JP2021077562A - 撚線導体 - Google Patents

撚線導体 Download PDF

Info

Publication number
JP2021077562A
JP2021077562A JP2019204819A JP2019204819A JP2021077562A JP 2021077562 A JP2021077562 A JP 2021077562A JP 2019204819 A JP2019204819 A JP 2019204819A JP 2019204819 A JP2019204819 A JP 2019204819A JP 2021077562 A JP2021077562 A JP 2021077562A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner layer
wire
diameter
wires
circumferential direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019204819A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6751956B1 (ja
Inventor
稲垣 俊文
Toshibumi Inagaki
俊文 稲垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanshu Densen KK
Original Assignee
Sanshu Densen KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanshu Densen KK filed Critical Sanshu Densen KK
Priority to JP2019204819A priority Critical patent/JP6751956B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6751956B1 publication Critical patent/JP6751956B1/ja
Publication of JP2021077562A publication Critical patent/JP2021077562A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ropes Or Cables (AREA)
  • Non-Insulated Conductors (AREA)

Abstract

【課題】圧縮することなく、若しくは、低い圧縮率で、撚線導体の断面形状を真円状に近い形状に製造できる撚線導体を提供する。【解決手段】中心線13と、中心線13を取囲む6本の内層線2を配設して形成した第1内層14と、第1内層14の外側に、12本の内層線2を配設して形成した第2内層15と、第2内層15の外側で、かつ、6本の細径線3と、細径線3より太い12本の中径線4で構成した第1外層17と、第1外層17の外側で、かつ、中径線4より太い12本の第1太径線5と、第1太径線5より太い6本の第2太径線6で構成した第2外層18を有し、第1外層17において、細径線3を周方向に離間して配設し、周方向の最も近い位置に配置された細径線3,3間に、2本の中径線4を周方向に配置し、第2外層18において、第2太径線6を周方向に離間して配設し、周方向の最も近い位置に配置された第2太径線6,6間に、2本の第1太径線5,5を周方向に配置した。【選択図】 図1

