部14Eの外周面が主軸12側に入り込んでいる場合、囲繞部18Aは、ハウジング14の端部14E以外の外周面よりも主軸12側に配置されていてもよい。
また図1の例示のように、回転部材18は、主軸12が挿通可能な管状の連結部材18Bを有してもよい。管状の連結部材18Bは、軸受16の内輪16Aに一端が固定され、当該内輪16Aから貫通孔14Hの一方の開口を介してハウジング14の外部に延び、囲繞部18Aに他端が固定される。なお、連結部材18Bがない場合、囲繞部18Aは、貫通孔14Hの一方の開口を介してハウジング14の外部に露出する主軸12に固定される。
シール部材20は、ハウジング14の端部14Eの外周と回転部材18の囲繞部18A(第2部分PT2)の内周との間の隙間GPを塞ぐ部材である。シール部材20は、弾性を有し、主軸12の回転時には、2点鎖線で示すように、主軸12と連動する回転部材18の遠心力に応じて隙間GPが開くように変形する。
ガス供給源22は、圧縮ガスの供給源である。圧縮ガスは、圧縮されたガスを意味する。ガスの具体例として、空気または窒素などが挙げられる。ガス供給源22は、主軸12の回転時には圧縮ガスをハウジング14の流路14FPに供給し、主軸12の非回転時には圧縮ガスの供給を停止する。
ガス供給源22からハウジング14の流路14FPに圧縮ガスが供給された場合、圧縮ガスは、流路14FPを通じてハウジング14の貫通孔14Hに流入する。図1の例示のように、回転部材18が囲繞部18Aおよび連結部材18Bを有する場合、貫通孔14Hに流入した圧縮ガスは、回転部材18の連結部材18Bとハウジング14との隙間を通じて、回転部材18の囲繞部18A、および、軸受16に向かって流れる。回転部材18が連結部材18Bを有しない場合、貫通孔14Hに流入した圧縮ガスは、主軸12とハウジング14との隙間を通じて、回転部材18の囲繞部18A、および、軸受16に向かって流れる。
回転部材18の囲繞部18Aに向かって流れる圧縮ガスは、回転部材18の囲繞部18A(第2部分PT2)の内周と、ハウジング14の端部14Eの外周との間の隙間GPに流入する。ここで、ハウジング14の流路14FPに圧縮ガスが供給されているときには主軸12が回転している。このため、主軸12と連動する回転部材18の回転により生じる遠心力に応じて隙間GPを塞ぐシール部材20は変形し、当該隙間GPは開いた状態である。したがって、隙間GPに流入した圧縮ガスは、当該隙間GPから外部に排出される。これにより、主軸12の回転時に、液体や異物などが隙間GPからハウジング14の内部に侵入することが防止される。
一方、圧縮ガスの供給が停止しているときには主軸12が回転していない。このため、回転部材18には遠心力が働かず、隙間GPをシール部材20が塞いだ状態である。これにより、主軸12の非回転時に、液体や異物などが隙間GPからハウジング14の内部に侵入することが防止される。
図2および図3を用いて、本実施形態のシール部材20をさらに詳しく説明する。シール部材20は、第1部材20Aおよび第2部材20Bを有する。
第1部材20Aは、概ね環状に形成される。第1部材20Aは、例えば図1に示すように、囲繞部18Aの第2部分PT2の内周面に対して第1部材20Aの外周面が接着剤などで接着されることで、回転部材18に固定される。第1部材20Aは、回転部材18に遠心力が生じても概ね変形しない。
第2部材20Bは、第1部材20Aから延び、概ね環状に形成される。第2部材20Bは、第1部材20Aと一体に成形されてもよい。第2部材20Bは、図1の実線で示すように、回転部材18に遠心力が生じていない状態では、ハウジング14の端部14Eに先端が接する。この状態では、ハウジング14の端部14Eの外周と、回転部材18の囲繞部18A(第2部分PT2)の内周との間の隙間GPが塞がれる。
一方、第2部材20Bは、図1の2点鎖線で示すように、回転部材18に遠心力が生じている状態では、ハウジング14の端部14Eから離れるように変形する。この状態では、ハウジング14の端部14Eの外周と、回転部材18の囲繞部18A(第2部分PT2)の内周との間の隙間GPが開く。