Description

本発明は、撚線導体に関するものである。
従来、電線等に使用される撚線導体を構成する各々の素線は、一般的に、全て断面円形の丸線で、かつ、同一径である。この素線として銅線が主として用いられ、その銅線に、錫、ニッケル、銀などをメッキしたもの、或いはアルミ、各種合金線が使用されている。
例えば、図3に示すように、中心部に1本の素線101を配設し、この素線101の周りに6本の素線102を配設して第1内層103を設け、この第1内層103の外側に、12本の素線104を周方向に配設して第2内層105を設け、この第2内層105の外側に、18本の素線106を周方向に配設して第3内層107を設け、この第3内層107の外側に、18本の素線108を周方向に配設して外層109を設け、総数55本の素線101,102,104,106,108を、図3に示すように配列し、それを周方向に撚ることで形成された撚線導体110が知られている。この撚線導体110を構成する素線101,102,104,106,108は全て同じ径の素線を用いて構成されている。この撚線導体110を従来技術1とする。
また、特許文献1記載のように、断面円形で、かつ、全て同一径の素線を、一方向に撚りながら圧縮ダイスを通すことにより、導体の断面形状を真円形状に近い形状とする撚線導体がある。以下、この撚線導体を従来技術2とする。
従来技術2の撚線導体として、例えば、図4に示すように、中心部に4本の素線201を配設して中心層202を構成し、この中心層202の外側に、11本の素線203を周方向に配設して第1内層204を設け、この第1内層204の外側に、17本の素線205を周方向に配設して第2内層206を設け、この第2内層206の外側に、23本の素線207を周方向に配設して外層208を設けるように配列した素線201,203,205,207を、圧縮ダイスを通すことにより、真円形状に近い形状としたものが知られている。この撚線導体を構成する素線201,203,205,207は全て同じ径の素線を用いて構成されている
特開平11−25758号公報
上記従来技術1の撚線導体110は、その第3内層107が六角形状に形成され、その各頂点部の外側に、外層109を構成する素線108が配設されていないため、外層109には、周方向の一部において素線108を有しない欠損部111が生じ、絶縁被覆加工に於いて、この欠損部111に被覆材が入り込み、均質な被覆厚を形成出来ないという問題がある。
また、当該被覆材をストリップする端末加工に於いて、樹脂噛みなどの支障が生じ、電線としての信頼性を著しく損なうなどの問題がある。
そこで、凹部形状の深度を軽減するため、高い圧縮率を要す圧縮ダイスを通し、真円形状に近い形状にすることが考えられるが、外側から高い圧縮率で圧縮変形するため、伸び特性、柔軟性、可撓性等の物理特性が損なわれるという問題がある。
また、上記従来技術2の撚線導体は、構成配列において、真円形状に近い形状にするには、高い圧縮率を必要とし、この外側からの高い圧縮率での圧縮変形により、伸び特性、柔軟性、可撓性等の物理特性が損なわれるという問題がある。
そこで、本発明は、上記問題点を解決した撚線導体を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、第1外層と、該第1外層の外側に設けた第2外層で外層を構成し、該外層の内側に内層を設け、
該内層を、中心線と、該中心線を取囲む6本の内層線を配設して形成した第1内層と、該第1内層の外側に、12本の前記内層線を配設して形成した第2内層で構成し、
前記第1外層は、6本の細径線と、該細径線より太い12本の中径線で構成し、
前記第2外層は、前記中径線より太い12本の第1太径線と、該第1太径線より太い6本の第2太径線で構成し、
前記第1外層において、前記細径線を周方向に離間して配設し、周方向の最も近い位置に配置された細径線間に、2本の前記中径線を周方向に配置し、
前記第2外層において、前記第2太径線を周方向に離間して配設し、周方向の最も近い位置に配置された第2太径線間に、2本の前記第1太径線を周方向に配置したことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記第2内層を六角形状に形成し、
前記第2内層の六角形状の各頂点部の外側に、前記細径線を配設し、
周方向の最も近い位置に配置された細径線間に配設した2本の中径線で構成される谷間部の外側に、前記第2太径線を配設し、
周方向の最も近い位置に配置された第2太径線間に配設した2本の第1太径線で構成される谷間部の内側に、前記細径線を配設したことを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記内層線は、前記細径線より太く形成し、前記中径線は、前記内層線より太く形成したことを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記内層線は、前記細径線より太く形成し、前記中径線と前記内層線の径は同じに形成したことを特徴とするものである。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の何れか1項に記載の発明において、径方向の最も外側に位置する層を構成する素線は、外側から圧縮変形されていることを特徴とするものである。
本発明の撚線導体は、第1外層と、該第1外層の外側に設けた第2外層で外層を構成し、該外層の内側に内層を設け、該内層を、中心線と、該中心線を取囲む6本の内層線を配設して形成した第1内層と、該第1内層の外側に、12本の前記内層線を配設して形成した第2内層で構成し、前記内層を構成する素線を、全て同じ素線径で構成し、前記第1外層は、6本の細径線と、該細径線より太い12本の中径線で構成し、前記第2外層は、前記中径線より太い12本の第1太径線と、該第1太径線より太い6本の第2太径線を構成し、前記第1外層において、前記細径線を周方向に離間して配設し、周方向の最も近い位置に配置された細径線間に、2本の前記中径線を周方向に配置し、前記第2外層において、前記第2太径線を周方向に離間して配設し、周方向の最も近い位置に配置された第2太径線間に、2本の前記第1太径線を周方向に配置したことにより、圧縮することなく、若しくは、低い圧縮率で、撚線導体の断面形状を真円形状に近い形状とすることができるとともに、素線における物理特性の低下の少ない、撚線導体を提供できる。
また、撚線導体の外周を真円形状に近い形状とすることができることで、均質な絶縁被覆厚の形成が可能となり、端末加工が容易で、電気特性及び物理特性に優れた高品質の絶縁電線を提供できる。
本発明の実施例1に係る撚線導体の横断面図。 本発明の実施例2に係る撚線導体の横断面図。 従来技術1に係る撚線導体の横断面図。 従来技術2を説明するための横断面図。
本発明を実施するための形態を図に示す実施例に基づいて説明する。
[実施例1]
図1は、本発明の実施例1における撚線導体1の軸方向と直交する方向に切断した横断面図で、各素線の基となる線材の断面形状と素線の断面形状が同一とした場合の模式図である。なお、各素線の断面を示す斜線は、図の煩雑を避けるために省略した。
撚線導体1は、図1に示すように、配設された総数55本の素線を、軸方向に撚ることにより構成されている。この素線は、内層線(素線)2、細径線(素線)3、中径線(素線)4、第1太径線(素線)5、第2太径線(素線)6の5種類により構成されている。各素線は、夫々直径の異なる断面円形の(丸形)の線材を基にして構成されている。内層線2、細径線3、中径線4、第1太径線5、第2太径線6は、夫々直径の異なる断面円形(丸形)の線材を基にして形成されたものである。
これらの線材としては、従来と同様に、銅線やこの銅線に、錫、ニッケル、銀をメッキしたもの、或いはアルミ線、各種合金線が使用できる。
撚線導体1は、内層11と、内層11の外側に形成した外層12で構成されている。
内層11は、中心に位置する1本の内層線2により構成された中心線13と、この中心線13の外周を覆い囲むように配置された6本の内層線2により構成された第1内層14と、この第1内層14の外周を覆い囲むように配置された12本の内層線2により構成された第2内層15で構成されている。
外層12は、6本の細径線3と12本の中径線4からなる総計18本により構成された第1外層17と、この第1外層17の外周を覆い囲むように配置された12本の第1太径線5と、6本の第2太径線6からなる総計18本により形成された第2外層18で構成されている。
なお、内層線2、細径線3、中径線4、第1太径線5、第2太径線6は、夫々直径の異なる断面円形(丸形)の線材を基にして形成されたものである。これらの線材としては、従来と同様に、銅線やこの銅線に、錫、ニッケル、銀をメッキしたもの、或いはアルミ線、各種合金線等が使用できる。
細径線3の直径dは、5種類の素線の中で最も細く形成され、内層線2の直径dは、細径線3の直径dより太く形成され、中径線4の直径dは、内層線2の直径dより太く形成され、第1太径線5の直径dは、中径線4の直径dより太く形成され、第2太径線6の直径dは、第1太径線5の直径dより太く形成されている。
内層11を構成する中心線13、第1内層14、第2内層15は、全て同じ内層線2で構成され、内層11は、総数19本の内層線2を、同心撚り配列で配列して構成されており、内層11の外形状は、図1に示すように、略六角形状に形成されている。
第1外層17を形成する細径線3は、図1に示すように、第2内層15を構成する内層線2のうち、中心線13の中心Aから最も遠い位置に位置し、第2内層15の頂部15Aを構成する内層線2Aの外側で、かつ、中心線13の中心と、頂部15Aを構成する内層線2Aを結んだ線上に略位置するように配置されている。また、第1外層17を形成する各細径線3は、図1に示すように、周方向において、相互に離間して設けられている。
第1外層17を構成する中径線4は、図1に示すように、周方向において最も近い位置に配設された細径線3,3間に、周方向に2本隣接して配設されている。
第2外層18を構成する第2太径線6は、図1に示すように、第1外層17を構成し、かつ、周方向に隣接する中径線4,4間で形成される谷間部19の外側に1本配設されている。
第2外層18を構成する第1太径線5は、図1に示すように、周方向において最も近い位置に配設された第2太径線6,6間に、周方向に2本隣接して配設されている。また、図1に示すように、隣接する第1太径線5,5間で形成される谷間部20の内側には1本の細径線3が配設されている。
上記の構成により、撚線導体1の外形形状は、略真円形状に近い形状とすることができる。すなわち、中心線13の中心Aから第2外層18を構成する第1太径線5の最外縁端Bまでの距離L1と、中心線13の中心Aから第2外層18を構成する第2太径線6の最外縁端Cまでの距離L2が略同一となるように形成されている。つまり、第2外層18を形成する全ての第1太径線5と第2太径線6の最外縁端B、Cは、図1に示すように、中心線13の中心Aから第1太径線5の最外縁端Bまでの距離L1を半径とする真円線に近い位置に位置するように形成されている。
例えば、
=0.82d ・・・(1)
=1.05d ・・・(2)
=1.26d ・・・(3)
=1.36d ・・・(4)
の関係式を満たすように設定することにより、撚線導体1を圧縮することなく形成しても、撚線導体1の中心点Aから第1太径線5の最外縁端Bまでの距離L1と、中心点Aから2太径線6の最外縁端Cまでの距離L2が略同一で、かつ、各素線が、隣接する略全ての素線と相互に接触させることができる。
本実施例1の撚線導体1は、上記の構造を有しているために、次のような作用、効果を奏する。
撚線導体1の外形形状を圧縮することなく、略真円形状とし、かつ、素線2〜6が、隣接する略全ての素線2〜6と接触することができる。
撚線導体1の外形が略真円形状で、絶縁材の被覆を外周全体にわたって、厚みを薄く、かつ、略均一化することができ、絶縁材の減量を図り、コストを低減することができる。