第2部材20Bは、第1部材20Aよりも薄厚に形成され、先端に近づくほど薄厚に形成される。これにより、第2部材20Bは、回転部材18の遠心力に応じて変形し易くなる。また、第2部材20Bは、図1の実線で示すように、回転部材18に遠心力が生じていない状態では、隙間GPにおいて圧縮ガスが流れる流方向に対して傾斜し、外部に向かって先端が延びている。これにより、第2部材20Bは、回転部材18の遠心力に応じて、隙間GPが開くように変形し易くなる。
なお、
〔変形例〕
上記の実施形態は、以下のように変形してもよい。
(変形例1)
図4を用いて、変形例1のシール部材20を説明する。変形例1では、シール部材20における第2部材20Bには、環状に形成される第2部材20Bの周方向に間隔をあけて、隙間GPにおいて圧縮ガスが流れる流方向に沿って複数の切り込み部20Nが形成される。これにより、第2部材20Bは、回転部材18の遠心力に応じて変形し易くなる。また、主軸12の回転時には隙間GPから圧縮ガスが排出され易くなる。なお、切り込み部20Nの数は1つであってもよい。
(変形例2)
図5および図6を用いて、変形例2のシール部材20を説明する。変形例2では、シール部材20は、第1部材20Aおよび第2部材20Bに加えて、第3部材20Cを有する。第3部材20Cは、第2部材20Bの先端に設けられ、第2部材20Bの厚さよりも大きい直径の円弧の外形をもつ。回転部材18に遠心力が生じていない状態では、第3部材20Cがハウジング14の端部14Eに接することで、隙間GPが塞がれる。一方、回転部材18に遠心力が生じている状態では、第2部材20Bの変形に応じて第3部材20Cがハウジング14の端部14Eから離れることで、隙間GPが開く。
シール部材20は、第2部材20Bの厚さよりも大きい直径の円弧の外形をもつ第3部材20Cを第2部材20Bの先端に有することで、第3部材20Cを有しない場合に比べて、回転部材18に遠心力が生じていない状態でのシール性を高めることができる。
なお、第3部材20Cは、回転部材18に遠心力が生じていない状態では、第2部材20Bによりハウジング14の端部14Eに押し付けられることで、ハウジング14の端部14Eに対する接触面積が大きくなるように変形してもよい。これにより、回転部材18に遠心力が生じていない状態でのシール部材20のシール性を高めることができる。
(変形例3)
上記の実施形態、変形例1または変形例2のシール部材20において、第1部材20Aはなくてもよい。第1部材20Aがない場合、第2部材20Bの一端側が回転部材18の囲繞部18Aに固定され、第2部材20Bの他端側がハウジング14の端部14Eの外周に向かって延びる。
(変形例4)
第2部材20Bは、回転部材18に遠心力が生じていない状態では、ハウジング14の端部14Eの外周と、回転部材18の第2部分PT2の内周とで囲まれる空間内に位置していた。しかし、第2部材20Bの少なくとも一部は、回転部材18に遠心力が生じていない状態で、ハウジング14の端部14Eの外周と、回転部材18の第2部分PT2の内周とで囲まれる空間外(ハウジング14の外部)に位置してもよい。
(変形例5)
上記の実施形態および変形例1〜4は、矛盾の生じない範囲で任意に組み合わされてもよい。
〔発明〕
上記の実施形態および変形例から把握し得る発明を以下に記載する。
本発明は、主軸装置(10)である。主軸装置(10)は、主軸(12)が挿通される貫通孔(14H)を有するハウジング(14)と、貫通孔(14H)に配置され、ハウジング(14)に対して主軸(12)を回転可能に支持する軸受(16)と、ハウジング(14)に形成され、外部から供給される圧縮ガスを貫通孔(14H)に流す流路(14FP)と、貫通孔(14H)の一方の開口を介してハウジング(14)の外部に露出する主軸(12)から外側に延び、ハウジング(14)の端部(14E)の外周を囲う囲繞部(18A)を有し、主軸(12)と連動して回転する回転部材(18)と、弾性を有し、ハウジング(14)の端部(14E)の外周と囲繞部(18A)の内周との間の隙間(GP)を塞ぐシール部材(20)と、を備える。主軸(12)の回転時には、主軸(12)と連動する回転部材(18)の遠心力に応じてシール部材(20)が変形して隙間(GP)が開くことで、貫通孔(14H)に流れた圧縮ガスの少なくとも一部が外部に排出される。