なお、前記実施例1の撚線導体1を構成する素線は、細径線3の直径dを、5種類の素線の中で最も細く形成し、内層線2の直径dを、細径線3の直径dより太く形成し、中径線4の直径dを、内層線2の直径dより太く形成し、第1太径線5の直径dを、中径線4の直径dより太く形成し、第2太径線6の直径dを、第1太径線5の直径dより太く形成していれば、上記に載の径を有する素線以外にも任意の径を有する素線を用いて撚線導体1を構成することができる。
また、その第2外層18の外周部から圧縮ダイス等により圧縮して、撚線導体1を形成するようにしてもよい。 この圧縮により、第2外層18を形成する素線5,6の外周部は、圧縮変形され、撚線導体の外形形状をより真円形状に近づけることができる。圧縮ダイス等による圧縮は、撚線導体1を製造する際に行っても良いし、撚線導体1を製造した後に行っても良い。なお、圧縮率に関しては、任意に設定する。
本実施例1の撚線導体1は、圧縮することなく、若しくは、上記従来技術2の撚線導体と比較して低い圧縮率で形成することができるため、のび特性、柔軟性、可とう性等の物理特性を、上記従来技術2の撚線導体よりも向上させることができる。
[実施例2]
図2は、本発明の実施例2における撚線導体21の軸方向と直交する方向に切断した横断面図で、各素線の基となる線材の断面形状と素線の断面形状が同一とした場合の模式図である。なお、各素線の断面を示す斜線は、図の煩雑を避けるために省略した。
上記実施例1においては、内層線2の直径dを、中径線4の直径dより細く形成したが、本発明の実施例2における撚線導体21は、内層線2の直径dを、中径線4の直径dと同じに形成したものである。
例えば、
=0.82d ・・・(5)
=1.00d ・・・(6)
=1.28d ・・・(7)
=1.44d ・・・(8)
の関係式を満たすように設定することにより、撚線導体21を圧縮することなく形成しても、撚線導体21の中心点Aから第1太径線5の最外縁端Bまでの距離L1と、中心点Aから2太径線6の最外縁端Cまでの距離L2が略同一で、かつ、各素線が、隣接する略全ての素線と相互に接触させることができる。
上記以外の構成は、上記実施例1と同様であるため、上記実施例1と同様の符号を付してその説明を省略する。
本実施例2においても、上記実施例1と同様の作用、効果を奏する。
1,21 撚線導体
2 内層線
3 細径線
4 中径線
5 第1太径線
6 第2太径線
12 外層
13 中心線
14 第1内層
15 第2内層
17 第1外層
18 第2外層
前記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、第1外層と、該第1外層の外側に設けた第2外層で外層を構成し、該外層の内側に内層を設け、
該内層を、中心線と、該中心線を取囲む6本の内層線を配設して形成した第1内層と、該第1内層の外側に、12本の前記内層線を配設して形成した第2内層で構成し、
前記第2内層を六角形状に形成し、
前記第2内層の六角形状の各頂部の外側で、かつ、前記中心線の中心と頂部を構成する内層線を結んだ線上に、前記細径線を配設し、
前記第1外層は、6本の細径線と、該細径線より太い12本の中径線で構成し、
前記第2外層は、前記中径線より太い12本の第1太径線と、該第1太径線より太い6本の第2太径線で構成し、
前記第1外層において、前記細径線を周方向に離間して配設し、周方向の最も近い位置に配置された細径線間に、2本の前記中径線を周方向に配置し、
前記第2外層において、前記第2太径線を周方向に離間して配設し、周方向の最も近い位置に配置された第2太径線間に、2本の前記第1太径線を周方向に配置し、
周方向の最も近い位置に配置された細径線間に配設した2本の中径線で構成される谷間部の外側に、前記第2太径線を配設し、
周方向の最も近い位置に配置された第2太径線間に配設した2本の第1太径線で構成される谷間部の内側に、前記細径線を配設したことを特徴とする撚線導体ものである。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記内層線は、前記細径線より太く形成し、前記中径線は、前記内層線より太く形成したことを特徴とするものである。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記内層線は、前記細径線より太く形成し、前記中径線と前記内層線の径は同じに形成したことを特徴とするものである。
請求項記載の発明は、請求項1乃至の何れか1項に記載の発明において、径方向の最も外側に位置する層を構成する素線は、外側から圧縮変形されていることを特徴とするものである。
前記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、第1外層と、該第1外層の外側に設けた第2外層で外層を構成し、該外層の内側に内層を設け、
該内層を、中心線と、該中心線を取囲む6本の内層線を配設して形成した第1内層と、該第1内層の外側に、12本の前記内層線を配設して形成した第2内層で構成し、
前記第2内層を六角形状に形成し、
前記第1外層は、6本の細径線と、該細径線より太い12本の中径線で構成し、
前記第2外層は、前記中径線より太い12本の第1太径線と、該第1太径線より太い6本の第2太径線で構成し、
前記第2内層の六角形状の各頂部の外側で、かつ、前記中心線の中心と頂部を構成する内層線を結んだ線上に、前記細径線を配設し、
前記第1外層において、前記細径線を周方向に離間して配設し、周方向の最も近い位置に配置された細径線間に、2本の前記中径線を周方向に配置し、
前記第2外層において、前記第2太径線を周方向に離間して配設し、周方向の最も近い位置に配置された第2太径線間に、2本の前記第1太径線を周方向に配置し、
周方向の最も近い位置に配置された細径線間に配設した2本の中径線で構成される谷間部の外側に、前記第2太径線を配設し、
周方向の最も近い位置に配置された第2太径線間に配設した2本の第1太径線で構成される谷間部の内側に、前記細径線を配設したことを特徴とするものである。

Claims (5)

  1. 第1外層と、該第1外層の外側に設けた第2外層で外層を構成し、該外層の内側に内層を設け、
    該内層を、中心線と、該中心線を取囲む6本の内層線を配設して形成した第1内層と、該第1内層の外側に、12本の前記内層線を配設して形成した第2内層で構成し、
    前記第1外層は、6本の細径線と、該細径線より太い12本の中径線で構成し、
    前記第2外層は、前記中径線より太い12本の第1太径線と、該第1太径線より太い6本の第2太径線で構成し、
    前記第1外層において、前記細径線を周方向に離間して配設し、周方向の最も近い位置に配置された細径線間に、2本の前記中径線を周方向に配置し、
    前記第2外層において、前記第2太径線を周方向に離間して配設し、周方向の最も近い位置に配置された第2太径線間に、2本の前記第1太径線を周方向に配置したことを特徴とする撚線導体。
  2. 前記第2内層を六角形状に形成し、
    前記第2内層の六角形状の各頂点部の外側に、前記細径線を配設し、
    周方向の最も近い位置に配置された細径線間に配設した2本の中径線で構成される谷間部の外側に、前記第2太径線を配設し、
    周方向の最も近い位置に配置された第2太径線間に配設した2本の第1太径線で構成される谷間部の内側に、前記細径線を配設したことを特徴とする請求項1記載の撚線導体。
  3. 前記内層線は、前記細径線より太く形成し、前記中径線は、前記内層線より太く形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の撚線導体。
  4. 前記内層線は、前記細径線より太く形成し、前記中径線と前記内層線の径は同じに形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の撚線導体。
  5. 径方向の最も外側に位置する層を構成する素線は、外側から圧縮変形されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の撚線導体。