これにより、主軸(12)の回転時には隙間(GP)から圧縮ガスが排出されることで液体や異物などの侵入が防止され、主軸(12)の非回転時には隙間(GP)をシール部材(20)が塞ぐことで液体や異物などの侵入が防止される。この結果、圧縮ガスの供給が停止されても液体や異物などの侵入を防止することができる。
シール部材(20)は、回転部材(18)に固定される第1部材(20A)と、第1部材(20A)から延び、第1部材(20A)よりも薄厚に形成され、遠心力に応じて変形する第2部材(20B)と、を有してもよい。これにより、第2部材(20B)は、回転部材(18)の遠心力に応じて変形し易くなる。
第2部材(20B)は、圧縮ガスが流れる流方向に対して傾斜し、外部に向かって先端が延びていてもよい。これにより、第2部材(20B)は、回転部材(18)の遠心力に応じて、隙間(GP)が開くように変形し易くなる。
第2部材(20B)は、先端に近づくほど薄厚に形成されてもよい。これにより、第2部材(20B)は、回転部材(18)の遠心力に応じて変形し易くなる。
第2部材(20B)には、圧縮ガスが流れる流方向に沿って切り込み部(20N)が形成されてもよい。これにより、第2部材(20B)は、回転部材(18)の遠心力に応じて変形し易くなる。また、主軸(12)の回転時には隙間(GP)から圧縮ガスが排出され易くなる。
シール部材(20)は、第2部材(20B)の先端に設けられ、第2部材(20B)の厚さよりも大きい直径の円弧の外形をもつ第3部材(20C)を有してもよい。これにより、第3部材(20C)を有しない場合に比べて、回転部材(18)に遠心力が生じていない状態でのシール部材(20)のシール性を高めることができる。
10…主軸装置 12…主軸
14…ハウジング 14FP…流路
16…軸受 18…回転部材
18A…囲繞部 18B…連結部材
20…シール部材 20A…第1部材
20B…第2部材 20C…第3部材
22…ガス供給源

Claims (6)

  1. 主軸が挿通される貫通孔を有するハウジングと、
    前記貫通孔に配置され、前記ハウジングに対して前記主軸を回転可能に支持する軸受と、
    前記ハウジングに形成され、外部から供給される圧縮ガスを前記貫通孔に流す流路と、
    前記貫通孔の一方の開口を介して前記ハウジングの外部に露出する前記主軸から外側に延び、前記ハウジングの端部の外周を囲う囲繞部を有し、前記主軸と連動して回転する回転部材と、
    弾性を有し、前記ハウジングの端部の外周と前記囲繞部の内周との間の隙間を塞ぐシール部材と、
    を備え、
    前記主軸の回転時には、前記主軸と連動する前記回転部材の遠心力に応じて前記シール部材が変形して前記隙間が開くことで、前記貫通孔に流れた前記圧縮ガスの少なくとも一部が外部に排出される、主軸装置。
  2. 請求項1に記載の主軸装置であって、
    前記シール部材は、
    前記回転部材に固定される第1部材と、
    前記第1部材から延び、前記第1部材よりも薄厚に形成され、前記遠心力に応じて変形する第2部材と、
    を有する、主軸装置。
  3. 請求項2に記載の主軸装置であって、
    前記第2部材は、前記圧縮ガスが流れる流方向に対して傾斜し、外部に向かって先端が延びている、主軸装置。
  4. 請求項2または3に記載の主軸装置であって、
    前記第2部材は、先端に近づくほど薄厚に形成される、主軸装置。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載の主軸装置であって、
    前記第2部材には、前記圧縮ガスが流れる流方向に沿って切り込み部が形成される、主軸装置。
  6. 請求項2〜5のいずれか1項に記載の主軸装置であって、
    前記シール部材は、前記第2部材の先端に設けられ、前記第2部材の厚さよりも大きい直径の円弧の外形をもつ第3部材を有する、主軸装置。
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