JP2019204819A 2019-11-12 2019-11-12 撚線導体 Active JP6751956B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019204819A JP6751956B1 (ja) 2019-11-12 2019-11-12 撚線導体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019204819A JP6751956B1 (ja) 2019-11-12 2019-11-12 撚線導体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6751956B1 JP6751956B1 (ja) 2020-09-09
JP2021077562A true JP2021077562A (ja) 2021-05-20

Family

ID=72333495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019204819A Active JP6751956B1 (ja) 2019-11-12 2019-11-12 撚線導体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6751956B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115188538A (zh) * 2022-07-05 2022-10-14 中辰电缆股份有限公司 一种组合型圆形同心绞架空导线及其结构设计方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008021603A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Sanshu Densen Kk 撚線導体
JP6463453B1 (ja) * 2017-12-18 2019-02-06 三洲電線株式会社 撚線導体

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008021603A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Sanshu Densen Kk 撚線導体
JP6463453B1 (ja) * 2017-12-18 2019-02-06 三洲電線株式会社 撚線導体

Also Published As

Publication number Publication date
JP6751956B1 (ja) 2020-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4699952B2 (ja) 撚線導体
JP6937535B1 (ja) 撚線導体
JP4700078B2 (ja) 撚線導体
JP6644227B1 (ja) 撚線導体
JP7022469B1 (ja) 撚線導体
JP7043108B1 (ja) 撚線導体
JP6209187B2 (ja) 撚線導体
JP6751956B1 (ja) 撚線導体
JP6335981B2 (ja) 撚線導体
JP6505300B1 (ja) 撚線導体
JP7022471B1 (ja) 撚線導体
JP6524303B1 (ja) 撚線導体
JP6001130B1 (ja) 撚線導体
JP6770768B1 (ja) 撚線導体
JP6463453B1 (ja) 撚線導体
JP6602498B1 (ja) 撚線導体
JP6895198B1 (ja) 撚線導体
JP6644228B1 (ja) 撚線導体
JP6730754B1 (ja) 撚線導体
JP7265812B1 (ja) 撚線導体
JP6895196B1 (ja) 撚線導体
JP7198544B1 (ja) 撚線導体
JP7076170B1 (ja) 撚線導体
JP6602448B1 (ja) 撚線導体の製造方法
JP7265814B1 (ja) 撚線導体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191112

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200310

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20200317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200428

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200605

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200707

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200710

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200804

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200811

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6751956

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250